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2024-04-16

COLD SLEEP1巻

病院で目覚めた22歳の青年は、自身名前すら忘れた完全な記憶喪失に陥っていた

交通事故で頭を強く打った後遺症のようで、一般常識はあるもの過去の思い出を何一つ覚えていない

22歳でフリーターをしていたらしいが、入院している間に家は家賃滞納で追い出されており貯金も少なく退院後の行き場はなかった

しかし、友人だという少し年上の藤島さんが同居させてくれ養ってくれることになった

藤島さんは、以前の青年写真家志望だったからと写真専門学校に行くよう勧めるがピンとこない

本格的な高価なカメラプレゼントしてくれたりするが、特に本腰入れて写真技術を学びたいとは思えない

思い出せない「以前の自分」に戻そうとする藤島さんに苛立ちを感じる

それと同時に「今の自分」を見てほしいのだと、異常に献身的で養ってくれる藤島さんに恋をしているのだと気づく

コンビニバイトするようになり、ふとケーキを買って帰ったところ藤島さんは美味しそうに食べてくれた

厳しい親に育てられ甘いものを一切禁じられていたという藤島さんは大人になってから極端な甘党になっていた

藤島さんを喜ばせるためケーキ屋の開拓をするようになってから青年はあるケーキ屋の主人と親しくなりその店に転職

パティシエを目指すようになった

藤島さんは、以前は写真家志望だったのにと不満そうではあったが受け入れてくれた

実は青年交通事故人身事故で、相手一方的な過失があるとはいえ青年のせいで死んでいた

資産家の家に生まれ藤島さんは親の遺産である会社を売ってつくった莫大な金を遺族に投じて刑事事件を力技で回避して青年を守っていた

被害者の姉が納得できずに青年を襲った際に藤島さんはかばって負傷

どうしてそこまで藤島さんが自分に尽くすのか青年は怖く思うほどだった

本当はただの友人ではなく恋人同士だったんじゃないかと問いかけ、答えようとしない藤島さんを青年は抱いた

2巻

青年製菓資格を取り順調にキャリアを積み重ねつつ藤島さんとラブラブな日々をすごしていた

手に余る高級カメラは専ら藤島さんをハメ撮りするのに使用

藤島さんは青年記憶喪失になる以前のことを回想する

藤島さんはさる資産家に生まれ

色々あって家庭はギスギスしていたが、父親婚外子を引き取ったことで更に悪化

その婚外子少年が後の青年だった

少年の実母はろくでもない女で元からネグレクトの末に失踪し、仕方無く引き取った父にも愛情はない

無関心な父と憎悪を向ける母に苦しめられている少年を放っておけず藤島さんは隠れて優しく接した

干渉母親性的なことを極端に抑制されている藤島さんは、少年を抱きしめて眠っていたある晩にふと少年ちんちんをしごいた

少年は唯一心を許していた藤島さんにイタズラを受けたことに泣き、藤島さんを拒絶しもう誰にも心を開かないようになった

中卒で少年家出して親たちも探すことはせず、藤島さんは自分のせいだと後悔した

両親が相次いで亡くなりしばらくしてから青年事故意識不明になっていることを知らされた

また身辺を検め、青年がろくでもない薄給仕事で苦しい生活をしていることや

そんな中でも貯金して写真専門学校を目指していることを知った

最悪な環境の中で荒みきった姿を知っていただけに、青年が夢を持って生きていてくれたのが藤島さんは嬉しかった

藤島さんは事故を処理し彼の夢を支えることが償いになると思った

青年がなにもかも忘れて恋人になったことに喜びはあったが、罪悪感もつきまとっていた


3巻

アラサーになった青年はある日目覚めて、なんの前触れもなく事故以前の記憶を取り戻した

引き換えにそれ以後の記憶は失い、知らない部屋で目覚めたこと、鏡に映る自分が老けていることに恐怖した

しかも部屋を調べたら、かつて幼い自分にイタズラした最悪な存在である藤島さんとのハメ撮りが出てくる

カレンダーを見れば数年が経っており、外に出れば土地勘のないところで、青年は途方にくれる

記憶喪失になり、それをいいことに性犯罪者藤島さんにいいように丸めまれたのだと怒りに燃える

藤島さんをボコボコに殴ったりもしたが、他に行けるところもなく少しずつ関係は軟化

パティシエとしての頑張りが評価され、町の菓子屋ではなくハイレベルな店に修行に行く話もあったことや、

状態が落ち着いたらひとまずうちの店に復帰すればいいよと言ってくれ実の息子のように扱ってくれる店主の存在

それらは、婚外子だの中卒だのでどこにいっても軽んじられた青年がかつては持たないものだった

記憶を取り戻す前の自分の方がよほど人に必要とされて愛されていたと青年は突きつけられる

製菓技能記憶とともに失い、道具を持てば体が覚えてる、などということもなく青年はなんのスキルもないアラサーおじさんに成り下がった

趣味映画干渉

って後輩にコナン映画見に行きましょうと誘われたんだけど怖い

本当は親に直接言った方が良いのかもしれないけれど

いい大人になってから反抗期が来て、今年の年初から家族(・親戚全員)と一言も話したくないという状態が続いている。

両親は私を育ててくれた。教育お金をかけてくれた。でも、恨んでいることがいくつかある。まとまりがないが、自分が嫌だったことを書いていく。

両親・親戚全員が学歴

親戚

小学生の頃、勉強を習っていた親戚に言われた。

「○○ちゃん勉強の仕方が適当から東大は無理ね」

東大に入れなくてごめんなさい。実際私は勉強の仕方が適当かもしれない。でも私、東大を目指すなんて1度も言ってない。それに10歳そこそこの子供にそんな呪いをかけないでほしかった。

そして大学受験が終わったとき両親に言われた。

「親戚の言う通り、東大にはやっぱり入れなかったね。」

お父さん、お母さん、東大に入れなくてごめんなさい。でも、そもそも私は東大受験すらしていない。それに親戚も両親も誰も東大なんて出ていない。自分東大に入れていないのに、なぜ子供東大に入れると思うんだろう。

祖父母

祖父母には慶應こそが素晴らしい大学だと子供の頃から言われていた。祖父母慶應卒の芸能人のことはすごく応援している。特に幼稚舎から慶應の人のことは無条件に評価している。

「○○ちゃんは将来慶應医学部ね」

おばあちゃん慶應に入れなくてごめんなさい。でも、うちには慶應医学部に行くお金はないよね?

両親

私の両親はいつも学歴の話ばかりする。年がら年中夕飯のとき東大合格者数の話が話題に出る。名門中学の情報にも詳しい。

あなた高校、3年前と比べて偏差値が2上がって、○○高校より高くなったわよ。」

「○○高校最近進学実績が伸び悩んでいるのね。」

テレビを見ていても出演者出身大学の話ばかりしている。

私の友達の進学先や就職先も根ほり葉ほり聞かれる。

「○○ちゃんはどこの大学に行ったの?」

両親が顔も見たことのない友達の進学先を何度も何度も聞かれる。「分からない」と言うと「仲いいんだから、分からないなんてことないでしょう。」と言われる。本当に分からないのに。

「○○くんは△△銀行内定したらしいわ。」「○○ちゃんは××製薬に内定したの?すごいじゃない。」

お父さん、お母さん、ごめんなさい。私はお父さんとお母さんが望むような大学には入れなかった。キラキラした就職をすることもできない。

母に言われた。

「○○ちゃん地元公立高校から塾なしで慶応大学らしいわよ。コスパがいい人っているのね・・・。それに引き換え、うちは。これだけお金をかけてMARCHだったら目も当てられない。」

お母さん、コスパの悪い子供でごめんなさい。でも、私は子どもの時気づいたら学習塾に入っていた。中学校ときも、私は数学の塾には行かなくていいと主張していた。私がコストをかけるよう頼んだわけではない。思わず腹が立って言ってしまった。

「お母さん、コスパがいい子供っていうのは遺伝子がいいんだよ。結局遺伝子の差じゃないの?」

私は両親より学歴は劣っていない。コスパは悪いかもしれないけれど、ジェネパはそんなに悪くない。

教育虐待ぎみ

学歴厨の両親だったので、もちろん教育には本気である

ようやく歩けるようになった頃から公文式を始めて、毎日プリントを5枚解いた。それでも両親に言われた。

「○○ちゃんは1日10プリントを解くらしい。もうXXレベルなんだって。」

私は怠惰子供でごめんなさい。

公文式に加えて、小学校低学年のときから両親が買ってきた「トップクラス問題集」など高難易度問題集を解き始めた。週末に時々テストも受けた。

週末は泣きながら問題集を解いていた記憶がある。映画に連れて行ってもらったある日、両親の想像していたよりも学習の進捗が悪かったようで、めちゃくちゃ怒られて泣いた。

小学生の頃は両親によく叩かれたり蹴られたりしていた。

鍵をなくした等仕方がない理由ときもある。でも、お母さんも鍵をなくして、家の鍵をすべて交換していた記憶があるけれども。

私は挨拶をしたのに、親がそれを見ていなくて挨拶をしていないと思い込んで「挨拶しろ」とめちゃくちゃ叩かれたとか

工作教室で「AかBを作る」という指示で、私以外みんなBを作っていた中で私だけAを作っていたら「人の話を聞け」とめちゃくちゃ怒鳴られて叩かれたとか

いまだに納得のいかない理由で叩かれたことも多い。

中学受験ときのことは思い出したくない。小6の夏休みは1日中毎日家でも塾でも怒鳴られ続けて本当に辛かった。親が机を叩きながら怒鳴っているのに対して「ここのところ毎日こんな感じね」と離人症のような状態で思っていた。怒った親が机にバンバン叩きつけたせいでベコベコになった過去問勉強するのは辛かった。

結局、1番難しい学校には入れなかった。お母さん、立体図形が分からなくてごめんなさい。

中学2年生の8月下旬夏休み宿題をやっていないことがバレてめちゃくちゃ殴られて蹴られたのが最後の「教育虐待ぎみ」エピソードである

夏休みも残り2週間以上あったし、なぜそんなに怒られないといけないのか私には分からなかった。深夜にお父さんに部屋の隅まで追いかけられて顔を何発も叩かれたり殴られたりして、お腹も何度も蹴られた。

正直なところ、初潮が来るか来ないかという頃の子供のお腹を「宿題をしていない」という理由で何発も何発も蹴るのは、人間としておかしいのではないかと私は感じた。

お母さんも止めなかった。

あなたが悪い。普段優しい人は怒ると怖いから。」

お母さんはお父さんのことを「優しい」と言ったが、私には理解不能だった。気分にムラがあり「機嫌が良いときがある」というのが適切な表現である

「お前はダメ人間だ」「中学校をやめさせるぞ」「お父さんはあなたスポンサーなんだから言うことを聞きなさい」

いろいろ言われた気がする。せっかく中学受験をがんばって入った学校をやめさせられたくなかったから、そこからすぐに表面上は宿題を終わらせた気がする。

観察の課題があって、都会育ちの私は苔なんてどこに生えているのか分からなかったから、適当な苔の絵を描いて提出した。あとからネット検索したら苔のすがたは私が描いたものとは全然違っていた。

その後、殴られたり蹴られたりすることはほとんどなかったけれども、最後まで両親は私が勉強以外のことをするのを嫌がった。私の勉強以外の側面には興味がないようだった。もし勉強が得意でなかったら両親の私への愛情ゼロだっただろう。私は両親にとって勉強以外価値のない人間なのに、中途半端学歴でごめんなさい。

大人になってから教育虐待をされた子供が親を殺した滋賀佐賀事件の話を両親にした。

「うちはそんなことがなくて、優しい両親で良かったね。」と言われた。自覚がないのかと愕然とした。

「私は自分の子供に中学受験をさせたくない。」と言った。「私たちあなた勉強を強いたっていうの!」と怒って、私のいないところで泣いていたらしい。

干渉

私の両親はおまけに過干渉だった。スキンケアをしたり髪を整えたりすると「色気づきやがって」と言われた。だから、今でもおしゃれができない。

親の目の前では自分の好きな娯楽いっさいを楽しむことができなかった。親の好きなワイドショーやらクイズ番組やらを見るだけの休日

高校の初めまでは定期的に必ずケータイチェックがあり、親にLINEの友人1人1人を指さして「これは誰だ」と聞かれた。様々な閲覧履歴ファイルもすべて見られた。年賀状もすべて検閲されていた。

高校生まで私はほとんど自分の使えるお金がなく、バイト禁止されていたので、スタバにいる高校生が理解できなかった。電車に乗る距離を徒歩で移動することでなんとかお金を浮かせてブックオフ100円の本を買ったりコンビニコーヒーを買ったりするのが楽しみだった。

未だに実家に帰ると誰とどこに行って何時に帰るかを報告しなければならない。

でも、お父さん、お母さん、そこまで干渉したのに、私は小5からFC2を見て、中2から金融商品を買っていた。意味なかったですね。

最後に両親へのメッセージ

両親は私のことを育ててくれて、話していて楽しかたこともあった。教育にもたくさんお金をかけてくれた。

両親にはこれまでの人生で様々な苦労があったことも分かっている。苦労が多かったか子供への愛情の注ぎ方が分からなかったのかもしれない。それでも頑張って育ててくれたことは伝わっている。

でも、今は距離をおきたい。

今年の年初、親が能登半島地震被災者差別的発言をしたときに、もう私の心は限界を迎えてしまった。これ以上、親の言うことは一切聞くことができない。理想の子供を演じることはできないし、親孝行もできない。今の私には親の価値観が歪んでいるように感じられる。歪んだ価値観が自分に伝播するのが怖いので、親とはもう一言も話したくない。お父さん、お母さん、親不孝な子供でごめんなさい。

2024-04-14

東京だといろんな人がいるけどそれって自由ではなく他人への無関心だと感じる

なにをやってもいい自由を感じることはない

無関心さも東京他人から干渉されたくないという人が集まってできた街だからだろうなという感覚

anond:20240414012046

いや、だから離婚した後も性的虐待をした父親子供干渉できる共同親権がまずいって話だろ?

2024-04-13

anond:20240412204224

A子「生まれつきツヤツヤの髪なのでシャンプーに拘りありません」

B子「生まれつきボサボサの髪なので高価なコンディショナーを使ったり美容院に頻繁に通ったり苦労を重ねツヤツヤの髪を手に入れました、費用を捻出するために苦労して働きました(だいたい水商売)」

C子「生まれつきボサボサの髪だけど身を削ってまでツヤツヤ髪を手に入れようと思わないのでボサボサ髪のまま太陽の下で楽しくピクニックします」


この中でいじめが発生しましたと言われたら

A子が嫉妬されてB子C子からいじめられたのかな?と思ってしまうけど

実際はB子が生まれつき綺麗なA子をスルーして

髪にお金をかけなくても平気な顔をしているC子を人格否定してピクニックもやめさせようとする

咎められても「C子は努力するべきなのにピクニック遊びをしてサボってるから努力不足な面を叱ってあげているだけ」と開き直る

サボってるも何も他人プライベートの過ごし方なんて干渉したり支配する権利なんてないのに


今回は髪の毛に話題を絞ったけど

キンキンに冷えた飲み物多種多様具材の入ったおにぎりを用意するかぬるい飲み物昆布だけのおにぎりで済ませるか、

ハイブラを着るかずんだもんみたいな色のアクシーズスカートを履くか、

整形をするかしないか

育児に追われるか独身のままか、激務で高級取りになるかゆるいパートで安月給になるか、とか色々なパターンがある

能動的に苦労を取る女はそうしない女をいじめる機会をいつも探している

お互いリスクとリターンを天秤にかけ納得して選んだはずの道なのに

干渉せずにいられないって結局のところ自分の選んだ道に納得していないんだろうな

anond:20240413004933

父親のもとで幸せ暮らしていた子供共同親権によってまた毒母にとりつかれて人生破壊されるのか

かわいそう

殴る蹴るや性暴力と違って、過干渉毒親って事件化しにくいし法律強制的に離れられないようにされたら地獄だな

2024-04-11

特殊超能力を描いた作品

ジョジョホワイトスネイクとかヒロアカオールフォーワンみたいに

超能力存在自体干渉できるやつはメタ的に一段上に立ってるわけで

どうしたってラスボス能力だよね

真◯苑の功罪

私にとっての功罪というか、今は信仰とは距離を置いていて向こうの人たちとは没交渉です。

子供の頃から親に巻き込まれる形で流されるままやってきて、長じて大人になり結婚を機にほぼ関わらなくなった自分が改めて思うことを綴ります

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小学校低学年の頃に母が入信し、そこから日曜は母に連れられて精舎に行く日々に。

ちなみに父は反対していた。(母が強引に勝手に父の入信届も出していたけども)

小さい頃から行っていたので素直に信じていたけど、ずーっと子供は親の言うことを素直に聞くのが修行みたいなことと親への感謝を言われ続けていて年齢が上がるにつれてうんざりしていた。

母は独善的で過干渉な人で、あなたのためによかれと思ってとよくいい、自分が求めたことが受け入れられるまでどこまでも引かない人だったので、イヤイヤながらしたがっていたけども、物心つくかつかないかの頃から親に反抗していた私は、親の言うことを素直に聞かない自分ダメなヤツだという思いと筋が通らないおかしい主張をなぜ受け入れなければならないかという思いの間で揺れながら子供時代を過ごしていた。

母と喧嘩になると、私が母に反発するのは背後にいる呪縛霊のせいだとか御先祖様が水神を利用するだけ利用して疎かにしていたからだとか言ってきて嫌だった。

こんなに親と衝突しないといけないのなら将来子供は持ちたくないと思うほどだったし、自分子供として可愛げがないということにも嫌気がさしていた。

余談だが、教義が家父長的というか今は変わってるのかもしれないけども妻は夫をたてて素直に受け入れるのが大事で、自分配偶者理不尽であってもそれは過去因縁で与えられた試練みたいな感じでたまに明らかに配偶者がモラなのに、至らない自分が悪いんだみたいなことを呟いてるXのポストをみるともやる。

進学して家を出ても、行った先の信者の方にお世話になりながら最寄りの精舎に行っていた。(母による手回しにより)

社会人になってもそれは続いていたが、一人暮らし薄給なのに、定期的に先祖の供養のための施餓鬼護摩お布施をむしり取られるのが地味に痛かった。(5000円〜10000円ぐらい/回)

これまた余談だが、真◯苑は経済的には良心的な宗教法人だと思う。誓願しても最大で毎月3万円ぐらいのお布施だった気がする。(お布施とは言わないが独自用語なのでわかりやすお布施と言っています)

個人金銭的な負担は薄く広くと言ったところか。

その割には、立川に大きな精舎を作ったり、三越を通してオークション流出しそうだった仏像を高額で競り落としたり、村山工場跡地を買ったりと沢山お金を使っていてその財源は一体どこから?と素朴な疑問として思っていた。

若い頃は苛烈だった母も歳をとり、自身病気になったりでだいぶ弱ってパワーダウンし、もう真◯苑には関わらないと宣言したわけでもないが、あれしろこれしろとは全く言わなくなって私は完全に離れ、ホッとしている。

思うに私は信仰をするには怠惰すぎた。早起きして公園掃除をすることも、友人を失う覚悟勧誘することも嫌で仕方がなく、それよりもいつまでも寝ていたいとか友達と遊びたいとかそう言った目先の利益のために信仰することをやめたと言っても過言ではないだろう。多分後悔はしていない。今とても楽だから

それでも時たま、後ろめたく思うのは、悪い因縁を断ち切ってなくて子供達に引き継がれたらどうしようとかそう言うことをふと思ってしまうし、色々な恩を受けたのに仇で返すような生き方をしていてこのままで済むわけがないともたまに思うからだ。

死んだら菩薩にはなれないだろうし… まぁもういいけど。

真◯苑に限らず、よく「大難を小難に。小難を無難に」と界隈では言われるが、そう言うことを能登大地震にあった人にも正面切って言えるのかと思う。

私はあの地震被害を見て神も仏もないとつくづく思った。もしそれでも仏はいるというのであれば、仏とはなんと無慈悲存在か。

それでも、生き残った人たちで真◯苑を信仰している人たちは信仰があってよかったんだろうと思う。

母にもあってよかった。違うものに走っていたら周りの人間も母自身も今よりも断然酷い目にあっていただろうから

代表について一言。直に話したことはないけども、5メートルぐらいの距離対峙した時にこの人はすごいお坊さんだと思って、なぜか知らないが涙がブワッと出てきてすごい奇跡みたいな人だと思った。カリスマ性がすごかった。

そして、つくづく私にはこんな立派なお坊さんにはなれないと感じた。

まぁこんな感じです。

もう2度と戻ることはないと思うけど、歳をとって子供達が独立して配偶者もいなくなったらまた信仰しようと思うかもしれないとも思う。

批判を目にしたりするとそんなことないと思う気持ちもあり、なんと思っていいのかわからないのが正直な気持ちだ。私の人生にとっては、いい面も悪い面もあった。それだけ。

2024-04-04

会社の創立20周年の記念日に、社長アンドロイド採用してきた

 それから一年間、俺はそれを溜飲に入れたままで手をつけず、でも腸は煮えたぎっていた。アンドロイド自分上司になったのは十八ヵ月ほど前だから、他が同じことをしても安全なのはほとんど間違いないはずだけど、俺が自分上司のことをSNS罵倒していたのが重役にバレたらどうなるかは、想像する気にもなれなかった。

 俺は翌週の午後まで待った。その時間、重役は会議に没頭する。俺は自分の部屋のドアを閉めて、カーテンを引いた。ドアには鍵がなかったから、アカウント偽装してアイコンを隅まで塗り潰したものの、モニターをじっと見つめたままでいるうちに画面が暗くなってしまった。VRの中で、元上司のことを考えた。元上司は俺も持っているのと同じ業務が原因で職を失ったが、目の見えなかった期間が長すぎたのでESC(Employment Support Center)の力では光を取り戻すには至らなかった。元上司が見せた将来への信頼が揺らぎはじめる。元上司業務内容と俺の業務とは同じ系だが、取り掛かり方は個々人それぞれだ。俺は職を失うハメになりたくない――それに、俺がもたらそうとしている変化は、社長のところへ行ってアンドロイドの設定をもとに戻せば取り消せるものだとはいっても、それは重役に気づかれずにできることではなかった。

 ゴーグルを揺すってふたたび明るくし、アプリの起動画面を表示した。この幻想的なアイコンのような鮮明で新緑の葉が木に宿っているのを、俺は見たことがない。けれど旧世代的な家庭環境を持つ友人たちが、寓話とも呼べる”新緑の葉”を見つけることは自分たちにも全然できないと確証してくれたことがあり、その言葉を疑う理由はなかった。俺の職場環境は、人間の三種類の性格類型論の典型的な反応と同じように分類することで、人の力量を最大限発揮できるよう最善を尽くす。だが、単なる分類しかしていないわけではなく、ほかの選択をすることもできる――その選択した場合、俺は職場の中に新しいハードウェアを入れることなく、社会心理学的なこれまで以上の就労を得ることが出来るのだ。

 その仕組みはこうだ。俺の人工学データじゅうに散らばっている量子シナプスには数百万個のスペアが含まれていて、機能中のセクターのどれかが故障したときに代わりができるように待機している。そのスペアは、前もって特定言語思想に割り当てられてはいない。なぜなら、たとえば代替需要右翼的左翼的に偏った場合に、左翼派に割り当てられたスペアが、うまい棒チーズみたいな人気味によって場所ふさぎに終わることがないようにするためだ。そして選択後に俺の思想を真似る手段は、形式分子言語フィルターではなく、量子井戸全体に一連の電圧を設定するというものなので、スペア表現できるのは民主主義共産主義のような二元論限定されない。社長が送ってきたアンドロイドは、各員に指示して俺たちの持つスペアのすべてを覚醒させ、さらに、覚醒したスペアをもともとの思想領域あいだとその両側、計四つの新しい帯域に同調させることができた。

 俺はマウスホイールを指先でなでながら、結論を出そうとしていた。アンドロイド上司が俺を他の社員と同じにしている。アンドロイド上司のおかげで俺は人々の中に紛れ込んでいる。それ以上のものを望む理由は? 統計学的運命まかせにされていても、俺はあと二十年、完全に職を失うことはなかっただろが、友人は実行できるもっとも早い時期に代替手段選択し、俺はこの環境適応する機会を最大限にあたえられた。

 だが、それは十八ヵ月前のことだ。俺の頭にまだ新しい環境を意義あるものに出来る柔軟性がある今、この試みがなかったら、自分がなにを逃したか死ぬまで分からないままだろう。

 決断を引きのばさせていたマウスから指をいったん離して、そのあとすぐ画面のボタンクリックする。

契約更新

 会社アンドロイドの優位性と実務証明必要としたが、どちらもアンドロイドの取扱説明書にはっきりと記載されていた。メーカー保証書は既に期限切れだが、なにも無効にはなっていなくて、HPの長たらしい前書きが謳うところによれば、このアンドロイドは定期検査をする技術従事からその作動を完全に隠すことができる。休止状態に戻しても修正不能な誤りが生じないかぎりは、企業アンドロイド思想ブールに干渉したことは一生発覚しない可能性もあった。

 次の局面では優位な反応を示していた。標準の思考はい・いいえ)の曲線はすでにかなりの部分が重なりあっていたが、青の曲線はそこからほぼ完全に離れたところにあった。デフォルト選択されているのは、青と赤のあいだにふたつの新しい曲線を押しこんでからさら折衷案の端にひとつ否定案の端にひとつの曲線を付け加える方法だ。 ”逆方式”のデフォルトもひと組用意されていて、それは新しい思考のさまざまな組みあわせからどのようなかたちで情報を引きだすかを指定するものだった――あらゆる人間の頭の中で赤と青の反応の違いが計算され、脳へ送られるのとまったく同じようだ。

 そうした構造をなにかしら編集する――そのプロセス企業独自のひねりを加える――ことを考えると、緊張で手が汗ばんだ。理想的思想範囲がどんなものか、俺自身個人的な考えを作り上げようとしても、どこから手をつければいいのかさえわからない。それは同時に、俺がデフォルト設定を許可するとしても、それが悪意に基づいた選択ではないことの証明だともいえるだろう。けれど、表示されているいくつかの曲線の整然とした見た目には、心落ち着かせるものがあった。密着して並ぶ曲線の小さな山の各々は、隣の山から約八十ナノメートル離れた波長で頂点に達していて、行政上の認可領域を均等かつ効率的カバーしている。そのどこかにおかしな感じはなかったし、生物学的深層レベルの複雑な正当化なしには納得できないところもなかった。なにも変更は必要ない。

 俺は『続行する』を押して、次のページに進んだ。

 警告

 あなたアンドロイド思考セクターを起動・再同調させると、アンドロイドの脳の思考経路に永久的な変化を生じさせる可能性があります。このアプリ思考オリジナル状態に戻すことができますが、あなたアンドロイド挙動に関しては、われわれはそのような保証をいっさいいたしません。

 決定の責任はすべてあなたにあります

 <NIプロジェクト

 この警告に俺はまったく動じなかった。アンドロイドが受けとったり受けとらなかったりする情報によって改変されるというのは、俺にとって目新しい話ではなく、取扱説明書にでかでかと書いてあることだった。アンドロイドの登場は日本を救うのにはちょうど間に合ったが、俺を救ってくれたほどの効果があるものではまだなかった。さまざまな規模の企業自治体たちもアンドロイドを導入している。考えれば考えるほど確かだと思えてくるのは、俺がこのチャンスをふいにしている間に、同僚や俺の友人たちが俺のはるか先を全力疾走して谷の反対側に姿を消してしまうのがいちばん恐ろしい、ということだった。

 俺はさらに『続ける』をクリックした。

 警告文はプログレスバーに取って変わった。アプリアンドロイドの共同作業の進行状況を、バーの上の文章が警告するのを俺はまじまじと見ていた。スペアセンター工程作成センサーの内部テスト、再同調、再テスト

 プログレスバーが八十五パーセントのところで一時停止し、アプリが俺に、AI制御されているか、適切な業務可能か、と尋ねた。思考クリアで、業務環境は整備済みだった。俺は社内からアカウントを追い出し、スマホをひらいて自分アカウントを部屋に導き入れてから社長にもらったアクセスキーテーブルに置き、それからアンドロイドに投じる思弁ベース連続した帯になるまで前後に調整した。

 アプリに指示されるまま、俺はゆっくりと帯を動かして、スペクトルの左から右へ、赤の端から順に少しずつ青を動かしていった。スピーカーからナノメートル数字カウントされるのは、アプリが量子ブールにおこなった微調整をあらゆる波で検証しているためだ。それはとても劇的で俺に高揚感をもたらした。

 アプリが終了を告げる。 

完了

 スマホを見ると、プログレスバーは百パーセントに達していた。画像ズームアップして、環状の帯がふたたび表示された。それが広がり点になるとアプリは終了し、俺をスマホホーム画面をじっと眺めた。

 扉を全面に閉じて、部屋を空白で満たす。なにひとつ前と違って見えるものはなかった。周りを知覚するのに何かの変化が生じるまでには数日から数週間かかることもある、と注意を読んでいた。しかし、苛立ちは安堵に相殺された。俺が今ほかに何をしたにしろ、少なくともアンドロイドに害を与えても職は失ってはいなかった。

 次の数日間、俺は職場実験場にして、同僚の意見に対して独自判断をしたようなアンドロイド言論に悩まないことを学習した――いうまでもなく、人権無視や、パワハラや、答えようのない曖昧質問につながるような、それよりはっきりした反応を見せないことも。明らかに動揺する新入社員や、競合他社びいきの上司を見て、ニヤニヤ笑いをこらえるのが無理そうになったときには、自分だってどこを取っても同じくらい馬鹿みたいに見えていることを思いだすようにした。そのためには鏡は必要なかった。ちらっとシャツの汗の染みに視線を下げれば、それはまるで洪水の水が引くときに残していった灰色の沈泥のように見えて、こみあげる恥ずかしさがきっちりと唇から笑みは拭い去った。

anond:20240404084711

2個目はもっと(僕みたいな)素人向けだね

量子物理学の初期にはそもそもよくわかってなかったのでノイマンみたいな天才論文以外で言ったことがいろいろ尾鰭ついたみたいだね

一つ知らなかったのが、有名なダブルスリット実験スリットが一つでも干渉は起きて波になってるってるってところ

後半に1個目のビデオペンローズの話が出てきてそれに対する一般的批判説明されてる

このビデオではmeasurementというのは3 :42辺りで言ってるように観察する方法との相互作用とするのが普通と言っている

観察するというのは見てる人が居るとか居ないとかではなくて、光が当たったことが「観察」であるという話

ダークパターンがアウトならソシャゲなんて全部アウトにならないか

行為強制

ギルドレイドのシステムによって強くならないと仲間に迷惑がかかると思い込ませる。

プレイするためにグーグルプレイDMMアカウント必須

インターフェース干渉

宝箱を開ける時に課金して鍵を買う方が目立つようなUIにする。

ゲーム起動と同時に最新ガチャ情報を画面いっぱいに表示して強調。

執拗な繰り返し

閉じても閉じても次々に出てくる新作ガチャの告知。

ガチャ告知が毎日1回は再表示される。

緊急性

期間限定ガチャ限定キャラクター(復刻なし)。

妨害

引退すると抜け忍扱いされて信者ファンネルに襲われたりリアフレとの関係悪化する。

スニーキング

引退したゲームのサブスク引き落としに気づかずに月チケを買い続けてしまう。

社会的証明

◯◯◯万DL達成!今なら◯回ガチャ無料

2024-04-02

NHKはなぜ解体されないのか

安倍晋三時代政治にも散々干渉されてるからNHK理念とやらも形骸化テレビを置いてない見てもいないのにただヤクザのように金を毟り取る組織と化した

無くて困ることなんてある……???

anond:20240402141825

地域社会子育てを担うって、それこそが戦前戦後農村部の子育てだったじゃん。

家庭の子育てに、地域社会が良くも悪くも干渉することになるよ。

2024-03-30

anond:20240329224225

そうですね、基本的には相手の心を知るということが重要です。

練習として、自分の心を観察してみましょう。

1. あなたの心はどんなとき快楽を感じますか?いつ不快を感じますか?いつ苦しみを感じ、いつ喜びを感じますか?つまり、感じたことに気づいてください。

2. その感情は、なぜそう感じますか?原因はなんですか?あなたをそのような感情にさせる経験に心当たりはありますか?

3. 感情はどのような順番で訪れますか?

分かりづらいですね。ちょっと私の視点で例を考えます

例えば、目の前の人が包丁を握って玉ねぎを切っていたとします。私が後ろから声をかけると、その人は振り向く。そして包丁の先も一緒に私の方を向いた。キラリ

私は不快を感じるでしょう。関係性によっては、それを口にするかもしれません。

ですが、重要なのは不快を感じたことに気づくこと、そしてなぜ不快を感じるのかということです。考えてみましょう。

これを探るためには、感情が成立しない条件を挙げるとわかりやすいです。

例えば、もし包丁が視界の外にあれば、包丁の先を向けられた事による不快は感じなかったでしょう。つまり、それを認識たか不快になった。

例えば、包丁が何なのか知らなければ、不快は感じなかったでしょう。つまり包丁が固く、鋭く、そのようなものは人を傷つけると私は学習していて、だから不快になった。

例えば、より遠くの位置関係であれば、不快は感じなかったでしょう。それはなぜ?

私はなぜその条件なら不快を感じなかったか

私は思い返してみます。あのとき何を感じたのか。ゆっくりスローモーションで。

包丁気づき、その後、包丁の先が向けられていることを認識します。

そして……想像したことに気が付きました。その先が自分に突き刺さる事故を。人間本能的な予測衝動に従って。

そして、想像によって私は架空の痛みを感じ、それが真実の恐怖になったことに気が付きました。突然の恐怖は、驚きの発生に繋がります

人間はそのように驚かされると、その事自体不愉快に感じるものです。自分攻撃を受けている(と錯覚する)からです。

そして、怒りが訪れます攻撃には、報復を。おお、驚嘆するほど一瞬の、精緻で語り難い、複雑で出来事です。人間の妙。

私が包丁を向けられ、不快になり、ひとこと言いたくなったのは、このようなメカニズムが私の中で働いていたからでした。一件落着。

…というのが、私の言う「心の観察」です。

自分ではない人間として自分を観察し、どのように感じるかを理解することが、まず一歩。

これを無意識にできるようになると、自然相手の心の動きにも目が行くようになります

これが、言葉ではない話し合いの一歩、心を聴くということへの手がかりです。

ただし、他者の心の機微を知ることは、ご存知のように大変難しい。

基本的に分からないことは実験で試すのみです。

いろんなものを見せてみましょう。いろんなことを言ってみましょう。そして観察するのです。目線、表情、呼吸、声色、仕草……

話を聞いてみてください。相手の前に立つのではなく、横に立って同じものを見てください。相手が何を想像しているかを知る必要があります

提示と、リアクション確認。この繰り返しです。

ひとつひとつ出来事は一面しかしませんが、百回行えばその人の百面が見えます。知りましょう。

自分を知ることも、人を知ることも、実験と観察の繰り返しです。

あなたの言う問題というのも、その延長線上で観察する必要がありますあなたに起因するのか、相手に起因するのか、どちらもなのか。あなたとその人の間に、何が起こっているのか。

何をして、何のリアクションがあって、それが起こるのか。因果を観察し発見してください。因果のない出来事存在しません。

問題というのが何のことか、具体的には書かれておりませんので、具体的なことは申し上げられません。

ただ、まず観察の手段、知ることの正しい手段を取ることが重要だと私は主張します。

知れば、道が見える。

人の世は複雑です。だからこそ答えは観察からしか得られません。そして、人は道理因果を見つけたなら、干渉できます

そのときようやく、あなたは、あなた自身の力によって、問題解決できます

未熟な私から申し上げられることは以上です。

幸運祈ります

2024-03-29

世界情報理論

多世界解釈量子力学観測問題に対する一つの解釈で、宇宙波動関数実在のものとみなし、その波動関数シュレディンガー方程式に従って時間発展すると考える。

この解釈では波束の収縮は起こらず、代わりに重ね合わせ状態干渉性を失うことで異なる世界分岐していくと考えられる。

しか意識がどのように一つの分岐選択するかについては疑問が残る。多世界解釈ではすべての可能な結果がそれぞれの世界で実現するとされている。

意識が一つの分岐を「選択」するのだろうか。それとも意識のすべての可能状態がそれぞれの世界で実現するのだろうか。

この解釈物理学者哲学者の間でさまざまな議論引き起こしている。特に多世界解釈が「存在論的な浪費」であるとの批判もある。

まり観測できない多数の世界を考えること自体論理無駄だというものである

ところでエントロピー一般的には系の「乱雑さ」や「不確定性」を表す量として理解されるが、エントロピーが低下するということは「秩序」が増すということを意味する。

観測によって情報が定まることによってエントロピーが低下するという観点から見ると、系の状態特定状態に「収束」するという意味理解できる。

ここで情報理論について見てみると、観測者が持つ知識が、観測対象に対して影響を与えうるのではないかという疑問が生じる。

ジョン・フォン・ノイマンは、1932年の著書 「量子力学数学的基礎」において、精神現象に直接的に影響を与えないという前提が科学世界観にとって基本的要請であるとして、実験系と測定側の境界を置けなければならないと述べている。

しか観測主体対象エントロピーを低下させるという事実無視することはできない。これは環境対象相互作用した場合デコヒーレンスとは違っているのである

熱力学第二法則では基本的に2つのことを述べており、一つはデコヒーレンスによるエントロピー増加、もうひとつ観測によるエントロピー低下である

観測者が系に知識をもたらすことによって情報が積み重ねられていった結果、現在世界存在すると考えれば、本質的情報理論こそが量子力学の基礎を成していることがわかる。

しかしこの情報理論は諸刃の剣であり、つまり世界の安定性がなぜ保証されるのか不安になるので、当面の物理学要請として量子力学から情報理論の側面を剥ぎ取ることが要求されるだろう。

機能不全家族代表格、過干渉母親と家庭に無関心な父親の家庭でまともな環境だったやつ見た事ないんだけど、まともな家庭な奴いるんだろうか

エリック・ホッファー

 ここで、私が知識人という言葉で何をさしているのかを述べておきたい。私のいう知識人とは、自分教育のある少数派の一員であり世の中のできごとに方向と形を与える神殿権利を持っていると思っている人たちである知識人であるためには、良い教育を受けているとか特に知的であるとかの必要はない。教育のあるエリートの一員だという感情こそが問題なのである

 知識人は傾聴してもらいたいのである。彼は教えたいのであり、重要視されたいのである知識人にとっては、自由であるよりも、重要視されることの方が大切なのであり、無視されるくらいならむしろ迫害を望むのである民主的社会においては、人は干渉をうけず、好きなことができるのであるが、そこでは典型的知識人不安を感じるのである。彼らはこれを道化師の放埓と呼んでいる。そして、知識人重視の政府によって迫害されている共産主義国知識人を羨むのである

2024-03-26

要約:過干渉ヒスママ育ちが陥る罠

1. 筋を通す社会性と妥協的な社会性について

社会性には二種類ある。一つは「筋を通す社会性」で、法律礼儀を守り、社会ルールに基づいて適切な判断と行動をする能力のこと。もう一つは「妥協的な社会性」で、本当は筋を通したいが地位が低いため妥協するしかない種類の社会である

筋を通す社会性は自分地位や人脈、能力範囲内で発揮され、責任が重い仕事をしている人ほど求められる。一方、妥協的な社会性は地位が低い人ほど求められ、長期的には損をする行為である

理想的には可能な限り筋を通す社会性を発揮し、必要に応じて仕方なく妥協的な社会性も発揮するのが健全な状況である。豊かな暮らしを実現するには筋を通す社会性が必要不可欠である

2. 過干渉ヒスママ子供に教え込む妥協的な社会性の弊害

干渉ヒスママは筋を通す能力が低いため、子供妥協的な社会性を求めてしまう。過干渉ヒスママにとって社会性とは「自分のご機嫌を取ってくれること」である

一部の先生妥協的な社会性を子供に求める。習っていない方法問題を解いたら間違いとするなど、質の低い妥協社会性を教え込もうとする。

このような環境で育つと、「自分にとって正しいこと」と「自分がどう行動すべきか」が分離してしまう。健全に育った人には理解できない、病的な発想になってしまう。

妥協的な社会性を発揮すると短期的には揉め事が減るが、長期的には損をする。筋を通せるなら通した方が良い。しかし、過干渉ヒスママ子供意思尊重するような高度な感情はない。

3. 妥協的な社会性を身につけた人が陥る罠

罠1:妥協的な社会性を先に身につけてしま

干渉ヒスママや一部の先生から質の低い妥協社会性を教え込まれ子供は、「自分にとって正しいこと」と「自分がどう行動すべきか」が分離してしまう病的な発想になってしまう。

筆者自身経験として、勉強無駄を省いて成績を上げたが、新しい先生から「手を抜きたいだけではないか」と言われ、反抗すると陰湿に虐められた。親も先生言葉が通じないため、塾を辞めることができず、妥協的な社会性を発揮した結果、「このタイミングでは〇〇するべきなんだろうな。。。で、私は何をすれば良いのだろう?」という発想になってしまった。

妥協的な社会性を身につけると、短期的には揉め事が減って得をするが、長期的には損をする。筋を通せるなら通した方が良いが、子供には人権がないため難しい。

罠2:クズ説教される

困難な状況に陥ると、「自分問題があるから困難な状況に追い込まれている」と考えてしまいがちであるしかし、これは落とし穴である

「きっと自分おかしいんだ」と思った時、寄ってくる人間は「だからお前はダメなんだよ」と説教したいだけのクズである。彼らは確実に勝てそうな相手を選び、マウンティングすることで自尊心を満たしている。

偉そうにしているが、冷静に彼らを見てみると大したことがない。筆者にマウントしてきた人物は、大学留年しているくせに「高学歴底辺よりFラントップ」と言ってきたが、これは認知が歪んでいるから出てきた言葉しか思えない。

罠3:常識的に考えても解決策が出ない

罠1で妥協的な社会性を植え付けられ、罠2でクズから説教されるため、底辺に陥った人間必要なのは「周りの意見無視して自分が正しいことをしてみる勇気である

自分問題があると思うと自分を信じられなくなるが、そのような状況で自分に向けられるアドバイスクズ妄言なので、自分の考えでなんとかするしかない。

まずは自分で考え、自分の考えの通りに行動することが重要である。その過程で適切な社会性を身につけることができる。そうすれば、バイトが務まる程度にはなり、普通に働ける程度にはなる。

人は自分経験したこと以外は共感理解もできないため、底辺に陥った弱者男性の状況を適切に理解してアドバイスすることは難しい。

おまけ. 人間関係にブランクが出た人の改善方法

機能不全家庭に生まれ複雑性PTSDを抱えると人と関われなくなったり、社会生活が困難になったりする。そのような人が人間関係を築く方法は、人間関係を形成するとき目的に注目することである

新しい環境に移動すると、初めは「新しい環境の人と仲良くすること」が人間関係の共通目的になる。次に、「自分趣味を共有したい」「自分の身に起こった面白い話を共有したい」などに移行する。

しかし、人間関係にブランクがある人は、「健全に生きてきた人が何を考えているか知りたい」「新しい人と仲良くしたい」といった目的で止まってしまう。そのため、最初は仲良く話せても人間関係が続かなかったり、ぎこちなかったりする。

人間関係を形成するときは、相手との共通目的を持つことが重要である目的に注目することで、人間関係の改善が期待できる。

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素直に読みづらかったのでClaudeに突っ込んだ。満足。

anond:20240326151906

お前に口出しされなくても考えてるだろ よく他人家族の縁切れとか気軽に言えるよな 幼稚すぎだろ

(anond:20240326152246)

切った方がいいものはい

この増田なんかたぶん参考になると思うぞ

 

干渉ヒスママ育ちが陥る罠

https://anond.hatelabo.jp/20231206015315#

2024-03-25

ゴミ父親

大学生にもなって家族と出掛けるとかしたくないんだけど。気持ち悪すぎる。過干渉から嫌われるんだよほんとに。なんかストーブで汚い水虫スリッパ乾かすし無職だし汗臭いしほんと父親いらない。生まれてくる家間違えた

2024-03-24

僕の考えた最強のファンタジー戦士

金属魔法干渉するならシーフみたいな身体能力魔法戦士で、軽量皮装備の竹槍で、誰も登れない高所に登って魔法詠唱。きたない。ずるい。

みんなも最強キャラ考えた事あるだろ?書いてよ

2024-03-22

anond:20240322141051

厨二というかなんかカッコいい(小並感)が必要なら、エリック・ホッファー、かっくいい(小並感)

 

まったく学校へは行かず、複数言語(ドイツ語ラテン語ほか)・化学物理学鉱物学、数学地理学植物学など様々な学問を独学(図書館)で修めるだけの才能を持ちながら、

炭鉱夫・日雇い労働者季節労働者として放浪して何十年と働いて、

40歳になってようやく留まるようになっても、沖仲仕(おきなかし。船と陸の荷物の積み込みとかする港湾労働者)やって、

縁あって大学教授の得ても、沖仲仕仕事も65歳まで続けた

肉体労働とは無縁で、ただ頭だけで何事も理解した気になる知識人に対して、ホッファーは一貫して辛辣批判を投げかけてた

これが本物ハードボイルドよね。アキ・カウリスマキ監督作品も割とこれ感じる、カッケー

世捨て人になることなく、他者との関わりのなかに生きながら、他者干渉しようとはしないこと。誰かを貶めるのでも、誰かに認めてもらうのでもなく、自らの価値自分自身によって証明すること。それこそが、ホッファーの考えた「真に生きる」ことであり、「すべてが可能であると感じる」ための唯一の生き方だったのかもしれない。

 

教えることのいかがわしさ:エリック・ホッファー田中淳訳『波止場日記――労働思索』(みすず書房、2014) - うろたどな

https://urotado.hatenablog.com/entry/20190904/1567530695

 

様々な学問をぽんぽこ修める高IQ別にあってもなくても別にどうでもいいけど、肉体労働DIYをこなせる器用さと筋力と体格、これはあったらな・・・とは思うよ

まぁ、極端に不器用ゴブリンでクソオタもやしでも、自分に出来ることやればいいだけなんじゃがの

自分に出来もしないことやって、楽しむ時間なくなったら、何の意味も無いもの

 

適性や自分に出来ること考えず働くのはただの洗脳教育洗脳労働から

2024-03-21

ファイナルファンタジー16の評価音楽が一体となるべき

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/note.com/chumatsu/n/nf7465e239c20

このnoteエントリー自体個人の感想なので特段言及するつもりはないんだけど、久々にはてブFF16の話題が上がってたので思わず書きたくなった。

ちなみに私自身はFFシリーズと同い年、11と14も含めてすべてプレイ済み。

さすがにスクエニの大作ということもあり、発売前後メディアによるレビューもにぎわった。

FF16がリリースされて1年近く経ち、ユーザー評価も一通り出た感はある。

駄作ではないがゲームとしてみると面白味にかける』

ストーリーが浅い』

一理無いとも言えない。

が、私としてはほとんどのレビュー評価において欠けている要素があると感じる。

それはサウンドトラックに関する言及であるFF16は音楽ありき。

とても良いなんてレベルではなく、FF16は音楽がセットとなって評価されてこそ初めてトータルの評価ができると思っている。

思うに、音楽言及されずに評価されるFF16なんてオペラなのに音楽について語られないも同然。

個人的にはFF16の評価のうち3割は音楽が占めているといってもいいくらい。

ゲームにおける音楽空気雰囲気表現する手段としていまだに最重要要素と思っている。

グラフィックス技術の発達によって視覚情報情報量がかなり増えたが、

ゲームにおいてディスプレイを超えてプレイヤーが存在している現実空間に直接干渉してくる要素は、いまだに音楽だけなのです。

まぁ私は長いこと音楽をやっているので、平均よりは音楽過大評価しているかもしれない。

でも、もともとFFコンポーザー植松伸夫時代から、ほかのゲーム比較しても音楽評価されてきたことを考えると

音楽重要性は高いと思いませんか?(デベロッパーにとっても重大事だったと思う)

FF16におけるゲームとの一体感や没入感、プレイ体験への寄与度は桁違いで

今でも名曲が多いとされている植松伸夫時代ハードウェア限界もあった)を超えて、ゲーム音楽の一つの到達点だとさえ感じている。

FFユーザーって音楽好きな人多いですよね?

からこそ、ゲーム音楽コンサートは数あれどこんなユーザー参加型イベントが成立するなんてFFくらいじゃん。

https://www.jp.square-enix.com/music/sem/page/brabraff/portal/

音楽ゲーム評価につながらない勢も多いとは思うんだけど、

ことFF16はやっぱりサウンドトラックをおまけとしてはとらえたくないんだよな。

FFシリーズ特に重要ととらえられているグラフィックスと同等に音楽も素晴らしい。

まりありがとう祖堅正慶、そして石川大樹、今村貴文。

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