はてなキーワード: 気候とは
人口も資源も面積も劣る日本の経済優位などというものは、不沈空母扱いだったために軍事的負担を全く負わないでいられた冷戦という時代の産物であって、マトモに戦ったら無理。
まあちょっと日本の労働者の奴隷的勤勉さも効いてるが、それは勤勉さとは無縁なイタリアやスペイン、面積が同等のドイツやイギリスと比して有利なだけで、インドやアメリカに勝てるほどではない。中国ロシアは内政と気候のリスクでワンチャンあるけど、ワンチャン取るだけで、勝ち続けるのは無理だろう。
【300ブックマーク記念に、ぶら下げエントリー作りました→ https://anond.hatelabo.jp/20190711003448 】
期間は1年と2-3ヶ月。
──なぜこの仕事を選んだの?
単にコネ。履歴書に書けてすぐ使える資格は普通免許くらいしか無かったし、このトシで未経験でも就ける仕事ってことで、社長さんを紹介してもらったんだよね。
──辞めた理由は?
1.その場その場での判断が求められる、いわば瞬発力が必要な仕事ではあるが、自分にはそれが無かった。
特に路面工事でよくおこなう片側交互通行では、トランシーバーで他の隊員と連携しながら、タイミングを見計らって自動車列を止めたり流したりするが、この業務が自分は一番苦手だった。おまけに、ドライバーらからは罵声を浴びる事もしばしば。
これとか車線規制や駐車場での誘導では、夏場は日焼けで肌が火膨れや熱中症になる危険が・夜間のそれでは(特に道を急ぐタクシーなどに)うっかり轢かれかける事が、何度もあった。
また建築・解体現場でのダンプの出入りでの門扉開閉では、タイヤについた泥が歩道や路面に乾いてこびりつかないよう水を撒くのだが、水撒きの際に通行人や自転車に水が掛かりそうになって謝るのも常で、そういう時の対処が自分はヘタだった。
2.どこに行ってもタバコ臭が漂っている。
隊員の多くは、年金の不足分を稼ぐ目的な年配の人が多いのだが、ざっと見たところで半数以上は喫煙者である。これは事務所でも同様で、紫煙が漂うほどでは無いものの応接コーナー兼用の休憩スペースの灰皿には、常に吸い殻が溜まっていた。
さらに、警備対象現場へ向かう隊員チームを詰め込んだハイエースの車内は、さながらアヘン窟なみの煙たさで、これは非煙者の自分にはまさに地獄だった。帰りの電車の車内に入ると、案の定というか衣服にタバコの臭いが染み付いているのがよくわかったほどだ。
もっとも、管制担当者(隊員らの配備現場を決める人)もその辺りは察していたのか、タバコの影響が少なく通勤できる直行直帰の現場を、自分にはよく割り振ってもらってはいた。
社長の再婚相手の息子(対外役職としては常務)が、現場を仕切る『隊長』となる場面が多く、仕事はそこそこ出来るヤツなのだが『かなりの気分屋で、受け応えの悪い隊員には年上だろうが鉄拳制裁』で、そういった彼の振る舞いに嫌気が差して辞める隊員が少なからず居た事を知ったのは、働きだしてしばらくしてからだった。
ちなみに彼の前職は鳶職で、外見や体格・音楽の趣味などはモロに『ヤンキー』のそれである。
なお、寒さや暑さ・時期によっては大雨などの、気候への対策は衣服で調節するわけだが、自分がそれら気候の変化によって体調を大きく崩した経験がなかったのは、ある意味幸運だったのかもしれない。
──勤務条件はどんな感じ?
大まかに分けると、建築現場や行政施設や病院などでの『立哨(りっしょう・立ち姿での見張り)』だと、日曜日が休み。それ以外の商業施設や競技場での駐車場誘導や出入口だと、平日(曜日は不定休だが、ほぼ1週間に1回)が休みというパターン。
ただし、年末年始の初詣やGWほか『人出が多い』時期(お寺であれば節分や春・秋の彼岸、神社なら『十日戎』や例祭など)には、大半の隊員は行事での警戒警備へ優先的に配備される。
そういった業務集中の時期を除けば、事前申請しておけば休みは比較的取得しやすい。
勤務は連続8時間が原則で、昼休憩の場所や決まった時刻があるかどうかは、請負先の規模にもよる。
(コメントで指摘されてたように、トイレの時間はタイミングが合わずに苦労する現場の時もありました)
ときどき突発的に、葬儀場の通夜の立哨や小規模路面舗装などの警戒の夜勤が続けて入る例もあるが、そういったスポット勤務はおもに、稼ぎを優先したい人に回されていたようだ。
ちなみに自分は最後までヒラだったので、時給1000円×8時間=8000円が額面としての基本日給(※夜間・深夜手当が付かない勤務の場合)だった。
普通運転免許は、単独・2名・数名の隊員やカラーコーン・コーンバーや予告看板(『この先50m・工事中』などのあれ)などをクルマに積んで現場へ運ぶのに必要なので、できれば持っていたほうがよい。
これとは別に、国家資格である『交通誘導警備業務検定』や『雑踏警備業務検定』などがあるが、これらは警備会社で働きながらおいおい取得するという意味合いが強い。
種別としては2級と1級があり、1級ともなると『警備計画書を請負い先に提出』ができるだけのスキルが必要になる。
複数の隊員が配置される警備現場では、隊員のうち誰かが業務目的に沿った資格の保持者でなければならない(1・2級は問わず)し、そのことで給与面にプラスになる…とされる。よく、車道に出てトラックなど車両の誘導をしている警備員がいるのを見るが、資格持ちの隊員でなければあれは出来ない。
ただ、業務経験を通じて言えるのは、どちらかといえば対人対応スキルのほうが重要であろう、ということ。
例をあげると、日課としての業務報告の電話連絡で、特に請負先とのトラブルがあった際に事務所へ伝えるのが遅れたりすれば、不信感を持たれて以後の業務にも差し障りがある。この点は、世間のほかの仕事と変わりない。
請負先以外への対処としては、通行人が多い環境の現場ならば近辺の道案内も必須(特にに商業施設の周辺や駐車場内の誘導・駅に通じる通路での現場の場合)。
またその際、道や場所を訊いてくるのも最近では、日本人だけではない例も当たり前で、ある程度の英会話力があれば望ましいとは言える。
──もう一度、戻る事は考えている?
自分はさすがに懲り々々だけど、中には以前に所属した警備会社に『出戻り』する人もけっこういるらしい。60代・70代になると、雇ってくれる会社がなかなか無いこともあるが、勤務形態もフル勤務以外に週3日などで勤める人が多いのもこの業種の特徴。
※ ブックマークコメントを多くいただき、ありがとうございます。レス返しエントリーを、新たに立てました。
https://anond.hatelabo.jp/20190711003448
離職票などの諸手続きが完了しましたので、正式に表明しておきます。 このエントリーの元増田は、 id:guldeen です。
こちら勇者だ。今東横インにいる。飯は相変わらずだが、居心地は悪くない。新しくできた東横インだと聞いて期待してきたが、まったくいつもの内装だった。もう十数年はここで宿をやっているような貫禄。これは東横インにしかできないことだろう。
おっと。ズボンをプレスしていたのだった。明日は銀座で買物をしてみようと思うのだ。最近はめっきり隣国の中国人ばかりだが、それゆえ、品揃えも変わっているかもしれない。魔法使いのやつに土産を買っていってやりたいし、よくいく酒場の女の子たちにもいい顔をしたい。
勇者である俺には特殊能力があった。とある平行世界、なかでも日本という国にえいやと移動できるのだ。
不思議なことに、日本にやってくると服装が“日本風”に変わっている。革の服上下セットは、気候にあわせてか通気性のよい麻素材のスラックスとTシャツに、ドラゴンの胸あては小粋なジャケットになる。
ホテルから出て街を歩いていると、女子高生がこちらを見て手を振った。
俺こと勇者はこちらの世界ではイケメンの部類に入るらしい。まず、身体がいい。ここいらのやつらは戦に出ないので、男でもひょろひょろとしたやつが多いのだ。が、俺はどうだ。なかなかの筋肉を持っていて、やつらのなかでは背が高い。それが女にはよく見えるというわけらしい。
また、俺はここらでは異国的なビジュアルに写るというのもいいのだろう。故郷では俺に似た男など5,6人はいて、姉によく「あれ、あんた市場にもいなかった?」などと言われたものだが、ここでの俺はレアな男なのだ。
浅黒い肌。異国的。銀髪。とっても異国的。てなもんで、女たちは興味津々で俺を見てくる。
動物は人間のご飯でした。過去数千年も人間は狩猟採集で生きていました。
狩で仕留めたマンモスを食べて氷河期を生き抜き、山でシカやイノシシを食べて生き抜きました。私たちの祖先はヤギや豚や牛や羊や鶏を、長い長い長い年月をかけて家畜化しました。家畜化なんて一朝一夕一世代で出来ることではありません。祖父から父へ、父から子へ、飼育のノウハウを受け継ぎながら、家畜を食べる肉食文化を発展させました。
色々な国で色々な食文化が発展してきました。それは日本のように仏教によって禁止されながらも、こっそりと楽しまれたり、文明開化とともに最先端の料理として食べられたり、ヨーロッパのようにソーセージやベーコンや干し肉なんかにして長期保存できるようにされたり、焼いたり蒸したり揚げたりして、美味しく食べれるように工夫されたりしてきました。イヌイットのように生食する民族も、沢山の香辛料でスパイシーに食べる民族もいます。食文化は、宗教やその土地の気候と密に絡み合いながら発展してきました。
文化は人間が長い歴史の中で作り上げた叡智の結晶です。衣、食、住の1つである、生き物にとって欠かせない「食」の文化は何にも劣らない人類史の大切な要素です。文化人類学的な価値を持つものです。
生物学的にも人間が動物を食べるのには意味があります。日本人だけが海苔を消化できるように進化したことは有名ですが、お肉も同じです。人間が肉を美味しく食べて、消化して、エネルギーとして利用できるのも、人間が長い間肉を食べ続けて、そのように進化したから美味しくお肉が食べられるのです。お肉を食べるのは人間が生態です。人間は雑食なのですから。
連綿と続くこの歴史の中で、動物が可哀想だという考えを持ち、肉食をやめることもまた文化です。人類がそのように方向転換し得る可能性を持つこともまた大切なことです。
しかし、それを望まぬ人に強要すること、人間全体から肉食文化を奪うことは文化の破壊です。畜産家や肉屋やコックさんから仕事を奪う権利は誰にもありません。
食文化は生活に根付いて始めて意味があります。レシピの本だけあっても仕方がありません。肉を食べないということは今まで育んできた肉食文化を永久に手放してしまうことになります。日本の和食が文化遺産であるように、世界の肉食文化は和食よりもうんと重要な文化です。ヴィーガンの肉を食べない「食」が尊重されるべきように、私たち雑食の食文化も尊重されるべきです。
なんか増田でよく地方と首都圏の溝とか、低学歴高学歴の溝とか見るけど、
自分からすると、あーホントそうだなって話ばっかりなんだけど、
中学まで地元、高校は本州の山奥の全寮制(ただ別に頭良い学校ではない)。
専門には入ったけど、ちょっと家庭がのっぴきならない状況で中退している。
ロスジェネより少し下の代だが、専門中退なのでほぼほぼ変わらん時期に社会に出た。
仕事が選べなかったので札幌のコルセンに入った。仕事はできたが病んだ。
その後、繋ぎの仕事をしつつ就活するが、地元では高校が本州なのがよくわからんと滅茶苦茶聞かれる。
自分もそもそも母親の勧めで入っただけで、別に普通科の文系の高校で、特に何かある訳でもない。
結果的に、100社以上落ちる。
友達だと思ってた人には裏で働く気が無いんじゃないかとまで言われた。
その高校どんなとこ?みたいなのは全然聞かれなかった。割とカルチャーショック。
だが、関東の気候と通勤ラッシュがコルセンで病んでた身体を引き戻して悪化させた。合わなかった。
あと、会社の人たちみんな大卒で、パートの奥さんたちも子供のお受験お受験で、話が合わない。劣等感が生まれた。
動けなくなって実家に戻る。
うん、そうなるよね。
ただでさえ少ない求人、受けるところも無くなってくる。
正直に病んだと言えば当然とってはもらえない。
今は諸々障害として申請する予定にまでなったが、通るか微妙なラインなのでそれすら怖い。
もう金は底をついた。資格取る余裕もない。