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2017-01-18

口開けばずっと愚痴ばっかりの親を捨てたい。

実家ママンがやってる趣味が、セミプロでもお金はかせげていなくて、やっぱり趣味なんだけど、世間体はずっといいけど、家族からみると同人よりずっと迷惑なんだ。数百本の無農薬バラにかこまれていないと生きていけないなんて、バラ農家に嫁ぐしかなかったのに、どうしてサラリーマン結婚したの。家族にとっては、家をド辺鄙でクソサムなところに構えさせられて、いくら広くても馬糞とトゲと害虫だらけの庭で、キャーッて逃げ出してもおかしく無いと思う(成人するなり全員逃げた)。そして父は図書館読書趣味で家も指定のところに立ててやって金銭的には母をめっちゃ甘やかしてるのに全く母は気づいていない。そこが一番つらい。着るもんもブランドにこだわりあって「いいもの」を買うため年行ってからネットオークションにハマったりしてる。もう感覚が違う。たぶん昭和あの世代は全員ブルボン王朝の出のお姫様なのだと思う。こんなことで凹んでもうしわけないけどこの年になっても親がつらい。自分で好きで背負ったことに自分愚痴いってくる家族つらいです。

仕事しながら「好きでやってる同人だ」ってだれにも愚痴わずがんばってる若い人のほうが尊敬できると思うのは年齢バイアスなのかね。いや、若い人も散々愚痴いう人はいるんだけど、親のよりあんまり不愉快に感じないの。いっぱい背負いこみすぎんなよっていったらちゃんと通じたり、情熱があるからかなあ。距離感かも。遠慮しぃしぃおっしゃるし。

どでかい趣味を背負い込んでそれを第一人生大事なところを決めておいて、プロにはならないのなら、家族にはもうちょっと遠慮して。支えてくれた人が倒れそうなら感謝しながら支えようよ。なんか感覚がほんとおかしい。ガッシャガッシャン割り続ける陶芸家かよ。陶芸家には失礼なたとえだけどさ・・どんなにわがまま陶芸家でも「大きな窯がついている老人ホームなんか存在しないから端から引っ越す気がない、病院いくのも大変、弱ったお父さんにあいたければ子どもたちがこっちに会いに来なさいよチラッチラッ」とか言わないと思う。父はそれで人生を納得しているのか無口すぎてもうわからん(母のことを、ボケ前兆として人格が変わってきたのだとおもってる節がある)。かなり諦めてるとは思う。あと、何かを察知したのか、遺産は片親が死んだらもう片親に全部行くって直筆遺書かかせたんだって。父が先に死にそうだから遺産全部母に行く。

これどうしたらいいの。虐待じゃないのか。

2017-01-06

賃貸トラブルに悩む風俗店の話

http://anond.hatelabo.jp/20170106103435

これ読んで思いだいた。

はいわゆるチャイナエステが好きだ。

中国人可愛いお姉さんがマッサージしてくれるエステ店というのは建前で、

実際はちんちんと金玉のマッサージをしてくれたり、店やお姉ちゃんによるがセックスしてくれる場合もある、違法風俗店だ。よく「警察24時」とかでガサ入れされているアレだ。

そういう店は大体雑居ビルか、マンションの一室を店舗にしている。

ネットで評判のよかった、隣町のマンションの一室でやっているチャイナエステに一度訪れたら、

お姉ちゃん美人だし、セックスこそさせてくれないものの、ちんちんマッサージもしっかりしてくれて、優しくイチャイチャさでてくれるし居心地も良かった。

中国人女の子って美人が多い。

一度でこの店の虜になった俺は、次の給料日もさっそくそマンションへと向かった。

店に入り、美人のお姉さんに迎えられ、紙パンツに履き替え、アロマヒーリングミュージックが漂う薄暗い一室でマッサージを受ける。静かで落ち着く、幸せ時間だ。

気持ちよくてウトウトしていると、いきなり「アウーー」という男の唸り声が響き出した。

それと同時にドッタンバッタンという階段を上る騒音も響き出した。

変な客が来たのか!?大丈夫!?と思っていると、

その男は上の階の部屋に入ったらしい。

そこからは延々

バターン

おおおおお!あうううううう!

ギー!ギー!ギー!ガリガリガリガリ!

ガンガンガン!ドンドン!丼!

ドンガラガッシャーン!

パリーン!

あううううううううううううううううううううう!

あああああああああああああああああああ!

バターンバリバリ!ギー!ギー!

あうううううううううううううう!

という、唸り声と騒音が鳴り止むことはない。

あ、これは上の階に重度の知的障害者が住んでるんだ!と気づいた瞬間、うっとりと安らいだ気分は消えうせ、これから美人のお姉さんにちんちんマッサージをしてもらうという下心も消え失せた。こんな騒音が響いているようじゃ、スケベどころの話ではない。

背中マッサージだけ受けて、そそくさと帰ってしまった。

せっかくいい店を見つけたと思いきや、隣人による被害が甚大な店であった。

決して店は悪くないのだが、あの店には二度と近寄ることはなかった。

俺ですらすぐ逃げ出したレベルなので、あのマンションに住む人のストレスは相当なものだろう。

中国人違法風俗店は入居してるわ、重度の知的障害者騒音は鳴り響くわ…

この世の地獄を見た。

この増田ストレスも相当なものだろう。

2016-08-18

電話切るの早すぎィ!

仕事電話する時は相手が切ったのを音で確認してから切るようにしてる。

相手も遠慮してなかなか切らない場合ゆっくり指でフックを押さえて切るときの音を最小限にする。

特にお客様相手なら、もう絶対そう。

これ、常識だと思うんだけど...

うちの60近い会社顧問(フルタイム勤務、すげー声でかい無駄に元気)が電話ガチャ切りすんのねー。

お客様相手でも会話終了後1秒でガチャ切り!しかも受話器を本体ガッシャーン!

それ、相手絶対耳痛くなるやつー。キーンってなっちゃうやつー。

誰も注意できない。私もできない。

でもすげー気になる。

顧問あん電話切るの早すぎィ!せめて5秒おこう、な。5秒!

お前どうせいつもやる事なくて新聞読んでるやんけ!お前の5秒そんな貴重じゃねーよ!

というか60のおっさんどもが何でこんなビジネスマナーすら知らんのじゃ!

2016-04-10

[]ガンダムシリーズ

 今日自身モデルにした数々の戦争映画が作られた「ヒトミ・イトウ」と「シズカ・メタバーナ」のカップル、あの宇宙世紀ロミオとジュリエットに直接話を聞いた。

 こんにちは

ヒトミ「れんPOW!」

シズカ「Gオン!」

ヒトミ・シズカ「「ラーブラブ!」」

 突然始まりましたけど、なんですか?

ヒトミ「これは今度やる一年戦争記念館を応援する番組連邦ジオンラブラブレイディオ』の挨拶です」

シズカ「ラーブラブ!」

 は?

ヒトミ「ええとですね、宇宙世紀の前、西暦時代子供向けのアニメーションに声を当てていた、声優と呼ばれる職業の方々やっていたアニラジという文化がありまして」

 は、はあ。

ヒトミ「そのアニラジでは、番組独自挨拶を作っていたんですよ」

 そうですか、どうでもいいですね。

シズカ「どうでもやくないやい!」

 すいません。

ヒトミ「『連邦ジオンラブラブレイディオ』は、サイド3FMで、一年戦争を知らない子供からラプラス事件を生で見た老人まで、幅広い年齢層に向けてお送りしています

 サイド3FM!?!?

シズカ「提供スジャータだよ」

ヒトミ「地球の人たちには、日本地方FM番組ムラサメ研究所のムラムラしない夜はコレを聞け! 』のスポンサーでお馴染みの、スジャータさんです」

 えー、スジャータ凄すぎない?

ヒトミ「スジャータさんは、仏教を通じてニュータイプ思想解釈していて、かの第二次ネオジオン戦争では、スジャータさんがインドで開催した「ニュータイプ修行ツアー」でニュータイプ覚醒した、少女が巨大MA活躍したって噂があるぐらい、地球にいながらも、アースノイドニュータイプに詳しいんですよ」

 本当っぽいけど嘘ですよね?

シズカ「嘘じゃないよ! あの百式とか作ったナガノ博士が「俺の嫁のクェスって子がね」って言ってたもん!」

 お前その理屈だと、ベルトーチカもナガノ博士の嫁になるじゃねえか、この記事はマフティーの動乱が起こってるらしきことを最後示唆して終わるんだからベルトーチカチルドレンと繋がらなくなるネタフリ辞めろや。

シズカ「急にメタ視点!」

 はい、仕切り直しです。

ヒトミ「すいません」

シズカ「ごめんね、ごめんねー」

 まず、お二人が何故「宇宙世紀ロミオとジュリエット」と呼ばれているのか?

 当然、自覚はありますよね。

ヒトミ「まあ、なんか再現映画とか作られましたからねえ」

シズカ「あの映画のヒトミちゃん可愛かった! けど、本物のヒトミちゃんの方が可愛い!」

ヒトミ「もーシズカーも、本物の方が可愛いよ」

 あれ、今気づきましたけど、この再現映画って設定、ジレ暗殺計画と被ってますね。

 しかも、あれも宇宙世紀100年頃の話だし。

ヒトミ「あのごめんなさい、いちゃつかないのでメタネタ辞めてください」

 わかりました。

 では、お二人の出会いについて教えてください。

ヒトミ「えーっと、83年の11月のことです」

 えーっと、あれですねデラーズ紛争と呼ばれる、ジオン軍の残党がコンペイトウで行われていた観艦式を襲撃した戦闘

ヒトミ「はい、あの現場に私はいました」

シズカ「シズカもでーす!」

 えー! そうなんですか? 映画だとお二人の出会いグリプス戦役だと描写されていたんですが?

ヒトミ「あれ、地球だとまだあのガンダムの話って禁句なんですか?」

シズカ「持たず、作らず、持ち込ませず」

 ガンダムちょっとよくわからないですが、その戦争でお二人は出会うんですよね。

ヒトミ「はい、私は観艦式の護衛として、ジム・ガードカスタムに搭乗していました。索敵任務中でした」

シズカ「シズカはドガッシャ戦艦攻撃してた!」

 ええと、モビルスーツ名前が色々出ましたが、ジム・ガードカスタムは、ジムカスタマイズ機ですよね?

ヒトミ「そうですね、当時も色々とジムカスタマイズ機は生産されてたんですが、私みたいなのに回ってくるのは、一年戦争当時の残り物でした。

ガードカスタムという名の通り、体が隠れるぐらいの大きいシールドが特徴的ですね」

 それは、やはり女性という立場から、そのような被弾しても問題ない丈夫なジムを振られた?

ヒトミ「いやー、関係ないでしょ。さっきのニュータイプ女の子の話じゃないけど、モビルスーツ操作技術性差関係ないと思いますよ」

 でも、歴代エースパイロットほとんどが男性ですよね。

ヒトミ「エース(笑)

シズカ「エース(笑)

 は?

ヒトミ「ごめんなさい」

シズカ「ごめんちゃい」

 で、シズカさんが乗っていたのが、ドガッシャ

シズカ「ドガー! シャア!」

 どんなモビルスーツなんですか?

シズカ「ハンマー!」

 なにそれこわい

ヒトミ「ガッシャっていう、水中専用MS宇宙対応したものなんだよね」

シズカ「そなの?」

 それで、連邦軍ジオン残党という、敵同士の関係がお二人のファーストインプレッションだったんですね。

 具体的にはそれぞれどう感じました? よく戦争映画では「このプレッシャー…… あいつか?」みたいな、やり取りが描かれますが。

ヒトミ「戦闘中のことは覚えてません」

シズカ「おなじくー」

 えー。

ヒトミ「しょうがないでしょ、お仕事中なんだから

シズカ「おなじくー」

 それもそうですね。

 そして、その戦闘でシズカさんを鹵獲したヒトミさん、お二人の恋はそれから始まるんですよね。

 何故、捕虜であるシズカさんのことを好きになったんですか?

ヒトミ「可愛かったから?」

シズカ「ぐへへー、かわいいーって言われたー」

 顔が?

ヒトミ「顔がですね」

シズカ「ぐへへー、顔かわいいー」

 ただその、シズカさんは所謂デザインベビーで、いわば作られた美なわけですよね。

 その点や、そういうった少女戦争の道具に使うジオンへの嫌悪感などはなかったんですか?

ヒトミ「ないなあ」

 そういうもんですか?

ヒトミ「そういうもんでしょ。デザインベビーっていう、生命に人の手が入る事への嫌悪感とか言い出したら、そもそもこうして地球から離れて宇宙で暮らす事自体おかしいでしょ」

 うーむ。

ヒトミ「所謂ありのまま』とか『自然が良い』みたいな思想アースノイドだけじゃなく、スペースノイドの人にもいます

ただそれって、アースノイドとかスペースノイドとか関係なく、地球を知ってる人の意見なんですよね」

 知っているとは?

ヒトミ「ようするに、地球にお世話してもらってた人ってことかなあ」

 お世話とはまた過激言葉を使いますね。

ヒトミ「酸素であるとか、水であるとか、そういうものをお世話してもらってるのは事実でしょ。宇宙じゃ全部自分でやらないと」

シズカ「食べ物もねー」

 ああ、なるほど。

 つまりアースノイドよりもスペースノイドの方が優れていると?

ヒトミ「それはないでしょ。お世話してもらえるならお世話してもらえばいい、苦労しないにこしたことはないよ」

 ええ!? なんかちゃぶ台返された感じが。

シズカ「私もヒトミちゃんにお世話してもらってるー」

ヒトミ「うん、それといっしょで、役割分担が違うだけなんですよね。アースノイドにはアースノイドの、スペースノイドにはスペースノイド長所短所があるんですから

 でも、ジオンスペースノイドの方が優位だと掲げていましたよね。

ヒトミ「私は思想家でも政治家でもなくて、ただのジオン軍人結婚した連邦軍人で、しかももう軍を辞めてて、責任を追わなくていい立場から、好きに言っちゃうけど、

例えば、ハマーンカーンアクシズで暗黒の世界に居るのが嫌だったのは、彼女アクシズ暮らし始めたのが、自分の選択じゃないからだと、思うんだよね」

 それは、棄民政策スペースコロニーという宇宙での暮らし強制された、初期の宇宙移民たち、つまりジオンズムダイクンにも通じると?

ヒトミ「そうだね。自分環境が変化したとき、それが自分の選択によるものじゃないとき、人はその変化に反発消化しないといけないんだよ」

 変化に反発?

ヒトミ「そう、変化。サイド3政治家の娘として暮らしていたが、突如アクシズ寒い宇宙に放り出されたハマーンカーンも、首総の息子であったために内紛に巻き込まれキャスバルも、それが受け入れられない変化だから反発したんだと、私は思ってる」

シズカ「ミネバちゃん」

 ミネバ? 確かにザビ家の遺児でありながら、先の戦争彼女ネオジオン側についていなかったようですね。

ヒトミ「そう、それは彼女物心いたこから、あの立場だったからじゃないかなあ。彼女にとって、ハマーンが耐えられない暗黒の世界は、日常だったんだよ」

 なんとなくわかってきました。

ヒトミ「宇宙世紀になって、人が宇宙で住み始めてもう100年です。

冒頭で少し話しした『アニラジ』が存在した時代では、

こうして私たちみたいな『女同士のカップル』が異常だ、マイノリティだ、と騒がれていたんです」

 え!?!?

 なぜ? 今じゃあ至って普通のことですよね?

ヒトミ「ね、何故? って思うでしょ」

シズカ「ふつうなのにねー」

ヒトミ「それは、人間生殖以外の目的を持っても良いぐらい豊になったからかもしれないし、科学進歩により同姓でも子供が作られるようになったからもしれないし、他者への寛容が進化たからかもしれないし、その逆に無関心なだけかもしれないし」

 アースノイドスペースノイドの争いも、そんな過去になると?

ヒトミ「どんどんコロニーが広がって行って、いつか地球のことを知りもしない子供たちが増えて、もう別の太陽系で暮らすようになったら、

きっと、また別の理由を見つけて争いが始まるんじゃないかなあ」

 争い自体は無くならないと、思っているわけですね。

ヒトミ「理屈は何にもでもくっつくからね、女同士の恋愛異端であることも、普通であることも、どっちにも理屈はくっつく。正しいか正しくないかは別として。

事実、こうしてサイド3では戦争が終わってウン十年を祝ってるのに、

地球じゃ特権階級もつ政治家を粛正しようと、マフティーなんてテロリストが暴れてる。

そして、何年先になるかはわからないけど、きっとまた独立を掲げるコロニーは出てくる。

もちろん中には、もう地球を見捨てて、コロニーだけで暮らして行く人たちも出てくる。

うそれすらも嫌になって、別の太陽系を目指す人も居るんだと思う。

でね、私はそんな苦労を、レコンギスタし続けることを、辞められないんです」

シズカ「辞めたくないよねー」

 それは何故?

ヒトミ「地球って重力があるからオッパイが垂れるんですって」

シズカ「ヒトミちゃんはオッパイ大きいから重力の影響も大きい。シズカは小さいから良いけど、ヒトミちゃんは死活問題40代特有の肉の付きやすさもあるし」

 下ネタ!?

ヒトミ「歌とセックスは、人間の最古の娯楽なんですよ」

 ヤックデカルチャー

シズカ「メタいよー」



 いやあ、面白いお話が聞けました。

 一年戦争という、人類の種としての存続が危ぶまれるような戦争を経て、人間がどう変わっていくのか、どこが変わらなくてもよいのか。

 そんな「人らしさ」を強く感じられるインタビューだったと思います

 それじゃあ、最後に何かあればどうぞ。

ヒトミ「えー『連邦ジオンラブラブレイディオ』以外にもラジオを中心に活動しています。詳しくは、Twitterを見てください」

シズカ「シズカはいつもヒトミちゃんと一緒だから、同じところを見てくださーい」

ヒトミ・シズカ「「明日がお陽さまの一日でありますように」」

2014-12-02

anond:20141201210024

薬つかってキモチヨク他人を殺して回ったりするなら死者数おんなじ

はい論破

 

なんかレスついたけどツリーながくなんのめんどうだからこっちで追加しとくけど

訳注がどの薬なら自動車事故一件も起こしてないとか絶っっ対しんじねえから

警察が注目してなかっただけで「自分だけはうまくやrガッシャーン」なやつらやまほどいただろが

2014-10-28

http://anond.hatelabo.jp/20141027215240

○朝食:朝マクド

??「どっひゃあ!!」ドンガラガッシャーン!

2013-08-14

努力 * 才能 = 成功 という大嘘をつくな!!!!!!!!!!!!

あのねえ成功方程式を正しく描けるか田舎それこそが成功への片道切符なのだ

だいたい努力 * 才能 = 成功 などというチンケな俗流成功哲学を信じているようでは駄目でありますww

なぜかならば、才能は生まれつきの不変であるから努力しかないことになってしまう。ところが努力では人と差がつかないんよ。

厳密には一つのことに継続は力なりで差はつくけどな。後述。じゃが全体量としてはヒトの体力で決まるんですわ。いくら室伏でも18時間毎日円盤投げできません。山口真由は19.5時間やってたけどさw

から大真面目に語るのもバカらしいことであるが、世直しのために我らは正しい方程式を広めねばならないのだ。わかるね?正しい方程式とはこうである

 努力 + 才能 + ノウハウ = 成功

 才能 + ノウハウ = 努力

 才能 + 努力 = ノウハウ

わかった?w ノウハウが追加されてるな? そして才能は生まれつきで不変であるから不定項、じゃあ変項は?変項は言わず喪がな、努力ノウハウなんです。よろしい。

では、よく努力の方向が間違ってるという言い方をするな?あの言い方は非常に有害危険なの。まるでベクトルのように方向と大きさで決まるかのように、そういうふうにできている?そんな単純な話じゃあない。

がむしゃらにやって良いのはエロ画像掲示板だけ。ソフトタッチしないと。アダムタッチじゃないけど!雑にガッシャアとやってしまうなよ。

いくらでも可能性が転がっているのに単純化してチャンスを逃すのはバカですよ。そのバカだと思える視点を是非とも今日身につけてほしい。

その優しい愛撫のやうな、微細な心で1つ1つ確かめながら組み立てていく。それは単純に努力の方向じゃないですよ。何をやるか、どれだけやるかの二分法よ、さらば!ちょっとそれはディジタル過ぎる。

例えば努力をするということはそこでひずみが生まれる。観測問題じゃないけど努力するという行為自体が努力隊商を変えてしまう、さらに言えば努力の主体たる私自身もまた変貌をとげる。

これを物の哀れの分かる人が「諸行無常諸法無我」と言ったであろう。その変わりゆく有様を確かめるようにソフトに愛撫するわけです。それがノウハウなんですね。

ノウハウというとマニュアルイメージするでしょうが全く違うんですね。それは努力と才能という二分法の古い考え方です。いまは努力と才能とノウハウです。努力でもなく才能でもないノウハウという

ものがあるのだと厳しくそれはそれは厳しく峻別している。このときノウハウはもはやマニュアルではないことを知ってください。確かめてください。何事も敬虔ですから

ノウハウを今ひとつの角度から見るとそれは無数のツマミスライダースイッチのある機器を考えてください。使わないツマミは忘れるんです。でもそれはじっちゅうはっく使わないのではなく使えない。使いこなせないわけ。

PS Vitaも使いこなせない機能はどんどん忘れていくのと一緒。使ってないとメンテナンスも疎かになって故障も早くなります。そうiphoneでもね。そうなると本当に必要ときもつかえなくなっちゃう。

必要に迫られマニュアル見て使おうとするも半分故障してるわ操作もぎこちないわでもういいやって投げ出してしまう。で、もっと乱暴な手段にでてしまう。優しい愛撫を放棄して荒々しい前戯になる。

それがノウハウということなんですよ。マニュアルが全てじゃない。マニュアルに書いてあるとおりやっても、故障してたり、うまく操作できなかったりする。そういう生身の現象を扱っているのですからよ。

柔らかく接していなければ全て無駄になるのが分かるでしょう。いくらマニュアルに繊細なこと書いてあっても、ユーザーが荒っぽい人だと草臥れ損の骨折り儲けですよ。、

逆に言うなら、柔らかければマニュアルに書いてないことも臨機応変に捌けるのです。これを頓知と言います今日覚えて帰ってください。頓に(とみに)知る(しる)これ。

これを試すために面接官は突拍子もない質問をぶつけるのです。盤根錯節に遇いて利器を知る(後漢書)です。面白いことに柔らかさもまた諸行無常で、時々刻々とめまぐるしく変化してますよ。

柔らかいときに頓知が利くなら柔らかいときに得た学びを硬いときにも活用できれば擬似的に常時やわらかな対処できますね?これが一休さんのしくみです。ノウハウ特化型です。

エジソンのようにコツコツ煮詰めるタイプとはまた違う俊英なのです。ただ、忘れてはいけません才能とノウハウだけでなく努力もあるんです方程式に。

エジソンのような努力型はなんといっても積み重ねが凄いんです。積み重ねは何が凄いか分かります継続は力なりと空念仏を唱えるだけでは全く何も分かっちゃいない。継続は何故力なのかメカニズムを理解してますか?

例えば、簡単のため受験生毎日10時間、時速4ページで学んでいるとします。毎日40pです。で全国平均が20pとしますわな。分散10p。そしたら40pやるだけで偏差値70なんです。分かります

これは学力偏差値ではなくあくまでその日の努力偏差値です。でな?これを続けるとどうなると思う?40pを10日間続けるとどうなる?偏差値70のままだと思うそこのお前は統計学を分かってない。

偏差値70よりずっと上がるんだよ阿呆陀羅。これが継続の魔力その1なんです。つまり偏差値70の努力をする日を何日も続けていくと全体では偏差値75にも80にも、いやもっとそれ以上にもなりうるのです。

しかもじゃ、時速4pが慣れとともにスピーダップして時速6pや8pにもなるかもしれない。俺の過去経験から言っても初日の2倍速なんて当たり前にありますねえ。その意味でも継続すれば努力偏差値は跳ね上がる。分かった?

ただこれは単純化した話。実際には努力にはバランス必要です。アンバランスだといつかしわ寄せが来ますバランスとりながらローテーション回していく計画性が必要です。

そこで先ほどのノウハウ型が不可欠なんですよ。努力しか眼中にないとここで頭打ちになる。伸びない原因は硬さにあった。チンポは硬くなると伸びるのにおかしいじゃないか。でもそれが現実

結局バランスバランス言うけどその系の拘束条件がどんどん変わっているわけですからマニュアル式に機械的にバランスをとろうなんざ甘いんです。ちゃんと直接指でソフトに触れないと駄目。

頭の硬い人ほど皮膚感覚をバカにするのはそういうわけ。努力とかそういうことは一切合切承知の助で忘れるくらいでないといけない。とにかくソフトに、ソフトに。休日などに数時間まったりするとよいです。

2013-07-14

インクジェットプリンタキヤノンエプソン製品)の不買運動を!

http://anond.hatelabo.jp/20130713232648

こういう人を個人的にネットプリント厨と呼んでいる(略)

マジレスするけど、1週間に一度かひと月に一度紙に印刷するたびにインクジェットプリンタの電源を入れ、毎回ウイーンウイーンガッシャガッシャンとうるさい音を立てながら何分もかかる、いつ終わるかすら分からないヘッドのクリーニングを待ち続け、さらにはインクを無駄に消耗するくらいなら、さっさとコンビニに出かけてレーザープリンタ使ったほうが確実だし綺麗だし安上がりだし精神衛生にもいいし地球環境にも優しいんだよ。ついでに食いもんを買ってくることもできる。いまどきのインクジェットはインクを湯水のように食うからしばしば切れていて交換の手間がかかるし、カートリッジを買いに走らなければならないこともしばしばだ。

有り体に言って、最近インクジェットプリンタおかしいんだよ。狂ってるんだよ。異常なんだよ。何度も買い換えているが、年々ひどくなっている。ほとんど製品として欠陥品のレベル差し掛かっている。いや欠陥品そのものだ。

もちろんセブンイレブンとの距離などにもよるだろうが、厨呼ばわりまでされる筋合いは断じてないぞ。いや本当に怒ってるんですが。

コンビニがそれほど近くにない人、地方の人の事はまるで考えてないし

考えてるっつうの。最近までセブンイレブンのなかった四国出身だよ。

ネットプリント推す人ってなんで「ネットプリント最高!他は糞」みたいな思考になっちゃうんだろう

インクジェットプリンタゴミうんこで、作ってる連中生きてて恥ずかしくないのというか何で平然と地球空気吸ってるの殴りたいと思えるレベルの欠陥品だから、相対的にネットプリントが最高になってしまうだけ。第一、キヤノンエプソン製品は最早二度と買いたくない。不買運動。抗議行動。ネットプリントを他の人にことあるごとに勧めて回るのももちろんその一環ですよ。

大抵の一般家庭にプリンタ必要ない、年賀状印刷所に頼めばいいし、あるいは出さなきゃいいと、これからも全身全霊で広めていく所存ですのでよろしく。

お前はキヤノンエプソンプリンタユーザーの怒りをなめてる。連中は俺を怒らせた。

それだけ。

2013-03-21

どんなに会社の損失になっても辞めていただきたい

僕の職場に、鬱病になり一年休み、復帰してきた人がいる。闘病して復帰してきた、それも精神病から、みんな腫れ物を触るようにやさしくやさしく扱っている。病気っていうのは健康な僕にはわからない大変な苦労だと思う。復帰するのは、本人だけでなく家族や周囲の協力あっての大変な努力であり、すごいことだと思う。


だけど。僕はあまり同情したくない。その人(仮にAさん(男)とする)は態度がものすごく傍若無人なのだ病人だったとは思えないほど元気なのだ。(Aさんのプライベートをしらないから、もしかしたら職場でだけ無理矢理明るく振る舞っているのかもしれないが。。)


僕はみんなのやさしい態度には疑問を感じていたけど、病気から復帰したなんて先輩に聞くまで知らなかった。話を聞けば、うちの会社母体は大きいが一つ一つの部署の規模は小さく、また専門職のため移動ができず、狭い人間関係と忙しい仕事の中でストレスが溜まり病気になったとのことらしい。


Aさんは頭がいい。みんなが知ってる有名国立大学の院まででている。だけど、人の気持ちに鈍感なところがあって、人を傷つけるようなことを平気でズケズケ言うし、常に自分は一番偉いし間違っていないという感じ。イライラすれば書類を机にたたきつけたり、舌打ちしたり、ドアをガッシャーンと閉めたりする。


ミスをすればなぜミスをし、どういう気持ちで仕事に取り組んでいるのか小一時間問いつめるし、分からないことを聞きに行けば、こんな事も分からないのか、お前は何年目だと叱責する。予定を立てれば批判ばかりして、Aさんの意見を聞けばそうやってすぐ人に頼ろうとするとまた怒鳴られる。あんまりにも理不尽だ、おかしい、とちょっとでも反発しようもんなら、100倍返しでまた怒鳴られる。(ちなみにこれは全部社員から見える場所で行われる)


僕は新入社員から、何を言われても仕方がないと諦め、どんなひどいことを言われても黙って耐えてきた。だけどAさんは、新入社員のみならず、たとえ上司であろうと社内の人全員にそう言う態度をとる。本人は自分地雷をドカドカ踏んでいることは気が付いている。しか病気だった自分に怒るはずがない・意見を言うはずがない・高学歴自分を切る訳がない。という自負がとっっても見える。


みんな、すっっっっっごいイライラしてる。だけど言えない、「病気だった」から。Aさんは、人から何か言われることに耐性がないから、言ったらすぐまた「病気」になってしまう。以前上司がどうでもいい雑務でAさんに注意したとき、Aさんは顔を真っ赤にして怒りながらたばこを吸いに行き、次の日には体の調子おかしい・病気上司のせいで再発したと怒鳴り散らして病院に行ってしまった。それにAさんはちょっとした風邪や、ただ転んですりむいても「鬱病ときみたいに大事になったら大変だ」とすぐ病院に行ってしまう。仕事を投げ出して。


僕はAさんに怒りしか覚えない。仕事ができるからと言って、周囲の人のストレス考慮せず首を切らない会社にも腹が立つ。結局自分が悪役になりたくないか上司は彼を注意しない。僕がこんなに腹が立つのはAさんが病気になったところを知らないせいだ、復帰したのはすごい努力のたまもの尊敬すべきことだ、Aさんは先輩だし仕事はとてもできるのだからすこしの言い方ぐらい目をつむろう。と毎日呪文のように言い聞かせているのだけれど、もう我慢の限界だ。Aさんは病気だったという事実を振りかざして、周囲の人を攻撃し怯えさせることで自分の身を守り、ぬくぬくした環境で生きているようにしか感じられない。

せめて自分が傷つきやすいのなら、どうして他の人に優しくできないのか。自分の痛みには必要以上に敏感なのに、どうして人の痛みに無関心でいられるのか。言われて嫌なことをわざわざ言って、言われたその人がどういう気持ちになるのかどうして想像できないのか。ものすごく周りに気をつかえとか、言葉遣い全て直せとか言っているわけではない。ほんのすこしの配慮でいい、考えればわかることだ。


これは病気のせいなんかじゃない、人が生きていく上で最低限持つべき思いやりだ。これができないのなら、社会になどでてこないで、自宅でひとり引きこもっていればいい。死ぬまで自分が一番だと思ってろ。(まあ、Aさんは奥さんも子供もいるのだが…)


いつまでもかわいい対象が自分だけで、他の人には無関心なまま自分を守り続けているようじゃ、永遠にあの人の病気は治らない。はやくあの人をクビにしないと、このままじゃ僕を含め周りの人の方がはやいところ病気になってしまう。

2009-06-16

三沢の死について書いている平成一桁でプロレス知識が止まってる人へ

どいつもこいつも「三沢が死んで悲しい」とかブログとかmixi日記で書いてるけどさ、

お前、最後にプロレス見たのいつ?

ちゃんと今でも会場行ってるプロレスファンは、

こっから下は読まなくていいよ。

で、俺の話を聞いて欲しいのは、会場に行ってないお前だ。

今日、明日行けとは言わないからさ、来週でも来月でも来年でも何年後でもいい。

プロレス会場に行って、今のプロレスを生で見てくれないかな?

「今のプロレスはつまらない」って?

本当に見てるの?

YouTubeニコニコ動画とかでプロレス見た気になってるんじゃねぇの?

P2Pで落とした動画プロレス見た気になってるんじゃねぇの?

知り合いのmixi日記とかネット観戦記見て

プロレス見た気になってるんじゃねぇの?

2ちゃんねるプロレス板とか見てプロレス見た気になってるんじゃねぇの?

kamipro読んで、プロレスをわかったように語ってるんじゃねぇの?

お前、知らないかも知れないけどさ、

丸藤とかKENTAとかホント凄いんだぜ。

四天王プロレスとはまた全然違う、新世代のプロレスやってんだよ。

棚橋について、どうせ「女に後ろから刺された奴」ぐらいしか知識ないんだろうけど、

大化けしてさ、いい試合する様になったんだよ。

小島ってさ、劣化版長州力とか

ラリアートプロレスの象徴の様なイメージで止まってる思うけどさ、

とっくにその先にいっちゃってるよ。

大日本デスマッチの生の迫力すげ~よ。

ガッシャガッシャ蛍光灯割れて、

それ飛んでくるのも込みみたいな感覚日常じゃ味わえないよ。

大日本所属じゃないけど宮本とか若くてギラギラしたのが

信じられない様な試合やってんの。

マッスルって知ってる? ハッスルじゃないよ。

マッスルプロレスかどうかはともかくさ、

マッスル坂井という得体の知れない才能が今プロレス界にいるんだよ。

WWEは、たしかにストーンコールドロック様がいた時代と比べちゃうと

劣るかも知れないけどさ、あいかわらずビンスは元気だし、

次々と新しいスーパースターが出てきてる。

そうそう、今年のレッスルマニア

アンダーテイカーショーン・マイケルズ、最高の試合だったぜ。

女子プロレスはちょっと元気無いけどさ、

松本とか下の世代が少しずつ育ってきてるんだよ。

吉田万里子とか里村とかさくらえみとか甲田社長が、

一度、敗戦国の荒野みたいになった所から

新しい時代女子プロレスを作っている最中なんだ。

キリないから、この辺にしておくけどさ、

DRAGON GATEでもDDTでも、北都プロレス沖縄プロレスでもいい。

アイスリボン666でもかまわない。

もう一回でいいからプロレス会場に足を運んでくれないか?

橋本が死んだ時もエディが死んだ時もベノワが死んだ時も、

ネット上には「最近プロレス見てなかったけど」みたいな文章が溢れかえってたよな。

あの後、お前、プロレス見に行った?

まあ、今はその事はいいよ。

でも、会場に行かないで

「今のプロレスはおもしろくない」みたいに言うのやめてくんないかな?

プロレス会場行って、生でプロレス見て、

「やっぱり今のプロレスはおもしろくない」って言うのならしょうがない。

今のプロレスがそれまでってだけだ。

でも、俺は自信持って「今でもプロレスは面白い」って思っている。

プロレス見に行って

今日は面白かった。また見に行こう」って思ってくれる自信があるの。

そりゃつまんない興行もあるけどさ。

その時はその時だ。

地方だからなかなか見に行けない」とか、そういう言い訳もいいから。

とにかく、三沢の事を追悼の日記とか書いた奴はもちろん、

三沢の死について、何らかの気持ちを抱いたなら、

いつでもいいからさ、プロレスをせめてもう一回だけでいいから生で見てくれ。

2009-05-27

うまい棒には気をつけろ

塾の帰り道、俺は日も暮れて真っ暗な中を歩いてた。

家のある通りに差し掛かった時、前から自転車が来た。

何か片手でいじりながら立ちこぎしてて、フラフラしてんなー…と思った瞬間。

街路灯に照らされた後輪がパーン!と光りながら跳ね上がった。

え?何?逆ウィリー?と面喰ってたら、自転車横転。

ガッシャーン、と前カゴから荷物散乱。

子供心に「どんくさいなぁ、このオッサン」と笑いながらも、

それでも、困ってる人は助けるのが当たり前、という良い時代。

とりあえず、散乱した荷物をかき集め、「大丈夫ですか?」と駆け寄った。

…オッサンは痙攣してた。

固まる俺の目の前でどす黒い液体がじわーっとアスファルトに広がっていく。

やべぇぇぇぇ!!!と思っていたら、近所のおっちゃんが通りがかった。

大急ぎで、自転車ですっ転んだらこんな事に!と訴え、二人で自転車のオッサンを見る。

ガクッガクッと、なんかもうゾンビ映画みたいに痙攣してる。

どうやら、前輪に片足をおもきり突っ込んで、転倒したらしい。

見事に足がはまっている。すごい変な形に曲がってる。

近所のおっちゃんは救急車を呼び、ペンチで前輪の金具を切って足を開放した。

それから…なぜか家に引っ込んでしまった。

痙攣は治まったが、血だらけのオッサンと、自転車と、道路のど真中に取り残された俺。

街路灯があるとはいえ、車が来たらヤバイ。

俺はその場で自転車のオッサンの番をしていた。

地面に広がったシミは、真っ黒で、血と言うよりコールタールみたいだった。

かき集めた荷物を見たら、参考書。オッサンと思ってたら、大学生浪人生だったらしい。

そして、自転車の向こう側に、小さな物体が落ちているのに気がついた。

うまい棒

どうやら、うまい棒食いながら自転車を漕いでいたら勢いあまって前輪に片足を突っ込んで頭ざっくり切った…という事らしい。

ああ、これで死んじまったら、どうすんだろう。

車が通らないか注意しながらそう思いを巡らせていたその時だった。

いきなり、ムックリ自転車の兄さんが起き上った。

あまりにも突然だった。

「あー…」

兄さんは肩をゴキゴキさせ、一歩進んでガクっとつんのめった。足は変な方向を向いたままだった。

「あれー…?あー…」

血だらけの兄さんは、自転車を起こした。前輪は曲がり、おっちゃんが切った金具が変な音をたてた。

もう、ゾンビ映画そのままに、血だらけの兄さんはガックンガックンしながら、自転車を押して歩きだした。

そこでようやく俺は我に返った。

「!?ちょ、今、今救急車来るから!待って!待って!」

兄さんが血だらけの顔で俺を見た。

「…あー…だいじょーぶ…だから、はい」

ダメだって!血、出てるから、ダメだって!足だって、変だろ!?」

「…ああ…だいじょーぶ…」

全然大丈夫じゃねえから!!!」

血だらけゾンビ兄ちゃんと、俺の攻防は救急車がたどり着くまで延々続いた。

今でもうまい棒見るたび、ふっと思い出す。

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