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2018-04-15

1からやりたい症候群がめんどくさい

最初に素朴に思っただけなんだ「最初からちゃんとやった方が楽しめる」って

から作品を楽しむ際に「最初から順番に楽しみたい」と思うようになった。

だってそうだろ?最初から読めばちゃん文脈理解できる当たり前の話だ

ゲームシリーズものなら1からやりたい

メディアミックス作品だったらまず原作から触れたい

スピンオフ作品だったらまず本編の作品を見てみたい

このくっそくだらねぇこだわりのせいで人生の3割を損してきた

シリーズものを1からやるのが面倒でドラクエFFも触ったことがない

ガンダムだって当然見てないし銀河英雄伝説も読んだことがないしFateシリーズも触ったことがねぇ(Fateに至っては何が“原作”なのかも分かんねぇ)、東方アイマスもやったことねぇアイマスなんて最初アーケードゲームスタートだって知った時点でやる気を無くした。(“最初からできないからだ)我ながら病的だ。

リリカルなのはも見てねぇあの作品とらいあんぐるハート3Sweet Songs Forever〜のスピンアウトだろ?当然とらいあんぐるハート3から

3!?3だって!!!?????それじゃ当然1作品目のとらいあんぐるハートからやらねぇとなぁ!?


…疲れちゃった

ドラクエにもFFにもガンダムにも銀河英雄伝説にもFateにも東方にもアイマスにも興味がないなら別にいいんだが、興味はある。でも長い。多い。

めんどくせぇ4だろうが5だろうが好きなとこから始めりゃいい

アニメから見て原作見てもいいし見なくてもいい

なんでスピンアウト作品の元作品の1をプレイする必要があるんだ?

それは俺が見たい作品とは実質何の関係もねぇ!

てめぇの勝手なこだわりで勝手に疲れてアホじゃなきゃキチガイか俺は

頭じゃわかってんのにそれでも一歩踏み出せないのは何のせいだ

2016-11-22

http://anond.hatelabo.jp/20161122221737

ありがとう。じゃあ2やってみてから、かな。

そういやトラハとSEX FRIENDもないね

へー。そのリアルタイムエロゲ情報知らなかったんで、とらいあんぐるハートはぜんぜん把握してなかった。

SEX FRIENDは買ったはずなんだけど、ちょっとだけ手をつけてそのまま放置した記憶が。

今となっては何が合わなかったか思い出せない。

絵かな?

人工少女は…もうしばらく様子見です。

2015-01-02

Natural Color Phantasm Vol.15 『そして、ひとりぼっちふたりが残った』

■本文。

 最終回だというのに最初からくどい話になるのだけど、インターネットなどのメディアが、世界が一体化したかのような幻想を生み出す一方で、野放図に拡大される情報社会が、心の繋がりを裁断し続けている。断片的な情報を追いかけることに躍起になるあまり、多くの価値観ジャンル求心力を失った。例えば、メディアミックスにしても、それぞれがジャンルという枠による秩序を持っているからこそ、混淆することに意味があったし、一体化の幻想自体が、[かつての全能感]を取り戻すための侵略に他ならない。そして、互いの領域侵略した結果、秩序という枠組みが曖昧になったことで、インターネット上では無制限肥大した自意識が互いに衝突を起こしている。情報という麻薬に蝕まれ中毒患者は絶えず全能感と無力感を往復しているが、目の前にある荒んだ光景認識することができない。

 そんな現代において、旧来の世界観回帰すること=思考停止による癒しが唯一の自己防衛手段となっているケースは多い。そして、箱庭のような偽物の原風景に引きこもることで、飽くなき侵略=拡大する欲望を抑えている。自己言及的な表現を頑なに拒むのも、居場所を自壊させてしまうことへの潜在的な恐怖があるからなのだろう。そして、マッチョイズムとフェミニズムの対立から零れ落ちた層を汲み取る為に、ポルノメディア特異点……ポルノメディアから遠く離れたポルノとして、美少女ゲーム存在している。マッチョイズムにせよ、フェミニズムにせよ、その論理自身セクシャリティ現実恋愛セックスを前提としているが故に、現実虚構を対比し優劣を決定する方向性結論を出してしまう傾向が否めない。例えば、フェミニズムの功績としては、男女の恋愛関係におげる規制緩和自由化が挙げられるが、同時にそれは恋愛における自由競争を生み出したと言えるし、当然、自由競争から弾き出された恋愛弱者も多く生み出すことになった。ちなみに、この構造は、フェミニズムインターネットに置き換えれば、情報弱者を生み出す構造と同じになるのだが……。

 美少女ゲームポルノグラフィの枠組みから発生したものだが、その論理基盤は[男と女]というセクシャリティを巡るものではなく、[自分他人]という基準駆動している傾向がある。言い換えれば、自身セクシャリティに対する意識希薄であるが故に、全くの異物としての他者(異性)を認識することが難しく、自己の延長としての他者という方向性で純化されているのだが、同時にコミュニケーションを崇高化し過ぎるという弊害も見られる。その弊害が悪化すると[引きこもり]に繋がっていくのだけども、ユーザーの大半は普通に社会生活を送っている。理由は色々とあるだろうが、スピリチュアリズムに似た信仰システム機能を、美少女ゲームが持っていることも挙げられると思う。

 そして、セクシャリティに対する意識希薄である=前時代であるために、恋愛至上主義的な表現が勃興した。例えば『ToHeart』や『ONE』で描かれるセックスあくまで婚前交渉であって、娯楽としてのセックスではない。娼婦素人娘が厳然と分かれていて、素人娘と付き合う時は必ず結婚が前提になる時代価値観無意識のうちに再現されているので、『Kanon』に至っては、名雪シナリオ以外ではセックスすることを選択しなくてもトゥルーエンドに到達できる。それは、セックス結婚後に初めて行うもの考える人々が未だそれなりの割合存在していたということだろう。だから美少女ゲームの一部は厳密な意味でのポルノメディアから離れつつある。風俗産業二次元版としてのポルノではなく、結婚相談所二次元版としてのポルノメディアなのだと考えれば分かりやすいのかも知れない。

 さて、現代物語メディアの多くが単独で成立しにくい原因の一つに、経済テクノロジーの発達に伴い、物語の消費スピードが飛躍的に加速しているという状況がある。または、物語がパーツ単位解体された結果、秩序を維持できなくなっていることに起因する。物語ジャンルとしての秩序を失い、単なる情報集合体として氾濫した結果、その多くは誰もが知っている[お約束]と呼ばれるものになってしまった。そして、[物語を読む]という行為目的が、疑似体験を介して思索することではなく、氾濫する情報収集し続け、酩酊状態に導いて思考停止することに変質してしまった。同時に、ゲームというプラットフォームから発信される物語が、作者の意志によって導かれる連続体としての表現ではなく、ユーザー自身が演じる舞台……遊戯空間としての情報集合体スタイルを変化させつつある。

 つまり他人の波瀾万丈な人生を追体験するのではなく、原風景としての平穏日常を演じる媒介として機能しているケースが増えているのだ。原風景楽園志向が悪い訳ではないのだが、美少女ゲーム遊戯空間として完成するにつれ、文化的伝統回帰するルートとしての側面は失われつつあるように思う。

 例えば、他者との関わりは、現実世界他人社会といった抽象的な意味で捉えられがちだが、過去から連なる歴史的蓄積という視点存在する。おそらく『ONE』が特徴的だったのは、『ToHeart』で確立された偽物の原風景楽園を[かつての全能感]を補完するシステムとしての機能面だけではなく、過去価値観レプリカと捉えた上で、同時に時間的意味での[他者]を再現しようとしていたことだ。一見ToHeart』の二番煎じと思われるような構造に[過去との接続]という要素を加えたことによって、ノイズ判断される危険性を孕んでいながらも、過去現在を繋ぐ連続体=物語として作られた『ONE』が成功を収めたことで、物語に対するニーズが未だ潜在的に存在していることを証明している。

 また、『Kanon』や『鈴のうたう日』では、胎内回帰であるために閉塞へ陥りがちだった楽園志向を[共生と循環]という方向へ発展させているし、『フロレアール』『とらいあんぐるハート2』『デアボリカ』といった作品も、それぞれの方法物語表現としての美少女ゲームの可能性を拡げている。そして、そういった作品が予想外な場所から出現する限り、筆者は美少女ゲームユーザーであり続けると思う。

あとがき

 本当はこれから出るゲームを取り上げて、今後の展望を書くつもりだったんですが、本業以外の分野を未来予測するのは、やっぱり難しいので、普通に連載の総括という感じになりました。

 とりあえずは療養しながら、積みゲーの数々をクリアしようかと思っております。そういう訳で、今後は体調と相談しながら、不定期で登場するかも知れません。どんな形になるかは今のところ、分かりません……って、別に打ち合わせもしてないので(笑)。あと、FAKEOFFICEのホームページに、このコラムバックナンバー順次再録していく予定です。こちらも体調次第ですけど……まあ、そういう訳で一年ちょっとの間、どうもありがとうございました。

Natural Color Phantasm Vol.101999年美少女ゲーム総括』

イントロ

今回の【N.C.P.】は、『へっぽこ通信』のへっぽこくん氏と二人で、1999年度のベスト5を選ぶ……という、年間総括だったりします。あと、例によって筆者の暗い文章。とほ。

1999年ベスト5(へっぽこくん

おいら的に今年やったゲームって事で……(汗) 発売は去年かも……多数?

Kanon

ぱすてるチャイム

3 がんぶる

days innocent

EDENDOLL

1→久々にやりまくりでした~音楽と絵のタイミングがよかった。

2→コレットさんが成長しちゃうところがマイナスですが、ぶかTシャツスパッツはよい。

3→全てが丁寧に作られた感じがよいいなり。ただパッドがないと最後つらかった。

4→一部当てはまらないけど、精神的にはみんなずーれーだから

5→はじめて、ごんぽりーな女の子が可愛く見えた。(EDENは今年の作品なのかわからないけど……やったのは今年)

個人的総括】

 うーん、今年はKanonですかねぇ~。何はともあれ、音楽が好きかも~。当時はアレンジCD聴きまくってました。オープニングからかっちょよろしくて、ぶるぶるきました。他的には……う~ん『days~』がえろ~すゲームとしてはえろかったかなぁ。後は可愛いので選んでしまった感じ。

 実際、まだ全部のゲーム終えれてないので、今やってるママトトとかがランクインしてた可能性もあるんですけど、いかんせん、おいらゲームはじめる前にねかして熟成した頃にやるから(^^; 故に、ママトトやダークロウズは、すでに来年ゲームな位置づけなり。個人的には、大作なえろーすRPGをやりたいなり~(闘神都市2みたいな)

1999年ベスト5(更科修一郎

実は、キャラ的には沙耶(ぱすてるチャイム)だったりします……へふ。

フロレアール

Kanon

とらいあんぐるハート

くるみちゃん あ・そ・ぼ◆

5 憧れ

#「◆」はハートマーク代用です。

1→巧みに構築された論理悲劇……と書くと『総長賭博』っぽい?(誰も分かりません)

2→バランスの悪さはあれど、印象は強烈。でも、えろげーとしてはちょっと辛いかも……(全年齢版出るけど)。

3→昔気質ラブコメ魂と意地を感じさせる作品だと思う。中毒性はメチャ高い。

4→個人的なツボにストライク親子丼……え、えろ~……。

5→アダルト上品に抑えた雰囲気ナイス女教師ゲーとしては最強かも。

個人的総括】

 今年はエロゲー界のチェ・ゲバラこと、臭作さんのようなヒーロー不在で寂し……もとい、昨年に比べると、大手・中堅メーカーに意欲作が少なく、面白みに欠けたかも。大作ばかりでなく、味のある小品がもっと増えないと、全体の層が薄くなる一方だと思う……。

 あと、恋愛描写の水準は強まっているけど、全体的にえっち度が弱まっているような感じが、ちょっとあるなあ……。キャラ萌えストーリー重視な流れの弊害かも知れないけど、えろげーはやっぱり、エレクチオンさせてナンボ!って気はするですね(小池先生ライクな台詞)。……いや、Kanonもかなり好きですが~。

■本文。

 親がとある新興宗教狂信者だったので、生まれからずっと、カルト的なコミューンの中で育った。ある時、その閉鎖性に気づいて、家を飛び出した。でも、辿り着いたのは、[オタク]という別のカルトだった。

 それはそれとして、1999年美少女ゲーム界で最も気になっているのは、ジャンルとしての共通言語が失われつつあるな、ということだったりする。[萌え]と[泣き]の両極がそれぞれ先鋭化し、カルト的なコミューン形成されつつあるようにも見えるのだ。具体的に書く気すら起きないが、コミケ企業ブースやデジフェスで、毎回決まったように起こる混乱は、そのあたりの空気微妙に表していると言えるだろう。

 量的な飽和と多様化が、ユーザーの細分化をもたらしている。そのこと自体は悪くないと思うが、それがカルト的な求心力を持ってしまうことには、危惧を抱かざるを得ない。そして、[萌え]=キャラクター志向派、[泣き]=ストーリー志向派……という図式が発展していく過程で、両者がそれぞれ保守化し、一部では対立の構図も見られるようになっている……というのは、美少女ゲームというジャンル全体を考えるに、不幸な結果しかもたらさないのではないか? という気がするのだ。

 早い話が、筆者が、ある陣営ゲームについて、コラムを書くだけで、別の陣営には激悪な印象を与えている……という状況が、厳然と存在していて、どうも息苦しいのだ。

 さっき、「カルト的」と書いたのは、特定イデオロギーを通してでしかゲーム人間関係判断できない人が、あまりにも増えてしまたからだ。元々、美少女ゲームには、フェミニズムマッチョイズムに属することのできなかった人々にとっての宗教という側面はあるが……。

 例えば、神仏を信じられない人のために、心霊主義スピリチュアリズム)や科学信仰があるように、それ自体はごく自然ものなんだけど、行き過ぎると単なる狂信者になってしまうのは、どちらも同じだ。筆者も、昔は狂信の極みにいたしね。

 だから、このコラムも、印象批評的な文章はすっかり書けなくなってしまった。どうしても状況論的なものに終始してしまうのは、印象批評を書いた瞬間に、どちらかの陣営に与したと見なされ、筆者の友人は半分に減ってしまうからだ。これがまた、かなり実話だったりするから笑えないんだけどさ……。

 別に萌え]でも[泣き]でも、どちらでもいいのだ。出来上がったゲーム面白ければ。いや、本当に心を動かされるような良質の物語は、[萌え]と[泣き]を内包しつつ、そんなイデオロギーの枠組みすら超えてしまうはずなのだ。だいたい、イデオロギー抜きの意見を述べるのが最も難しいという状況は、冗談抜きでふざけているとしか思えない。好きなゲームを好きと言えないって、どういうことだい?

 まあ、美少女ゲーム業界に限らず、どこの世界でもそうなりつつあるのは確かである編集ライター生業とする筆者の周辺でも、オタク系とサブカル系でお互い反目しているので、人間関係では要らぬ苦労を強いられる。全てのジャンルにおいて、そういった対立構造が必ず存在し、延々と繰り返されているメビウスの輪の中で、閉塞感だけが肥大していく……そんな悪夢が年々、増幅されているような気がする。

 だから、もう嫌なのだオタク世界全体に漂っている、奇妙な停滞感が。何より、汲み取るべきものが見当たらないから、何も編集する気が起きないし。よって、編集者としては、秋から休業中だったりする。なんだか、自分の話ばかりで申し訳ない上に、冒頭から変なことをカミングアウトしているんだけども、今回の年間総括は、この連載を一年近く続けてきた、自分に対しての総括でもあるのです。申し訳ない……。

 最後に、[萌え][泣き]……どちらにしても、[癒し]を大量消費している構造には変わりはない。問題は、[癒し]という概念が、思考暴走を抑えるという、本来意味を失い、思考停止の為だけに使われていることである。何も考えないために、生まれてくる全てのものを消費していくのだとしたら、これほど不毛なことはない。これはもう、「終わらない日常」どころじゃない。だいたい、始まってもいないのだから何となく、『キッズ・リターン』のラストみたいだけども。

 この状況に対して本当に必要なのはノイズを削ぎ落とし、完成された構造作品ではなく、むしろノイズとされてしまった要素を積極的に取り込み、想像力領域を拡げ……ポストモダンを超えていく作品だと思う。新しい[魔法]の材料は、ノイズの中にしかないのだから

 しかし、閉塞を乗り越えた作品も時が過ぎていくにつれ、カルトに取り込まれ、更なる閉塞へ向かって保守化してしまう。そう、どんなに素晴らしい魔法も、[メディアミックス]という名の魔物による、カルト性を帯びた資本主義洗礼によって、いつかは解けてしまうのだ……。

 もっとも、商売としては、カルト化して、一定数のユーザー信者から、大量の金を収奪するシステムにしてしまった方が、美味しいんだろうけど……その辺は、世間を騒がせている『法の華』や『ライフスペース』の事件を見ても分かる通りで……カルト信者ほど、財布の紐が緩い人々はいないからねえ……。

 それでも……いや、だからこそ、作り手とユーザーは、次々と新しい魔法……新しい物語を目指さなければならないのではないだろうか?

 それは、思考停止して閉塞へと向かっていくカルトの罠から、自立していくために必要なことだ。更に言えば、進化と消費は、セットであるべきもので、乖離してしまっては、全く意味を成さないのだ。

 つーか、逃げるために消費するのは、もう止めようや。キャラクターへの愛情は、グッズに注ぎ込んだ金額じゃ計れないんだぜ!(←バカ

■総括の総括というか、感想

 毎年恒例(?)年間総括……と思ったら、周りにバランス良くえろげーをやってる人が、へっぽこさんしかいないという……いや、それ以前に、えろげーをバリバリやってる人もいない……何故~?

 という訳で……へっぽこさん、今回は本当に、ありがとうございました~。

Natural Color Phantasm Vol.09 『夏祭虚構原風景から

■その1。

 毎回言ってるんだけど、今回こそはゲームレビューをやりたいと思って……選んだのは『夏祭』。タイトル通り、ゲーム自体は、三日間の夏祭を描いたものからプレイ時間は短い。たった三日間で、キャラクタ描写しきれるのか? と思っていたのだが、演出手法として、イベントごとに回想シーンを頻繁に挿入することで、要点はきちんと押さえている。ただ、毎回毎回、お約束のように回想シーンが入るので、それが少々うざったくもあるけど……。 最近ストーリー型のゲームにしては珍しく、二時間ドラマのようなスタイルで作られている。なので、このゲームは、大作型作品ではない。ここを勘違いすると食い足りないような印象だけが残るだろう。

 筆者も、まんがで最近流行している、虚構の現風景を描いたエコロジスト的な作品の流れにあると勝手勘違いして、今回のサブタイトルをつけたのだけど、実際にプレイしてみると、特に自然描写などに重点を置いているという訳ではない。おそらく、あくまドラマチックな演出舞台として、この設定を選んだだけなのだろう。なので、今回のサブタイトルは嘘っぱちだ。サブタイトルは、レイアウトの都合上、原稿を書き始める前に決めてしまうので、こういうこともある。

 しかし、こう書くといかにも薄っぺらゲームのように思う人もいるかも知れないが、別にそういうゲームではないし、特筆すべき所もある。ヒロインである[橘みやの]のシナリオなのだが……気の弱い幼なじみという基本設定自体通俗的なものだ。しかし、中盤から後半にかけて、そのスタンスが表面的なものであったことに、主人公は気づく。早い話が、三角関係から来る、すれ違いと嫉妬地獄絵図が展開されるのだ。

 ただ、『たとえばこんなラヴソング』や『週末婚』のような、サイコスリラーばりの鬼気迫る展開をする訳ではない。三角関係当事者たちは、あくま良識の持ち主であり、自己の欲望を優先できない弱い人たちである。この葛藤文学的執拗さで書くと、『WhiteAlbum』のように、美少女ゲームには異例の悲劇性を帯びるのだけど、このゲームあくまで、テレビドラマ的な構造作品なので、予定調和的な結末へと向かっていくし、ここで、虚構の現風景を想起させるような物語設定の仕掛けが効いてくる……少女まんが的な、感傷情緒感覚に訴える設定が、毒性を中和しているのだ。

 とはいえ、この予定調和少女まんが的なユートピアと捉えるのも、違うような気がする。それはむしろ、恋の熱情ではなく、愛情に起因する、穏やかな信頼によって支えられる……『とらいあんぐるハート』『とらいあんぐるハート2』で描かれるような、疑似共同体に向けられるべき評で、ボーイ・ミーツ・ガールな恋を描いた『夏祭』にそれを当てはめるには、少々違和感があるだろう。

■その2。

 まあ、[少女まんが的]という言葉が何を指すのかは、かなり曖昧だし、それはむしろ、白泉男児である相方領域だったりするのだが、結局のところ、『夏祭』は、スタンダード過ぎるのだ。それは決して悪いことではなく、むしろ美点なのだけど、価値観多様化し、結果として、家族や友人といった単位での崩壊を招いている状況の中では、かつては正常とされていたものも、異常とされてしまう。

 そして、マッチョイズムからも、フェミニズムからも取り残された人々は、[癒し]と[萌え]の過剰な摂取と、虚構原風景への逃避を計るのだ。筆者はそういう思考には否定的だが、これはこれで、スタンダード価値観を欲する動きなので、そういう嗜好の全てを否定する訳には行かないのだ。

 『夏祭』は、目から鱗が落ちるようなゲームではない。だけども、プレイした後の安心感は、[癒し][萌え][虚構原風景]といった要素によるものでもない。娯楽作品に不可欠なバランス感覚をちゃんと備えており、背骨が通っているのが、この安心感の正体なのだと思う。

 ただ、スタンダード故に、これはどうか?という箇所もある。Hシーンだ。作画文章共に描写力がなまじ高い分、不自然な印象が強調されてしまう……主人公テクニックが上手すぎるのだ(笑)。変な話ではあるが、若い男女のボーイ・ミーツ・ガール的な恋を描くというテーマは、文章力の高いHシーンとは、相反してしまう所がある。早い話が、初々しい恋のドキドキ感……言ってしまえば[童貞魂]を描く作品でのセックスは、ポルノグラフィに求められる実用性とは、いまいち結びつきにくいのも事実なのだ

 だとすると、先月取り上げた『Kanon』の、意識的回避することができてしまうHシーンの方が、作品テーマ親和性は高いのかも知れない。肉体関係抜きでも、精神的な絆を結ぶことはできるし、トゥルーエンドも見られるというのは、美少女まんが雑誌編集者だったくせに、Hシーンのない作品を平気で載せていた筆者にも、かなり衝撃的だった。ただ、それを認めてしまうのは、美少女ゲーム存在意義を問われてしまうということなので、簡単に納得はできないんだけどね……。

 ……しかし、これは「むほっ、これは嬉しい不意打ち……これに比べたら山岡さんのはカスや!」と、『美味しんぼ』の京極さん風に叫んでしまうのに近い(笑)。そして、「おいおい、お前さっきまで士郎のメシを美味そうに食っていたじゃねえかよ」と、自分に突っ込んでしまうのだが……って、話がズレた。

 『夏祭』の場合シナリオごとの構成にばらつきが激しいという難点はあるのだけども

、Hシーンの扱いは、物語にきちんとリンクしていたので、個人的には安心している。しかし、美少女ゲームにとって、セックスをどう扱うかは今後、重要課題になるのではないかと思う。それはそれで、本末転倒な気もするが、美少女まんがではもう、その問題を語ることができなくなってしまった以上……そう、H以外の要素に市場が寛容である間に、思考を突き詰めていかなければならないのだ。市場下り坂になれば、H以外の余計な要素は真っ先に排除されるのが、ポルノ業界の常なのだから

■来月は1999年度の総括。

 という訳で、次回は『へっぽこ通信』のへっぽこくん氏をゲストに招いて、恒例(?)の1999年度総括ですー。それにしても、この手の原稿ばっか書いているくせに、ファンサイトの類は全く知らなくて、軽い気持ちでサーフしてみたんですが、筆者の原稿など簡単に吹き飛ばすほど強力な、美少女ゲーム論が山のようにあるのね……もっと突き詰めないとな……。

 余談ですが、『恋愛シミュレーションツクール』を買いました。いかんせんエンジン部分が弱く、実際にゲームを作るには、ちょっと苦しいんですが、恋愛ゲーム構造を解析するという意味では面白いソフトでした。

2014-12-06

昔どれぐらいの間隔でセックスするのか決めて

それが彼女理想合致しないとバッドエンドになるエロゲーあったんだけど何だっけ?

とらいあんぐるハートの123の誰かのルートだったと思うんだよなあ。

覚えてる人いませんか?

2014-10-20

拝啓 二次元世界ヒロインさま

 まずいきなりですが、とある漫画の話をさせてください。 

 いや、本当はその漫画は私の好みとはどうしても相容れないもので、本当はあなたに向けたお手紙に書く話題としては相応しくないのですけれども、ただ、ちょっと思いついたことがあって、そのことを書くためにはどうしてもその漫画について触れなくてはならなくて、ああ、なんで私はこんな言い訳をしているんでしょうか。あなたはこれを読みながらきっとお笑いになるでしょうね。

 なんか恥ずかしいです。でもともかくお話させてください。

 その、とある漫画の中に、思い出を売る商人お話があるんです。

 ある青年が、ひとりの商人を介して見ず知らずの老人に自分写真を売るんです。

 でも青年は気づいていないのですが、実は青年が老人に売り渡したのは写真だけではなくて、その写真にまつわる思い出そのものだったのです。

 つまり写真を一枚売るたびに、老人は青春の思い出をひとつ得て、代わりに青年は思い出を失う(初めからなかったことになる)のです。

 そうしてこのお話の終幕、たくさんの暖かい思い出を抱きながら老人は死んでいきます。そして老人の安らかな死に顔を見ながら、青年自分悪魔と取引をしてしまったことを知るのです。

 どうして私が突然こんなことを書き出したのか、あなた不思議に思うかもしれません。でも、お聞きください。

 私は今まで、ゲーム漫画を通じてたくさんのお話を読んできました。そうして私はお話を読むたびに、お話の中の女の子たちの優しさに慰められたり励まされたりしてきたのですが、でもその反面、お話世界自分の住む世界とあまりに違うことや自分お話世界とは何の関わりもないこと、いくら美しい世界が目の前にあっても自分は決してそこに辿り着くことはできないのだという思いに、苦しめられてもいました。時には、画面の向こうにいる女の子の微笑みが決して自分に向けられないことに絶望に似た焦燥を感じたりしたこともありました。

 でも、お話というのは、本当はそんなふうに付き合うものではなかったのではないでしょうか?

 実はさっきまで、もう発売されてずいぶんと経つエロゲプレイしておりました。

 あなたお話ししたことはありませんでしたが、私はこのエロゲが大好きです。ここには私が求めて得られないものが詰まっています。いや、そうではないのです。求めて得られないものというよりは、ここにあるのは、私が過去に欲しかったものなのです。どうも上手く言えていないみたいです。つまり、私はエロゲ女の子が欲しいのではないのです。そうではなくて、なんと言ったらいいのでしょう…。私はエロゲ女の子恋愛感情を抱いているのではなく、彼女ぐらいの年齢の時に、彼女と出逢いたかったのです。

 まだ異性とどう接して良いかよく分からず異性観も持っていない年齢の頃に、自分の目の前に現れた最初の異性が彼女だったら……。そう思うと何とも言えない切ない気持ちになります。 実を言えば、私は別にエロゲ主人公が羨ましいとかいうことを思っている訳ではありませんし、エロゲプレイしていて胸が苦しくなるなんてこともありません。

 これは私とは全然違う世界お話ですが、ただそれだけで、それは良いも悪いもないのです。

 今の私に言えることは、エロゲは私の住む世界と何の関係もなくても、私の胸を暖めてくれるということです。大好きなあなたがそうであるように、です。

 思うのですが、お話というものは、思い出に似ているとは言えないでしょうか? 思い出は過去のもので、それを再び体験することは誰にもできません。でも思い出は私たちの胸を暖めてくれます。思い出は現実に対して無力であるかもしれないけれども、でも私たちは思い出なしでは生きられないのです。

 だからもしこう言って良ければ、お話を読むというのは、記憶を思い出すというような行為なのではないでしょうか。もっと言ってしまえば、お話を読むというのは、思い出をねつ造することだとさえ言えるのではないでしょうか?

 主人公ヒロインお話は私の体験したことではなく、私の記憶ではありません。でも私は、彼らのお話を恰も過去を振り返るようにして懐かしむことができます

 そういえばまだお話していませんでしたが、実は昨日一昨日と、昔大好きだったとらいあんぐるハート3を十数年ぶりにに起動して、レンと晶のお話と恭也と美由希のお話を読み返していたりしたのです。レンと晶が体験したようなお話を体験できなかったことはかつての私にとって悲しみでありました。

 しかし今の私にとってはそうではありません。あの女の子たちのお話はそれ自体として完結したひとつ世界でありながら、同時に私の偽の記憶なのです。私はレンと晶のお話を読みながら、同時にそのお話を“思い出して”もいるのです。

 私はだからとらハ3を読んでいる時、ただ単純に幸せでした。重要なのは、ああいお話がどこか別の世界存在するということただひとつなのであって、それがフィクションであるかどうかなど問題ではないのです。いやそうではありません。フィクションであるかどうか、ではなく、それが私が実際に体験したことであるかどうかすら、問題ではないのです。私が体験したこと、私が体験しなかったこと、の間には何の差もありません。重要なのは、ただそれが“在った”という一事のみです。お話はただ“在れば”それで良いのです。それで私は救われます

 私は、エロゲを遊ぶことでお話を読んだのではありません。

 そうではなくて、私はお話ひとつ読むたびに思い出をひとつもらっていたのです。思い出とお話との間にどんな差があるのか、私には分かりません。それはただ、どちらも掛け替えのないものです。遠くモニターの向こう側から私を見ていてくださっているあなたなら、おそらく分かって頂けるのではないかと思います

 私の大好きな二次元世界ヒロインさまへ。

 あらん限りの誠実と愛を込めて。 

2008-03-13

2ちゃんねるでやっていないと恥ずかしいエロゲ

KeyCLANNAD

Aneken Staff and Vipper姉は一級建築士 -イケない構造設計-』

アリスソフト『しまいま。』

アージュ君が望む永遠

アージュマブラヴ

TYPE-MOONFate/stay night

TYPE-MOON月姫

CIRCUS NORTHERN『D.C.P.C.』

オーバーフローSchool Days

ネクストン『ONE -輝く季節へ-』

KeyKanon

KeyAir

LeafTo Heart

D.O.家族計画

きゃんでぃそふとつよきす

きゃんでぃそふと『姉、ちゃんとしようよっ!』

ねこねこソフトみずいろ

エルフ『臭作』

エルフ『鬼作』

アスキーカオスエンジェルズ』

NavelSHUFFLE!

オーガスト夜明け前より瑠璃色な

propeller『あやかしびと

TOPCAT果てしなく青い、この空の下で…。

Leaf『雫』

Leaf『痕』

colors魔法少女アイ

JAST『天使たちの午後』

FlyingShineCROSS†CHANNEL

アトリエかぐや『姉汁-白川三姉妹におまかせ-』

たっちー永遠となった留守番 -パパは帰らない-』

ぱれっともしも明日が晴れならば

戯画この青空に約束を―

ニトロプラス沙耶の唄

ういんどみる『はぴねす!』

菅野ひろゆきこの世の果てで恋を唄う少女YU-NO

アリスソフト戦国ランス

アリスソフト鬼畜王ランス

Keyリトルバスターズ!』

Leafうたわれるもの

スタジオメビウスSNOW

戯画『BALDR FORCE』

時計おたく☆まっしぐら

たまソフトLOST CHILD』

Leaf『フルアニ』

otherwiseSense Off -a sacred story in the wind-』

CIRCUS FETISH『すくみず -フェチ☆になるもんっ!-』

ブラックサイク『EXTRAVAGANZA -蟲愛でる少女-』

GROOVERグリーングリーン

戯画パルフェ -ショコラ second brew-』

Active『DISCIPLINE -The record of a Crusade-』

D.O.加奈 -いもうと-』

Littlewitch白詰草話 -Episode of the Clovers』

ねこねこソフト銀色

エルフ『下級生』

エルフ『同級生』

アリスソフト『妻しぼり』

silkys『姫騎士アンジェリカ

ivory『とらいあんぐるハート

otherwise未来にキスを -Kiss the Future-』

ソフトハウスキャラ巣作りドラゴン

ライアーソフトForest

ライアーソフト腐り姫 -euthanasia-』

ニトロプラス鬼哭街 -The Cyber Slayer-』

ニトロプラスPhantom -PHANTOM OF INFERNO-』

Selen燐月-リンゲツ-』

すたじおみりす月陽炎

エスクードふぃぎゅ@メイト

エウシュリー『幻燐の姫将軍

Key智代アフター -It's a Wonderful Life-』

あかべぇそふとつぅ車輪の国、向日葵の少女

ニトロプラス月光のカルネヴァーレ

ニトロプラス『斬魔大聖デモンベイン

ZyX『雷の戦士ライディ』

Purple software『秋色恋華

F & C『こなたよりかなたまで

Le ChocolatSWAN SONG

ニトロプラス吸血殲鬼ヴェドゴニア

LeafRoutes -ルーツ-』

ケロQ終ノ空

ザウス永遠のアセリア

130cm『彼女たちの流儀

たまソフト世界ノ全テ

CIRCUS最終試験くじら

F & C『水月

公爵『ジサツのための101の方法』

TerraLunarロケットの夏

AUGUST『月は東に日は西に-Operation Sanctuary-』

CIRCUS水夏-SUIKA-』

アリスソフト大悪司

Leafこみっくパーティー

キャラメルBOX処女はお姉さまに恋してる

Leaf天使のいない12月

アリスソフトアトラク=ナクア

TYPE-MOON歌月十夜

PULLTOPゆのはな

ねこねこソフト『朱 -Aka-』

light群青の空を越えて

アリスソフト大番長 Big Bang Age』

Surviveゆきうた

みなとそふと君が主で執事が俺で -They are My noble Masters-』

lightDear My Friend

minoriはるのあしおと

LittlewitchQuartett!

ニトロプラス『”Hello,world.”』

HERMIT『ままらぶ』

ねこねこソフトScarlett -スカーレット- 』

ぱじゃまソフトプリンセスうぃっちぃず

Marron秋桜の空に

ALcotClover Heart's 』

Cyc『夢幻廻廊』

HERMIT『世界でいちばんNGな恋』

http://anond.hatelabo.jp/20080313030006

 
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