はてなキーワード: 日没とは
http://www.fepc.or.jp/learn/hatsuden/fire/sw_index_03/index.html
火力と揚水式水力が需要の変動に応じた発電をしていたことがわかる。
http://unit.aist.go.jp/rcpv/ci/about_pv/feature/feature_3.html
太陽光発電で発電できる時間帯は、夏季はちょうど電力ピークにかぶるから効率がいいんだが、
原発を稼動させないのであれば、その時間帯は火力の発電量を増やすことになる。
電力需要をどうするか。
2000年夏のカリフォルニア大停電以後、北米西海岸では、時間当たりの電気料金に変動制が適用される地域が発生した。夜間等の需要の少ない時間帯と、冷房需要のピークとなる時間帯とでは、1KWh当たりの価格が違うという制度である。発電量不足から大停電が発生したことから、発電事業を自由化するとなり、それを実現する為に、その時点の電気の相場が作られ、この相場の価格に、送電業者の取り分を乗せた分が、一般家庭が購入する単価となる。この制度を実現する為に、消費電力計に時計機能と記録機能と現在の電気相場価格を示すインジケーターが組み込まれたSmartMeterが使用されるようになっている。クーラーの電源を入れる前に、今の電気相場がいくらなのかを確認し、コストパフォーマンスを考えるようになる事で、省電力という行動を取るように仕向けている。
しかし、これで省電力をやるのは個人の家庭だけで、商業施設の場合、営業時間内はいくら高値になっていたとしても、つけっぱなしにせざるを得ない。こうなると、営業経費における電気代のコストが読めなくなる。そこで、電気代は上限価格で商品に転嫁し、実際のコストとの差額を利益として確保するという手法へと、変わっていっている。ここで重要なのは、上限価格があるという点である。この上限価格制度は、発電業者が自由化されているアメリカにおいては、大規模需要者に自社の電気を買ってもらう為のサービスとなっていて、一般家庭には適用されない。大規模需要者にプライスキャップをつけた分、一般家庭や小口消費者向けの代金が高くなり、結果的に、一般家庭では節電しているのに高くなった電気代を請求されるとなっている。電気相場がいくら高値に上がっていったとしても、大規模需要者である商工業者は痛くも痒くも無いというのが、この制度の本質なのである。電気相場が高騰すればする分だけ、上限価格契約の価値は高くなり、需要家を囲い込む事が可能になる。
一般家庭の消費電力よりも、商工施設が使う電力の方が、大きいし波が激しい。商工施設が使う電力は昼間の冷房のピークに集中し、一般家庭の消費電力は夜に集中する。需給の波を大きくしているのは、昼間の商工施設の消費電力であり、設備投資という観点からみれば、商工施設の為に真夏の冷房需要の為だけの余剰設備を抱え込んでいるというのが、電力業界の現実なのである。
持続発電に適した原子力発電を民間発電業者が運営するのは、リスクが大きすぎるので、火力発電が主体となる。火力発電業者にとっては、昼間の営業中にのみ大量に使ってくれる商工業者の方が、設備の運営の面において、メリットがある。このために、一日中ほそぼそと電気を使う一般家庭の相手は、メリットが無い。
大口消費者に売電する方が、一口あたりの成約金額が大きくなり、歩合制セールスマンにとっては、美味しい話となる。売電量を大きくする事で、設備投資の回収期間を早め、市場での競争に勝ちやすくなる。もっとも、その先で独占企業となってしまったら、再び規制産業に逆戻りしてしまう。目先の金、出世の為に、間違ったインセンティブを設定してしまうというのは、よくある事であるが、SmartMeterは、理念は立派だけど、それをやるのが生身の人間だという点で、失敗に向かっている。
で、考えつく対策として、時計を進ませるサマータイムを主張する者が現れてきているが、電気の主たる使用先が照明用であったならば、昼間の明かるさを最大限利用しようというサマータイムは有効である。しかし、現状、電気の主たる使用先は昼間のオフィスや売り場の照明であり、工場を動かす産業用電力であり、冷房である。
冷房のピークが来る時間帯には工場を止めて、夜間を主たる生産時間とする、労働時間の逆転という手法もあるが、夜勤を主体とすると、深夜割増賃金・夜勤手当を出さなければならないので、コストが跳ね上がってしまうという欠点がある。時計を早めるサマータイムのような、電気のピークを抑制するどころか、長引かせて電力消費量をふやしてしまう施策よりも、電気を必要とする産業に対しては、深夜割増賃金・夜勤手当についての特例を作る方が、効果的と言えるかもしれない。もっとも、夜勤で帰ってきて、暑い昼間にカーテンを閉めて寝る為にクーラーをガンガンつけるとなれば、電気の需要はかえって増えてしまうであろう。
この日記では、昼間の明るさよりも朝方の涼しさと日没後の涼しさを利用する、時計を遅らせる逆サマータイムを提案している(cf.[2007.6.3])。逆サマータイムの方が、冷房電力需要に対しては効果が期待できる。
<未だ書き途中です>
<アイデアがあったら教えて!>
どうも。私です。
輪番停電の間、日常生活をどうやって今と変わらないようにしていけるかについてメモっていこうと思います。
あくまで自分用のメモなので、他に見聞きしたアイデアで良いモノがあれば順次メモって行こうかなと思ってます。
電池を使うものは電池が切れてないか確認を。
この機会にリユース式の乾電池に変えて充電しながら使用すると、ゴミも少なくて良いと思う。
ソーラーライトは先ほど自分も買ってきましたが、どれくらいの明るさか未だわかりません。
ちょっとした気休め程度でも、あるのとないのでは大違いかなと思います。
ロウソクも一番に思い浮かびますが、ちょっと扱いを間違うと火災につながるので使用には十分の注意を。
火災を起こして、保険会社にこれ以上負担掛けさせないで下さい。
使用時は絶対万全の状態&目を離さないこと!
オール電化のお家で、停電中に調理が必要な場合はカセットコンロで食事の準備を。
カセットコンロは、テーブルの広いところにおいて下さい。
周囲に飛び火しないように気をつけて下さい。
~・停電中の調理・~
ガスを使ったお米の炊き方 http://cookpad.com/recipe/1268706/
野菜の霙煮 http://cookpad.com/recipe/1222961
常温で常備できる食べ物
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/3815713.html
長いも
ごぼう (泥付きのまま)
かぼちゃ (丸ごとなら1ヶ月。)
キャベツ→ しめらせた新聞にくるんで温度が余り上がらない部屋や日陰へ。
うど → 光に当てると固くなるので、新聞紙にくるみ、冷暗所で保存。
そのほか詳しくはこちら。
http://www.eiyoukeisan.com/calorie/article/food_hozon.html
基本はスーパーに行って、その日と次の日の内に食べるものだけ買うように。
冷凍庫が働いていないときは、冷凍物同士はくっつけておいた方が保冷効果アリ。
その際、ストックとストックの間にアルミホイルを巻きつけたり保冷剤を挟んだりとより保冷効果が持続します。
また冷凍庫のドアのゴムパッキンを綺麗にしておくことも冷気を逃がさないためのコツ!
高層階にお住まいの方はなるべく停電時間内は昇降しなくて済むように用事は済ませておきましょう。
停電時間内は階段を昇降する事になりますが、重い荷物が毎日になるときついです。無理は禁物。
基地局は停電用の予備バッテリーを備えているという噂もありますが、実際に停電中は使用できるかどうかは不明です。
大幅に運転本数が減少
本数を減らして下記間を運行
運行本数は半分に
午前9時~午後1時半 & 午後6時~午後10時
の運転を取りやめ
また、停電期間中は信号も停電になります。大体の時間帯はわかっていても、正確な停電時間は知らされていないはずです。
だから、個人で不急の使用の場合は出来るだけ控えて下さい。自転車だって結構いいもんですよ。
日没~深夜の停電だと、明かりないので床のモノに引っかかったりしないように、
日中から家の中の動線にモノを置かないで、動きやすくしておきましょう。
止めない。仙台や宮城や福島や岩手の人たちの、復興が助けられるように。
みんなで頑張っていこうぜ!
http://anond.hatelabo.jp/20100622162551
http://anond.hatelabo.jp/20100622162815
http://anond.hatelabo.jp/20100622165141
役所広司さんはやってくれない(所沢)し、ついったーやってないから、自分で駆除しますー
以上の状況を開始しまーす。
2ヶ月という期間を考えると
あれは絵に描いたもちかな。
やはり細部にこだわる路線に変更しよう。
赤服デモ(反独裁民主戦線-UDDデモ)情報 26
4 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 19:39:18 ID:0LRZFhg.0
ディンデンの方からものすごい黒煙があがってるよ
5 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 19:40:00 ID:0F0X//DA0
13日 20:20
撮影者タイ人
M79 3発爆発 ラチャップラロップ通りにて
http://www.youtube.com/watch?v=JMlMkQyMaBU
怖っ。
6 :5:2010/05/15(土) 19:41:35 ID:0F0X//DA0
14日でした。昨夜の爆発の動画です。
7 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 19:42:51 ID:hF49PSKI0
>>4
一度消えかけたのに、またはっきりと煙が見える。
8 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 19:43:29 ID:jqHQ4otA0
タイには兵役があるというが、顔つきをみると見事に中華系がいないな。
みんな色黒。なんかあるんだろうな。
9 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 19:44:10 ID:R9T.S8520
そろそろクロ服がでてくる時間帯ですな。
昨日みたいに獅子奮迅のAKA乱射で軍を撃退するのでしょうか?
10 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 19:44:59 ID:0LRZFhg.0
前スレからですが、あまりにもすさまじいですねラチャ情報さん
気をつけてくださいよ
866 :ラチャ続報:2010/05/15(土) 18:57:47 ID:lDdvxzvs0
走り出したので、やれやれと思い午前中の死者の画像を
アップしようとしていたら外で大声がするのでベランダに
出たら、うちのコンドーの入口にタイヤと竹でバリケードを造営中。
100バーツずつ渡して場所の移動に合意。お前らほんとに金だけ。
バリケード壊して移動中に今までにないすさまじい銃撃が始まり
鳴りっぱなしになっている。
男ども(近隣住民と赤服)はうちのコンドーの敷地内に転がるように
逃げ込んで、ガソリンスタンド前で撃たれた死体も引きずってきた。
今までの鬱憤を晴らすかのような兵士のものすごい銃撃です。
兵士がコンドー前まで侵攻してきて、動くものはすべて撃っている。
見境なくなんでも撃っている。
40 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 19:55:49 ID:Eehbn5Tc0
何回兵隊使えば気が済むのか。中途半端なんだよアピは。
42 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 19:57:11 ID:jDm1i7v60
というか、今の時期、プラヴィハーンや、南部情勢に政府は神経注いでられないから、今攻め時だと思うんだけど、
パッタニー解放戦線の方々や、カンボジア軍の方々は何をしとるとですか?
46 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 19:58:45 ID:jqHQ4otA0
プラヴィハーンはともかく、南部情勢ってこれまでも政府がまともに神経を通わせていたとは思えない。
50 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:00:19 ID:aYSgNUg20
アビシットは白兵戦に頼るから、軍や警察にムダな死傷者が増える
援護のため、爆破力の強い投擲弾を多用して、ある程度、赤服を壊滅
に追い込んでから、兵を投入するべきでは?
51 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:00:29 ID:jDm1i7v60
6時だけど、ラチャはどうでっか
53 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:02:23 ID:jDm1i7v60
ランナム当たりは外国人も多い住宅地だからさ、あまりに破壊力高い兵器は、一般を犠牲にしすぎでしょ。
正式な退避勧告出してないから、やっぱりまずいんじゃない。
56 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:03:18 ID:Eehbn5Tc0
銃声はやんだね。殺し過ぎたんだろうね。
57 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:03:45 ID:1VGgsM0w0
一斉放送来たね
63 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:06:05 ID:/IeMl9TE0
59 今始まった。。
65 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:06:36 ID:2F9muXaA0
市民が亡くなったのは赤服と反赤服の衝突によるものらしい
69 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:08:39 ID:L/hDTKxc0
75 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:11:58 ID:ZLO4ewoI0
一斉放送、問題の地域に立ち入った場合の処罰の量刑の報道だったと思います。
77 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:12:53 ID:WMcZpkVI0
アヌサワリー方面で断続的に黒煙が見えるんですが。。
81 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:15:29 ID:ZLO4ewoI0
>>76
具体的に立ち入り禁止区域に入った場合の量刑と、それに付随する重い罪だと
懲役何年でとかなんかそういうんだったよ。
要するに行かなきゃいいって事だ。
82 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:16:01 ID:0LRZFhg.0
ランナム又始まったぞ。
88 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:17:47 ID:uTh82X4U0
NHKのニュースでラマ9のフォーチュンタウンが映ってたんだけど、
フォーチュン自体が閉鎖されてるのかな?
閉鎖はMRTの駅だけ?
96 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:21:33 ID:BANjsNBc0
ラチャ 凄い銃撃戦だ、、銃声がやまない、、
98 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:23:13 ID:jqHQ4otA0
ラチャって、軍が定めた四角形の外側ですよね。
その外側に出てこれば容赦はしない。
かといって内側にいては兵糧が。。。
白旗あげて出てこない限りはダメってことですね。
102 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:23:45 ID:0LRZFhg.0
今銃声止んだ。
103 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:23:52 ID:dV/wtoqo0
genobangkok 今のラマ4だそうです。写真が来た。http://brizzly.com/pic/2G2D
これみるとバンコクは戦場だってイメージが定着しちゃうぐらいインパクトあるよ。
108 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:28:41 ID:0LRZFhg.0
ランナムから引っ越します。
114 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:32:08 ID:e4xSkHdE0
明日の朝まで軍隊が前線を持ちこたえてくれるのを祈るだけ。
まあ、デモ隊の分際で軍隊制圧するわけにもいかんだろうから勝ったところでせいぜいにらみ合いか。
123 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:35:48 ID:aYSgNUg20
「伏せろ!さもないと射殺する」と叫ぶ兵士。
http://sankei.jp.msn.com/photos/world/asia/100515/asi1005152020005-p1.jpg
124 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:35:59 ID:TazD04ok0
ラチャの住人を蛇蝎の如く嫌っていた例の親のスネ齧り元・留学生は、今の状況を見て高笑いしてそうですね。
125 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:36:23 ID:1IOYtD660
128 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:38:44 ID:0LRZFhg.0
ディンデンから巻き上がっている黒煙すごいな。
このへん一帯をおおいそうだよ。
129 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:39:24 ID:hF49PSKI0
ディンデンの煙がドンドンパワーを増してる。
どうなってるか????????
気合入れて見に行こうかな。
134 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:41:30 ID:R9T.S8520
煙幕で視界不良にして進撃をさせないつもりだろ
そして煙幕の向こうでクロ服がスタンバイ。
もうM79ではすまない。RPGが火を噴く。軍は多数の死傷者をだし敗走。
135 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:41:43 ID:K46WR3q60
136 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:41:43 ID:iM/VroSk0
>>124
138 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:42:08 ID:.Vtp1VQk0
今危険なのはバンコクの一部の地域に限られてると思うのですが。
非常事態宣言の出ている他府県いますが全く平和な日々をすごしてます。
140 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:42:51 ID:0LRZFhg.0
ディンデンの黒煙
今日未明に破壊略奪されたバンコク銀行のATMの前あたりだと思われる。
141 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:42:55 ID:WAmr0Urw0
ディンデーン炎上
http://blog.livedoor.jp/shuma0719/
145 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:44:46 ID:jqHQ4otA0
うちはプロンポンですが、いつも通りですよ。いつもより外歩いている人も多いみたい。
146 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:45:34 ID:LDCln9Wg0
また一斉放送みたいよ!!
147 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:45:51 ID:ETPsDsWU0
プラトゥーナムに住んでるタイ人の知人が今朝撃たれて亡くなりました
あの辺、ラチャプラロップ許可なく通行すると容赦なく撃ってるようです
149 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:46:07 ID:dV/wtoqo0
muri_bkk むむ、うちの方にも近づいてきた…。クローントイ交差点に赤組集合中。 via: @js100radio
150 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:46:29 ID:ZLO4ewoI0
>>145
外出禁止とか軒先が戦場とかの事態に備えて買出し中の人じゃない?
私もさっき行って来た。
最悪2週間位は家から出れなくても問題ない。
155 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:50:12 ID:R9T.S8520
あちこちにクロ服が分散してるのに意味がない作戦。
実際攻撃したらエンポリに再集結してもいいしどうにでもなるわな。
UDDも既に作戦外エリアに別働隊が大勢いるんだろ
158 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:51:04 ID:EwEmmDBY0
さっきラチャ近辺に住む友達に電話したら、ランナムをバイクで通ってきたと言っていた
戦闘地域は入らなかったみたいだが、血のあとを住民が水で流してたと言ってた。
でも、この中に住んでいるといえば、封鎖地域に入れてくれるみたいだね。
164 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:54:19 ID:aYSgNUg20
軍筋によると、バンコク中心部の元首相派占拠地域から北へ約2キロ離れた
ラチャプラロプ地区で、治安部隊と同派支持者の銃撃戦が終日続いた。
目撃者によると、現場に居合わせたトラック運転手や通行人らが巻き込まれ、
2人が死亡した。緊急医療機関は、衝突が多いため死傷者数の把握は難しく
なっているとしている。
http://www.asahicom.jp/international/update/0515/images/APX201005150006.jpg
182 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:05:36 ID:9dQM1xww0
>>147
うちのスタッフも昨夜銃撃で死亡しました。赤シャツではなく、その辺の住人です。
今日アリーまで遺体を引取りに行ったのですが、安置室には10体を超える遺体がありました。
実際何人死んでいるのでしょう。政府発表だと数が少なすぎるような。
いい加減でやめてほしいものです。
183 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:07:25 ID:0LRZFhg.0
182さんの知人は赤服ではなく一般人だったのですか。
巻き込まれてしまったのですね。
147さんの友人は赤服ではなく一般の方だったのですか?
191 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:12:35 ID:sZTlBUNw0
ラマ4道路では赤服が遊び半分みたいに威嚇の花火(音が強烈)を打ち上げてるが、
軍隊に実弾攻撃されるかもな?
192 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:12:37 ID:e18BrklM0
正しいかどうかは別として、治安維持のために市民の反感を買う報道はしないだろうな
なくなった無関係の方々の冥福をお祈りします
193 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:12:51 ID:ETPsDsWU0
>>183
赤服ではありません
195 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:13:42 ID:R9T.S8520
伊勢丹前の本隊の映像みた。
赤ん坊とかキツイよ。
196 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:14:49 ID:PW2BdBLk0
軍はさっさと撤退しろよ。
こっちに発砲するなよ、危ないじゃないか。
198 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:16:38 ID:R9T.S8520
まったく無力なデモ隊は伊勢丹前にいる。ここだけは絶対攻撃してならない。
201 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:17:59 ID:sZTlBUNw0
ラチャプラソン占拠している赤福たちは「今後自分たちがどうなるか」なんて考えていないんだろうね。
202 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:18:06 ID:dV/wtoqo0
>>196
他人の事を気にも留めない国民性が、市内破壊をものともしないだろう。
軍は国王の臣下。バンコク都内(市内じゃない都内だ)が戦場になろうと
気にも留めないだろう。
205 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:18:55 ID:PW2BdBLk0
通りを通るものすべてに発砲している。
206 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:19:46 ID:dV/wtoqo0
>>200
できもしない発言をするべきではない。
赤福の要求はアピの退陣だ。要求を呑むということは
いこーる即ち王権への侵害に他ならない。
207 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:19:48 ID:sSkOqYUE0
5時過ぎからラマ4の戦争が始まったかな。
兵士も撃たれたという。by ネーション
210 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:20:58 ID:R9T.S8520
もう迷惑だから広範囲の封鎖だけはやめてほしい。
選挙したほうがこんな大騒動起こすより100倍ましな選択だった
211 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:21:08 ID:1GIIUohs0
軍も仲間がやられて段々本気になってくるな。
214 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:22:15 ID:68p7TS1.0
政府は、一昨日から、指定エリアから無関係の人は出るように警告してきている。
赤が武力を行使している時に、一般市民がうろつくのはあまりにも危機管理ができていない。
危険地区には立ち入らない。
危険地区に住んでいるものは出歩かない。
222 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:27:47 ID:ZLO4ewoI0
>>216
金が欲しかっただけのタクシンの方が一体いかほどマシなんだか。
223 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:28:05 ID:6ZCgrpm20
今回の問題の根本がわからなくなってきた…
224 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:29:00 ID:rZV.ZQ3I0
>>183
会社の近くでタイ人同僚と食事してのち、帰宅途中に巻き込まれたようです。
充分注意はしていたはずなんですけどね。
>>186
多分そうでしょうね。去年もいろんな噂が飛び交いましたが
今年は物証をもろに見てしまいました。でもどこの新聞にも乗っていないんですよね。
自分たちが着いたときにも別の遺体を棺桶にいれて運び出していました。
遺体を棺桶に入れる前に対面させてくれたのですが、その部屋には金属トレー
に載せられた遺体が10体以上、どれも普段着で、被せ物もなく並べられていました。
227 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:29:52 ID:68p7TS1.0
政府の11月14日選挙提案をのまなかった理由は、リーダーたちの保釈が認められなかったからだ。
自分たちが刑務所に入りたくないからと、政府の提案を蹴り、こうした事態を招いたわけだ。
236 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:33:51 ID:LBE.5GRo0
赤服が報復のため、この3、4日中、デパート等の公共施設を爆破する噂がながれています
が、誰か関連情報ありませんか??
240 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:35:26 ID:/r5kA0560
ランナムにアパート借りようかといくつか目星をつけていたんだけど
ダメになっちゃった・・・
飲食店や買い物できる店がいくつかあって
でも兵士が銃持ってうろうろしていない地区ってどこですか?
日本を発つ日が目前に迫ってるんで・・・・
241 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:36:25 ID:R9T.S8520
アビシット政権は総選挙するならバンコクを戦場にすることを選んだわけだが
ようするに選挙で負けるぐらいなら皆全員負けてしまおうとする焦土作戦なのであった・・
242 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:36:35 ID:sZTlBUNw0
ラマ4の赤服は花火を打ち上げて遊んでますね!
245 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:37:21 ID:XfXx7kms0
>>240
246 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:37:23 ID:aGTfNF3g0
>>240
アパートの質問などは、このスレではなく専用スレでやって欲しいな。
適したスレで質問すれば回答するよ。
247 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:38:03 ID:PW2BdBLk0
死者が多すぎる、軍は撤退するべきだ。
250 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:40:54 ID:0LRZFhg.0
ランナム付近又始まった。
251 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:41:04 ID:68p7TS1.0
赤服は息をするようにデマを流す。
デパートを爆破するのならすればいい。
ますます国際世論は反赤になるだけなのだから、
脅しに屈したらテロには勝てない。
252 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:41:26 ID:f/F2Spl20
>4.大使館仮事務所の開設、
>大使館周囲の治安状況の悪化により、15日夕より、インペリアル・クイーンズ・パーク・ホテル内
>会議室に仮事務所を開設しました。
>連絡先は以下の通りです。当面の間、お問い合わせ等は、大使館ではなく、次の電話番号にお願いします。
>なお、領事および広報文化窓口については、既にお知らせのとおり、17日は閉鎖しますのでご理解をお願いします。
>18日以降の窓口業務については追ってご連絡します。
>大使館仮事務所代表
> ○02-261-9300 内線5025、5029
> ○02-672-5504、5505、5506
よしよし、一応考えてるな。
インペリアル・クイーンズ・パーク・ホテル内だったら利用しやすいし。
254 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:42:52 ID:b.Z3bEKs0
質問です。
彼女を残して日本に仕事で一時帰国してきちゃったんだけど
255 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:43:33 ID:jDm1i7v60
>>254
問題ございません
256 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:44:08 ID:68p7TS1.0
政府は、肉を切らせて骨を切る作戦で、失ったものは、倍返ししてもらえばいい。
UDDリーダーたちは、もう死刑求刑確定だ。
257 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:44:13 ID:/IeMl9TE0
エカマイ平和です
263 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:46:56 ID:OIlVyP460
264 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:49:17 ID:R9T.S8520
死んだら遺族が100万Bゲットだぜ。
265 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:50:29 ID:IHaRvmfA0
ディンデンなんか、目と鼻の先なのにな。
268 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:54:03 ID:e18BrklM0
選挙する予定日まで出したのにそれを蹴って別の要求をどんどん追加していったのは赤ではないか
その時点で選挙要求なんてのは実は言い訳だったとしか思えなくなった
272 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:55:14 ID:AYPE.gq60
>>261
困ってるんですわー、はははー」
どうしていいかわからないってのが大半なのかな?
273 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:55:39 ID:jDm1i7v60
どうでもいいけど、この騒ぎが収まった後は
ルンピニ公園~ランナム当たりは、有数の心霊スポットになるのは間違いない
274 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:56:01 ID:.xpZKJAQ0
Troops virtually declared curfew on Rajprarop and Soi Rangnam.
They announced that members of the public could not enter the two roads after 6 pm.
上記はTHE NATIONからです。
どうしよう。俺ランナム在住です。
275 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:56:51 ID:sSkOqYUE0
死者22人。BY-保健省
実際はもっと多いだろうね。
赤十字マークの軍用車が負傷者を運んでいたけど、この軍用車が曲者。
92年の時も死体を連れ去った。
276 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:57:24 ID:IHaRvmfA0
>>274
食料は当然備蓄してるだろ?
数日は部屋に篭ってな。
277 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:57:48 ID:68p7TS1.0
赤のテロリストは、攻撃したあと市民の中に逃げ込むから、軍は反撃できない事情もある。
280 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:59:33 ID:ZLO4ewoI0
>>277
座り込み続けてる女子供老人も、もはや知らなかったではすまされないでしょ。
283 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 22:00:30 ID:MLTJm8Do0
>>263
291 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 22:05:42 ID:68p7TS1.0
UDDのリーダーたちは執行猶予なしの実刑だから、当分出てこられない。
293 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 22:06:07 ID:03Sc/NU20
今朝、ソイランナムからカオサンに避難
ここは、平和だ
294 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 22:06:53 ID:/j.7bfKM0
299 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 22:10:40 ID:R9T.S8520
タクシン支持者がクロントイ地区に続々と集結中。すでに1000人を超えたとの情報。新たな集会拠点になる可能性が高い。現場ではプラティープさ
んが演説をした模様。 #ThaiRedJ
300 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 22:11:39 ID:/j.7bfKM0
軍部が内部分裂する可能性もあるんじゃないのかな。
地方出身が多いからね。
301 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 22:11:44 ID:68p7TS1.0
ついに正体を現したなスラムの婆。
302 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 22:12:23 ID:R9T.S8520
ついにクロントイ地区もUDDに堕ちた
もうバンコクの半分がUDD
303 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 22:12:52 ID:ZLO4ewoI0
クロントイやばいね。ついにうちの近くに来たか(泣)
1000人かそこらならまだ何とかなるだろ。今のうちに追っ払って欲しいなぁ。
304 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 22:13:15 ID:k3Ymu99U0
日本大使館からのお知らせ(UDD デモ) 2010年5月15日その2
反独裁民主戦線(UDD)等によるデモ集会・行進実施に関する注意喚起
1.本日のUDDデモ関係の最新情勢は次の通りです。
15日午後2時、UDDは、集会場の物資が底をつきつつあるため、インペリアル・ショッピングセンター・サムローン店、インペリアル・ショッピングセンター・ラ
トプラオ店及びタイ・コム本社の3カ所(大使館ホームページ掲載の地図ご参照)を集合場所として、物資を持ち寄り、ラチャプラソンの集会場へ向けた行
進を、UDD支持者に呼びかけており、通過点になると見られるラチャプラロップ通り周辺で散発的発砲が行われています。
2.また、タイ政府報道官代行は、15日、陸軍第11歩兵連隊本部の緊急事態回復センター(CRES)より一斉テレビ放送にて、現下の情勢に関
する国民向け説明を次の通り行っております。
(1)今朝のCRESの会合において、治安当局より、14日22時の時点でのUDD集会参加者数が6,000名であるとの報告が行われた。その内訳
は、ラチャプラソン交差点~プラトゥナーム交差点:3,000名、ラチャプラソン交差点~パトゥムワン交差点:1,000名、ラチャプラソン交差点~チッドロム
交差点:1,000名、ラチャプラソン交差点~ラチャダムリ交差点:500名、ルンピニ公園:500名、である。
(2)UDDは、集会場地域を包囲する治安部隊の更に外側から、更に包囲しようとしていることから、治安部隊は互いに連携をとり、自らの防衛を強
化し、包囲を受けないよう細心の注意を払うよう、指示を行った
3.このような緊迫した情勢にありますので、封鎖地域はもとより、その周辺および外周地域でも緊張が高まっておりますので、封鎖地域付近には近づ
かないようにし、封鎖地域付近に滞在している在留邦人、邦人旅行者については、不測の事態に巻き込まれないため、厳に外出は控えて下さい。
4.大使館仮事務所の開設、
大使館周囲の治安状況の悪化により、15日夕より、インペリアル・クイーンズ・パーク・Permalink | トラックバック(0) | 16:13
つづき
http://anond.hatelabo.jp/20100116012129
逃避ってどんなものかと聞かれれば、いまの僕がそうだと真っ先に挙げる。現実と折り合いがつかず消化ができず、ちいさな軽自動車であてのない旅に出る。これこそまさにと思う、しかも由緒正しい逃避の旅。
東北の都市のマクドナルドはひとけがなく、昼時だというのに店員の声が聞こえるのはたまに。閑散とした店内の奥のほうで長居をして、ぬるくなったコーヒー片手にノートPCをいじっているとそんな気持ちが首をもたげる。都会の仕事を辞めて、実家を継ぐことにしたのも半ば投げやりだったし、子どものころから親の仕事を見ていたからと言っても、正直なところ田舎の酒屋の跡取りになることに実感がわいてこない。そんな息苦しさから逃れようと企てたのが日本じゅうの岬を回るという計画で、半月ばかり車を走らせるうちにだいぶ気分が晴れて来ているのだとは思う。
それでもときどきこんな心地になる。
これは逃避だって。由緒正しくてもれっきとした現実逃避で、いつか現実に戻らなければならないって。
山形から秋田、青森、岩手を回るうちに、日本海から津軽海峡、太平洋と潮の色が変わっていくのを見た。押し寄せる波がどこも違うのを確かめた。海からの風を全身で浴びるのは快いものだし、誰もいない岬で砕ける波音に耳を澄ませながらシャッターを押すことがこれほど開放感に浸れるものだとは思わなかった。ずっと続く海岸線の青をただ見つめながら軽を走らせることも気に入るようになった。
98年式のスズキのポンコツもすっかり相棒の風体で、近いうちに廃車にしなければならないのが名残惜しくなる。使いつぶすつもりで、実家の車庫の奥から引っ張り出してきたのに。
今日回る予定の岬をチェックしながら、ちらりとPCの時計を見る。
(間に合うかな、また帰還は深夜かな)
僕は同乗者を待っていた。
昨夜ひろったヒッチハイカー、察するに家出の最中であるらしい。雨の夜の国道でずぶぬれになっていた若い女の子で、大阪の友人の家まで行くのだといい、正直なところそれ以外のことを僕は何も知らない。仙台着が深夜になり安宿に泊まらせたが、朝になって大阪へはあなたの車で行くという。
いわく、あなたは優しくて善良で、こんな幸運はめったにないから、とのこと。
お金出すから電車で行けばというと、わたしもふらふらしたいのだと言う。
由緒正しき岬めぐりをふらふらだと言われていい気はしないが、彼女も僕と同じように逃げたい現実があるのだと、そう思うことにする。本当に何も持たずに逃げ出してきたというので、服代を持たせて買いに行かせて、もう三時間はたっている。
(しまったな、何時までに帰ってきて欲しいと言うべきだった)
これで帰ってくるのが三時になれば、今日の計画は全部おじゃんで一泊の宿泊代が無駄になる。諦めて昼食をとろうかと思ったけれど、一時までは待つことにする。そうやって無為に時間が過ぎていくのは苦痛ではあるが、せっかくはしゃいでいる彼女を見ると、まあ、それぐらいは我慢するかというぐらいの余裕は持てる。
女の子だからそこまでしてあげるのかと考えて見て、きっと男であっても同じ事をしただろうと思う。
雨の国道で車に乗せてやり、ヒーターを全開にして、タオルを渡し、コーヒーを飲ませる。それからとりあえず仙台まで送る。きっとやったはずだ。違いがあったとすればもっと遠慮なく事情を聞いて、ツインの同じ部屋に泊まっただろうという事ぐらい。
(一緒に行くと言われて連れていくことにしただろうか?)
それも結論は同じ。
結局のところ僕が欲しかったのは道連れの旅仲間で、車で旅する限りガソリン代にそれほどの違いはない。むしろ同乗者が女の子だから生じる諸問題の方が大きいわけで、それが女の子であることによって相殺される。旅の仲間が同姓であればそれはにぎやかで楽しくなるが、異性であれば華やいだ心地になる。
オーダーをしながら、出ていった彼女の事を思う。
「お客さま、おつりです」
ぼっとしていた。
やっぱり、撤回。
お待たせしましたとの声を聞いて顔を上げたのは一時半をまわった頃だった。
「ぎりぎりになってしまって」
「お帰り、ずいぶんかかりましたね」
のんきにPCを片付けるはじめながら、ユニクロ、イトーヨーカドー、しまむら、あちこちの衣料品店の袋を抱え、恥ずかしそうに向かいの席に座る彼女をみる。
「なんか、いろいろ迷っちゃって」
「持ってて下さい。消耗品とかあるでしょうし」
「あ、なるほど」
緊張ぎみにそれをポケットにしまいながら彼女はいう。
「牡鹿半島ですよね。けっこうぎりぎりですよ? わたし、土地勘あるんです、この辺。行って帰ってこれるかな?」
「あ、日没までに向こうに着ければ、帰りは深夜でもいいんです」
一瞬意味がわからないと目をしばたかせたが、門限や最終電車などない気ままな旅なのだと思い出して、なるほどと感心する。それからレジカウンターに駆け寄り、遅めの昼食をテイクアウトする。彼女の衣類を後部座席に積み上げ、エンジンをかけると、胸が高鳴った。彼女がマクドナルドの包みから僕の分を置いたのを確認して、車を出した。
仙台から牡鹿半島まではほとんどが国道45号で、松島までは大観光地のど真ん中を行く。それでも松島を過ぎると山間に入り、鳴瀬川を越えるとまた町中を走る。牡鹿半島はその外れにあり、目指す黒崎という岬は両側を大きなふたつの島にはさまれた、珍しい岬になっている。
「多いだろうね。格好のスポットだものね、町からも近いし」
調べたところ、牡鹿半島は宮城県屈指のレジャースポットを形成していて、当然ながら海で楽しむ事には退屈しそうにない。しかし、今日の岬めぐりは特急の弾丸旅行になりそうで、天気予報を聞く限りは天候には恵まれていた。
「そう言えば、学生さんなんですか? 聞いてなかった」
何気なく聞いてちらとみると、あっと口を開いて、気まずそうにする。自己紹介さえしていなかった事に気づいたのだ。
「カワシマです。そうなんです。実家から仙台の大学に通ってて」
「実家?」
「うち貧乏なんです。だから、とてもひとり暮らしをさせるお金はないって、実家から通えるところへ。ひどいんですよ。大学まで片道二時間以上かかるんです、もう4年ですから、慣れてしまいましたが」
僕はふと気づいて聞く。
「じゃあ、定期とか持ってないの?」
「あ、いまは学校休みだから。定期はいつも一ヶ月定期なんです」
まずいことを聞いたと、うつむく彼女を見ながら思う。
「でも、聞いて下さい。それでも一ヶ月の定期代が二万円もするんですよ? 二万円です。信じられます?」
たしかに彼女にとって移動は高嶺の花の代名詞で、閉鎖的な田舎の実家から逃げ出すにはヒッチハイクしかなかったのだと、僕は気づく。彼女が言うように運転手が、あまり危険性がなく、安心していられ、自分の望みを聞いてくれるのであれば、これは幸運であると思うであろうし、その幸運に飛びつきたくなる気持ちもわかった。自分の自由になる車がなければ実家に閉じこもっている以外になく、大学と実家の行き来に膨大な時間を費やす以上、ほとんどがその移動に費やされたに違いない。牢獄から牢獄へ。あまり遊び慣れていないからはしゃいでいるのだと、気づく。
(あなたに出会ったのは幸運か……)
それならばと明るくする。
「じゃあ、牡鹿半島楽しみましょう!」
こういうのはベタなのがいいのだ。
岬めぐりが車内に流れた。
やけっぱちにはちょうどいい。
・女の子ひろった
http://anond.hatelabo.jp/20100116012129
・これこそ逃避
http://anond.hatelabo.jp/20100119221742
・すごい彼女
http://anond.hatelabo.jp/20100123005026
・ふたつ恋した
タダゲ厨は激怒した。必ず、かの邪智暴虐(じゃちぼうぎゃく)の運営を除かなければならぬと決意した。タダゲ厨にはネットがわからぬ。タダゲ厨は、モバゲー村の牧人である。笛を吹き、羊と遊んで暮して来た。けれども課金に対しては、人一倍に敏感であった。
きょう未明タダゲ厨は村を出発し、野を越え山越え、十里はなれた此(こ)のミクシィのサンシャイン牧場にやって来た。タダゲ厨には金も、学も無い。彼女も無い。十六の、内気な妹と二人ギルドだ。
この妹は、村の或る律気な一牧人を、近々、花婿(はなむこ)として迎える事になっていた。結婚式も間近かなのである。タダゲ厨は、それゆえ、花嫁の衣裳やら祝宴の御馳走やらを買いに、はるばる市にやって来たのだ。
先ず、その品々を買い集め、それから都の大路をぶらぶら歩いた。タダゲ厨には竹馬のマイミクがあった。セリヌンティウスである。今は此のミクシィのコミュニティで、管理者をしている。そのマイミクを、これから訪ねてみるつもりなのだ。久しく逢わなかったのだから、訪ねて行くのが楽しみである。
歩いているうちにタダゲ厨は、まちの様子を怪しく思った。ひっそりしている。もう既に日も落ちて、まちの暗いのは当りまえだが、けれども、なんだか、夜のせいばかりでは無く、市全体が、やけに寂しい。のんきなタダゲ厨も、だんだん不安になって来た。
路で逢った若い衆をつかまえて、何かあったのか、二年まえに此のミクシィに来たときは、夜でも皆が歌をうたって、まちは賑やかであった筈(はず)だが、と質問した。若い衆は、首を振って答えなかった。
しばらく歩いて老爺(ろうや)に逢い、こんどはもっと、語勢を強くして質問した。老爺は答えなかった。タダゲ厨は両手で老爺のからだをゆすぶって質問を重ねた。老爺は、あたりをはばかる低声で、わずか答えた。
「なぜ課金するのだ。」
「サービスの質を高める、というのですが、誰もそんな、質を求めては居りませぬ。」
「はい、はじめはセルフィちゃんねるを。それから、サンシャイン牧場を。それから、RockYou! スピードレーシングを。」
「おどろいた。運営は乱心か。」
「いいえ、乱心ではございませぬ。サーバーを、維持する事が出来ぬ、というのです。このごろは、ユーザーの心をも、お疑いになり、少しく派手な書き込みをしている者には、書き込みを削除するよう命じて居ります。御命令を拒めば審査にかけられて、アカウントロックされます。きょうは、六人ロックされました。」
聞いて、タダゲ厨は激怒した。「呆(あき)れた運営だ。生かして置けぬ。」
タダゲ厨は、単純な男であった。IPを、さらしたままで、のそのそ田代砲をしかけていった。たちまち彼は、巡邏(じゅんら)の警吏に捕縛された。調べられて、タダゲ厨の懐中からはXSSが出て来たので、騒ぎが大きくなってしまった。タダゲ厨は、運営の前に引き出された。
「このXSSで何をするつもりであったか。言え!」運営は静かに、けれども威厳を以(もっ)て問いつめた。その運営の顔は蒼白(そうはく)で、眉間(みけん)の皺(しわ)は、刻み込まれたように深かった。
「ミクシィを暴君の手から救うのだ。」とタダゲ厨は悪びれずに答えた。
「おまえがか?」運営は、憫笑(びんしょう)した。「仕方の無いやつじゃ。おまえには、わしの苦労がわからぬ。」
「言うな!」とタダゲ厨は、いきり立って反駁(はんばく)した。「人の心を疑うのは、最も恥ずべき悪徳だ。運営は、ユーザーの忠誠をさえ疑って居られる。」
「疑うのが、正当の心構えなのだと、わしに教えてくれたのは、おまえたちだ。ユーザーの心は、あてにならない。人間は、もともと私慾のかたまりさ。信じては、ならぬ。」暴君は落着いて呟(つぶや)き、ほっと溜息(ためいき)をついた。「わしだって、平和を望んでいるのだが。」
「なんの為の平和だ。自分の収入を守る為か。」こんどはタダゲ厨が嘲笑した。「罪の無いユーザーをバンして、何が平和だ。」
「だまれ、下賤(げせん)の者。」王は、さっと顔を挙げて報いた。「口では、どんな清らかな事でも言える。わしには、人の腹綿の奥底が見え透いてならぬ。おまえだって、いまに、アカウントロックになってから、泣いて詫(わ)びたって聞かぬぞ。」
「ああ、運営は悧巧(りこう)だ。自惚(うぬぼ)れているがよい。私は、ちゃんとバンされる覚悟で居るのに。命乞いなど決してしない。ただ、――」と言いかけて、タダゲ厨は足もとに視線を落し瞬時ためらい、「ただ、私に情をかけたいつもりなら、バンまでに三日間の日限を与えて下さい。たった一人の妹に、亭主を持たせてやりたいのです。三日のうちに、私はギルドで結婚式を挙げさせ、必ず、ここへ帰って来ます。」
「ばかな。」と暴君は、嗄(しわが)れた声で低く笑った。「とんでもない嘘(うそ)を言うわい。逃がした小鳥が帰って来るというのか。」
「そうです。帰って来るのです。」タダゲ厨は必死で言い張った。「私は約束を守ります。私を、三日間だけ許して下さい。妹が、私の帰りを待っているのだ。そんなに私を信じられないならば、よろしい、この市にセリヌンティウスというユーザーがいます。私の無二のマイミクだ。あれを、人質としてここに置いて行こう。私が逃げてしまって、三日目の日暮まで、ここに帰って来なかったら、あのマイミクをバンして下さい。たのむ、そうして下さい。」
それを聞いて王は、残虐な気持で、そっと北叟笑(ほくそえ)んだ。生意気なことを言うわい。どうせ帰って来ないにきまっている。この嘘つきに騙(だま)された振りして、放してやるのも面白い。そうして身代りの男を、三日目にバンしてやるのも気味がいい。人は、これだから信じられぬと、わしは悲しい顔して、その身代りの男をアカウントロックに処してやるのだ。世の中の、正直者とかいう奴輩(やつばら)にうんと見せつけてやりたいものさ。
「願いを、聞いた。その身代りを呼ぶがよい。三日目には日没までに帰って来い。おくれたら、その身代りを、きっとバンするぞ。ちょっとおくれて来るがいい。おまえの罪は、永遠にゆるしてやろうぞ。」
「なに、何をおっしゃる。」
「はは。いのちが大事だったら、おくれて来い。おまえの心は、わかっているぞ。」
タダゲ厨は口惜しく、地団駄(じだんだ)踏んだ。ものも言いたくなくなった。
竹馬のマイミク、セリヌンティウスは、深夜、運営に召された。運営の面前で、佳(よ)きマイミクと佳きマイミクは、二年ぶりで相逢うた。タダゲ厨は、友に一切の事情を語った。セリヌンティウスは無言で首肯(うなず)き、タダゲ厨をひしと抱きしめた。マイミクとマイミクの間は、それでよかった。セリヌンティウスは、縄打たれた。タダゲ厨は、すぐに出発した。初夏、満天の星である。
あ き た
確認取れてない。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090919-OYT1T00827.htm
現場は険しいがけで遺体の収容作業が難しく、同署は日没で活動をいったん打ち切った。20日朝から改めて遺体を引き上げるなどして身元を確認する。
ばななは激怒した。必ず、かの邪智暴虐(じゃちぼうぎゃく)の店長を除かなければならぬと決意した。ばななには経営がわからぬ。ばななは、村の物書きである。ほらを吹き、羊と遊んで暮して来た。けれどもサービスに対しては、人一倍に敏感であった。きょう未明ばななは村を出発し、野を越え山越え、十里はなれた此(こ)の居酒屋にやって来た。ばななには父も、母も無い。女房も無い。一時帰国していた友だちと二人暮しだ。この友だちは、もう当分の間外国に住むことが決定していた。送別会もかねていたのである。ばななは、それゆえ、ビールやらおつまみやらを買いに、はるばる居酒屋にやって来たのだ。先ず、その品々を買い集め、それからヨーロッパみやげのデザートワインを開けた。コルク用の栓抜きはないということだったので、近所にある閉店後の友だちの店から借りてきた。歩いているうちにばななは、居酒屋の様子を怪しく思った。ひっそりしている。もう既に日も落ちて、居酒屋の暗いのは当りまえだが、けれども、なんだか、夜のせいばかりでは無く、居酒屋全体が、やけに寂しい。のんきなばななも、だんだん不安になって来た。ちなみにお客さんは私たちしかいなかったし、閉店まであと二時間という感じであった。路で逢った若い衆をつかまえて、グラスをわけてくれる?いいときの日本は、夜でも皆が歌をうたって、賑やかであった筈(はず)だが、と質問した。若い衆は、首を振って答えなかった。しばらく歩いて、気のいいバイトの女の子に逢い、こんどはもっと、語勢を強くして質問した。気のいいバイトの女の子はビールグラスを余分に出してくれた。ばななは両手で気のいいバイトの女の子のからだをゆすぶって質問を重ねた。気のいいバイトの女の子は、あたりをはばかる低声で、わずか答えた。
「なぜ説教するのだ。」
「悪心を抱いている、というのですが、誰もそんな、悪心を持っては居りませぬ。」
「たくさんの客を説教したのか。」
「はい、こういうことをしてもらったら困る、ここはお店である、などなど。」
「おどろいた。店長は乱心か。」
「いいえ、乱心ではございませぬ。客を、信ずる事が出来ぬ、というのです。このごろは、バイトの心をも、お疑いになり、御命令を拒めば説教にかけられて、叱られます。きょうは、六人叱られました。」
聞いて、ばななは激怒した。「呆(あき)れた店長だ。生かして置けぬ。」
ばななは、単純な男であった。それであまりおおっぴらに飲んではいけないから、こそこそと開けて小さく乾杯をして、一本のワインを七人でちょっとずつ味見していたわけだ。たちまち彼は、どう考えても年下の若者に捕縛された。調べられて、ばななの懐中からはデザートワインが出て来たので、騒ぎが大きくなってしまった。ばななは、店長の前に引き出された。
「このデザートワインで何をするつもりであったか。言え!」店長は静かに、けれども威厳を以(もっ)て問いつめた。ばかみたいにまじめな顔でだ。
「どうしてもだめでしょうか?いくらかお金もお支払いしますから……」とばななは悪びれずに答えた。
「おまえがか?」店長は、憫笑(びんしょう)した。「仕方の無いやつじゃ。こういうことを一度許してしまいますと、きりがなくなるのです。」
「いったい何のきりなのかよくわからない!」とばななは、いきり立って反駁(はんばく)した。「客の心を疑うのは、最も恥ずべき悪徳だ。店長は、バイトの忠誠をさえ疑って居られる。」
「疑うのが、正当の心構えなのだと、わしに教えてくれたのは、おまえたちだ。客の心は、あてにならない。場所はいいのにお客さんがつかない。信じては、ならぬ。」店長は落着いて呟(つぶや)き、ほっと溜息(ためいき)をついた。「わしだって、もうけを望んでいるのだが。」
「なんの為のもうけだ。自分の地位を守る為か。」こんどはばななが嘲笑した。「罪の無い客を説教して、何がもうけだ。」
「だまれ、下賤(げせん)の者。」店長は、さっと顔を挙げて報いた。「口では、どんな清らかな事でも言える。わしには、人の腹綿の奥底が見え透いてならぬ。おまえだって、いまに不況になってから、もっと自然食をうちだしたおつまみにしてみたって聞かぬぞ。」
「ああ、店長は悧巧(りこう)だ。自惚(うぬぼ)れているがよい。無難に無難に中間を行こうとしてみんな失敗するのだ。ただ、――」と言いかけて、ばななは足もとに視線を落し瞬時ためらい、「ただ、もしも店長がもうちょっと頭がよかったら、みながそれぞれの仕事のうえでかなりの人脈を持っているということがわかるはずだ。三日のうちに、私はちょっと異様な年齢層やルックスや話し方をする大勢のお客さんを連れて、必ず、ここへ帰って来ます。」
「ばかな。」と店長は、嗄(しわが)れた声で低く笑った。「とんでもない嘘(うそ)を言うわい。逃がした客が帰って来るというのか。」
「そうです。帰って来るのです。」ばななは必死で言い張った。「私は約束を守ります。私を、三日間だけ許して下さい。それが成功する人のつかみというものだ。そんなに私を信じられないならば、よろしい、ここに三十四歳の男の子がいます。私の無二の友人だ。あれを、人質としてここに置いて行こう。私が逃げてしまって、三日目の日暮まで、ここに帰って来なかったら、あの友人を絞め殺して下さい。たのむ、そうして下さい。」
それを聞いて店長は、残虐な気持で、そっと北叟笑(ほくそえ)んだ。居酒屋で土曜日の夜中の一時に客がゼロ、という状況はけっこう深刻である。
「願いを、聞いた。その身代りを呼ぶがよい。三日目には日没までに帰って来い。おくれたら、その身代りを、きっと殺すぞ。ちょっとおくれて来るがいい。おまえの持ち込みは、永遠にゆるしてやろうぞ。」
「なに、何をおっしゃる。」
「はは。持ち込みが大事だったら、おくれて来い。おまえの心は、わかっているぞ。」
ばななは口惜しく、地団駄(じだんだ)踏んだ。ものも言いたくなくなった。
竹馬の友、三十四歳の男の子は、深夜、居酒屋に召された。店長の面前で、佳(よ)き友と佳き友は、二年ぶりで相逢うた。ばななは、友にいちおう事情を言った。人にはいろいろな事情があるものだ。三十四歳の男の子が「まあ、当然といえば当然か」とつぶやいたのが気になった。そうか、この世代はもうそういうことに慣れているんだなあ、と思ったのだ。みな怒るでもなくお会計をして店を出た。そして道ばたで楽しく回し飲みをしてしゃべった。初夏、満天の星である。
というわけで、いつのまに東京の居酒屋は役所になってしまったのだろう? と思いつつ、二度とは行かないということで、ばななたちには痛くもかゆくもなく丸く収まった問題だった。
これが、ようするに、都会のチェーン店で起こっていることの縮図である。
http://www.enpitu.ne.jp/usr6/bin/day?id=60769&pg=20090808
http://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/1567_14913.html
02年8月24日から29日にかけて横浜市で開かれた、第12回世界精神医学会(WPA)の推計によると、世界で日本が実質自殺率1位でした。
マスコミは同年、「自殺4年連続3万人超」「昨年 目立つ経済苦」などと報じました。遺書から動機や原因を分析したところ、「健康問題」が統計のある78年から連続してトップ。次いで2番目に多かったのが「経済・生活問題」で、内訳は多い順に「負債」「事業不振」「生活苦」「失業」「就職失敗」「倒産」でした。
年次別自殺者の推移を見てみると、1978年(昭和53年)から1997(平成9年)までの自殺者数は年2万人台でしたが、1998年には3万2862人に急増します。1997年からの増加率は50歳代男性54%、同40歳代男性33%で、以後この傾向に変化はなく、20003年の自殺者数は3万4427人に達しています。このことから1998年は、自殺者が3万人台に定着した「自殺境界年」、また自殺理由の中で「経済・生活問題」が一気に上昇した「自殺理由境界年」に、当たります。
同年以降、同一グラフ上に完全失業率曲線と自殺率曲線を描くと、両曲線の推移は見事に一致します。また、東京都立衛生研究所は「日本における自殺の精密分析」において、「自殺の増減は景気の動向と密接に関連しているといえよう」と記しています。以上から、自殺誘引の大きい要素の1つに、失業増加があることが分かります。同時にこの動向は、日本男性がマネーを生死の判断基準にさえしているという悲しき真相を、如実に語っています。
命あってこそ!
人の願望の極致は、マネーにではなく幸福にあります。マネーは単なる幸福になるためのひとつの、しかもニュートラルな手段に過ぎません。東京・上野公園に小屋掛けするホームレスにも幸福な人はいます。マイクロソフトの創始者で、世界有数の資産家ビル・ゲイツが幸福とは限らないのですから。
人は自殺するとき、うつ状態になるといわれています。しかし中には死ぬ前に生命保険に加入するなど冷静に計画を立てていた事例もありました。たとえ多額の生命保険金を受け取っても、遺族は悲しく悔しい思いに苛まれ、屈辱感・無気力感に襲われます。しかも、それらを生涯抱えて生きていかねばならず、いつまで経っても、遺族に春はやって来ないのです。
「自殺する勇気があれば、人生やり直せる」などと、よく人口に膾炙されている警句は正しいのです。仕事の失敗、失業・不治の病などに遭遇したとき、死を考える気持ちは痛いほど私にも理解できます。しかしその試練はあなたにとって、人生に一度の、最高の学びのチャンスでもあるはずです。その苦しみを成長の機会に転じることができたなら、それは人生最高の歓びであり、財宝であり、自信として結実します――。
スポーツでも「ピンチの裏にチャンスあり」と言うではないですか。事実、ノーアウト満塁、絶体絶命のピンチを凌いで、逆転勝利する場面を私たちはたびたび観戦させられます。また命あってこそ、逆転満塁ホームランを打つ至福の瞬間を味得することが可能だし、打たなくても、その希望を常に持ち続けていくことができるのです。
ニッポン人の劣化
日本とアメリカは20世紀後半から21世紀初頭に、絶頂期を迎えた近代科学文明の優等生でした。特に、日本はこの文明の熱心な教徒であり、保守も革新も哲学者もみな、その礼賛者でした。その執念が実って日本は今日の経済大国・技術大国になったのです。ところが、いまわが国は長期不況の下にあり、労働者は失業や賃率の低下・長時間勤務・サービス残業に直面し、またフリーターやニートも増えています。それに加えて、年金受給額の引き下げと負担増、近い将来に予想される消費税率引き上げが追い討ちをかけます。労働者にとって茨の道は長く、さらに厳しくなっていきますが、この程度ならまだいいのです。
亡国の兆候ともいえる事件が日本社会の隅々にまで広がり、それは明示的にあるいはメタンガスの気泡のように、不気味にぶつぶつと隠れて噴出し始めています。たとえば、最近のマスコミ紙面を見てみましょう。「世帯所得、4年連続減」「個人自己破産 24万人」「雇用悪化が家計圧迫」「週50時間以上労働日本人4人に1人」「離婚率上昇中」「世帯の所得格差最大に」「働かない若者、年28万人に急増」「ニート急増、社会の機能不全映す」「不登校10年で倍増」「増える若者のひきこもり」「小学生1割強抑うつ傾向」「日本の高校生 自分は駄目」「検挙率 少年、成人の8倍」「10年で治安悪化86%」などの見出しが踊っています。
さらに憂慮すべきことは、東京都衛生局のアンケートに対し、18歳から24歳の層が「仕事の疲れがとれない」「生活に張り合いを感じない」と答えたことです。他の調査では「授業中じっとしていない」が小学校で8割、中学校で6割、高校で5割、「首、肩のこり」「不登校」「腰痛」「腹痛」が中学校、高校とも8割でした。これはいわば一昔前の老人に特有な症候群でした。日本の若者は、精神的にも肉体的にも確実に老化に向かっているのです。
ともあれ実質世界一豊かな日本なのに、皮肉にもその豊かさ指標マネーを苦にして自ら命を絶つ同胞が後を絶ちません。しかもこの数の陰にはその10倍??20倍もの自殺候補者がいると推定され、日の出の来ない日没を見送るような、なんともやるせない心境にさせられます。
だが、《自殺大国》になったのは不思議でもなければ偶然でもありません。
芝伸太郎は、「日本人」、「鬱病者」という言葉を同意語的に用いています。つまり内向性・律義・几帳面・苦労性・馬鹿正直・融通がきかないなど日本人一般の人格構造を極端にしたのが鬱病者の人格構造だからです。この風土の中で培われてきた繊細な日本人のメンタリティーが、価値観をマネーに置く文明、人間疎外の文明に拒否反応を起こしているからのです。
当日は午前中からの野暮用で集合時間には間に合いそうもなく、参加表明をしておいた方が良いような気もしたが、どうなるか分からなかったのでそのままにしていた。前回だって全くその場の思いつきだったんだ、今回も行き当たりばったりで行こう。二度目の増田オフ、ということは俺史上二度目のオフ会参加。
結局現地に着いたのは集合時間より1時間も後。一応該当の場所を見に行ったが、休日の人混みの中にそれらしき一団を見つけることはできず、まあ当たり前か、このクソ暑いのにじっと立って待ってるなんて有り得ないよな、と納得して地下鉄で一旦帰宅した。
着替えて、洗濯物干して、ひとっ風呂浴びて、はてな匿名ダイアリーの画面を開く。この前みたいに夕方合流すればいいか、と思いながら幹事にメールしたり匿名ダイアリーにどこにいるのか尋ねる投稿をしてみたりしていると、どうやら比叡山に向かっているらしい。
比叡山か。夕暮れの比叡山は何かと思い入れのある情景なので久々に行ってみたいし、夕方までにやっつけるつもりだった作業をするにはもう中途半端な時間になっていたので「今から向かいます」と返信して出発。日没までには何とか山頂に着けるだろう。今回も後先全く考えずに動いているが、細かいことは後から考えればいい。
地下鉄、叡山電車と乗り継いで、ケーブルカー。ここまでの間に今にも泣き出しそうな空模様になっていたが、通り雨はすぐに上がった。日曜の夕方、人影も疎らな八瀬駅で、勾配に合わせてあらかじめ傾いだ形の車両の一番前に乗り込む。おっさんになっても、こういう乗り物には何となくわくわくしてしまうのが自分で可笑しい。大正時代に造られたという軌道と回る滑車に導かれるケーブルを眺めながら、もう一度連絡しておこうとして気付く。俺の携帯、ここだと圏外だ。
まあいいや、仕方がない。ケーブルカーからロープウェーに乗り換え、山頂へ。もうじき日も暮れようとしている時間、売店もシャッターを下ろし、閑散とした展望台から京都市街を見下ろす。谷間に溜まった霧のような雲が風に乗って吹き過ぎていく。まだジメジメと蒸し暑い市街地からすればかなり涼しくて快適だ。しばらく風と霧に吹かれながらポツポツと灯りの点り始めた街をぼーっと眺める。あー、なんかいいなー。
気が付いたらもう五時半を回っていた。そうだオフ会だよオフ会。でもケータイ通じないから連絡取りようもないし、さっきの雨でみんなもう下に降りてるかも知れない。確か19時くらいに四条で云々って書いてあったから、とりあえず降りてみるか。再びロープウェーとケーブルカーを乗り継いで下界へ。合流できるかなあ。できればいいなあ。
じっとりと暑い夏の名残に少々うんざりしながら、出町柳の駅で通じるようになった携帯で連絡を取ってみると、みんなまだ山頂にいるらしい。構内のロッテリア――ロッテリアに入るのって、何年ぶりだろう――でコーヒー飲みながら少し待つと「出町柳に着きました」と連絡が。
同じように人捜し顔でキョロキョロしている人を探せば良いんだな、でも駅の出口ってそういう人多いよな、と思いつつ改札を出た所でウロウロ。程なくそれらしい人を発見したので、
「あー、あのー」
「あー、ああ、どうもどうも」
増田さん、と呼びかければもっと分かりやすいのだろうが、一度は同席して数時間話をしたこともある人に、殊更に匿名であることを強調するような呼びかけをするのも違和感がある。でも名前を知らないので、久々の同窓会でお互いの認識はしたけど名前が思い出せない人同士のような、曖昧な挨拶で合流。
前回に引き続いて今回も幹事のKさんと、こちらも前回から参加していたSさん。そして、あれ、二人だけ? 聞けば京都駅の集合場所には他に誰も現れず、二人でお茶してから比叡山に登っていたらしい。それって、まあいいや。
取り敢えず京阪電車に乗って河原町四条に移動。構内の駅周辺地図の前で、多少場所が分かりにくくても良さ気な処にするか、これ以降合流するする人のために分かりやすい場所にするかでしばらく逡巡。分かりやすさを優先して木屋町通四条上ルのイマージアムビルの中の店に決定。
あー、この店か。確か大学の後輩の結婚式披露宴の三次会で来たなあ。それ以外にも2回くらい来たことがあるような気がする。落とし気味の照明とテーブルのキャンドル、青を基調にした内装。大声で騒ぐような雰囲気ではないが、客は同じようにグループ客が多い。日曜の夜なのでそんなに混んでもいない。
席に着くと、他の二人は携帯を取り出して何やら作業を始める。幹事は店の場所の告知を匿名ダイアリーに、もう一人は後から合流する人にメールで連絡を。そうか、前回はこんな風に書き込まれた記事を見て、俺が飛び入りで参加したんだ。今回も誰かがふと記事を見つけて、ふらっと現れたりすると楽しいんだが。
ガッツリ食うのはもう少し人数揃ってからということにして、幹事のKさんの提案でワインのボトルを頼む。俺がワインを飲み慣れてないので、飲みやすそうな白のフルーティーだと書いてある奴を勝手に選んで注文。それにチーズの盛り合わせとかサラダとか。何に乾杯なのかよく分からないまま、何となくグラスを合わせて乾杯。
前回のオフ会で交わされた話から予想した通り、Sさんの携帯端末は最新機種に変わっていて、機種変するかどうかをぬるく悩み続けている俺は手馴染みの具合や画面表示の精細さを試させてもらったり。Kさんが「Sさんの頭の中はゲームと携帯と女子のことでできてるんですよ!、しかも1年に1回は端末乗り換えるって聞いて、それは凄いって言うと『いや、1キャリアあたりにすれば2年に1回くらいだから』って、やっぱり変でしょ!」と笑う。この二人、比叡山ガーデンミュージアムのお花畑の中でどんな話してたんだ。
やがて、前回も参加していて合流するはずのDさんから、地下鉄の烏丸四条に降り立ったところという連絡がSさんの携帯に入った。土地勘が無いだろうから、とにかく東に向かって歩いて四条大橋を渡る手前でそこら辺の人に聞くように、と指示しようとするがすぐに「電車に乗りました」という返事が。前回の帰り際に、電車賃が無いと言ってその場でカンパを募るという大技を披露した奴としては、むしろその電車賃を惜しむ必要があるのではないか、地下鉄一駅分なのに何というヘタレ、などと話をしたことはあるが未だ名も知らぬ若者を悪し様に言いつつ、カマンベールをつつく。
そうしているとDさんではない初めて見る顔が登場。「増田さんですよね」「はいはい、私たち増田です」幹事に連絡が入っていた新しい人だ。以後Nさんとする。若い。学生さんらしい。えーまた理系。いや、俺理系な人も話も意味分かんなくて好きだからいいんだけど、関西のはてな界隈、というか増田界隈は理系率が高いのだろうか。俺も宇宙物理学専攻だし。嘘です。
程なく店員に導かれてDさん登場、と思ったら何だか妙な感じで店員と話している。もしかして我々を認識してない? と思っておーいと手を振るとようやく分かった様子。後から聞くと「すっかり顔を忘れてたのと、増田って言って案内されたテーブルがあまりにもコミュな雰囲気で、こんな人たちが増田な訳がないと思って店員に『この人たちは違います』って言ってました」とか。そんな全力で否定されても。
計5名。幹事が把握している合流予定は以上。匿名ダイアリーにこの店の案内を書き込んでもらって、後2つ空いている席が埋まるのを期待しつつ、パスタなど食事っぽい献立を注文。適当に取り分けながら、前回と同じく自己紹介もお互い名前を呼び合うこともなく、取り留めのない話を続ける。
でもやっぱり前回とは随分違うのだ。Kさんの知り合いのやたらと男にモテて困っている男の人の話とか、Kさんも昔からモテてバレンタインデーとか大変だったとか、いやSさんはもっとモテだ、だいたいSさんの「パンツ見えてるぞ、と注意してやった女子からクリスマスは暇ですと言われてそのままゲットしたという話は何度聞いても意味が分からない」という前回からの引き続きネタとか、そして太一郎ラヴ事件とか。
どれも、もう名前も得体も知れない人の話ではない。いや、名前も得体も知れない人なんだけど、顔も声も笑い声もツッコミどころも、ほんの少しだけど知ってる人にまつわる話なのだ。利害関係はない、持ちようがない。だけどもう人間関係はある。共通の話題が成立する程度には。個体認識をしてしまっている以上、匿名ではあっても、所謂増田さんではないよなあ。この中の誰かがほんとに増田さんって名前だったら面白いなあ。俺、酔っぱらってきたなあ。
太一郎に起きたラヴアフェアの黒幕はやはりあなたではないのか、という追求を「ほんとに違うから!」とあくまで否定する幹事のKさん。何という内輪話。太一郎とは誰か、ラヴ事件とは何か、分かっていないとさっぱりついて行けない話だ。俺もラヴ事件についてはその場でSさんの端末から該当するはてな匿名ダイアリーの投稿を見せてもらって、初めて知ったことだ。
そして俺は太一郎とは会ったこともない。なのに「太一郎」と呼び捨てなくらい抽象的な存在。匿名の投稿の集積でできた場をネタに語る匿名な存在の中の一人が気に入っている匿名の存在に付与された、いやどうやら自ら名付けたらしいいじられ用の記号?。なんだそりゃ。酔いがまわって考えはまとまらず、テンションだけは上がってる。俺酒激弱なんすけど。
誰かが唯一の新参であるNさんに「30代が不毛な話ばっかりしててゴメンね」と謝っている。でも、5人中2名は20代前半なんだから、いいんじゃないか。何がいいんだ? 俺が「いいじゃん、楽しいよ不毛な30代は。早くこっちにおいでよ」みたいなことを言って混ぜっ返してたような記憶があるが定かじゃない。へえ、グラスさんて対面で会うと無口なんだ。いおりんの言語センスはマジで神懸かってるなあ。今頃ブラック太一郎があの人とあの人の名前を消しながら嗤ってるよ。プリンスCは俺とのケビン・ベーコン数が2か3くらいなんだよ、多分。世界は広くて狭いよね……。
突然Sさんが「もう帰らないと電車が……」と言い出した。NさんとDさんも時間らしい。え、さっき来たとこじゃないか。そんな時間なのか。はぁ? もう23時!? 早っ!
勘定してもらって、精算して、電車で帰る組の3人とはここでお別れ。その後今日のネタの反芻などをしてから、しばらくして幹事のKさんと俺が店を出ると強烈な雨。タクシーで帰宅。みんなどこへ帰るんだろう。だいたいどの方向、というのは話の中で何となく分かっていても、どこに住んでいるのかは知らない。ゲラゲラ笑って話してた人たちが、良く知らない人たちに戻っていく。チャットで話したりもしてるけど、それとはやっぱり違うよなあ。
さよなら増田さんたち。酔っぱらってたせいもあるかも知れないけど、あんなに時間が早かったのは楽しかったせいだと思うよ。少なくとも、俺はね。また、いつか。
生まれ故郷の南部に戻るとき、スティーブン・キングはキングではなく××という姓を名乗る。
今では知っている人も少ないが、キングはあのゴシック・ホラーの大文豪××の親戚なのである。スティーブン・キングの名はいまや世界で最も強力な一つのブランドである。××の作品を読んだことのある人間よりもキングの小説を買ったことがある人間の数の方が圧倒的多数だろう。しかし故郷での彼は世界一有名なホラー作家であることより××の眷属とみなされることを好む。それが「故郷へ帰る」ということなのであろう。
南部ではキングは崇拝されている。もはや聖人に近いといっても過言ではない。「ある日曜日」と南部の人々のあいだでは噂される。「貧しい母子が暮らすあばら屋に突如キングとその三人の弟子たちが姿を現した。朝食のオートミールと牛乳を食べたあと、キングと弟子たちは2000ドルを払い、立ち去った。去る間際にキングは母親にこう言い残した。『あなたのお子さんの病気は明日の日没までには治るでしょう』と」
これではまるでキリストのようではないか。しかし南部の人々の信仰深さゆえか、この話には非聖人的な続きが用意されている。「キングと弟子たちが出て行ったあと、母親は怒りだした。『なんだい突然訪ねてきて朝飯をくれだなんて。乞食も同然だよ。子供が今腹をすかして泣いているってのに、こんな金が何の役に立つっていうんだい? 病気なんてただの風邪なんだから、明日の夜には勝手に治るに決まってるよ。まったく、あの小説家という連中ときたら、ろくなものじゃない!」
という夢を見た。