「迷惑」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 迷惑とは

2024-10-01

anond:20241001141605

てかブクマカが穴埋めクイズに群がって誰になんの迷惑がかかるんだ

カワチに怪しい車が止まりだしている

この前、あの噂の社長お気に入り岩下の新生姜ミュージアムの斜向かいにあるカワチに行ったら、大宮ナンバーの車が止まっていた。中を見るとガラの悪そうなサングラスかけた男が椅子を倒して寝ていた。これはもしや岩下の新生姜ミュージアム駐車場に止めるのがめんどくさいからカワチに止めているわるい大人なのでは?と疑ったが、心臓は掴めなかった。

とにかく新生ミュージアムに行くのにカワチの

駐車場を利用するのはカワチ利用者迷惑なので

やめていただきたい。

あと、新生ミュージアムの前の道を小山方面に向かうとカワチの本社があるよ。

なんか誰か言ってたけどそこら辺にカワチさんって人が住んでいて、それがカワチのお偉いさんなんだって

anond:20240930191627

から少子化が止まらないんだよな

女はある程度キャリア作ってから妊娠しないといけない、でも健康子どもを産むためには(そして2人目を視野に入れるには)早めに妊娠しないといけない

このどっちもを満たすためにはお綺麗なキャリアを送るしかなくて、何かあってそのレールから外れると途端に社会から外され、まともに正社員としての仕事に就けなくなる

働き始めてすぐに産休に入られるのは迷惑って言い分もわかるけど、無理があるんだよ色々

商業同人作家への感想

自分感想を書くのが好きなタイプで、今までも商業作家さんはもちろん、同人二次・一次問わず作家さんにも結構ファンレターなどを送っている。

割とその感想応援しているという趣旨の文もまあまあ長いため、ふと「もしかして迷惑では」「ただのキモいファン」と思われていないかと思い始めた。

かにキモい」とか言われたわけじゃないが、ちょっと自分を振り返って不安になった。

もちろん、貰う側も色々に思うところがあるため、一概には言えないし、「ちょっと怖い」という人も居れば「むしろ嬉しい、歓迎」という人も居るだろう。

でも私が思っている以上に「ちょっと怖い」という人が多数派だったら、出来るだけもう少しシンプル感想を送る方がいいかとも考えている。


自体の傾向や漫画小説かなどにもよるけど、だいたいの感想構成としては

・作者の安否の気遣い(季節の挨拶系)や本を手に入れた経緯(イベントで手にした、通販で購入した、書店平積みされていて等のこと)

・そこから、その1冊の物語に対して

「〇ページ〇行目の△△の「~~~~~」というセリフが好き」「□ページ□コマ目の××くんの表情とセリフがぐっと来た」

そしてその「セリフが好きな理由」「ぐっと来た理由」などを述べ、好きな部分をとにかく伝える。

最後のページぶんまでそれがほぼ続いています

(以前便せん4枚くらいになったため、さすがに1枚ぶん削ったが、それでも割と結構字がぎゅう詰めだったため、もしかしたら気持ち悪いものだったかもしれない)

・こんな素敵な話を書いて頂きありがとうございます あなた作品がとても好きですという意味文章でまとめる。

・たとえば今なら「季節の変わり目です 体調に気を付けてお過ごしください」というような文でまとめる。

だいたいこんな感じ。


削って削ってどうにかまとめて以前感想をお伝え出来るフォームから感想を送ったんですが

削っても1300~1500文字くらいあり、やっぱり受け取る人によっては「気持ち悪い」「怖い」なのではないかという懸念が出て来た。

前提として「人による」「本当に感想を求めてない人は感想を受け取るフォーム等はおかない」「悪口・いわゆる毒マロ系ならともかく肯定的感想は嬉しい」

というのがおおよその意見だとは解っているけど、たまに作家さんに送った文章を見るとなんだか「こんな細かいところほじくりだされて嬉しいのか?」とも思った。

「Aくんの横顔の耳の形や伏せた目のライン眉毛の描き方とBくんの横顔の耳や目、眉毛の描き方に差を感じて表現されてて素晴らしく萌えた」

みたいなことを言われて「そこまで気にしてないけど…」と困惑されたら、困惑させて申し訳ない上、私はフェチゆえに暴走した人になってしまう。

もしこの話が少しでも話題になって、「あまりに濃すぎる長文感想キモい」派が多かったら今後なるべくシンプルにしようかと思う。

そうでもなかったら、言葉遣いなどには気を付け(暴走もしすぎない程度に)つつ今とだいたい同じ感じで感想を送ろうと思う。

商業同人に限らず、「誰かに何かを届ける」方々、「濃すぎる長文感想」は怖いですか?

anond:20240929095152

おう、ジジイなのに20代おまんこ狙っててすまんな。

けど増田をはじめ特段歳上好みでもない人に迷惑をかけ続けたかいもあって、無事に20歳処女とゴールイン出来たで。

多数派としては需要がないのは事実だけど、こういう極端な歳上好きからマッチングアプリぐらいしかチャンスがないんや。

あと、自分みたいなジジイはもう経験を積みすぎてババア相手とか出来んのや。

1回スワイプするぐらい我慢したってや😃

anond:20241001072105

孤独死であることは確定路線

唐沢俊一場合ファンがいたのですぐに発見されたけど俺たちの場合はドロドロになって上下左右の人に迷惑をかけて

大家にも不動産管理会社にも迷惑をかけて

後始末に無理やり連絡もしたことない親戚とか巻き込んで大迷惑をかけて

死ぬ時くらいそっと死ねボケがと言われて

もちろん葬式もなければ墓だってない状態で死んでいくのが確定路線

2024-09-30

anond:20240930083222

最初ブコメ書いた気がするけど馬鹿らしくなってみるのもやめちゃった。

ちなみに問題発生当初から自分意見は変わっておらず「仁藤さんも発言とか気に食わないところあるけど暇空さんの下品かつ根拠の乏しくかつ周りを扇動するような誹謗中傷は更に気に食わないし、かつその流れ弾で本当に困ってる子供たちが一番被害受けてて迷惑被ってるのはもはや悪に見える」です。

当初なんで持ち上げられてるのか理解できなかったし、支持を表明してた人はどんなに立派なご意見を述べてても未だに冷めた目で見てる。

 三四郎はじっとその横顔をながめていたが、突然コップにある葡萄酒を飲み干して、表へ飛び出した。そうして図書館に帰った。  その日は葡萄酒の景気と、一種精神作用とで、例になくおもしろ勉強ができたので、三四郎は大いにうれしく思った。二時間ほど読書三昧に入ったのち、ようやく気がついて、そろそろ帰るしたくをしながら、いっしょに借りた書物のうち、まだあけてみなかった最後の一冊を何気なく引っぺがしてみると、本の見返しのあいた所に、乱暴にも、鉛筆でいっぱい何か書いてある。 「ヘーゲルベルリン大学哲学を講じたる時、ヘーゲルに毫も哲学を売るの意なし。彼の講義は真を説くの講義にあらず、真を体せる人の講義なり。舌の講義にあらず、心の講義なり。真と人と合して醇化一致せる時、その説くところ、言うところは、講義のための講義にあらずして、道のための講義となる。哲学講義はここに至ってはじめて聞くべし。いたずらに真を舌頭に転ずるものは、死したる墨をもって、死したる紙の上に、むなしき筆記を残すにすぎず。なんの意義かこれあらん。……余今試験のため、すなわちパンのために、恨みをのみ涙をのんでこの書を読む。岑々たる頭をおさえて未来永劫に試験制度呪詛することを記憶せよ」  とある署名はむろんない。三四郎は覚えず微笑した。けれどもどこか啓発されたような気がした。哲学ばかりじゃない、文学もこのとおりだろうと考えながら、ページをはぐると、まだある。「ヘーゲルの……」よほどヘーゲルの好きな男とみえる。 「ヘーゲル講義を聞かんとして、四方よりベルリンに集まれ学生は、この講義を衣食の資に利用せんとの野心をもって集まれるにあらず。ただ哲人ヘーゲルなるものありて、講壇の上に、無上普遍の真を伝うると聞いて、向上求道の念に切なるがため、壇下に、わが不穏底の疑義解釈せんと欲したる清浄心の発現にほかならず。このゆえに彼らはヘーゲルを聞いて、彼らの未来を決定しえたり。自己運命を改造しえたり。のっぺらぼうに講義を聞いて、のっぺらぼうに卒業し去る公ら日本大学生と同じ事と思うは、天下の己惚れなり。公らはタイプライターにすぎず。しかも欲張ったるタイプライターなり。公らのなすところ、思うところ、言うところ、ついに切実なる社会の活気運に関せず。死に至るまでのっぺらぼうなるかな。死に至るまでのっぺらぼうなるかな」  と、のっぺらぼうを二へん繰り返している。三四郎は黙然として考え込んでいた。すると、うしろからちょいと肩をたたいた者がある。例の与次郎であった。与次郎図書館で見かけるのは珍しい。彼は講義はだめだが、図書館は大切だと主張する男である。けれども主張どおりにはいることも少ない男である。 「おい、野々宮宗八さんが、君を捜していた」と言う。与次郎が野々宮君を知ろうとは思いがけなかったから、念のため理科大学の野々宮さんかと聞き直すと、うんという答を得た。さっそく本を置いて入口新聞を閲覧する所まで出て行ったが、野々宮君がいない。玄関まで出てみたがやっぱりいない。石段を降りて、首を延ばしてその辺を見回したが影も形も見えない。やむを得ず引き返した。もとの席へ来てみると、与次郎が、例のヘーゲル論をさして、小さな声で、 「だいぶ振ってる。昔の卒業生に違いない。昔のやつは乱暴だが、どこかおもしろいところがある。実際このとおりだ」とにやにやしている。だいぶ気に入ったらしい。三四郎は 「野々宮さんはおらんぜ」と言う。 「さっき入口にいたがな」 「何か用があるようだったか」 「あるようでもあった」  二人はいっしょに図書館を出た。その時与次郎が話した。――野々宮君は自分の寄寓している広田先生の、もとの弟子でよく来る。たいへんな学問好きで、研究もだいぶある。その道の人なら、西洋人でもみんな野々宮君の名を知っている。  三四郎はまた、野々宮君の先生で、昔正門内で馬に苦しめられた人の話を思い出して、あるいはそれが広田先生ではなかろうかと考えだした。与次郎にその事を話すと、与次郎は、ことによると、うちの先生だ、そんなことをやりかねない人だと言って笑っていた。  その翌日はちょうど日曜なので、学校では野々宮君に会うわけにゆかない。しかしきのう自分を捜していたことが気がかりになる。さいわいまだ新宅を訪問したことがないから、こっちから行って用事を聞いてきようという気になった。  思い立ったのは朝であったが、新聞を読んでぐずぐずしているうちに昼になる。昼飯を食べたから、出かけようとすると、久しぶりに熊本出の友人が来る。ようやくそれを帰したのはかれこれ四時過ぎである。ちとおそくなったが、予定のとおり出た。  野々宮の家はすこぶる遠い。四、五日前大久保へ越した。しか電車を利用すれば、すぐに行かれる。なんでも停車場の近辺と聞いているから、捜すに不便はない。実をいうと三四郎はかの平野家行き以来とんだ失敗をしている。神田高等商業学校へ行くつもりで、本郷四丁目から乗ったところが、乗り越して九段まで来て、ついでに飯田橋まで持ってゆかれて、そこでようやく外濠線へ乗り換えて、御茶の水から神田橋へ出て、まだ悟らずに鎌倉河岸数寄屋橋の方へ向いて急いで行ったことがある。それより以来電車はとかくぶっそうな感じがしてならないのだが、甲武線は一筋だと、かねて聞いているか安心して乗った。  大久保停車場を降りて、仲百人の通りを戸山学校の方へ行かずに、踏切からすぐ横へ折れると、ほとんど三尺ばかりの細い道になる。それを爪先上がりにだらだらと上がると、まばらな孟宗藪がある。その藪の手前と先に一軒ずつ人が住んでいる。野々宮の家はその手前の分であった。小さな門が道の向きにまるで関係のないような位置に筋かいに立っていた。はいると、家がまた見当違いの所にあった。門も入口もまったくあとからつけたものらしい。  台所のわきにりっぱな生垣があって、庭の方にはかえって仕切りもなんにもない。ただ大きな萩が人の背より高く延びて、座敷の椽側を少し隠しているばかりである。野々宮君はこの椽側に椅子を持ち出して、それへ腰を掛けて西洋雑誌を読んでいた。三四郎はいって来たのを見て、 「こっちへ」と言った。まるで理科大学の穴倉の中と同じ挨拶である。庭からはいるべきのか、玄関から回るべきのか、三四郎は少しく躊躇していた。するとまた 「こっちへ」と催促するので、思い切って庭から上がることにした。座敷はすなわち書斎で、広さは八畳で、わりあい西洋書物がたくさんある。野々宮君は椅子を離れてすわった。三四郎は閑静な所だとか、わりあいに御茶の水まで早く出られるとか、望遠鏡試験はどうなりましたとか、――締まりのない当座の話をやったあと、 「きのう私を捜しておいでだったそうですが、何か御用ですか」と聞いた。すると野々宮君は、少し気の毒そうな顔をして、 「なにじつはなんでもないですよ」と言った。三四郎はただ「はあ」と言った。 「それでわざわざ来てくれたんですか」 「なに、そういうわけでもありません」 「じつはお国のおっかさんがね、せがれがいろいろお世話になるからと言って、結構ものを送ってくださったから、ちょっとあなたにもお礼を言おうと思って……」 「はあ、そうですか。何か送ってきましたか」 「ええ赤い魚の粕漬なんですがね」 「じゃひめいちでしょう」  三四郎はつまらものを送ったものだと思った。しかし野々宮君はかのひめいちについていろいろな事を質問した。三四郎特に食う時の心得を説明した。粕ごと焼いて、いざ皿へうつすという時に、粕を取らないと味が抜けると言って教えてやった。  二人がひめいちについて問答をしているうちに、日が暮れた。三四郎はもう帰ろうと思って挨拶しかけるところへ、どこから電報が来た。野々宮君は封を切って、電報を読んだが、口のうちで、「困ったな」と言った。  三四郎はすましているわけにもゆかず、といってむやみに立ち入った事を聞く気にもならなかったので、ただ、 「何かできましたか」と棒のように聞いた。すると野々宮君は、 「なにたいしたことでもないのです」と言って、手に持った電報を、三四郎に見せてくれた。すぐ来てくれとある。 「どこかへおいでになるのですか」 「ええ、妹がこのあいから病気をして、大学病院はいっているんですが、そいつがすぐ来てくれと言うんです」といっこう騒ぐ気色もない。三四郎のほうはかえって驚いた。野々宮君の妹と、妹の病気と、大学病院をいっしょにまとめて、それに池の周囲で会った女を加えて、それを一どきにかき回して、驚いている。 「じゃ、よほどお悪いんですな」 「なにそうじゃないんでしょう。じつは母が看病に行ってるんですが、――もし病気のためなら、電車へ乗って駆けて来たほうが早いわけですからね。――なに妹のいたずらでしょう。ばかだから、よくこんなまねをします。ここへ越してからまだ一ぺんも行かないものから、きょうの日曜には来ると思って待ってでもいたのでしょう、それで」と言って首を横に曲げて考えた。 「しかしおいでになったほうがいいでしょう。もし悪いといけません」 「さよう。四、五日行かないうちにそう急に変るわけもなさそうですが、まあ行ってみるか」 「おいでになるにしくはないでしょう」  野々宮は行くことにした。行くときめたについては、三四郎に頼みがあると言いだした。万一病気のための電報とすると、今夜は帰れない。すると留守が下女一人になる。下女が非常に臆病で、近所がことのほかぶっそうである。来合わせたのがちょうど幸いだから、あすの課業にさしつかえがなければ泊ってくれまいかもっともただの電報ならばすぐ帰ってくる。まえからわかっていれば、例の佐々木でも頼むはずだったが、今からではとても間に合わない。たった一晩のことではあるし、病院へ泊るか、泊らないか、まだわからないさきから関係もない人に、迷惑をかけるのはわがまますぎて、しいてとは言いかねるが、――むろん野々宮はこう流暢には頼まなかったが、相手三四郎が、そう流暢に頼まれ必要のない男だから、すぐ承知してしまった。  下女御飯はというのを、「食わない」と言ったまま、三四郎に「失敬だが、君一人で、あとで食ってください」と夕飯まで置き去りにして、出ていった。行ったと思ったら暗い萩の間から大きな声を出して、 「ぼくの書斎にある本はなんでも読んでいいです。別におもしろものもないが、何か御覧なさい。小説も少しはある」  と言ったまま消えてなくなった。椽側まで見送って三四郎が礼を述べた時は、三坪ほどな孟宗藪の竹が、まばらなだけに一本ずつまだ見えた。  まもなく三四郎は八畳敷の書斎のまん中で小さい膳を控えて、晩飯を食った。膳の上を見ると、主人の言葉にたがわず、かのひめいちがついている。久しぶりで故郷の香をかいだようでうれしかったが、飯はそのわりにうまくなかった。お給仕に出た下女の顔を見ると、これも主人の言ったとおり、臆病にできた目鼻であった。  飯が済むと下女台所へ下がる。三四郎は一人になる。一人になっておちつくと、野々宮君の妹の事が急に心配になってきた。危篤なような気がする。野々宮君の駆けつけ方がおそいような気がする。そうして妹がこのあいだ見た女のような気がしてたまらない。三四郎はもう一ぺん、女の顔つきと目つきと、服装とを、あの時あのままに、繰り返して、それを病院の寝台の上に乗せて、そのそばに野々宮君を立たして、二、三の会話をさせたが、兄ではもの足らないので、いつのまにか、自分代理になって、いろいろ親切に介抱していた。ところへ汽車がごうと鳴って孟宗藪のすぐ下を通った。根太のぐあいか、土質のせいか座敷が少し震えるようである。  三四郎は看病をやめて、座敷を見回した。いかさま古い建物と思われて、柱に寂がある。その代り唐紙の立てつけが悪い。天井はまっ黒だ。ランプばかりが当世に光っている。野々宮君のような新式の学者が、もの好きにこんな家を借りて、封建時代の孟宗藪を見て暮らすのと同格であるもの好きならば当人随意だが、もし必要にせまられて、郊外にみずからを放逐したとすると、はなはだ気の毒である。聞くところによると、あれだけの学者で、月にたった五十五円しか大学からもらっていないそうだ。だからやむをえず私立学校へ教えにゆくのだろう。それで妹に入院されてはたまるまい。大久保へ越したのも、あるいはそんな経済上のつごうかもしれない。……  宵の口ではあるが、場所場所だけにしんとしている。庭の先で虫の音がする。ひとりですわっていると、さみしい秋の初めである。その時遠い所でだれか、 「ああああ、もう少しの間だ」  と言う声がした。方角は家の裏手のようにも思えるが、遠いのでしっかりとはわからなかった。また方角を聞き分ける暇もないうちに済んでしまった。けれども三四郎の耳には明らかにこの一句が、すべてに捨てられた人の、すべてから返事を予期しない、真実独白と聞こえた。三四郎は気味が悪くなった。ところへまた汽車が遠くから響いて来た。その音が次第に近づいて孟宗藪の下を通る時には、前の列車よりも倍も高い音を立てて過ぎ去った。座敷の微震がやむまでは茫然としていた三四郎は、石火のごとく、さっきの嘆声と今の列車の響きとを、一種因果で結びつけた。そうして、ぎくんと飛び上がった。その因果は恐るべきものである。  三四郎はこの時じっと座に着いていることのきわめて困難なのを発見した。背筋から足の裏までが疑惧の刺激でむずむずする。立って便所に行った。窓から外をのぞくと、一面の星月夜で、土手下の汽車道は死んだように静かである。それでも竹格子のあいから鼻を出すくらいにして、暗い所をながめていた。  すると停車場の方から提灯をつけた男がレールの上を伝ってこっちへ来る。話し声で判じると三、四人らしい。提灯の影は踏切から土手下へ隠れて、孟宗藪の下を通る時は、話し声だけになった。けれども、その言葉は手に取るように聞こえた。 「もう少し先だ」  足音は向こうへ遠のいて行く。三四郎は庭先へ回って下駄を突っ掛けたまま孟宗藪の所から、一間余の土手を這い降りて、提灯のあとを追っかけて行った。  五、六間行くか行かないうちに、また一人土手から飛び降りた者がある。―― 「轢死じゃないですか」  三四郎は何か答えようとしたが、ちょっと声が出なかった。そのうち黒い男は行き過ぎた。これは野々宮君の奥に住んでいる家の主人だろうと、後をつけながら考えた。半町ほどくると提灯が留まっている。人も留まっている。人は灯をかざしたまま黙っている。三四郎は無言で灯の下を見た。下には死骸が半分ある。汽車は右の肩から乳の下を腰の上までみごとに引きちぎって、斜掛けの胴を置き去りにして行ったのである。顔は無傷である若い女だ。  三四郎はその時の心持ちをいまだに覚えている。すぐ帰ろうとして、踵をめぐらしかけたが、足がすくんでほとんど動けなかった。土手を這い上がって、座敷へもどったら、動悸が打ち出した。水をもらおうと思って、下女を呼ぶと、下女はさいわいになんにも知らないらしい。しばらくすると、奥の家で、なんだか騒ぎ出した。三四郎は主人が帰ったんだなと覚った。やがて土手の下ががやがやする。それが済むとまた静かになる。ほとんど堪え難いほどの静かさであった。  三四郎の目の前には、ありありとさっきの女の顔が見える。その顔と「ああああ……」と言った力のない声と、その二つの奥に潜んでおるべきはずの無残な運命とを、継ぎ合わして考えてみると、人生という丈夫そうな命の根が、知らぬまに、ゆるんで、いつでも暗闇へ浮き出してゆきそうに思われる。三四郎は欲も得もいらないほどこわかった。ただごうという一瞬間である。そのまえまではたしかに生きていたに違いない。

anond:20240930173941

バカウヨになって死ぬ寸前まで散々周囲に迷惑かけて孤独死

家族からにすらも愛想尽かされてて葬式すら行われない

こうはなりたくないもんだ

つーかやっぱバカウヨって行き着く所まで行っちゃった馬鹿の成れの果てなんだと改めて思う

今生きてるバカウヨも将来はこうなる予備軍ですね

あれの酷さについて更に知りたい人はまんが極道の58話「うそつきくん」を読みなさい

車が動きだして二分もたったろうと思うころ、例の女はすうと立って三四郎の横を通り越して車室の外へ出て行った。この時女の帯の色がはじめて三四郎の目にはいった。三四郎は鮎の煮びたしの頭をくわえたまま女の後姿を見送っていた。便所に行ったんだなと思いながらしきりに食っている。  女はやがて帰って来た[#「帰って来た」は底本では「帰った来た」]。今度は正面が見えた。三四郎弁当はもうしまいがけである。下を向いて一生懸命に箸を突っ込んで二口三口ほおばったが、女は、どうもまだ元の席へ帰らないらしい。もしやと思って、ひょいと目を上げて見るとやっぱり正面に立っていた。しか三四郎が目を上げると同時に女は動きだした。ただ三四郎の横を通って、自分の座へ帰るべきところを、すぐと前へ来て、からだを横へ向けて、窓から首を出して、静かに外をながめだした。風が強くあたって、鬢がふわふわするところが三四郎の目にはいった。この時三四郎からになった弁当の折を力いっぱいに窓からほうり出した。女の窓と三四郎の窓は一軒おきの隣であった。風に逆らってなげた折の蓋が白く舞いもどったように見えた時、三四郎はとんだことをしたのかと気がついて、ふと女の顔を見た。顔はあいにく列車の外に出ていた。けれども、女は静かに首を引っ込めて更紗のハンケチで額のところを丁寧にふき始めた。三四郎はともかくもあやまるほうが安全だと考えた。 「ごめんなさい」と言った。  女は「いいえ」と答えた。まだ顔をふいている。三四郎はしかたなしに黙ってしまった。女も黙ってしまった。そうしてまた首を窓から出した。三、四人の乗客は暗いランプの下で、みんな寝ぼけた顔をしている。口をきいている者はだれもない。汽車けがすさまじい音をたてて行く。三四郎は目を眠った。  しばらくすると「名古屋はもうじきでしょうか」と言う女の声がした。見るといつのまにか向き直って、及び腰になって、顔を三四郎そばまでもって来ている。三四郎は驚いた。 「そうですね」と言ったが、はじめて東京へ行くんだからいっこう要領を得ない。 「この分では遅れますでしょうか」 「遅れるでしょう」 「あんたも名古屋へお降りで……」 「はあ、降ります」  この汽車名古屋まりであった。会話はすこぶる平凡であった。ただ女が三四郎の筋向こうに腰をかけたばかりである。それで、しばらくのあいだはまた汽車の音だけになってしまう。  次の駅で汽車がとまった時、女はようやく三四郎名古屋へ着いたら迷惑でも宿屋へ案内してくれと言いだした。一人では気味が悪いからと言って、しきりに頼む。三四郎ももっともだと思った。けれども、そう快く引き受ける気にもならなかった。なにしろ知らない女なんだから、すこぶる躊躇したにはしたが、断然断る勇気も出なかったので、まあいいかげんな生返事をしていた。そのうち汽車名古屋へ着いた。  大きな行李は新橋まで預けてあるから心配はない。三四郎はてごろなズックの鞄と傘だけ持って改札場を出た。頭には高等学校の夏帽をかぶっている。しか卒業したしるしに徽章だけはもぎ取ってしまった。昼間見るとそこだけ色が新しい。うしろから女がついて来る。三四郎はこの帽子に対して少々きまりが悪かった。けれどもついて来るのだからしかたがない。女のほうでは、この帽子をむろん、ただのきたない帽子と思っている。  九時半に着くべき汽車が四十分ほど遅れたのだから、もう十時はまわっている。けれども暑い時分だから町はまだ宵の口のようににぎやかだ。宿屋も目の前に二、三軒ある。ただ三四郎にはちとりっぱすぎるように思われた。そこで電気燈のついている三階作りの前をすまして通り越して、ぶらぶら歩いて行った。むろん不案内の土地からどこへ出るかわからない。ただ暗い方へ行った。女はなんともいわずについて来る。すると比較的寂しい横町の角から二軒目に御宿という看板が見えた。これは三四郎にも女にも相応なきたない看板であった。三四郎ちょっと振り返って、一口女にどうですと相談したが、女は結構だというんで、思いきってずっとはいった。上がり口で二人連れではないと断るはずのところを、いらっしゃい、――どうぞお上がり――御案内――梅の四番などとのべつにしゃべられたので、やむをえず無言のまま二人とも梅の四番へ通されてしまった。

anond:20240930161712

anond:20240930140145

なんかツリーぐちゃぐちゃになってるけど

直接っていうか、手紙を家のポストにいれたのよ

この前爺さんに殺されたチンピラヤンキーの家みたいなところ。警察相談したら直接の対話は駄目って言われて手紙にした。

2,3日は静かだったけどしばらくしたらまた元通りよ笑

他人に注意されることが悔しくて、わざと迷惑かける」思考家族みたいでね。

警察官に注意されたときも食って掛かったみたい。

2024-09-29

anond:20240929081720

動物を殺すな!」って騒ぐヴィーガン

散々「押し付けるな人の自由だろ!」って言ってきた奴らが

死刑反対論綺麗事と片付けてきた奴らが

胎児に対しては可哀想可哀想中絶反対!っての意味わからんよね

自分胎児より動物の方がよっぽど痛みを感じてるように見える。胎児だった記憶ないしな

そのくせ障碍児は堕ろせ世間迷惑かけるな優生思想万歳!って言うし

結局何も考えず女叩きしたいだけなんだよねあーやだやだ

ナンパアカウント

最近炎上してる

俺はナンパ良いじゃんドンドンやれ派だけど、あれに関してはナンパ師側が悪い

つーかナンパ師側が絶望的に頭が悪い

あんだけ他人迷惑かけるナンパの仕方(おねーさんホテル行こ!って声かけ)を放置しとくとマジでナンパ一切禁止令が都から出てしま

っていう1+1=2レベル論理さえ理解できないんだわあの界隈

俺が批判されてるのは嫉妬されてるから、とかいう本当に頭悪い人のテンプレ思考から出られないみたいだし

anond:20240925192931

自分を失っていって他人迷惑をかけることが怖いと読めた。とても優しい人なのだろうと思う。

anond:20240925192931

自分を失っていって他人迷惑をかけることが怖いと読めた。とても優しい人なのだろうと思う。

anond:20240925192931

自分を失っていって他人迷惑をかけることが怖いと読めた。とても優しい人なのだろうと思う。

フローラルうんち

うんちはフローラル香りにできるぞ。

チケット意識の高い諸兄等よ、オリゴ糖だ。

うんちが臭いのは、腐敗しているからだ。発酵させよう。

"離乳食前の赤ちゃんのうんちは、独特な酸っぱいにおいがします。これはビフィズス菌が作り出す酢酸のにおい。"

赤ちゃんの腸活|森永乳業まいにち乳life

"豚舎が「迷惑施設」とみなされる要因の悪臭も大幅に減った。

「においの質が変わった。麹が発酵するときのような感じで、プラント焼酎工場のようなにおいがする」と例える。

防疫のため敷地には入れなかったが、7棟の豚舎を見下ろす場所では、かすかに甘いにおいを感じた。"

黒麹、畜産を変革 成長率アップ、悪臭は抑える 鹿児島・源麹研究所|【西日本新聞me】

オリゴ糖を取ってビフィズス菌を増やし、酢酸で腐敗菌を減らす。

"口から入ったオリゴ糖は、胃酸や消化酵素で分解されることな大腸まで届き、善玉菌であるビフィズス菌に食べられます

すると、オリゴ糖を食べて増えたビフィズス菌が有酸菌を産生し、腸の動きを活発にしたり、悪玉菌が棲みにくい腸内環境します。"

赤ちゃんのおなかを守るオリゴ糖

フローラルうんち(レシピ

材料 1人分(1日分)

オリゴ糖シロップ スプーン2杯

・作り方

スプーン1杯を朝食、夕食時に接種する

個人の感想

初日~4日目くらいはお腹が緩くなるが、下痢便ではない。

2日目くらいから便から酸っぱい匂いが感じられる。

5日目、便から甘い香りが感じられた(朝食のヨーグルトトースト

体験談の報告を待つ。

寝床で撮ったような写真をマチアプに載せんな

マッチングアプリやってると男性からいいねが来るんだけどさ、時々ふざけてんのかこいつってレベルのアホとエンカウントするんだよね

寝床か脱衣所で撮った自撮りプロフィールにしてる

清潔感のかけらもない。見るだけで不快なので迷惑料を支払ってほしいくらい。

人気の同性会員のプロフィール見れるだろ!お前が勝負するのはそいつらやぞ!

ていうか他撮りされない位交友関係がないのかなって思われるからマイナス

課金してんだろ?本気になれよ。じゃなきゃ即刻辞めろ時間と金無駄すぎる。

顔出しなし

顔出ししてない同士でマッチングするのはいいよ?

なんで顔出してる増田いいねするの?情報格差ひどいよ?

私はお前のこと何にも分からないのにいいねするか?

プロフ見ると「顔に自信がないので」とか書いたりアピールしたりしてる。知らんて。ジャッジはこっちでするからとりあえず見せてみろ。

というか顔で切られるレベルのやつはリアルに会えるパーティーとかIKEA。どうせ課金してんだろ?もったいないて。

マスク・加工済みの写真しかない

しゃらくせえ。女々しい。失せろ。

プロフ画2枚、プロフィール文少なめ、雰囲気イケメン

雰囲気で押し切ろうとしてらっしゃる小賢しいところが鼻につきますわ。

よく見せろやそのボケた顔をよ。

スカしたポーズ風景の中に佇んでるんじゃねえ。

おっさん

増田が0歳の時お前いくつやねん。去ねやクソジジイ

デブ

その需要ニッチすぎるからまず痩せろ。肉に首を埋まらせるんじゃねえ。

せっかく他撮り写真があっても好感度プラスにならん。汗臭そう。

プロフ読んでないやつ

プロフに書いてること読めば分かるだろってことを聞くなー。あと性格マッチング考えろー。

学校だったらお前と増田は声も交わしてないような領域だろうがー。いいね無駄やでそれ。

尋常じゃないブサイク

目を覚ませー!!お前はマチアプのカモや!!!


もう本当に…いや男性から見たクソ女会員もいるんだろうけどさ、男性会員にクソ多いわ。

玉石混交って言うけど玉と石の差がエグいわ。ついでにいうと玉の方は胡散臭え。ほんまに本人の写真かアンタ?

こんなの増田しか書けんわ。

追記

メッセージ疲れするレベルマッチングすなー!

同じ話題で初対面のやりとり押し切ろうとしてるの笑えますわ↷ぁ

いいねしすぎて誰が誰やか分からんくなってるやないかー!キャパ概念を覚えようね♡

誰彼構わず興味を持ったらすぐいいねちゃうガバガバフィルターの末路♡見極め雑魚

追記

ブコメ:同性のプロフィールなんて見れないゾ

とりあえずペアーズではできたよ😡

プロフィール編集画面に「他の男性会員のプロフィールを見る」ってボタンがあるがな!最大手ナメんな!

見れなかったらそれはお使いのアプリのせいです。

anond:20240928213433

2年ぶりの運転でいきなり旅行なんかに行くな。事故渋滞とか本気で迷惑なんだぜ?わかる?

プライドとかモテとか性的消費みたいな迷惑方面の男らしさからは降りた方がいいと思うよ男性は)

ジェンダーフリー時代なんだし)

エレベーター入口の横に密着する奴

ボタンを押せなくてマジで邪魔からやめて欲しい。

たぶん、本人は電車と同じムーブやってるだけのつもりなんだろうけど。

何でエレベーターで同じ事やったら邪魔なるって分からないんだろ。

多分、邪魔なのわかっててそれでもその場所に拘ってる迷惑人間じゃなくて、気が利かないだけだよね?

2024-09-28

anond:20240928192313

これはマジだし、軽度だけではなく重度の知的障害者動物本能はあるので強い者には服従するし、弱いと思った者には舐め腐って暴力行為を働く

こいつらを施設職員さんに迷惑をかけないよう出来る限り大人しくさせようと思ったら幼少期から暴力指導を行うのが一番手っ取り早い

知的障害者人間ではなく動物

anond:20240928022926

どう考えたって、奥手で恋愛経験ない奴の方が、恥の感情は強くて、恥も外聞もないサイコパスみたいなクズDQNは、相手迷惑考えず、半ば脅迫的に女を手に入れて恋愛経験豊富レイプ魔DV男になりやすいわけだが。

異性に対して消極的になるのは、相手にどう思われるか心配で、何をしようとしても「嫌われたらどうしよう・・・」っておもうからでしょ。

逆に積極的になれるDQNっていうのは、そんなの全く考えてない、どう思われようがどうでもいい、相手気持ちなんてなんも気遣ってないって事なんだよな。

うんこがながいやつがい

一人暮らしでおれしかいないはずなのにトイレに誰か入ってることが多い

しかも長い

マジ迷惑からやめてほしいわ

anond:20240928022926

恋愛経験がない奴は「この人の前では無様な格好はできない」と本気で考えたことがないから駄目

恋愛したことがある人間は多かれ少なかれ背伸びして自分をよく見せようとした経験を持っているものだ。

それは個人的自己顕示欲による「どうだ。俺はカッコイイだろう」という中二病じみたナルシズムではなく、相手本位で考えて「この人に好かれるには、嫌われないためにはどうしたらいいのだろうか」と考えた経験があるということだ。

なるほど、「この人の前では無様な格好はできない」という気持ち暴走した結果、当事者の2名以外の人々に対して迷惑をかけても構わないという発想・行動になるのか。

まさに、恋は盲目

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん