はてなキーワード: 不景気とは
馬鹿ですね。経済危機を迎えても、資本主事は蘇るのです。アメリカが技術力低下と憂う莫迦(例えばゴールデンブリッジは今では作れない、とか言うけど戦時体制になったら喜んで作るし、ハリウッド映画になって一石二鳥)がいるけど、必要になったらアメリカは復興できる。テスラだって、作れちゃうじゃん。
もともとは1930年代の世界恐慌に対して当時の自由主義が対処できなかったから必要であれば財政出動もする、資金循環を意識するケインズ主義が生まれた。
まぁ、ケインズがマクロ経済に一定の規律の上に、資本主義が持続可能である発見はしてくれたけど、景気が良くなるとマクロ経済はゴミになるというのは、新自由主義の始祖となったハイエクとフリードマンがみつけてくれたのじゃないか。
じゃあ君の定義を言ってみたら?
政府の関与がなくなれば起業やイノベーションが起きるようになるというのが夢みたいな新自由主義の理想像に見えるけど?
実際は儲かる前の科学を破壊するし、一度大規模経済危機を迎えたら永久に不景気を続けるし、企業が金をため込んで設備研究投資をしないのを放置するから、ただただ衰退するだけ。
「他人が」リスクを取れと叫び、リスクを取ったやつを食い物にしよう、あるいは資金力で真似て乗っ取ろうという魑魅魍魎ばかり跋扈する。ますます危ないことをしてはならないと保身に皆入る。だけど当然。皆普通に幸せになりたいのだから。
もともとは1930年代の世界恐慌に対して当時の自由主義が対処できなかったから必要であれば財政出動もする、資金循環を意識するケインズ主義が生まれた。
しかし、1970年代のオイルショックや、一部の国の経常赤字化にケインズ主義が対応できなかった。これは政府の肥大化が原因だ。だからと政府の関与を否定する新自由主義が生まれた。
しかし日本では1990年バブル崩壊したら永久に不景気を続けて、産業はどんどん劣化してきた。なぜなら、政府の基礎萌芽研究投資も、企業の設備研究投資も損なってるから、新しい「イノベーション」とやらが起きなくなるから。
マクロ経済学の乗数効果は否定しないよ。たださ、マクロ経済学は会計学の要素を経済学に持ち込んだのが、諸悪の根源なんだよ。損益計算書や貸借対照表は左と右の領域が一致するという、ルカ・パチョーリ以来の複式簿記の前提を経済学に押し込んだ結果、おかしなことになるのだ。GDP を求める式は一年の期間を使うが、その間にもインフレ・デフレが生じるから、正しく計測できないはずだろ?そのせいで、予算の策定に間違った指標をもとに政治運営が行われてしまうのだ。それに、政府のアクションがマクロ経済学で行われると、リアルタイムで投資の判断がされる民間セクターよりもタイム・ラグが生じる結果、投資効率が下がる。よって、マクロ経済学は机上の空論となってしまった。最近の経済学者は「情報の非対称性」とは言っているがね。
財政出動は資源枯渇や輸入ができないような外貨借金ゆえのインフレでは成り立たないことはあるが、それに逐一事前に対処するのみ。
そうだね。同意する。
いいえ、違います。新自由主義の結果、文系領域や芸術領域では「アジアの理系どもにブツを作らせて、パテントを払ってもらう」という手法で金持ちになりました。理系も、医学と薬学は研究領域を除けばデフレのメリットを享受してますし、老人方も解雇規制のお陰で「若者に不幸を背負ってもらいつつ」も終身雇用され、世界一の寿命を享受しています。若者にはたらいてもらわなくても、世界中から投資のリターンがくるから、全く問題ありません。新自由主義のメリットを最大に享受しているのに、どうして有権者がメリットを手放すのですか?
俺の主張が精神論に聴こえるのは、経済学がアダム・スミスのような哲学者たちを始祖にしているから仕方がないよ。
新自由主義だと一度不景気になったら二度と復活しないし、不景気故に設備研究投資をしなくなるし、儲かる前の基礎科学を破壊するから。そこでイノベーションがおきれば良いとウロウロするが全然だめ。
新自由主義は「大きな政府による」だぞ。アメリカの場合は、公務員ですら失職するのに、解雇規制をそのままやって新自由主義なんてやってみろよ。またまた公務員さまという権利団体の復権が起こるぞ。それに、「一度不景気になったら二度と復活しない」ってまさかスノーボール理論か?
細かい要素がどうのこうのなぞ興味がない。「政府の投資が良くない」に教条的にこだわって他のことを夢想的にふわふわ語って、それに騙されるかわいそうな人間いないかとうごめいているクソみたいな存在がお前みたいな連中だ。万死に値する。
むしろ利息がゴミのように増えていく無意味な投資をするぐらいなら、無理に公共投資なんてするぐらいだったら、まだデフレのがマシ。
団塊様たちが死んでくれるまでは、デフレが「選挙で民主的に選ばれた」人たちにとってメリットがあり、しかも国内への投資が非効率な今は、たとえ国際競争力が下がっても良いからデフレの方が「若者の未来を奪ってでも」得なんだよ。むしろ、生産性の高い若者は不要で、介護のような「安くで使える」若者の方が需要あるのかの。
ケインズ主義はうまく言ってたが、欠点があった。その代わりに君みたいな精神論やら細々としたものを直せばよい、イノベーションやらを起こせばよいという新自由主義が生まれたが、致命的にだめだった。
新自由主義だと一度不景気になったら二度と復活しないし、不景気故に設備研究投資をしなくなるし、儲かる前の基礎科学を破壊するから。そこでイノベーションがおきれば良いとウロウロするが全然だめ。
その前に死ぬか食い物にされるか、よそがネタパクるわ、阿呆が。詐欺師に親しい存在になれば食っていけるかもしれないし、一部がイノベーションとやらになるかもね。ほぼ不可能に近いが。
俺が言ったイノベーション周りのネタなんざヤクザでなくてもあるあるだぞ。そしてそれを求めてるんだろ?「市場経済で評価されるために」。何もなしに売れるもんなんか作れないわ。アホかお前。だからエンジェル投資なんてものが成り立たない。
細かい要素がどうのこうのなぞ興味がない。「政府の投資が良くない」に教条的にこだわって他のことを夢想的にふわふわ語って、それに騙されるかわいそうな人間いないかとうごめいているクソみたいな存在がお前みたいな連中だ。万死に値する。
MMTについて不景気には財政出動というのはニューディール政策で立証されましたな。他の成功した解決策がなされた国はない。
不景気をこれ以上続けてもらうのは嫌なんでね。積極財政以外にまともな選択肢はない。特に、一庶民は景気が良くて労働需要が高い以外に救われる道はない。
他になにかあるの?
額面が高いとか安いじゃなくて、責任のわりには激安だなって思った保育に全然関係ない人の色々調べた生産性の無い感想。
保育士に限らず福祉全般、世の中全体的に安すぎ問題らしいけど保育士が身近に多くてつい保育士の幸福を願ってしまうので。
数秒目離したら死にに行くような生き物。脆くて弱くてまだ生きる経験の浅い生き物。関係ない自分でも責任を持つのが怖いのが想像できる。そんなん無理ってなる。
国の定める基準によると保育士1人配置につき0歳なら3人。4歳、5歳を30人まで預かれるそう。普通のお母さんが1人育てるのにも病んだりするのにその3倍~30倍が最低ラインらしい。
この時点で保育士さん普通の人にはできないすごいことしてる、さすが国家資格、と思った。
のに。月収の平均は手取り16万円前後らしい。大卒の平均が。高卒・短大ならもうちょっと減るらしい。なんで国家資格なのに誰でもなれるわけじゃないのに高収入じゃないんだよって思った。
手取り16万って無資格でも全然稼げる金額じゃないだろうか。およそ100万近くかけて産み落とした小さくて弱い命たちを毎日五体満足で返すことに責任を背負う対価には安すぎないか。
完全週休二日で計算しても日給にして約7200円。地域によっては最低賃金割るのでは。園児1人あたまにして2400円~240円。持ち帰りの無償残業もざらだとか。
保育士不足を叫ぶニュースを思い出す。そりゃあ保育士資格持ってる人も保育士やりたがらないよなぁ。何も割に合わない。
保育士とか教職の給料が安くてなにが怖いかって、悪い人が就いたらやばそうって思ったから。安い賃金でも何かしら得をすることがある人が就くことがあるんじゃないのかって。
男尊女卑とか女尊男卑とか極端に右とか左の人が、子供に何でも教え込める立場になったら、「お給料が安くてもやりがいがあって頑張れるんです!」とか言われても、いくら教育方針がまともでも、いくらここが思想信仰の自由な国でも自分が親だったらその先生は、申し訳ないけどちょっと嫌だし怖いなと思ってしまいそう。
自分に子供をもうける予定が無いので、この地獄のような不景気と気候とご時世に未来の納税者を健やかに育んでくれる人たちにはお金がちゃんと回って、幸せになってほしいなと思う。
みんなワニみた?
「意外とよかった」 とか「紙芝居だ」 とか…
じゃなくて今日は、ワニの話。
「ワタクシも一人の表現者として…!」みたいな堅苦しいのはいいからさ
そろそろみんな見てるでしょ?
だから、映画を取り巻く"社会のアレコレ"は差し引いて、映画自体の話。
ネタバレはある。
でもさ、ネタバレ読んだから劇場行かないなんてやつは、ネットの藻屑になって死んじゃえばいいんだ。
そう、ワニの話ね。
みんな知っての通り、ワニは 100日で死ぬ。
そこから 100日前に巻き戻って、朽葉の冬から桜咲く春へと進んでいく。
そう、進んでいく。
進んでいくと、どうなる?
進んでいって終わる、進みだして始まる。
はたまた、繰り返す?
死を描くのってむずい、きっと。
MOTHER3 のドアノブ、覚えてる?あ、また話がそれちゃう。
電話越しで息子の近況を聞くワニのかあさん。
かあさんが送ってくるみかんが、作中ずーっと出てくるの。
冬も春も、夏もだよ。確かめたわけじゃないけど、確かそう。
みかんの旬っていつ?冬だよね、きっと。
何でダメかって?そういうの自分で考えるのが映画鑑賞でしょ、バカチンめ!
じゃなくって、今日は俺がみかんのこと、みんなに伝えたかったんだ。
ひどいこと言ってごめんね、うらまないで。
『未完』
あー、言っちゃった、はずかし。
穴があったら入りたい、でも、探したってみっかんないね。
そう、春も夏も秋も冬もさ、季節はめぐってる。
ワニたちは勝手に「次の夏は」とか「来年も」なんて区切るけどさ。
ワニが死んだ後の 『未完の世界』
言い過ぎ?言い過ぎ?
説明しすぎはダサいけど、今はそういう時代だって庵野も言ってたもんね。
「100日間生きたワニ」
タイトル変えたのはきっと、死ぬのがオチじゃないよってね。多分そういうこと。
「身近な友人のあっけない死と、その後の変わったようで変わらない日常」
みたいな、きくちゆうき本人の体験をもとにしてるんでしょ?
なんかそんなこと聞いた気がする。確認はしてないけど。
「100日後に死ぬワニ」 も本当はさ
"死んだワニを偲んで、一瞬だけれども、欠けた想いの SNS のみんな"
なんか変な炎上のせいでそうはならなかったけどね。
じゃなくてほら、みかんだよ。
みかんにね、点数がついてるの。
おいしかったよ、どれぐらい?なんて話してて
「うーん…98点かな…」
とかって、超高得点なのに、わざと不満げに。茶目っ気あるよね、ワニ。
98点ね、覚えといてよ。
でさ、舞台は進んで…
ワニがとあることから勘違いして、片思いの先輩に嫌われちゃったとブルーになるの。
するとねずみ君はバイクでワニを連れ出して、夕日のきれいな丘へ連れて行く。
「これ、持ってきた」
「おう、みかんなんて持ってきたの」
んで、パクっと食べたら
「102点だね」
「その 2点は何だし」
なんて、二人の他愛もない会話。
"102" 引く "98" で "4"。
きれいな夕日かな、仲良しの友達かな、4点足しちゃうかわいいワニ。
でもそんなワニは、普通に死んじゃう。
映画版に足された死後の話はまあ、ワニの死をそれぞれ乗り越えていく、みたいなよくある話だ。
でもね、それの描き方がよかったよ。
仲良し五人組 (引く "1" で今は四人組) の座る位置が少し替わっていたり、とかね。
みかんの話に戻るね。
ワニが死んでもなお終わらない物語は、カエル君っていう新たなキャラの登場でようやく先に進む。
なんか新エヴァの"いい女"みたいだね。違うかな。
このカエル君がまた難しいやつなんだけども、それは置いといて。
新しい街でなかなか友達のできないカエル君に、やっとこさねずみくんが手を差し伸べるシーンがあるの。
そう、夕日の見えるとこね。
「101点だな」
て、ねずみ君が。
ぼそっと言って、それで、泣き出しちゃう。
泣いちゃうよね。
誰か一人死んだくらいでは終わらない世界、ねずみ君の中にだけある一人分の穴がさ、元とは違う形で修復されつつあるの。
それって、101点なんだ。
そういうところで、『100日間生きたワニ』は救いの映画だった。
で、そういうの初めてだから、扱いに困っていたんだ。ゴミ箱に捨てていい気持ちじゃないだろう?
そう、死なれると困るのはさ、その後更新されないこと。
生きてると、102点のやつが 110点になったり、はたまた 40点まで落ちたりする。
だからなんか、会いたくなったり、もう会いたくはなくなったりする。
けど、死んだやつの 102点はもう変わらない。
ハイスコアボードに残ったままの記録。見るたびに悲しくなっちゃうの。
だからさ、ねずみくんはきっとこれから先も 102点はつけられないよ。
まあでも、そしたら 101点でいっか。
28円の賃上げになった。全国平均902円から930円になって、約3%の上昇だ。
とはいえ最低賃金でパートをしている人はもともと103万円や106万円を超えないように調整してたはずだから勤務時間が3%減るだけだろう。
うっかり103万円を超えると10万円以上の税金を取られて3%どころではない損をする。106万円を超えると社会保険料を取られて10%ほど減る。
そういう人にとって最低賃金引き上げが懐に響くことはないだろう。休みがほんの少し増えるだけだ。
最低賃金で働いて生計を立てている人や学生のバイトではどうだろう。まあ上がる分にはうれしいだろうが、28円だ。1ヶ月に50時間働いてたとすると額面で1400円増える。
最低賃金はたしかに上がったが、じゃあいまバイトできるところはどれだけあるのか。
コロナ禍でパートやバイトが激減したことは体感としてあるだろう。体感としてなくても、バイトの需要が大きい飲食店は営業時間の短縮やらで人手が必要な状況ではない。
単発のバイトとしてはライブの警備だとかもあったが、今はそういう仕事そのものがほとんどない。ライブがないからね。
そこへ最低賃金まで上がればますますバイトを雇う理由はないだろう。
1ヶ月1400円とかその程度の恩恵より働く先がまず欲しい、というのが生活に困っている人の本音だろうが、最低賃金の引き上げは少しとはいえ働く先を減らしてしまう。
じゃあいま働けている人にとってはどうか。
1ヶ月160時間フルで働いていたら4480円増える計算になる。1ヶ月で額面14万8800円だ。
しかし増えた4480円からも税金や社会保険料が取られるので手取りは4480円から減る。また、何かを買えば消費税10%が取られる。
まずどれだけ取られているのか計算してみよう。
額面14万8800円から所得税の5%と住民税の10%が引かれるので、天引きされる税金は22320円になる。税引き後で12万6480円になるが、ここからさらに社会保険料も取られる。地域にもよるが東京都だと6000〜7000円くらいだ。だいたい手取りは12万円ちょうどとなる。
その12万円で何かを買うにしても、消費税が10%あるので11万円にやや足りないぶんしか買えない。
まとめると、額面14万8800円の給料から天引きされる所得税と住民税が22320円、社会保険料で約6500円、消費税で10910円で、合計-39730円だ。
最低賃金930円は全国平均だが、それより高いであろう東京都の社会保険料を使っているという雑さはある。しかし最低賃金が28円上がっても4480円(税引き前)しか増えていないのと比べると、税金と社会保険料はおよそ10倍のインパクトがあるとは言える。
「じゃあ税金や社会保険料を減らせ」というのは数字で見ても正しい。
そして今回の最低賃金引き上げは政府主導だ。政府が本当に生活に困ってる人をなんとかしようと思っているのなら、やるべきことは減税だろう。あるいは少しでも働く先が増えるような施策をしてくれという話もあるだろう。
批判している人たちはこのことを言っている。
政府のやってるふりを許せないとか、政治的な話も紛れ込んではいるが、実際やってるふりに近いんだから真っ当な批判だろう。リーマンショックなみの不景気が来たら消費税を減らすと言っていたが、それを超えるコロナ禍の今でも消費税を下げるつもりはまったくないようだし。
仕事を探している人にとってはただでさえ減っている働く先がさらに減る、いま働いている人にとっては税金と社会保険料にかき消される程度の恩恵しかない、雇用主(会社)にとっても別に歓迎すべきことではない。
権力者というのは政府機関。金持ちは私企業の社長。そのうえで政府機関がどのような法律を決めてどのような行動をするかということ。
消極的自由主義は、政府機関の関与をなくすということだが、その下では私企業の社長が強くなる。
だから、政府機関が私企業の社長を制約する。結果的に自由になる状態を目指す積極的自由主義はそのようにして多数の人間の自由を狙う。
そのうえで、政府機関がどのような成約をすれば結果的に自由になるかということ。例えば税金や法律や財政政策な。
左翼本流はもともとマルクス主義だったが、マルクス主義が崩壊した。
その上で経済に解を持たないから、経済と明後日の方向ばかり見るようになって多数の国民が貧困に落ちることとなった。
右翼本流はもともとケインズ主義だったが、1970年代のオイルショックや外貨借金による輸入困難など、単純な財政や税制では通じないインフレが起きた。だから、消極的自由主義の新自由主義に転じた。
しかし、一度大規模経済危機を迎えたら永久に不景気を続けるし、設備研究投資もしなくするし、儲かる前の科学も近視眼的な視点で破壊して、むしろ経済衰退につながっているのが今。
これらを踏まえて、どのような制約が、結果的に自由になる状態をなせるかは考え続ける必要がある。ケインズ主義ベースで、資源確保や産業育成と産業の段階の科学振興を視野にいれることが解だと思うけどね。