はてなキーワード: 女王陛下の007とは
エンブレムとかメインスタジアムとか、いろいろゴタゴタしているけれど、
それはそれとして、開会式がどんな感じになるのか、勝手に心配している。
個人的に、ああいうパフォーマンスを見るのが嫌いなほうじゃないのだが、
ここ最近の、北京とかロンドンとかソチとかの開会式は、それぞれの国柄が出ていたと思う。
まあ、好みはあるだろうし、長すぎじゃね、とか意見はあるだろうが。
ソチなんか、ああ、ロシアって作曲家とか文豪とか、バレエとかサーカスとか、ああ、自国の文化がいろいろあるんだなあってのを
ここぞとばかりに見せつけた感じである。
で、どうしても思い出さざるを得ないのは、長野オリンピックだよ。
いま思い出しても、恥ずかしい。
善光寺の鐘と、土俵入りと、御柱で始まって、なぜか森山良子が歌うたったりして。
全般的に「役所の人たちが考えた、外国人の喜びそうな日本的演出」が随所にあふれてた。
で、恥ずかしさのハイライトが聖火の点火だよ。
なぜか、十二単を安っぽく現代アレンジしたような衣装をきた伊藤みどりが、なぜか、イタリアオペラ「蝶々夫人」のアリア「ある晴れた日に」をBGMにして、点火してやんの。
なぜ、蝶々夫人? あれ、「ゲイシャのハラキリ」をエンターテイメントにしたオペラだよね?
今だったら、ネトウヨに怒られんじゃね?
で、ベートーベンの第9でフィナーレ。
もうね、アホか、バカかと。
ロス・オリンピックでジョン・ウイリアムスが作曲した伝説的なファンファーレとまではいかないまでも、
総合プロデューサーは、劇団四季の浅利慶太だったわけだが、もうほんと、政治的な力学でああいう仕事をやらせないでほしい。
パラリンピックのほうは、久石譲が仕切っていて、オリンピックよりはよっぽどましだったけど。
で、今回の東京オリンピックだが、まあ、まさか本気で秋元康にやらせるようなことはないとは思うが、
日本的意思決定方式で、誰からも文句が出しにくく、森喜朗でも名前を知っているような大御所、とかに任せることになると、
確実に時代からずれたジジイが仕切ることになるのは必定だ。となると、もう絶望しかない。
あと、ジャニーズとかAKBとかEXILEとかは、どうしても出したければ、大量に出てくるダンサーの「その他大勢」として出しとけばいいと思う。
まあ「クールジャパン」っぽいことやりたければ、BABYMETALとか呼んで来ればいいかな?
あと、ケン・ワタナベあたりに何かやってもらって。
ロンドン・オリンピックの「女王陛下の007」的な演出をやるのなら、ドラえもんが皇居にお迎えに上がって、どこでもドア開けたら両陛下登場ってのをやってほしいが、
まあ、難しいだろうな。
熊本訪問のときに、事前打ち合わせで「くまモンには会えるのですか」とお尋ねになって、実際にお会いになった皇后陛下は、けっこうお喜びになると思うんだけど、そういう演出。
なんとなーくゴールドフィンガーとかロシアより愛をこめてとか一部だけ聞きかじってた程度だったけど、Wikipedia見て鼻血出そうになった。
全部かっこ良すぎる。
イっちゃいそう。マジで。
カジノ・ロワイヤル Casino Royale (1953年)
死ぬのは奴らだ Live and Let Die (1954年)
ダイヤモンドは永遠に Diamonds Are Forever (1956年)
ロシアから愛をこめて From Russia, With Love (1957年) 映画版の邦題は「ロシアより」であるが、小説は「ロシアから」である。
わたしを愛したスパイ The Spy Who Loved Me (1962年)
女王陛下の007 On Her Majesty's Secret Service (1963年)
007は二度死ぬ You Only Live Twice (1964年)
黄金の銃を持つ男 The Man With the Golden Gun (1965年) 映画版の邦題は「黄金銃」であるが、小説は「黄金の銃」である。
バラと拳銃 For Your Eyes Only (1960年) 旧邦題『007号の冒険』
危険 Risico
珍魚ヒルデブラント The Hildebrand Rarity
オクトパシー Octopussy and the Living Daylights (1966年) 旧邦題『007/ベルリン脱出』
オクトパシー Octopussy