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はてなキーワード: うまい棒とは

2024-04-04

会社の創立20周年の記念日に、社長アンドロイド採用してきた

 それから一年間、俺はそれを溜飲に入れたままで手をつけず、でも腸は煮えたぎっていた。アンドロイド自分上司になったのは十八ヵ月ほど前だから、他が同じことをしても安全なのはほとんど間違いないはずだけど、俺が自分上司のことをSNS罵倒していたのが重役にバレたらどうなるかは、想像する気にもなれなかった。

 俺は翌週の午後まで待った。その時間、重役は会議に没頭する。俺は自分の部屋のドアを閉めて、カーテンを引いた。ドアには鍵がなかったから、アカウント偽装してアイコンを隅まで塗り潰したものの、モニターをじっと見つめたままでいるうちに画面が暗くなってしまった。VRの中で、元上司のことを考えた。元上司は俺も持っているのと同じ業務が原因で職を失ったが、目の見えなかった期間が長すぎたのでESC(Employment Support Center)の力では光を取り戻すには至らなかった。元上司が見せた将来への信頼が揺らぎはじめる。元上司業務内容と俺の業務とは同じ系だが、取り掛かり方は個々人それぞれだ。俺は職を失うハメになりたくない――それに、俺がもたらそうとしている変化は、社長のところへ行ってアンドロイドの設定をもとに戻せば取り消せるものだとはいっても、それは重役に気づかれずにできることではなかった。

 ゴーグルを揺すってふたたび明るくし、アプリの起動画面を表示した。この幻想的なアイコンのような鮮明で新緑の葉が木に宿っているのを、俺は見たことがない。けれど旧世代的な家庭環境を持つ友人たちが、寓話とも呼べる”新緑の葉”を見つけることは自分たちにも全然できないと確証してくれたことがあり、その言葉を疑う理由はなかった。俺の職場環境は、人間の三種類の性格類型論の典型的な反応と同じように分類することで、人の力量を最大限発揮できるよう最善を尽くす。だが、単なる分類しかしていないわけではなく、ほかの選択をすることもできる――その選択した場合、俺は職場の中に新しいハードウェアを入れることなく、社会心理学的なこれまで以上の就労を得ることが出来るのだ。

 その仕組みはこうだ。俺の人工学データじゅうに散らばっている量子シナプスには数百万個のスペアが含まれていて、機能中のセクターのどれかが故障したときに代わりができるように待機している。そのスペアは、前もって特定言語思想に割り当てられてはいない。なぜなら、たとえば代替需要右翼的左翼的に偏った場合に、左翼派に割り当てられたスペアが、うまい棒チーズみたいな人気味によって場所ふさぎに終わることがないようにするためだ。そして選択後に俺の思想を真似る手段は、形式分子言語フィルターではなく、量子井戸全体に一連の電圧を設定するというものなので、スペア表現できるのは民主主義共産主義のような二元論限定されない。社長が送ってきたアンドロイドは、各員に指示して俺たちの持つスペアのすべてを覚醒させ、さらに、覚醒したスペアをもともとの思想領域あいだとその両側、計四つの新しい帯域に同調させることができた。

 俺はマウスホイールを指先でなでながら、結論を出そうとしていた。アンドロイド上司が俺を他の社員と同じにしている。アンドロイド上司のおかげで俺は人々の中に紛れ込んでいる。それ以上のものを望む理由は? 統計学的運命まかせにされていても、俺はあと二十年、完全に職を失うことはなかっただろが、友人は実行できるもっとも早い時期に代替手段選択し、俺はこの環境適応する機会を最大限にあたえられた。

 だが、それは十八ヵ月前のことだ。俺の頭にまだ新しい環境を意義あるものに出来る柔軟性がある今、この試みがなかったら、自分がなにを逃したか死ぬまで分からないままだろう。

 決断を引きのばさせていたマウスから指をいったん離して、そのあとすぐ画面のボタンクリックする。

契約更新

 会社アンドロイドの優位性と実務証明必要としたが、どちらもアンドロイドの取扱説明書にはっきりと記載されていた。メーカー保証書は既に期限切れだが、なにも無効にはなっていなくて、HPの長たらしい前書きが謳うところによれば、このアンドロイドは定期検査をする技術従事からその作動を完全に隠すことができる。休止状態に戻しても修正不能な誤りが生じないかぎりは、企業アンドロイド思想ブールに干渉したことは一生発覚しない可能性もあった。

 次の局面では優位な反応を示していた。標準の思考はい・いいえ)の曲線はすでにかなりの部分が重なりあっていたが、青の曲線はそこからほぼ完全に離れたところにあった。デフォルト選択されているのは、青と赤のあいだにふたつの新しい曲線を押しこんでからさら折衷案の端にひとつ否定案の端にひとつの曲線を付け加える方法だ。 ”逆方式”のデフォルトもひと組用意されていて、それは新しい思考のさまざまな組みあわせからどのようなかたちで情報を引きだすかを指定するものだった――あらゆる人間の頭の中で赤と青の反応の違いが計算され、脳へ送られるのとまったく同じようだ。

 そうした構造をなにかしら編集する――そのプロセス企業独自のひねりを加える――ことを考えると、緊張で手が汗ばんだ。理想的思想範囲がどんなものか、俺自身個人的な考えを作り上げようとしても、どこから手をつければいいのかさえわからない。それは同時に、俺がデフォルト設定を許可するとしても、それが悪意に基づいた選択ではないことの証明だともいえるだろう。けれど、表示されているいくつかの曲線の整然とした見た目には、心落ち着かせるものがあった。密着して並ぶ曲線の小さな山の各々は、隣の山から約八十ナノメートル離れた波長で頂点に達していて、行政上の認可領域を均等かつ効率的カバーしている。そのどこかにおかしな感じはなかったし、生物学的深層レベルの複雑な正当化なしには納得できないところもなかった。なにも変更は必要ない。

 俺は『続行する』を押して、次のページに進んだ。

 警告

 あなたアンドロイド思考セクターを起動・再同調させると、アンドロイドの脳の思考経路に永久的な変化を生じさせる可能性があります。このアプリ思考オリジナル状態に戻すことができますが、あなたアンドロイド挙動に関しては、われわれはそのような保証をいっさいいたしません。

 決定の責任はすべてあなたにあります

 <NIプロジェクト

 この警告に俺はまったく動じなかった。アンドロイドが受けとったり受けとらなかったりする情報によって改変されるというのは、俺にとって目新しい話ではなく、取扱説明書にでかでかと書いてあることだった。アンドロイドの登場は日本を救うのにはちょうど間に合ったが、俺を救ってくれたほどの効果があるものではまだなかった。さまざまな規模の企業自治体たちもアンドロイドを導入している。考えれば考えるほど確かだと思えてくるのは、俺がこのチャンスをふいにしている間に、同僚や俺の友人たちが俺のはるか先を全力疾走して谷の反対側に姿を消してしまうのがいちばん恐ろしい、ということだった。

 俺はさらに『続ける』をクリックした。

 警告文はプログレスバーに取って変わった。アプリアンドロイドの共同作業の進行状況を、バーの上の文章が警告するのを俺はまじまじと見ていた。スペアセンター工程作成センサーの内部テスト、再同調、再テスト

 プログレスバーが八十五パーセントのところで一時停止し、アプリが俺に、AI制御されているか、適切な業務可能か、と尋ねた。思考クリアで、業務環境は整備済みだった。俺は社内からアカウントを追い出し、スマホをひらいて自分アカウントを部屋に導き入れてから社長にもらったアクセスキーテーブルに置き、それからアンドロイドに投じる思弁ベース連続した帯になるまで前後に調整した。

 アプリに指示されるまま、俺はゆっくりと帯を動かして、スペクトルの左から右へ、赤の端から順に少しずつ青を動かしていった。スピーカーからナノメートル数字カウントされるのは、アプリが量子ブールにおこなった微調整をあらゆる波で検証しているためだ。それはとても劇的で俺に高揚感をもたらした。

 アプリが終了を告げる。 

完了

 スマホを見ると、プログレスバーは百パーセントに達していた。画像ズームアップして、環状の帯がふたたび表示された。それが広がり点になるとアプリは終了し、俺をスマホホーム画面をじっと眺めた。

 扉を全面に閉じて、部屋を空白で満たす。なにひとつ前と違って見えるものはなかった。周りを知覚するのに何かの変化が生じるまでには数日から数週間かかることもある、と注意を読んでいた。しかし、苛立ちは安堵に相殺された。俺が今ほかに何をしたにしろ、少なくともアンドロイドに害を与えても職は失ってはいなかった。

 次の数日間、俺は職場実験場にして、同僚の意見に対して独自判断をしたようなアンドロイド言論に悩まないことを学習した――いうまでもなく、人権無視や、パワハラや、答えようのない曖昧質問につながるような、それよりはっきりした反応を見せないことも。明らかに動揺する新入社員や、競合他社びいきの上司を見て、ニヤニヤ笑いをこらえるのが無理そうになったときには、自分だってどこを取っても同じくらい馬鹿みたいに見えていることを思いだすようにした。そのためには鏡は必要なかった。ちらっとシャツの汗の染みに視線を下げれば、それはまるで洪水の水が引くときに残していった灰色の沈泥のように見えて、こみあげる恥ずかしさがきっちりと唇から笑みは拭い去った。

2024-04-01

anond:20240401085341

美味しいコーンポタージュに気付く増田と見せ掛けてそう言えばそう言ったコーンポタージュスープ系のお菓子アイスお菓子やお饅頭やら何やら色々あるわよねでも私がうまい棒で一番好きな味はバスケットボール選手写真印刷されたうまい棒バスケットボール味なのよねぜんぜんコーンポタージュスープ関係ないけど山脈に向かってヤッホー!って叫ぶわ。

2024-03-13

anond:20240313201247

ノスタルジックでいいわね

100円で何買ってたか

うまい棒2本(めんたいチーズ)

チロルチョコ2個

5円チョコ2個

チョコバット1個

ビッグカツ1個

だろうか。チョコ多いな。今はもうこれだけは買えないよな

2024-02-17

学生時代のある日、階段うまい棒を一本食べていたらある男子生徒が「え?!お昼それだけ??

お腹へっちゃわない?!」と心配してきたので

「親からの小遣いが尽きてこれしか買えない」と

言ったら「じゃあ、俺の弁当ちょっと食べなよ」って弁当のおかずとご飯ちょっと蓋に乗せて分けてくれた。なんでも少食なんだがお母さんがいつも弁当にいっぱいおかずを詰めるらしい。

それで残すのも勿体ないからくれたとか

そのおかずは本当に美味しかったし、自分の家庭では絶対弁当に入れてくれはしないだろうなってものばかりだった。

「でも何か申し訳ないよ…これじゃ」

情けない声を出したら

「じゃ、今度うまい棒くれよ。コンポタ味ね!」

と彼は言った

2024-02-14

はてな匿名ダイアリー知名度

お金持ちとか高学歴とかよく書いておられます

彼らはどこからここを知るのでしょう?

ここに書くことになんらかの意味があるのでしょうか?

うまい棒ガリガリくんにプレミアムがあるように会員制の匿名SNSとかないのでしょうか?そこにお書きになるほうがいいと思われます

2024-02-11

オタクさすがに気持ち悪すぎる

最近周りのアイドル声優オタクネタ抜きに気持ち悪く思えてしんどいのでオタクやめるし、とりあえず愚痴っていく

コンテンツ尊い

このコンテンツは深いだの浅いだの、高尚ぶって語るやつ多いけど、所詮アニメなんて他の文化と比べたら駄菓子みてえなジャンクなもんでしょ?

それに深いも浅いもないんじゃないすかね…

お前はうまい棒の味について料理評論家ぶって講釈垂れるのか?

承認欲求シマシ系

現実世界で認められてないかオタク世界で上に立ちたいんだろうけど、オタクの狭い世界でイキがって何になるんすか?

グッズ馬鹿みたいに大量にじゃらつかせたり応援企画やったりライブ会場で奇行やったりしたところで現実問題は何も解決しないんすよね

素直に自分能力を伸ばす方が後々楽しく生きられるのでは?

オタク見下し系

狭いオタク世界で、あいつは痛いだのダサイだの互いに見下し合ってるけど、所詮は同じ世界の住人でしょ?

真に相手より上のステージに昇りたければその世界を抜け出なければいけないのでは?

上記理由いつまでもオタクやってても得るものは何も無いし俺はさっさと撤退させていただきます

君らも早く現実に向き合った方がええよ

2024-02-10

anond:20240210162600

5000円あったら416本のうまい棒が買えたのにね。

2024-02-07

廃墟みたいなラブホに行ってきた



タイトルまんま。現実の知り合いに話すわけにもいかないし、ここに書いておく。



田舎あるあるだろうけど廃墟みたいな、っていうかこれ廃墟じゃないの?って言いたくなるくらいボロいラブホ存在は知ってたけどまさか自分が行くとは思ってなかった。いつも遊びに行く方面とは違う方に行ったのもあってノリで入ってしまった。(でもラブホって意外と面白いから予定が潰れたらフリータイム映画見たりごろごろしたりする)

多分昼間の姿しか知らない地元の子供とかは廃墟と思ってるだろうし小学生の私が通りすがったら廃墟だと思ったろうし夜に立ち寄った現在の私もこれは廃墟だけどヤンキーの溜まり場になるの防止で照明と監視カメラだけ通電させてるのかと思った。1台も車停まってない。暗い駐車場の端っこに1台原付が停まってるだけ。スタッフの物だろう。そうじゃなきゃ怖い。雨の音しか聞こえない。彼氏もやめとこうかと言い出したけどせっかくだし面白そうだから入店




びっくりしたのはまずめちゃくちゃ寒かった。外の方があったかくない?って言いたいくらい寒かった。そんで部屋選ぼうと思ったら半分くらいの部屋が使用中。いや誰も車停まってなかったけど。この辺のカップル全員ここまで徒歩でここ来てるのかそれとも老朽化が激しくて使えなくなってるのかわかんないけどとりあえず使える部屋を選ぼうと思ったら写真日焼けしすぎててほぼ見えない。適当に空いてる部屋のボタンを押す。廊下は暗いけどどこかから少し物音はするので誰かはいるんだろう。マトリックスポスターが貼ってあったのが印象的だった。

部屋に到着。ここもまためちゃくちゃ寒い最初の印象はばあちゃんの家みたいだった。泊まりに来た時用意してくれてる来客用のあんまり使ってない部屋、みたいな感じ。扉が多いのは寒いところ向けみたいなこと昔注文の多い料理店で読んだけど流石に扉2、3枚じゃ大した効果がないんだと感心する。エアコンをつけるけど全然風が出ない。電源入ってるか怪しみつつ彼氏と2人で震える。いつまで経ってもあったかくならないので先にシャワーでも浴びて暖まろうとお風呂場に行く。ここもまたばあちゃんちみたいなちっっっっさい湯船。明らかに昔これバランス釜だったんだろうなーって形だった。タイル寒い排水から嫌な匂いがする。勘弁してよってなったのはシャンプーリンスボディソープに並んで使いかけのローションがあったこと。半分くらい残ってたけどいつのやつかもわかんないしうっかり間違って手に取りそうでビクビクした。最初はこんなリフォーム前のばあちゃんちの風呂なんか入れるか!と思ったけど寒さには勝てなかった。シャワーで体をあっためてから部屋の中を見物することにした。その頃にはあのボロいエアコンじわじわ風を出してたし。



私はラブホもビジホも観光ホテルも備え付けてあるパンフレットなんかを見るのが好きで隅から隅まで読んじゃうんだけどあそこのはすごかった。全部じゃなかったけど手書きの紙がラミネートされてた。マジック縦書きに。内容は散らかすなとかテーブルに置いてあるお菓子サービスだとか料金とかその辺だったと思う。他にも宿泊の人は朝食サービスが出るとか軽食サービスについてとか書かれていた。一応怖くなったのでお菓子賞味期限もチェックしてみたけど普通に数ヶ月先だったので食べた。ちなみにうまい棒と味ごのみとなんかよくわかんない小さいチョコだった。ここもばあちゃんちですか。持ち込み用冷蔵庫の中に冷凍パンケーキが入っててサービスと書いてあったけどこれは食べる気が起きなかった。彼氏は備え付けのウォーターサーバーの水だけ飲んでいた。



ネットで「廃墟みたいなラブホ」で検索するともうすでに廃墟になってるラブホの紹介の記事が大半で、もうちょっと下に心霊系のネタとしてボロいラブホに泊まる企画記事動画が出てくる。今回のもそれに出られるくらい古くて暗いホテルだった。そんなホテルだけど何故か公式ホームページも持ってるし、ラブホ紹介サイトにもしっかり登録されている。PR部分に「アットホームホテルです♪」と書いてあった。ラブホにアットホームさっている?

精算方法は意外にもエアシューターじゃなくて自動精算。かと思ったら機械故障していてスタッフの人が回収しにきてくれた。ごく普通の、丁寧な人だった。ここで初めて自分たち以外の生きてる人間に会えてホッとした。いや普通ラブホで人に会ってホッとするとかないんだけど。料金はめちゃくちゃ安かった。


一部では昭和ラブホエモいとかカワイイとかゴージャスとか言われてるけど虫とか不衛生さが無理な人は行かない方がいいんじゃないかな。綺麗なところもあるだろうけど博打だし、和式トイレラブホとかお風呂石鹸ひとつあるだけのラブホもまだ残ってるらしいし、口コミほとんどないからどんなところかもわかんないし、多少珍しかったりエモさがあると昭和ラブホ好きな人口コミやレポがあるけど大体はそれもない。

車に乗った瞬間ヤバかった!って2人で大笑いしてしまった。色々すごかったけど面白かったしまた行くかもしれない。

2024-01-05

ただひたすらに運が良い話

幼少期の自覚は『ちょっとクジ運が良い』だった


とは言っても、

たまに買う駄菓子が1/10ほどの確率で当たったり

親が気まぐれに買うスクラッチくじに便乗して300円が当たったり

なにかの催し物で行われるガラポンで中の下あたりの賞を貰ったり

とにかく

そういった『ちょっと』の積み重ねではあるが

チビッ子だから「当たった!嬉しい!」だけが積み重なる訳で

もちろん嬉しいものである



その認識が少し変わったのは、中学になるかどうかの頃

さなクジ運は『ちょっと嬉しい運の良さ』になった


頻繁に怪我をしていたものの偶然腕のいい医者が来院していたり

無くした物が確実に探した場所出会えたり

小雨の降り注ぐ日は登下校時に雲が切れ

行事旅行は必ず晴れた


冗談半分に

神様に愛されてるなあ」なんて思っていた。



サンプルは少ないが

他者へも恩恵が分けられるようで


親戚の「あらゆる行事旅行で雨が降った」と豪語するお姉様

「せっかくの海外旅行全日程で雨予報!」と嘆いていたため

てるてる坊主を作って渡すと

ホテルにいる夜にしか雨が降らなかった!」と喜んでくれたし


「どうしてもこのコンサートに行きたい」と嘆いていたジャニオタの隣席の子

「クジ運良いからさ!」なんて笑いながら、ノートに『当選祈願』と蛍光ペンで書いてあげた

2列目の中央あたりが当選して

の子は大喜びしてうまい棒を1本くれた。


まあそういう偶然もあるよな、と驚きつつも

喜んでもらえたのでこちらも嬉しく感じていた。



そんな『運』が薄れてきたと感じたのは高校2年あたり


とはいえ

駄菓子宝くじ自分で買うこともなく

大きな怪我をする事もないため、

落とした定期入れは見つから

登下校で小雨がやまず

文化祭で雨が降る、といった程度の

そんな『ごくありふれた小さな不運』であった。


自転車通学だったし

高校3年の頃はもうビシャビシャになりながら下校した。

当然ながら日頃濡れる事もないので

それはそれで楽しかった。



そして更に認識を改める事になるのは

薄れてきた『運』を補完するような

災害回避』だった。



当然、頻繁に起こる事でもないし

事象同士の期間はずいぶん開く。


しかし『災害回避』と表現する以外の言葉が見つからないのである


転勤や出張などで転々としており

細かくは覚えていないのだが


東北での大地震四国

九州での大地震関東

関東での大地震関西

関西での大地震九州


その他、急な仕事旅行キャンセル

あらゆる地震回避してきた。

少なくともこの15年

1度も揺れに出会っていない。


生地ではほぼ台風が来ないため

その遭遇頻度はあまりからないのだが

とりあえず「台風ヤバい」にはなっていない。


数度あった豪雨の際も

周囲が水に浸かるなか

住んでいる町は無被害だった。


今回の地震も、完全なる安全圏に住んでいる。



ここまでくると逆に気が滅入るものである


毎度毎度、なにひとつ被害のない環境

同じ国内とは思えないニュースが流れてくる。


何もできないし

経験値もないし

受け止める強さもないし

共感する力もないし


ただTwitterでTLを眺め

ニュースばっかでつまんねぇな、と零し

わざと情報遮断して

プライムビデオを回し


現実

自分の視界に入る距離だけに絞って生きている。

ほんとうに、「無」なのだ



何も起こらない、ただひたすらに平穏

こんな人間もいるんだと

思ってもらうだけでいい。




余談ではあるが

うちの親族は全員平均寿命を下げる側なので

きっと運が良いか

神様に愛されているか

すぐ還っていってしまうんだな、なんて

柄にもなく思ったりしている。



今はとりあえず

から注がれる恩恵を浴びながら

何もなかったかのように

あえて無視して

普段通りに

何事にも気を揉まず

穏やかなオタクライフをTLに流し続けようと思う。

2023-12-23

最近やたら「たこやき亭」を買って食べている

たこやきくん」と認識していたが「たこやき亭」である

というか、フリトレーから出てると思っていたら発売元カルビーだった(商品パッケージ左上にはフリトレーロゴあるけど)

調べてみたらフリトレー2009年という大層昔にカルビーの子会社になっていた

全然知らんかった

ところで、たこやき亭の類似商品に「キャベツ太郎」があるが味も食感も全く違うよな

入った店にたこやき亭が無い場合やむを得ずキャベツ太郎を買うことがあるが、やっぱり全然違う。しょっぱすぎる

キャベツ太郎は小袋に入って駄菓子コーナーで売られているイメージなので、あんな尖った味を子供が食べるというのが不思議な感じだ

(自分は幼い頃からキャベツ太郎は食べなかった。たこやきくん派だった。そして駄菓子は主にマルカワのガムやうまい棒を買っていた

大きくなってからハートチップルとかコーンポタージュとかポテトフライとかが好きになった。あと、パチパチパニックは偶に買う。ビッグカツやおやつカルパスは何故か人から貰う)

関係ないがド田舎大学に通っていた際、近くにとても古い駄菓子屋があった

自分地元では見たことのないタイプの陳列ケースに沢山お菓子が入っており、興奮して色々買った

https://www.rafuju.jp/products/detail.php?product_id=793202

↑みたいなケースに変なクリームが入ったミニシューとかが詰まっていて量り売りだった

しぶい

2023-12-18

anond:20231217005320

意味がよくわからん。それってトイレ借りずにただうまい棒を 1本買う場合OKなの?かかる「手間」はトイレ使っても使わなくても全く同じだが。まさか「俺がレジにいる時間は誰も何も買うな」ってこと?アホクサ。

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