はてなキーワード: 公衆浴場とは
トランスジェンダー当事者だけど、別に活動家というわけではなくて、一般市民として生きているので、今更話題になっていることを知った。この記事で、当事者がデータを元に性犯罪の発生率が〜とか、他の増田で女の立場から男性の肉体が怖いとか、色々と言ってるけど、銭湯について語ると、そもそも、トランスジェンダー当事者は、完成度が上がるまで銭湯なんか行かないんだよ!完成度が上がらなかったら、銭湯なんて諦めてるんだよ!だから、一目見て「ウーン」と思われるようなトランスジェンダーは浴場にほとんど存在しないんだよ!
松浦大悟さんの「女湯に男性器のある人を入れないのは差別」論への疑問
この記事を書いた人は、感情論にしないように、データとか提示してそれらしく書いてるけどさ。当事者たちはこの記事読んで俺みたいに思ってるんじゃない?この記事に、以下の記述があるけれどもこれに限るんだよ。
ほとんどのトランスジェンダーは薄氷を踏む思いで自分が他者からどのような性別で見られているのかを気にし、周囲に気をつかい、ときには自分自身の外見を憎んだりして過ごしています。
俺個人の感覚で書くから、当事者でも違う人もいると思う。けど、これが俺の心の叫びだよ。
当事者が一番自分の体の状態のことも、周りの目でどれだけ自分が希望する性別に見えてるのかも良く知ってるんだよ。初対面の友達にどちらに思われるか、仕事のお客さんにどう反応されるか、トイレに入って変な顔されないか、常に完成度を計算して生きてるんだよ。健康診断なんかさ、ヒゲとか生えちゃってても、まだ性別変えてないから本当は女の服着なきゃいけないんだよね。けど、周りの人がビビっちゃうから、病院と相談して服の色も変えてもらってたし、他の女性が怖がらないように婦人科検診とかも裏口から入って、周りを怖がらせないように頑張ってるのよ。海外旅行なんかも大変なんだよ?毎回入国審査で別室行きだからなー。そしてあらゆる試験を乗り越えて、「これは98%いける!!!」みたいな状態になってから、初めて銭湯にチャレンジするんだよ。俺達にとっては、銭湯は「卒業試験」なんだよ!
俺が体を変更し始めて一番最初に意識したのが「全てが終わるまでは銭湯はおあずけかー。もしくは一生おあずけかー。」なんだよね。色々と変更処理が終わっても、確実にいける自信がつくまで5年間は銭湯おあずけだったよ!公衆浴場には、男も女もどちらにも絶対入れなくなるから、旅行先の家族風呂で喜びを噛み締めてたよ!常識的に考えて、「俺、男っすから!」って言って、さすがにおっぱいついたまま男湯に入れるはずないだろ!そんな絶対騒ぎになって、自分が傷つくことだけのことをするか!今、俺の旧知以外の知り合いたちは、俺のことを普通に男と思ってるけど、一緒にプール行っても、下ネタ話しても、銭湯行っても、全くバレてないんだよ。俺はちんこつけてないけど、毛が半端なくモジャモジャだから、絶妙なタオルさばきで違和感なく隠してれば、気付かないんだよな。一緒に銭湯行ったやつらに普通に「子供まだ作らないの?」って素で聞かれるから、これはさすがにちんこがないとは思ってないとは思うのよ。いやー、思い返せば、トイレデビューよりも、夢見た合コンよりも、銭湯デビューが本当に嬉しかった。番台に立ってちゃんと男用の鍵をもらえて、その時点ですごくすごく嬉しくって、何のトラブルもうるさい視線も受けずに銭湯を出たとき「卒業だ」って本当に自信がついた瞬間だった。
ぶっちゃけ、卒業試験に挑めるような子だったら、みんなタオルの後ろにちんこついてても全然気づかないと思うんだよ。あと、手術なしで性別変更するように法律が変更になっても、普通の当事者だったら、完成度低いうちに銭湯なんて絶対入る気にならんって!周りがテンパるようなことをすると、ほんまに自分が傷つくから、絶対入れんって!!!銭湯についての気持ちが熱すぎて、つい銭湯についてばっかり話したけど、トイレとか更衣室とか、もーなんかホントにややこしくてごめんって思ってるよ。とりあえず多目的〇〇とかを用意してくれれば、大概なんとかなるし、他の色んな人も使えるから、大変恐縮ですがよろしくおねがいします。2020年にはもう戸籍変更したトランスジェンダー1万人くらいになるご時世だからさ( http://blog.rany.jp/?eid=1252523 )。 戸籍をまだ変更してない人らも、戸籍変更する人の何倍か何十倍もいるだろうし、気付いてないだけで、絶対みんなすれ違いまくってるんだけど、完成度が高いなら透明で誰にも気づかれないんだよな。でも俺はこの穏やかな日常を壊したくないから、このまま透明で湯船に浸かっておくことにするよ。
「少なくないポスオペのMtFは女風呂で(ФωФ)グヘヘ…って思ってる」などとツイートしてから、実際に年末の温泉へ行ったというMtFを見た。
その人は女湯の内部の様子もツイートしており、「老婆の手を引いて湯船に入る若い女性」という記述もあった。
正直に言って、これだけは生理的に無理だと思った。
介助している最中は、介助している相手に注意が向いているから本当に無防備だ。
そんなときにグヘヘと見られているのかと思うと嫌悪感しかない。キモい。
要介護者の場合、自宅での入浴は設備がないため不可能で、通常は介護サービスを利用しているケースは珍しくないだろう。
けれど、年末年始は介護サービスも休みに入るから、仕方なく設備の整った銭湯に家族が連れてくることもある。
「嫌なら来なければいい」と言われても「分かりました」と引き下がる訳にはいかない。
「公衆浴場を利用できなくなった」と言うこともできない。
介助しながら神経尖らせて入浴している姿を視姦されるかもしれない。そう不安に思いながら利用せざるを得ない。
事実上、拒否は不可能な立場に置かれ、自分の意思によって来たわけでもない銭湯だ。
そこで介助にあれこれ気を遣って、リラックスできないまま入浴しているところをグヘヘと視姦される。
そんなこと、絶対に許容できない。
けれど、上記のツイートを批判すると「トランス差別」に当たるらしい。
あのツイートはトランス差別をする人々への皮肉だから、その皮肉を批判するお前も差別者。そういう論理らしい。
人の弱味につけこんで視姦したととれる発言を「ただの皮肉だ」と流せる人はお気楽でいいご身分ですね、と私は思う。
そもそも、大前提として自分の楽しみのために来た温泉でだって視姦されてやる謂われはない。
苦労して銭湯に連れてきた家族が、そんな視線に晒されるなんて受け入れられない。
銭湯なんか滅多に来られないから楽しもうねと嬉しそうにニコニコしているのに、実は無神経に裸をコンテンツにされているなんて無理すぎる。
どんな人であっても、視姦されていい訳がない。
日本文化の中では、刺青は単なるファッションではなく、一般市民の中には、反社会的勢力との関係を疑い、畏怖を感じる者も少なからず存在することは明白である。特に、デザイン、色合い及び大きさなどに照らし、著しい畏怖感、嫌悪感を抱く者がいることが容易に想定できる。公衆浴場や民営プールなどにおいて、当然のように刺青をした者の入場を制限していることからも、一般市民の中で刺青をした者は異端の存在として社会的差別を受け、かつ、その社会的差別は一般市民の中で許容されているのが実情である。人は生まれながらして刺青をしているわけではなく、その後の人生の中で自らの意思で刺青を施すものであるから、刺青をする者は、その後の人生の中で刺青をすることによりなされる社会的差別を受忍する義務があると言うべきである。
社会としては問題とすら認識されていないが、オレもこれは問題だと思う。
実際、公衆浴場や公園、海岸での性行為が許されてるのが現状。特に今の多くの40代後半以降は差別されてきたから、我々が多少ハメを外しても許されるだろう、という意識がある。
この記事はゲイ(だけじゃないけど)向けのサイトの記事だから、問題意識がある人もいるって事なんじゃないの?せつな的な人の暴走は止めがたいけど、張り紙張ったら減ったって書いてあるし。
http://life.letibee.com/hatten_sentou_01/
https://rocketnews24.com/2016/11/01/820443/
https://anond.hatelabo.jp/20180122125425
「だから」差別してよいという話でも、「でも」差別はしてはならない、という話でもない
いずれの問題もマイノリティがマイノリティであることを利用、悪用して無責任な言動に出ている一端だろう
ノンケのアンモラル(インモラル)な行動を引き合いにだしてうやむやに出来る手合いではない
これは差別されるされないに関わらず、マイノリティがマイノリティであることによって
冒頭の記事では「公共の場でのモラルについていもう一度向き合ってみる時期が来たのではないでしょうか。」なんて〆で終わっているけれど、
ゲイパレードだかなんだかでパンイチになる暇と資金があるのなら、
ゲイの出会い系アプリに「公衆ハッテンはやめましょう」「ホテルを汚したら弁償しましょう」とでも広告を打ったらどうなのか
上記のような例が増えていけば、世論の潮流次第であっさり「同性愛者お断り」の店が増えるだろう
実害が出ているのだから、世間さえ許せば制限を加えない理由がない
いざ自分の身に降りかかった時にはどうしようもなくなっている
ゲイやレズビアンの前では着替えられないとか一緒にお風呂入れないとか、なんで自分が狙われてるみたいに急にうぬぼれだすの?
普段は「女は全員俺を狙ってる」「男は全員アタシを狙ってる」とか思わないのに、なんで相手が同性愛者だった時だけそうなるの?
この二行で全くの飛躍がある
上一行の前半は、公衆浴場とか公衆トイレに、おばちゃんの清掃員が入ってきたり、高速PASAでおばちゃんが男子トイレに入ってくることに、怪訝になるのと同じで
プライベートゾーンに異性が入ってくることへの違和感であって、ましてや男女逆にしたら大問題になるわけで、これを差別だのうぬぼれだというのなら、低能すぎてもう話にならない
にもかかわらず、下一行は、この違和感の表明を「異性として狙っている」ことと結びつけて、「貧弱ブサイク」を罵る目的に利用している
発言とその根底の思想が無関係にもかかわらず、元増田の妄想で結びつけて、自分の差別意識をむき出しているに過ぎないのだが、元増田本人はそこに気がついていないのが滑稽
そのマイナスを考慮しないまま、「プラスがあるから」って受け入れてしまうのはどうなの?
また、そのマイナスを「そんなものはマイナスではない(マイナスと思うお前が悪い)」という論も目立つ。
「LGBTの権利」は主張すれど、羞恥心や性道徳から「それを避けたい人の権利」はまるで考慮されてないように見える。
特にLGBTの問題は、「性」という根源的な問題にも関わらず展開速度が速すぎる気がする。
今までの価値観で善良に生きてきただけの人々を、「差別主義者」に変えてしまうような、そんな速度ではないだろうか。
http://www.asahi.com/articles/ASKBT3Q99KBTUTIL00K.html
(要約:トイレ個室で男性保育士が女児の下半身なめる、女児の話で発覚)
この記事読んで。
トイレだけじゃなく、更衣室や公衆浴場なんかにも監視カメラ置けないものかなと。学校とかも。
光センサーとか動体検知いれてさ。
暗号化してそのままクラウドに飛ばす、は転送も処理もおっきすぎでさすがに厳しいとしても、
でもいいじゃんと。
で、閲覧時は警察とか弁護士とかの立ち会いが必須で、暗号解除のキーも国が一括管理して法的な申請書が必要、みたいな。
いや、もう専用端末置いた金庫ルームとか警察署に作ってストレージ持ち込みゃいいか。
定期的にテストも必須か。システム的な死活監視もいるけど、撮影されていい条件を整えた上で実際に撮影したデータを確認するまでの訓練的なやつ。じゃないと悪意ある人物がシステムを物理的に壊したり、カメラ位置を変えた上で犯行に及んだ時に、それが犯行のための人為的に起こされた不具合なのか、地震でカメラずれたとかなのか判別できないしな。
保育園、幼稚園、学校、あるいは温泉でもスポーツクラブでも、従事者がその気になれば盗撮仕掛けられるので、そのリスク考えたら
「撮ってるけどカンタンには見れない」
を実現した方がいいような。
そりゃセキュリティを何らかの形で突破される懸念はあるけど、所詮盗撮マニアも喜ぶか怪しいデータ(定点だから性器とかおっぱいとか写ってるか怪しいし、多分量が膨大過ぎて、ここからおかず探すなら自分で盗撮した方が早いレベル)だし、クレカ情報より重要度低いとも言えるよね。
だめ?
女性に対して危害を加えず理解があるとか、美的センスが高いとか。
けど結局地に落ちてるのは公衆浴場などで見境なく乱行するところがあるなどの有害性が情報として流れてるからではないでしょうか。
なんでもそうだけど個人の我欲を満たせる量的なもので善悪がきまるのかもしれません。
合成保存料もAVも、一番人を殺してる車も、個人の欲求を束ねることができたから。
同性愛者が自分たちの欲を束ねても、それを安寧を求めている束と対決するためにつかうと結局どちらかが折れる。
共存っていうのは対決じゃないでしょ。
お互いの束が接しなければ潰し合うこともなかったのに。
その切り込み隊長になるテレビの新キャラクターをつかって、境界線を引くのか攻め込んでくるのかで既存の安住者は態度をきめるでしょう。
ほかのマイノリティもいじっていいのか、もちろんだめだろみたいなことになってるけど逆効果だと思います。
まず電気を入れたらむりやり情報が流れてくる媒体で、どんな形でも登場させて既存の環境に適合させるストーリーをみせなくて存在し得ない。
存在していないものを突然理解しようとか日常にあらわれたらそれは異物として反応されて当然ではないですか。
どこかで喫水域をつくって、全員ではないにしても一部が両方を行き来できるようにする、広義の一般とマイノリティを。
できるのはそこまでじゃないですか。
それ以上まぜて選択肢を用意する必要も、実際それが常態化して社会が成り立つとマイノリティの方も思ってないのではないですか。
いまの、いままでに形成されてきた人間の生物生存環境がすべて間違っている、自分の愛こそが人のあるべきだ、とはどのマイノリティの方も思ってないですよね?
抗議するのはよいですけど、先に占領している一般を攻撃するかたちで何度攻め入っても犠牲者を増やすだけで、みなその犠牲者を苗床に爪先立ちでバランスをとる形で社会付近に依存するだけだと思います。
なぜ共存を選ばないのか、という視点から口うるさく抗議してくるマイノリティの方は境界線を腐敗させそこに巣食うことを目的とした問題性のある他生物というイメージがつきがちだと思います。
お互いの束ねた安住の領域を行き来するために傷つけあい、傷口同士を結びつけることで異なる環境を社会の拡張として得るならば、その傷口をつないだ管はとても清潔であるべきだと思いませんか。
輸血する二人の心がどういう形であれ、つないだ管が腐敗していたら両者の被害が甚大だと思うのですが。
どちらかが正しく、吸い取るために噛み付くような対話ではいつまでたっても平行線だと思うのですがまずマイノリティが社会的にマイナーである理由は危険性ではなく少ないだけとか、安全であるとか、そういう交流はできないものなのでしょうか。
スポーツジムに通っている。運動後に風呂に入る。だいたいどこのジムも同じようなもんだと思うが小規模なスーパー銭湯のように風呂には炭酸なんとか風呂だとかジェットなんとかバスだとか複数の浴槽がある。
広告記事の話題で有名な銭湯神ヨッピーの記事でサウナと水風呂の往復はすばらしいと書いてたのでそれに倣ってサウナと水風呂を往復する事も多い。
サウナに入るといつも見る人がいる。小太りで太く黒々とした角刈りのアラサー男。目はパッチリとはしておらずいかにも熊さんタイプ。パッと見の容貌は柔道部的でもあるがそんなに体育会チックな体つきではない。
熊さんはサウナと水風呂だけを往復する。自分が風呂エリアに入る前から往復していて自分が風呂エリアを出てもまだ往復を続けている。
「ゲイっぽい人がいるな。」程度には思ってた。熊さんはジムエリアで見かける事はない。風呂だけに入りに来てるのかもしれない。まあそういう人もいるだろう。自分が見てないだけで運動もしてるのかも知れないし。と考えていた。
しかし何カ月経っても熊さんはサウナと水風呂にしかいない。ガラガラのサウナに自分が一人で座っていた時は妙に近くに陣取りに来た時はなんか異様で少し距離を離して座り直した。サウナに出入りする人をその細い目でバレないようにチェックしてるようにも思える。
ゲイなのかも知れないと思った。
ゲイの人は男性に性的な興味を持つのだろ?特定のパートナー相手やゲイの社交場において彼らの性的嗜好を発揮するのは一切構わない。結婚だってすればいい。
しかし公共の風呂でその欲望を抑えられないならばなんらかの規制は必要だろう。混浴風呂は特殊な場なのでタオルや水着の着用を許されるし、露天温泉などの雰囲気を味わう事が目的だがジムの風呂は運動後の汗を流し疲れを癒す場だ。異性や自分を性的な目で見る人間がいることが想定される場ではない。
「ゲイの疑いのある方の入浴を禁ずる」とは言えないのはわかる。ゲイであっても露骨な行動を取らない人は別に害もないので仮にチラッと、内心では性的な目で見てたとしてもそのくらいなら許容する。
しかしあからさまに(浴槽内と違いお湯が無い分オトコのカラダが見やすいという考えで?)サウナに居座り他人をジロジロ見るゲイを野放しにするのは政治的にも正しいのだろうか。
熊さんはじつはゲイではないかも知れないが彼に限らず同じ問題は起きうる。
「同性愛者風呂」を作る?そこに入る男(もしくは女)達はお互いが性の対象という事になるがいわゆるハッテン場にならない?ゲイ証明書でも発行して、ゲイは異性サイドの風呂に入れる?
ゲイの人がジムや銭湯に通う権利を含めて、全てを認めるべきとした上でノンケが被害者にならない方法は何かあるのだろうか?自分の考えとしてはゲイが風呂にいたとしても気にしないからあからさまな行動を取らないで欲しいということなのだが統一的なゲイ団体があるわけではないし、ノンケの男にも痴漢なりレイプなりをして男性側の信用を毀損するヤツがいるぐらいなので良識に任せる系の対策は無意味なのだろうなとも思う。どうすりゃいいんだろうね。
トアル村の宿には公衆浴場があり、男湯、女湯、混浴、その他にも色々な専用浴場がある大規模なものであった。
ヴェノラ一行は様々な側面から考え、それらを秤にかけた結果、男女別で入ることを決めたのであった。
リ・イチとウロナは、何らかの効能があるかもしれないし、ないかもしれない温泉で旅の疲れを癒していた。
浴槽の湯が熱めなのか、外界との温度差なのか湯気がすごいことになっていて、あなたたち視聴者には湯気しか見えないかもしれないが。
なお、彼女たちはタオルを湯船につけてしまっているが、これは複数の公序良俗を秤にかけた結果であって、湯船にタオルをつけることを推奨した表現、演出ではございません。
「ウロナ、あなたはとても綺麗な肌ですね」
「それはどうも」
「触ってみてもよろしいですか?」
「そうですね。私が愚かでした。許してください」
「許しましょう」
何たる健全。
一方、ヴェノラたちは……
「隣の浴場から、仲間たちの声が聞こえるな」
「そうだな。周りに迷惑をかけるから、もう少し静かにするべきだ」
ヴェノラがふと辺りを見渡すと、疑わしい行動をする者がいた。
「む、そこのお前。何をしている」
「ノゾキだ」
不届き者の登場に二人は憤る。
「ノゾキはよくないことだぞ」
「なんだテメエ。如何にもノゾキしそうな顔をしているくせに、つまらない正論を吐きやがって」
何たる偏見。
「なんて奴だ。法の裁きを受けよ」
「残念だな。法はあっても、裁くものはなかろう」
「仕方がない、ならば俺がこらしめてやる。溜飲を下げさせてもらう」
改めて説明しなければならない。
「ジャストコーズ、オン!」
ヴェノラには独特のパワーが備わっており、彼は正当な理由があるとき目的を最大限遂行するための力を一時的にその身に宿すことができるのだ。
その正当なる拳の角度と熱さは45度。
「あっちいいいい」