2020-07-04

神さまに認知されたかった

おけけパワー中島漫画の神さまが私の神さまとあまりにもペンネームが近すぎてびびったので書いた。神さまに憧れたけど神さまにフォローされなかったタイプ同人女お気持ちです。自分語りです。

神さまはまじで文が上手いし、キャラクターへの愛を感じるし、文体キャラクター雰囲気に寄せててすごいし、難しい言葉さらっとつかえるし、私と趣味がめちゃくちゃ合うし、R18がめっっっちゃうまいし、数年間コンスタントに出し続けてる。ただのセックスしないと出れない部屋のはずなのに見事な設定付けててなんじゃこりゃとなった。

神さまはまじで神さまだった。

そんな神さまに憧れて同人世界に飛び込んだ。高3ではまって浪人が決まったと同時に書き始めた。本当に最悪。

処女作は大当たりだった。むしろその後の作品鳴かず飛ばずで死にそうだったけど。神さまの平均の半分くらいのブクマまでいった。うれしかった。

でも神さまには認知されない。

神さまは神絵師と仲が良かった。まだ神絵師だったのが救いなのかもしれない。リプとかはほとんどしてないけどアフターは必ず同じ写真が上がる。クソ。表紙とかかいてもらったりしてる。クソ。羨ましい。神絵師漫画出すくらいの神だし二人ともやっぱりまじで上手いので、私たちは下々の者でしかないのだ。

雑談用のサブアカウントでなぜかフォローされてる人が本気で妬ましかった。からみなくてもフォローされるだけいいじゃん。羨ましい。

え  いまフォロー一覧見たらめちゃくちゃ妬ましくて仕方ないんだけど なんで?なんで作風合わない感じの絵描きフォローしてんの?ギャグのアホエロ系だよねその人?半年以上何もつぶやいてないけど?おまけになんで中堅文字書きだけフォローしてんの何?え?私は中堅じゃないと?ブクマ結構行ったぞ?(まあ、萌え語りはそんなに多くなかったし、作品出すペースはそこまで早くはなかったし、処女作結構当たっただけであり、中堅とは呼べないのかもしれない)(でも底辺じゃないはず)(何?)

あーあ



読み手から書き手立場になると、上手い文章というのは萌えるけど打ちひしがれるみたいな感じになり、純粋に楽しめなくなるかもしれない。自分の才能のなさ、発想の弱さ、情感のなさ、神さまの模倣ばかりなところとかが本当に嫌になる。でも萌える。ヤマアラシだ。

何でこんなに天才なのか、あっそんな年から長編を……そりゃあそうですね…。

これを読んでいる読み手がいれば、軽率書き手世界に飛び込まないことを勧めておく。生産するのは楽しいけれど、神さまたちの作品を素直に楽しみたいならちょっと考えた方が良い。

浪人の後半でハチャメチャに病み現実逃避手段として小説を書いてた。沢山は書けなかったけど。

2月はもう塾のカウンセリング受付で号泣するくらいのメンタルだったので、1個受かった段階で休んで、ひたすら書いてた。

で、まあなんとか大学生になり。浪人の頃に書いたアンソロ寄稿がやっと形になったりイラスト本に寄稿させてもらったりした。5月。相変わらず認知はされない。

だけど他のことにも興味持ち始めたり、大学生活が楽しいときちゃんとあったりして、だんだん小説に逃げなくても良くなってきた。

でもどうしても本を一冊で良いから出したくて、10月に申し込んだ。一人で原稿合宿したりした。

………台風でなくなった。

中止が決まったと同時に1月に申し込んだせいで補填が受けられなかった。ウケるね。

まあやる気はほとんど消えて。1月の直前にペーパーのつもりで書いた文が長くなって本になったりした程度。

そして、サークル配置が発表されて私は死ぬことになる。

……神さまのとなり。しか誕生日席。

は?

初めてのサークル参加なんですけど?何この仕打ち?神さまの方に人が流れていくのをただ見てろと?

当日。

早く着きすぎて暇をもてあます私とは違い、神さまはギリギリはいってきてスマートに準備をこなし、開場のちょっと前にちょうど準備を終わらせていた。すごい。

思ったより本は売れた。本を買ってくれる人が実際にいると言うことが本当にうれしかった。とてもうれしい。うれしいけど。実際隣の神さまのほうばっかり人が来るし、本人もこっちの本を買いにこない。

会場が落ち着いてきてからちょっと行ってきますね、と言って神さまが席を立った。

その間に本命カプの本が完売した。神さまは買ってくれなかったけどすごく嬉しかった。どうせ神さまの隣だからちょっと目に付いただけだよとか、いじける要素もあったけど、凄く嬉しかった。感謝しかない。

そんなこんなでボーッと(考え事をしているの意)していると、神さまが戻ってきた、と思ったら財布を取り出してきた。

もしや。

「あれ、完売してる…」

神さまに認知されていたことがここでようやく分かった。

しんどかった。まさか買ってくれるなんて思ってなかった。在庫を確保するとかそんな傲慢なことはできなかった。開場から時間経っていたし、隣だし、私が買いに行ったときあとで伺いますねとかなんも言われなかった。2年くらいずっとコンプレックスを抱いていたのだ、そりゃ期待はしていたけど諦めていた。私の本を神さまの所有物にしてほしかった、だけど初めての本だからどうしても自分の手元に置いておきたった。

自分用でよければ…読みますか…?って差し出すのが精一杯だった。そのまま読み始めてくれた。エロ100%の本だから居心地がとても悪かったけど。

読み終わって一言だけ、かわいかったです、みたいなことを言われた。

神さまに初めて感想をもらった。

そりゃあ力尽きるよな。


そんなこんなで同人はほぼ引退状態になった。現行のジャンルとは思えない勢いで衰退しているが、神さまはまだ小説を書いている。長編らしく、しばらく更新がない。一読者として読むのが楽しみである。それはもう本当に。

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