はてなキーワード: 煙草とは
最近近所では古い住宅がほとんど取り壊され、次々と新築の工事が始まっている。
それに伴い当然作業員の人がやってくるが、建設関係の作業員の人が来ると治安が悪くなる。
現場によるのだろうが、道路や私道を塞ぐように座り、タバコをポイ捨てする人もいる。
全員が全員とは言わない。DQNじゃない友人もやっているし。
でもどうにかならないかなーって思う。
別に煙草吸ってもいいし(灰皿を置いている所がほとんどだし、最近は禁煙としている所も見かける)、
邪魔にならなければ道に座ってもいいし(威圧感はかなりあるけど)、仕事後に酒を飲んでもいい。
でも、どうにかならないかなーって思う。
問題を起こすなって勤めている会社や派遣(があるかは知らないけど)で言われないのかな。
頼みますわ。
俺はかなりの年月、煙草を吸ってた。今は完全に止める事が出来たが。
止めようと思ってもなかなかやめられなかったが、禁煙治療であっけなく達成できた。
吸い始めの頃は、ただただ気持ち悪いだけで、頭がもーっとしてベッドに入って横になってたりもした。
ただ、たまに頭がぼーっとするあの感覚や、悪い事をしている感覚を楽しみたくて、続けていた。
半年も続けていただろうか、ニコチン切れを感じるようになっていた。
それからは、未成年なのに当たり前のようにどこでも吸っていた。
あんな事しなければ良かった。
今では煙草が大嫌いになって、良かったと思ってる。
禁煙する事を条件に結婚したが、禁煙できたのは結婚してから十年以上経ってからだった。
元増田は身体に有っていないのか、身体が欲していないのか分からないが、
煙草なんて、糞だ。
参考になるか分からないけど、これまでにやった倉庫作業(派遣で出向)を簡単に書くね。
【①】
パレットに載っている束になっている書籍をローラーにただ単純に
載せる仕事で、体力的に辛かった。
たばこは昼と15時位に吸えた。
リーダー的な人の支持に従ってただひたすら動いた。
これは日雇いだったので1日のみ。
金がなくてやりたいこと失敗して人生どうしようも無い時で、
この時は辛かったなぁ……。
【②】
電話出たり、エクセル使ったり、ダンボール組み立てたり、出荷の作業したり、
とにかくなんでもやった。
この時にVBAを覚え、その後の就職活動にとても役に立った。
煙草は一人で吸う時もあるし、顔見知りがいれば喋ったりという感じだった。
グループはなく、基本的に1人でこなしていた。勿論指示はもらうよ。
という感じかな!
派遣であれば完全に運だと思う。
社員で働くとなると……凄い大変だと思われる。
色々思うところがあるが、きっと向こうも色々思ってる。
でも自分の中では気持ちを精算できたから今日は好きなラーメンを食べて、一杯引っ掛けて帰ろうと思う。
ラーメンを食べ終わり駅前の喫煙所で一服しようとタバコを取り出すと一人の女性が近づいてきた。
俺「それはちょっと.....笑」
今日仕事辞めて明日から新しい職場に勤務する俺には答えたくても答えられない質問だった。
タバコを吸い終わり立ち去ろうとする俺に最後に彼女はこう言った。
「何か他に信ずるものがあるんですか?」
いつものバーは三連休の最終日という事もあり、俺とマスターの二人きりだった。
とりとめのない話をしてほろ酔いになったところで店を出る。
飲んだ帰りはコンビニに寄りたくなる。
2つのポテチで悩んだ末に、湖池屋の「柚子香るぶどう山椒」というちょっとプレミアムなポテチを選んだ。
家に帰ってちょっと期待しながら袋を開けた。
その衝撃でとびだしたポテチが宙を舞った。
拾った一枚を口に入れると柚子の香りに続いてぶどう山椒の味が口内に広がった。
どこか懐かしい味がする。
これは遠い昔、まだ幼かった頃、
煙草も酒も、仕事で悩む未来も、宗教勧誘も何も知らなかったあの頃。
その辺の草をむしって喜んでいたあの頃。
そう、あの時むしった草の香りが今、俺の口いっぱいに広がっている。
その瞬間、俺は思った
ほら、たばこって大麻よりも依存しやすいみたいなことよく言われるじゃん。
事の真偽は知らないけど、そんなに中毒性が強いのに、なんで吸っても吸っても続かないのかなあと気になるんだ。
今やたばこなんて害悪でしかなくて、吸えば吸うほど健康も悪化するし後ろ指をさされるしでいいことが無いのは知ってる。
でもなんかこう、そんなに中毒性が高いものなのに続かないっていうのは、自分の体のどこかがおかしいんじゃないかって、ちょっと思うんだ。
ある意味、「趣味が禁煙」「禁煙なんて簡単だ。その証拠に私は何度も禁煙している」みたいなものなのかもしれないけれど。
小学生の時に所属していたスポーツチームの監督が、喘息持ちのメンバーの前で思いっきり吸っていて、ひどいなって思ってたから。
同じく小学生のころ、卒業文集に「今だから言えるごめんなさい」みたいなコーナーがあったんだけど、同級生の女の子が「お父さん、たばこが嫌いだからってお父さんのたばこ隠してごめんなさい」って書いてるのを読んで、それは違うだろうと思ってたから。
テレビを見てもたばこによる健康被害のことしか言ってないし、たばこなんて人間の屑がやるもんだと思ってた。あと火が怖かった。熱いじゃん。
でも大学生のころ、彼女に振られて家族と喧嘩して成績も下がっていって……ととにかくなにもいいことが無い時期があったんだ。
もうやる気なんて失せて、なんにもやりたくなくて、でも元々エネルギーが有り余ってるような性格だったから何かやりたくて、じゃあどうせなら非行にでも走るかって思って、吸ってみたんだ。
一番オーソドックスなのを、と思ってマイルドセブンを買った。何年かしてもう一度買おうと思ったらメビウスになってた。それくらいの興味しかなかった。
吸ってみた感想は、正直よくわかんなかった。別にまずくもないけどおいしくもない。ベーコンから肉のにおいを取ったものをひたすら嗅いでいるような、ひどくぼんやりした感じ。
でも思ったのは、とにかくこれ、ぼんやりできるなってこと。火をつけて、吸って、はいて、でも下手するとやけどするから気をつけなくちゃいけなくて、の繰り返し。
火への注意って意味では集中してなきゃいけないけど、それ以外は単純作業で、でも健康への害っていう意味では自傷行為のような面もある、それがとにかくエネルギーの切れてた当時のおれにはちょうどよかった。
活動としての強度がちょうどよかった。だからひたすらぼんやりできた。彼女に聞かせたかった話とか、母を泣かせてしまったこととか、研究者になる夢とか、全然考えなくてよかった。
たばこ吸ってる人ってみんな、すごいストレスと抱えてるけどうまく吐き出せなくて、その代わりにたばこを吸ってるんじゃないか、なんて思ったりしてた。
だから夜な夜な近所を徘徊しては、落ちてるたばこの吸い殻を集めて、家に持って帰って捨ててた。
つらいよな、おれもめちゃめちゃつらい、でもさ、ポイ捨てしてみんなに迷惑かけちゃいけないよ、今回はおれが拾っておくからさ、お互い早く元気になれるといいね、なんて思いながら。
人とのつながりが切れていたおれにとって、たばこを吸って自分の体を傷つける一方で、そうやって善行を積むことでなんとか社会に居場所を作りたかったんだと思う。
なんだかそういうメンタルの動きが大きくなるにつれて、たばこを吸わなくなった。最初に買った1箱目か2箱目も、全部吸い切らずに捨てちゃったはず。
でもメンタルの波が若干収まったころ、またなんとなく吸うか、みたいになって、数か月に1度たばこを買ってた。1箱吸いきることはまれで、2~3本吸って人にあげちゃったり、半年放置して捨てたりしてた。
田舎でシフト勤務のこの業界では、趣味がパチンコとたばこしか存在しないようなもの。ギャンブルに興味のないおれは、周りに流されてまたなんとなくたばこを吸うようになっていた。
たばこを吸っていると上司の覚えがいい。喫煙所で顔を合わせるという単純接触効果でしかないんだけど。同期や後輩もみんな地方出身のマイルドヤンキーばかりで、たばこなんて当たり前だった。
あるとき同期の女の子を好きになった。めちゃめちゃかわいかった。喫煙所で毎日のように彼女について話した。仲の良かった先輩が親身になって相談に乗ってくれたりした。
彼女は酒もたばこもやらない人だった。それらに嫌悪感は無いけれど、自分ではやらない。そんなところも好きだった。
一緒にご飯に行ったり、お茶したり、家に来てくれたりもした。傍から見てもうまくいっていたと思う。
もっと彼女と同じ景色を見ていたくて、おれは酒とたばこをやめようかと思っていた。そう彼女に話すと、彼女はいつも「そんなことしなくていい」と言った。
どうしてそんなことを言うのかよくわからなかった。
そしてついに彼女に告白した。結果はだめだった、と思う。なんというか、適当にはぐらかされた。
しばらく経ってから、彼女がおれの相談に乗ってくれていた先輩と付き合いはじめたと知った。不意打ちだった。
奥手でうまく動けないおれに、常々「そんなだからだめなんだよ」と言っていた先輩。元ヤンで、中学からずっとたばこを吸ってる先輩。
たばこすら続かないおれと、吸い続けたうえ彼女を手に入れた先輩。
全く関係ないことは知っているけれど、比べようと思えばいくらでも比べられるものなんだな、人って。
最近本屋で、小さな瞬間が云々という本を見かけた。ただ鼻を触るだけ、そういうまず仕損じることのないようなことから始めることで、習慣を身に着けることができる、みたいな内容だったと思う。
ところで今おれの部屋にはアメリカンスピリットの3本ぐらい吸ったウルトラライトが1箱、未開封のライトが1箱、煙草屋で買った、手巻たばこのセット(一式と葉っぱの試供品がいっぱい入ってる)が転がっている。
前回たばこを吸ったのは3か月前だ。ただ、それだけ。
最近ではレッテル張りのようになってたり、アニメや漫画じゃまるでテロリストなんていう職業や技能があるかのような勘違いをしている人が多いから大学時代の研究論文を要約して書いてみようと思う
まず第一に、テロリストという職業はない、厳密にいえば、テロリストを仕事とした場合、その仕事が成功したら、それはもう「テロリスト」とは呼ばれないからだ
例としては毛沢東、チェ・ゲバラ、フィデル・カストロ、レーニンといった「成功した人たち」がこれに当たる
これを見ればわかるが、レーニンは「政治家」だし、毛沢東は「軍閥(軍事勢力)の指揮官」だし、ゲバラとカストロは「ゲリラ部隊の指揮官」で、軍事的・政治的技術や技能をテロリズムに活かしただけで、テロリストという職業が成立する「専門技能」というのはないということがわかる。
第二に、世間一般に一昔前想像されたテロリスト像、これが一番テロリストというステロタイプに近い、冷戦時代のテロリストたち
例えばPFLPはイスラエル軍と正面戦闘で戦えるだけの立派な「軍事勢力」だし、赤い旅団や日本赤軍、その他イタリア「鉛の時代」のテロリストたちや、ETAやIRA、80年代まではテロリストといえば、PFLP系かIRA系のイメージが強かったが、これらもPFLPやソ連から直接訓練や支援を受けて動いたスパイとして育てられたエージェントだし、IRA暫定派やバスク祖国と自由のテロ技術のルーツは、第二次世界大戦にイギリスが編成した「SOE」のノウハウが元というのだから、彼らは「スパイ」や「破壊工作員」であって「テロリスト」という技術ではなく、スパイや準軍事的な技術をテロに応用しているだけである。(超有名な「カルロス・ザ・ジャッカル」も、パトリス・ルムンバ名称民族友好大学でスパイ&破壊工作員として訓練を受けた超万能のコマンドかエージェントであって、その技能をテロに応用してソ連の支援を受けて動いていただけである)
※余談だが冷戦時代が舞台の映画や漫画で「ソ連でテロリストとしての訓練を受けた~」という元ネタは、このパトリス・ルムンバ名称民族友好大学で行われたパルチザン・スパイのカリキュラムのことを指す
あとはIRAに至っては、全盛期のその9割近くの日常業務が、違法煙草や違法薬物の密売、パトロールと称したみかじめ料の徴収、地道なイギリス軍への諜報活動、裏切り者やスパイの摘発・捜査・そして裏切り者の処刑や暗殺と、過激な暴力団とやっていることはたいして変わらない、では暴力団とIRAのテロ組織といわれる違いは何か?
これはもうただたんに「目的」の違いでしかない、IRAは自治権や議会設置の要求が最終目標で、それが達成すれば一応は武装闘争を放棄して市井の市民に戻った。
暴力団は思想的背景はなく、恒常的に犯罪行為で金を設けてる営利団体だから、暴力団である、それが政治的な目的かそうでないかが重要で、やっている技術そのものはたいして変わらないのだ。
そして現在吹き荒れるテロも、テロリストたちの大半はイスラム国の戦闘員かその訓練を受けて母国に戻ってテロ事件を起こしている形で、youtubeなどでイスラム国の訓練映像を見ればわかるが、どこの軍隊もやっている新兵教育の内容で、その軍事技術をテロに応用しているという形である。
唯一「バックボーン」の存在しないローンウルフテロリストというのも最近多くなってきているが、アメリカの統計によれば、ローンウルフテロの6~7割が軍に身を置いていた経歴があるので、その技術をテロに応用しているにすぎないということがわかる(余談だが残りはスクールシューティングテロリスト等で、彼等のバックボーンは競技射撃である、たまに連続狙撃事件や銃撃テロにもこのバックボーンのタイプがいる)
繰り返しの結論になるが、結論としては「テロリスト専門の技術やノウハウが存在してそれを準拠にテロリストというクラスや職業のようなものがある」という認識は誤りで
「軍隊式・警察式・競技式といった技術をバックボーンとしてそれを応用してテロを起こした者がテロリストと呼ばれているだけ」ということである。
少しでも理解を深めることが、テロ根絶の第一歩になると思うので書いた次第である。
ゴルゴ13や映画「LEON」などのイメージで、テロの戦術として狙撃がポピュラーというイメージがあるかもしれないが、実はこれは大きな間違い
FBIの統計では、テロ・暗殺事件に分類される銃犯罪の内、57%が「拳銃で至近距離から撃たれる」というのが殆どで、35%が「自動火器・小銃による無差別乱射」で、残りにようやく狙撃のロングキルが入るほど、テロや暗殺において狙撃は使われなかったりする。
理由としては、7.62ミリ弾クラスであっても、一発で即死させようと思えば、発射から30m以内のところまででないと、それ以上は急所にキレイに当たらないと、重症にはなるが即死する確率はぐんと減るからである(国内の事例を挙げれば昭和の頃に自衛隊で起きた自動小銃乱射事件の時は、至近距離で撃たれた隊員は即死、その後ろの隊員は弾丸が貫通して重症(後に全治)でさらに後ろの隊員の体内に弾丸がめり込み重症(後に全治)というものなどがある)
イスラエルのモサドや、イスラム系テロリスト、70年台のIRAが多用したように、車爆弾や時限爆弾でターゲットが近づいたところを爆破するという方法が、唯一「テロとしてのみに特化した手法」といえるであろうか。
追記
「狙撃は有用ではない」という意見も出たが、厳密にいえば暗殺・テロにおけるステロタイプの狙撃というのは、ハッキリ言って非常に困難で準備に手間がかかるから選択されないというだけである。
まず狙撃銃というのは、かなり高価な部類に入るうえに、たった1~2発を撃つためだけに、狙撃ポイントを下見して、ターゲットの行動や予定を下調べをして、逃走経路から時間帯まですべて指定、手配した上で、それが本当に予定通りにいくかもわからない中で、狙うというのがそもそも無理筋なので、フィクションの中での話が大半だ、というのがFBIやアメリカ軍のテロ研究の見解といわれている。
テキサスタワー乱射事件のチャールズ・ホイットマン(M70に1-6×32スコープ搭載)や、近年起きたDCスナイパー事件(AR-15クローンに、ホロサイト、フォアグリップとタクティカルライトを搭載)のように、立て籠もったり、徘徊しながら無差別に狙撃をして回るというというものならいざ知らず、こういったステロタイプな狙撃での暗殺事件は、史料上ではケネディ大統領暗殺事件でしか存在していない(それもほとんど推測の域を出ていない)からだ。
その上でも、チャールズ・ホイットマンがあれだけの殺傷ができたのは、長距離に特性を合わせた30-06弾というライフル弾をしようしていたからであり
アサルトライフルの標準的な実包というのは、実は5.56ミリでさえ、弾道特性上150mくらいで重症は負わせられても即死は難しいという結果がある(初速がそれだけ低下するうえに、ヨーイングといって風邪で左右にずれていくからだ)
そもそも、暴力を背景とした行為や脅迫を生業として行うから職業テロリストは存在するというのなら、日本国内の最大のテロ組織は山口組ということになるし
午前6時40分に起床し、7時30分に家を出、仕事場へ向かう。
仕事場に到着したのは午前9時。
仕事をしていると、オタク仲間から「みんなで集まって秋葉原で遊ぶけど、お前も来る?」と連絡が来る。
午後15時30分、秋葉原に到着する。
オタク仲間たちは既に集合していて、トレーディングカードゲームで遊んでいるという。
トレーディングカードゲームに対する意欲が彼らほどない俺は、なんとなく気が進まなくて、彼らと合流する前に一人で同人誌ショップやボードゲーム屋に立ち寄る。
ボードゲーム屋では、入ってすぐに、見知らぬ背の低い中年男性に不意に話しかけられる。
「どんなボードゲームを探しているんですか?」
あまりに気さくに話しかけられたので、俺は当初、彼を店員だと勘違いしていた。
しかしそうではないらしいということが、段々彼の話ぶりからわかってくる。
彼はひとしきり店内のボードゲームについて一方的に喋った後、「ラインを交換しませんか?」と言う。
俺は「すいません、ちょっと嫌ですね」と返して、彼から離れた。
店を出て、しばらく歩きながら、あの男性は色んな人にあんな風に話しかけて、連絡先を聞いて回っているのだろうか? と考える。
俺は少し悲しい気持ちになる。
彼らは既に混み合った店内でトレーディングカードゲームをプレイしていて、それで周囲の客は彼らに対して明らかに冷たい視線を投げかけている。
また別の客は「こんな混んだ店でカードゲームなんてやってるんじゃねえよ」とヒソヒソ声で話している。
カードショップの対戦スペースに移動しようと提案するも、「煙草が吸えないのが嫌」とのこと。
気まずいが、俺は彼らと過ごす。
夕方、彼らとカードショップを回り、飯を食い、別の喫茶店に入る。
オタク仲間の一人は、飲み物を買うのを惜しみ、何もオーダーせずに席に居座っている。
俺はずっとそのことが気になっていて、夜帰宅した後に別の一人とそれを話題にしたら、彼は「まぁ社会性のない奴らの集まりだからな」と言う。
それを聞いて、俺たちがオタクで良かった、とつくづく思う。
酒が飲めない下戸だし、煙草は吸えないし、人付き合いもないし、風俗は金がかかるから代わりに描いている。
やっつけだから人に上手も何も言われないし上手く描く気もない。デッサンもしたくない。
起きて描いて寝るだけで終わる。
目の前には絵みたいなのが転がっているだけ。
他に楽しいことが出来たら絵なんかすぐ辞めたい。
なんの役にも立たん。
これは、今日の22時のできごとだ。
某出会い系で知り合った女に連絡をして待ち合わせをした。
その女は、年齢は20歳で破廉恥なキャミソールと薄いカーディガンに、パンツが見えそうなスカートで現れた。
恐らく、いやきっと沢山の男と行為をしてきた貫禄を一瞬で感じた。
待ち合わせはそれなりに栄えている駅だったから、歩いてすぐのところにあるラブホテルに入った。
部屋に入るやいなや、メンソールの煙草に火をつけて彼女は座り込んだ。
とりあえず約束の2万円を渡して欲しいと言われた。
無言で諭吉を2人渡す。
ようやく彼女は口を開いてくれた。
「お兄さん、若いね。いつもおじさんからは10万貰ってるけど2万でいいからね」
彼女が普段会ってる「おじさん」というのは、医者や弁護士、経営者らしく、嫌というほどお金を有り余してる富裕な人々だった。
結局、お金の出口はしがないサラリーマンと同じという事実に、少しの自信が湧いたのが嬉しい。
そして、行為は始まった。
彼女はきっと事前に濡らしてくれたのだろう。
唇を重ねただけで下半身が酷く乱れていた。
幸いなことに最後まで行うことができた。
そして喋り出す。
「ウチさ、経営者になりたいんだよね。エステサロン作りたくて。だから金貯めるために頑張ってるんだ」
彼女の夢と裏腹に、お金という資本を手に入れるために身体という資本を削っている事実に、素直になれない自分がいる。
彼女は続けて言った。
「若いウチはみんな応援してるから、本当助かる。 対して頑張らなくても、月100万とか余裕なんだ。15歳の時に税理士の既婚者と一晩寝たら50万くれた。だからウチはこの若さがあるウチにお金に替えるんだ」
3時間の休憩をとってしまったので、ホテルでこのスマホに備忘録として残している。
「女の若さは金になる」という事実を目の当たりにして、いまも自分の気持ちに整理がつかない。
世の中は金だ、という人がいる。
その金を生み出すために労働する人が沢山いる。
そんな中、自分の若い身体で大金を生み出してる女性を見て、若さは金になるんだと悟ってしまった。
しかし、若さとお金だけで長い人生をやりくるするのは困難を極めるだろう。
ほら、こうして女の若さが金になる世の中に嫌気がさす。