はてなキーワード: 自慰とは
ほんの昔、元彼女と同棲していた時に、彼女の脱ぎ捨てられたパンツを出来心で嗅いだのが始まりだった。
嗅いだ瞬間、脳に刺激が走り、興奮が収まらなかった。
とても麗しく、聡明な彼女の香りが柔らかな布から伝わってくる。
パンツをそっとかぶり、変態仮面さながらのポーズで抜いた。あれは人生ベスト5に入る自慰行為だった。
その時に自分は匂いフェチであって、尚且つ人間として超えてはならない一線を越えた気がした。
── 人としての尊厳を守るべく、それから少ししてそのような行為は封印したのだけど。
ほんとインターネットって便利なもんで、美しい女性の中古パンティが簡単に手に入るんですよね。
ぺろぺろ。
あーやばい。
俺はド変態だー
ぱそこんに繋ぐタイプのオナニーグッズを使ってオナニーの質を上げるにはどうすればいいのか。
やはりオナホ(男性)かバイブかディルドのようなもの(女性)が捗るのではないか。(当たり前か)
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AVによって動きが変わるオナホはもうあった気がする…じゃあ動きじゃなくて形が変わるのはどうかしら
見ているAVによってオナホの形状が変わるとしたら、ロリものJKもの若妻人妻もの熟女もの締め付けとかそれぞれの特徴を目や性器で楽しめるのではなかろうか
(それぞれの年代や女の子タイプをテーマにしたオナホはもうかなり広いジャンルをカバーしていることが予想されるが、一台あれば大体のジャンルをカバーできるってものはまだないのでは)
でも見ているアダルト動画からジャンルを判断するとして、何を手掛かりにするのか。
見た目から年齢を認識してくれる仕組みあった気がする(DSの顔シューティングとか)
でも外見ではだめでは…《理由》JK設定で設定と同じくらい若い外見の人ばかりとは限らないし、逆に人妻ものでも童顔とかあるあるだ。
(きっとオナニーする人の数だけ性癖の方向というかロマンがあると思うので、人妻でもキツキツとか、
ヤリマンJKでゆるゆるがいいとか、あると思う…なんかもうそういうの対応しきれない…)
じゃあ声かな?と思ったけど、外見と同じ理由でだめだわ対応しきれぬ
もう女優さんによって形状を変えるのが一番楽な気がしてきた…
男性向け(?)アダルト動画はジャンルもプレイ内容も豊富でオナホの形状を変えようと思えば
いくらでも変える要素あると思うけど、女性向けと銘打ったアダルト動画ではどうだろう。
自分が知らないだけかもしれんけど、ジャンルもプレイ内容も豊富ではない(むしろ動画の数自体少なそう)
その上男優にこだわって動画を見る女性はあまりいないと思われる。
だからバイブの形状を変えるとしたらどういう基準で変えればいいのだろう。
(ゲイ向けアダルト動画では多分また事情が違ってくるかもしれんけど)
むしろエロゲーと対応してそのキャラ特有(というか個人差)の性器の形状を設定できるようになったらQOL上がるのでは。
エロゲーやったことないのでよくわからないのですが、外見とか声とか性格とかの個性は分かっても、肝心な所の個性がわからない、感じられないのはもったいないのでは。
でもそのキャラをモチーフにしたオナホとか無数にあるんだろうなー
http://otakomu.jp/archives/152848.html てか動きに連動してるのはやっぱもうあるのだなー
ひとりひとり違うと思うので完全に個人差とか言っちゃえばどんなオナホでもいいのかもしれんけど、
年齢や体型とか経験による平均的な形とか締め付けとかを考慮した上で個人差をだしていってほしい。
でもキャラによってどんな性器になるかは完全に作る人のセンスになってしまうな…
プロジェクトなんとか並の熱意で作って欲しい
バイブの場合も18禁乙女ゲームと連動できたら、(やったことないのでちょっとどういうエロシーンが入ってくるのかわからないけど)
「このキャラはこういうチンコなのか!」とか「ギャップがあってよい!」とか設定によって違うかもしれんけど、テンション上がるのでは。
自分は好きな人の性器ならどんな性器でも多分好きになれる、というか好きな人(恋人)の性器のことは知りたいと思うので、
キャラに恋する18禁乙女ゲープレイヤーだってそのキャラのチンコについて知りたいと思うのではないかと思うのです。
http://anond.hatelabo.jp/20141116122204
>好きな人と恋愛して結婚すれば、ちゃんと勃って挿入して童貞捨てられるよ。って大半の人は言うと思う。
そんなことを言うのは童貞か女ぐらいやん?
単純にAVの見過ぎと自慰のしすぎではないか。性的刺激としては自慰(特にオナホール使用)は最上の手段。セックスなんかよりも全然気持ちいい。
そして人間は貪欲なので、気持ちいいことをたくさんしていくうちに飽きるし、より高い刺激を求めるようになる。
今の状態で好きな人とセックスするチャンスが巡ってきたとしても、勃起して挿入するまではできても膣圧では射精できないか中折れすると思う(イカなくても童貞喪失と言えるかは議論がある)。
真剣に悩んでいるなら、EDの専門医に相談したらいい。でも、とりあえず低刺激でも興奮・射精できるように慣らしていくといいんじゃないかな?
なんかちょっと経済学かじった奴が「比較優位が〜」とかいって自慰しててマジで笑えるんだけど
あれってつまり
「俺の方がお前より圧倒的に上だけど、俺はもっと高度で知的で儲かる作業に時間使いたいから
マジレスするとセックスの満足感はヤバいぞ。たぶんDNAに書き込まれてる。
万が一キモチ良くなかった場合、それは相手の反応が悪いか激しいシコり方で不感になってるから。
回数で言うとこれまでに500回~1000回くらいセックスしたと思うが、キモチよくないセックスは殆どなかった。
キモチよくないセックスは、相手がキモチ良くなってないセックス。相手がマグロな反応だと、さすがにこっちも楽しくない。
マグロはこれまで素人だと1人くらいしか居なかったから、生まれつきマグロは少ないと思う。たとえあえぎ声が控えめでも、表情が感じてる様子だと見てて楽しい。
もし風俗でもないのに相手がマグロなら、それはこちらが間違っている可能性があるので色々と改善すべきだ。
愛撫を工夫したり、ピストンを改良したり、相手の好きな体位に変えたり。
そして、爪は異常なくらい深爪にしておこう。
満足するセックスができたら、おそらく80KP~90KPくらいまで届く。
(※KPとは気持ちよさポイントのこと)
オナニーが50~60KPなので、1,5倍ほどの気持ちよさだ。
(※なお、自分にフィットしたテンガだと70KPまでいく時もある)
きみの中で最高のKPを叩きだしてくれ。
検討を、祈る。
睡眠導入剤のマイスリーを飲みはじめて、かれこれ三年ほどになる。
最初のうちは、飲んで二、三〇分もするとすとんと眠りに落ちたのだが、
だんだん体が慣れてきたのか、飲んでもすぐに眠れなくなった。
頭がぼんやりしてくるのだけど、朦朧とした気分のまま、入眠への一線を超えず、
ふわふわした寸止めのもどかしさが夜更けまでつづく。
で、スマホやパソコンをいじりだし、余計眠れなくなる悪循環へ陥る。
この手の薬は飲めば飲むほど効きが悪くなる気がして、なかなか追加分を口にする気分になれない。
睡眠導入剤に慣れると、薬なしでは寝つけなくなるし、がんばって寝ついても
眠りが浅く、夜中にふっと目がさめる。一度目がさめると、もう夜明けまで眠れない。
それで結局根負けして、追加分の頓服を奥歯で噛み砕いて流しこむ。
噛み砕いたマイスリーは苦い。
苦いからといって良薬かどうかは知らんけど。
あと、これは薬とは直接関係ないのかもしれないけど、
潜在的な不安が形となってあらわれるのか、親しい人の死や、後ろめたい過去の暴露などに出くわし、
汗びっしょりで目覚めることもしばしばだ。
最近では「自慰をしている現場に死んだ祖母が踏みこんできてこんこんとすすり泣く」
という夢がいちばんつらかった。
母や妹なら分かるけど、故人にオナニーを見られ「ほんに気の毒ねえ」と同情されるのは、
なかなかどうして堪えるものだ。
長年のニート生活が、私の精神に想像以上に暗い影を落としているのかもしれない。
ふだんは平然としていても、内心、忸怩たる思いが鬱積しているのかもしれない。
メンヘラでろくな職歴がなく、生まれつき異性から相手にされないときては、
どんな楽天的な人間でも、内面にどろどろした黒いものを抱えざるをえないだろう。
悪夢はそういう人間精神の底に溜まったヘドロめいた澱を的確に掬いあげ、
余談だが、目覚めたあと、なにをオカズにしていたのか思い出そうとしたが、
祖母の崩れた泣き顔のショックが強く、まるで思い出せなかった。
もしかすると「大正生まれのAVギャル」のようなニッチな老婆モノで抜いていたんだろうか。
だとすれば祖母が泣いたのもつじつまがあうのだが……
なんだかなまぐさい話で恐縮だが、睡眠導入剤を長期服用していると、こんな弊害がある。
紳士諸兄よ、元気だろうか。
季節の変わり目だが、体調を崩したりしていないだろうか。
昨年、以下の増田を書いた者だ。久しぶりだ。
http://anond.hatelabo.jp/20130916225651
あれからめでたく結婚し、仕事も激務だが、相変わらずビデボ通いを続けている。
今回、こうして再びの増田を書いてみようと思ったのは、ここ1年、かなりの頻度でビデボ通いを行った結果、「自慰コスト」がパねぇ状態に陥ったため、自省を込めて、状況を書き記してみたいと思ったからだ。
ここ1年、手持ちの手帳に、ビデボに通った日には印をつけてきた(私はこれをGコードと読んでいる)
振り返って見ると、最低週に1日、多い時は週3日通っていることがわかった。
今回、恥を偲んで、コストを算出してみようと思う。
単純計算するために、以下の設定を行う。
・月の利用回数:月4~10回 平均して6回
・計測期間:12ヶ月
・1回あたりのコスト \1,050円~\2,050 最大値\2,050(オナホ代\1,000を含む)
・1回あたりの視聴本数 6本
※消費税改訂に伴い、使用料\1,000に対して50円の値上げ。
上記に基づいた、年間を通じての計算結果は以下のようになる。
・利用回数=72回
・トータルコスト=\147,600
・年間視聴本数=432本
いかがであろうか。
30代男性サラリーマンの自慰コストとしては高すぎる、大きすぎるのではないか。
正直自分が怖い。
ここまでとは。
その問いに対しては、そこに個室があるから、とクールに答えたいのだが、それはアホな思考停止に過ぎない。
自問してみると、自宅での自慰行為が制限されているから、としか答えられない。充分アホな回答だが。
私はおそらく、中毒症状を呈しているのだろう。
スッキリ日々の生活に臨むには、良きタイミングでヌいておかなければならない、という脅迫観念があるのは否定出来ない。
それを果たすために、私はビデボに通うのだった。
この頻度で自宅でヌけていたか、と考えると、恐らく無理だったろう。
週に1度であればきっと許される、2000円程度の出費であれば小遣いで乗りきれる。
それは私が欲望をコントロールし、自らの自慰衝動を征服するために必要なコストだ。仕方がない。ついでにオナホもつけちゃえ~♪上原亜衣ちゃんハァハァ。
……そんな甘い考え、自己正当化が私をここまで追い込んでしまったのだ。
今回算出された私のコストは一般的ではないとはいえ、世の男性、世のご夫婦はいかなるものだろう。
少なくとも私は、そこに金を落とし続けてしまった。
あなたの彼氏、旦那が年間72本ものオナホを利用していると知ったら、どう思うだろう。
432本ものDVDを視聴し、「チッ!これ前に見たDVDじゃねーかよ!この乳見覚えあるよ!」と言いながら下半身丸出しで取り出しボタンを押している姿を目の当たりにしたら、どう思うだろう。
行為後、ウェットティッシュで局部をやさしく拭いている悲しい姿をどう思うだろう。
※ちなみに、前に見たDVDを借りてしまうのは、嗜好に基づきパッケで選んでいる以上、よく起こる事態と言える。ビデボあるある。
おそらく幻滅するに違いない。
そのお金を旅行や、素敵な家具や、自分みがきに充てればよかったものを。
その時間を、パートナーとの大事な時間に充てればよかったものを。
今際、私はそう後悔しながら死んで行きたくはない。
ぜひ紳士諸兄にも、自らの自慰に関わるコストを算出し、よく考えてもらいたい。
そこに愛はあるだろうか。
暗い個室に浮かぶ愛はある。だがそれは自己愛にすぎない。すべてはバランスなのだ。調和なのだ。
ビデオボックス通いを経て、私はそう思うようになった(賢者タイム)。
私は、ビデボ通いもほどほどに、と自らを戒めようと思う。
コントロールが難しい我々の欲望の調整機能。ビデオボックスはそれを担っている、というのが私の持論だ。
だが、それに溺れてはならない。
我々は、自らの手で、自慰への欲望とコストを統制し、再び制さなければならない。
紳士たちよ。同士よ。
「ほどほどにな」と。
そして、愛する人が待っている場所へ帰ろう。僕にはまだ帰る場所があるんだ。
中毒になる前に。
以上、賢者タイムに記す。ふぅ。
ここは糞みたいな日記を垂れ流しても構わない場所だと聞いたので思い切り垂れ流す。
1日目。
「俺って、こんなにマトモなのに童貞なのですよ!」と堂々と言えるために。
そのために、まずはだらしない腹を引き締める。
昼前に船橋のららぽーとへ行き、ジョギング用のシューズとウェアを購入した。
三日坊主にならないための戦略だ。モチベーションを保つ秘訣は出費なのだ。
2日目。
昨日のジョギングのせいで体中がバキバキになっていたというのもあるが、折角の連休なのに誰とも会話していないし会話する予定もない、己の現状に嫌気がさしたのだ。
予定していたヒトカラも中止して、家で酒を飲みつつ漫画を読んだり、会社の気になる後輩の名前を検索したりした。
気がつけば夜。バーに行くと出会いがあると聞いたので行ってみたが、そんなことは全くなかった。
壁に面した席で、独り黙々とナッツをかじるだけの時間だった。
10時間位飲みっぱなしであることに気づき、俺はもう駄目なのかもな、と少し泣いた。
ちなみにこの日は二回自慰した。
3日目。
飲み過ぎと自慰のし過ぎと寝不足で目眩がしていたが、ヒトカラに行ってきた。
俺は正直、歌だけは少し自信があるんだ。そして俺は歌うことが物凄く好きだ。
だから独りでも歌う。
一時の快感と高揚感。そして終わった後の虚しさ。
何も残らない感じ。
歌ったあとは酒だ。
ひたすら飲み続ける。
一応、プリン体ゼロを謳うビールやチューハイを選んでいる辺りが、みみっちくて我ながら滑稽だ。
飲みながら自慰をして、更なる虚しさを味わったあと、猛烈な人恋しさに襲われてしまった。
結局、この三連休、誰とも会話をしなかった(店員等は除く)
こんな生活をいつまで続けるのだろうか。
刺激が酒と自慰とカラオケしかないなんて、もうウンザリなんだよ。
10年後もこんな感じで生きているのか?
想像したくない。
○針生雄吉君 ぜひともそれは強調していただきたいわけであります。エイズに対してはコンドームです。それから、避妊の効果についてはビルないしは低用量ビル、そういうふうにはっきり教えてあげなければわからないわけです。コーラで洗浄すれば妊娠しないなどという、それぐらいの程度の知識しか持っていないというのがティーンエージャーの一般的な誤った不正確な情報であるとも言われているわけでございますので、そういうことに関しましてはエイズの予防教育と同じぐらいの重要性を持って文部省は対処すべきであろうと思います。
最後に、質問ではなくて私の主張の一つとして申し述べたいことがあるわけであります。それは性教育への東洋医学思想の応用ということであります。
御存じのように、青春の悩みのテレホン相談なんかでも常に二〇から三〇%でトップを占めております中学生、高校生の性に関する悩みのベストワンは、男子の場合は射精に関するものであります。性教育は射精教育なりとまで言われておるわけであります。特に、これは特別な例でありますけれども、教育ママが我が子のそういった射精、自慰というような、そういう我が子の悩みを見かねて母子相姦にまで至ったなどというおぞましい事態も発生しておるわけであります。
マスターべーション、オナニー、自慰について文部省のこの手引の中にも、「仲間から教えられたり、マスコミ等で知ったり、自ら発見するなどして、多くの男子が自慰(マスターべーション、オナニー)を経験するようになり、それに対する不安や悩みを克服しなければならない。最近は女子もかなりの者が自慰を経験するようになっているといわれる。」と、その重要性は指摘しておりますけれども、この手引書の「性に関する指導事例とその考察」の中では、ケーススタディーの中ではマイナス面への配慮を求めつつも、「男子の自慰(マスターべーション、オナニー)は一般的な性行動で、多少の不安や葛藤を持ちながらもほとんどの男子は、自分なりの判断や意志力でコントロールし克服していく。」であるとか、あるいは総理府のアンケート調査の答えでは、自慰については当然だと思う、やむを得ない行為と答えている者が男子高校生の七〇・九%を占め、罪悪感を持っている者、よくない行為だと思う者は一・一%にすぎないという、そういう総理府のアンケート結果を引用しているなど、射精あるいは自慰というものがその個人にとって将来悪い影響を与える可能性が強いという立場はとっていないんです。むしろ、「自慰は無害だという表層的な指導に終わらず」云々という表現などに見られるように、自慰は無害であるというそういう考え方の傾向がにじみ出ているように感ずるのであります。
それに対する、自慰というものが有害である、無害である、有害論、無害論というものはいろいろな場面で言われておりますけれども、一つの東洋医学的な思想の考え方としては、必ずしもこれは東洋医学の代表的なものではございませんけれども、有名だという点で、皆さんがよく御存じだという点で引用したいと思うのであります。
江戸時代の儒医学者であります貝原益軒のあちわした「養生訓」というものの中に、東洋医学の一つの考え方としてこんなものがございます。私の主張を申し上げる上で参考までに申し上げたいと思うのであります。
腎は五臓の本、碑は滋養の源也。ここを以て、
し。保ち養って堅固にすべし、本固ければ身安
し。という、一回お聞きになっただけではわからないと思います。
年若き時より、男女の欲ふかくして、精気を
多くへらしたる人は、土付きさかんなれ共、下
て、必短命なり。つつしむべし。と、こうあります。
二十歳以前をいはざるは、意あるべし。二十
歳以前、血気生発して、いまだ堅固ならず。此
持しばしばもらせば、発生の気を損じて、一生
いずれにしても、この東洋医学的な考え方からいうと、非常にあり余って困る人は時々ガス抜きをするのは結構であるけれども、要するに生命の根本としてのそういった腎、東洋医学では泌尿生殖器の働きを腎という言葉で表現するわけでありますけれども、それを大切にしていけば長生きもできるし、健康にもなるし、寝たきりにもならないんだと、こういう教えがあるわけなんです。そういった物の見方に対しても目を向けていくということが非常に大切だと思います。
最後に、大臣、もしよろしければそういった東洋医学的な考え方に対する大臣としての個人的な御所見をお聞きして終わりたいと思います。
○国務大臣(鳩山邦夫君) 先生から御質問の通告がありまして、先生からいただいたものでありましょうか、貝原益軒の「養生訓」の一部を先ほど読んでおりましたが、正直言ってまだ理解できない部分もあります。東洋医学という考え方は私も非常に興味がありますし、東洋医学の先生に何度もお会いをしたこともあります。西洋医学と全く物の見方が違いますから、東洋医学の場合は科学的というよりも、何か生命とか、あるいは人間のあるべき姿のようなものと健康というものを結びつけて理解しようとする傾向があるように私は理解をしておるわけでございます。
ただいまの貝原益軒の「養生訓」につきましても、単に科学的に物を言ったというよりも、人生かくあるべしという貝原益軒の人生観、あるいは人生訓のようなものと彼流の性についての考え方が結びついたものと思いますので、大変興味を持って読ませていただいたところでございます。
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/123/1170/12303101170002c.html
なのになぜ、頼られたらほいほいマジメに向き合うのだろう。
おかげで本来の業務でも何でもないいろんな仕事が自分に回ってくる。
いや、それがうれしくはあったのだ。皆の下支えをすること。
皆ができないことを自分が解決することで皆が少しでも悦んでくれること。
うれしそうにお疲れ様でしたと帰ってくれること。
しかしそれができるのも結局自分の性能で間に合うレベルのことだった。
コミュ障の自分がまとめ役なんてものも押し付けられてしまい、大いに空回り中。
叱ることなく脅すことなく洗脳することなく積極的に仕事に向き合ってもらうには。
不満そうにしていないか。適材適所か。特定の人間に過負荷を与えていないか。
個々人が抱える事情や問題にも、なるべく仕事が悪影響を与えないように気遣う。
が、気遣いが過ぎるとえこひいきに。平等にやると気遣い不足だと不満が出る。天秤。
やれ飲み会だイベントだ雑談だ。業界的に突発仕事が多いので、場を作るだけでも一苦労。
なので場を用意できた時点で気が抜けて、
にこにこ笑顔のまとめ役ペルソナが落ち、テーブルのはじっこでコミュ障モードに戻る。
会話に乗れない。話さなくなる。会話がぶんぶん遠ざかるコミュ障スパイラル。
食欲はない。大皿に手が伸びない。口が、酒を胃に届ける以外の何の役割も果たそうとしない。
ではその酒の力でとペースを上げる。一気に酔いが回る。会話の流れも見失う。
つまんないヤツだな、お前が雰囲気悪くしてどうすんだよ。
飲み物ラストオーダー。お会計。逃げるように家に帰る。二次会の話が出る前に。
帰り着くや酒を呷り、まったく中身のないテレビを眺め、酔いに任せて寝ようとする。
妻が起きている。食欲はない。すでに酔っている妻の、友人の愚痴がはじまる。
どう聞いても悪いのは妻。次々と酒を呷る。つぶれて寝る。
セックスなり自慰なりですっきりすればいいのかもしれない。が、不能だ。
自分は睡眠障害で、眠りがとても浅い。4時間半以上は眠れない。起きる。
酒が残っている。しかし程度の差こそあれ毎朝のこと。食欲はない。これも毎朝のこと。
出社。挨拶はする。が、逃げ帰った負い目もあり、雑談は避けがち。
つまんないヤツだな、お前が雰囲気悪くしてどうすんだよ。
そういう声が、飛び交う視線の中でどんどん確かになっていく。
どんなに空腹でも15分おきくらいに睡魔に襲われる。
どうにか2時間ほど耐えた後、15分ずつくらいデスクに突っ伏して仮眠を取る。
目覚めるとひどく気分が悪い。眠り目覚めるたびにひどくなっていく。
ひどい気分で仕事をしながら、逃げ帰った失点を取り返さないと、と
つまんないヤツだな。話しかけんなよ。
仕事2時間。突っ伏して15分仮眠。目覚めるとひどく気分が悪い。
不機嫌。言葉に詰まる。おそらく目つきも悪い。眉間の皺と両の隈。
最悪なヤツだな、お前が雰囲気悪くしてどうすんだよ。
そういう声が、こちらにほとんど向かない視線の中で増幅される。
ボリュームの大きな仕事が来た。タイトスケジュール。上の方針で断るという選択はない。
明日から二名が休暇だ。穴埋めのシフトと辻褄合わせの段取りと根回しをしないと。
見たい。とても見たい。とても見たいし、月食を見ながらならそれをネタに雑談もできそうだ。
けど忙しい。仕事をシェアする後輩を電車のあるうちに帰してやらねばならない。
しかし二名の欠員の辻褄を今夜のうちに合わせないと、皆の週末が徹夜仕事で潰れる。
でも見たい。とても見たい。とても見たいし、少しはぎくしゃくの解消もはかりたい。
それなら手を止めて外に出てもいいじゃないか。
財布を持って立ち上がると、月食を見に行ったメンツが帰ってきた。すれ違う。
声をかける。続きの会話を断つ返答。こちらにほとんど向かない視線。
ひとりで見に行く。見つからない。探す。うろうろする。きょろきょろする。
見知らぬ4人組が夜空にスマホを向けていた。そっちを向いた。ビルの向こう。
きれいだ。大きい。まだ半分ほどのかけ具合。予想はしていたけれど涙が出る。
コンビニで蒸しパンとショートホープを買う。さて、急いで帰って仕事を進めないと。
二名の欠員の辻褄を合わせないと、皆の週末が徹夜仕事で潰れる。今日は徹夜だ。
会話は膨らまない。こちらはコミュ障。相手は膨らませる意志がない。
蒸しパンを15秒ほどで胃に収める。膨らませないタイプのもちもち蒸しパン。
ふたたび皆が月食を眺めに繰り出した。自分にはもう外に出る理由はない。
ガムとカフェインを効果的に併用すれば、朝日が昇るまでは一睡もせずにやれるだろう。
徹夜の大敵は満腹感だが、自分は食欲がない上に、もともと食欲のコントロールも得意。
さっきのもちもち蒸しパンで明日の正午くらいまでは食わずにやれる。
つまんないヤツだな、お前が雰囲気悪くしてどうすんだよ。
つまんないヤツだな、お前が雰囲気悪くしてどうすんだよ。
そういう声が聞こえることはなく仕事に没頭できる。
できてないけど。