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2024-01-07

JFAS航空安全会議が出した説明裁判や法の基礎知識が無いと意義や動機理解出来ないぞ

JFASが出した声明文がブクマを集めていているんだが、

 

https://jfas-sky.jp/2024%E5%B9%B41%E6%9C%882%E6%97%A5%E3%81%AB%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E7%A9%BA%E6%B8%AF%E3%81%A7%E7%99%BA%E7%94%9F%E3%81%97%E3%81%9F%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F%E4%BA%8B%E6%95%85/

ブクマページ https://b.hatena.ne.jp/entry/s/jfas-sky.jp/2024%E5%B9%B41%E6%9C%882%E6%97%A5%E3%81%AB%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E7%A9%BA%E6%B8%AF%E3%81%A7%E7%99%BA%E7%94%9F%E3%81%97%E3%81%9F%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F%E4%BA%8B%E6%95%85/

 

ちょっと頓珍漢なブクマが多い。それは刑事裁判の基礎を忘れているからだ。

 

刑事被告人特別権利

ネットマスコミの皆さんは憶測で語るのを自重してね」の部分は刺身のツマだ。勿論ネットである我々の主体的行為としてその訴えを聞き入れるのは重要だが、その重要性は次点なのだ

一番のポイント事故調査刑事裁判対立する事にある。

 

被告人が己の身を守る事が出来るのは近代刑事司法の根幹である

被疑者被告人黙秘する事も出来るし、黙秘した事で「こいつは懺悔の念がなくて悪質だ」と加重処罰されたりもしない。

問われていない事実のうち、自分が不利になる事を明らかにするという動機もない。それは検事仕事である

己を有利にするために嘘の答弁をしても良い。勿論それが嘘とバレた際には心証は悪くなって情状の斟酌はされにくくはなる。これもその陳述が嘘であると見抜いて証拠を積み上げるのは検事責任である

 

勘違いされやすいがこれは刑事被告人のみに認められた権利で、検事証人には認められない。証人は呼ばれて出廷しないとなれば拘引状が発せられる。拘引状を執行するのは通常は警察官で手錠腰縄が掛けられる。裁判までは警察署留置場に入れられる。つまり逮捕と同じ扱いだ。数日間犯罪者と同室で過ごして裁判の日は法廷腰縄手錠警察官同伴で連行される。そこで証言を拒めばそれも犯罪となるのだ。

検事は嘘の立証の為に証拠捏造すれば逮捕され刑務所に入れられる。

 

刑事被告人は身柄の拘束もある上に相手国家権力であるから特別権利が認められているのである

 

犯罪者無罪放免約束する」事故調先進国アメリカ

だがこれでは事故原因の調査フィードバックという観点では困った事になる。労災原子力、航空、宇宙開発、その他技術では、事故原因を調査するだけでなく、それをフィードバックするという使命で動いている。フィードバック改善し、更に事故に至らないインシデント類型に分類する。インシデント収集すればその結果の事故に至る道筋が見える。

またその調査結果は秘匿せずに公開する。それは知識の共有の為であり、職業人の集まりであるからニュースレターで広めたり、資格更新研修で講習したり会社に定期的に講習を義務付けたりする。

 

でも刑事裁判ではこういう、緻密な調査結果がフィードバックされて安全性特にフェイルセーフ設計に帰すというような思想と折り合いが大変悪い。特に事故責任者は逮捕され、国家権力から身を守る為の法的な戦いに置かれている。己に不利な事、普段からの慣習や過去に似た事をしていたとか、過去には同様のケースで難なく乗り切ったとか、そういう事を言うというのはあり得ない。

また検事判事もその分野のスペシャリストという訳でもない。だからと言って被告人自分権利を守る事を止めろということも出来ない。

兎に角刑事裁判事故フィードバックの妨げである

 

そこでアメリカでは根本的な手段に至った。「事故責任者を訴追しない」という事にしたのだ。

勿論、飛行機事故ともなれば数百人が死ぬ事も珍しくない。それを無罪放免約束する形にしたのだ。

身の安全心理的安全を確保する。その代わりに親身になって己が不利になる事も話してくれ、それで技術進歩に協力してくれ。それが未来の数百、数千人の命を救う、と説得するようにした。

 

このやり方を採用している国はまだアメリカなど限られている。何しろ他国では業務上過失で数百人を死なせた人間極悪人犯罪者であって、それの無罪放免約束するというのはとんでもない事であってコペルニクス的転換だ。司法当局が許さないであろう。

 

チェルノブイリ原発事故の原因というのは未だ説がいつくか並立してある状態で、確定していない。今だその時の運転員に話を聞いても明白な答えは得られないそうである。身と心理的安全補償されていないかである

この点においてはソ連/ロシアアメリカでは後者の方が格段に技術文明的に優れていると言える。

 

事故調の利益とと対立する刑事司法無理解とそれに竿を差し扇動者たち

翻って日本での刑事司法理解はどうか?

例えば池袋飯塚幸三の起こした所謂「上等国民事故」ではこういう動画を恬としてアップする者もいる。

飯塚幸三被告無罪を主張しはじめた件について【池袋母子死亡事故

https://youtu.be/etBfbKb3Jbs?si=10vKskA-QUzpNZzW

この動画では飯塚被告人が「車に異常があり事故になった」と主張した事をもって、「これはトヨタ名誉棄損であり損害賠償される」と糾弾している。

これは被告人権利を解さない出鱈目なデマである自分利益無罪責任転嫁)の為にそういう主張をしてその責任を問われる事はない。情状が悪化するだけだ。この主張を覆す為に検察トヨタから証人招致したりデータシートを提出する必要があるがあるが、それは圧倒的権力国家代理する検事職務だ。

刑事裁判での主張の責任を問われたらそれは近代国家ではないし、近代国家では通常の弁護行為である

因みにこの投稿者運送会社で運管と法務をしていると言っているので、こんな事は全部判っていて言っているはずだ。ドライブレコーダー動画視聴者ヤフコメレベルに程度が低いので鵜呑みにして視聴数が伸びる。

この動画をわざわざ選んだのは、この投稿者俗流法的解釈で釣るような事を何度もしていて悪質であり、サムネイルクリックベイト多用と悪質なのに、ドラレコ動画見るような層には「真面目な業界人」と捉えられている為だ。

同様の事故では逮捕されるのに飯塚社会的身分がある為に在宅事件となり、それが上級国民批判されたのに、「被告人権利を使った」事で批判するという扇動である

 

こういう動画が上がってそれが好意的に消費されるように刑事被告人権利刑事裁判の仕組みの理解前近代的場合、JFASが言っている事も判る筈がないのである

身体的、身分的、心的安全性」が確保されないと事故調査の根幹である責任者の聴取が十全、それ以前に全く出来ない、刑事裁判が最大の障害になっている、という事が判らないのである

 

声明文の意味をもう一度確認してみよう

以上を読んだらもう一度声明文の最後の方を読んで見て欲しい。

日本では運輸安全委員会事故調査結果が刑事捜査裁判証拠に利用されています。これらの行為は、明らかな犯罪証拠がある場合を除き、調査結果を利用することを禁止する国際民間航空条約ICAO)の規定から逸脱した行為であり容認できるものではありません。

 今般の航空機事故において最も優先されるべきは事故調査であり、決して刑事捜査が優先されるものではないこと、またその調査結果が、再発防止以外に利用されるべきではないことをここに強く表明するものです

 

刑事捜査調査結果を使うなの意味が分かっただろうか?

アメリカ以外の国では重過失犯は訴追され裁かれ罰せられる。だから調査に当たって身の安全を十全には保証できない。

だが事故調の究極形態アメリカ型の訴追無しであり、それ以外の国ではそこに近づける必要がある。

それには事故調の結果を持って責任者が不利になる事は絶対ダメなのだ。だから事故調結果を刑事司法転用するな、と言っているのだ。 

 

ネットマスコミ犯人捜しするのは止めよう」と言う人も見受けられる。その態度は結構だ。

だがこの根本目的は「犯人がはっきりしている時でも責任を問うな」である。とんでもないミスで多数を殺した野郎でも責任を問わないことを約束し、未来事故回避する制度設計技術更新に資させる方を優先させろ、というのが主旨である

 

日本ではアメリカのように訴追しないという制度設計はまだ無理だ。

だが調査結果を刑事裁判証拠に使うというのではその目的の基礎の基礎の部分から間違えている。刑事裁判で使われるであれば責任者は不利になる事は言えなくなる。弁護士がそれを止める。その事故責任者の不利になる部分に事故再発防止の一番大きなヒントがあるのにだ。

 

から多くのブクマカ、特にメーデー民(増田は残念ながら同番組見た事が無い)なども基礎から間違えているコメントをしているので指摘させてもらった。

2024-01-06

羽田空港滑走路上での衝突事故

Facebookに投稿したものを転記しました。よかったら読んでください)

羽田空港での日本航空機と海上保安庁機の衝突事故ですが、事故調査捜査が始まりました。

それで、今わかっていることをまとめておこうと思います

長文になりますが、本論に入る前に4つ説明したいことがあります

 

前説明①

航空機事故調査捜査は、次の2つの目的があります

目的① 事故の原因を明らかにし、将来の事故再発防止に期する

目的② 事故責任を明らかにし、違法行為があれば刑事事件として立件する

①の調査国土交通省運輸安全委員会担当し、②の捜査警察(今回は警視庁)が担当します。

みなさんはどちらの調査捜査の方が重要とお考えになりますか?

私は①と考えていますので、この投稿は再発防止の観点中心に記述しています。私は誰が悪かったのかという責任論にはほとんど関心がありませんし、(故意でない限り)関係者全員刑事免責でいいと思っています。今回の事故では、日本航空海上保安庁被害者に対する民事責任のみ果たせばいいと考えています

 

前説明②

滑走路での衝突事故は、世界的にみると頻繁とまではいいませんが時々起こっています。原因はヒューマンエラーが中心です。

航空事故にはならなくても、事故になる危険が高かった事態インシデントと言いますが、日本で起こった重大インシデントのうち、かなりの割合が滑走路への誤進入(未然も含む)です。

日本での重大インシデント国土交通省が全件公表していますが、2023年は14件中3件、2022年は14件中6件がそうでした。特に私たちが乗る可能性が高い旅客機(小型飛行機ヘリを除いた飛行機)だと2022、23年とも2件の重大インシデントが発生しそのうち1件が該当インシデントでした。

事故にはならなくても滑走路への誤進入(未然も含む)という事態は繰り返し起こり続けていますヒューマンエラーはなくせないということです。

 

前説明③

羽田空港に限らず飛行機航路や使われる滑走路などは厳密に定められており公開されています

今回の事故は北風運用時のC滑走路上で17:47ごろ発生しました。

北風運用場合、A滑走路を(主に南/西からの便の)着陸、D滑走路を(主に南/西行の便の)離陸、C滑走路を(主に北方面と長距離便の)離発着に使います

C滑走路は離発着両方で使われますし、C滑走路への着陸経路は、D滑走路の離陸経路と交差しています

羽田空港場合北米方面への便が離発着する15~19時が離発着ラッシュとなります

また事故日の日没は16:38でした。

事故は、羽田空港の一番忙しい時間帯に、運用が複雑な滑走路上で、日没して既に真っ暗になった時に起こりました。

 

前説明④

飛行場管制には、離陸や着陸、滑走路横断などの許可を出す飛行場管制(タワーコントロール)と、飛行機車両が地上走行する許可を出す地上管制グランドコントロール)の2つがあります

本論で、(タワー)とか(グランド)とか書いていますが、それはどちらの管制が指示したのか明示したかったのでそのように記述しています

 

 

前置きが長くなりましたが、今までわかっていることを9つ列挙します。

列挙にあたっては、( )内に次の略号をつけていますが、列挙した事柄をどこから収集たかを示しています

報:テレビ新聞報道

ネ:SNS個人ブログ等の情報

A:ATC(航空無線

F:フライトレーダーという飛行機航路を表示するサイト

 

 

(1)

JAL機は着陸許可を得ていました。(報ネA)

ILS Z RWY34R Approachという経路を通っているように思います。着陸まで特に目立つ異変はありません。(F)

 

(2)

羽田管制海保機、JAL機へのやり取りがこの事故原因解明の重要ポイントであることは間違いなさそうです。

各種報道もありますが、鵜呑みにせず、やり取りについて自力で追ってみます。(ネA)

この情報は、特に次の2つの投稿を参考にしています。なお時刻については、1~2秒のずれはあります

https://www.youtube.com/watch?v=LP1xWcyKBDs

この投稿基準にして他の投稿等と突き合わせして確認しました。

https://www.youtube.com/watch?v=D8FHnIRwe_M

グランドとの交信があります。わかりやすいのですが一部私の解釈と違う部分もあります

17:42:29 JA722A, Tokyo Ground Hold short charlie.

グランドから海保機へ:誘導路上Cで待機してください)

17:43:11 Japan Air 516, Continue approach 34R.

(タワーからJAL機へ:34R滑走路へ進入を継続してください)

17:44:13 JA722A, Continue charlie.

グランドから海保機へ:誘導路上Cで待機を続けてください)

17:44:53 JA722A, Contact Tower 124.35.

グランドから海保機へ:周波数124.35でタワーへコンタクトしてください)

17:45:00 Cleard to land 34R Japan Air 516.

JAL機からタワーへ:34R滑走路は着陸に支障ありません)

この直前にタワーからJAL機へ着陸許可が出ているはずですが、LiveATCには残っていないようです。

17:45:13 JA722A, Tokyo Tower Good Evening number 1 taxi to holding point charlie 5.

(タワーから海保機へ:JA722A、東京タワーです。こんばんは。ナンバー1(離陸順1位)です。C5地点へ移動し停止してください)

この後のタワーと海保機、JAL機の交信は私が探した範囲では残っていませんでした。

 

(3)

交信記録については、国土交通省日本語訳したもの公表したという報道があります。(報)

それによると、17:45:13の交信の後、「滑走路停止位置 C5に向かいます。1番目。ありがとう。」と海保から返答があったということなのですが、ライブアーカイブでこの交信を聞いたという人は、私が探した限りいません。私が聞いたアーカイブにもありません。

ここがもやもやします。

国土交通省はせっかくATCを公開したのだから日本語訳だけでなく原文を公開してほしいと思います

この部分は、海保機がどのような認識をもっていたか理解するうえでとても重要だと思います

 

(4)

この後、タワーから海保機に対して、滑走路進入許可(Line up)が行われた交信は見つかりませんでした。(報ネA)

タワーは滑走路進入許可も更にその先の離陸許可(Cleared for takeoff)も行っていないと報道されていますが、信憑性は高いと思います

一方、海保機側は、滑走路進入許可を得たと認識しているという報道がありました。(報)

事実、滑走路に進入し、そこで待機していたため衝突事故は起こったわけですから、タワーと海保機側で認識の相違があったのはほぼ確からしいと思います

問題は、なぜこのような認識相違ができたのかということです。

この部分は推測ですが、ナンバー1(離陸順1位)という表現を誤解したのではないかという指摘があります。(報ネ)

一方、2010年までは「taxi into position and hold (from charlie 5)」という指示が使われていました。この意味は「(C5地点から)滑走路に入り待機せよ」となりますが、これと「taxi to holding point charlie 5」を混同したのではないかと推測する意見もありました。(ネ)

いずれにせよ、なぜタワーと海保機との間に認識相違ができたのかという点はもっと調査が進まないとわからないと思われます

 

(5)

海保機は、C滑走路に進入しそこで40秒ほど待機していました。(報ネ)

その間、離陸許可を待っていたと考えられますが、離陸許可を得ようとする交信があったかどうかは明らかになっていません。

また、JAL機にはパイロット3名体制だったと報じられていますが、3名とも滑走路に進入した海保機を視認できていませんでした。

既に夜になっている状況で、多数の灯火が光っている滑走路に、わずかな灯火した持たない航空機が進入しても視認は難しいだろうとは思いますが、検証する必要はありそうです。

 

(6)

羽田空港には、着陸機が接近する滑走路に別の機体が進入した場合管制画面に注意喚起をする機能が備わっていました。(報)

このシステム故障していたという記録は残っていません。

もしこの機能が正常に動作していたのであれば、タワーはなぜ海保機の滑走路誤進入に気づけなかったのかという疑問が残ります

 

(7)

滑走路に進入しようとする飛行機誤進入を警告する航空機接近警告灯(REL)というシステムがありますが、羽田空港には導入されていません。(ネ)

代わりに、羽田空港には可変表示型誘導案内灯(VMS)が設置されていますが、C滑走路には設置されていないという情報があります。(ネ)(これはまだ確認できていません。すみません

両方とも滑走路を横断する飛行機に対する警告を発する灯火システムなので、滑走路横断のないC滑走路には設置する考えがなかったかもしれませんが、離陸着陸の混合運用を行う滑走路についても、警告システムを導入すべきなのではないか、少なくとも検討は行う必要はあるのではないでしょうか。

さらに、先進型地上走行誘導管制システム(A-SMCS)の研究を促進し、将来的に滑走路誤進入が生じにくいシステムを導入してほしいと思います

 

(8)

海保機は、能登地震支援物資を運ぶ任務についていました。

1/1には羽田新潟基地の間を4往復、事故の起こった1/2も2往復しています。(報ネF)

もし能登地震が起こっていなかったら、この事故もきっと起こっていなかったでしょう。

犠牲となった乗員のご冥福をお祈りします

 

(9)

JAL機の乗客乗員379人、一人も死者を出さずに脱出できたことは奇跡的と思います。(報ネ)

まずは、JALの乗員がしっかりと訓練していたことは賞賛に値すると思います

パニックにならないように乗客を落ち着かせたこ

安全な扉と安全でない扉を選別し、正しい選択を行ったこ

・後部ではパイロットとの通信が途絶え、CA自らが判断して扉を開けたこ

乗客荷物を取り出すことな脱出させたこ

パイロット最後まで機内に留まり、全員が脱出したこと確認してから降機したこと

また乗客パニックにならず荷物を取り出すことなく整然と脱出したことも、賞賛に値すると思います

JAL機側に死者がでなかったことは、本当に不幸中の幸いでした。

 

 

以上が、1/5現在で私が調べた情報分析(推測含む)です。

ちまたには、海保機を犯人と決めつけ、責任を問う声も上がっているようですが、航空機事故が生じるのはそんな単純な原因ではなく、さまざまな不運が積み重なって起こるということをわかってもらえればと思います

私は、誕生から幼稚園に入るまで、大分の大空団地(おおぞらだんち)という旧大分空港に隣接した団地で育ちました。

毎日飛行機離発着を見ていました。飛行機を見るのが大好きでしたし、今でも大好きです。

大人になってからは、飛行機に乗るのも大好きになりました。

航空機事故はとてもインパクトの強いものですが、それでも他の乗り物に比べれば安全乗り物と思います

そしてその安全は、航空関係者努力のたまものと思っています

そんなわけで、ちまたの単純な犯人捜しの声にはとても心を痛めています

 

 

最後に、私は専門家ではないので、できるだけきちんと調査し、正確に記述するように努めましたが、もし誤った認識等があればご指摘ください。

再調査して修正いたします。

 

2018-12-18

Wikipediaにハマりすぎて運輸安全委員会事故調査報告書読むようになった

割と面白くて困る 暇な人は適当アクセスしてポチポチ押して気になった事故調査報告書を読むといいと思う

http://www.mlit.go.jp/jtsb/index.html

2011-07-09

http://anond.hatelabo.jp/20110709214635

元増田です

「絶対安全」とは何か

まず「安全」と「絶対安全」は違うということを理解して下さい。

後者は間違いなく誤りです事故が起こらない乗り物なんてあり得ない。しかし前者は正しいと言えるでしょう。乗客死亡事故皆無という実績がそれを物語っている。

原子力は安全だ」というのはウソ

では、以下はどうでしょう

程度の差はあれ、間違いではありませんね。どちらも大事故が起こることは承知の上。確かに飛行機に乗るのを毛嫌いする人はいますけど「個人の趣味」程度に割り切られてますね。

これは一概に言えません。何を基準として比較するかです。それによって正しいとも誤りとも言えるでしょう。

さて、そこでこれです

  • 火力発電は安全だ。
  • 原子力発電は安全だ。

これが自動車飛行機の話と本質的に違うのかどうかよく考えてみてください。個人的には本質的な違いがあるように思えません。実際、

  • 原子力発電は火力発電より安全だ。

この主張を肯定する根拠を挙げることはできます。勿論否定することも可能でしょう。しかしどちらにしたところで価値判断の問題が関わってくる話であるということは言えますね。

まり原子力関係者宣伝として「原子力は安全だ」と主張すること自体を非難することはできません。一面の真実ではあるからです宣伝とはそういうものです

あなたの出した個別の事例について

以上を念頭に置いて、個別の事例を検討してみましょう。

巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発危険から国民の安全を守ることに関する質問に対する答弁

外部電源から電力の供給を受けられなくなった場合でも、非常用所内電源からの電力により、停止した原子炉の冷却が可能である

技術的な主張として読む限り、実はこれは誤りではありません。実際、福島第二発電所女川発電所東海第二発電所および福島第一発電所5・6号機がそれを証明しています福島第一発電所1-4号機で「停止した原子炉の冷却」ができなかった理由は、やるべきことをやっていなかったかです。具体的には「非常用所内電源」を安全な場所に設置していなかったかです。つまり原子力技術ではなくそれを管理する人間の側に問題があったということです

そういう意味でたとえばJR福知山線事故と同じようなもんです。あれはダイヤの無理とかATSの不設置とか、経営側の安全軽視に問題があったわけで、鉄道自体に技術的に問題があるわけではありませんよね。

飛行機が落ちても大丈夫なような工場にしております

「核廃棄物が水に浸かっても大丈夫なように設計しております

正しいとも誤りとも言える根拠を私は持ち合わせていません。専門家でもなければ判断できないと思います

ご丁寧にポスターを書くために「ヒント」を記したページがある。

http://www.jaero.or.jp/poster10/pc/hint.php

このヒントのなかに、「地球に優しい原子力発電」と堂々と記してあるのだから子どもたちは素直に、その通りに書いているわけだ。

趣味のよいことだとは思いません。しかし、子供プロパガンダポスターを描かせるということは残念ながら日本では社会的に許容されているようです

税についての中学生の作文・ポスター作品集

http://www.city.ichikawa.lg.jp/fin02/1111000009.html

小中学生禁煙ポスターコンクール

http://www.pref.nagasaki.jp/kokuho/kenko/tabako/poster.html

この辺を同時に批判するというのであれば、私もあなたに賛同します。

国費を使って原子力の安全性をアピールしてきたんだよ。探せばウジャウジャ出てくるよ。

以上の通り、それの何が悪いのかさっぱりわかりません。消費税だって禁煙だって国費を使ってアピールされています。それは悪いことなのでしょうか。国が国民に政策の周知と協力を求めることは度が過ぎなければ当然のことです。まして、その内容を批判する権利は抑圧されているわけでもなんでもありません。

そもそも原子力安全委員会なんて名前付けるのがおかしいよね?

『安全』なんて付けたら「安全です」って言ってるようなもんじゃ

上の通り「安全です」ということに問題はないし、そんなこというのならこれはどうですか?

運輸安全委員会

http://www.mlit.go.jp/jtsb/

結論

しょうもないイチャモンはやめましょう。批判するならもっと本質的な部分を批判しましょう。そして批判できる点は東電保安院対応を見ていればいくらでも見つかるはずです

繰り返しますが今回の事故は「安全」性を自ら損なった経営陣や監督官庁責任の圧倒的大部分があります技術的なことがわからなくてもこういう人たちを批判することは可能なはずです。それをやることこそが一般市民の役割ではないですか?

 
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