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はてなキーワード: 進捗管理とは

2022-12-31

obsidianとNotionを使っている

こちらで言われている要件を満たしそうなのは

obsidianとNotionだと思う

どちらもMarkdownエディタとして使えるが、大きな違いはObsidianがローカルマークダウンファイル操作するものに対して、Notionはウェブベースデータベースという感じだ。

Obsidian

Obsidianで書いたものローカルmarkdownファイルのものPCで見れば単に.mdファイルを作っているに過ぎない。逆に言えばそのまま他のエディタ再利用できることを意味する。Obsidianはmarkdown独自拡張してより見やすく便利に使うためのアイテムだ。画像ファイルに入れておけばいつでも呼び出せるなど、簡易のブログ的な使い方もできる。

最近になってスマホアプリリリースされているし、目次機能もある。

特徴的なものグラフビュー機能があり、AファイルとBファイルリンクさせるとそれが視覚的に見やすくなる機能がある。これによりとあるメモが他のメモとどれだけリンクしているかが見れるので単純に自分がどういうものをどう利用してきたのかがわかり面白いwiki視覚化したものと考えて良い。

プラグインも多く作られており様々なことができる。

欠点は、スマホアプリがあまりこなれていないことと、あくまでもローカルメモを基本としている点

簡単に言うとPC自分用のメモや長文の日記を書くことに特化している。他の様々なメモアプリウェブ上での共有を簡単に行えるが、obsidianはそれがハードルが高い。

例えばGoogleKeepはどこでも気軽にメモを取れるし家族間での買い物リストなどにも使える。けれどobsidianでそれをしようとすると家族の端末にあるobsidianのファイルこちらと共有しておかなればならない。そのための機能はあるものの有料か無料ですると手間がかかる。

またマークダウン記法を使いこなしていないとまるで不便だ。

まり、一人でPCマークダウンでたくさん文章を書くためには便利であるが、不特定多数の人に文章を公開したり、メモを気軽に共有するということが目的なら他を考えたほうがいいかもしれない。

また便利なのは便利だがマイナーなので知見が溜まっていない上にスマホでの操作ちょっと微妙ではある。

Notion

メモアプリ本命と言われているが、実態ウェブベースデータベースだ。

何でもできるのが特徴でobsidianとは真逆に最初から共同作業や共有を前提としている。カレンダー機能から進捗管理議事録を作ったりTrelloのような使い方もできる。書き方もマークダウンとほぼ一緒だけど、マウス操作でできるのでwordpressに近いと思う。

アップデートが非常に活発な上にwebAPIが一部公開されているため、非常に機能豊富拡張性も高い。Notion関連のサービスだけで何十もある。

例えばGoogleDriveと連携させたりといったことも楽だ。

ただし画像の扱いがちょっと不便だ。

例えば一つのファイル内で同じ画像複数使いたい場合、obsidianなどではそのファイルリンクを貼ればいいだけなのに対して、Notionはいちいちアップロードしないといけない。これが不便な点とよく言われる。

またSpredSheetsのようにも使えるが現状ではGoogleSpredSheetsのほうが使い勝手は良い

ただ、やはりメモアプリに高機能データベース機能がついたものなので使い方次第といえる

元増田の使い方にあっているのはNotionかもしれない

機能的には必要十分だと思う

もちろんもっと汎用性の高いGoogleDriveなどのほうがいいかもだが、Notionはここ数年で一番盛り上がっているメモアプリだし知見が溜まっているのが推せる理由だ。

anond:20221230142549

2022-12-20

物書き用ツール

趣味ブログとか時々動画を作っている。全てにおいてプロットシナリオを書いているんだが、とにかくそれらの管理煩雑になりやすい。

アイディアだしはケータイメモ帳手帳で充分だけど、常日頃からそれらをどこかしらにまとめる必要もありこれが地味に大変。いわゆる週次レビューかいう奴ね。

まあ週1でやってるわけじゃないけどさ。

大抵はNotionにそれらをまとめている。

では実際にシナリオをどうするのかってことなんだけど、Notionは書くことには特化していないからやりづらい。Notionはあくまでもデータベース進捗管理に向いているためだ。もちろんマークダウン記法は使えるしそのままブログとして公開も可能と優秀ではあるのだが、中間作業的な雑多なプロット等には向かない。履歴差分が取りづらいのと検索機能がそこまで優秀ではないから。

やはりそこはテキストエディタが優秀なのでobsidianを使っていた。これは非常に良い物なので多くの人が勧めているが、問題は異なる端末間での同期が取りづらい点。仕事PCで使いたくても単独アプリな上に同期がやや面倒なんだよね。まあそもそも仕事用のでやるなって話しだが。

Notionだと厳しい面もあるので、今はVSCodegit管理している。これならそこそこ使えるし仕事用のPCだとしてもウェブ版を駆使すれば問題いからね。

雑多にメモ書き

2022-11-19

タスク管理進捗管理がごっちゃになって困る

記憶力ないPMみたいな人教えて

2022-11-16

国がどれだけ民間企業に手を出すか、国策対応する米国台湾韓国などへ民間だけで対抗できるのか

半導体に関して、国が関与しようとしていて、また失敗するのではという論調は多い。

だが、放置して民間だけに任せておけば成長するという時代は終わっている。

競争相手を見てみればわかるが、米国台湾韓国も国をあげて支援をしている。

金だけじゃなく、技術も、人も、法律も、国家リソースを注ぎ込んでいるのに、1企業では対抗できない。

金さえ出せばいい、という意見もあるだろうが、日本場合、金を出すだけだと失敗する。

研究環境が整ってない所や、技術がない所にいくら金を注ぎ込んでも芽が出ない。

進捗管理だけして他社に投げて失敗する。


国に足りてないものは沢山ある。

世界に対しての情報収集能力は足りてない。

半導体のような分業体制になっている場合、把握出来てないのだ。

報道陣も把握出来てないので、業界ランキング上位企業コンシューマ向けニュースのみで検討となる。


日本場合、国が研究費を出しているが、民間技術をどう移管するかというのが弱い。

研究内容についても、民間アカデミックで離れてしまっているので、研究者の興味関心に閉じてしまい、活かしにくいというのもあろう。

そもそも国が、日本国内でどういう研究が行われていて、どう民間移管して稼ぐかという戦略がない。

米国が強いのは、人、金、物、技術を国の組織が把握しているからだろう。

常にゲームチェンジャーとなる技術米国外含め世の中に出ていないか情報収集をしている。

日本場合国内報道されるものけが全てになっているし、メディアも力が弱くなり政治以外は国外まで把握出来てない。


国が技術を知っていないといけない時代だ。

必死バズワードに関しては法律で後押ししようとしているが、BtoB全然把握できてない。

2022-08-30

自分はもてなす側なんだと自覚しろ

会社に若作りおばさんが中途で入ってきたんだけど、

いつまで経ってもお客様気分なんだよな。

自分が動かなくてもやることが用意されて、何も言わなくても上司が丁寧に進捗管理してくれて、ミスれば誰かがその尻拭いをしてくれると心から信じてる。

データ入力派遣事務を雇ったんじゃないんだから、もう少し責任もって自分から動いてほしい。

2022-08-01

anond:20220801001020

進捗管理という仕事はほんま無駄とは思いつつ

そういうのに金を払ってくれる客がいるんよなー

あー、めんどくさ

進捗管理って、尻を叩くことではないと思うぜ

まあ、遅れてるのが悪いんだけれども

2022-06-22

ヒスババアです

弊社はおじさん上司報連相しても

あーわかったわかった(わかってない)って流されちゃうんだよね。

報告してる内容は右から左で、なんか文句言ってんな~って事しか伝わってないと思う。

仕事中ずっとゲームやってる上司が「これやっといて」でなんでも新人君に丸投げするんだ。

稟議業者の窓口、複数業者の調整、システムトラブル対応、他部署との連携会議段取り議事録

スケジュール作成進捗管理、中長期の業務改善計画立案、もちろんその他の雑用も。

指示内容は曖昧で、指導フォローもなく放置してる。

ゲーマー上司新人君・私の3人しかいない課なので、私がフォローせざるを得ない。

そんで上司上司人事部に報告と対処をお願いしてんだけど、流されちゃうんだよね。

しつこく何度も言ったり、メールしたり

かなり強い言葉を使ったり、他部署にも聞こえるくらいの大きな声で話したらやっと問題意識は持ってくれるけど

ヒステリー・怖いおばちゃん・きかない・素直じゃない・愚痴文句ばかり・宥めるのが大変とか言われてる。

ゲームの件も「やってないって言ってたぞ」で終わる。

普通に考えて正直に言うわけないだろ。

新人や中堅を配属されるのは3人目だ。

最初に教えた子はもう私よりも給料が高い。

彼らは3年で転勤しちゃうので、頑張って仕込んでもすぐリセットされちゃう

ヤバい社員がいても3年我慢すればバイバイできるから、みんな見て見ぬふりをする。

ゲーマー上司新人やらせてた仕事は、異動する時に何故か私に引き継がれる。

弊社のおじさんの心にはおじさんの話しか響かない。

部署男性社員に口添えを頼んだらすぐに少し問題になった。

何も改善はしてないけど…

それでも仕事回してるから関わりたくないんだろうな。

うちの課の仕事量なら本来は3人も必要いから回ってしまう。

権限スキルが揃った人なら一人でもこなせると思う。

私の条件ではこれ以上望めないような好待遇なので、できれば転職は避けたいけど

おばちゃんはもう怒るの疲れた

バブル世代の定年まであと少し…

2022-06-08

Backlogの前にやるべきことは何か?

これ

家庭にBacklogを導入してタスク可視化しようとしたら大失敗した

https://anond.hatelabo.jp/20220607152713

 

会社でもよく見かける気がするんだけど、複合問題だと思うんだよな

 

やりたいこと:タスクをやってほしい

Backlog解決すること:タスクの整理、進捗管理

 

ここでずれてると思う

タスクやらせる」の解決策として「タスク管理ツールの導入」は間違いどころか逆効果かもしれない

元増田も気づいてるけど

 

タスク可視化会社において重要

会社では、予算計画を立てて、リソースを確保し、それを実効するというのが基本サイクルだから

タスクはだいたい明らかになっている

その全タスクが膨大だったとしても「やりたくないなあ」にはならない、仕事なんだから

金を稼ぐという目標があるからできる

 

じゃあ私生活でこれをやるとどうなるかというと

可視化されたらやることが膨大でやる気を無くす

リソースが限られている

・やっても金が稼げるわけでもない

から、当然やらない

これは家族間でやってもそうだし、自分でやってもそうだろうと思う

 

タスクやらせる」というのは、普通に親のようにガミガミ言ってやらせるか、もしくはゲーミフィケーションの導入が妥当だと思う

ものすごく平たく言うと「恐怖で支配する」か「褒めて伸ばす」か

つってもゲーミフィケーションも難しいし大変なんだけど

相手との関係性が(たとえ会社であっても)重要になってくる

夫婦間?無理に決まってる

 

ところでこの

可視化されたらやることが膨大でやる気を無くす

リソースが限られている

・やっても金が稼げるわけでもない

から、当然やらない

 

という状況はベンチャー企業の状況に似ている

彼らがよく言うやり方は「タスクの取捨選択」「イテレーションを回す(スクラム、かんばん)」だ

タスクを洗い出す、1週間でできることだけやることリストに入れ、実施し、振り返る

このフローだとよりうまくいくかもしれないが

これだってやる気が無いやつのケツを叩くだけのパワーはないので

スクラムマスターのような、いわゆるマネージメントをする存在は不可欠であり

マネージメントでできるのは上で言った「怒る」「褒める」程度のものなんだろうと思う(ここらへんは専門外なので詳しくない)

 

ちなみにBacklogはこのようなかんばん方式フォローしたらしいので使ってみるといい

https://backlog.com/ja/blog/backlog-update-2020-01-28-kanban-board/

 

あ、ヌーラボ上場おめでとう

長かったね

俺の記憶だとブームredmineBacklog→jiraと変遷したと思ってたけど着実に頑張ってたようだ

たまに使ってるよ

 

あ、ごめんタイトル全然違う話になってるわ

Backlogの前に、目的明確化をしたいね

それはほんとうにBacklogツール)で解決するのか?

 

ーーー

 

そうか、平たく言えば「人を動かす技術」か

確かそう言う本あったよね、詰んでるわ笑

2022-05-26

経験からエンジニアになったけどパワハラにあった

結果、SEが嫌われている理由何となくわかった

パワハラって具体的に何なのかわかんないけど、力関係的に逆らいにくい人にプレッシャーかけられたので多分そうなのかなと思う。

どんな感じだったかというと

1.細かい仕様曖昧な指示が来る

2.実装していくとどうすればいいかからない部分が出てくるので、仕様を尋ねる

3.無視される

4.仕方ないのでなんとなく意図を汲み取って実装する

5.後々、仕様と違うことを詰められる

という感じだった。

詰められ方は

「どうしてこんな実装をしているのか意味がわかりません」とか

バグが多すぎますちゃん確認テストを行ってください」とか

「この不具合システム構造上致命的です、早急に修正してください」とか

いまチャット履歴から引っ張ってきたけど、原文はもうちょっと高圧的だと思う

普通じゃんと思うかもしれないけど

バグが多すぎます←指摘事項2つ

・致命的不具合新規追加したお試し機能で根幹部ではない

だったりするので、小さなミスでも大きなミスとして圧をかけてくるのが辛かった。「そもそもそんな仕様だったことすらこっちは知らないよ!」っていうのでも責められるし。

そしてミスミスからこっちが悪いので言い返せないんだよね…

経験からエンジニアになったというか、新卒→自営の流れを汲んだ人間で初社会人だったから「世の中こんなものなのかな?」とか思ってたけど

いわく下についた人を二桁近くやめさせてきた人間らしくて外れ引いたんだなって思った

今その会社評価星1.2とか凄まじいことになってるんだけど、

昔は良かった的なコメントがついているのでもしかたらこの人のせいで良いエンジニアがどんどんやめていってしまったのかなとか思ったりした。

技術力も低くて尊敬できる所一つもないんだけど、こういう人に限って社内政治が得意だったりするもんだから、上の方のポジションに居るんだよね

から指示も抽象的で「いい感じに頼む」みたいになるし、GUIで状況がわかる段階になってから「こうじゃない!」とか言い出すから困る

一つだけ良かったこととしてはありとあらゆることが適当に投げられて後よろしくされてたので、急速に技術がついたこと。

DBもよくわからなかったし、SQLも書けなかったけど、半年ぐらいでフルスタックの開発を一から任せてもらえたりしたし、実際にどうやればいいか分かれた。

---

冒頭に戻るけど、SE

顧客対話して仕様決定

・大まかな設計

進捗管理

など、いわゆる上流工程のこと指して使ったけど、結局こういうポストに収まる人って社内政治得意マンが多いんだろうなって思った

社内政治が得意で技術力もあるっていう人は、仮にどちらもレア10%だとしたら掛け合わせで1%なわけで、多くは社内政治だけ得意なことが多い

まり技術力は対してないから具体的な指示が出せなくて、曖昧なところを『いい感じ実装』する羽目になる。技術力なかったら具体的な質問に的確な回答を返せないしね。

からSE嫌われてるのかなとか思った。

……正直そんなSE嫌われてる論とかどうでもよくて、

本当は過去の話っぽく書いてるけどリアルタイムパワハラ受けてるから辛いってことが言いたかったんですけどねー

2022-05-09

業務日報の数が多すぎて辞めたい

勤怠の打刻と作業報告くらいは当たり前だと思うんだけど、報告先が多すぎて笑う。

■社内チャットツール

朝礼時:作業予定報告

 分報:何か進捗あるごとに、

    または作業を切り替えるごとに報告

時報:14時に一度、まとめて報告

終礼時:18時30分に、当日分をまとめて報告

メール

日次:当日分を指定フォーマットで進捗率も含めて報告 + それぞれ一言コメント

   工数管理システムの該当カテゴリ記載

工数管理システム

日次:どのプロジェクトの、どのタスクに何時間使ったかWEBフォーム入力

部署KPI管理Excel

日次:プロジェクト毎に作業時間入力

福利厚生システム

日次:何時間働いたかWEBフォーム手入力/8超えるとアラートが飛んでくるので8固定

追記残業は勤怠管理システムで(固定残業代分の範囲内では)別管理されている。福利厚生システムは外部サービスで、勤務時間やその他自己申告内容から医療アドバイスとかアプローチを受けられるサービス(その恩恵を受けたことはない)

恒常的に8時間超えると会社自分メールが来るから固定でねとのこと。

当該の福利厚生システムで、マッサージは割引になるが、ネットクーポンの方が安い。

社内チャットメールエクセルベースで(個人的に)半自動化できてるんだけど、他の入力箇所に手で入力するのも併せると、毎日計40分くらい日報書いてて、辛い。

上長指示で、各種報告・入力後回しにして仕事してたら、管理部署から社内チャット入力催促くるの怠い。

の割には、プロジェクト納期は緩いの謎。

の割には、どちらも評価に厳密に関わってくるの謎。

追記:自社サービス自社開発なので、最悪リリース日は伸ばせるものの、当初予定から遅れると(自分起因でなくても)評価が下がる。

前の開発会社だと、下請け納期が決まっていて、会社側も請求タイミングから考えてリスケしたくない→「残業休出でなんとか終わらせてくれ、金は払うぜ、頑張ってくれた分は評価もするぜ」という感じだったので、その違いに驚いたり。

前の会社だと、もっと緩く回ってた(分報はあった)んで、KPIメール日報の時点でこの会社は厳密だなぁと思ってたら、数年でどんどん増えてきやがった。

そして朝礼・終礼で読み合わせするという。

「進捗の管理を徹底していて残業時間比較的少ない」ってのが売りで入ったんだが、

残業時間が固定残業代分の時間までに制限されていて、それ以上になると処分があるから誰も計上しない」が実態だった上に、進捗管理煩雑すぎてそれに時間が食わせられるのが無駄すぎる。

…と、

月曜でまだまだ余裕のあるなかで、笑い話として書き出してみたら、結構ヒドかった。

(あと社内チャットSlackにしてくれ)

そういう、仕事するための仕事であったり、その辺りの業務上の納得いかないこと聞かせておくれ。

または、うちの会社は楽だぜって話でも。

転職活動メンタル促進剤に利用させていただきたい。

2022-05-03

anond:20220502172113

経験ある。

3ヶ月ほど「やります」「やってます」「やりました」と言い続けて現物は出ず。

言うて地方帝大出身で超優秀って触れ込みの新人だし、まー大丈夫だろうと思ってたら、結構マジでヤバい締切直前に「全く終わってません」「手をつけていません」

金曜日の正午。来週月曜には必要ブツ

俺が関係各所の緊急連絡と調整依頼を入れてる最中野郎は午後休とって、翌週から来なかった。

進捗管理ツールBacklog入れてて、チケット降りまくってた。完了になってたけどほぼ全部虚偽だった。

半年後に退職したよ。

今どうしてんだろうなぁ。。。

2022-02-27

思ってるより欲しいソフトがない

自分ソフトウェアエンジニアではない。

C++C#Pythonなど文法くらいは勉強して書けるようになるが、

ソフト開発の業務本業ではないので、業務の間に片手間で書くのが精一杯、

という前提で聞いておいて欲しい。


1つ目 プロジェクト進捗管理用のソフトで良いのがない

クラウドサービス規定で使えなかったり、高いソフトが買えないといった制限で、

エクセルだったり、パワーポイント管理している。

マイクロソフトMS ProjectをOffice365契約していると自由に使えるようにしてくれると、

マシになるのかと思いつつも、個々人の進捗を管理したい場合と、報告用の表示フォーマットが違うので、

自由に使えるようになっても解決しないような気がしてはいる。

データベースは同じで、表示をパワーポイントで見やすいようにして欲しいだけなのだが無いのだ。

要は満足なソフトがないのでずっと困っている。


メンバータスクメール、Teams、定例で追加され、それがプロジェクトスケジュールのどれに対応しているのか紐付けたいが、それが自動でできない。

タスクを分けたいことも多い。

進捗率の入力についても最後まで必要時間が人によって違うのでなんとかしたい。


日々問題が出てくるので、タスクは日々増えていく。

その度にスケジュール調整に時間が削られていくのはきつい。



2つ目 大量に出てくる測定装置から吐き出されるデータプロットするソフトがない

プロットする時にデータを間引いて表示すればいいと言われるのだが、

製造していると数少ない不良品をとらえないといかず、間引くのが難しい。

例えば液晶だったらドット欠けを見つけようとする。

4Kだったら800万行が1つの測定でデータが出てくる。


他にもオシロスコープだと10M行といったのは普通に出る。

こっちはこっちで、数秒に1回しか起こらない変な挙動を起こすといったのもある。

しかノイズだらけだったり、オーバーシュート/アンダーシュート、Jitterなどがある。

オシロの中に入っている機能統計データは取れるのだが、本当に知りたい場所が取れない時があり、

ひとまずデータパソコンに取り込んでから処理しようとしてもかなり困ることになる。

振幅、パルス幅といったものですらソフトはないし、Web検索かけてもアルゴリズムすら出てこない。

2022-02-21

大企業でのWeb開発ってこんなレベルなの?

スタートアップからネット大企業転職したWebエンジニアだけど、入って数ヶ月で既に転職を考え始めてる。

笑えるくらい非効率で、その会社しか通用しない業務プロセスと、それを習得することに価値がおかれる謎の価値観。

10年前の開発現場かな?と思うほどのウォーターフォール

仕事内容はひたすら調整と進捗管理、協力会社社員管理タスク割り当て、エビデンスとしてエクセルに貼られたキャプチャをチェック。

もちろんコードは書かないし、ターミナル叩くこともほぼ無い。

そりゃGAFAMとかの外資流れるわけだよ。

ネームバリューだけはあるから職歴ロンダリングだと思って次を探そう。

2022-01-27

大手SIerがクソすぎる

大手SIerと共同でアプリ開発することになった。そこで、とあるプロジェクト管理ツール進捗管理することになったんだけど、先方が

ユーザー登録したけどサービスが使えない」

って文句をつけてくる。確認したら、アカウント登録後の確認を行っていないことが分かった。メール記載されたURLアクセスすることで、登録確認する奴な。だから

アカウント登録後に、登録したメールアドレスに確認メールが届くから24時間以内にそこのURLクリックして下さい」

という案内をした。ところが、いつまで経っても奴らはユーザ登録完了して来ない。たかがワンクリックするだけなのに。このままだと、こっちも仕事が進まないから非常に困る。

一体どうなっているのか聞くと、どうやら「このURLクリックしていいですか」という許可上長に取らなければいけないらしい。その承認に2日くらいかかるから、いつまで経ってもユーザー登録ができないらしい。

アホかと思った。本件に限らず、こいつらとの仕事は何かとストレスが溜まることが多い。IT企業なのにとにかく技術力が低すぎるし、それ以前に常識が無い。上の件だって、そんな承認を取ることに何の意味も無いことは小学生が考えたって分かりそうなものだ。

俺も以前は、ネット上で「SIerはクソ」と言われてるのは、一部の人大袈裟に言っているだけだと思っていたが、全くそんなことは無かった。本当に技術力が低いし、意味の無い仕事関係者全体の仕事を遅らせている。

2022-01-25

アメリカガチシステム開発現場を行動観察

アメリカガチシステム開発現場を行動観察

ここから今日の本題です。

アジャイルコーチとして、アメリカガチの、ガチシステム開発現場に、言うたらエスノグラフィ(行動観察調査)をしてるようなもんです。三流プログラマながら。

そういうリファレンスみたいなことをお伝えしたら、皆さん(Regional Scrum Gathering Tokyo 2022の参加者)が喜んでくれるかなとか思って、内容を構成しています

ただ、僕が知っているのはマイクロソフトだけですし、自分職場だけなので、主語が大きすぎるとか、そう言うのはやめてください。心が傷つくから(笑)

そういうのを踏まえて聞いてください(笑)。全部一次情報で、人から聞いたものではないです。ちょっとだけマネージャ関連のところはマネージャに聞いたところもありますが、基本的には自分経験したことのみで構成します。

ウォーターフォールは使われていない

まず滝。ウォーターフォールがどれぐらい使われてるのかって話ですけど、これは簡単です。ゼロパーセント、本当に見たことないです。

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からといって本当に素晴らしいスクラムをみんなやってるかっていうと、そうでもない。どれぐらいプロセスに対してマチュア成熟)かはチーム次第なんだけど、少なくともイテレーティブじゃないのはないし、アップフロントデザイン(開発前の仕様策定)を大量に時間をかけてやってるというのもない。

デザインドキュメントっていうのを書く人もいれば書かない人もいて、書く人が多いですけど、書いても5ページぐらい。

何年か前にサム・グッケンハイマーというDevOpsで有名な人が日本に来たとき日本のお客さんに「ウォーターフォールアジャイルメリットデメリットを教えてください」って聞かれて、彼が「ウォーターフォールは全くメリットがないのでやめておきなさい」って言い放って。

僕が当時そのことをブログに書いたらすごい炎上しましたけど。

私は間違っていた。ごめん。ウォーターフォールは何のメリットも無い - メソッド屋のブログ

分かります。誰も使ってないんだから。やっぱりもうやめといた方がいいですよね、正直話無理があります

開発者それぞれが責任を持って設計実装する

次は、僕のチームがどんな感じで運用されてるかっていうお話します。

マイクロソフトには統一プロセスとかなくて、基本的にチームをどう回すかはチーム次第なんですよ。でもだいたいみんな似たような感じでやってると思います

基本的にはスモールチームです。どんな大きなプロジェクトであっても、スモールチームの集まりって感じです。

自分のチームについては、これがよいやり方かは分からないですが、個人商店みたいなもので。「IC」というのはIndividual Contributorですね、開発者

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マネージャからアサインされるバックログ基本的にはふわっとしているので、ICがそれを明確にします。

IC仕様自分明確化して、自分デザインして、インプリメントする。だからそれぞれがレスポンシビリティを持っていて、それぞれが実装をする。

ただ、同じマイクロサービスメンテする役割の人みたいなのがいて、それは「Buddy」(バディ)みたいになっていて、僕の場合は例えば「スケールコントローラー」っていうのを開発していますが、スケールコントローラーのチームでバディになってると、質問というかお互いに話が聞きやすい。すぐに答えてくれやすいですね。

他のチームとかになると、ちょっとバリアがあって。やっぱりみんなそれぞれの仕事をやっているので、プライオリティがそれぞれあるんですよ。だから違うチームの人になると意地悪じゃなくて彼らのレスポンスは1日に1回とかになったりするわけですよね。仕方がないことです。

多分このチームの単位マネージャ管理できる最大以下の人数で構成されてるんじゃないかなと思います。だから本当に自分のチームはそれぞれが個人商店みたいな感じですね。自分レスポンシビリティを持って自分でやる。それは新人であっても一緒です。

司会)ここでちょっと会場から質問が入りました。このチームというのはどういう単位なんでしょうか。プロダクトの単位なのか、どういう単位なのか。

(右下の点線で囲われたところ)このチームはスケールコントローラをやっていて、(右上の3つのICを指して)このあたりはプラットフォームと言って中の基盤みたいなことをやってたりします。

でも基盤もかなり巨大なので、内部でいくつか分かれているんですけど、同じマネージャが見て、みんなを助けている、という感じですね。

司会)隣のチームと、このチームを分けているのは、マネージャが違うだけ?

ええと、大きな機能で分かれているというのがあります。例えば隣のチームはランタイムっていうチームなんで、Azure Functionsのランタイム担当してるんですよ。

給料を上げるのは他人との競争ではなく自分との戦い

さて、エンジニア評価っていうのはどんな感じになってるかっていうと、この図にはマイクロソフトは入っていないのですが、僕の友達に「ゆうさん」っていう人がいて、彼がブログGAFA給与体系みたいなをまとめてくれて、マイクロソフトも似たような感じです。

参考:GAFA米国本社エンジニア年収ジョブレベル別に比較してみた【GoogleAmazonFacebookApple

この図がまさに僕が言いたいことなので、この図を使います

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こういう情報って外部に公開されてるので別に隠すことはないし、マイクロソフト給料の額とかも調べられるんですよ。

どういうふうになってるかっていうと、エンジニアとしてランクがあるんですよね、「SDE1」「SDE2」とか。マイクロソフト場合は「シニアソフトウェアエンジニア」があって「プリンシパルエンジニア」がある、みたいな。

このランクの人はこういうことができる、っていうのが明確に定義されていて、それによって給料が決まるんですね。

から自分給料を上げたかったらどうするかっていうと、プロモート(ランク上げ)してもらえるように頑張るって感じです。他の人との戦いじゃないんです。

いまより一つ上のランク仕事をしばらくしていれば、マネージャが「こいつは今はシニアだけどプリンシパル仕事してるからプロモートしよう」とノミネートしてくれる。

そうやってノミネートされたら次のレベルに行けるし、行けなかったら転職をする。転職するとそこでネゴシエーションやすいので、その時に例えばシニアとかプリンシパルになれればその給料がもらえる。

ただ、そういうふうに上に行くとレスポンシビリティも大きくなるので、自分でチョイスする感じですね。自分でチョイスするし、自分との戦いなので。だから他の人と比べて不公平とか全然思わない。

給料を上げたかったら次のレベルになればいい。そういうアクションをとればいいので、あくま自分との戦いって感じになります

マネージャ自分仕事キャリアを助けてくれる

マネージャ存在っていうのは僕的にはすごい(日本と)違ってるように感じています

日本にいるときマネージャって進捗管理課題管理をしたりとかして、プログラマとか開発者を指揮するとかそんなイメージだったんですかね、僕のイメージとしては。

アメリカ場合は、彼らが重視してくれるのは僕のキャリアなんですよ。僕がハッピーかどうかとか、僕がキャリア成功するかっていうのをすごい重視してくれるんです。

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これまで何人かマネージャが変わりましたけど、みんなそうでした。マイクロソフトには明確にそう定義されているんです。だからマネージャはみんなそういう動きをしてくれます

マネージャ大事仕事アンブロック」

マネージャのすごく大事仕事に「アンブロック」というのがありますIC、つまり開発者の人がどこかで詰まっている状態になると、マネージャが助けてくれる。ブロックされているものアンブロックしてくれるんです。

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例えば、僕が技術的に詰まるとして、誰かに聞かなあかんけど、誰か聞かなあかん人がなかなか答えてくれへんとか、そういうこともあるかもしれないです。

そういうブロックをされる状況が一番生産性を阻害すると思うんですね。

そういうときマネージャアンブロックを手伝ってくれる。ある人に繋いでくれたり、マネージャ経由で他の人が僕に協力してくれたりとか。

マネージャが、このプルリクエストを見たら分かりやすいよと教えてくれるとか。

基本的納期の設定はない。マネージャも急かさな

あと結構面白いのは、少なくとも今の僕の職場では、納期基本的にない感じです。

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あるときもあるんですよ。どんなときかっていうと、マイクロソフト最大のイベントの「Build」というのが5月ぐらいにあって、そのキーノートで発表される予定のプロダクトみたいなもの。それが決まったら納期があるのかもしれないですけど。

基本的納期的なものはなくて、できたときが終了なんです。

マネージャも僕に対して「早くしてください」って言ったことは1回もないですね。どっちかというと、僕が「何か遅くてごめんな」とか言ってたら、「いやそんな気にすんなよ」って、「よくあることだよ」とか言われたりする。

これは多分いろんな意味合いがあるんですよね。多分クラウドプラットフォームって、難しいことがいろいろあって、例えば自分が1週間でできるって思ったのに2カ月かかったりとか、ほんまにあるんですよ。

例えば、JVMにあるJarをアタッチするだけに見えた仕事に、僕は半年かかりました。

僕の能力のなさもあるかもしれないですけど、そういういろんな予想外のことが起こる。

やっぱり世界中の人が使うプラットフォームなので、よく分かってない実装とかしたらむちゃくちゃになるんです。ちゃん理解して、より良いアーキテクチャを作らないとひどい目にあう。

から多分マネージャ絶対に急かさないんだと思いますちゃん理解して出来るようになれば、次からは開発が速くなる。だからマネージャとしてはそこで急かさないことによって未来への投資をしてる感じなんじゃないかなと、僕は思ってます

バックログはあり予定もあるが、達成されないこともしょっちゅう

司会)すいません、マネージャの話しに行く前に。質問が集まっていて。納期がないという話に関して皆さんが大混乱に陥っていてですね(笑)納期がないとすると逆に何があるのか。バックログみたいなのがあるのか、ロードマップがあるのか。どういうものを始点に駆動されていて、牛尾さんの仕事が始まるのか。

バックログですね。大きなトピックだけはある。今期はこれをやろう、というのはあるんですよ。

だいたい今期はこれとこれをやっていこうというのがあって、それを荒い粒度ですけどブレイクダウンしたストーリーにして、それをICアサインするんです。

でも、それが今期に達成されないということはしょっちゅう起こります

思ったよりもすごく難しかったとか、あるシステムで改変が入るのでそれまで作れないとか、そういうのがしょっちゅうある。でもそれでそのICが責められることはないです。

変化は見通せないので仕方ないですよね。オーガナイズはされているけど、できなかったときはできないと認める、ということです。

司会)お客様からバックログの元になるような要求がきて、それがリリースされるまでのタイムスパンはどのくらいなんでしょうか?

僕らの場合プロダクトオーナーみたいなチームとしてプロダクトマネージャがあって、バックログの発生元はプロダクトマネージャが決めるのですが、そのインプットソースとしては、彼らの戦略(ストラテジ-)とカスタマフィードバックですね。

あとはハッカソンエンジニアがなにかプロポーズするときもあります

そういうもののなかからプロダクトマネージャが、今期これをやればインパクトがあるんじゃないかと考えるものピックアップされます

で、それが達成されてリリースされるまでの期間は本当にピンキリです。

僕の場合は、早いときは1週間で終わりましたけど、さっきの話みたいに1週間で終わると思ったやつが半年かかったこともあります

僕の上司で僕よりもプログラミングができない人はいない

ではマネージャ技術力の話に進みたいと思います

僕の上にはプリンシパルマネージャがいるんですね、それが日本で言ったら課長みたいなもので、その上に部長みたいなのがいて、で、テクニカルフェロー、これは事業部長みたいな感じです。

彼らの技術力はどんな感じか。

僕の1つ上の上司は、Azure FunctionsのJavaランタイムをイチから書いた人です。

その上の人は、Azure Automationの開発をしている人で別チームなので細かいところまでは知らないのですが、技術力がハンパない、ということだけは分かります

何でかと言うと、どんなテッキー話題を振っても、ものすごく早く深く理解するんです。彼が経験したことのないことであっても、Kubernetesでも、彼がやったことのないPythonとかでも、完璧理解してアーキテクチャの深い話をするんです。

給料が高くて当然だと思いますね。

fig

で、テクニカルフェロー。これはAzureの主要なサービスをイチから書いていたりします。

まり何が言いたいかというと、僕の上司で僕よりもプログラミングができない人なんて一人もいないんです。

そしてこういう人が僕の仕事サポートをしてくれる、応援をしてくれるわけです。

からこんな上司に何かを説得する必要なんてないんです。彼らがテッキーミーティングに参加して、しかも僕らにすごい鋭いアドバイスをくれるんですよ。

皆さんがもしマネージャをやるときには、こういう人たちと世界で戦わないといけない、ということをちょっと意識していただきたいんです。

へーOutlookぽちぽちけがスキルのクソ雑魚ポンコツ年功序列PMになってるようなケースがないのねアメリカ

2021-12-20

上司は部下に対して心理的安全性を〜」とかいうのは綺麗事だと思う

自分管理職じゃなくて、単に職務進捗管理ってだけだけど

「偉い人から怒鳴り散らされるまではやらなくて良い」と思ってる奴が結構いる

多分そいつらは子どもの頃からそうやって生きてきて

悪い意味で怒鳴られ耐性が付いてる

自分みたいな同格から言っても全く通じないか

上司とか、上司上司クラスに頼んで

わざとらしく激昂してもらってやっと動く

新卒とき会社なんかは自分より遥かに良い学校出てる人々も多かったけど

そこでも学力テストに適性があっただけって感じの話通じない奴はい


まあ、勿論怒られる前にまともに動ける人の前では怒鳴っちゃいけないとは思うけど…

2021-11-23

新人経営者だけどリモートワークに挫折した

経営者なりたての新参者だけど、とても興味ある話題だったので書いてみる。

うちは今年創業の、まだ出来たてほやほやの会社。業種はWeb関係

リモートでも全く問題なく業務ができると思われがちな業種だ。

スタッフは6名、20代~30代前半がメインで、ITツールを使いこなすスキルもある。

コロナ禍真っ最中創業当初、リモートワークをフル活用して新しい働き方を目指すぞ!と意気込んでいた。

スタッフ全員にMacbook proを配布し、ヘッドセットも用意し、オフィス内にはGoogleMeet専用のiPadを設置して、

いつでも気軽にオフィススタッフともコミュニケーションやすいようにした。

リモートワーク中はMeet接続推奨だけど、必須では無く、カメラマイク必要に応じてONにするルール

クラウドサービスも駆使した。Googleカレンダーで予定を共有し、Trelloで細かいタスクの進捗をリアルタイム可視化した。

普段のやり取りはSlackでスピーディに行い、業務データは全てDropboxとGoogleDriveで完全共有。申請等もほぼペーパーレス

しかし色々試行錯誤する中で不都合が多いことに気づき、今では事情がある場合を除いて、オフィス勤めとしている。

不都合1.業務進捗管理スタッフの育成が難しい

よく言われることだけど、やはりこれが最も課題だった。私の力不足と言われればそれまでなんだけど、管理職ってほんと難しい。

スタッフ一人ひとり、能力性格も、欠点も得意分野も、好き嫌いも全員違う。たった6人のスタッフ気持ちよく動いてもらうだけで、毎日必死だ。

そう、管理職って、スタッフ気持ちよく動いてもらう場作りが仕事なんだと思っている。

そのためには、スタッフ一人ひとりをしっかり観察して特徴を把握し、活躍やすい場を提供することが大切なんだと。

例えばあるスタッフ技術的にベテランなのだけど、仕事に過剰なくらい真面目に細やかに向き合ってくれる。

一方で、放っておくと細かい部分で悩みすぎて手が止まってしまうことも多い。

であれば、ちょっとでも悩んでいるようならすぐに声をかけて、私がスピーディに判断を行っていけば、さらパフォーマンスを上げられると考えた。

でも、それはリモートで行うのは極めて難しかった。

一方で新卒入社したスタッフもいる。社会人成り立てで、当然ビジネス上のルールなどをまだ理解できていないので、つきっきりで教える必要があった。

遠方から引っ越してきたために友達もおらず、唯一人とコミュニケーションが取れる機会が、うちの職場だった。

ちなみにうちの会社はいわゆる「コワーキングスペース」に入居しており、他社や学生など色々な人が出入りする。

この地で心地いい人間関係を作ってもらい楽しく生活してもらうためにもリモートだけでは難しかった。

このようにスタッフによって全く異なる条件を踏まえて、彼ら彼女らがもっと活躍できる環境を「早急に」組み立てていくには、リモートワークはハードルが高かった。

もちろん潤沢な時間があれば、スローペースでも問題ないだろう。

けど、創業したてで事業が安定していない中、最短で利益を上げられるようにならなければ会社未来は無いと判断した。

不都合2.価値観の共有がしにくい

あるスタッフは、大都市大手企業のもとでバリバリ経験を積んできた方だった。

その会社では、大手広告代理店直下過酷環境の中で利益を上げることを最重要視したビジネスを行っていたと聞いている。

しかし、ウチは少し「ソーシャルビジネスの要素」が入ったビジネスモデルを志向している。

そのためクライアントにもそういう団体等が多く、うちも利益「だけ」を目指す仕事の受け方をしていない。

全く利益にならなくても、社会益があると判断したら受ける案件もある。

そのためには、うちの会社がどこを目指して歩んでいくのか、という「ビジョンミッションバリュー」の共有がとても重要だった。

ベクトルを合わせて目標に向かって進んでいくのは、立ち上げたばかりの会社にとっては死活問題だ。

しかし、いくら標語を掲げても、全体MTGで話をしても、そういうものってなかなか伝わらない。

日々の雑談のはしばしや、経営者の働き方や姿勢フルタイムで見せていって、やっと伝わるものだと思う。

例えば、親が背中子供に見せるように。

目指したい価値をチームで生み出すためには、単に決まった時間仕事スタートさせて、

数字表現できる成果を上げて、定時まで働けばOK、というわけには行かなかった。

不都合3.信頼感、安心感の確保が難しい

人間関係って、相手のことを理解するまで不安にさいなまれることが多いと思う。

この人は本当は何を考えているんだろう、裏切ったりするんじゃないか、とか。

スタッフ側もそうだと思う。

この会社は本当に信頼して自分人生の一部を預けることができるのだろうか、と。

そういう不安払拭するには、沢山コミュニケーションをとって、さらには態度で示していくしか無いと思っている。

私は、あなたを信頼している、だからあなたも信頼してほしい。そのために、こんなに色々あなたのためを思って考えている。そういう態度。

そういう安心感があると無いとでは、仕事へのモチベーションも変わると思うし、

もし会社ピンチ状態になったとしても信頼があれば力を合わせて乗り切れると思う。

ちなみにうちではスタッフごとにノルマのようなものは設けておらず、「みんなで協力し合って案件を達成する」ことに重きを置いている。

新卒の子でも得意分野ではベテランスタッフを助けることもあるし、もちろんその逆もしかりだ。

そういうしっかりした人間関係に基づいた信頼感、安心感の醸成には、やはりリモートワークオンリーは厳しいと感じた。

リモートワークについての所感

他にも細かい理由は沢山あるけど、そういうわけでうちはリモートワークを非推奨にしている。

ざっくりまとめると、「ビジネスとは言え、ビジネスライクなだけでは組織は成り立たない」ということだった。

けど、事情があれば許可する。

例えば、体調が優れないとき(本当に調子悪いときはもちろん休暇を取らせる)、子供調子悪い時、

重要荷物が届くなど自宅にいる必要があるとき年末年始の混雑を避けて帰省したいとき、など。

そのくらいの柔軟性があったほうが、社長自身にとっても都合がいい。

ちなみにスタッフ感想によると、オフィス環境も居心地が良いように気を配っているためか、積極的オフィスに来たいと思ってくれているようだ。

集中できるし、スタッフ間で相談もしやすいし、おやつ食べ放題だし、地方なので満員電車に揺られることも無いし。

一方で、リモートワークに向いている会社もあるだろう。

定型業務が多く数字で成果を出しやす業態ベテラン揃いでスタッフが自立して動ける環境、出勤するだけで満員電車等でエネルギーを消費する環境、など。

それであれば、諸々考慮してもリモートワークのほうが成果が出るかもしれない。

逆に言えば、どんなに働き手にとって都合が良かったとしても、事業として成果を出せなかったらリモートワークは選択できないとも思う。

会社自体が成り立たなくなってしまうからね。

なるべく柔軟にいくつもの選択肢を用意して、結果としてスタッフが成果を出しやすい働きやす環境を作るのが重要なんだと思っている。

リモートワークはそのひとつ選択肢にすぎない。

異論反論質問、歓迎です。色々な人の意見、聞いてみたいです。

以下、コメントへの返事

沢山コメントついて嬉しいです。お返事しますね。

適切に権限委譲出来て、タスク粒度を分けて管理できる体制だと違うのかな。教育意思統一健康管理はフルリモート共通の悩みだと思う

そうですね、権限移譲はとても大きいと思うけど、強いチームを作るには後者の3点が欠かせないが故にリモートワークオンリーは難しいと思っている。

意思統一については、本文には書かなかったけど、引っ越しを期に完全リモートで遠隔地にいるスタッフがひとりいて、

の子とは1年以上毎日膝を突き合わせて議論を重ねていたので、例外的に成り立っていると思っている。

雑談については常にログインしておける音声チャットスペースみたいのを用意しておくといいよ。

音声チャットは考えていなかった!ちょっとやってみるよ。電話にせよLINE通話せよ、もちろんZOOMも、それなりにハードルあるんだよね。

定量化とOKR

へええ、こんな考え方あるんだ。勉強することたくさんあるなぁ。組織一丸となって目標達成させるためのもので、ちょっと高めに設定するのね。

ガチガチ目標設定して、結果マイナス評価になりがちなものより、ポジティブ機能しそうな気がする。

ちなみに今でもざっくりとしたチーム全体の目標売上とかはちょっと大きめに共有している。もうちょっと深堀りしても面白そう。

本当にコアな価値観ビジネスゴール以外、働き方なんかは選択的なもので、各自が考えて選択できるほうが望ましいんじゃないか

かにそれが理想。いずれそういうふうにシフトしていきたい。今は創業初期でメンバー少ないゆえの一枚岩戦略なんだなーと改めて自己認識した。

組織が大きくなったらそうもいかなくなるし、逆に多様な考え方の中から価値あるものが生まれてくると思う。

そのためにも選択肢を増やすことは、近い将来必要になりそう。

全体MTGオンライン研修幹部メールチャット等でむしろ前よりも会社マインドキャッチアップできてるかもしれない。

経営者に発信力があって(多分魅力的なビジョンフィロソフィーが明確にあって)、増田さんもそれにしっかり向き合っているのだろうな。

そういう事柄重要性を相互理解しあっているというか。リモートでも強い組織を作っていけそうな環境ですね。

ようやっとる(ようやっとる)

ほんまか!ありがとう~嬉しい

ギャー蕁麻疹が出る!

すまんな・・・。ちなみに以前会社勤め(銀行SI)していたとき、多分私も増田さんと近い感覚やった。

やりがい搾取サービス残業業務外の付き合いとか、無くなればいいって。

雇用契約で9~18時働くことになっているんだから、それで十分だろうって。

(今も大体そう思ってるけど)


以下、独り言

経営する立場になって気づいたんだけど、信頼できる関係性内での多少の融通は、人生を変えるほどの大きな変化を生むってことに気づいた。

おれ30歳過ぎてから一度うつ病を患ってて、数ヶ月寝たきりで、それまで勤めてた会社も辞めて信頼できる仲間も友達もだれもいなくなって、

お金もなくて、もう死ぬしか無いって思ったんだ。

けど、たまたまPCウェブに詳しかたから、知り合いの知り合いとか、頼ってくれる人が周りにいたんだよね。

で、ちょっとずつできることで仕事をしてみた。

少しばかり無理して頑張って要望ちょっと先を目指してみたら、クライアントがめちゃめちゃ喜んでくれて、びっくりするほど感謝されて、差し入れまでもらえて。

そこから地域での居場所信頼関係が強固になって、困ったことがあったら助けてくれるような関係性が生まれたり。

それが、会社スタッフクライアント、その他ステークホルダーを超えて、広がっていった。

お金もらえて、感謝までされて、最高じゃない?って。

そうこうしているうちに、うつ病は完治してしまった(何年もかかったけど)。

今じゃ地域に「信頼できる仲間」がわんさかいる。

そして会社を作ったわけだけど、個人事業主時代から一度も宣伝広告を打ったことがない。

口コミリピートオーダーだけで法人化してスタッフ6名まで成長できた。(まだまだ極小零細)

会社めしていた10年間、会社に言われた通りに仕事をしていたけど、自分自身価値を生み出すべきだ、なんて考えたこともなかった。

みんな惰性で働いているか上司パワハラクライアントクレームが怖いから、仕方なくがんばってた。

その会社は、今消滅寸前になっていると聞いている。

そこで理解したのは、どんなに時間通りに真面目に働いても、価値を生み出さなければ意味が無いし、そうなったら会社組織は存続できないってこと。

けど、経営者被雇用者はもちろん立場が違うからスタッフをおれと同じようにさせるわけにはいかない。

過剰な残業や、パワハラセクハラなどは絶対にしない。

なるべく自由で居心地のいい環境パフォーマンスを出してもらうことを毎日考えている。

まだ給料は安いけど、目標達成したら上げると明言している。

顧客に対してぼったくることもしない。取引先を無理に叩いて値下げさせるようなこともしない。

そんな中で考えたのが、ビジョンミッションを明確にし、チームが一丸となれる体制づくり。

限られた労働時間の中で成果を生み出すためには、色々な物事価値を生み出すために最適化効率化しないといけない。

リモートワークチャレンジもその一環だった。うまく行かなかったけど)

ビジョンミッションスタッフも含めてみんなが幸せになれるような理想を描く。と言っても全く手が届かないようなものではなく、

頑張れば少しづつ実現できそうなもの。そのために、みんなで頑張ろう!それも、楽しくやっていこう!って。

ドライ仕事をして責任を全うし報酬を得ることだって十分立派だと思ってる。

けど、それだけでは生み出せない価値を、うちのチームでは生み出したいといつも願っているし、それがスタッフクライアント地域利益につながると信じている。

じゃなかったら、経営者なんて割に合わない仕事、やってても全然おもしろくないからねー。

ぜんぜんリモートワークと関係ない話になってすまん。

2021-09-09

研究部門キャリアパスは難しい

研究者として優秀な人が長としてのポジションに就くけど、別に組織進捗管理だの他部門との調整に長けてはいない。

トップ技術者組織管理者の両方を置かないとうまくいかない気がする。

2021-08-24

anond:20210824125950

自分中間管理職なんだけど結局仕事をしてるつもりだっただけなんだ

自分がいないと仕事が回らないと思って上席管理職と平社員の間にはいって色々指示したり進捗管理してたんだけど

リモートになって担当者と最終決裁者が直接やりとりするようになって自分はいなくても何も問題ないということが判明した

今やってるのはCC自分送信されてくるメールをチェックしてたまに意見することと、毎朝部下とオンライン面談することくらい

2021-08-12

anond:20210812155118

そうなんかな。アレにはまって廃課金する人たちは堅気の人少ないのでは。

かわいい絵柄のカード欲しいから200万円使いました、貯金ゼロで食べるものありませんとか・・・

なんか金銭感覚とかリアル生活課題のある人達からギリギリまで巻き上げるシステムって

倫理的グレーゾーンでは。

からいわゆる大手一流企業は手をださないじゃん。

サラリーマン業務進捗管理で、「かわいい絵柄のカード欲しいか顧客訪問あと1件がんばりました!」とか応用されると

恐ろしいな。「SSRカード5枚集めると昇給されます」、みたいな

2021-08-01

単純作業正社員ってまだある?

やっぱり正社員って進捗管理とか調整役しないといけないのか?

ITとかならまだ新しい業界から単純作業正社員って残ってるかな?

2021-07-06

クソザコITエンジニアだけどSIer辞めてマジでよかった

※以下、「エンジニア」と書かれている場合には「ITエンジニア」と読み替えてください

社員1000人超のユーザSIerWeb事業会社転職して半年が経過したので所感を残しとく。いわゆる転職エントリってやつ。

Webエンジニア転職エントリって大体つよつよエンジニア情報しか出てこなくてウッってなったから、自分のようなクソザコエンジニアの事例をネットの海に放流しとこうと思った。

みんなブログだと当たり障りのないことや技術的に意識の高い内容しか書かないからさ、パンピー本音ベースでの不満や転職活動の内容ってなかなか見つからんのよね。

文章の感じとかで分かると思うけど、ほんとに意識スペックも低い人間です あと一定以上の長さの文章書くの苦手だから箇条書き多いけどゆるして

バックグラウンド

前職では何をしていたの

入社して1か月はコンプラ研修とかビジネスマナー研修とか受けてた。

そのあと3か月くらいF士通のプログラミング講師みたいな人からIT研修を受けた。教科書に書いてある通りにLinuxコマンドポチポチしたりJavaコード写経するだけだった記憶

研修が終わり晴れてインフラ系の開発運用を行う部署に配属されたんだけど、やっていたことは下記の通り。

業務ではコードを書くこともターミナルコマンドを打つことも全くなかった。ひたすら溜まっていくユーザーや開発側からの問い合わせへのメールを返信する存在だった。

配属された部署たまたまそういう場所だったというわけでもなくて、同期の話を聞く限りアプリ部門だろうがQA部門だろうが似たような感じぽかった。

なんで転職しようと思ったの

これってITエンジニア仕事なんか?事務職かに近くね?という疑問を抱きながら1年半くらい過ごしてた。

自分イメージしてたITエンジニアっていうのは、スタバ私服でようわからん真っ黒な画面に向かってプログラミングしたりサーバNWをいじってる人のことであって、ワードパワポエクセルにらめっこしながらスーツおっさんとおしゃべりして一日を終える人じゃなかった。(多方面に怒られそうな表現だけど...)

あとは、

全体的に、仕事関係ないクソどうでもいいことにこだわらないといけないのが嫌だった。「もっと技術コミットしたい」みたいな、エンジニアとして正しいであろうモチベはあんまりなかった

どうやって転職したの

現職について

さいごに

別に自分にはソフトウェアエンジニアリングを通して実現したい目標があるわけじゃない。三度の飯よりプログラミングが好きってわけでもない。

SIer、っていうか古き良き日本大企業エンカウントする嫌なことから距離を取りたい、というモチベだけで行動した結果Webエンジニアになってた。

ただ、どうもWebエンジニアっていうのは技術が好きで好きでしょうがない人間がつく仕事っていうパブリックイメージがある気がするんだよね。なんでだろう?

そんなに技術きじゃなくても、Web業界の成長のおこぼれにあずかる程度のエンジニアになることは難しくないと思う。あんま知らんけどエンジニア数十万人単位で足りてないんでしょ?

俺はほんとクソザコだし、はてなに常駐するようなつよつよエンジニアからみたら関わり合いになりたくないタイプ人間であることは自覚しているけど、表に出ないだけで俺みたいな人結構いるんじゃねって思ってる。

2021-07-03

イレギュラーに対する対応力ってどうやったら上がるんだろうなぁ

職場で部下Aを管理職に就けた。

部下Aのさらに部下が5人いて、彼らのスケジュール進捗管理などをやってもらっている。

 

この部下A、ちょっとイレギュラーなことが起こるとすぐに思考停止してしまう。

「え!ちょっと・・・・え!どうしよう・・・」でループしてしまう。

やりようはまだまだあるのになぁ、どうやって解決してくれるのかなぁと見ていると、

かねた部下の部下が助け舟を出して解決する。

俺も以前は助け舟出してたんだけど、いつまで経っても成長しないかちょっと距離を置いた。

どうやったら成長するのかなぁ。

経験年数は増えてるんだけど、それじゃあ成長しないみたいなんだ…

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