はてなキーワード: ヤマアラシとは
QSでTop100くらいの大学。研究主体でなく授業主体の課程。来る前はこっちで就職できたらいいなと思っていたけど、今は自分には無理だという気持ちが心の大部分を占めている。
自分だけがここに居てはいけないかのような、教室に資格無く盗み入ってしまったかのような、そんな感覚になってしまっている。
「誰も私に触らないでくれ!」「誰か私を助けてくれ!」「ここからつれ出してくれ!」と思いつつ「ここに居させてくれ!」と思っている。痛いし怖い。
アイスクリーム屋さんに誘われたけど怖くて行けないし、5分テーブルで話して!と言われたときには自分に話が振られることが怖くて置物になっている。
分かっている。これが、英語が苦手だからと日本人コミュニティにばかり入り浸っていたツケだということは。
学部生の後輩のほうがよっぽど現地の同級生と話をしているし、友人ができている。
英語を勉強しに来たんじゃなくてこの専攻を勉強しに来たんだからそこまでコンプレックスを感じなくていいんだと開き直ろうとしているが、英語がわからないのであまりに学びが浅く、それも苦しい。
どうしたらこの状況を脱せられるかわからないし、誰に助けを求めればいいかすらわからない。
......いや、本当はわかっている。きっとわからないふりをしているんだ。
できないことと向き合うのが怖いし、やってできないと知ることはもっと怖い。
この様な日々を延々と続けていると、思考が偏り普通の脳の状態で無くなるのは不思議ではないのだが、
被害者は気付いているつもりでいるが通常の思考が出来なくなっているのではないだろうか?
それだけ人間の精神や脳は敏感な臓器で外的急激変化に対応が出来ない場合があるようだ。
アメリカの軍人がPTSDにかかることをよく問題にされるが、これは戦争に限らずとも急激な変化という意味では、集スト被害者もそれに匹敵するはずだ。
監視され様々な集ストテクで嫌がらせが始まる以前と始まってからでは脳や神経の状態は全然異なる。
生まれた時から監視され管理されるような国に生まれ育てば、それは普通の日常である。
戦場で生まれ育てば死体が転がっているのが日常の光景で、驚かなくなるだろう。
平和な国に生まれ、訓練したとはいえ死体の転がる、いつ何時殺されるか分からない戦場に行けば、
そのギャップから脳神経が異常を来すのは当たり前で、それで平常でいられる人の方が異常と言わねばならない。
最近小規模な地震が断続的に発生しているが、非日常生活を強いられている方々は、やはり急激な外的要因による変化で、
中には精神的に付いていけなくて、苦しまれている方が大勢いるはずだ。
また最初の揺れより、後からの揺れが本震等という体験をすれば、精神状態は穏やかではないだろうし、トラウマとなっている方がいるはずだ。
自身の立っている地面が無いというような感覚程恐ろしいものはないだろう。
一刻も早く元の生活に戻れることをお祈りする限りだが、この強烈な急激なストレスが綺麗に元通りになるのか心配である。
また、どうしても悩んでしまうタイプの人に悩むな!と言ったところで悩むものだ。
被害者は他人からの助言は聞くが、決して全てを手放しに聞けない精神状態にいるので仕方がない。
被害者の思考はある一方方向にしか回らないようになっているので、逆回転の話を受け付けない思考にさせられてしまっていることが多い。
本人は至って正常で、正常に判断し間違いないと確信している場合が多いが、先程の被害者は大なり小なりPTSD症状を抱えていると考えれば、それも何ら不思議ではない。
私も含めて被害者はその一方方向の渦にいつも呑みこまれていることを自覚し、その分を引いて何事も考えないと他者からは、到底普通の思考とは思えない場合すらある。
被害者対被害者は普通の人と接するよりも難しいと心得ていかねばならない。
これは被害者同士が接する上で、はじめはやっと誰も理解してくれない問題を共感してくれるので喜び合うものの、通常より疑心暗鬼が大きくなっていることを理解してしまうのが理由である。
そして通常加害を受けていると感じても、何も反撃出来ずに我慢させられるわけだ。
被害者は加害と認識することがあっても一般人と一緒の場合はいちいち言っても理解を得られないことを知っているので、かろうじて無視し何もないと思っている一般人と同じように振る舞いやり過ごしがちになる。
こういう無駄な思考を常に強いられるので、相手が同じ集スト被害者と分かると安心し感じている全てを口にしたがるものだが、
この犯罪の被害は個人個人内容が異なり、内容が似ている場合こそ共感できるが、個人の攻撃傷口・攻撃内容に差があることにより、被害者同志は傷を舐め合いたいが一つ間違うと傷つけあう危険すらある。
それも加害による疑心暗鬼の強さ加減により、神経過敏になっている者同士なので、一歩も譲らない、一般人に対するより激しいぶつかり合いになりかねない。
これはヤマアラシ同志が付かずくと傷つけあうのと似ている。
思うに被害者は、加害により自身の自覚とは別に何ことも、自身の何かに結び付けて悪い方向に考える思考にある。
これは加害者の意図とは別に、勝手に結び付けている場合もあるはずである。
これも疑心暗鬼の成せる技で、日常の全てを自身の何かに結び付けて自ら嫌な思いを作りだしていることが大半を占めているのだろう。(続く)
ロリコンのパラドックス(ヤマアラシのパラドックスジレンマみたいな?)から考えるロリコンのヤバさの考察
1. 結婚する
2. 女児を生んでもらう
3. その女児に性的な興奮をし、性行まで達するということ可能なのか?
ロリコンが(妙齢の女性と)結婚して、(確率1/2の)女児をゲットするというハードルが高いのは認める。だが、確実に存在してパパがロリコンだったという事件が発生している以上は上記の 2. まで生じている。気になるポイントは、3. が観測しにくいことなのだ。ロリコンは他人の子ども(女児、しかも未成年)という条件でないと、不可能なんじゃないかな?これはもしかすると、成年の女性だったら犯罪にならないこと(不倫)に対して、社会が厳しいことを鑑みると良いのかもしれない。ロリコンとは、
という式で n が大きすぎるのが問題なのじゃない?つまり、ロリコンという存在はベル型カーブの外側にいて、標準偏差で6σを超えた存在で、つまりアブノーマルすぎる存在で、身近においておくと自分が社会的な制裁を受ける可能性が非常に高いとみなされる可能性があるから、嫌われるのじゃないだろうか?
じゃあさ、上の仮説の 3. の事例を考えてみよう。近くにいて嫌なのはどっちですか?刑務所にいて確実に友達になりたくないのはどちらですか?
2. のほうがタブーを犯しているので、ヤバさが違うと思いませんか?以上から、わたくしはロリコンの気持ちの悪さとは、近所(遺伝・住んている場所)にいると不利益になるので、近場から追い出したい存在なのではないかと考えます。
よって、ロリコンとは「近くにいると不利益になる存在」とされるものなのではないでしょうか。ロリコンが刑務所でいじめられるというのは、ただ観測されるもののひとつなのではないでしょうか。
(2020/09/30) http記法によるリンクの数が制限(9個)に達したため新エントリに移行
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(※頭の上に、いらすとや製ではない犬と猫のイラストを重ねて使用している…?) | |||
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b:id:puobu | お坊さんの男の子のイラスト(将来の夢) | ttps://www.irasutoya.com/2018/04/blog-post_910.html | 8/11 |
b:id:moguramama | もぐらのイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2013/01/blog-post_3363.html | 8/11 |
b:id:triple17 | カードを出す人のイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2017/07/blog-post_978.html | 8/11 |
b:id:papamama2019 | 絵本を読み聞かせている女性のイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2013/07/blog-post_1309.html | 8/11 |
おけけパワー中島の漫画の神さまが私の神さまとあまりにもペンネームが近すぎてびびったので書いた。神さまに憧れたけど神さまにフォローされなかったタイプの同人女のお気持ちです。自分語りです。
神さまはまじで文が上手いし、キャラクターへの愛を感じるし、文体もキャラクターの雰囲気に寄せててすごいし、難しい言葉をさらっとつかえるし、私と趣味がめちゃくちゃ合うし、R18がめっっっちゃうまいし、数年間コンスタントに出し続けてる。ただのセックスしないと出れない部屋のはずなのに見事な設定付けててなんじゃこりゃとなった。
神さまはまじで神さまだった。
そんな神さまに憧れて同人の世界に飛び込んだ。高3ではまって浪人が決まったと同時に書き始めた。本当に最悪。
処女作は大当たりだった。むしろその後の作品が鳴かず飛ばずで死にそうだったけど。神さまの平均の半分くらいのブクマまでいった。うれしかった。
でも神さまには認知されない。
神さまは神絵師と仲が良かった。まだ神絵師だったのが救いなのかもしれない。リプとかはほとんどしてないけどアフターは必ず同じ写真が上がる。クソ。表紙とかかいてもらったりしてる。クソ。羨ましい。神絵師は漫画出すくらいの神だし二人ともやっぱりまじで上手いので、私たちは下々の者でしかないのだ。
雑談用のサブアカウントでなぜかフォローされてる人が本気で妬ましかった。からみなくてもフォローされるだけいいじゃん。羨ましい。
え いまフォロー一覧見たらめちゃくちゃ妬ましくて仕方ないんだけど なんで?なんで作風合わない感じの絵描きフォローしてんの?ギャグのアホエロ系だよねその人?半年以上何もつぶやいてないけど?おまけになんで中堅文字書きだけフォローしてんの何?え?私は中堅じゃないと?ブクマ結構行ったぞ?(まあ、萌え語りはそんなに多くなかったし、作品出すペースはそこまで早くはなかったし、処女作が結構当たっただけであり、中堅とは呼べないのかもしれない)(でも底辺じゃないはず)(何?)
あーあ
読み手から書き手の立場になると、上手い文章というのは萌えるけど打ちひしがれるみたいな感じになり、純粋に楽しめなくなるかもしれない。自分の才能のなさ、発想の弱さ、情感のなさ、神さまの模倣ばかりなところとかが本当に嫌になる。でも萌える。ヤマアラシだ。
何でこんなに天才なのか、あっそんな年から長編を……そりゃあそうですね…。
これを読んでいる読み手がいれば、軽率に書き手の世界に飛び込まないことを勧めておく。生産するのは楽しいけれど、神さまたちの作品を素直に楽しみたいならちょっと考えた方が良い。
浪人の後半でハチャメチャに病み、現実逃避の手段として小説を書いてた。沢山は書けなかったけど。
2月はもう塾のカウンセリング受付で号泣するくらいのメンタルだったので、1個受かった段階で休んで、ひたすら書いてた。
で、まあなんとか大学生になり。浪人の頃に書いたアンソロ寄稿がやっと形になったりイラスト本に寄稿させてもらったりした。5月。相変わらず認知はされない。
だけど他のことにも興味持ち始めたり、大学生活が楽しいときもちゃんとあったりして、だんだん小説に逃げなくても良くなってきた。
でもどうしても本を一冊で良いから出したくて、10月に申し込んだ。一人で原稿合宿したりした。
………台風でなくなった。
中止が決まったと同時に1月に申し込んだせいで補填が受けられなかった。ウケるね。
まあやる気はほとんど消えて。1月の直前にペーパーのつもりで書いた文が長くなって本になったりした程度。
は?
初めてのサークル参加なんですけど?何この仕打ち?神さまの方に人が流れていくのをただ見てろと?
当日。
早く着きすぎて暇をもてあます私とは違い、神さまはギリギリにはいってきてスマートに準備をこなし、開場のちょっと前にちょうど準備を終わらせていた。すごい。
思ったより本は売れた。本を買ってくれる人が実際にいると言うことが本当にうれしかった。とてもうれしい。うれしいけど。実際隣の神さまのほうばっかり人が来るし、本人もこっちの本を買いにこない。
会場が落ち着いてきてから、ちょっと行ってきますね、と言って神さまが席を立った。
その間に本命カプの本が完売した。神さまは買ってくれなかったけどすごく嬉しかった。どうせ神さまの隣だからちょっと目に付いただけだよとか、いじける要素もあったけど、凄く嬉しかった。感謝しかない。
そんなこんなでボーッと(考え事をしているの意)していると、神さまが戻ってきた、と思ったら財布を取り出してきた。
もしや。
「あれ、完売してる…」
しんどかった。まさか買ってくれるなんて思ってなかった。在庫を確保するとかそんな傲慢なことはできなかった。開場から数時間経っていたし、隣だし、私が買いに行ったときあとで伺いますねとかなんも言われなかった。2年くらいずっとコンプレックスを抱いていたのだ、そりゃ期待はしていたけど諦めていた。私の本を神さまの所有物にしてほしかった、だけど初めての本だからどうしても自分の手元に置いておきたった。
自分用でよければ…読みますか…?って差し出すのが精一杯だった。そのまま読み始めてくれた。エロ100%の本だから居心地がとても悪かったけど。
読み終わって一言だけ、かわいかったです、みたいなことを言われた。
神さまに初めて感想をもらった。
そりゃあ力尽きるよな。
そんなこんなで同人はほぼ引退状態になった。現行のジャンルとは思えない勢いで衰退しているが、神さまはまだ小説を書いている。長編らしく、しばらく更新がない。一読者として読むのが楽しみである。それはもう本当に。
おけけパワー中島の漫画の神さまが私の神さまとあまりにもペンネームが近すぎてびびったので書いた。神さまに憧れたけど神さまにフォローされなかったタイプの同人女のお気持ちです。自分語りです。
神さまはまじで文が上手いし、キャラクターへの愛を感じるし、文体もキャラクターの雰囲気に寄せててすごいし、難しい言葉をさらっとつかえるし、私と趣味がめちゃくちゃ合うし、R18がめっっっちゃうまいし、数年間コンスタントに出し続けてる。ただのセックスしないと出れない部屋のはずなのに見事な設定付けててなんじゃこりゃとなった。
神さまはまじで神さまだった。
そんな神さまに憧れて同人の世界に飛び込んだ。高3ではまって浪人が決まったと同時に書き始めた。本当に最悪。
処女作は大当たりだった。むしろその後の作品が鳴かず飛ばずで死にそうだったけど。神さまの平均の半分くらいのブクマまでいった。うれしかった。
でも神さまには認知されない。
神さまは神絵師と仲が良かった。まだ神絵師だったのが救いなのかもしれない。リプとかはほとんどしてないけどアフターは必ず同じ写真が上がる。クソ。表紙とかかいてもらったりしてる。クソ。羨ましい。神絵師は漫画出すくらいの神だし二人ともやっぱりまじで上手いので、私たちは下々の者でしかないのだ。
雑談用のサブアカウントでなぜかフォローされてる人が本気で妬ましかった。からみなくてもフォローされるだけいいじゃん。羨ましい。
え いまフォロー一覧見たらめちゃくちゃ妬ましくて仕方ないんだけど なんで?なんで作風合わない感じの絵描きフォローしてんの?ギャグのアホエロ系だよねその人?半年以上何もつぶやいてないけど?おまけになんで中堅文字書きだけフォローしてんの何?え?私は中堅じゃないと?ブクマ結構行ったぞ?(まあ、萌え語りはそんなに多くなかったし、作品出すペースはそこまで早くはなかったし、処女作が結構当たっただけであり、中堅とは呼べないのかもしれない)(でも底辺じゃないはず)(何?)
あーあ
読み手から書き手の立場になると、上手い文章というのは萌えるけど打ちひしがれるみたいな感じになり、純粋に楽しめなくなるかもしれない。自分の才能のなさ、発想の弱さ、情感のなさ、神さまの模倣ばかりなところとかが本当に嫌になる。でも萌える。ヤマアラシだ。
何でこんなに天才なのか、あっそんな年から長編を……そりゃあそうですね…。
これを読んでいる読み手がいれば、軽率に書き手の世界に飛び込まないことを勧めておく。生産するのは楽しいけれど、神さまたちの作品を素直に楽しみたいならちょっと考えた方が良い。
浪人の後半でハチャメチャに病み、現実逃避の手段として小説を書いてた。沢山は書けなかったけど。
2月はもう塾のカウンセリング受付で号泣するくらいのメンタルだったので、1個受かった段階で休んで、ひたすら書いてた。
で、まあなんとか大学生になり。浪人の頃に書いたアンソロ寄稿がやっと形になったりイラスト本に寄稿させてもらったりした。5月。相変わらず認知はされない。
だけど他のことにも興味持ち始めたり、大学生活が楽しいときもちゃんとあったりして、だんだん小説に逃げなくても良くなってきた。
でもどうしても本を一冊で良いから出したくて、10月に申し込んだ。一人で原稿合宿したりした。
………台風でなくなった。
中止が決まったと同時に1月に申し込んだせいで補填が受けられなかった。ウケるね。
まあやる気はほとんど消えて。1月の直前にペーパーのつもりで書いた文が長くなって本になったりした程度。
は?
初めてのサークル参加なんですけど?何この仕打ち?神さまの方に人が流れていくのをただ見てろと?
当日。
早く着きすぎて暇をもてあます私とは違い、神さまはギリギリにはいってきてスマートに準備をこなし、開場のちょっと前にちょうど準備を終わらせていた。すごい。
思ったより本は売れた。本を買ってくれる人が実際にいると言うことが本当にうれしかった。とてもうれしい。うれしいけど。実際隣の神さまのほうばっかり人が来るし、本人もこっちの本を買いにこない。
会場が落ち着いてきてから、ちょっと行ってきますね、と言って神さまが席を立った。
その間に本命カプの本が完売した。神さまは買ってくれなかったけどすごく嬉しかった。どうせ神さまの隣だからちょっと目に付いただけだよとか、いじける要素もあったけど、凄く嬉しかった。感謝しかない。
そんなこんなでボーッと(考え事をしているの意)していると、神さまが戻ってきた、と思ったら財布を取り出してきた。
もしや。
「あれ、完売してる…」
しんどかった。まさか買ってくれるなんて思ってなかった。在庫を確保するとかそんな傲慢なことはできなかった。開場から数時間経っていたし、隣だし、私が買いに行ったときあとで伺いますねとかなんも言われなかった。2年くらいずっとコンプレックスを抱いていたのだ、そりゃ期待はしていたけど諦めていた。私の本を神さまの所有物にしてほしかった、だけど初めての本だからどうしても自分の手元に置いておきたった。
自分用でよければ…読みますか…?って差し出すのが精一杯だった。そのまま読み始めてくれた。エロ100%の本だから居心地がとても悪かったけど。
読み終わって一言だけ、かわいかったです、みたいなことを言われた。
神さまに初めて感想をもらった。
そりゃあ力尽きるよな。
そんなこんなで同人はほぼ引退状態になった。現行のジャンルとは思えない勢いで衰退しているが、神さまはまだ小説を書いている。長編らしく、しばらく更新がない。一読者として読むのが楽しみである。それはもう本当に。
ダリフラにアンチが多いのはよくわからない。エヴァ、エウレカ系なのはみんな周知のはずなのに、「パクった」という文言まである。あと繊細な意見だと性的な話が多すぎて下品らしい。
ダリフラが丁寧な点はいくつもある。例えば父と子供の関係。エヴァが相互依存的な性格を持つ人物たちにより、最後まで相互依存的なEDを迎えた(劇場版)ことに対して、エウレカは大人が責任を持つ、という落とし所というべきか、救いを提示している。対してダリフラの場合、世代的に「大人なんか信用ならない」「大人ってネットで化けの皮が剥がれちゃって、実は大したことないよね」という世代の空気もあってか、大人たちはみっともなく、少年たちは結局子供だけで自立する。要するにこれらは承前ありきということ。
大きなテーマという意味では各共通項として「未知の生命体に対してどうコンタクトをとるか」が主だったところだと思う。エヴァでは未知の生命体使徒を使徒の一つ=人間の立場でどう使うか、という考え方で提示され、その現れ方はとてもエゴに満ち溢れたものだった。少なくとも使徒の立場に立って語られることはほぼない。エウレカでは人間「が」進化するという立場に疑問を呈し、共存するというある意味リベラル思想に基づいた見地に立っている。だけどダリフラの答えとしては、やっぱり違う者同士では仲良くなんかなれないから、彼らの自立というテーマも同時に背負って戦う選択になった。こちらもテーマの受け渡しと解釈、消化という意味でとても丁寧にできていると思う。消化、という側面では敵の力を取り込んで戦いに利用しようとする9'sも途中に登場している。まああここらへんもアネモネなどの「パクリ」に相当に値すると思わえてるのだろうけど。ダリフラの場合、細かく言えば地球内の敵と思ってた人が味方で、敵は外にいた、という点で非常に右翼思想が強いもので、渾然一体となるエヴァ、みんなが理解し合ってハッピーになる、左翼思想のエウレカとも違う発想で結末を迎える。ただし結末に至る道は似ている。
性的に下品という話に関しては、この系譜全部そうなので、苦手なら仕方がないね、という感じ。
なぜエヴァ、エウレカ、ダリフラなのか。形式的には似ているファフナーもあるし、漫画だと惑星のさみだれは形式が似ている、ぼくらの、はどうだ、なんてツッコミも出てきそうだけど、これらはエヴァという包括的な流れに乗る気はないんだよね。エヴァの系譜だからそれに答えた上で、うちはこうだよ、という形になってない。
何がいいたいかといえば、系譜に乗っかって乗り越えるか新しい答えを提示する、というやり方である以上、類似感や既視感が出てくるのは仕方ないことなんじゃないかな。それがパクリというのかどうか、個人的には疑問に思うと。
ファフナーは生命体がやりたいことに人類はどう対応し、受け入れ、否定するのか、という意味ではエヴァ的なんだけど、SF的な側面を除くドラマは比較的普通だったと思う。それとファフナーはまた弐瓶勉先生のシドニアなんかにも引き継がれてるようにも感じる。こうなってくると枝分かれしちゃって真正面から挑んだエウレカ→ダリフラの路線には乗らないので、系譜じゃないなと。ぼくらのも結局はメタ世界が主流で、生命体をどうのこうのとは考えてない。エヴァがメタ世界的だったから、というつながりはないわけではないけど。
ダリフラでは青春の中にいるので、「恋愛もするし子供も作りたい」となる。でもエヴァでは青春という逡巡の中にあって、相互がふれあいたいのにヤマアラシ(ハリネズミ)コンプレックスで触れ合えない。エウレカの場合は一つの生命体を通して種全体と愛を結ぶレントンという存在があり、シュチュエーション的にET、未知との遭遇、2001年宇宙の旅なんかを想起させる。ダリフラがある意味一番普通なのは、先発で打たれちゃったせいもある気がする。