はてなキーワード: サイドブレーキとは
たまーにさ
隣の会社の私が以前所属していた会社のね重役の車の移動をしたりするときがあるんだけど、
なんか3年ごとに新しく車が変わってそれはそれでいいけれども
これってどうやって止まんの?って
フットブレーキかと思ったらフットの足元にはボール的なアワーしかなくて、
ペダルもない!ってなったの!
そんで見つけたのが、
左側にスイッチ状の電動ウィンドーのスイッチみたいなのがあって、
へーいまこれこんなことになってるの?って
なんかブレーキ掛けた感が一切ゼロなので慣れないと気持ち悪いわね。
私はマニュアルトランスミッションの車しか乗れないので、
いや実際AT車にも乗れるんだけど
好んで乗らないわ、
さすがに急発進しそうで怖いのよ。
だってバックするのにドライブより前にギアを入れるのって人間の行動的にもおかしくない?って思うのよね。
最初慣れないと、
ギア後ろに入れていたつもりになっていたらバックの格好をして後ろを見いてアクセルを踏んだら前に進んだのでビックリしたわ!
そんでさ
挙げ句の果てにこれもはやサイドブレーキもスイッチ状になって掛けた感じがしないのはもはやブレーキ効いてんのかしら?って初見で乗るそう言う車には戸惑いを隠せないわ。
ここで隠さず発表しているけどね。
今でこそ私の自分のもプッシュスタートでエンジンがかかる仕組みだけど
これ鍵穴がないけど、
どうやってエンジンかけんの?って恥ずかしい思いをしないように必死に隠していた山脈に向かってヤッホー!って叫んでいたのよ。
あ!これ鍵穴刺すタイプのかー!ってミランダーカーばりに思っちゃうのよね。
新しいものだと最初分からないときがあって新鮮みがある刺身の旨味ばりに
ちょっと刺激的よね。
ワサビがピリリと効いているみたいに!
最初はもう
自動運転車の登場の前にもうブレーキすら無いのかしら!って改めて思ったことを悔やむし恥ずかしいと思った次第よ。
今度から私はスイッチタイプのサイドブレーキの車も操作ができること請け合いなのよ。
成長で前進したい気持ちにブレーキを掛けているみたいな言い方でしょっと変な感じだけど、
うふふ。
たまにはこう言うパンにも憧れを馳せ参じるのよね。
朝の元気はつけておかないとね!
明日春がきたらの松とは違う松よ。
水出しルイボスティーウォーラーが朝の爽快な目覚めを迎えてくれるわ!ってぐらいに
ごくごく美味しく飲めちゃうレヴェルよ!
いやーこの季節また来たわね!って
逆にまだこの季節なのにこの暑さか!って思ってしまいそうだけどね。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
バスが急坂でブレーキが効かなくなって横転事故を起こした件で、個人でバスを所有する変態さんが検証動画を出しているが、
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1959853
前提の知識が全然共有されてないのが気になった。なので説明を書く事にするよ。
まず元記事のバス個人所有氏は2速で下ってるんだが、バスやトラックというのは2速で発進する。1速は急勾配での坂道発進とかの緊急用で普通は使わないのだ。
乗用車のオートマだと「PRND21」とレンジが分かれていて、2、1レンジではギアが固定される。峠の下りでは2速で下ると思う。1速に入れるって事は余り無いと思われる。その1速に入れてると思ってくれていい。普段じゃそんな運転する機会はないと思う。
動画では2速で下って回転数がレッドーゾーンに入って警報が鳴っているが、これはデモンストレーションでやっている事で、普通のバストラックではこういう運転はしない。
バストラックは大体100万キロ走って廃車になるのだが、そのディーゼルエンジンも精々オーバーホール一回程度でその距離を走り切る。乗用車と比べると非常に頑丈なエンジンなのだ。
だが頑丈に作ってあるために作動部が重い。その為にオーバーレブ(回転数数オーバー)に大変弱いのだ。ガソリン乗用車のつもりでシフトアップを引っ張る走り方をしていると壊れてしまうのだな。
だから彼の道路での実際の走り方は3速でリターダー動作(後述)か2速でオーバーレブしない速度って事になる。
アクセルもブレーキも踏まず、エンジンブレーキだけで抑速する。また、バストラには排気ブレーキとリターダーというエンブレの強力版が付いており、そのスイッチがハンドル左手にある。車種によるがウインカーレバーを向こうに押すタイプと、ウインカーと別に短いレバーが生えているのがある。動画でカチカチ言ってるやつだ。
これのスイッチを入れたり切ったりして速度を調節する。
ヘアピンではぐっと速度を落とす必要があるのでそこだけで足ブレーキを踏む。ブレーキ「ずっと踏みっぱなし」は絶対にNGだ。というかそんな運転するのはちょっと考えられない。
ブレーキを踏みっぱなしにして加熱させるとブレーキが効かなくなるが、その原因は2つある。
ブレーキライニング(押し付けられる摩擦材)が熱で滑りやすくなる事。「段々効かなくなる」のが特徴。
フェードが起きると独特の匂いがする。東武東上線とか伊勢崎線の古い電車で駅に着いた時に床下とホームの隙間から香ばしい匂いががした事ないだろうか?実はこれがフェードの匂いなんですな。MT車でクラッチを滑らした時とかも同じ匂いがするよ。
電車のブレーキはどれも同じ構造なのに東武の旧型車だけがあの匂いするんですな、不思議である。
あの匂いがしても東武電車は普通に走れるが、車だともうダメ。冷えると効きは幾分戻るがシューが変質してしまっているので交換か灼けた表面を削らないと効きは元に戻らない。
ブレーキ油が沸騰して水泡が出来る事。「突然、全く効かなくなる」という恐ろしい特徴がある。
ブレーキペダルの踏力の伝達には分子量の高いアルコールなどの液体を使っている。液体は圧縮できないからそのまま力が伝わるが、これが沸騰して水泡が出来てしまうと体積が千倍にもなり、また気体は圧縮できるから踏力が気体の圧縮に使われてブレーキを押す力にならない。
この両者は相反するものじゃなくて連続して起こる事もある。フェードが起きるとブレーキが効きにくくなるのでより強く踏まないとならない。そうすると発生する熱量が増えてそれでヴェーパーロックが起きてしまう。
で、増田の見立てだとこの事故の原因はヴェーパーロックだ。その理由には更にバスの構造を知ってもらう必要がある。
バスのサイドブレーキは、乗用車のように手でギギギと絞り上げるようなものではなくて、運転席の小さいレバーを倒すと全力で掛かるようになっている。
元々、バストラもハンドル式だったが、掛かる場所が違った。サイドブレーキはミッションについていたのだ。
昔のバスが終点に着くと、「ユッサユッサ」と揺れていたのを覚えているだろうか?これは車輪ではなくてミッション軸にサイドブレーキが掛かっていたからで、そこと車輪の間にあるシャフトやデファレンシャルギアの隙間、自在ジョイントのたわみのせいでユッサユッサしてたのだ。
だがこれはジャッキアップすた時などにデファレンシャルギアのせいでサイドブレーキが掛かっていない状態になり危ない。また急勾配で確実に止まっていられる事が車両法で定めらると、手で絞り上げる式では確実性と力が足りない。
なので、ブレーキのバネを普段は高圧空気で抑えておき、空気を抜くと強力なバネが全力でブレーキシューを押し付けるという方式に変更された。
画像を見たら一目瞭然だが、https://www.tbk-jp.com/products/brake_01.php
さて、変態バス氏の動画を見返して欲しいが、4:40頃から事故車両のブレーキ痕が続いている。
これはサイドブレーキが作用して後タイヤがロックしたって事である。
サイドと足ブレーキはシューが共用だ。もしフェードが原因だったらロックできないのではないか?
だとすると消去法でヴェーパーロックという事になる。
バスのブレーキ構造は、前がディスク、後ろがドラムというのが一般的だ。
見てもらうと一目瞭然だが、google:image:バスドラムブレーキ バスディスクブレーキ
ドラムというのは熱がこもりやすいがシューの摺動部とピストンの距離がある上に接触部が狭いところがあるので熱が伝わりにくく、ヴェーパーロックは起こりにい。
一方、ディスク式は摺動部とピストンが近い上に接触面積も大きいので熱が伝わりやすい。故にこっちの方がヴェーパーロックはし易いのだ。
だから後輪ドラムのフェードは大したことが無く、故にサイドブレーキは効いたが前輪のヴェーパーロックが来て全く減速できなくなったと考えるものである。
サイドブレーキが効いても減速できなかった理由は、一つは荷重の問題。下りでは車体がつんのめっているから荷重は前に移動する。だから後輪はロックしてスリップするがグリップ力が足りず減速できない。
この荷重移動を利用したのがドリフト走行なのね。ブレーキで前に荷重が移動している時にハンドルを切ると普段より舵が効く。前輪を中心に車がスピンしようとするからそこでサイドブレーキを引くと後輪が滑りだすってわけだね。
もう一つはホイールパークブレーキのせい。レバー倒すと後輪に全力でブレーキが掛かるので走行中ならいきなりロックする。スリップ状態はタイヤの摩擦力が低くなるから減速力が足りないって事になる。
よく出てくる排気ブレーキとは何かだが、エンジンブレーキを強力にする仕組みだ。
エンジンは2回転する間にピストンが2往復して1サイクルとなるが、爆発(燃焼)工程の前に空気を圧縮せねばならない。ディーゼルでは断熱圧縮で熱くなった所に経由を噴霧して燃焼させる。この圧縮には力が居るのでエネルギーロスだ。
圧縮の後に燃焼がなければロスだけが存在する事になる。エンブレはこの圧縮のロスを抑速に使っている。
排気ブレーキはここで更に排気管を塞いでしまうのだ。エンジンは圧縮ロスで虐められているのに更にペッと吐き出した息まで塞がれてしまう。とんだ意地悪だ。苦しいようやってられないよう、って事で更に速度が落ちてしまう。
排気ブレーキの作動中は「ドドドド」とエンジン音が野太くなって、解除時には「プシュ!」というのが特徴だ。
リターダーにはオイル式などもあって、これはオイルの抵抗でエネルギーロスをさせようというもの。木の板でかき混ぜる草津温泉の湯もみは水の抵抗があって結構大変、汗が出ちゃう。これと同じ仕組みだから湯もみブレーキと覚えてもらって差支えない。
でも日本のバスで一般的なのは、圧縮解放式ってやつで、これはエンブレの超々強力版である。
エンブレは圧縮ロスを利用するものだが、ピストンで圧縮された空気はその後どうなる?燃料が無くて燃焼されなくても、圧縮された空気はバネみたいにピストンを押し戻すのだ。
そこで圧縮解放式では意地悪して圧縮しきったところで排気バルブをちょっと開いてしまうのだ。すると圧縮空気は逃げてしまう。
更にまたすぐに閉じてしまう。すると今度は1気圧の所からピストンを引いていく事になるので真空ポンプの負荷が出来る。これで超強力なエンブレが出来るという訳だ。
新宿区の牛込柳町の交差点は急坂の底にあり、自転車で通る時に坂の上から一気に下りその勢いで向こう側の坂を上りたくなる。が、この交差点には信号があるのでそれをさせず停止状態からエッチラオッチラ上る羽目になる。
故に圧縮解放リターダーは柳町信号ブレーキと覚えてもらって差支えない。
圧縮開放式は空気が圧縮されたところでバルブを開くので動作中は「ンババババ」と結構派手な音がする。
因みにVTECみたいな可変複数カムによって実現されている。バストラもハイテクなのだ。
ある。
ブレーキ液には高分子アルコールを使うが、これは水を吸う。すると沸点が下がる。ブレーキは水が掛かる足回りにあって、そのピストンにはゴムのパッキンで水を防ぎ、ブレーキ液が漏出するのを防いでいる。
しかし窓をカッパギで拭いた時、水は残らないがなんかしっとりしているよね?あれが蓄積して水を吸い、200度以上ある沸点が150度くらいまで下がってしまう。この為に車検の度にブレーキ液は交換するのである。
因みにレースではもっと沸点が高いシリコン系が使われるが、これは親水性が無いので混入した水が水のままで存在してしまう。するとピストンが100度になると容易に沸騰してヴェーパーロックを起こし危険である。だから公道での使用は禁止されている。レースカーはレースごと、雨が降ったら走行ごとにブレーキ液を入れ換える。ブレーキ液にアルコール系を使うのはこのせいだ。
だからもしも車検(1年)ごとにブレーキ液を交換していなかったら沸点が下がりヴェーパーロックはし易くなる。この辺は国交省の調査を待つしか無いと思う。
また、少しではあるが、高山に上がって気圧が下がると沸点も下がる。
最後になるが、大型2種免許は他の免許取得後3年経たないと受験資格が無い。プロ中のプロのドライバーで、フェードしたりヴェーパーロックさせたりする運転というのはちょっと考えにくいんだよね。急坂であれば排気やリターダーのオンオフだけで慎重に下り足ブレーキには頼らないものなのだ。だから増田もちょっと腑に落ちない事故なのだ。
正月に家族で旅行中、親の代わりに車を運転することになった。その車の任意保険は本人(親)のみだったので、コンビニで一日任意保険に加入することにした。コンビニのマルチコピー機で必要事項を入力するのだが、自分の免許証の有効期限を入力するとエラーとなる。よく見ると、和暦が去年のもので、更新期限を11か月過ぎていた。最近の免許証には西暦も併記されているが、当時は和暦のみだった。
このことに気づいたときは血の気が引いた。マイカーを有効期限が切れていたときも運転していたことになり、宅配便の営業所止めの本人確認証として免許証を提示したこともあった。
旅行中はスマホでググりまくって、今後の方針を検討した。運転免許試験場が自宅から自転車で30分の場所にあるので、自動車学校ではなく試験場での一発試験(飛び込み受験などとも言われる)で受けることにした。
旅行から帰宅後、免許証の更新案内のハガキが冷蔵庫に貼ってあるのを見てショック。うちの冷蔵庫には書類や封筒が大量に貼ってあり、ハガキはその中に埋もれていた。過ぎたことはどうにもならないので、試験場に行って免許証の失効手続きを行う。失効から6か月以内なら免許証が再発行されるが、6か月超から12か月以内は仮免許からのスタートだ。やむを得ない理由があれば期限が延長されたりするが、ただの忘れはもちろん対象外だ。自分は普通(準中型5t限定)と中型二輪の免許を持っていたが、限定なし普通のみの仮免許となった。
試験場に隣接して、安全運転協会が運営する練習場があって、ここでは試験場と同じ車種で模擬場内コースや、実際の路上試験コースを走ることができる。仮免許でも指導員(免許取得3年以上)の同乗で公道を走行可能だ。早速、路上試験練習を申し込み、その日のうちに練習することにした。申し込む際、指導員の方にMTでええのか、久しぶりならエンストしまくるでとアドバイスをもらったが、マイカーがMTなこともあり、当然MTで進める。料金は50分・約9,000円。
当地の路上試験コースは3つあり、どれになるかは路上試験が始まるまでは分からないため、3コースを覚えておかなければならない。まあ、経路が重複するコースもあるし、所要時間は15分くらいなので、それほど難しいことではない。指導員の方にコース上で気を付けておいたほうがよいポイント、悪い癖の指摘を受け、今後の練習に大変役に立った。練習終了後、路上練習申告書というもの書いてもらった。学科試験を受けるには5日間の公道練習が必要で、練習日や同乗者の氏名などを申告書に記入するものだ。ちなみに、エンストは練習車に乗り込み、駐車場から発進するときに1回だけした。恥ずかしいね。
仮免許で公道を運転する場合は、仮免許の標識(自動車学校の車のついているやつ)を車の前後に掲示しなければならないため、Amazonでマグネット式ものを購入。マイカーに父親が同乗してもらい、路上練習をしていくことに。23時くらいに自宅を出発、路上試験と同じコースを数回走って帰宅する練習を2時間×4日行い、路上練習はクリアだ。特に意識するのは、ウインカーのタイミング、交差点右左折時の寄せ、見にくい横断歩道の徐行、ポンピングブレーキ。路上コースのうち一つだけ、片側二車線で交通量が比較的多い国道の路肩がスタート地点のものがあり、試験がこのコースになったら嫌だなと思ったりした(フラグ)。路上試験後の場内課題は縦列駐車と方向転換があり、縦列駐車は父親の会社の敷地内で練習させてもらった。方向転換は駐車場に後ろ向きで止められるなら余裕、と思っていたので大して練習しなかった。
次は学科試験に合格する必要がある。自動車学校では技能試験→試験場で学科試験の流れだが、一発試験では逆なのだ。参考書を買って勉強する。特に重量制限などの数字は忘れていることが多いので、これを機に復習する。問題をランダムに出してくれるありがたいサイトも活用した。学科試験・路上試験は平日しか実施していないので、有休を使って会社は休むしかない。結果、学科試験に無事合格。受験料は約3,500円。
これで路上試験を受けられるようになったが、受験は予約制で、電話ではなく現地窓口でしか予約できない。その日のうちに予約して、2週間後の受験となった。会社に有休の申請も忘れずにしておく。ここからはYouTubeで運転動画を見て勉強する。
路上試験の当日。緊張しながら自転車で試験場に向かう。一発試験の合格率は5%とかなり低いことや、落ちてしまったらまた有休を使わなければならないので、挑戦は数回だけだ。受付後、受験時間まで待合室にあるコース図を見ながら脳内で何度もシミュレーションする。あのコースだけはやめてくれとついでに祈る。受験料は約5,000円。
集合場所は試験場の発着場で、時間前に自分を含む受験生3名が集まった。40代くらいのおじさんと、30代くらいのお兄さんだ。緊張しているためか、会話は無い。集合時間となり男性試験官2名が登場。ここでコース発表が行われ、自分は例のコースとなった。最悪だ…。同乗はおじさんと試験官2名、お兄さんは受験生同乗なしのコースで、自分達が終わってからのスタートとなった。まずはおじさんの番で、お手並み拝見だ。何回かすでに受験されているらしい。手荷物をトランクに載せ、自分は左後部座席に乗り込む。
おじさんの運転といえば、加減速はスムーズだったが、信号待ちで毎回サイドブレーキを引いていたり、内掛けハンドル(手のひらを外に向けて握る)で曲がっていたり、ポンピングブレーキをしていなかったり。どうなんやろ、と思いながら見ていた。
そんなこんなで例の片側二車線の路肩に止まり、自分にスイッチ。乗り込み、シートベルト、ミラー類確認。エンジンスタート。サイドブレーキを解除しつつ左右後方確認後、発進。ここで状況は、200m前方の信号が赤、右車線は埋まっており、自分の車線の前方は空いている。クラッチペダルから足をゆっくり離していくもなかなか動かず、焦って回転数が4000くらいまで上昇。試験官から「ゆっくり」とアドバイスをもらいつつ、やっと動き出した次の瞬間、試験官が補助ブレーキを踏む。ちょうど、右にいたダンプがこちらの車線に入ってこようとしたのだ。ダンプのクラクションのおまけつき。試験中の車両になんてことするねん…。すみません、と謝りつつ再度安全確認をして無事発進。試験官にブレーキを踏まれたことで一発アウトやん、でも降りてくださいとは言われてないし、なんでやろ?慣らし走行(スタートから100mくらいまでは減点しない)扱い?まあアカンやろうし次の試験日はいつがいいかな~と、ため息をつきながら上の空で運転していた。態度悪い。
何事もなくコースを走り、ゴールの試験場の発着場に到着。合格ならこのあと場内課題があるが、試験官から2人とも降りて手荷物をトランクから出すように言われ、やっぱり落ちたんや…と確信。おじさんが試験官と話しをしている。どうやら落ちたらしい。自分の番、試験官から車に乗ってくださいと告げられ、テンション爆上がり。すまんな、おじさん。おじさんはリタイアし、ここからは試験官2名が引き続き同乗。
場内課題は方向転換。この課題は時間無制限で、安定を取るためアクセルを吹かさずクラッチワークだけでノロノロと後退。何なら1回だけ前進して切り返しちゃう。発着場に戻り、合格を告げられ、やった!と声に出る。試験官にあのときブレーキ踏まれましたよね?と聞くと、踏んだ。けどその後はよかったので合格とのこと。具体的な点数みたいなのは教えてもらえない決まりがあるので、詳細はわからないがよかった。
このあとは待合室に戻り、技能試験合格証を受け取る。その際、免許交付まで練習運転はしないように言われる。たしかにそうだ。それと、取得時講習(危険予測講習・応急処置・高速教習)を自動車学校で受けなければならず、県下の受付学校リストも貰う。自分で自動車学校に電話して、取得時講習の予約を取らなければならない。取得時講習を休止しているところもあった。朝から夕方まで丸一日の講習だ。同県内ではどの学校でも料金は統一されており約15,000円。2月だったせいか、直近はほとんど予約が取れず、一番早い学校で1か月後という感じ。しかも平日しかやってない。
取得時講習はその学校の教習生と一緒に運転する機会もあり、これが一発試験合格の運転やでと心の中で自慢しつつ、無事講習終了。
翌日、免許証を受け取りに試験場を訪れる。免許の発行は平日限定。免許の受け取りは教室で行うが、自分は自動車学校の卒業生とは違う列(一発試験や再発行組?)で、他に4人くらいいた。無事、免許証がもらえ、マイカーを運転できるようになった。仮免許練習後、1か月半くらいは乗ってなかった。ただし、緑色なので初心者マークは必須だ。
一発試験の話はここで終わり。かかった費用は5万円くらい。期間は3か月。仮免許から自動車学校に入校すると、費用は倍以上するのではないだろうか。問い合わせていないのでわからないが。
後日談として、初心者マークなのはなんだか癪だと思い、中型一種を取得時講習を受けた自動車学校で取得することにした(さすがに中型以上を一発試験は無理なので)。中型以上の免許では初心者マークが不要となる。ほかに不要となる条件があるようだが、これが確実だ。本来、中型一種は2年以上の普通免許所持が必要だが、免許再取得前の期間でも適用できるので、運転免許経歴証明書を試験場で発行してもらい、これを自動車学校に提出すればOKだ。2か月くらいかかって無事卒業、青色免許となって初心者マークも卒業となった。ただし、初回更新扱いは継続で、3年後に更新手続きが必要だ。ちゃんと更新手続きしてきたので、同じような境遇にあった人の助けになればと思って書いてみた。
我ながら情けない話だけど人生で誰かにモテた経験がなさ過ぎて、自分みたいな喪女相手でも穴さえあればそれでいいっていう猿がいる可能性を失念してたんだよね
元々ボディタッチ多いおっさんだったけど、営業職の体育会系ってこんなもんかなーくらいにしか思ってなかった、数か月前の自分アホすぎ
営業先で用事済ませていつも通り帰社するもんだとばっかり思ってたら全然知らん道走ってる、そん時もメシ連れてってくれんのかなーくらいにしか思ってなかった、助手席の自分アホすぎ
人気もなーんもなくて雑草ぼーぼーのだだっぴろい市営駐車場ついて、隣が墓地だったから知り合いの墓参りか?とかまだのんきに考えてた、その時に限ってスカート履いてた自分アホすぎ
「そろそろいいよね?」の意味が分かんなくてしばらく間抜けにただへらへら笑ってたし、おっさんがスカートの中に手突っ込んでくるまで本当に何も気付いてなかった
ユニクロで二枚セット980円のパンツをずり下ろされそうになった瞬間、恐怖より思考より何よりも先に「病気だけどいいですか?」って言ってた。今思うと意味わかんなくて草
おっさんは一瞬で固まって、「ビョウキ?」と初めて聞いた単語みたいにカタコトで言った。
私はようやく思考が戻ってきて、いやゴメン戻ってきてないかもしれない、何か聞かれるよりも先に「うれしい!私、性病持ちだからだれにも相手にしてもらえなくてずっと悩んでたんです」って前のめりで言った。おっさんはスカートの中から手を引いた。
それからはおっさんは私のほうを見ようともせずしっかりハンドル握って、「なんか今日暑いね、会社の方が涼しいかもね、アハハ」とか笑って、サイドブレーキをがちゃがちゃやってた。すごい慌てて、事故られても困るから、「運転代わりましょうか?」って言ったけど、今までにない優しい声で「いいよ、座ってなよ。疲れたでしょ」とか言われた。今日の取引だって私おっさんの隣に座ってただ笑って資料出し入れしてただけだけどな。
そのあと車内は無言のままどこにも寄らずに会社へ直行、車を停めた途端おっさんは「急ぎの会議があるから!」とあわただしく駆けて行った。走る背中に「車のキー返しときますよ」って言ったけど、無視された。
その日の定時すぎ、うしろのデスクのお喋りデリカシー皆無男こと私の従兄弟が「おまえ病気持ちなの?」と聞いてきた。一日すら黙ってられんのかおっさんは。
「病院行ったことないから知らない(※マジで健康体すぎて物心ついてから健康診断と予防接種以外一度も病院に行ったことない)」と言ったら、「てかヤったの?」と興味津々な様子で聞かれた。お前それが聞きたかっただけだろ。
デリカシー皆無男は放置して、定時前に約束をとりつけておいた上司(もちろんおっさんではない、おっさんより上の人)に事の顛末を報告…しようと思ったけど上手く言えなくて、「社用車のドライブレコーダーって車内の様子も分かるようになってますか?」みたいな意味わからんことしか聞けなかった。
優上司はある程度察してくれたらしく、「落ち着いたらでいいから、話せるときに話して」と言い、しばらく私の業務をひとりでもくもくとやる作業(タコ部屋みたいなもん)にしてくれた。
タコ部屋作業に3日で飽きたので3日目の夕方に時系列をまとめた文書を優上司に報告した。優上司は一応社用車のドラレコを確認してくれたらしく、掠れた音声だけではあったが何が起きたかを察するのは容易だったかもしれない。
自分が明確に拒否していないので対応は難しいかな、と思ったけどあの日から2週間も経たないうちにおっさんは営業部から姿を消していた。
高校を卒業してから2社、正社員として働きましたが、どちらもうまくやってこられませんでした。
それから発達障害と診断を受け、障害を持っているということをオープンにして働きはじめました。
働き始めてから1年ほどたちましたが、うーん、今回もうまく続かない気がします。
長々と前置きを書いてしまいましたが、この記事で伝えたいことは、
「ADHDで一番大変なことはなにか」ということです。
「数秒前のことを突然忘れている」というのが、一番キツいなあと、思っています。
この数秒前のことを突然忘れているというのが、どういうことかというと、
「ちょっとした頼まれごとをされ、移動した瞬間に他のことを思い付き、頼まれたことを忘れる」
こういったものですね。
会社のデスクには常にメモ用紙を用意しておくとか、頼まれたことはとりあえずメモしておくなど、
自分の外に記憶しておくことで、うっかり忘れてしまうのを防げるんですね。
もともと私はメモを取るのが苦手でしたが、ADHD用の薬(ストラテラ)を飲むことで、
話を聞きながらメモを取るのがそこそこできるようになりました。
メモを取れない状態で発生する忘れ物、これはどうしようもありません。
これが本当にキツいのです。
例えば友人とサイゼリヤに食事に行って、パスタを食べたとするじゃないですか。
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ぼく「さて、割り勘にしようか。」
友人「よろしい」
ぼく「僕が君に1000円を渡すから、君が支払いをしてくれ」
友人「わかった」
ぼく「店員さん、お会計をお願いします。これは2000円です」
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このように、お金を渡したことを言われるまで忘れていたりとか。
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相手「連絡先交換はしないんですか?」
ぼく「そういえばそうでした」
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彼女を作るのを目標にしてたのに、LINEの交換を忘れてたりとか。
メモを見ることができない状態、もしくはメモを取るまでもないことを忘れているのが、きついのです。
そして、何を忘れるかわからないことが、大変なのです。
ある日はスーパーに車を置いて徒歩で帰りました。
(これはAndroidを探す機能でなんとかなります。デスクトップパソコンはなくならないので)
そして、日常生活と同じ頻度で、仕事でも毎日何かしらの記憶の抜けが出ます。
「そんなこと絶対間違えるわけないだろう」
ということが、何かしら抜けているんです。
そして、そういう細かいミスでどんどん信用と信頼を失っていって、職場にいづらくなって、
辞めていくのが、ADHDの人のよくあるパターンじゃないのかなあと思います。
(ミスの多発以外にも、コミュニケーションが取れていない・空気が読めていないなど、他にも原因はいろいろあると思いますが)
ADHDきついなーってのを、文章に一回起こしてみたいなあと思い、書きました。
おわりです。