はてなキーワード: エコーズとは
VSイマジネーターと歪曲王と夜明けのブギーポップのアニメ化としては良い作品だったと思うし
売上はともかく俺は評価したい
エコーズのキャラデザがどことなく飴屋さんに近かったり上遠野作品ファンならニヤリと出来る所もあった
今の時代に叔父貴とスケアクロウがアニメになって動いたってだけで感動出来るし
霧間誠一の名言が地上波に流れたんだぞ?姿はともかく「ユージン」って名前がアニメに出たんだぞ?
それだけで俺はもう「まあ、いいじゃん」って感じだよ
あまり関係ないけど今年の夏20年前に流行ったPCゲーム月姫が改めてリメイクされるらしい
もしあれの根底の雰囲気がオリジナルからあまり変わってなくて、その上で今の少年少女に受けるなら上遠野作品も若い世代に受ける下地は十分あるのではないだろうか?
(前)
https://anond.hatelabo.jp/20191209211700
作画監督:原科大樹
来生真紀子と戦うために準備を整える凪。
もう人間ではなくなってしまった来生真紀子と凪が戦えば、恐らく凪は殺されてしまう。
まさしく無謀な戦いを挑もうとしている凪を見ているうちに、これまでの自分では決して選択し得ないような行動を取ってしまうモ・マーダー。
一方、来生真紀子と対峙した凪は、病院を戦いの場にしないように、全力で自転車を走らせるが、来生真紀子の圧倒的な身体能力によって追いつかれ、組み敷かれてしまう。
来生真紀子は、凪を殴打しながら、恐怖を感じろと叫ぶのだが……。
原作5話「虫」後半および、エピローグ「夜明けの口笛吹きREPRIZE」に相当。
自宅で「戦闘」の準備をする凪と、それを隠れて見る佐々木。原作では、この時凪が住んでいるのは榊原弦から与えられたマンションだが、アニメは誠一と住んでいた一軒家のままということにしているようだ。
こういう色なのは、まだ「炎の魔女」としてのスタイルが確立される前だからなのか、それとも、絶縁体入りなのでいつもの黒いツナギとは別物という表現なのか。
原作にはない細かい描写。相手の能力が分からない以上、準備を万端にしておくのは自然。
見逃しそうになるほど一瞬。というか、初見では見逃していた。なお原作では、佐々木はマンション内には入っていない。
「自分でも訳のわからない焦燥に苛まれて」いるのがよく伝わる。
霧間誠一の(もちろん架空の)著書『人が人を殺すとき』の一節を、誠一自身の声で読み上げる。直前の、キョウと凪のセリフのフラッシュバックと併せて、二人の言葉が誠一からの引用であることを示している。
今回のアニメはどうやらテロップを使った演出をなるべく避けているらしく、霧間誠一の著書からの引用も基本的にこのようなセリフの形で行われている。当然、テロップの場合よりも尺の制約を大きく受けることになるわけで、原作の霧間誠一語録は、本筋に関わるもの以外大半がカットされている。仕方のないことではあるが、もったいない。
他のタイトルは、「犯罪心理学」「〜想の中の心理学」「恥知らずの傍観者」「生き抜く精神」。
いずれも、恐らくは霧間誠一の著書ではないが、「恥知らずの傍観者」はブギーポップ原作者によるジョジョスピンオフ小説「恥知らずのパープルヘイズ」を連想させる。
逃走経路の確保?
原作では単に先回りして物陰から凪を見守っていただけだが、「物陰から」にも限界があることを考えるとこちらの方がいいか。床には警備員らしき人物が倒れている。
小柄な印象があったが、この時の凪よりは背が高い?
麻酔銃で凪を狙撃し急患として運び込ませ、当直の医師としてゆっくりと料理する計画(と思い込まされた)
これはあくまで佐々木の予測でしかないが、はっきりと映像で見せてしまったこと、察しが良すぎること(ライフルケースを見ただけで「麻酔銃?」はさすがに)、本来の佐々木の能力が作中で説明されていないこと、などが重なった結果、原作未読者の中には佐々木の能力を「予知」だと勘違いした人もいたらしい。言葉だけで説明するよりスマートな造りだとは思うのだが、難しいところ。
派手な髪色のデザインは、このシーンでのミスリードを想定したものでもあったのだろうか。
オリジナルのやりとり。ピジョンの言葉に一瞬目を泳がせ、凪の「あんたは本当は優しい人間だ」というセリフのフラッシュバックを間に挟んでの言葉に、佐々木の諦念が感じられる。
来生の策にしては、何をしたのかよく分からない。単なる居眠りなのだろうか。
一応膝を使って衝撃を殺してはいるが、両足(しかも爪先)だけの堂々とした着地。効果音もズドンと力強い。
旧作アニメ放送当時のCMに使用されたことでも印象深い名(?)シーン。今回も来生の禍々しさがよく出ている。
アニメではこの回想で初めて使われた会話。
原作では回想で簡潔に済まされている部分を、具体的に描いている。
アニメではカットされた「霧間凪のスタイル」の内容を意識したものだろうか。だとすれば気の利いたサービスで嬉しい。
このような既存の名言その他を用いたオリジナル台詞は、3話のブギーポップ「弓道における美とは〜」があったがその唐突さに比べて、今回はピジョンの心の弱みに来生が付け込むという状況に、かなり自然にマッチしている。
本作におけるブギーポップ出現の合図。
口が動いているため、原作とは異なり一応は声に出して喋っている言葉のようだ。
恐らくは、10話で黒田と佐々木が通ったのと同じ道。佐々木と比べて来生の走り方は、獣のように野性味があるものとなっている。
10話の黒田を連想させるが、黒田の場合よりも街灯の破壊の度合いが大きい。
原作では、里香からの聞き込みの直後に提示された情報。ここに持ってきたのは、凪と来生のやり取りを増やすのと、意外な事実として突きつけることでミステリの解決編風の味付けをする狙いか。
表情といい口調といい、嫌味が絶好調。
物の少なさに佐々木らしさが感じられる部屋。
ここからの表情は一線を超えて「顔芸」の領域に入っている。少々行き過ぎな気もするが、強烈な印象を残すのはたしか。
腹パン。
「攻撃」から「反撃」への変更。ニュアンスとしては分かるような気はするが……
わざとバッグの中身をばらまいて、あらかじめ水の中に「通電物質」を溶け込ませていた、という設定はたぶんカット。ここはハライチの岩井勇気も残念がっていた。
改造スタンロッドが一撃で壊れたという記述は原作にもあるが、見た目で分かりやすくするためか、だいぶ派手な表現になっている。もう一本のロッドに持ち替えてさらに電撃で追討ちをかけるくだりはカット。
腕ひしぎ十字固め、でいいのだろうか。詳しくないので不安。
アニメは身体欠損表現にうるさいと思っていたのだが、そうでもないらしい。一応、切断面は袖で隠れてはいるが。
地の文の情報をセリフに変換。ブギーなら何を知っていてもおかしくないので便利。
ここに関しては、狂気に歪んだ表情と声ではなく、堂々した態度に描いてほしかった……と初見では感じたが、原作を読み返すと、
それは、もはやかすれた声が破れかけている喉からひゅうひゅうと漏れているだけの弱々しい声だったが、しかし彼女の耳にはそれは見事な口上として響いた。
ということなので、客観的に映像化するならこれで正しいのかもしれない。また、怖がりとしての本性を取り戻した来生が、それでも約束を守るために「真剣勝負の決闘」に臨もうとしただけで、「最も美しい瞬間」と言えなくもない。
原作では地の文でのみ呼ばれていた名前を、最期の瞬間にブギーにより名付けられたという形で処理。イマジネーターやバット・ダンスなど、ブギーが世界の敵に名付けを行う展開は原作にもいくつかあるので、違和感も少ない良アレンジ。
「そうかい」の直後に首切断という、無慈悲であっけない瞬殺の印象はやや薄れたが、ここはトレードオフなのでしかたないだろう。
セリフは佐々木の心の中の幻だが、このキョウの姿は佐々木に突き落とされた瞬間のものか。
そう聞かれて、「そうだな……正義の味方かな」の時の黒田を思いだす凪。直後に映るのは、二人が初めて出会った「ガーデン」の現在の光景。
もちもち。
たった今思いついた名前を、自分でも確かめるような言い方が絶妙。表情ははっきりと左右非対称。
直前に挿入される黒田の姿は、「泡みたいにすぐに弾けて消える、死に際のはかない願望だ。ずいぶん不気味だがな」の時のもの。このやり取りを原作から少しずらしてこの位置に持ってきたことで、凪とブギーポップ、二人のオリジンに共に黒田が大きく関わっていることが明確に強調された。
オリジナル。10話での、黒田の施設RS22TTU襲撃の余波でマンティコアとエコーズが統和機構から脱走した(二人はRS22TTUに囚われていた)、という話のようだ。
これが原作の設定と矛盾せずに済むかどうかはすぐには分からないが、少なくともアニメだけで見れば、エピソード同士の結びつきを強める意味でも、「いろいろなことが絡みあっている」という「夜明け」のテーマ的にも、良い改変だと思う。
ブギーの口笛とエコーズのハミングによる、マイスタージンガーの合奏はカット。尺を食うので仕方ないが、もったいない。
紙木城直子の姿が挿入。順当な解釈ではあるが、「あの人」については、反響ではないエコーズ本人ではという意見も一応ある。
原作は、「この、ゾーラギが壊した廃墟の世界の元をつくった歪曲王と会うことになるか」。歪んだ〜と言っているので全く無関係とは考えにくいが、同じものを指しているのかは不明。
アニメ最終話(歪曲王5)ラストで竹田と再会しているのもこの世界(とよく似た場所)なので、ブギーポップの待機場所的な扱いのようにも思えるが……
「笑わない」のラストで水乃星透子の飛び降り、「VSイマジネーター」エンドロールの夜明けの光、そしてこの「夜明け」の「歪んだ世界」と、次のエピソードに繋がる要素が毎回最後に盛り込まれていることになる。
「歪んだ世界」に来るまでの話(ムーンテンプル)のようにも、現実世界で藤花の中に現れる前の話のようにも見えるオリジナル台詞。ダブルミーニングでないのなら、たぶん後者の意味なのだろうが、だとしたらもう少し明確にしてほしかった(「戻るまで」が少し分かりにくい)
口笛は無し。流れている劇伴がいいので不満はない。が、聞こえないだけで本当は吹いていると思いこんで見たいところ。
まず何よりも、情報の取捨選択がうまくいったエピソードという印象が強い。原作読者がアニメで見たい(であろう)部分の大半が的確に拾われ、原作で盛り上がる部分がアニメでも見せ場として扱われている。ここに関しては、原作の4(5−1)話構成と、アニメ4話という尺が噛み合ったのも大きい。
変更部分に関しても、大半はメディアの違いや時代の問題で納得できる内容になっている。10話のアクションのような原作ではさほど情報量の多くないシーンの映像化は、原作読者のイメージと大きくズレるリスクもあるが、結果としてこのエピソードは賭けに勝った。そして、そういった積み重ねで作品への信頼が生まれてさえいれば、多少違和感を覚える部分があったとしても、肯定的に解釈しようという気にもなるだろう。
良く出来ていたから良かった、みたいな当たり前の話をしている気もするが、ともかく、このエピソードの存在だけでも今回のアニメ化には意味があったと、改めて思う。
絵コンテ:久貝典史
作画監督:久貝典史
私立探偵を営む黒田慎平の正体、それは統和機構という巨大な秘密組織によって作られた合成人間・スケアクロウである。
任務はMPLSの探索。MPLSとは人類を超えた能力を持つ存在のことだ。
そんな黒田のもとに、同じく統和機構の合成人間であるピジョンが任務を持って現れる。
その任務は稀代の実業家として名を知られる寺月恭一郎の身辺を調べるというもの。
もう幾度目かになるその任務に、黒田は疑問を持ちつつも、寺月の調査を開始し、寺月がかつて寄付をしたというとある病院に目をつけるのだが……。
原作プロローグ「夜明けの口笛吹き」および一話(話数表記は無し)「ブギーポップの誕生」に相当。
「夜明け」に限らず、今回のアニメでの各話サブタイトルは「○○○○○(エピソード名)X(話数)」のシンプルな形式で統一されている。原作の構成を完全に踏襲しているわけでもなく、「VSイマジネーター」や「歪曲王」のようにもともと番号等で章分けしている巻もあるため仕方ないが、「笑わない」や「夜明け」ではどうにかして原作の章タイトルを活かしてほしかった。
また、予告編が存在せず、各話タイトルがテロップ等で表示されることもないため、アニメ本編を見ているだけではエピソード名すら分からないという問題も。ネットでの情報収集を前提にしたスタイルだろうか。
他のエピソードではアバンタイトルはあったりなかったりだが、「夜明け」編では4話全てにアバンが存在している。
この赤黒い空と廃墟の謎空間を、原作ではブギーポップが「〝壊されたあとの世界〟」と呼んでいる。この空の描き方は、原作イラストでブギーポップのマントの内側によく描かれる赤い星雲のエフェクトと似ている。
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲。
これまで「笑わない」では全カット、「VSイマジネーター」では5話のスプーキーE戦で初めて流れるものの冒頭のごく短い部分のみ(9話でも「マイスタージンガー」自体は使われているが口笛ではない)、と控えめな扱いをされてきた。そのため、このシーンがブギーポップの口笛の本格的な初披露と言ってもいいかもしれない。
原作では「笑わない」のエコーズそのものではなく、「影」「反響」を自称しており、だからこそかつてとは異なり言葉を喋ることができるとされている。こういった、複製や偽物のアイデンティティをめぐる話は原作によく出てくるテーマだが、ここでは煩雑になるのでカットで正解と思う。
「笑わない」1話で面識があるはずの二人が、なぜか初対面のような会話をしている。不自然だがこれは原作通り。そちらも、単なるミスなのか何らかの意図があるのかは不明。
せっかくなので修正しても良かった気はするが、オリジナルのセリフを多数追加して雰囲気を壊すリスクを避けたのだろうか。また、ブギーポップが「君は誰だい?」と訊ねる時にはエコーズがフードで顔を隠しているなど、なんとか筋の通る解釈が可能なように演出を工夫している節もある。
日の出=「夜明け」を背にして、両手を広げて小首を傾げたカカシ(=スケアクロウ)のポーズという、「夜明けのブギーポップ」の始まりにふさわしい画になっている。この時のブギーの顔は左右非対称。
原作の、黒田が満員電車の乗客の顔を見ただけで、その生活態度や健康状態を見抜くくだりはカット。探索型合成人間としての性質を端的に表現しており、次話に登場する入院患者の篠北らしき人物も顔見せしている部分なので残念だが、尺の都合があるので仕方ない。
原作イラストや旧作アニメ「Boogiepop Phantom」では青年に近いイメージだったが、今回はより年配(イケオジ)風の外見にデザインされた。これにより、霧間凪との関係性が更に恋愛色の薄いものになった、気がする。
程度だが、アニメでは黄色とピンクのカラフルな髪色で登場。ピジョン=鳩なのでアオバトの色を参考にしているのでは、といった意見もある。
オリジナル台詞。客を装っているというより、からかっているニュアンスが強い。ニヤニヤ笑うピジョンと、嫌そうな黒田が対照的でいい。
原作では、黒田が事務所に入ると、鍵がかかっていたはずの室内で既にピジョンが待っている、という流れ。合成人間らしさではそちらが上だが、関係性やキャラ立ちの点でこの改変も悪くない。
原作通りなら、大家に無断で改造済み。ここが再現されているのは嬉しい。
統和機構以外に行き場の無い合成人間の境遇を考えると皮肉。あるいは、後の裏切りの暗示だろうか。
急に口調と表情を改めるピジョン。直前の、「あれっ?擁ぉ護ぉ?」という煽りと、反応を確かめるような、ん?という無邪気を装った顔との落差でカッコかわいい。
原作では「いい香りよね」と台詞になっている部分を、動きと音で見せるアニメらしい表現。
原作の、訪れた依頼人を室内に招き入れた時にはピジョンの姿は既に消えている、というくだりはカット。黒田と違って、これで合成人間らしさを発揮する機会がほぼ消えてしまったのは残念。
また、原作の「案山子と鳩が〜」「案山子の相手は〜」というやり取りも、「夜明け4」での回想のみとなっている。
この回のモノローグはおおむね、原作での三人称の地の文を黒田自身の言葉に変換している内容。
黒田の「探すのは、まだこの世に存在していない可能性を秘めた〜」というモノローグからすると、MPLS探索のメタファー?
「週間亞鋤(あすき)」。電撃文庫の発行元(KADOKAWA内ブランド)はアスキー・メディアワークス。実在する現在の「週刊アスキー」はパソコン雑誌だが、かつて同名の一般雑誌が存在したらしい。
原作ではただの「ベンチ」。屋根で影ができて雰囲気が出ている。
原作では「淡々と」となっているが、表情も声もどちらかといえば得意げ。
腕を突き上げる凪。12話を見た後だと、誠一は絶対にやらなそうなジェスチャーに見える。
凪のセリフに合わせてBGMが止まり、緊張を高める。このアニメでは、こういった音の演出がよく使われている。
来生真希子の初登場(声のみ)
原作では、牡丹と女郎花とかすみ草という組み合わせだが、少なくともそれとは違うらしい。検索してみた感じでは、黄色とオレンジの花なのでキバナコスモス?が近い、ように見える。情報求む。
ガンを付けている、という表現がふさわしい警戒のしかた。原作の「ちょっと顔をしかめた。」というレベルではない。第2話以来、8話ぶりの登場でこれ。
原作にはない二度目の花束。この花にも何か意味がありそうだが、特定できなかった。情報求む。
前回の花と今回の花がさされている。花束を差し出したカットの直後に、黒田と直子が作業したらしい。
原作の、
という時間経過を、そのまま表したような画。
裸足のつま先で、黒田に話を振るジェスチャー。年齢相応の子供らしさを強調する表現がやや多い。
満面の笑み。中学生とはいえ、凪にしては少しかわいすぎる気もするが、直後の苦痛に耐えながら黒田に必死で訴えかける表情とセットで、対照的に描いているのだろう。
凪の能力(原作設定では厳密には違う)による火傷。細かい部分だが、原作では焼けたのは手の平。
前述の、花瓶に花をさした時のものらしい。原作では直子が帰る時に交わした会話で、時系列そのままで記述されているが、アニメでは報告書?を作成する黒田のシーンにフラッシュバックで挿入。
銀縁眼鏡とスーツ姿の普通のサラリーマン、という原作の描写に素直なデザイン。細い三白眼にいかにもな暗殺者らしさ(?)がある。
原作では、ハンガリー語での指示という設定。加えて、指令そのものは電話ではなく、指定のファミレスで受け取っている。
余談だが、コミカライズではファミレスのシーンも描かれており、おしぼりで顔を拭く佐々木は一見の価値がある。
直後に佐々木の「何かの薬品でも狙ったのか」というセリフがあるため混同しそうになるが、RS22TTUは凪のいる病院とは別の研究施設。
この時点ではただの怖がりな精神科医なので、声にも表情にも初々しさがある。特に、佐々木と黒田が立てる物音に怯える半泣きの顔は印象的。
公道を人間には不可能な速度で疾走する佐々木。街灯を踏み砕きながら次々に飛び渡る黒田。原作にはないシーンだが、合成人間というものが社会に紛れて存在するならこうであろうというイメージ通り、且つ中二心をくすぐる映像になっている。
個人的には、このエピソードの、というよりこのアニメのベストシーンの一つ。
フラッシュバックで挿入。前述の来生のシーンとほぼ同じ時間を別サイドから。
原作では、「霧間誠一」の名前に動揺して物音を立て、来生に声を上げられたために黒田に逃げられた、という状況が佐々木の回想で語られている程度だが、アクションを追加し大きく膨らませていれる。
独自の戦闘シーンではあるが、黒田の帽子に仕込まれた装甲?で振動波による切断能力を防がれた佐々木が、逆に指を折られナイフを砕かれる、という展開は原作における病院を脱出した後の流れを踏襲している。装甲や能力についての説明が特に無いため原作未読では分かりにくいかもしれないが、同じ合成人間ではあっても基本的な戦闘力には差があり(戦闘型と探索型)、劣っている側が奥の手で一矢報いた、という状況は伝わる映像になっている。
原作では帽子に仕込まれていた装甲でナイフを防いだ結果だが、アニメでは黒田の側から何か積極的に攻撃(電撃?衝撃波?)を仕掛けているようにも見える。後述する外見も含めて、何らかのアレンジがあった可能性はある。
その後の、折れた刃を投げつけて追い撃ちをかける黒田、それを難なく指で挟んで防ぐ佐々木も、人外同士の戦いとして説得力十分。直前の追跡シーン同様、原作には存在しないが原作読者が見たかった光景と言える。
佐々木が既に落ち着いているのは、もはや黒田に十分なダメージを与えたと判断したためか。
原作では駆けつけた警備員になんでもないと誤魔化すくだりがあるのだが、こちらでは黒田の逃走時にガラスが割られているため難しいのでは。
早朝なので不自然ではないが、原作では「青空」となっており、後の展開を考えると、瀕死の黒田の視界を表現している可能性もある。
原作では「あの薬はその体内の可能性に対する〝ワクチン〟として機能するのだ」と説明されているが、「ワクチン」の意味として不適当なため妥当な変更。
やはり単なる「装甲」と言うには複雑な見た目になっており、何らかの機能を持った装置の方が納得できる。帽子ではなく黒田の頭部自体が機械的に改造されていたのでは、という声もあり、原作未読ならその解釈の方が自然な画ではある。
ブギーポップは死に際の黒田を外見上のモデルにしたわけだが、大小の円が並んだ形状は、ブギーポップの帽子の飾りに似ている。
中学生。原作では直前に「宮下家のご葬儀に参列されるかたは〜」という火葬場からのアナウンスがある。服装は「黒い影」としか描写されていないが、このアニメのように喪服代わりの制服という解釈が妥当だろう。
原作口絵では、中学生だとしてもやや幼いブギーポップ(既にコスチュームも身に着けている)が描かれているが、これはイメージか。
原作では、
空に一本の筒が伸びていて、そこから煙が出ている
と、
人というより地面から一本の筒が伸びているようにも見えた
がそれぞれ別々に描写されていたため気付かなかったが、恐らくこれこそが本来のイメージ通りの絵面なのではないか。
自嘲的な表情がいい。
凪の手形の場所を甲にしたことにより、それを見せつつ悔しさを表現。
凪に薬を投与する直前のシーンが挿入。花瓶に、アンプルを握りしめる左手(凪の手形)と、「美しい心」の象徴が詰まった画。
朦朧とする視界の中で藤花(ブギーポップ)と煙突が入り交じり、後のブギーポップのコスチュームを思わせるシルエットが見え隠れする。
ここで画面がクリアに戻る演出の意図がちょっと分からない。質問に答える前に死ぬことを許さないブギーの厳しさ?
左右非対称。
黒田の残したレポート? 中身はやはり原作地の文の設定説明からだが、もとの位置はだいぶ序盤。
事務所の後処理。直後の椅子を映したカットで、既にその場から消えている?
原作では「死体を処理するための薬品」とだけ書かれているが、やはり溶かすのだろうか。
「こんな顔」は実際には見せない。定番の演出だがうまくハマっている。
(次)
絵コンテ:久貝典史
作画監督:久貝典史
私立探偵を営む黒田慎平の正体、それは統和機構という巨大な秘密組織によって作られた合成人間・スケアクロウである。
任務はMPLSの探索。MPLSとは人類を超えた能力を持つ存在のことだ。
そんな黒田のもとに、同じく統和機構の合成人間であるピジョンが任務を持って現れる。
その任務は稀代の実業家として名を知られる寺月恭一郎の身辺を調べるというもの。
もう幾度目かになるその任務に、黒田は疑問を持ちつつも、寺月の調査を開始し、寺月がかつて寄付をしたというとある病院に目をつけるのだが……。
原作プロローグ「夜明けの口笛吹き」および一話(話数表記は無し)「ブギーポップの誕生」に相当。
「夜明け」に限らず、今回のアニメでの各話サブタイトルは「○○○○○(エピソード名)X(話数)」のシンプルな形式で統一されている。原作の構成を完全に踏襲しているわけでもなく、「VSイマジネーター」や「歪曲王」のようにもともと番号等で章分けしている巻もあるため仕方ないが、「笑わない」や「夜明け」ではどうにかして原作の章タイトルを活かしてほしかった。
また、予告編が存在せず、各話タイトルがテロップ等で表示されることもないため、アニメ本編を見ているだけではエピソード名すら分からないという問題も。ネットでの情報収集を前提にしたスタイルだろうか。
他のエピソードではアバンタイトルはあったりなかったりだが、「夜明け」編では4話全てにアバンが存在している。
この赤黒い空と廃墟の謎空間を、原作ではブギーポップが「〝壊されたあとの世界〟」と呼んでいる。この空の描き方は、原作イラストでブギーポップのマントの内側によく描かれる赤い星雲のエフェクトと似ている。
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲。
これまで「笑わない」では全カット、「VSイマジネーター」では5話のスプーキーE戦で初めて流れるものの冒頭のごく短い部分のみ(9話でも「マイスタージンガー」自体は使われているが口笛ではない)、と控えめな扱いをされてきた。そのため、このシーンがブギーポップの口笛の本格的な初披露と言ってもいいかもしれない。
原作では「笑わない」のエコーズそのものではなく、「影」「反響」を自称しており、だからこそかつてとは異なり言葉を喋ることができるとされている。こういった、複製や偽物のアイデンティティをめぐる話は原作によく出てくるテーマだが、ここでは煩雑になるのでカットで正解と思う。
「笑わない」1話で面識があるはずの二人が、なぜか初対面のような会話をしている。不自然だがこれは原作通り。そちらも、単なるミスなのか何らかの意図があるのかは不明。
せっかくなので修正しても良かった気はするが、オリジナルのセリフを多数追加して雰囲気を壊すリスクを避けたのだろうか。また、ブギーポップが「君は誰だい?」と訊ねる時にはエコーズがフードで顔を隠しているなど、なんとか筋の通る解釈が可能なように演出を工夫している節もある。
日の出=「夜明け」を背にして、両手を広げて小首を傾げたカカシ(=スケアクロウ)のポーズという、「夜明けのブギーポップ」の始まりにふさわしい画になっている。この時のブギーの顔は左右非対称。
原作の、黒田が満員電車の乗客の顔を見ただけで、その生活態度や健康状態を見抜くくだりはカット。探索型合成人間としての性質を端的に表現しており、次話に登場する入院患者の篠北らしき人物も顔見せしている部分なので残念だが、尺の都合があるので仕方ない。
原作イラストや旧作アニメ「Boogiepop Phantom」では青年に近いイメージだったが、今回はより年配(イケオジ)風の外見にデザインされた。これにより、霧間凪との関係性が更に恋愛色の薄いものになった、気がする。
程度だが、アニメでは黄色とピンクのカラフルな髪色で登場。ピジョン=鳩なのでアオバトの色を参考にしているのでは、といった意見もある。
オリジナル台詞。客を装っているというより、からかっているニュアンスが強い。ニヤニヤ笑うピジョンと、嫌そうな黒田が対照的でいい。
原作では、黒田が事務所に入ると、鍵がかかっていたはずの室内で既にピジョンが待っている、という流れ。合成人間らしさではそちらが上だが、関係性やキャラ立ちの点でこの改変も悪くない。
原作通りなら、大家に無断で改造済み。ここが再現されているのは嬉しい。
統和機構以外に行き場の無い合成人間の境遇を考えると皮肉。あるいは、後の裏切りの暗示だろうか。
急に口調と表情を改めるピジョン。直前の、「あれっ?擁ぉ護ぉ?」という煽りと、反応を確かめるような、ん?という無邪気を装った顔との落差でカッコかわいい。
原作では「いい香りよね」と台詞になっている部分を、動きと音で見せるアニメらしい表現。
原作の、訪れた依頼人を室内に招き入れた時にはピジョンの姿は既に消えている、というくだりはカット。黒田と違って、これで合成人間らしさを発揮する機会がほぼ消えてしまったのは残念。
また、原作の「案山子と鳩が〜」「案山子の相手は〜」というやり取りも、「夜明け4」での回想のみとなっている。
この回のモノローグはおおむね、原作での三人称の地の文を黒田自身の言葉に変換している内容。
黒田の「探すのは、まだこの世に存在していない可能性を秘めた〜」というモノローグからすると、MPLS探索のメタファー?
「週間亞鋤(あすき)」。電撃文庫の発行元(KADOKAWA内ブランド)はアスキー・メディアワークス。実在する現在の「週刊アスキー」はパソコン雑誌だが、かつて同名の一般雑誌が存在したらしい。
原作ではただの「ベンチ」。屋根で影ができて雰囲気が出ている。
原作では「淡々と」となっているが、表情も声もどちらかといえば得意げ。
腕を突き上げる凪。12話を見た後だと、誠一は絶対にやらなそうなジェスチャーに見える。
凪のセリフに合わせてBGMが止まり、緊張を高める。このアニメでは、こういった音の演出がよく使われている。
来生真希子の初登場(声のみ)
原作では、牡丹と女郎花とかすみ草という組み合わせだが、少なくともそれとは違うらしい。検索してみた感じでは、黄色とオレンジの花なのでキバナコスモス?が近い、ように見える。情報求む。
ガンを付けている、という表現がふさわしい警戒のしかた。原作の「ちょっと顔をしかめた。」というレベルではない。第2話以来、8話ぶりの登場でこれ。
原作にはない二度目の花束。この花にも何か意味がありそうだが、特定できなかった。情報求む。
前回の花と今回の花がさされている。花束を差し出したカットの直後に、黒田と直子が作業したらしい。
原作の、
という時間経過を、そのまま表したような画。
裸足のつま先で、黒田に話を振るジェスチャー。年齢相応の子供らしさを強調する表現がやや多い。
満面の笑み。中学生とはいえ、凪にしては少しかわいすぎる気もするが、直後の苦痛に耐えながら黒田に必死で訴えかける表情とセットで、対照的に描いているのだろう。
凪の能力(原作設定では厳密には違う)による火傷。細かい部分だが、原作では焼けたのは手の平。
前述の、花瓶に花をさした時のものらしい。原作では直子が帰る時に交わした会話で、時系列そのままで記述されているが、アニメでは報告書?を作成する黒田のシーンにフラッシュバックで挿入。
銀縁眼鏡とスーツ姿の普通のサラリーマン、という原作の描写に素直なデザイン。細い三白眼にいかにもな暗殺者らしさ(?)がある。
原作では、ハンガリー語での指示という設定。加えて、指令そのものは電話ではなく、指定のファミレスで受け取っている。
余談だが、コミカライズではファミレスのシーンも描かれており、おしぼりで顔を拭く佐々木は一見の価値がある。
直後に佐々木の「何かの薬品でも狙ったのか」というセリフがあるため混同しそうになるが、RS22TTUは凪のいる病院とは別の研究施設。
この時点ではただの怖がりな精神科医なので、声にも表情にも初々しさがある。特に、佐々木と黒田が立てる物音に怯える半泣きの顔は印象的。
公道を人間には不可能な速度で疾走する佐々木。街灯を踏み砕きながら次々に飛び渡る黒田。原作にはないシーンだが、合成人間というものが社会に紛れて存在するならこうであろうというイメージ通り、且つ中二心をくすぐる映像になっている。
個人的には、このエピソードの、というよりこのアニメのベストシーンの一つ。
フラッシュバックで挿入。前述の来生のシーンとほぼ同じ時間を別サイドから。
原作では、「霧間誠一」の名前に動揺して物音を立て、来生に声を上げられたために黒田に逃げられた、という状況が佐々木の回想で語られている程度だが、アクションを追加し大きく膨らませていれる。
独自の戦闘シーンではあるが、黒田の帽子に仕込まれた装甲?で振動波による切断能力を防がれた佐々木が、逆に指を折られナイフを砕かれる、という展開は原作における病院を脱出した後の流れを踏襲している。装甲や能力についての説明が特に無いため原作未読では分かりにくいかもしれないが、同じ合成人間ではあっても基本的な戦闘力には差があり(戦闘型と探索型)、劣っている側が奥の手で一矢報いた、という状況は伝わる映像になっている。
原作では帽子に仕込まれていた装甲でナイフを防いだ結果だが、アニメでは黒田の側から何か積極的に攻撃(電撃?衝撃波?)を仕掛けているようにも見える。後述する外見も含めて、何らかのアレンジがあった可能性はある。
その後の、折れた刃を投げつけて追い撃ちをかける黒田、それを難なく指で挟んで防ぐ佐々木も、人外同士の戦いとして説得力十分。直前の追跡シーン同様、原作には存在しないが原作読者が見たかった光景と言える。
佐々木が既に落ち着いているのは、もはや黒田に十分なダメージを与えたと判断したためか。
原作では駆けつけた警備員になんでもないと誤魔化すくだりがあるのだが、こちらでは黒田の逃走時にガラスが割られているため難しいのでは。
早朝なので不自然ではないが、原作では「青空」となっており、後の展開を考えると、瀕死の黒田の視界を表現している可能性もある。
原作では「あの薬はその体内の可能性に対する〝ワクチン〟として機能するのだ」と説明されているが、「ワクチン」の意味として不適当なため妥当な変更。
やはり単なる「装甲」と言うには複雑な見た目になっており、何らかの機能を持った装置の方が納得できる。帽子ではなく黒田の頭部自体が機械的に改造されていたのでは、という声もあり、原作未読ならその解釈の方が自然な画ではある。
ブギーポップは死に際の黒田を外見上のモデルにしたわけだが、大小の円が並んだ形状は、ブギーポップの帽子の飾りに似ている。
中学生。原作では直前に「宮下家のご葬儀に参列されるかたは〜」という火葬場からのアナウンスがある。服装は「黒い影」としか描写されていないが、このアニメのように喪服代わりの制服という解釈が妥当だろう。
原作口絵では、中学生だとしてもやや幼いブギーポップ(既にコスチュームも身に着けている)が描かれているが、これはイメージか。
原作では、
空に一本の筒が伸びていて、そこから煙が出ている
と、
人というより地面から一本の筒が伸びているようにも見えた
がそれぞれ別々に描写されていたため気付かなかったが、恐らくこれこそが本来のイメージ通りの絵面なのではないか。
自嘲的な表情がいい。
凪の手形の場所を甲にしたことにより、それを見せつつ悔しさを表現。
凪に薬を投与する直前のシーンが挿入。花瓶に、アンプルを握りしめる左手(凪の手形)と、「美しい心」の象徴が詰まった画。
朦朧とする視界の中で藤花(ブギーポップ)と煙突が入り交じり、後のブギーポップのコスチュームを思わせるシルエットが見え隠れする。
ここで画面がクリアに戻る演出の意図がちょっと分からない。質問に答える前に死ぬことを許さないブギーの厳しさ?
左右非対称。
黒田の残したレポート? 中身はやはり原作地の文の設定説明からだが、もとの位置はだいぶ序盤。
事務所の後処理。直後の椅子を映したカットで、既にその場から消えている?
原作では「死体を処理するための薬品」とだけ書かれているが、やはり溶かすのだろうか。
棺桶は二重底だった
カーズ「サンタナ? あーこいつら奴のことそう呼んでんのね、合わせたろ」
最初期スタープラチナの射程範囲が広いのは承太郎の精神が安定していなかった=スタプラの能力が安定していなかったため
GEの感覚暴走は描写されてないだけでチョコラータ戦でも発動している
ブラックサバスの矢に刺されたGEがレクイエム化しなかったのはジョルノがまだその器ではなかったから
保護色(を持った恐竜にお前を変えてやるがどんな気分)か?ランプ(の擬態)は好きか?(恐竜なので)明かりはつかないという意味(の皮肉)だが
ポコロコがストーリーの本筋に絡まなかったのは荒木に忘れられていた訳ではなく、幸運ゆえにスタンドバトルを回避した結果
ジョジョリオンはすべてその場のノリだけで描かれているので考察は無意味
大人は噓つきではなくまちがいをするだけ
スーパーエイジャの波紋増幅効果が後世に伝わってなかったのは波紋戦士が柱の男に全滅させられた時代に口伝が途絶えてしまったため
虹村父の身体はトニオの料理で治せる(アニオリではあるが否定された)
ミスタはローリングストーン(ズ)戦で自分が近いうちに死ぬ運命にはないことを知ったので無茶が出来た
グリーンデイ&オアシス戦におけるチョコラータの立場には本来フーゴが立つ予定だった(フーゴが元々敵に回る予定だったのは事実だが、大量虐殺をさせるつもりだったと荒木が明言したことはない)
MIHは『ジョルノへの攻撃』ではないのでGERは発動しなかった
最終的に遺体の所有者になったのはルーシー(以前は定説だったがジョジョリオンで普通に持ち出された為に降格)
宝石の赤ちゃんは四部で仗助を救ったヤンキーと同根で「そういう奴が昔いた」というだけ
DIOが子作りしたのはジョナサンと疑似セックスしたかったから
ジョルノがいなければディアボロがプッチ神父の天国到達を妨げていた
ジョジョリオンのラスボスのスタンド能力は過去改変(矛盾とか前振りの放置だと思われていたものは全てこの伏線)
あとひとつは?
スーパーエイジャの波紋増幅効果が後世に伝わってなかったのは波紋戦士が柱の男に全滅させられた時代に口伝が途絶えてしまったため
虹村父の身体はトニオの料理で治せる(アニオリではあるが否定された)
ミスタはローリングストーン(ズ)戦で自分が近いうちに死ぬ運命にはないことを知ったので無茶が出来た
グリーンデイ&オアシス戦におけるチョコラータの立場には本来フーゴが立つ予定だった(フーゴが元々敵に回る予定だったのは事実だが、大量虐殺をさせるつもりだったと荒木が明言したことはない)
ポコロコがストーリーの本筋に絡まなかったのは荒木に忘れられていた訳ではなく、幸運ゆえにスタンドバトルを回避した結果
最終的に遺体の所有者になったのはルーシー(以前は定説だったがジョジョリオンで普通に持ち出された為に降格)
宝石の赤ちゃんは四部で仗助を救ったヤンキーと同根で「そういう奴が昔いた」というだけ
あとひとつは?
[disc1]
ロボボもそう・・・。
14 GREEN GREENS(星のカービィ) 1:04 石川淳
15 エントランス(カービィのすいこみ大作戦) 0:40 安藤浩和
17 ボスのテーマ(カービィのすいこみ大作戦) 0:49 安藤浩和
後ろのスネアのずちゃずちゃがすき
01:10~の大サビで後ろのベースが段階的に下がったり上がったりしてるところがめちゃめちゃすき
今作は水の中に入ると音がこもって「!!」ってなった思い出。
29 エコーズエッジ
ダークメタナイトを初めて召喚して嬉しくて連れまわしたステージがここだったので
この曲聞くとダメタを思い出します。一緒にライブセッションしたね・・・。
どうでもいいけどデスボイコーラス一番似合うフレンズはダメタだと思ってます。
ロックバンドっぽい。
聞くとなぜか泣きそうになる。
ひょろひょろした音すき 後ろのティンパニ・・・?がぼんぼこうるさいのがとてもよい
ちょこちょこ入る
42 友と交わるその剣の音 3:03 石川淳
00:44~あたりの後ろの音が剣の鍔迫り合いっぽい音でかっこいい
--------------------------------------------------------------------------------------------
[disc2]
民族音楽っぽくてすき
4 ギャラクシーのかなたまで
10 ぺんぺん草も生えぬ地へ
こればっか言ってる気がするけどピアノがおしゃれ~~。
同じタイトルのボス曲がアレンジされてステージBGMになってるのほかにあったっけ?
とてもあつい。
13 Prayer song to God
三魔官の曲。超好き。
すき~~~~~。64の曲だったっけ?
全体的に不穏な感じが漂ってるのがいいですね。
18 VS.ダークマター
結構平坦な曲で大きな盛り上がりはないのにかっこいい
19 真 コロシアムの戦い
ガッチャガチャしてて好き ギャラクティックナイト戦っぽいやかましさ(ほめてる)
21 ミラクルマター
22 VS.ドロッチェ団
31 夢をかなえるしんでん
多分wiiだと思うんだけどどこのアレンジだっけ・・・。ピアノが本当によい。
00:43~00:56がほんとにいい。最後の下がるところが最高。
36 忘らるる閃光のライトニング
41 友ときずなの戦い2
何が違うんだ?って聞き比べてしまった。
--------------------------------------------------------------------------------------------
[disc3]
どんどんシリアスになっていく~
2 フォルアースに吹く風
めちゃくちゃ好き。ステージ曲で1,2を争う。ノスタルジック~~~
すき~~~~。夢をかなえるしんでん(disc2-31)と聞き比べると同じ曲でもアレンジで全然ちがっておもしろい。
こっちはよりゲーム!!って感じの音作り。
リゾート感がある
スタアラの新規曲はなんで曲調明るいのに微妙に寂しげなんだろう~すき
忙しないベースがよい
00:53~の天空ステージアレンジが沁みる・・・泣きそう・・・
途中の鐘の音がすごく好き。
1週目と2週目の味付けの違いがもうたまらん。
曲ラストの怒涛の入り交じりもすごい。
01:02~01:04のなんかDJっぽい(?)ところすき・・・
いつ聞いても焦る。やだ画面に挟まってしにたくない~~
焦らせてくる曲は緊迫感あってすきです
11 もっとチャレンジステージ(星のカービィ20周年スペシャルコレクション)
14 とびだせ!奥へ手前へボスバトル(デデデ大王のデデデでデンZ)
16 古代の塔ピサーシャ
めっっっっっちゃ好き・・・。スタアラで一番好きかもしれない。
00:57~のメロディがほんとにもうなんか・・・言葉にならないけどすっごい好き。
グリーングリーンズアレンジ全部好き説あるけどこれはほんとに素晴らしい。
誰かこれでMADつくってほしい。
めちゃめちゃすき。
めちゃめちゃめちゃすき。Disc3好きな曲多すぎて困る・・・。
19 伝導電磁式三連砲:D.D.D(星のカービィロボボプラネット)
メタ逆の曲とデデデの曲を混ぜようと考えた安藤さんに感謝しかない。
曲が入れ替わり立ち替わりしてるのが楽しい。
21 遥か、冒険の旅の果てに
もう引き返せない感がよい
大好き
これ64が初出じゃなかったのか!!!丸太で急流下りの印象がつよい。
3は全く未プレイなのではよやりたい・・・。
27 ドロッチェ団のテーマ(星のカービィ参上!ドロッチェ団)
ベースがめちゃめちゃせわしなくて好き。左右に音振ってるから余計・・・。
00:55~、01:16~とかもうほんと落ち着いてくれって感じでよい。
もうほんとすき・・・。なんかメロディがくるっくるしている。
泣く
32 星空のいたずらパニック
えっこれ聞いた覚えない・・・どこ・・・
34 影なる共闘
超かっこいい。星のダークメタナイトやって鏡の大迷宮やりたくなって、
大迷宮プレイし直したら海ステージの曲こんなかっこよかったっけ!!ってなってから
35 ココロノスガタ
マホロア~~~~~~~。
ローア船内の曲すきなのでいっぱいアレンジしてもらって嬉し~。
36 虫ケラが鳴くロカビリー
タランザ~~~・・・;;;;
マイハッピースイーツタイムめちゃくちゃ好きなので嬉しかった。
--------------------------------------------------------------------------------------------
[disc4]
1 彼方、光さえ届かぬ場所へ
↓
↓
2 夢と新緑の残痕地
ぐうかっこいい
グリーングリーンズがこんなにおしゃれになるなんて
00:52~の弦楽器音すき
7 La Follia d'amore
ハイネス様の幻聴が・・・。あと曲には入ってないけどルージュちゃんのアハッて笑い声すき。
00:59~のカタコトカタコトいってるベースがすき
11 組曲:聖羅征く旅人 第一楽章:星砕きの戯れ~第二楽章:胚子の器~第三楽章:哀と渾天の翼~第四楽章:生誕の希望
タイトルが長すぎる
16 ずっと、君を見ていると。
18 あしたはあしたのだいけっせん(カービィのすいこみ大作戦)
うっ初めて聞いた!!めちゃくちゃかっこいい・・・。
すきだ~~~~~~~~!!!いつ聞いても超かっこいい。
21 すべてすいこめ!ビックバン(星のカービィトリプルデラックス)
単体で聞いた時いつもあれこれWiiだっけトリデラだっけ・・・て悩む。
22 桃球発進!ロボボアーマー(星のカービィロボボプラネット)
めちゃめちゃ好き。かっこいいよ~~
23 ぼうけんのはじまり/amiiboスペシャルver.(カービィのすいこみ大作戦)
28 ポップスター:ステージセレクト/スターアライズ アレンジver.
うお~64~~~~
ハァイて幻聴が聞こえる・・・。
[disc1]
ロボボもそう・・・。
14 GREEN GREENS(星のカービィ) 1:04 石川淳
15 エントランス(カービィのすいこみ大作戦) 0:40 安藤浩和
17 ボスのテーマ(カービィのすいこみ大作戦) 0:49 安藤浩和
後ろのスネアのずちゃずちゃがすき
01:10~の大サビで後ろのベースが段階的に下がったり上がったりしてるところがめちゃめちゃすき
今作は水の中に入ると音がこもって「!!」ってなった思い出。
29 エコーズエッジ
ダークメタナイトを初めて召喚して嬉しくて連れまわしたステージがここだったので
この曲聞くとダメタを思い出します。一緒にライブセッションしたね・・・。
どうでもいいけどデスボイコーラス一番似合うフレンズはダメタだと思ってます。
ロックバンドっぽい。
聞くとなぜか泣きそうになる。
ひょろひょろした音すき 後ろのティンパニ・・・?がぼんぼこうるさいのがとてもよい
ちょこちょこ入る
42 友と交わるその剣の音 3:03 石川淳
00:44~あたりの後ろの音が剣の鍔迫り合いっぽい音でかっこいい
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[disc2]
民族音楽っぽくてすき
4 ギャラクシーのかなたまで
10 ぺんぺん草も生えぬ地へ
こればっか言ってる気がするけどピアノがおしゃれ~~。
同じタイトルのボス曲がアレンジされてステージBGMになってるのほかにあったっけ?
とてもあつい。
13 Prayer song to God
三魔官の曲。超好き。
すき~~~~~。64の曲だったっけ?
全体的に不穏な感じが漂ってるのがいいですね。
18 VS.ダークマター
結構平坦な曲で大きな盛り上がりはないのにかっこいい
19 真 コロシアムの戦い
ガッチャガチャしてて好き ギャラクティックナイト戦っぽいやかましさ(ほめてる)
21 ミラクルマター
22 VS.ドロッチェ団
31 夢をかなえるしんでん
多分wiiだと思うんだけどどこのアレンジだっけ・・・。ピアノが本当によい。
00:43~00:56がほんとにいい。最後の下がるところが最高。
36 忘らるる閃光のライトニング
41 友ときずなの戦い2
何が違うんだ?って聞き比べてしまった。
--------------------------------------------------------------------------------------------
[disc3]
どんどんシリアスになっていく~
2 フォルアースに吹く風
めちゃくちゃ好き。ステージ曲で1,2を争う。ノスタルジック~~~
すき~~~~。夢をかなえるしんでん(disc2-31)と聞き比べると同じ曲でもアレンジで全然ちがっておもしろい。
こっちはよりゲーム!!って感じの音作り。
リゾート感がある
スタアラの新規曲はなんで曲調明るいのに微妙に寂しげなんだろう~すき
忙しないベースがよい
00:53~の天空ステージアレンジが沁みる・・・泣きそう・・・
途中の鐘の音がすごく好き。
1週目と2週目の味付けの違いがもうたまらん。
曲ラストの怒涛の入り交じりもすごい。
01:02~01:04のなんかDJっぽい(?)ところすき・・・
いつ聞いても焦る。やだ画面に挟まってしにたくない~~
焦らせてくる曲は緊迫感あってすきです
11 もっとチャレンジステージ(星のカービィ20周年スペシャルコレクション)
14 とびだせ!奥へ手前へボスバトル(デデデ大王のデデデでデンZ)
16 古代の塔ピサーシャ
めっっっっっちゃ好き・・・。スタアラで一番好きかもしれない。
00:57~のメロディがほんとにもうなんか・・・言葉にならないけどすっごい好き。
グリーングリーンズアレンジ全部好き説あるけどこれはほんとに素晴らしい。
誰かこれでMADつくってほしい。
めちゃめちゃすき。
めちゃめちゃめちゃすき。Disc3好きな曲多すぎて困る・・・。
19 伝導電磁式三連砲:D.D.D(星のカービィロボボプラネット)
メタ逆の曲とデデデの曲を混ぜようと考えた安藤さんに感謝しかない。
曲が入れ替わり立ち替わりしてるのが楽しい。
21 遥か、冒険の旅の果てに
もう引き返せない感がよい
大好き
これ64が初出じゃなかったのか!!!丸太で急流下りの印象がつよい。
3は全く未プレイなのではよやりたい・・・。
27 ドロッチェ団のテーマ(星のカービィ参上!ドロッチェ団)
ベースがめちゃめちゃせわしなくて好き。左右に音振ってるから余計・・・。
00:55~、01:16~とかもうほんと落ち着いてくれって感じでよい。
もうほんとすき・・・。なんかメロディがくるっくるしている。
泣く
32 星空のいたずらパニック
えっこれ聞いた覚えない・・・どこ・・・
34 影なる共闘
超かっこいい。星のダークメタナイトやって鏡の大迷宮やりたくなって、
大迷宮プレイし直したら海ステージの曲こんなかっこよかったっけ!!ってなってから
35 ココロノスガタ
マホロア~~~~~~~。
ローア船内の曲すきなのでいっぱいアレンジしてもらって嬉し~。
36 虫ケラが鳴くロカビリー
タランザ~~~・・・;;;;
マイハッピースイーツタイムめちゃくちゃ好きなので嬉しかった。
--------------------------------------------------------------------------------------------
[disc4]
1 彼方、光さえ届かぬ場所へ
↓
↓
2 夢と新緑の残痕地
ぐうかっこいい
グリーングリーンズがこんなにおしゃれになるなんて
00:52~の弦楽器音すき
7 La Follia d'amore
ハイネス様の幻聴が・・・。あと曲には入ってないけどルージュちゃんのアハッて笑い声すき。
00:59~のカタコトカタコトいってるベースがすき
11 組曲:聖羅征く旅人 第一楽章:星砕きの戯れ~第二楽章:胚子の器~第三楽章:哀と渾天の翼~第四楽章:生誕の希望
タイトルが長すぎる
16 ずっと、君を見ていると。
18 あしたはあしたのだいけっせん(カービィのすいこみ大作戦)
うっ初めて聞いた!!めちゃくちゃかっこいい・・・。
すきだ~~~~~~~~!!!いつ聞いても超かっこいい。
21 すべてすいこめ!ビックバン(星のカービィトリプルデラックス)
単体で聞いた時いつもあれこれWiiだっけトリデラだっけ・・・て悩む。
22 桃球発進!ロボボアーマー(星のカービィロボボプラネット)
めちゃめちゃ好き。かっこいいよ~~
23 ぼうけんのはじまり/amiiboスペシャルver.(カービィのすいこみ大作戦)
28 ポップスター:ステージセレクト/スターアライズ アレンジver.
うお~64~~~~
ハァイて幻聴が聞こえる・・・。
https://anond.hatelabo.jp/20181223175220
(原作未読者向け及び共通の話題。アニメ3話まで視聴済み前提)
円盤のリリース情報によると、全18話になるようです。中途半端な話数ですが、どういう放送形態になるのかは不明。
原作での、竹田とブギーポップの会話の多くが省略されたせいで、竹田が徐々に心を許していく過程が見えづらくなっています。とにかく、竹田はブギーポップが好きなのです。
エコーズは自分の身体を情報に変えて報告ビーム(仮)を撃ち、そのビームからマンティコアをかばって早乙女君は消滅しました(人型の灰のようなものが地面に残っている)
エコーズの正体については、『笑わない』原作どころか少なくともブギーポップシリーズ内でははっきりとは語られません。一作目にもかかわらずあの「宇宙人」がらみの話はシリーズの中でだいぶイレギュラーなので、忘れてもらってほぼ問題ありません。
ブギーポップが何者か?こっちが聞きたいぐらいです。
4話からは、ごく一部を除いて登場人物を一新した新エピソードが始まります。主な舞台は深陽学園ではありません。すこ♥なキャラが続投するかどうかは祈っててください。
アニメは原作の構成をだいたい踏襲しているものの、時間の移動や他視点の混入が増えて省略もかなり多いので、意図的に分かりにくくしているフシすらあります(特に2話)
分かりにくいのは原作通り!という自称原作読者は、うろ覚えでいい加減なことを言う大嘘つき野郎だと思っていいです。
アニメのみで十分楽しめているなら無理に読むこともないですが、話を把握するためだけにアニメを何度もリピートするぐらいなら、原作を読んだ方が効率がいいでしょう。原作は、(エコーズの設定や組織やブギーポップの謎などはともかく)マンティコア事件で何が起こったのかに関しては、読めば普通に理解できる内容になっている、と思います。
また、原作はひとつの章(早乙女編)と細かい部分を除いて、視点人物の一人称で書かれており、各キャラの心情も詳しく知ることができます(アニメではモノローグがほぼ全カットでした)
現在、カクヨムにて期間限定で(いつまでかは不明)『笑わない』が全文無料公開中なので、これがいちばん手っ取り早いです。以後の初期巻も(アニメの進行に合わせて?)公開予定。
ブギーポップは笑わない/上遠野浩平(電撃文庫) - カクヨム
購入するなら、オリジナルである文庫版及びその電子版が手ごろ。電子版には、新規の「後書き」が追加されています。
今月出たばかりの新装版は、B6単行本で価格もそれなりですが、表紙と挿絵が新規の描き下ろしで、中身にも書き下ろしの「補記」があるそうです。
前回も書きましたが、上下巻になっている『笑わない』は、原作イラストレーター本人による「コミカライズ」の新装版なので、そこは気をつけてください。
アニメ4話から始まる原作2作目の「VSイマジネーター」と、アニメ化予定は不明(可能性は濃厚)な5作目の「夜明けのブギーポップ」のコミカライズです。
どちらも単行本1巻が既に発売されており、また、一部無料公開もしています。
ブギーポップは笑わない VSイマジネーター 無料漫画詳細 - 無料コミック ComicWalker
夜明けのブギーポップ 無料漫画詳細 - 無料コミック ComicWalker
キャラクターデザインが原作寄りだったり、エピソードの順序が原作から変更されていたりして(アニメイマジネーターの最初は原作に近い構成になりそう)、アニメから入った人はかえって戸惑うところもあるかもしれませんが、気軽に読んでみてもいいのではないでしょうか。
第一話 浪漫の騎士 3 - ブギーポップは笑わない/上遠野浩平(電撃文庫) - カクヨム
ブギーポップは奇妙な顔つきをした。目深に被った帽子の下で左眼を細めて、口元の右側を吊り上げた。藤花では絶対にしない左右非対称の表情だった。
後で思うと、あの表情は苦笑いだったのかも知れないと気づいたが、そのときはわからなかった。ただ、妙に皮肉っぽい、悪魔的な感じのする表情だなと思っただけだ。
なので、口角上げてるのは原作通りではありますね。竹田君的にというか作品的に「苦笑い」が「笑顔」にカウントされないというだけで。まあ、始終この表情をしているわけではないだろうとは思いますが。
第一話 浪漫の騎士 1 - ブギーポップは笑わない/上遠野浩平(電撃文庫) - カクヨム
「君たちは、泣いている人を見ても何とも思わないのかね! あきれたものだ。これが文明社会ってわけか! 都市生活は弱者を見殺しにするところからはじまるってことかい、は!」
急に大きな声で怒鳴った
「公務と名乗るのなら、しかるべき義務を果たしてからにしろ。苦しむ人々を助けるのが君らの仕事だろう。押さえつけるのは本末転倒もいいところだ」
第一話 浪漫の騎士 3 - ブギーポップは笑わない/上遠野浩平(電撃文庫) - カクヨム
「なんでなんだろうね……ぼくも、それが知りたいよ」
ブギーポップは頭上に広がる空を見上げながら嘆くように言った。
「うん、まあね。でもぼくはほら、出ているのは少しだからさ」
中途半端な慰めで怒るかと思ったのに、彼はしみじみと返事するのだった。
なので、少なくとも『笑わない』では、完全に無感情な喋り方とか棒読みってことはないですね。
それ、もともと『笑わない』で出てくる話じゃありませんよね?
そこまで要るか?アレ?
まあ、凪がハッキングで登下校のデータを盗み見る話はなくなったけど、別によくない?
なんででしょうね。
一応、こういう解釈もあるようです。
https://twitter.com/sakranized0007/status/1083755868963753985
https://twitter.com/sakranized0007/status/1083756620440514561
(アニメ「ブギーポップは笑わない」1〜3話および原作ライトノベル『ブギーポップは笑わない』の内容に触れています)
TVアニメ「ブギーポップは笑わない」が放送中だ。ほぼ20年前にスタートしたラノベが原作であり、アニメ自体は二作目だが、原作の内容に沿ったアニメ化は今回が初めてとなる。
さて、そんなアニメ版ブギーポップの「ブギーポップは笑わない」(原作シリーズ一作目)編が、最新の第三話で完結となった。平均的なラノベのアニメ化としては、原作1巻を3話で消化というのは、極端に速いペースというわけでもない。それでも、もともとが5話で構成された原作を3話に再構成する上で、大小さまざまな省略・変更が発生することは避けられなかった。
そのうち、特に目についた二つの変更点について、思うところを少し書いてみる。
上で述べたように、原作『ブギーポップは笑わない』は5つのエピソードで構成された物語となっている。一話にそれぞれ主人公(視点人物)が設定されており、一つの事件を複数の人間の目から見ることで立体的な世界が立ち上がってくる、といったような、今となっては(当時でも?)さほど珍しくはない仕掛けだ。
ブギーポップは笑わない/上遠野浩平(電撃文庫) - カクヨム
これがアニメでは、
概ねこういう形に変換されている。話数単位で大雑把に見れば、各パートの分量はともかく原作の流れを大枠では引き継いだ構成と言えるだろう。
ただひとつ、原作第四話がその主人公の存在ごと抜け落ちている点を除いて。
原作第四話は、木村明雄という男子が高校卒業後(事件から二年後)に、当時「失踪」した紙木城直子と過ごした日々のことを回想する、という内容になっている。
木村は、紙木城の交際相手の一人(アニメでははっきりと描かれないが原作の紙木城は木村や田中を含めて複数の男と付き合っている)であり、事件にはあくまで彼女を通して間接的にしか関与していない。紙木城から、保護したエコーズについての話も聞くことになるが、何かのたとえ話だとばかり思っていた。
紙木城の失踪後、色々あったものの普通に高校を卒業し普通の大学生として普通に生活していた彼の元に一通の手紙が届くことで高校時代の記憶が蘇り……という、1話の竹田と同じかそれ以上に青春小説的な色合いが濃く、いわゆる「一般人」の目線から見た章となっている。
アニメ化にあたって、章はともかく仮にも原作主人公の一人を丸ごとカットするのはあまりに乱暴に思えるが、ここには一応それなりに納得できる理由がある。
第一に、事件の真の姿あるいはその存在すら知らないまま全てが終わってしまっていた、という木村明雄の立場は、程度の違いこそあれ竹田啓司(一話)や末真和子(二話)と重複している。一人一人に見える現実には限りがあるというテーマを示すためには、この二話だけで既に必要最低限のノルマは達成していると言えなくもない。
第二に、竹田と末真は以後の巻でも登場している(末真は準レギュラーに近い)が、二人と違って木村明雄は今のところ少なくともブギーポップシリーズ内では再登場しておらず、カットしても今後の展開に特に影響がない。
第三。エコーズの素性に関する情報は、原作では第四話で木村が紙木城から話を聞くという形で最初に明かされる。物語の本筋との関係においては四話の存在価値と言ってもよい部分だが、アニメでは2話後半、紙木城と凪の会話でほぼ同じ内容が補完されている。これは、原作でもそのようなやり取りがあったと事件後に凪の口から語られていたものであり(木村は自分にだけ話してくれたと思い込んでいたが)、オリジナル展開というより変則的な原作再現に近い。木村をカットしてもそういう軽度の改変で済む部分なのだ。
驚くべきことに原作『笑わない』には、凪と紙木城が親友であるという情報こそあるが、二人が直接会話するシーンは存在しない。にもかかわらず、読者にはちゃんと彼女らが親友同士に感じられていたというのは小説のマジックというほかないが、ともあれ、今アニメで凪と紙木城の会話が追加されたこと自体はファンにとって喜ばしくさえある。
これらの理由から、『笑わない』をTVアニメ3話分に収めるために章と主人公をどうしても一つ削らなければならないとすれば、やはり第四話と木村が妥当ということになるだろう。アニメスタッフの判断は間違っていない。
間違ってはいないのだが。
原作において、ブギーポップというキャラクターはいくつかの記号によって構成されている(もちろんその全てが記号に還元され得るというわけではない)
都市伝説の死神、世界の敵の敵、黒い帽子と黒いマントと黒いルージュ、ワイヤー、そして口笛。
ブギーポップは、常にというわけではないが誰かの前に姿を現す時、特に世界の敵と向かい合う瞬間には、なぜか「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第一幕への前奏曲を口笛で吹きながら登場する、ということになっている。
過去のメディア展開でも、多くの場合はこの口笛が再現されてきた。
実写映画はあらすじの時点で「口笛を吹く死神」と紹介されているし、旧アニメ(ファントム)ではブギーポップ登場時の口笛はもちろん、次回予告のBGMとしてオリジナルアレンジのマイスタージンガーが毎回使われ、最終回ではテルミンバージョン(???)すら流れるという充実ぶり。
メインの使用キャラクターではなくサポートキャラとしての出演に過ぎない、格闘ゲーム「電撃文庫 FIGHTING CLIMAX」でさえ、ブギーポップはやはり口笛を吹いて登場している(実際にプレイしているわけではないので又聞きだが、そのせいで攻撃判定の発生が遅いとかなんとか)
このように、「マイスタージンガー」「口笛」はこれまで原作の内外で、ブギーポップというキャラクター・作品を象徴する、代名詞と言ってもいい扱いをされてきた。
原作『笑わない』では、ブギーポップは二度口笛を吹いている。一度目は、一話の竹田と屋上で会話をしている時。
第一話 浪漫の騎士 4 - ブギーポップは笑わない/上遠野浩平(電撃文庫) - カクヨム
ブギーポップが口笛を吹き始めた。明るく、アップテンポな曲で、しかも呼吸に緩急があってすっごく上手だったが、しかし口笛なので、やっぱりそれはどこか寂しげだった。
そして、藤花は口笛が吹けないことを思い出した。
「うまいんだな。なんて曲だい?」
「〝ニュルンベルクのマイスタージンガー〟第一幕への前奏曲さ」
「なんだいそれ」
二度目は五話終盤、早乙女を失って荒れ狂うマンティコアに追われる新刻の前に姿を現す時。
第五話 ハートブレイカー 4 - ブギーポップは笑わない/上遠野浩平(電撃文庫) - カクヨム
幻聴が聞こえだしたのだ。
現実にはあり得ないほど不自然な曲が、目の前の並木の植え込みから聞こえてきたのだ。
それは口笛であった。
しかも、口笛にはまるで似合わない曲、ワーグナーの〝ニュルンベルクのマイスタージンガー〟なのだった。
いずれも、古くからの読者には印象深いシーンだろう。
しかし、今アニメの「笑わない」編ではこれらの口笛演奏は存在しない。ブギーポップは、一度も口笛を吹かなかったのだ。
マイスタージンガーといえば、あの、ふぁーふぁーふぁふぁーという力強いイントロが印象的な曲だ。口笛でいうと、ぴーひょーろろーとなる。最低限この、ぴーひょーろろーさえ吹いてくれれば、少なくとも原作読者には「あの口笛」だと一発で分かるし、初見の視聴者にも、ブギーポップというのは口笛を吹くキャラらしいということだけはなんとなく伝わっていただろう。
前回のアニメや電撃FCで使用された口笛バージョンのマイスタージンガーで、ぴーひょーろろーの部分の所要時間を確認してみると、せいぜい2〜3秒というところだった。2、3秒。もちろん1秒24コマで動くアニメの世界での2、3秒は、日常的な感覚のそれよりも遥かに長い時間ではあるのだろう。だが本当に、今回のアニメ「笑わない」編は、ぴーひょーろろーを挿入するだけの余裕が一切存在しないほどに緊密な内容だったのだろうか。
どうしても時間が足りないなら、いっそセリフを喋りながら同時に口笛を吹かせてもよかったのではないか。ブギーポップというのは、そのぐらいの物理法則を超えた無茶も読者視聴者に笑って許してもらえるような、良くも悪くも異質なキャラだったはずなのだが。口笛のためにそこまで冒険するほどの価値はない、と判断されたのか。
これが、今回のアニメではブギーポップは口笛を吹かない存在として設定されているということなのか、それともあくまで「笑わない」編だけの変更なのかはまだ分からない。次回からの「VSイマジネーター」編ではしれっとぴーひょろ吹き始めたりする可能性もある。しかし仮にそうなるとしても、「笑わない」で口笛を吹かなかったという事実は、もはや取り返しがつかないのだ。
原作未読者の中には、口笛が無いとなにか物語の展開に支障が出るのか?という疑問を持った人もいるかもしれない。たしかに、どうしても口笛が無ければ成立しないという場面は、原作にもほとんどない。もちろん口笛自体に、特殊な振動波か何かで敵の脳に直接揺さぶりをかける、などという実用的な効果が存在するわけもない。はっきり言ってしまえば、口笛は基本的に雰囲気づくりの賑やかしでしかないということになる。
その意味では、削る必要はないが削ったところでどうということはない要素だったのだ、とも言える。
言えるのだが。
ここで唐突に昔の話をする。
ブギーポップがちょうど一度目のアニメ化や実写映画化をしていた頃のこと。とある個人サイトにて、「実写映画になるっていうから読んでみたけど単なる化け物退治の話だった」というような『笑わない』の感想を見かけた。当時の自分はシリーズの純粋なファンだったので、そのあまりにも大雑把なまとめ方に、大雑把にまとめてんじゃねーわよ!と素朴に憤慨したものだ。
しかし、今にして思えばあの感想は示唆的である。複数視点による眩惑を取り払った一本の話として『笑わない』の本筋だけを眺めてみれば、それはたしかに「単なる化け物退治」の話でしかないのだ。
では、自分を含めた多くの読者に『笑わない』を「単なる化け物退治」ではないと感じさせた、「本筋」以外の部分とはなんだったのか。それは、自分の進路について語る竹田とそれを半ば無責任に肯定してくれるブギーポップであり、
第一話 浪漫の騎士 4 - ブギーポップは笑わない/上遠野浩平(電撃文庫) - カクヨム
「うん。親父の知り合いでデザイン事務所をやってる人がいて、ずっとバイトしてたんだけど、その人が〝おまえは見込みがある。センスを感じる〟とか褒めてくれてさ、大学なんか行かずに俺のところに来いって言うんで」
“対決”を望んで走る末真であり、
第二話 炎の魔女、帰る 3 - ブギーポップは笑わない/上遠野浩平(電撃文庫) - カクヨム
「No One Lives Forever」を口ずさむ早乙女であり、
第三話 世に永遠に生くる者なし 5 - ブギーポップは笑わない/上遠野浩平(電撃文庫) - カクヨム
「……誰も、誰も、誰も、誰も、誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も………」
第五話 ハートブレイカー 4 - ブギーポップは笑わない/上遠野浩平(電撃文庫) - カクヨム
「しかし、新刻敬──君の意志の強さは見事だ。君のような人がいるから、世界はかろうじてマシなレベルを保っている。世界に代わって感謝するよ」
そして、木村であり口笛であり、そういった一見取るに足りない枝葉こそが作品の印象を形成していたのではないか。
枝葉とは言うものの、ひたすら枝と葉を切り落として純化していった先にあるのは、ただ一本の幹だけがまっすぐ天を突く寒々しい樹の姿だ。口笛や木村が本筋に不必要だというなら、ブギーポップがあんな格好をしている必要も別にない。『笑わない』のプロトタイプとなる作品には早乙女が存在していなかったともいうし、この巻に限って言えばブギーポップだって無くても成立しそうな内容だ(シリーズ全体で見てもブギーポップは世界設定の中で異物として浮き続けていている)。必要・不要を物差しに物語を測れば究極的には、そもそもアニメ化する“必要”とは……?原作が書かれる“必要”はあったのか……?という不毛なところにまで踏み込みかねない。
ブギーポップというシリーズは、ことに『笑わない』は、この「剪定」の影響を大きく受けやすい作品であるように思う。本筋に関わらない細部が、作品の本質とは思いがけなく深く結びついてるかもしれない、という面倒くささがある。アニメ側にとっては、原作の味を再現するためにどこを切ってどこを残すべきなのか、という判断が非常に難しい題材だったのではないか。
いや、ブギーポップに限らずどんな作品であっても、ファンはアニメ化や映画化などのメディア展開のたびに、アレがないと○○本来の良さが失われてしまう!と感じてはいるのだろうけど。
木村明雄の省略に関しては、大きな変更ではあるし非常に残念ではあるが、三話という尺を考えれば致し方ない(そもそも『笑わない』を三話でというタイト過ぎる構成の是非はともかく)
口笛に関しては、小さい部分かもしれないが逆にそんな小さいところを敢えて削る意味が分からないし、監督でもシリーズ構成でもプロデューサーでもいいので早めに誰かに何らかの説明をしてもらいたい。
ということになる。
原作から変えること自体は、いい。メディアの違いに加えて、予算や時間など様々な制約もある以上、どうしたって変えざるを得ないところは出てくるだろう。だが、その変更に意図というか大げさに言うと「思想」があまり感じられないのはちょっと困る。原作から変えてまで実現したかったこととは何なのか。
前回のアニメ、「ブギーポップは笑わない Boogiepop Phantom」は、初アニメ化にもかかわらず『笑わない』のオリジナル後日談という暴挙とすら言える内容となっており、それだけにとどまらず「霧間凪の一人称が『オレ』じゃない」など、原作からの変更点がいくつか存在した。当然、原作ファンからの評価も当時はあまり良くないものが多かった。
しかし、ファントムというアニメからは、これが作りたい、こうした方が面白いはずだ、という意志は強く感じられた。原作からの変更点自体に納得できるかどうかはともかく、そういう姿勢を打ち出されればこちらも、へぇ……あなた達はこういう画面も話も異常に暗いアニメがカッコイイと思ってるんだ?「オレ」女はリアルじゃないって?へーえええええ……?と正面から受けて立つことができるというものだ(こめかみに血管浮き上がらせつつ)
今のところ、今回のアニメ版ブギーポップは、原作読者の目から見ても決して悪い出来ではない。悪くはないのだが、どうも、どこに芯があるのか分かりにくいアニメ化となっているように見える。
公式が「アクションファンタジー」と銘打っているということは、「笑わない」編では終盤に集中して存在する程度だったアクション部分が徐々に増えていく、これからのエピソードが本番ということなのかもしれない。たしかに、最初に公開されたPVでもアクションの描写はひときわ光っていた。
次の4話からは、原作では上下巻の大がかりなエピソード「VSイマジネーター」編が始まる。そこでは、このアニメと思いきりVSできることを願っている。
”『笑わない』のプロトタイプとなる作品には早乙女が存在していなかったともいうし” へえ それどこ情報? - maturiのコメント / はてなブックマーク
関係あるのか分かりませんが、2018年は原作ラノベ開始20周年です。
2000年のアニメ「ブギーポップは笑わない Boogiepop Phantom」は、原作『笑わない』(正確にはその実写映画版)の、アニメオリジナルの後日談というべき内容でした。今回は原作エピソードにある程度沿ったアニメ化となるため、今のところ特に関係はないものと思われます。
サプライズ的に使われる可能性もありますが、とりあえず現在公表されているOP・EDはMYTH & ROID「shadowgraph」、安月名莉子「Whiteout」となっています。
MUSIC - PRODUCTS|TVアニメ「ブギーポップは笑わない」公式サイト
そのテイザーPVはアニメ化決定発表時に公開されたもので、プロデューサーいわく、作品に対する意気込みを示す「ハッタリ」だそうです。そのため、ブギーポップと霧間凪(及び公開時点では判明していなかったが水乃星透子も)以外のキャラクターは、あくまでPV用に一から作ったオリジナルキャラで本編には登場しません。
TVアニメ『ブギーポップは笑わない』 ティザーPV - YouTube
TVアニメ『ブギーポップは笑わない』 PV 第2弾 - YouTube
最初に笑わないを3話(!)で、次がリターンズになることは確定しています。その後があるかどうかはまだ曖昧。
アニメ「ブギーポップは笑わない」特集 悠木碧(ブギーポップ/宮下藤花役)&大西沙織(霧間凪役)インタビュー - コミックナタリー 特集・インタビュー
アニメではまず第1~3話で「ブギーポップは笑わない」編が放送される。
第4話からは原作の第2~3作目となる「VSイマジネーター」編をオンエア。その後の放送エピソードは、追って発表されていく。
CHARACTER|TVアニメ「ブギーポップは笑わない」公式サイト
ブギーポップの衣装デザイン以外はほぼ新規に描き起こしています。また、時代を現代に合わせたことでスマホなども存在する設定になっているようです。
(「2018.5.28 本プロジェクトに関するお知らせ」を参照)
BOOKS - PRODUCTS|TVアニメ「ブギーポップは笑わない」公式サイト
原作者の別作品に登場する、設定上エコーズと関係の深いキャラにデザインを合わせたのではないか、という推測がされています。もちろん真偽は不明。
先行上映の情報によると居ないそうです。
先行上映の情報によると、少なくとも笑わないでは吹かないそうです。
それは緒方剛志によるコミカライズの新装版です。原作の新装版(単行本)の刊行スケジュールは、
となっています。
また、現在連載中の「リターンズ」「夜明け」のコミカライズ単行本1巻も、12月28日に「笑わない」コミカライズ新装版と同時発売となります。
BOOKS - PRODUCTS|TVアニメ「ブギーポップは笑わない」公式サイト
残念ながら、ぼくにはそんなものはない……でもな、夢を守ることはできる!変身!(広がる宇宙の中Can you feel〜♪)
時間もたって落ち着いた感もあるので。
フジロックで昨年、シールズがトークショーに参加したことで批判を浴びた。
という批判だった。
その際にメディアで盛んに主張されたのが
という文脈を無視して(あるいは知らずに)政治との関わりを絶つというのはネトウヨ或いは無知蒙昧な馬鹿である。
と言う主張だ。
※ちょっと語気荒いけど、大体こんな感じだったと思う。
私はこの類の主張を目にして、言っている内容は筋道が通っているけどもやはり少しずれているなとも思った。
というより、今の音楽界隈に対する不満や足りない点が見えてきたというところだろうか。
・トークテーマは「参院選を振り返る。安保法制、沖縄、憲法、原発」
ちなみにアトミック・カフェというのは以下のようなイベントである。
アトミック・カフェ・フェスティバル(ACF)は、映画『アトミック・カフェ』の上映運動に由来するフェスティバルであり、日本で1984年に開始した。
「音楽を通じて反核・脱原発を訴えていく」がテーマのイベントで、1980年代には加藤登紀子、浜田省吾、宇崎竜童、尾崎豊、ザ・ブルーハーツ、ルースターズ、エコーズ、BOØWYらが出演していた。1984年に日比谷野外大音楽堂で開催された第1回目のライブでは、尾崎豊が高さ7メートルの照明から飛び降り左足を骨折するも、ステージに這いつくばりながら「Scrambling Rock'n'Roll」を最後まで歌い続けたという有名なエピソードが残っている。1980年代の最後の開催は1987年であった。
2011年のフジロック・フェスティバルでアトミック・カフェ・フェスティバルは復活した。フジロックでの開催場所はバイオディーゼル燃料や太陽光などを電源に使用するNew Power Gear Field/AVALONエリアにあるGYPSY AVALONステージとNGOヴィレッジの2か所。
ロックフェスティバルで、このようなイベントをするのはロックが政治と密接に関わってきたからでもある。
ヒッピー文化とかカウンタカルチャーとかまぁざっくり説明するくらいでもはてな民ならなんとなくはわかるだろう。
※というか俺もそれほど詳しくないし。
ロックの曲自体に反体制的メッセージが直接なくても社会的盛り上がりから、そういう文脈があるとか
まぁそういう感じだ。
ここからが本題だが、上記のような事情を知った上で違和感を感じたことが2点ある。
②安保、沖縄、反核・脱原発というトークショーのテーマの妥当性
そもそも今のロックはそんなに反体制的なの?という疑問点がまずある。
詳しく調べればまぁ、まず政治的なメッセージの込められた歌はあるだろう。
しかしながら反核・脱原発を訴えた曲がそこまで多いのかといわれればぶっちゃけそんなイメージは全然ない。
2016年のフジロックで反核・脱原発系と解釈できる曲があるのであれば教えて欲しい。※一応補足しとくと1曲、2曲程度の話ではなくここで言いたいのはフェス全体の傾向である。
つまり、現在のロック界の表現している内容とトークショーの内容があまりに乖離しすぎではないのかということだ。
アジカンの後藤さんはTwitterで以下のような発言をしていた。
あとすんごい不思議なの、俺、ほとんどライブのMCで政治の話しないんだけど(NO NUKESとかのフェスを除く)、さもしてるような感じで絡んでくる(妄想してる)人が絶えないこと。大体そんな感じで、来たこともない人たち、本やTFTを読んでくれなひとたちだけが、そういうことを言うのよ。
正直この発言を見てずっこけた。
そりゃ客も面食らうわ。
なんかイキナリ「実は政治的メッセージあんのよね」的な感じになってしまう。
10台の客捕まえて、「俺達は政治的な発言しないけど、過去の人はしてきたからロックは反体制」
とか言われてもえぇぇ!?と言う感じになる。
今のロックの雰囲気みてるととても反原発的な話をするかんじではない。
そしてもう一点気になったのが以下である。
正直、安保、沖縄、反核・脱原発というテーマはやっぱ乖離しすぎじゃね?
と思うわけだ。
「この世界の片隅に」で植民地に関する議論、あるいは軍部どうたらとか、あるいは市井の人の生活について語る
とかならまぁわかる。
というのもまぁわかる。
そんなに好きじゃないけど。
「シン・ゴジラ」と「君の名は。」と「聲の形」と「この世界の片隅に」で「ルワンダ虐殺を語る」くらいに違和感があるわけだ。
いや、そりゃまぁ戦争だし、日本軍も虐殺したけどねって感じだ。
どうにも、そういう「あまりにも飛躍しすぎである」感がアトミックカフェからはぬぐえないのだ。
と言いたくなるのはわかるのだがなんか批評のレベルが50年前走ってねぇかと思うわけである。
と言うわけで反体制的であることをちゃんと今の人達に広く伝えるには今のロック歌手も定期的に政治的なお話をして
また、周囲もちゃんと批評も行ってレベルを高めるべきだと思う。
正直時間も立ちすぎてロックそのものが反体制であるというのは無理が出てきている。
そんな状況ではロックは存在そのものが反体制とは安易には主張できない。
今度Wiiで出るファイナルファンタジークリスタルクロニクルクリスタルベアラー
というタイトルのゲームがファミ通でスコア30/40を取ったんだけど
このファイナルファンタジークリスタルクロニクルクリスタルベアラーってのは
ファイナルファンタジークリスタルクロニクルシリーズの続編じゃなくて
DSで出たファイナルファンタジークリスタルクロニクルリングオブフェイト、
ファイナルファンタジークリスタルクロニクルエコーズオブタイムに並ぶ
ファイナルファンタジークリスタルクロニクルシリーズの一つの作品なだけ。
ちなみにファイナルファンタジークリスタルクロニクルリングオブフェイトは
ファイナルファンタジークリスタルクロニクルエコーズオブタイムは
ファイナルファンタジークリスタルクロニクルクリスタルべアラーは
ファイナルファンタジークリスタルクロニクルリングオブフェイト、
ファイナルファンタジークリスタルクロニクルエコーズオブタイムと同じ設定で
あることは予想される。ここまでで気付いた人がいると思うけど
ファイナルファンタジークリスタルクロニクルクリスタルベアラーの前作は
ファイナルファンタジークリスタルクロニクルなんだよね。