はてなキーワード: ボケるとは
私、27歳女。まわりの同級生は結婚したり、子どもが生まれたりしている。
そんな中、まったく焦りがない。彼氏欲しいとも思わない。思ったことない。
まわりの同級生は幸せそうだけど、一番身近な夫婦(まあ両親だわな)が仲良くないので結婚に対して希望が持てない。
いとこも離婚しているのが何人もいるしな。
うちの親、離婚するほどではないが、リビングで一緒にテレビ見たり会話に花を咲かせたりなんてことは無い。
幸せそうな姿を見ていないし覚えてないから自分が結婚して幸せに仲良く暮らすという想像ができない。
というか、結婚以前に自分が恋愛している姿を想像するだけで気持ち悪い。
もっと美人に生まれたかったな。自分の顔に自信がまっっっっったくない。でぶすだもんな。
男の人と付き合う?うげ~きもい。(自分が)男の人とキスしたりそれ以上のことをする?むりむりきもい。(自分が)
ウエディングドレス姿の自分……ありえないな。目が爆発する。全部画面の向こうのファンタジー。
かといって女の人が好きというわけではない。女の人と付き合ったりキスしたりそれ以上も……ってむりむり一緒。きもい。(自分が)
結婚しても旦那がなにもしてくれないとか子育てに不参加とか妻や母親にばっかり負担が~とかいろいろ見てるとやる気なくすよな。
うちの父親ごはん食べた後の食器をいつもそのまま放置なんだけど、それほんとに嫌なんだよな。なんで台所まで運ぶことができない?
母親にも「お箸持っていってあげて」「お茶(ごはん)入れてあげて」って言われるけどそれぐらい自分でできるだろ!いくつだおまえ!
ツイッターでもそんなかんじのことつぶやいてる育児と旦那愚痴垢見ちゃうともともと底辺にある結婚願望がさらに無くなっていく。
そんな私でもね、まわりの幸せは祝福できるんだよ。
彼氏ができました!おめでとう!結婚しました!お幸せに!!たまには私とも遊んでくれよな。
子どもな~……子どもは好きだよ。子ども相手に仕事してたしな。
その仕事してた時から思ってたけど、私の子ども好きは言い方悪いけど「よその子限定」なんだよな。
子ども相手にマジ切れしそうになってたけど、よその子だったから一呼吸おいて話をすることができた。でも自分の子どもにはカッとなったら手を上げそうで怖い。
新生児期~イヤイヤ期を乗り越えられる気しないもん。ごはんひっくり返されたら「じゃあ食べなくていい」ってギャン泣きしてても放置して自分だけご飯食べそう。んで「うるさい!」って手を上げそうだわ。だめだな、親になる資格無いな。
自分から生まれた子だったらそうはならないのかな~でも自分の遺伝子半分入ってると思うと申し訳なくて産もうという気にならないからいいや。かわいい子産まれそうにない。
それにいろいろ思うところはあるかもしれんけど、私は障害を持って生まれた子の育児はできないからな。無責任に作れないや。
あ~あ、60ぐらいでボケる前に死にたいな。安楽死制度、日本でもできないかな~オランダだっけ?行ったら死なせてくれるかな?あ~でもあれ病気で苦しいとかなんか理由ないとできないんだっけ。
例の増田です
あのエントリ以降「これ増田さんでしょ?」なんてツッコミを受けたりしてますが「違うよ」とか明らかに特定している人には「答えられない」と応じる日々を送っております
ただその中で踊ってみた勢が「アドバイスが欲しい」「どう撮影するのが良いのか?」というような質問を貰うようになったので、一気に回答するためこのエントリを書きました。何らかの参考になればと思います
今回は大きなイメージセンサーが搭載されているカメラを使いましたが、そういうビデオカメラとか一眼カメラ、コンパクトカメラを使う最も大きな理由が「物理的なボタンやダイヤルなどの存在は撮影労力の低減に繋がる」からです
スマホはインターネットを見たり、ゲームをしたり、そしてカメラで撮影したりと総合力を発揮する設計になっていますが、突き詰めるとやはり撮影専用に設計された機械の方が撮影に向いているのは当たり前な話なのです
おそらくスマホで撮影を続けているといつか「操作性の壁」にぶつかると思うのですが、そのときカメラ購入の検討を始めても遅くはないですよ。欲しいときが買いどきです
これも上記の質問とだいたい同様の内容ですが、ちょっと趣向を変えましょうか
昨今のスマホカメラは高画質になり、大きなイメージセンサーを搭載したレンズ交換式カメラでなくとも良いシチュエーションや目的というのは非常に多くなりました
しかしスマホカメラでは向かないシチュエーションや目的というのも今まで通り存在します
それは「美しいボケ味を得たい」という目的で発生するもので、スマホカメラでボケを得ようとするとき向かないシチュエーションとは「物理的に狭い屋内などではスマホだとボケが得にくい」のです
最近のスマホはソフトウェアでボケを作り出す機能が搭載されていますが、輪郭線が曖昧な、例えば髪の毛などを誤判定してキレイなボケが作れなかったという経験をした方も数多く居ると思います
やはり、狭い屋内で美しいボケ味を得るには物理・光学的な作用によってボケを作り出すレンズ交換式カメラの方が得やすいという事実は認識しておいた方が良いかも知れません
スマホの質問多いなぁと思わなくも無いですが、スマホで大丈夫です。スマホでもキレイな踊ってみたを撮れます
上記でも語りましたがスマホは屋内で使うとボケを得にくいですし、イメージセンサーが小さいので明るさが足りないとどうしてもノイジーになってしまいます
スマホの欠点をカバーするなら逆のことをやれば良いわけで、最強の光源である太陽が出ている日中に広い屋外で撮影すると「最近のスマホってすげぇな!」とビックリするくらいキレイに撮れます
イメージセンサーとレンズと被写界深度という小難しい話はここでは無視します
説明してもエントリが長くなるだけで、踊ってみたを撮影する人たちにとって一番重要なのは「どうやったらボケるの?」って話だと思うんですよ
詳しく知りたい人は自発的に調べるでしょうし、ここでは取り敢えず知りたいという人へ答えます
その方法が「演者と背景の距離を出来るだけ長くする」というわけです
ちなみに所有しているスマホに光学ズームが搭載されているなら「光学ズームをMAXまで使った方がボケる」ということも覚えておきましょう
ただ「デジタルズームではボケ量は変わらない」ので注意が必要です。デジタルズームは映像を拡大しているだけなので光学的なボケは増減しないのです
スマホに限った話ではないのですが、ブレは画質低下に繋がります。詳しいメカニズムはこれまたググッてください
実際、固定するものは三脚でなくとも良いのですが、取り敢えず「スマホを手持ちで撮影するのは意図した演出がない限り限り控える」方が画質的には有利です
スマホはイメージセンサーの大きさに起因してダイナミックレンジ(明暗のグラデーションの細かさ)が狭いです
逆光で撮影するとどんなに露出(明るさ)を調整してもこの欠点が如実に現れてしまうので、わざわざ苦手な分野で勝負することもないので順光で撮影がベターです
演出的な意図で逆光撮影して白飛びさせまくっても面白い映像になるような気もしますが「スマホでの撮影は基本的に順光」というのを心の教科書に載せておきましょう
この4つを守るだけでスマホでの踊ってみた撮影がめちゃくちゃキレイになります。オススメです
「変」という文言に悩んで「これって誤りや間違いという意味での変ですか?」と聞き返したら「そうです」と言うので答えます
おそらくという前提が付きますが「既存の踊ってみた動画の7〜8割くらいはカメラの高さに誤りがある」のではないか?と感じています
踊ってみたのようなダンスパフォーマンス撮影(アイドルなどの撮影含む)での「カメラの高さの基本は演者の腰の位置」で「大半の踊ってみた動画では演者の顔もしくは胸の位置にカメラが設置してあるのが誤り」ですね
これは何故かと言えば「腰の位置にカメラが設置してあると足が長く小顔に見える」んですね。そういうもんだという理解でOK小難しい話はググッてください
わかりやすいサンプルに韓国系女性アイドルグループのミュージックビデオがありますね。韓国系女性アイドルグループは足を重要視しているようで例外なくカメラの高さは腰の位置にあります
ちょっと前に流行ったDA PUMPのU.S.A.もカメラは腰の高さでした。色々な動画を観てみると「腰の高さだ!」と気付くと思います
絶対的な基本ではないとは思いますが、アイドルが出演する音楽番組などを収録したことある人なら基礎知識として知っている知識のはずです
マルチカメラ初心者さんということで先ずは2台から始めてみましょう
1台目のカメラは真正面の固定置き、2台目のカメラは演者の上半身を追い続けるという感じが良いかと思います
ただ、演者に追従するって実は非常に難しく素人がやると手ブレしまくって見れた映像にはなりません。下手すると酔います
カメラジンバルなどを使って追従するのが一番良いのですが、カメラジンバルってそこそこ高価なものなので素人は導入しにくいです
だから「マルチカメラの裏ワザ」を使ってしまいましょう。大丈夫です意外と編集するとバレませんw
マルチカメラの裏ワザとは「2本撮りをし、1本目と2本目のダンスの構成を変えてしまう」というものです
1本目は前後左右の移動する普通のダンス構成で踊ってもらい、2本目は前後左右の移動を廃したダンス構成で踊ってもらうのです
これで2台目の上半身を映すカメラを三脚固定することが可能となり、手ブレしない演者へ追従するマルチカメラ撮影ができるのですw
マルチカメラと言いつつ1台でも可能な裏ワザですのでお試しあれ
すべてのカメラユーザーがツッコミを入れたいと思っているはずなので不詳ながら代表をしてツッコミを入れます
今は一眼レフって言わないんだぞ!一眼レフってミラーがボディに内蔵されているカm(ry
・・・ふぅ
今は一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラなどのレンズ交換式カメラを総称して「(レンズ交換式)デジタル一眼カメラ」と言います
本当に一眼レフを求めている可能性がほんの僅かにあるかも知れませんので一応は問かけたところ「デジタル一眼カメラ」で良いそうです
長くなってしまいましたが本題のオススメですが、はじめてのデジタル一眼カメラでコスプレをする踊ってみた勢という条件で絞ると「SONY α6400」一択です
色々とご意見や信仰もあるとは思うのですが、フルサイズミラーレスのレンズは高価ですし、動画を撮影するというのならコレからも考えて4K30FPSは対応しておいて欲しいですし、コスプレに関係しそうな機能の大半は載ってますし、性能・機能と価格のバランスが良いんじゃないかなぁと
価格なんてどうでも良いと言うのならCANON EOS RやNIKON Z7も良いと思うんですけどね。いやいやFUJIFILMもPanasonicも・・・となるので取り敢えず今ここでオススメするならSONY α6400です
ちなみに知り合いのコスプレイヤーさんやモデルさんなど"撮られる人"が5人も買ってますねα6400。それくらいなかなか出来る子なんですよ
SONYで揃えていたのは色調を揃えるため
やっぱり色んなメーカーのカメラが混ざっていると色調を揃えるだけでも重労働になっちゃうので編集の労力を下げるためにSONYで揃えました
そしてなんでそんなにSONY製品持っているの?という疑問も持つかも知れませんが、日本国内であれば業務用であれ何であれ同じカメラを追加したいときには絶対にリース在庫があるからです
SONYは絶対にリース在庫あるってのは物凄く安心感あります。急にカメラ壊れることも無くはないので
ちなみにCANONもNIKONもPanasonicもFUJIFILMもPENTAXも持ってますよ。あの日SONYだったのはたまたまそういう気分だったからとしか言いようがない
今は一眼レh(ry
前述しましたが狭い屋内でもボケを得やすいですし、スマホでは暗くてノイジーになりやすいところでも比較的明るく撮れますし、いろいろひっくるめて答えるなら「スマホでなくカメラを使っているのは撮影の自由度が高いから」です
画質というよりも本当にこの自由度が撮影において非常に重要で、特にスポーツやイメージビデオなんて収録していると瞬間的に露出を変更したいなんてときにサクッと変更できるのがカメラの良いとこなんですね
ただ強く、非常に強く強調しておきたいことがあって、コスプレ界隈って一時期「謎のフルサイズ信仰」があったじゃないですか
アレよくないですね。スマホに向いたシチュエーションってのもありますし、目的があってカメラを選ぶわけであってカメラ絶対主義は良くない
今回SONY推しちゃったけど「SONY信仰」みたいなのは見たくないですね
DaVinci Resolveです
例えばカットやクロップや色調補正や文字入れは無料範囲内ですし、女性なら手間は掛かりますがパンチラもマスクして隠せますよ
ちなみに購入しても4万円しないので、ここまで高機能なビデオ編集ソフトがこんな価格で買えちゃうなんで安くなりましたねぇ!
メチャクチャ高機能なので(課金さえしたら)やりたいことはたいていできるはずなのでオススメですよ
ただ、重量級ソフトなので低スペックなパソコン使ってる人は厳しいかも知れません
他にも質問がいくつかありましたが内容が大体被っているので端折ります
最初はまさか本人たちへ届くとは思っていなく言葉も荒っぽくなってしまったのを後悔しています
ただこれを切っ掛けに映像作りへ興味のある方が反応を示してくれたことが怪我の功名かなと感じる次第です
はてなーの皆様、そして踊ってみた勢の皆様、本当にありがとうございました
文章書くの下手でまとまってないけどただダラダラ書かせて。
父親が年々頑固になって、「ああはなりたくない」って言ってたじいちゃんそっくりになっていく。
じいちゃんは老人会にも参加して、ご近所の老人たちと週に何回かは会って、カラオケしたり、将棋したりしてた。
友達も遠方で、連絡も取ってないっぽい。なんかボケるの早そうだよなぁ…。
申し訳ないことに私は独身で、付き合っている相手はいるけど今の所結婚の予定はない。
とりあえず2ヶ月に1回は実家に帰って様子を見に行くようにはしているけど、行ってもただただ父親のため息と「人生に疲れた」的な話を聞かされるので、正直ちょっと疲れてきてる。
孫でもできれば多少は…と思うのだけど、先に書いたように私自身にその予定がないし、兄弟は結婚しているものの子供はまだ。
あと父親は基本的に移動は車の人。家から徒歩5分の病院ですら車で行く。
正直ただでさえ家にずっといるのに、そんな近距離ですら車で移動するから足腰が弱って行くんじゃないかとものすごく心配。
しかも父方のばあちゃんはクモ膜下3回やってるし、父親自体も高血圧だから、運転中にプチーンてきちゃったらもうどうしようって思っちゃう。
ヤフートップに事故のニュース出てれば絶対にクリックして事故現場真っ先にチェックする。
今60代だけど、70後半にはもう免許返上してほしい。
運転してちょっとでも「あれ?」って思うことがあったら返上してほしい。
うちの父親も世の中の高齢者の多くと同じく変な自信というやつをお持ちですから…実際に事故とか起こさないと「あ、俺やばい」と思わないやばい人なんだよな…マジ勘弁してほしい…
でもその血は自分にも流れてるんだよなぁ…。
今の父親を見て「ああはなりたくない」って思ってるけど、何年後かにはああなってるんだろうな…母親の血の方が濃く出てほしいなぁ…。
たまたま家で「じゅん散歩」というのを観ていたら、モリダイラ楽器のクロマチックハーモニカ教室に高田純次が来た。最初に自己紹介がてらボケるのが恒例なのだが、高田氏は、
「ブルースハープセノオという者ですが」
と言い、教室の生徒達が一斉に笑った。で……笑った人達、本当に意味を分かって笑っているんだろうか、と私は引っかかったわけだ。
妹尾隆一郎という人がいた。この人はブルースハープの第一人者で、1970年代は東京や関西のライブハウス……丁度愛奴とかシュガーベイブとかセンチメンタル・シティ・ロマンスとかが出ていた頃……では「ウィーピング・ハープ・セノオ」名義で有名だった人だ。残念ながら一昨年に亡くなられたが、高田氏はちゃんと知っているんだから大したものだ。しかし、あの教室の人々のうちどれだけが、高田氏がウィーピング・ハープ・セノオを念頭に置いてこれを言ったことを理解しているのだろうか。
こういう状況を見ると、いつも思い出すことがある。NHKの放送した立川談志のドキュメンタリーで、談志が大きな寺の本堂で『芝浜』を演じていたとき。談志が何か言う度に客がけらけら笑う。閉口した談志が遂にこう口にしたのだ:「お客さん、そこ、笑うところですかねえ」……ところが客はこれを聞いてまた笑ったのだった。
『芝浜』は代表的な人情噺で、談志が大変大事にしていた噺でもある。そして談志が懸命にそれを演じているその前で、落語はおかしいもの、落語は笑うもの、と信じ込んでいる客が噺をちゃんと聞きもせず脊髄反射的にただ笑う。私にはそのときの談志を見ていられなかった。
こんな風に「とりあえず笑う」というのは、もうやめてもらいたいと切に願う。笑えば無難、笑えば角が立たない、そう思っているんだろうが、それを向けられる者にとっては、時としてそれはあまりに暴力的に思えるのだ。
ボケると色んなパターンがあるらしいけど、うちのじいさんは冷蔵庫をしょっちゅう開ける様になった。食べ物を探すためだ。
最近は特にひどく、家族のものまで食べてしまうのでなるべく冷蔵庫にものは置かない様にしている。
すると食べ物を見つけられないじいさんは今まで見向きもしなかったものに手を出し、手軽さゆえに自室に持って帰って食べるようになった。ことの発端は母からの電話だった。
と母は言うのだ。
まさか、あの歳でじいさんは女としてたのか?どこで?いやしかし犯罪ではないし・・・名前からしてそれなりの歳の女性なのでまぁそれは・・・
と色んなことが頭をよぎる。
母は興奮気味に続ける
お持ち帰り?じいさんは最近足腰が弱くて外出もままならんはずだ。立つことも勃つこともできないはず。
おじいちゃん、寝ながらゆかりを食べてたのよ。袋に手を突っ込んで・・・
うん?袋?
最近「痴漢があるって信じてもらえない」みたいな記事が上がってたので、私の経験も書いてみる。
愛しの愛娘が9歳になる頃にはもう少し世の中が良くなってるかもしれない!…と思ってカーチャン頑張って書くよ!
①
青と白の縞々のポロシャツに黄色の短パンをはいていた事を覚えてるので、多分夏のこと。強い西日が差し込んでいたので16~17時くらいかな。
実家のマンションの1階廊下を歩いていた時、「すいません」と男の人に声をかけられた。
グレーのスーツを着て黒ぶちのメガネをかけた人。気弱そうな感じだけど、普通のちゃんとした大人って感じだった。
ちなみに顔は見れなかったので覚えていない。他のことは全部目に焼き付いてるんだけど。
男は「小西さんってお宅がどこにあるか知ってるかな?」と聞きながら私の目の前にしゃがみ込んだ。
(あれ、何これ?何してるの?何か小西さんと意味あるのこれ?)
とフリーズする私。
男は段々スハーースハーーと鼻息荒くなっていく。
その間「そっかー知らないかー…そっかー」
みたいな事を言っていた。
2分くらいで立ち上がってどこかに消えた。
この時は恐怖とかじゃなく、「は?」って感じだった。
けど、何が後暗いことの標的になってしまった事は判ったので、謎の罪悪感から高校生になるまでこの経験を誰かに話すことはなかった。
これを書きながら何度も消そうと思った所を見ると、未だに恥ずべき記憶と捉えているんだろうな。
匿名だから言えるけどこんな話誰にもできないよ(だから痴漢経験談は少ないのかな、書いてて吐きそうである)
②
白いワンピを着て、ピンクの自転車をエレベーターに乗せて、自宅の階まで上がろうとしていた時だった。
エレベーターを閉める直前に男の人が乗り込んできた。
デニムに白いTシャツ。髪はちょっとボサボサ風で、無精髭を生やしていた。
この時はほんの少し嫌な予感がしたのを覚えている。
エレベーターが動き出して実家の階につくまでの数秒の間に、男は私のそばにしゃがみこんで、ひたすら太ももを撫でてきた。
「ごめんねー ごめんねー」
と何故かずっと謝られていた。
その間私はずっとフリーズしていた。
正確に言うと、男が私の横にしゃがみ込んだ時点で体に電流が走ったみたいにゾゾゾッてきて、「あ、やられる」って一瞬で理解すると同時にめちゃくちゃ体が硬直した。やられてる間はひたすら絶望感しかなくて、自転車のグリップをぎゅーーっと握りしめてた。
森でヒグマに会って突進された時とかって、ああなるんじゃないかなと思う。
しかも笑えるんだけど、エレベーターが到着して私が降りる時、私は男に「さようなら」と声をかけた。
エレベーターで一緒になった人には挨拶するようにと親に言われていたから。
さっきまで勝手に太もも撫でてきたやつにご丁寧に挨拶してしまうほど私の頭はフリーズしていた。
男が私と一緒にエレベーターを降りて家までついてこなかったのが不幸中の幸いだった。(鍵っ子だったから)
両方とも、やられてる時の事とかもっと詳しく言えるんだけど、20年以上経っても手が震えるから簡素な描写になってる。
ちなみに、年齢が1桁だった頃の記憶でここまで鮮明に覚えてるのはこの2つだけ。
これ以外の痴漢もあるけど、この2つは幼少期だった事もあってか、何か自分自身がグチャグチャに踏み潰された気持ちが強かった。
怖いよね、9歳で自尊心とか全能感とか全部グチャグチャにされるのよ。
性犯罪はもっと厳罰にして、GPS埋め込んで更正プログラムでビシバシやってもらいたい。
この男達は絶対に私以外にもやってるだろうし。
あと子供に、性犯罪にあった時は罪悪感なんか持たなくていい、1人で抱え込まずにすぐ親や先生に訴えること。って教育した方がいいと思う。
まー長くなったけど、
男の人の協力がないとこういうのは改善されないだろうから、少しでも共感してもらえるといいなぁ。
自分で「ヒグマに突進される」って書いてて結構しっくり来たので(最近見た「レヴェナント」でディカプリオが熊に襲われるシーンに感じた絶望感と似てた)痴漢は捕食される恐怖と似てるかもしれない。
参考までにー。