はてなキーワード: 次亜塩素酸ナトリウムとは
というわけで、次亜塩素酸ナトリウム水溶液をしゅっしゅ。
次亜塩素酸ナトリウム溶液はミスト噴霧はやっちゃいけないという話だけど手指消毒には使って大丈夫と紆余曲折の末に国のお墨付き出てるぞ
世の中は新型コロナウイルスで一色である。2月の半ばから日本でも感染者が増え始め、2/27に全国すべての小中高校に臨時休校が要請された。ここから出来事が多いので主なものを箇条書きにしていくが、
3/24 東京オリンピック・パラリンピックの1年程度の延期発表
7/9 3か月ぶりに同200人を超える
8/1 同472人、過去最多
等々。僕の大学の講義はすべてオンライン化され、実験室を使っての実験は3月下旬以降止まっている。
いろいろなことがあった。
4月には紙の生産が追いつかなくなるというデマが流れてトイレットペーパー、ティッシュペーパー、キッチンペーパー、おむつ、生理用品の買い占めが起きた。マスクも転売ヤーが高値で売るので転売が法律で禁止された。政府は1世帯に2枚ずつ布製マスクを配布し、そのクソさからみんなアベノマスクと揶揄している。
店という店には出入口に消毒液が置かれ、レジの店員側と客側の境界に透明なビニールカーテンがたれさがっている。レジなど列に並ぶ時は足元の表示に従って他の人と1~2m間隔をあけなければならない。出入口で体温を測られる店もある。
道行く人は全員マスクをしている。していなければ非国民みたいな目で見られるし、入店を断られるケースもある。感覚過敏であるとか何か事情があってマスクができない人もいるのに…(僕もそうです)
7月頃だったか、次亜塩素酸ナトリウム溶液がウイルスに効くとかで、それをミスト発生器に入れて空間に撒こうみたいなやり方があちこちで出てきた。次亜塩素酸ナトリウム溶液は物の消毒には使えるが人体には使えない。部屋に撒いても肺炎などのリスクを上げるだけである。それなのに8月も半ばになってまだそれをやっている店を見かけて呆れかえってしまった。店に置いてある手指消毒用の液体も次亜塩素酸ナトリウム溶液だったりする。人体用ではないんだよアホが。
8月上旬、大阪の吉村知事がイソジンでうがいをした人はコロナ陽性率が低かった!とか報道陣の前で喋って、店先からイソジンが消えた。そりゃ唾液を使ってウイルスの検査をしたら口内のウイルスが一時的に減少して陰性と出るのは当たり前やろが。それをあたかもコロナの予防に特効みたいな言い方をするから狂っている。
とにかく、日本中(おそらく世界中)コロナで大騒ぎで、ちょっとしたことが人々の思考・感情を煽る。都道府県を超えた移動は自粛しましょう言うてるのに政府はGo To キャンペーンをやっている。Go To を始めてしばらくして首都圏以外での感染者数が急増していっている。もうめちゃくちゃである。
僕も帰省などせずしばらく過ごしていたが、もうこのコロナの収束の気配は見えないし両親の心配もピークに達し限界だった(注:僕にはまあまあ重い持病があり、両親は僕の介助のために頻繁に首都圏である僕の家を訪れていたが、3月以来それが途絶えていて両親は居ても立ってもいられない心情だった)ので、7月末から8月中旬まで一旦実家に帰っていた。もちろんマスクを欠かさず、三密を避け、家族以外の人と接触しないようにして。8月中旬に早々とコロナ大流行中の一人暮らしの地に帰ってきたのは、この状況下で医療機関を含む場所での各種実験を再開すると言ってきた大学のせいである。東京都の1日の感染者数が400人を超えているところでやるとか頭沸いてるんか?と言いたい。1日100人だった3月末に実験を止めておいた同じ口で何を言っているのかわけがわからない。まあこれは政府についても言えることで、4月に100人超えて緊急事態宣言を出したくせに8月に400人超えてもマジで何もしない。すべてが劣りきっている。
こんな状況がいつまで続くのか、今後どうなるかはまったくわからないが、将来のために現状をここに記しておく。
あのさぁ・・・次亜塩素酸ナトリウムってさ、嘘ではないけど エイプリールフールネタですよね?
JR、私鉄乗り継いで早朝出勤。コンビニで買った朝食を摂りながらメールチェック。
密閉を避けるため担当学年のフロアの廊下窓、教室窓を開けて回る。生徒による掃除もまだ十分には機能していないので、汚れていれば用務員から借りた掃除機で廊下を清掃。
職員朝打ち合わせ。全体の連絡ののち担当学年で生徒への連絡事項などを確認。
生徒入校開始。全生徒の健康チェックをしなければならないので担当数名で生徒が記入してきた体温などを確認。体調不良でなければ校内に入れさせて手洗い場へ誘導。発熱がある場合などは下校させる。
授業開始。
昼休み終了。管理職・分掌主任・学年主任会議。放課後の消毒担当箇所の配分のアンバランスさについて議論されるが、ポジショントークばかりだったり発言力がモノを言う雰囲気だったりに辟易し何か言う気も失せ、会議終了後は換気のために開けた窓を全部閉めCOOLに立ち去る。
放課、部活へ。自分もコロナ禍で運動不足なので生徒と汗を流す。
部活終了。次亜塩素酸ナトリウムを用いた消毒をしにゴム手袋を装着し雑巾2枚を持って自分のクラスの教室や部活で使用した部室等へ。机等を全部清拭する。
最終下校時刻。自転車の無灯火走行なんかのクレームが多いので正門で声かけ。
担当学年のその日の欠席生徒について発熱の有無や身体状況をまとめた報告と、教室を各担任が消毒したことを確認するチェックファイルを管理職にCOOLに提出。「姫、ご確認ください。」
部活の夏季大会の開催に関するメールを確認。コロナ禍で開催が危ぶまれた大会も感染予防のためのガイドライン付きで実施が可能になり、自校も会場校に。それを受け、他校の同僚からメールが届いてた。【タイトル】ばーか笑【本文】会場提供ごくろうさんですwwwwww
明日の時間割を見てなんとか乗り切れることを確認し退勤。電車で家へ直行、みっちり30分飼い犬に外を歩かせる。
就寝
除菌や消毒をうたった商品について正しく知っていますか?-新型コロナウイルスに関連して-
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20200515_2.html
下に行くほど古い
[行政暫定]「効果と安全性の結論が出てないから、とりあえず次亜塩素酸水は使わないで」
ここまでなぜか濃度(「人体に有害な」上限/「殺菌できる」下限)の境界線について
いまだに公的機関からの調査報告が政府発表・報道されていない
↑
[嫌次亜水派]突然「清拭に使うならOK、噴霧(空間除菌)がダメ」と言い出す
「そもそも殺菌できるような濃度なら人体にも害があるし、人体に無害な濃度ならウイルスには効かない」
多くの賛同を得ているが、人体とウイルスの薬品耐性を同等に扱っている
ならばこれまで有効性が認められている薬品も同じなのではないか
↑
[嫌次亜水派]同一視しかねない論調
「次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウム水、どちらも危険。とにかく使わないで」
↑
[ふりだし][好次亜水派]次亜塩素酸水の旗色が悪くなると悪役「次亜塩素酸ナトリウム水」を登場させ
ターゲットをすり替えて次亜塩素酸水を擁護(周回遅れネタ、ときどきここに戻る)
「次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウム水は別物、混同しないで」
「次亜塩素酸水は安全、次亜塩素酸ナトリウム水のほうは危険だから使わないで」
私は、十年くらい前までとあるビルメンテナンス会社の清掃部門で働いていて、そのある全国展開するビジネスホテルチェーンがそのビルメンテナンス会社のある地域で運営する3店舗くらいのビジネスホテルと業務委託契約を元請けを通じて請け負っていて、その担当をしていた。
主に客室清掃と日常清掃、定期清掃の3つになる。
当然のことながら、ホテルの清掃と言えば客室清掃がメインで、請負金額が余りに安すぎて、客室清掃係のハウスキーパーさんには実質的に最低賃金を下回る賃金しか払えず、部屋数の歩合制という悪しき偽装請負形式でやらざるを得なかった。
やらざるを得ない、とは、当然会社の都合でしかないわけで、犯罪行為であるが、実際のところ、それでも赤字だった。
赤字にしていても、元請けから他の仕事で補填するという考え方で会社の方は請け負っていた。
元請けにしても利益は微々たるもので全く儲かっていない。十店舗くらい請け負ってやっと一人分の給料が出るという程度らしかった。
それくらいそのビジネスホテルのオーナー会社はドケチなのである。
どうしてそんなドケチな仕事を引き受けるのか? それについては少しカラクリがあるのだが、その話はややこしいのでしない。
だから担当者の私は、そんな安い給料で働いてくれるパート(パートとは言えないが)を確保するのにめちゃくちゃ大変だった。
そのホテルで働くのが好きな人や、働く仲間が好きな人、時間の都合が合う人、そして他でもあまり雇ってくれそうにない人などが中心になる。
当然どの業界でもそうだが、私自身もしょっちゅう人手不足を補わざるを得なくなる。
ただ、そのホテルは支配人を業務委託契約で雇っていて、その支配人の方がもっと酷くて、住み込みで24時間365日(うるう年なら366日)×数年間、基本的にはほぼホテルにい続けなければならない(完全にい続けなければならないわけではないが実質的にはそうだった)。
数十室から百室を超える場合もあるのだけど、基本、それを夫婦二人で見なければならず、それでは当然賄えないので、自分たちの報酬からアルバイト雇用経費を支払わなければならなくなる。
でも、金銭的にはどうしてもそこを抑えないと、自分たちの取り分が余りに雀の涙になってしまうので、支配人が受け持つ仕事はかなり多くなる。
稼働率によるインセンティブがあったかどうかまでは知らない。でもそんなの入れても、吃驚するくらい安いのは確か。賃金計算したら最賃を遥かに下回るだろう。
ここまで話すと、ひえーひでぇブラックだな、と思われるだろうが、しかし待遇を除けば、実はそうでもない部分がある。
このホテルチェーン、地域や場所にも依るとは思うけど、その支配人にピタッと嵌ると、楽勝らしい。
担当者をやっていた数年間で四人ほどの支配人と会ったが、うち二人はいつも上機嫌で、そのうち一人はほんとに「全然楽勝っす」と言っていた。
要は要領がいいのだろうけど、担当者の私がいつそのホテルに行ってもその支配人、昼間は寝ていたし、起きて出てくる時はステテコ姿が多かった。
さてそんなホテルだけど、どこのホテルチェーンかは私は絶対に言わないが、温泉付きになっているところがある。
温泉と言っても、温泉水をどっかから買ってそれを循環させている形式になっている。
レジオネラ菌が保健所の検査で検出されてしまうと業務停止を喰らう。
だからどこの温浴施設でもいろいろな方法で殺菌処理をしている。
で、私が担当したあるホテルの温泉、ここでは薬中ポンプと言って、温泉水にここから塩素成分を付加してレジオネラ菌を発生させない仕組みになっていた。
ところが。
私は、当時まだ新人で、そんなのあるなんて全く誰にも教わっていなかった。これ自体が酷いのだけど、ある日、そのホテルの支配人から激怒して会社に電話が掛かってきた。
「保健所にレジオネラ菌が検出されたと言われたぞ!どうなってるんだ?」
である。
薬中ポンプだけでは防げない場合がある。循環経路の何処かで異常発生しているかも知れないからだ。だから普通、一定規模以上の温浴施設では必ず毎週一回は、高濃度次亜塩素酸ナトリウム溶液を投入して、温泉水を循環させ殺菌消毒後、湯抜きをする。
そこはそんな規模ではなかったので、条例適用外だったが、薬中ポンプは必須だった。
この薬中ポンプが数年間に渡り、全く動作していなかったのである。俺はそんなの知らんし。
一体何故そんな事になったのか。
支配人も知らない。
薬中ポンプがあるのを知っていたのは、私の会社のもう一つの別の部門であった設備系である。でも、設備には責任はない。定期メンテナンスをしているだけだったから。
で、その私の会社の社長、大慌てで次亜塩素酸ナトリウム溶液のポリタンクを担いでそのホテルに馳せ参じ、会社社長の跡取り息子と二人、循環に依る殺菌消毒に取り掛かったのである。
理屈は知っていてもやり方なんか知らんド素人の社長、必要量の何十倍か知らんけど、大量投入したもんだから、お風呂はシャボン玉発生機と化した。だって、ジェットも回してるんだから。
「おい!水入れろ!水だ水!泡を消せ!」との社長の怒号が飛ぶ。
息子は大慌てで、ホースを繋いでお風呂に水投入……したらしい。息子から聞いたんだよ、この傑作話。
ともかく一旦はそれで落ち着いた。
原因究明すると、過去に誰かが、薬中ポンプの管理が面倒で、お風呂を洗っているアルバイトにやらせようとしたら、うまく機器が扱えなかったらしい。
そこで、その薬中ポンプに投入する専用薬剤を、温泉タンクに定期的に一定量投入するという独自の方法になっていたのだった。
誰やねん、そんなアホなことしたのは。それは分からずじまい。
ともあれ、これでは循環経路の温泉水に対しては何の役にも立たない。
で、まだ後日談がある。
その会社のバカ社長、じゃー取り敢えず、一週間に一回はしなくていいけど、一ヶ月に一回だけ循環消毒しましょかと、激安の仕事にしやがった。確か一回2万円。
それはまだいい。だけど、ド素人なものだから、適正な塩素濃度を知らない。
何処で調べたのか知らないが、今度は激薄を指示して私に教えた。おそらく自分がやった泡発生事件が怖かったのだろう。
で、激薄すぎて、その一年後、またレジオネラ菌を出したのである。で、その仕事はなくなった。
言い訳してたなー、そのバカ社長、「レジオネラ菌は外から持ってくる温泉水に入ってるんだよなぁ、防げない時は防げないよなぁ」なんだって。
で何が言いたいかと言うと、温浴施設では当たり前のレジオネラ菌という重大な問題すらも、支配人が知らないという杜撰なことをやっているというのがそのホテルチェーンの実態だ、ということ。
こっちはその管理責任の契約すらないんだよ。上の時もたまたま慌てて対応に乗り出しただけ。
あそこは見た目は綺麗かもしれないけど実態はそういうホテルなんだよ。少なくとも私の知っている十年くらい前まではね。何処とは言わんけど。
無理
次亜塩素酸とは?高い殺菌力と安全性を持つ次亜塩素酸水で感染症対策を!|医療法人あだち耳鼻咽喉科
次亜塩素酸水なら次亜塩素酸ナトリウムを使うよりも安全に、高い殺菌効果を得られるメリットがあるのです。
「次亜塩素酸水の噴霧を止めろ」
「次亜塩素酸水も次亜塩素酸ナトリウムも両方毒性はある」
ってはっきり言ってもらわないと、一般人にはどうしようもない。
ネットでいろいろ調べると、細菌とエンベロープウイルスの対策に共通性が多いからこういう言い方になるんだろうか。
それぞれの対策の有効性について、まとめるとこの表であってる?間違ってる?
対策 | 細菌(例:コレラ) | エンベロープウイルス(例:新型コロナ) | ノンエンベロープウイルス(例:ノロ) |
---|---|---|---|
石鹸 | 〇 | 〇 | 〇 |
エタノール | 〇 | 〇 | × |
次亜塩素酸水 | 〇 | 〇 | 〇 |
次亜塩素酸ナトリウム | 〇 | 〇 | 〇 |
ワクチン | 〇 | 〇 | 〇 |
抗生物質 | 〇 | × | × |
どう説得すればいいか教えてくれ
色々調べてはいるけど、これだ!っていうソースを見つけられない
・次亜塩素酸ナトリウム溶液と電解によって生成した次亜塩素酸水は違うが、殺菌に作用する成分(HCIO)は同じ
・手指に使うにしても刺激が強く手荒れなどを引き起こす
・空間除菌できる濃度の次亜塩素水を噴霧すると人体への悪影響があるかもしれない
○職場について
社長はエセ科学を取り込んだ宗教じみたセミナーの影響を受けており、今回噴霧器を持ち込んだ(知り合いに勧められた)のも社長
○現状
・社長は次亜塩素酸ナトリウム溶液(ハイター溶液)と、生成器で電解された次亜塩素酸水が違うものだということは知っている
・だがその知識は次亜塩素酸水を売り付けたい業者の売り文句で構成されており、次亜塩素酸を魔法の消毒液かなにかだと思っている様子
・職場内でのコロナ対策会議で噴霧器が採用されてしまい、営業再開の際には館内に設置されようとしている
○自分が望む結末
次亜塩素酸水の噴霧には感染症対策として有意とのエビデンスが無いこと、ひいては人体に悪影響を及ぼすか、なにも効果のない水を高い値段で買わされることになることを知って欲しい
○手持ちの材料
ソースの信頼感としては是非使っていきたいがいまいち決め手に欠ける
例えばこれ
https://www.mhlw.go.jp/content/000605425.pdf
>なお、次亜塩素酸を含む消毒薬の噴霧につ いては、吸引すると有害であり、効果が不確実であることから行わないこと。
↑の“次亜塩素酸水を含む消毒液”というのが次亜塩素酸ナトリウム溶液を指しているように読める
色んな人が噴霧の危険性を訴えているが、ソースとしての信頼感に欠ける
(5/27 13:00 追記)
支援ブクマとたくさんのアドバイスありがとうございます
これはかなり効果ありそうな気が!w
誰かのブログとかどっかの医者のツイートが幾ら分かりやすくても、うちの社長に辞めさせるまでのパワーは無いと思うんです
>濃度次第のものを単純に害がある前提で
ホメオパシーと同じとの指摘もあるけど、薬にも毒にもならないものを高い金出して買うのを見てるのが嫌なんです
しかも、害もあるかもしれない、という話
色々意見聞いていくうちに、とりあえず無理矢理やめさせるのじゃなく、自分は反対ですよ〜という表明だけしておこうと思いだした
社長が決めたのなら計画自体をゼロにするのは難しいんだろうな。
まるっきりインチキですというより、安全で効果の高い別の方式に誘導する方がよさそう。
・次亜塩素酸水とまちがえて人体に危険な次亜塩素酸ナトリウムを入れてしまう事故が発生しやすい
・超音波式加湿器はカビやすく国内で死亡事故も起きている、噴霧器がこれと同じ方式なら同様のリスクがある
・噴霧器で薄まったものを飛ばすよりも、濃度100ppm程度のスプレー容器入りの次亜塩素酸水でドアノブやテーブルなど直接手で触れる箇所に吹きかける方が効果的かつ経済的
・Panasonicジアイーノは内部で次亜塩素酸水を生成するので濃度の間違いもなく、噴霧ではなく次亜塩素酸水フィルターに空気を通す方式なので安全
(ジアイーノも若干怪しいけど消毒液が肺に入る気持ち悪さは軽減される)
※自分的には、次亜塩素酸水スプレーの消臭効果はすぐにわかるほど効果があるので、除菌効果もたぶんありそう、ウイルス対策にも効くかもしれないくらいに考えています
※他の人が提示している事故例は次亜塩素酸ナトリウムばかりで、次亜塩素酸水の事例はほとんどないように見える。次亜塩素酸ナトリウムのアルカリ性が危険なのでは?
どう説得すればいいか教えてくれ
色々調べてはいるけど、これだ!っていうソースを見つけられない
・次亜塩素酸ナトリウム溶液と電解によって生成した次亜塩素酸水は違うが、殺菌に作用する成分(HCIO)は同じ
・手指に使うにしても刺激が強く手荒れなどを引き起こす
・空間除菌できる濃度の次亜塩素水を噴霧すると人体への悪影響があるかもしれない
○職場について
社長はエセ科学を取り込んだ宗教じみたセミナーの影響を受けており、今回噴霧器を持ち込んだ(知り合いに勧められた)のも社長
○現状
・社長は次亜塩素酸ナトリウム溶液(ハイター溶液)と、生成器で電解された次亜塩素酸水が違うものだということは知っている
・だがその知識は次亜塩素酸水を売り付けたい業者の売り文句で構成されており、次亜塩素酸を魔法の消毒液かなにかだと思っている様子
・職場内でのコロナ対策会議で噴霧器が採用されてしまい、営業再開の際には館内に設置されようとしている
○自分が望む結末
次亜塩素酸水の噴霧には感染症対策として有意とのエビデンスが無いこと、ひいては人体に悪影響を及ぼすか、なにも効果のない水を高い値段で買わされることになることを知って欲しい
○手持ちの材料
ソースの信頼感としては是非使っていきたいがいまいち決め手に欠ける
例えばこれ
https://www.mhlw.go.jp/content/000605425.pdf
>なお、次亜塩素酸を含む消毒薬の噴霧につ いては、吸引すると有害であり、効果が不確実であることから行わないこと。
↑の“次亜塩素酸水を含む消毒液”というのが次亜塩素酸ナトリウム溶液を指しているように読める
ある。これは正しい。
・次亜塩素酸ナトリウムは危険、次亜塩素酸は安全?
嘘。
水溶液中で次亜塩素酸イオンとなるのは同じで、ナトリウム塩となることでpHが違う
次亜塩素酸ナトリウム水溶液はアルカリ性で、安定性が高いため、長期的に作用しやすい
一方、次亜塩素酸水溶液は酸性で、反応性が高く、フレッシュなものは殺菌作用はめちゃくちゃ強いが、置いておくとすぐに分解される
ただし、当然ながら濃度による。
低濃度なら害のない濃度はあるだろう。
長期間低濃度曝露の影響は知られていない。
が、いい影響があるわけがない。
半分正解で半分間違い。
研究室レベルで、密閉空間に高濃度次亜塩素酸を散布すれば当然殺菌効果はある。
ただし、実際に人が過ごす部屋で、安全基準値以下の塩素濃度での殺菌効果は確認されていない。
つまり、「次亜塩素酸の空間散布による殺菌効果はある」が「安全に使用した限りでは実際に殺菌効果を確認できていない」が正解
が、僕の知る限り、医学的に空間散布との因果関係が証明されてはいない
健康被害は出るかもしれないけど、確実に因果関係をもって存在しているとは言い難い
厚生労働省が令和2年3月6日に出した文書「社会福祉施設等における感染拡大防止のための留意点について https://www.mhlw.go.jp/content/000605425.pdf」には下記の記載がある
消毒・清掃等の実施 新型コロナウイルス感染が疑われる者の居室及び当該利用者が利用した共用スペースについては、消毒・清掃を実施する。具体的には、手袋を着用 し、消毒用エタノールで清拭する。または、次亜塩素酸ナトリウム液で清拭後、湿式清掃し、乾燥させる。なお、次亜塩素酸を含む消毒薬の噴霧については、吸引すると有害であり、効果が不確実であることから行わないこと。 トイレのドアノブや取手等は、消毒用エタノールで清拭する。
ただしこれは、「社会福祉施設等(入所施設・居住系サービスに限る。)」とされた別紙での記載であることから、入居型のような長期間曝露を想定したものであり、小学校や幼稚園等で、日に数時間曝露される程度を想定してはいないと思われる。
・結局どうしたらいいの?
殺菌を重視するなら高濃度でまけばいいんじゃない?呼吸器やられると思うけど
健康を重視するなら、おまじない程度に効果ない濃度でまくか、いっそまかないほうがいいのでは
とりあえず、次亜塩素酸は空間散布するものではなく、拭き取りで使って効果があるものという認識は持ったほうがいいです
あと、散布機メーカーは嘘は言ってないけど、金儲けにつながっている以上、メーカーの試験には効果が出るような限定された条件があるので、メーカーの言い分は信じすぎないようにしましょう
・エセ科学なの?