2024-09-25

自殺に向けて

おおよその決行日程、決行場所まで決まったので、これから自殺を試みる者の思考についての記録をここに残す。

 

動機について

客観的な分類としては、「健康問題」に含まれると思う。精神科では「うつ病」として診断名がついている。

主観的理由は、「これ以上の活動能力喪失に堪えられないから」である

 

おおよその生い立ちについて

から変わった子供認識されていた。おそらく自閉やADHDの傾向があったのだろう。

忘れ物などが多かったり、あまり他者気持ちを慮れずに非難されることは多かった。

特性に偏りはあるものの、非常に偏差値の高い国立大学に現役で合格たから、知能にはそれほど問題はなかったようである

頭が良かったというよりは、学力試験形式が、私の発達特性に大変都合がよかったためだと思う。

知能が問題ないために、生活に著しい問題を感じていなかった――(他者は感じていたかもしれないが、おそらく自閉傾向のある私にとって、他者がどう感じていたかはそれほど問題ではなかった)――のでこれについて病院にかかり、診断を受けたことわけではないから、本当のところはわからない。

その後、プログラマとして就職したが、仕事性質上、これらの発達特性問題になることもあまりなかった。

多動で席を立つことが多かろうが、実質的作業時間業務時間の半分しかなかろうが、期限までにコードコミットできていれば、プロジェクト運営に影響はない。

昇給もあったしそれなりに評価もされていたと思うが、後述の精神症状が徐々にひどくなり、まともに精神活動できる時間が減っていったので、精神科にかかり、うつ病と診断され休職に至った。

一度は復職したものの、結局症状は続いて、再度休職に至り、このたび自殺決断した次第である

 

症状について

無気力第一である

時折こうして正気に戻って1~2時間程度の活動をするほかは、1日の大半を寝て過ごしている。

寝て、とはいっても実際に睡眠を取っているわけではなく、天井を眺めてぼーっとしているということである。不眠があるため、基本的には薬を飲まないと睡眠をとることは難しい。

トイレに行く、風呂に入る、食事を取るといった生活動作でさえ、しようと考えた時点から、動けないまま数時間が経過するのが常だ。

不眠についてはそこまで重篤ではなく、処方された睡眠薬を飲めば夜は眠れるものの、無気力のため、薬を飲む時間認識してからしばらく動けず、朝になってしまうことも多い。

この場合は、抗うつ薬だけ飲み、睡眠についてはふたたび薬を飲む時間まで天井を眺めて待つ。

入浴・洗濯については、週1回程度はできているものの、夏場などは異臭を生じていることも多く、明らかに足りていない。

異臭認識したところで、解消のために動けるかは精神調子次第であるのだけれども。

この点については、「うつ病らしい」症状である

 

第二の症状としてあるのが、錯乱である

ある程度複雑な思考をする際、人は言語を経由してするもの――(と、少なくとも私は認識しているが、これを読んでいる皆にとってもそうであろうか? 他人精神体験することはできないから、自信がない)――だが、

頭にそうして言語思考確立しようとしても、意味的に関連のある言葉や、単に音が似ている言葉過去記憶や学んだ知識等、雑多な情報連想ゲームのように次々にあふれてしまうことがある。

思考暴走状態にあり、常に無秩序言葉想像が浮かび続け、意味のある行動をとれないし、意味のある思考を持てない。

自動的に頭に(大抵は意味のない)考えが浮かび上がってくるものから食事をしようとか、トイレに行こうとか、そういう考えさえ持てない。

これが発生すると非常に苦しく、頭を抱えてのたうち回っていることが多い。まさしく発狂状態狂人である

 

第三の症状は、思考リセットである

第一の症状である無気力状態とやや似ているものの、体感としては異なる症状である

ある程度自我存在している時間帯におけるものなのだが、何か生活必要動作をしようと、あるいは、手続きのために必要なことを整理しようと考えを巡らせるとする。

すると、思考の途中で、ふと、自分が何を考えていたのか、何をしようとしていたのか全く分からなくなるのである

しばらく四苦八苦ののち、徐々に記憶が戻ってくるため、それを記憶の中にある自分思考手順をトレースして、ようやく思い出す。

思考手順をトレースしているうちにまたリセットが発生し、混乱し、しばらく落ち着くまで待って、何をしようとしていたか思い出し、「何をしようとしていたか思い出すため、記憶をたどってトレースしていた」ということを思い出す始末である

無気力状態との違いは、無気力状態ときは、実際の活動こそ困難であるものの、「薬を飲まなければ」といった意識のものは、ずっと継続していることである

 

経済問題について

当然であるが、このような状態でまともに仕事を行えるはずがない。経済問題は確かにある。

一時期症状が少し軽くなった時期にリモートワークで復職をした。

つの症状のいずれも出ておらず、活動可能時間業務を進めることで短期間はどうにかタスクを期限までに終わらせられていたものの、

結局症状が重くなると1日の活動時間は1~2時間程度となるし、それが昼間に訪れるとは限らないため、業務は滞り、再度休職となった。

まり給料がよい会社ではなかったから、傷病手当金もそれほど多くはなく、経済的には非常に困窮している。

復職時も欠勤が目立ったため、給与は少なく、医療費がかさんだこともあって、生活費を借金で補っていた。

しかし、これは私としてはあまり大きな問題ではないと考えている。自殺の原因ではない。

母も今の自分より少し上ぐらいの頃から精神疾患で生活保護をもらって今まで暮らしてきているし、父も返しきれない借金があったものの、自己破産をして、その後はそれなりに生活をしている。

両親を見る限りでは、経済的問題は、福祉や各種の社会制度活用すれば解消することができるはずであり、生き延びることは可能であろう。

 

なぜ死ぬのか?

生き延びることが可能であることを理解していながら、なぜ死ぬか。

そのようにしてまで生き続けることに意味を感じないからだ。生活保護を受けたところで、それは私の精神症状を解消しない。

私は経済的不安感に苛まれ、将来に絶望して命を絶つわけではなく、精神症状そのものを苦にしているのである

トイレに行く、食事を取るといった生活行動さえ強い無気力症状で数時間を要する私が生活保護で生き永らえたところで、糞尿を垂れ流して要介護者になるのがオチである

あるいは、錯乱症状が悪化し、自分が何をしているのか認識さえできないまま、他者に加害をしてしまうかもしれない。これはなかなかに恐ろしい。

思考リセットが頻発し、自分が何を考え、何を感じているかもわからない時間も延びてきている。自己喪失されていく体験というのは、健康な者が想像するよりも、なかなか恐怖感がある。

 

これらの症状があまりに苦しく、解決のめどが立たないため、私は自殺をしようと思う。

思いつくままに書き散らしたから、到底読みやすものではないだろうが、こういった文章をまだ書くことができて、人間らしい能力が残っているうちに、自殺をしようと思う。

自分が何を考え、何を感じているのか、まったくわからなくなる前に、私の意志で、死にたい

 

補足

ここまで書いてきて、読み直してみて思ったが、最初から最後まで自分主観的にどう感じているかばかりで、他者にどう思われるかなどは頭にも浮かばなかったネ。

やはり自閉の傾向があるのかも。

  • チャーリーじゃん😯

  • 🐊「死なせたくはないっ!!!」

  • 読んだ、なんて読みやすい文章! 増田とかいう他人も他人だから生き死にについては何も言えないのだけれど、もしもまだ上にある症状について精神科の医者に相談してなかったらぜひ...

  • 柴崎友香の『あらゆることは今起こる』が気になってたんだった 思い出させてくれてありがとう もし気が変わったら、物書きにでもなってくれ

  • 死ぬのは俺の口座に全財産振り込んでからにしてくれ

  • これぐらい文章書ける状態でも自殺するんだ

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