はてなキーワード: 氏ねとは
事の始まりは6/11、消印もなければ料金後納でもない封書が自宅マンションのポストに入っていた。
曰く、「貴殿はヘイトスピーチサイトを即座に停止し最寄りの警察署に出頭せよ」とのこと。
一目見て変だなと思うと同時に、厄介なことに巻き込まれていることを自覚した。
心当たりはある。
私は、自分で言うのも説得力がないが、至って清貧なWeb屋だった。
全ては独学で、どこの会社に勤めるでもなく、デザイナー・コーダー・プログラマ・エンジニアと出世魚のごとくキャリアを積んできた。
無料ブログサービスで使用するブログパーツやテンプレートの制作。手打ちされたHTMLが無数に存在するサイトのCMS移行。フルスクラッチで何万行というコードで書かれた複雑怪奇な商品比較サイト。ブラウザベースで動作する業務システム他諸々。
フルスタックという名の器用貧乏で、Webに関連することなら一通りのことはやったと思う。
ペアプログラミングのペの字も知らず一人で突き進み、次第に大量のサイト群をメンテしきれなくなり、新規開発との並行によるデスマーチが日常となった。
下手な自営業の典型だったことも災いし、往々にして工数と賃金は釣り合わず(相見積もりからの値切りは日常茶飯事だった)、プライベートを犠牲にしてまで働く虚しさに日々磨り減っていった。
やがて完全に心を病み、後遺症は残らなかったが脳の病気(おそらくは過労が原因だろう)で倒れたことを機に一線から引退した。
鬱の治療をしつつ、近頃はコンサル的な業務か、リアルで付き合いのあるごく一部のクライアントからの受注に絞った。
数年前、インフラエンジニアの知人経由でサーバ関係の相談を受けたことがあった。
その際、「一日〇〇万PV級の某有名CMSで動くサイトの負荷対策」として諸々をレクチャーした。無論、例のサイトとは知らずだ。
依頼についての請求書を出した時、こちらの住所を記載していた。(向こうは個人名ではなく見知らぬ会社名だった)
継続して相談を受けるうち、サーバ上で運用されているサイト名を知って手を引いた。
個人情報が漏れたのであればそこからしか考えられず、しかし何故今なのか不思議だった。
例のサイトについて調べるうち、#ネトウヨサイト裸祭りを知った。
最初に投函されたその『警告』にも、アフィ広告剥がしの運動が行われていることは記載されていた。
さすがに張本人からの物とは思えないが、共感を覚えた誰かしらのうち私の住所を知っている者が(あるいは請求書で住所を知った管理人やインフラエンジニアの知人など、私に極めて近い何者かが)リークしたのだろうと思った。
しかし相手が何者かも分からなければ、私にはサーバ=サイトを停止する権限もなく、仮に出頭したところで頭の病気を疑われるだろう。
そのため、内心怯えつつも無視し続けるしかなかった。(後ろめたいところはないが)個人的に警察沙汰は嫌だという気持ちもあり、被害届も出さなかった。
そのうち例のサイトの広告が全滅したというBuzzFeedのニュースを目にして、ようやく安心した。
「ああこれで顔も知らない手紙の相手も溜飲を下げることが出来ただろう」「皆も例のサイトへの関心が薄れるだろう」
「ほぼ無関係な私も標的からは外れるだろう」、そんなふうに楽観していた。
そして昨朝になって、前回と同じような差出人不明の封書が届いた。
曰く、「サーバ管理人である貴殿らを近々メディア(文春やハフポ、BuzzFeed等)に告発する。個人情報を匿名掲示板及びWiki上で公開する。
サイト管理人〇〇〇(調べれば出てくるが一応個人名なので伏せる)共々罪を償わせる手筈は整った。これは最後通牒である」とのこと。
嫌な予感が当たった。
例のサイトがさくらインターネットとバリュードメインの利用規約に違反しているという記事をつい先日読んでいた。
はてブでもそれなりに話題になっていたので、他人事ではなくなっていた私は正直戦々恐々としていた。
ただし、「さくらインターネットや(バリュードメイン親会社の)GMOが今回の件で一方的な契約解除などの対処を果たして行うだろうか?」という感覚でいた。
広告の件はまだしも、ホスティングサーバを提供するさくら社が動いたとしても、ドメインもといレジストラであるGMOが「(主に第三者による)クレーム」で動くというのは少し考えづらかった。
例のサイトが最高裁に上告したことも知っていたため、仮に契約が停止されるとしてもその段階ではないかという気がしていた。
一方で、私に手紙を送ってきた者は「最初からサイトの停止を目的としていたのではないか?」と思えてきた。
漫画村問題以降、悪質サイトは広告剥がしによる兵糧攻めが効果的という話が周知の事実となっていたこともあり、広告剥がしの運動はその延長にある気がしていた。
けれど、根本的にサイトを潰したいのであれば、捨て身覚悟でサイトそのものか当事者へ攻撃を行うのが最も有効だろう。
ちょうど今朝だったか、グリーンピースがフランスの原発にドローンをぶつけたというニュースを読んで、なんとなく悟った。
これは「保守速報のサーバ管理人」である(と誤解されてしまった)私へのテロルである、と。
もしかしたら、「本当のサーバ管理人」も同じような手紙を受け取っているかもしれない。
なぜなら手紙には「貴殿ら」と複数形で書かれていたためだ。それに関してはお気の毒だなと感じる一方で、ざまあないねという気分だ。
あくまで私見を述べると、現在裁判所で係争中のヘイトスピーチに係る問題について、私は例のサイトの管理人の肩を持つつもりは一切ないし、法のもとで公平に裁かれることを期待している。
ただ、この一ヶ月弱、ある種の当事者として騒動を見守っていて、やはり「行き過ぎではないか」と感じた。
ネット上で起きた問題であっても、司法のもとで裁かれるべきであって、私刑によって晴らされるべきではないという気持ちがある。
さくらインターネットやGMOへの申告は「被害を受けた当事者たち」が行えばよいのであって、それを承知の上で「押すなよ、絶対押すなよ」と言わんばかりの記事を拡散して「第三者であり不特定多数の善意」を期待するやり方は正直に言って寒気がした。
例のサイトの肩を持つつもりはないと言いつつも、実害を受けている立場上どうしても公平性を欠く見方をしている自覚はある。
元々オタクであり、事ある毎に表現規制絡みのセンシティブな話題を目にしてきたことで、常日頃から肩身の狭さを感じる身ゆえに中立とは呼べない「寛容さ」を持ってしまった可能性もあるだろう。
それでも、第三者を巻き込んだ運動や行動(手紙の件は私には脅迫としか思えなかったが)によって社会が良くなるのならば、という思想は反面で危険をはらんでいるように感じる。
他人から何かを剥奪する時、それがたとえ社会的に真っ当な仕打ちと思える処分でも、本来その権限を持たぬ者たちによって軽重が左右されることには本能的な恐怖がある。
なんの利害関係もない、「純粋な義憤による裁き」は、その正当性が担保されなくなった瞬間に理不尽ないじめの構図と変わらなくなる。
ならば「誤っていたと認めなければよい」という方向に流れて、一度始めると引っ込みが付かなくなり、時に際限なく激化する辺りもよく似ている。
「いじめられる方にも責任がある」という言い分も心情としては理解できる。かと言って、少なくとも私が受けたそれらは、あくまで私自身の範疇で「当然の報い」として飲み込める程度のものではなかった。
第一、私を告発しても(例のサイトへの攻撃としては)まったく意味がないのだから尚更だ。多少の犠牲もやむを得ないということならもう知らないが。
私が今後どのような処遇を受けるか考えたくもないが、社会的な死に陥る可能性は五分五分だろうと思う。
「少しでも関わった時点で同罪」「被害者面すんな氏ね」「増田の住所を特定して晒し上げにしろ」とブクマで罵詈雑言を浴びる可能性を覚悟した上で、それでも今回は書くことにした。
なぜなら、私は手紙に対して直接返事を書くことが出来ないからだ。
せめて差出人がこのエントリを読んで、もしも人違いであると気付いたのならば、文字通り命乞いで情けないが思い留まってほしい。
断っておくが、お先が真っ暗だからと言って、私は低能先生のように自棄になって破滅的な行動を起こす気力がない。
それ以前に、今回のことがなくとも、もうボロボロに病んでいる。義憤に駆られたり誰かに恨みを持つのはそれだけで体力を使う。そういう持ち合わせはもうない。
だから、ある日朝起きて、ネットの海に漂う自分の住所を目にした時には、全てを諦めようと思う。
それは明日かもしれないし、幸運にも一生やって来ないのかもしれない。
何事もなかったところで、怯えて日々を暮らすうち、悲観に飲まれて気の迷いを起こすのも人間だと知っている。
たとえ私がいなくなったところで、この国ではよくある、珍しくもなんともない瑣末事として処理されるだろう。
これが遺書にならず、怪文書やポエムの類いとして笑い話になれば幸いだが、念には念をというやつだ。最後はこの言葉で〆ようと思う。
グッド・バイ。
【報告者がキチ】「彼氏がいるって知ってて、飲み会で記憶をなくす私にいつもちょっかいを出してくるのはなぜなんですか?」にちゃん民「」←だよねえ…
http://kijonikki.net/archives/25948233.html
世間知らずなだけの大学生に、スレもコメ欄も言いたい放題のバッシングの嵐。擁護などない。
ここからわかることは、酒に酔ってセクハラや性犯罪に遭う女はアバズレ、彼氏や夫がいた場合は女は浮気した加害者、というのがこの日本社会の世間の認識らしい。
いくら合意がないとレイプだ!被害者悪くない!と叫んでも実態はこれ。諦めろ諦めろ。
しかも女がこの考えを率先して支持している。諦めろ。変えるのは無理だ。
【報告者がキチ】「彼氏がいるって知ってて、飲み会で記憶をなくす私にいつもちょっかいを出してくるのはなぜなんですか?」にちゃん民「」←だよねえ…
http://kijonikki.net/archives/25948233.html
世間知らずなだけの大学生に、スレもコメ欄も言いたい放題のバッシングの嵐。擁護などない。
ここからわかることは、酒に酔ってセクハラや性犯罪に遭う女はアバズレ、彼氏や夫がいた場合は女は浮気した加害者、というのがこの日本社会の世間の認識らしい。
いくら合意がないとレイプだ!被害者悪くない!と叫んでも実態はこれ。諦めろ諦めろ。
しかも女がこの考えを率先して支持している。諦めろ。変えるのは無理だ。
これは「性癖」と、「他者との協調・共存」の二つに分けて考えるべきだろう。
性癖は持って生まれたものだとすると、それを責めるのはあまり建設的ではないと思う。
しかし、社会の中で生きるならば、他者を尊重し、その生命身体に危害を加えてはなるまい。
この手の事件が起こると、前者の性癖について「気持ち悪い」「氏ね」という意見が多く出る。
でも、本来は後者の他者との協調・共存ができない点を問題とすべきであろう。
例えば、巨乳好きの人は世に少なからずいるが、彼らも、だからといってむやみやたらに手を出
したりしない。同様に、少女に手を出すことは、当然悪いことなのだ。
もちろん、性癖について改善できるプログラムがあるなら、それに越したことはない。
アル中、ヤク中の人間に対するカウンセリングや支援団体があるように、同様の動きがロリ
系の人向けにもあるべきなのだが、それがない現状を何とかすべきだと思う。
さらに、カミングアウトできる環境も必要。そうしないと地に潜ってしまう。
仕事の話がブラック企業とかクソ上司氏ねとかそういう話ばかりウケるのと同じだよ。
昭和の頃は結婚は女にとっては就職と同じだった。余程環境や才能に恵まれた人以外は、結婚して男に食わせて貰うしか生きるすべが無かったわけだから。
それは、男が余程環境や才能に恵まれた人以外は就職して企業に食わせて貰うしか生きるすべが無い、ってのと同じこと。
女にとって結婚が就職なら家庭は職場、夫や義両親は上司であり、かつその「職場」はまともなコンプライアンスなどないブラックが殆どだったわけだから
女向けコンテンツがそれに対する不満と愚痴だらけになるのは当たり前のことだった。
それは、男向けコンテンツが昔から自分が働く企業や上司への不満と愚痴だらけなのと同じ。
周りに言える人がないので吐き出してすっきりしたいだけ、、できるかな?
もうアラフォーなのに。
妻子もいるのに。
彼女も既婚なのに。
我ながら頭おかしいとは思う。
どうかしている。キモい。
でも、どうにもならない。エモい。
いや冷静にこの感情を解きほどいて認知行動療法的に解消していくことはできる、はず。
じゃあそうすればいいかというと戸惑いもある。
正直、この懐かしい不思議な感情をもう少し大事にしたい気持ちもある。なんか面白いし。
ちょっと悪い面を見れば治るかと思ったけど全くの逆効果なのよね。
顎とんがってねっすか? →シャープで素敵
何か言葉遣いたまに悪いよね→影響を受けやすいのか? よっしゃ俺色に染めたる! ってかたまに悪いってことは普段は良い訳で育ちの良さが伺える
でも他の人と楽しく話している姿を見るとジリジリと嫉妬で横隔膜が鉄板焼きになるし
彼女と目が合えば、緊張のあまりそっけない態度で目をそらしてしまうし
でも彼女と会えない時間はふわふわとした不安で他の何もがぼやけるし
彼女のこと以外が(若干)色あせて見える感じもちょっと新鮮だし
子供を見る目はいつもよりさらに引いた視点で見てしまっている気がする。後ろめたさのようなものか?
でもなぜが妻はいつもよりちょっと可愛く見える。少し昔の気持ちに戻ったような。
はぁーーーーーーーなんでこんなことになったんだろう? どこでマズった?
しんどそうだった時にフォローするつもりで飲みに行ったので変なスイッチ入ったのか?
それとも最近10代の頃の音楽を聴き直しているせいでなんか若返っちゃった?
はたまた日々の育児の忸怩たる思いとか妻のヒステリーから逃げたいだけなのか?
不倫とか浮気とかそういったのに憧れがある訳ではないと思うけど(性癖はNTRだけど)。
あ、でももし彼女が夫を捨ててでも選んでくれたらそん時は覚悟を決めるくらいの気持ちはある
実際どうなんだろ? どのくらい好きなんだ?
そりゃ当然ヤりましょってなったらやるやるってなるけど
強引に行くのはちょっと違う気もしている。セクハラって言われると怖いしね。会社もあるし。
どっちかっていうと会社サボってデートに行きたい感じ。一緒に水族館行ったり美術館行ったり、彼女の好きな映画みたり。
そんで手をつなげればワッショイだし、抱き合ってキスくらいできればもうそこであきらめて試合終了してもいいんじゃないか? って思える。次の試合に切り替えよう。
ともかくだ、最大の問題は最近彼女がヨソヨソしい気がしていること。
十中八九自意識過剰なだけだけど、自分から変な気が漏れていたらどうしよう。
さて、書いて少しは気が紛れたのだろうか?
なんか逆に動いた方がいい気がしてきた。
やらなくて後悔するよりも、やって後悔したほうがいいっていうよね?