はてなキーワード: グラデーションとは
・ブクマ数は見出しの左にだして上に詰めろ。スペースをとればいいってもんじゃない。
・ブクマコメントはいくつ表示するか指定させろ。情け程度に3件出したくらいじゃ、邪魔なだけで参考になる余地が無い。
・それ以前にブクマの設定画面が前のままで、設定しても意味無い項目だらけだなんとかしろ。
・1ページに2件かそこらしか項目が無いと、ジャンル別の色分けの意味が無いだろ
・ジャンルで色分けするなら、非選択のメニュー項目にもワンポイント出さないとどのジャンルかぱっと見てわからないだろ
・色分けもデザイン重視なのがグラデーションにしているが、似通った色を使ってたら、ジャンルで色を分けるいみがないだろ
きれいっぽいだけのデザインなんか、それっぽいだけで新規ユーザ獲得にも貢献しないし、既存ユーザの利便性もあがらないし、むしろ情報量の低下でヘビーユーザほど不満がでるシステムになっているのに、メリットがないとか何を考えてるんだ。
http://anond.hatelabo.jp/20120902231521
の続き
TwitterBootStrapでナビバーの色を変えたい場合は
bootstrap.cssの
.navbar-inner{ 省略 background-image: -moz-linear-gradient(top, #333333, #222222); background-image: -ms-linear-gradient(top, #333333, #222222); background-image: -webkit-gradient(linear, 0 0, 0 100%, from(#333333), to(#222222)); background-image: -webkit-linear-gradient(top, #333333, #222222); background-image: -o-linear-gradient(top, #333333, #222222); background-image: linear-gradient(top, #333333, #222222); background-repeat: repeat-x; filter: progid:DXImageTransform.Microsoft.gradient(startColorstr='#333333', endColorstr='#222222', GradientType=0); 省略 }
の「#333333」「#222222」の部分を変えればOK。
同じ色にしたい場合は、どっちも同じ値を指定すればいいし、グラデーションで、違う色にしたい場合は、それぞれを変更したい色の値を
指定すればOK。
Rails3 と jQuery で、真面目にオシャレなエロサイトをつくってみました。 - h300
http://d.hatena.ne.jp/inouetakuya/20120331/1333192327
に触発されて、オシャレエロサイトを作ってみました。
オシャレエロサイトを作ろうと思ったのはいいのですが、デザインは苦手なので途方に暮れていました。
h300の方はペパボのソフトウェアエンジニアらしいのですが、こっちはただの素人プログラマー。
そこで何か裏ワザみたいなものはないかとググっていると、Twitter Bootstrapという文字が目にとまりました。
Bootstrapの名前は知っていましたが、深い内容までは知りませんでした。
ですが、紹介記事を読んでみると自分の理想に近かったので早速使ってみることにしました。
Twitter Bootstrapはある程度有名だと思うんですが知らない方のために説明すると、
CSSフレームワークの一つで、ウェブデザインの作成を手助けしてくれるものです。
色々なCSSフレームワークを見ましたがTwitter Bootstrapが一番完成度が高いと感じました。
ウィキを見ると最初のリリースが2011年8月なので比較的最近のものですね。
普段、みなさんがウェブサイトを作る時、HTML + CSSで作られるかなと思うんですよね。
この時、CSSが事前に用意されているとすごく楽じゃないですか?
CSSフレームワークはCSSの大部分を前もって用意してくれているんですよ。(フレームワークによりますが)
ですので基本的にCSSに合わせてHTMLを記述するだけでウェブサイトが出来てしまいます。
CSSに合わせてHTMLを記述するとはどういうことでしょうか?
この文章は薄い青色でハイライトされていますよね? Bootstrapで似たようなことをする場合 <div class="well"> ハイライトしたい文章 </div> という感じになります。
classにwellと指定しているだけですね。
なぜそうするだけで文章がハイライトされるかというと、
divのclassにwellが付いていたら、いい感じでハイライトしてねっていう指示が
Twitter BootstrapのCSSに書いてあるからです。
BootstrapのCSSには、divのclassにalert alert-errorっていうのがあったら警告文だしてねとか、
button class="btn"ってあったらボタン表示させてねとか色んなことが最初から書いてくれています。
もちろん見栄えがよくなるように記述されていますので、classを指定するだけでモダンなデザインになるわけですよ。
CSSに合わせてHTMLを記述するだけでウェブサイトが出来るというのはこういうことです。
でも、最近のウェブサイトは HTML + CSS + JQueryという場合も多いですよね。
安心してください。Twitter Bootstrapの場合はJQueryの基本的な部分も用意してくれています。
ですのでドロップダウンメニューやタブ、スライドショーなどの実装も簡単にできます。
それに加えてBootstrapはよく使うアイコン数百種類まで用意してくれています。
至れり尽くせりですよ。
神様ですね。
CSSが固定化されていると、HTMLも自動的に固定化されます。
CSSに合わせて記述するので当たり前といえば当たり前ですね。
CSSの記述は一定、HTMLもある程度一定なので、メンテナンスが格段にやりやすくなります。
個人プログラマーの方だと、サイトごとにHTMLもCSSもグチャグチャという方も多いのではないでしょうか?
フレームワークを使えばそういうこともなくなるということです。
Twitter Bootstrapの凄さはそれだけではありません。
現在、ユーザーがどんなデバイスでウェブサイトにアクセスしてくるか分かりません。
PC、スマートフォン、iPad、TV、3dsなど全てのデバイスに合わせてデザインを作るのは時間がかかりすぎます。
でもTwitter Bootstrapならbootstrap-responsive.cssというCSSを選ぶだけで、
デバイスの横幅に合わせてデザインが変わるレスポンシブなウェブサイトができます。
もちろんデメリットもありまして、サイトのデザインが似てしまうというのが難点です。
ですが基本はBootstrapを使って、ちょっと自分でカスタマイズしてオリジナルっぽくすることもできますので、
一度Twitter Bootstrapを使ってみる価値はあると思います。
http://twitter.github.com/bootstrap/
Bootstrapの説明が長くなってしまいましたね…。
1.エロいサイトを巡って、XVIDEOSやFC2動画などのリンク、embedされたものがあれば取得。
3.データベースに登録。
一連の作業をクローラーにやらせるプログラムをRubyで書く。
RailsでBootstrapを使うにはtwitter bootstrap railsというgemを使うらしいです。
しかし、使おうと思ったのですが、windowsでは上手くインストールできませんでした。
仕方なく、代わりにsass-rails-bootstrapというものを使いました。
違いはcssにLESSをつかっているかsass(scss)を使用しているかだと思います。
http://d.hatena.ne.jp/tkawa/20120219/p1
の記事が参考になりました。
ちなみにLESSとかSassってのはcssを効率的に書けるすぐれたものです。
最近、webクリエイターボックスさんでも紹介されていました。
http://www.webcreatorbox.com/tech/css-sass/
railsでは3.1からcoffee scriptと共にsassがデフォルトで使えます。
このあたりがRailsの素晴らしさですね。
Bootstrapは画像を綺麗に並べて表示することにも向いているので、
アダルトサイトと相性がいいなと感じました。
AV女優名とか女子校生、人妻などのジャンルのタグがあれば便利ですよね。
Railsではacts-as-taggable-onというgemを使い実装しました。
動画のタイトルが事前に用意したAV女優名リスト、ジャンルリストと合致すればタグ付けするという感じです。
AV女優リストはDMMから、ジャンルリストは大手アダルトサイトから作成しました。
タグ付けするときに あおいそら-蒼井そら みたいな感じでタグ付けするようにしました。
もっとスマートな方法があるはずですが思いつかなかったので仕方ないです。
ア行、カ行…のように行別にわけて、なおかつアイウエオ順で表記してますので
クッキーを使ってログイン不要のブックマーク機能を作りました。
jquery.cookie.jsを使って、cookieを配列に直してごにょごにょしてという感じで実装しました。
削除ボタンを押すと非同期で通信して…などいろいろ面倒でした。
でも、動画の数はかなり増やしていこうと思っていましたので頑張って実装しました。
動画の下のブックマークするボタンを押していただければブックマークできます。
ブックマークするボタンの表示などにBootstrapの便利さを感じました。
実はこれが一番やりたいことでした。
多くのアダルトサイトは広告だらけで、肝心の動画がポツンと小さくあるだけというのが多いです。
戦場で疲れた兵士たちに、そんなせせこましい画面でアダルト動画見ろって?
そんな野暮なこと言いませんよ。
PCスクリーンの画面いっぱいに、大画面で、ドカーンとエロ動画を楽しんで下さいよ。
動画はできるだけ大きく表示しています。もちろんレスポンシブです。
全画面表示にすりゃいいじゃん…っていうのは違うんですよ。
全画面表示だと逃げれないじゃないですか!
不意に誰かが部屋に入ってきたらどうするんですか?
そう考えております。
Bootstrapでデザイン面はスマホ対応にはなっているのですが、
加えてjpmobileというh300で紹介されていたgemを使って、
CPU 2.66GHz、メモリ 2.2GB HDD200GBです。
Railsは遅いので少しでも速くするためにApacheの代わりにNginx使おうと思ったのですが、
PC用のキャッシュとスマホ用のキャッシュを別々に保存して使う
ということがどうしてもできませんでした。
PC用のキャッシュがある場合、スマホ用のキャッシュがなくてもキャッシュがあると認識されるなど、
もともとNginxとrailsのページキャッシュは相性が悪いようです。
Nginx側でキャッシュする、もしくはスマホ用のアドレスを別にすればできるかもしれないですが、
http://m.サイト名 みたいにするのが嫌だったので最終的にNginxを使うことをやめました。
Nginxに関するネット上の記述も少ないので運用するのは危険かな、ということもあります。
Nginxを少しだけ使ってみた感触はかなり速いというものだったので残念でした。
バージョンが変われば、また挑戦したいですね。
【追記】
やっぱNginxでもいけるかもしれないですね。
紹介しないと終わらないということで紹介します。
http://nukisen.com (エロ注意)
サイト名はオシャレに横文字でNukisenにしました。読み方はヌキセンです。
http://bootswatch.com でダウンロードできるBootstrapのテーマそのままですが、
Bootstrapを使うと自動的に細部まで凝ったデザインになるので最高ですね。
下にスクロールしていくと背景のグラデーションが変化したりとか、とても一人ではできないですよね。
長々と説明してきましたが、
ぜひNukisenで大画面のアダルト動画を体感してほしいです。
しばらくは一日30本ぐらいの更新でいく予定です。
アダルトサイト同士の相互リンクでアクセス増やしてなどはしない方向です。
新しいことに挑戦すると得られるものが多いなと感じました。
ウェブサイトを作る際、無意識のうちに自分のできる範囲の技術で構築しがちだと思うんですが、
そうすると成長はないですね。
長文失礼しました。
ココロ社:モテない人も、恋愛をプロジェクトとして考えればうまくいく
http://d.hatena.ne.jp/kokorosha/20120531/p1
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51899611.html
上二つのエントリに違和感ありまくりです。どこから書いたもんだかわからないのだけど、もう恋愛とか異性との交際って、オワコンだと思うのですよ。
まず第一に、好きな人がいて、気持ちを伝える場合、これ承認されるかされないか、たいてい結果がはっきりでます。承認されなかった場合、人は傷つきます。気持ちを切り替えてすぐ次の人を探そうなんて思えるでしょうか。就活だって、断られれば嫌な気持ちになり落ち込みます。ましてやって話です。
第二に、仮に交際を承認された場合、その相手のことを独占できますが、これって普通のことでしょうか? 相手のことをステキだなあと思うまでは良いとして、自分が相手を独占することまでをひとは望むのでしょうか。その相手を好きな人が他にもたくさんいた場合に、ひとりが独占するのは本当にベストな状況なのでしょうか。
第三に、デート等、具体的な交際の問題があります。食事ひとつとっても、今の日本にはさまざまな価値観があります。菓子パンやカップ麺が一回の食事で何の不満のない人から、食べログやミシュランなどで見た店を食べ歩きたい人まで、幅広いグラデーションが存在しています。そしてそれは、必ずしも収入や階級と相関せず、むしろその人なりのポリシーの問題になっているはずです。これはなかなか交際相手と一致することが難しいのではないでしょうか。
食事だけとってもそうなのですから、休日何をするか、どこかに旅行にいく、何か映画を見る、誰かのライブにいく等々のケースで、話をまとめようと思ったら、気が遠くなりそうです。交際している人といつも一緒に過ごすのではなく、それぞれ場面に合わせて気のあった友人と、あるいは一人で行動するほうが楽しいかもしれません。
第四に、特定の交際相手が、所謂恋人がいなければ、ひとは寂しいものでしょうか? 一昔前であれば、多くの人は寂しかったでしょう。しかし各種SNSサービスとスマートフォンが普及した現在、むしろふだん友人関係を維持するだけでも時間が足りないくらいの人が、多いのではないでしょうか? さびしさを感じるヒマは、あまり無いのでは。
第五に、当然交際を解消する場合に、多大なエネルギーを必要とします。言うまでもありません。
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ここで視点を変えて、前掲問題のひとつの解として、好意を寄せられた側が不特定多数のひとの好意をすべて承認してしまえばどうなるかということを考えたいと思います。
一昔前であれば、というか現在もですが、キャバクラやホストクラブはそういう場所です。お金を払ってマナーを守れば、そこで働く人に好意を伝えて、承認されないことはないはずです。必ず喜ばれるでしょう。しかしそれは、「ただし一定のお金を払えば」という条件がついてまわります。コンビニの給料よりキャバクラやホストクラブの給料の方が高いはずで、そこには「たくさんのお金と引き替えでなければ、不特定多数の好意は受けられない」という常識があるように思います。
しかし、ここにきて、AKBに代表される「会いに行けるアイドル」という新しいジャンルというかなんというか、そういうものがとにかく出てきています。アイドルに対しても、マナーを守っている限り、ファンですと言えば必ず喜ばれることでしょう。ある程度のお金がかかるとはいえ、足繁くライブや握手会に通えば、(AKBのようなブレイクしすぎた一部グループを除き)顔や名前を覚えてもらうことも、そんなに難しくないでしょう。Twitterでレスをもらうことだって、手渡した手紙の返事をもらうことだって無理ではないでしょう。
AKBはCMにも出たりしているので別かもしれませんが、現代の多くのアイドルたちは、決してたくさんの、キャバクラやホストクラブ並の給料をもらっているわけではないでしょう。ではなぜアイドルをやっているのか? 成功して有名になれば、TVタレントになれるから? CMに出られるから? 武道館や東京ドームでライブをやりたいから? それはそうかもしれませんが、そういう夢を達成できるのはごく一部だということは、アイドルたちもわかっているはずです。とにかく歌ったり踊ったりするのが好きだから、というのはもっともありそうな答えですが、多くの人の好意を受けるのが楽しいから、という可能性も捨てきれません。そのほとんどが、所謂「オタ」と呼ばれる人種であってもです。
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さらに視点を変えて、これからは一般人であっても、みんなアイドルのように振る舞えば良いのではないか、という提案をここでしてみたいと思います。具体的にはなんのことはない、特定の恋人を作らずに、ブログやTwitterでのフォローに対して、いちいち喜びを表明するだけで良いのです。きょうび若者であれば、アメブロ(はてなではなく)とTwitterくらいやってるでしょう。そして複数の好意を集めることは、存外恋人を作るよりずっっと楽しいかもしれません。高度に空気を読むスキルがあるなら、握手と引き替えに少しのお金をもらってしまっても、平気かもしれません。まあ、学費援助とかデリケートな方面の名目を避けることは必須でしょうけれど。
仲間外れにされてる学校で必死に呼吸をとめてやり過ごして、家に帰ってきてインターネットにつながってようやく息ができる、みたいな、そういう感じだったんだ。そうやってインターネット見てるの、気持ち悪い、って知ってた。インターネットの人たちはみんなそれ知ってたよ。自分たちが気持ち悪いことくらい。あの頃はインターネットなら気持ち悪いのがお互いさまだった。そういう優しさはあった。誰でもうまくやれるわけじゃないのに、うまくやれるのが普通みたいなのはつらいよ、って、本当に私もそう思う。
空気を読めないレスをする人間相手にそこからでていけじゃなくて黙って見ていろと言った彼らのやさしさを思う。あと、ヤバイ人は本当にヤバかった。ヤバさのグラデーションのなかでスリルを楽しむものだったくらいだ。あの頃の2ちゃんねるでブラクラを踏まないようにしつつ面白いものを探すのは楽しかった。バーボンハウスが懐かしい。
こう思うのは私が常にただの通りすがりでしかなかったからで、ホンモノの人たちは今日もどこかでインターネットなのだと思う。あの頃ならグーグル検索の1ページ目に出てきていたものが、今は遠く深く沈んでしまうようになっただけだ。それだけで私は、もうインターネットを見つけることができない。それは私の問題だ。辛い現実から逃げる場所だと思っていたところには、ほとんど現実と変わらない世界が広がっている。というか、そこは現実と地続きで、だから逃げ場にならなくなってしまって、つまらないなーって思っても、結局は自分の怠慢のせいだ。でもあの頃は面倒くさがりの私でも手の届くところに、見たくて聞きたい言葉があった。それで、そういう言葉を発する人がいることに救われてた。そういう言葉を非難したりする人がまだいなかったインターネット。
きちんとコミュニケーションをとり、人の意を汲み、良いアイデアを生み、それを行動に移すのが正しいってことくらい、ずっと知ってる。それができる人たちが正義で、できない自分がダメだってわかってる。でもできなくて辛かった。そういうのできなくても、おもしろいことあるよ、ってインターネットが教えてくれた。それをネタにするユーモアがそこにあった。なんかインターネット変わっちゃって寂しいな、って思うから、真性引き篭もりの人の文章はとても暖かかったし、G.A.W.の人の文章もありがたかった。インターネット、私の妄想じゃなかった。本当にちゃんとあったんだって。ふたりのような人がいるから、インターネットを好きになったんだ。
そのように感じることの本質は、彼女と増田の「友だちかそうでないかの境界線の違い」に恥ずかしさを覚えていることなんじゃないかと思ったよ。
実際は人それぞれいろいろな価値観があって、友だちかどうかの線引きはここにあるとは一概に決められないだろうから、増田はあまり気にしなくてもいいんじゃないかなとは思うけど。
ぼくが心配だと思うのは
増田が、彼女と増田の「友だちかそうでないかの境界線の違い」に付随することまで、あれこれ頭を悩ませてしまってることだ。
でも当のテキストに書いてあるような心配はだいたい杞憂であると言っていいと思う。
あなたはちょっと考えすぎだ。ぼくは増田に大丈夫だ心配ないと一つひとつ説得しながら言おう。
まず
なにも知らないで交際するということは別に恥ずべきことでもしてはいけないことでもないということだ。
もし、彼女のことを一番よく知っている人が彼女のことを独占する権利を持つのであるならば、彼女の肉親に勝てるものはいないということになる。
彼女が学生の時の同級生に勝てないことになる。幼なじみに勝てないことになる。
そうではない。
よく考えてみてほしい。
結婚の挨拶にきた娘の彼氏に、娘の父親がムスッとしてしまうのはこういうとこなのだ。
父親だってずっと昔から知っている娘の幼なじみが結婚相手なら信頼できる。
娘はほぼ100%どこの馬の骨かもわからんやつを挨拶に連れてくる。
だからぽっと出の人が並みいる仲の良い友だちをおさえて、彼女をゲットすることなんて恥ずかしいことじゃない。
むしろ極普通のことだと思ったほうがいい。
第2に
彼女のことをよく知っているかどうかは、かならずしも彼女と共有した時間の長さに比例しない。
これもさっきの理論と同じだ。
一番長い時間を過ごした人が彼女のことをよく知っているのであれば、彼女のことを一番よく知っているのは彼女の家族だということになる。
しかし実際はそんなことはありえない。
人は実にいろんな顔を持っている。家族の中でしか見せない顔。友だちとの間でしか見せない顔。恋人にしか見せない顔。自分しか知らない顔。
増田は彼女が友だちに見せる楽しそうで無邪気な顔を独占することはできないだろう。
でも彼女の友だちは、彼女が増田に見せる恋人としての、女としての顔を見ることはできない。
どちらが優れているとか劣っているとかいう話ではない。
彼女と友だちの仲良し度と彼女と増田の仲良し度を比べる意味なんてない。この二つは比べようがない。まったく軸が違うのだ。
第3に
恋愛は友情と地続きでグラデーションなのではないということだ。
友情から始まる恋だってあるだろうけど、全てがそうなのではない。
もしかしたら彼女の友だちに彼女のことを狙ってた人がいて、「ああ取られてしまった」と思って泣いているかもしれない。
増田は彼女の恋人であるというだけで充分なアドバンテージを備えている。もう追い越している。
第4に
そんな風に「自分は彼女にとって特別じゃない」と自分を責めることは、彼女を苦しめることになるかもしれないということ。
そのことについてもっと誇りを持っていいとおもう。
逆にそれが増田を苦しめ悩ませていると彼女が知ったとき、彼女はどんな顔をするだろう?
そこをよく考えてみてほしい。
悩むな!とは言わないけど、ちょっとあれこれ心配しすぎかなあとは思う。
ほんとは存在しない闇に怯えているような感じがする。闇なんてないんだよ。
抜本的に解決したいならこの悩みをそのまま彼女に言ってみるのもいいかもしれない。
彼女がおおらかだったなら「そんなこと気にしなくていいんだよ」と言ってくれるはずだ。
とにかく
増田の本質的で変えがたい問題は、彼女との「友だちという存在に対する認識の違い」これだけだ。
こればっかりは増田の性格や今までの生き方に関わる問題で、直しようがない。
でも、たいていの人はそんなことわかってる。
ある企業サイトの作成に関わっていた。サイトに真剣に向き合いながら、一度決めたことをひっくり返すようなことは言わない、よいクライアントだった。
作成に関わったので贔屓目もあるかも知れないが、よくできたサイトだった。好みの違いはあっても、誰に見せても「合格」をもらえるデザインだったと思う。
作ってから何度か改修があり、若干テイストが変わることもあったが、一貫して企業サイトとして恥ずかしくないデザインだった。改修のたび、担当のディレクター・デザイナーが愛情を持って頑張っているんだな、と思っていた。
そのサイトのトップがまた改修した。
ダサい配色、適当なグラデーション + 角丸 + ドロップシャドウ、カーニングが調整されていない文字……。
これでクライアントのOKが出たことに驚いた。と同時に、それを提出したディレクターが許せなかった。それ以上に、これでデザイナーとして報酬を受け取っている存在がいることが許せなかった。どうしてこうなったのかと問い詰めたかったが、私はそのサイトの担当者でも、担当者の上司でも先輩でもない。クライアントが、担当のディレクターが、OKを出したものに口を挟む権限はなかった。強い憤りをこらえるしかなかった。
社内にもデザイナーはいるが、そのサイトのデザインは作成したときからずっと外部の人間が担当していた。今まで担当していたデザイナーは会社を辞めていた。本当に、よいデザインをするデザイナーだった。
弊社にはデザイナーが少ない。ディレクターも少ない。頭数はいる。稼動が空いているデザイナーはいる。重役出勤・定時退社のディレクターもいる。噂で聞いたところ「こんな会社なら絶対に辞めない」らしい。なにも考えずにミスばかりして仕事を増やすディレクターもいる。その一方で、スキルが高いのに仕事を詰め込まれて昼飯も取れず休日も仕事をしているディレクターがいる。人材は常に不足していて、案件は特定の人に偏る。偏りを減らすべく、社内勉強会は定期的に行っている。スキルには多少の差がある。しかし、意識には愕然とするほどの差がある。
本屋に行ったら、PhotoshopやHTMLの棚の前で二人組みの女が話していた。
「floatってなに? あんまり使わないほうがいいんだよね?」「clearfixっていうのを使えばいいらしいよ」
「10日で出来るのって絶対無理だよねー」「無理無理ー」
「デザインセンスほしいなー」「まだ25でしょ? 大丈夫だよー。なんか本見て適当にさー」
――ウェブ業界に興味がある人は充分だ。充分に足りているんだ。上司・先輩は、連日仕事の合間を縫って正社員・派遣社員の面接を行っている。絶え間なく応募は来るが、採用にいたる人は少ない。頭数はいるが、人はいない。ウェブがそういう業界なのか、それともそういう社会なのか。それとも会社のなにかがうまくいっていないのか。今日も風呂に入りながら社内勉強会ですることを考え、移動の合間にマネジメントの本を読む。
「いまどこにいるの?」
『実家。』
「あ、そっか。○○市だもんね。でもそっちも放射線量多いんでしょ?大丈夫?」
『下手に他ん所行くと県の情報なんにも入らなくなっちゃうのよ。あたしパソコン使えないし。
行くなら臨時町役場がある加須市だけど、遠いし避難所生活になっちゃうでしょ?旦那とも離れたくないしさー。
とりあえずここには親もいるし、外出には気を使うけど今のところは気兼ねなく生活できてるからね。』
「ほんと…大変だったね。
大変て言っていいのか…、私、ごめん、正直いうと、なんて声かけていいか、迷ってる。
ごめん。」
『いやいや。あたしだって他の人がこんな状況ならあんたみたいになるよ。もうすごいびっくりよ。
まさか自分の家に帰れなくなる事態になるなんて、誰も思ってないもん。』
「うん。うまく言葉にできなくて、無事だって確認できたあとは電話もかけられなかった。」
『あんたみたいになんにも言ってこない人のほうが気楽だよ。こういうとき。
なんか知らないけどさー。あんま仲良くない人からいっぱい連絡きたよ。こんなときに限って。
チェーンメールとか一時期すごかったじゃん?あれとかなんか知らないけど、送ってくるのはずっと遠くに住んでる人達ばっかだったわ。
「危ないから今すぐ避難して!!」とか。あれ送るのでなんかやった気になるんだろうね。こっちとしちゃ迷惑極まりなかったけど。
逆に被災地に近い友達からは全然こういうのなかったんだよね。今宮城に○子住んでるじゃん?』
「うん。あの子多賀城の近くだったよね。」
あたし地震から1週間後くらいにmixiに1回ログインしたんだよね。したらその日に○子から「無事ならよし」ってだけのメールが来てさー。』
「ふふ。」
『○子かっこよすぎでしょ。旦那がいなかったら結婚申し込んでたね。』
「○子も車流されてアパートも傾いちゃってダメだって言ってたよ。」
『そうだってね。んだから落ち着いた頃に○子に電話したのね。そしたらそんときに「一緒にがんばっぺ」って言われたんだよね。』
「うん。」
『あたしもそんとき「んだねー!一緒にがんばっぺねー!」っつってさ。』
「うん。」
『でもさ。』
「うん。」
『あたし、心の中で、うちとは違うじゃん。って思っちゃったんだよね。』
「……。」
『いっぱいガレキ撤去してくれる車が来て、行方不明の人も自分達で探せて、今まで住んでた場所に行けるなんて、うちとは違うじゃん。て。』
「……うん。」
『テレビでさ、家なくした人がガレキの上歩いて、ここが自分の家でしたとか言ってるの見ても、だめなんだよ。羨ましいと、思っちゃうんだよね。
その人も絶対に辛いはずなんだよ、羨ましがる環境では絶対ないはずなんだよ。
でも、なんかだめなの。あたしだってあの場所に行きたいのにって。旦那のじいちゃんとばあちゃん探したいのにって。』
「……。」
『実家なくなってないし、頼る人もいるからあたしは恵まれてるよ。こんなこと、心の中でだって絶対思っちゃいけない。』
「……うん、そうだね。」
『子供がまだ小さいときさ、夜泣きひどいときによく散歩行ったんだよね。防波堤の上歩いて、波の音聞いてるとよく寝てくれるから。
冬の海はすっごい寒いんだけど、だんだん夜が明けきて、空が紫から黄色にグラデーションして、お日様が出てくるとさ、すごいよね、めちゃめちゃあったかいの。
耳がちぎれそうなほど寒かったのに、一瞬であっためてくれるの。
あの瞬間が大好きだったな。』
「……うん、うん。」
『ごめんね、なんか。こんな話するつもりじゃなかったんだけど。』
「ん。いいよ。」
『またみんなで集まろうよ。ゴールデンウィークは色々忙しくて無理だろうけど、お盆とかさ。』
『あたしそっち行くし。』
『あ、そっか。……うん。んじゃこっちくる?まあ気にしなければ、だけど。』
「いいの?行っていいなら行くよー。」
『来てきてー。子供も会いたがるだろうし。』
「やったー。んじゃ、またお盆ね。」
『うん。聞いてくれてありがとね。』
Imagine there's no countries
it isn't hard to do
nothing to kill or die for
no religion too
imagine life in peace...
ジョン・レノンはこう歌った。
宗教は、傷つけ合わない宗教ならば、あってもいいと思うけれども。
国家を守る気があるか?と問われた。
守るべき国家とは何か。
守るべき国家とは何か。
異なる文化が接する線。
線は空間に溶ける。
国家というコンセプト。フルすぎる。
国境という錨、旅立つことができない。
嵐でもないのに。
解き放たれる。
凍てつく波動、
情報革命。
その時に向かおう。
国境。
国家。
奪い合ってきた。
傷つけあってきた。
奪い合うのでもなく。
譲り合うのでもなく。
自立し、融け合う。
ただ、価値がない。
国境による分割には、
合理性の欠片もない。
誰か教えてくれないだろうか、
なぜそこに国境があるのか。
人は家族に、
家族は村に、
村は、なんとなくの集合体に、
融け合ってきた。
なんとなく、
なんとなく、しかし心地良い融和。
情報は、
光の速さで国境を超え、
融け合うのためのメディアとなった。
国家というコンセプト、フルい。
フルすぎる。
国境が溶けて、
なんとなくこっち。
なんとなくそっち。
そういう世界。
奪い合えない。
そっちは、
そっちだけど、
なんとなくこっちだから。
これは理想論だろうか。
叶うことのない夢だろうか。
もしもそれでも、
そっちを頭に、
こっちを足に、
長い眠りにつこう。
俺は何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう何のために生きているのだろう
俺が行く本屋では、表紙が肌色のBLはエロ本コーナーに置いてあるよ?
もしくは、エロ本コーナーの前を通らないとBLコーナーに行けない配置。
実質子供は近づけない。
エロとか規制とか抜きにしても、客層がグラデーションするように自然とレーベル配置するもん。
直接的な性描写の無いものと、小説媒体のものは普通に置いてあるけど
それはヘテロも同じ。
通りに面した棚に堂々と陳列しているけどね。
あれって因みに、小学生が買っちゃいけないって条例あったっけ?
何かむかし「公営図書館にBLを置け!」とか言う奴がいて問題になった記憶もあるので
君の言い分も解るんだけど、
石原の「(同性愛者は)どこかやっぱり足りない感じがする」発言について、報道された記事のブコメ見てるとさんざん皆叩いてるけど、
でもどうせ叩いてる人だって、"人に対して性愛を持てない性指向"であるAセクに対しては「人を好きになれないなんてどこかやっぱり足りない感じがする」って思うんだろうな。
性別を男女の二種類とするなら、それだけで、本人の性別に関わらず
・男を好きな人
・女を好きな人
・両方を好きな人
・両方を好きじゃない人
の性指向があって自然なのにね。
実際は性別自体が二種類とは言えないし、性指向も曖昧な人もいるし、もっと多種多様なのに。
同性愛に関しては、そういう人がごく自然に存在する、ということはもうある程度の理解を得られているし、だからこそ石原の発言に同性愛者じゃない人も憤慨しているのだろうけど、異性愛者でも同性愛者でもない人に対する理解はまだまだされていない。
だからAセクは「同性愛を差別しない人」からも、石原と同レベルの無意識の差別発言をされたりするんだよね。
人間に対して恋愛感情が抱けないだけで、普通に親子の情も友情ももちろんその他の感情もあるっていうのに、心ないだとか格好付けてるだとか厨二病だとか言われたり。
前にブコメでちらりと書いたことがあるけれど、
心の性も体の性も性指向もグラデーション状であり、それぞれが必ずしも一致しない、という事が、一刻も早く常識になればいい。
混同している・画一的であると思い込んでいる人が、世の中には多すぎる。
石原と五十歩百歩の人がはてなーにも沢山いるだろうに、たまたま分かりやすく石原が「差別しちゃいけない人達」への差別発言をしたからといって、自分を棚に上げて叩きまくるのって、なんか違うよね。
妻に風俗に行っていたことがばれた。
俺が風俗に行っていたことで彼女は酷く動揺しそわそわしだした。ショックだったんだろう。
「怒らないから正直に答えてね」。今思うと妻の声は震えてたな。
俺は正直に答えた。聞かれたことには何もかも正直にね。妻は怒ったよ。
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取り乱した妻に嘘つきだの汚いだの浮気だのとあれこれ罵られた。
言いたいだけ言わせてやればよかったんだが、あまりに罵倒が過ぎるのでつい反論してしまった。たぶん最低の反論だったと思う。
「お前だって処女じゃなかったくせに、そんな綺麗なことがどの口で言えるのか」。
他に言いたいことはあった。出張中と妊娠中に行ったことを特に責めるが、そういう時にこそ行かなくてどうするんだ、とか。それも最低か。
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俺は風俗に行ったことを謝りたくはなかった。それが自分の男としての性の価値観であり、主張だから。配偶者に対してスマートな態度が取れなかったりすることも含めて、色々な意味でみっともないと思うかもしれないが、自分の中では風俗と不倫は違うものだしギリギリセーフじゃねと思っているしそこで抑えているという馬鹿な誇りもあるしでも胸を張れないそんな後ろめたさもある。
そんな虚偽と律儀の入り混じったグレーなところで、自分のなかでもうまく整理できないもどかしさも自分をイライラさせたんだろう。
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妻に対する反論は即時的な意味では成功だった。妻は俺に対する罵倒を一切やめ、崩れるように泣き出したからだ。あの涙は誰を責めて出てきたものだろう。
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俺があんなことを言ったのは別にムキになって理性的でないときに、実は処女に対する拘りが深層心理やら男の本能やらの奥底にあってそれが思わず口をついて出てきたとか、そういうものじゃない。
処女とか処女じゃないというのは自分にとっては重要なことではない。まあ、0か1かのデジタルなものではなく、その間に広がる感情のグラデーションの中で、処女だったら嬉しいだろうなというものがあるというみっともなさが存在するは認める。
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俺があの時、ああいうことを言ったのは、つまり、俺の今までに培ってきた経験であり集積してきた知識であり研ぎ澄ましてきた感性によるんだろう。
地域や学校集団生活、家族の中など生まれ育った場所で刷り込まれた道徳とか、妻も含め交際してきた女性との経験による女に対する見方とか、婚前交渉自体は暗黙されているのにできちゃった結婚については何故か嘲笑されたりホテルでコンドームと一緒に写真を撮られた女子アナが偏見の目で見られるそういう世俗とか、共に生活をしている妻の性格傾向とか、妻の親の妻に対する深い愛情とか、妻の親に対する尊敬の念とか、妻の自分の子供に対する強い愛情とか……。
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そういうもの、今まで見て聞いて触ってきて積み上げられたものによる自分という人間の叡智を結集して、今自分の目の前で罵倒を繰り返す女を黙らすのに一番効果的なものは何かとなったときに、俺の場合はあれだった。
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妻が泣き崩れて俺は初めて妻に謝った。謝って謝って謝った。表面的には風俗に行ったことを謝ったが、俺の中の実際として謝ったポイントはそこじゃない。たぶん、妻も気づいているだろう。
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俺はそれから1週間、妻へのサービスに徹した。新婚のとき以来、家庭に対して自分でも信じられないぐらい献身的であるように努めてきた。妻は元気を取り戻し、身体も再び重ね合わせるようになった。
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それからまた1週間後、俺は風俗に行った。断ろうとすれば容易に断れた付き合いだった。しかし、そういう付き合いの積み重ねが侮れないことを俺は知っている。そして風俗がとても気持ちよい場所であることを知っている。世の中そんなもんだし、俺という人間なんてそんなもんだ。
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でも風俗ってそんなに悪いか? なあ悪いんか? おいどうなんだ? 誰か答えろよ。嫁さんに聞けって? 殺されるよ。いや、逆かもな。
結婚したのなら奥さんに操立てて我慢しろ? 俺は十分我慢している。その結果が風俗だ。俺は新人OLに声をかけて二人きりで食事をするなんて絶対にしない。会社の中では平気でやってる既婚者がいる。俺はそういうことをしている奴についてどう思うわけではないが、俺は絶対にしない。
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よく考えろよ。18でセックス含む異性交際を始めたとして結婚まで約10年とする、男も女も何人の異性と付き合ってセックスした? それで結婚して死ぬまで40年とか50年、俺はそこからスパっと区切ってずっと一人で我慢しなくちゃいけないのか? 結婚したのだから仕方が無い? お前はそれをマジで言ってんのか? 正気で本気なのか? 綺麗ごとぬきで頼むぜ。
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性病が怖い? リスク? おいおい、女だって妊娠や性病なんかのリスクがあってそれを乗り越えて今までよろしくヤってきたわけだろう。性の悦びをお前らは知っているはずだ。妻も俺とセックスをする前に既に男を受け入れる悦びを知っていた。妻はその素晴らしさを知っている。本音で建前を乗り越えてきた女だ。それがなんで、そんなあんなに俺が責められないといけない? 俺はいやだよ。だって、そういうのって病気を盾にして自分の潔癖な価値観を押し付けてるだけじゃん。病気は怖いよ。でも男として否定するのはもっと怖いよ。俺はクズなんか?
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中には結婚するまで童貞処女を守るとか言う奴もいる。純潔か、はっ。笑えるよ。要するに宗教か、それか恋愛と結婚の区別がついていない奴らだろう。つまり恋愛も結婚も生活だと思ってるんだろ。重いよ。幸せの思考回路が違いすぎる。でも本音と建前を巧妙に使い分けて俺を責め立てる妻を前にしたとき、俺はもしかしたら恋愛と結婚の区別がついてないのは自分自身かもしれないと思った。
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お前は女で結婚しても俺だけで満足できるからいきなりそんなに潔癖になれるかもしれないが、俺は男なんだ。そんな言い訳を心の中でしているけど、口には出せない。俺は家族を守りたい、そして男でもあり続けたい。俺は我侭なのか? 妻は妻として母として我慢しているのだから俺も我慢しなくちゃいけないのか?
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寂しいよ。妻だって程度の差こそあれ性的好奇心を持つことへの重圧や束縛を親や社会から男よりもずっと受けていたはずだ。それを乗り越えてそれなりに経験をして大人の女性になった妻があんな「綺麗」になってしまうなんて。
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次に風俗がばれたらその時はどうなるんだろうか。お前らはどうなると思う? 次もまた処女でないことをなじれば場が収まるだろうか。それにしても処女じゃないことを責められるとやっぱり後ろめたいんだな。そうさせているのは彼女が大好きな親か社会か、子供か。まさか俺に対する愛情か。いずれにせよ俺は離婚されて当然の糞野郎だな。
http://anond.hatelabo.jp/20100423013035
http://anond.hatelabo.jp/20100423022141
http://anond.hatelabo.jp/20100423024508
http://anond.hatelabo.jp/20100423025300
言及してくれた人くだらない文章に付き合ってくれてありがとう。
妻が風俗に行くことが許せるか? ということには仮定の問題であるし実際の妻という人間を知っているからわからない。男女平等論的にいえば、男も風俗いく、女も風俗いく。それでOKで片が付く問題なのかもしれない。
わからないというのは、自分の中のちゃちな支配欲が顔を覗かせることもあるかもしれないというのもあるが、男女を単純に対称化して「お前が風俗いっても許すから俺は風俗いく」。これで許されるのかというのが本当かわからない。なんていうかそんなこといったらそれこそ人間性が疑われそうというのが実際の感覚ではないか。
顔の見えない男女を相手に無難なところでまとめるならそれでいいのかもしれないが、問題は俺と妻の個人と個人のリアルな関係性なので、それを思うと実際にコミュニケートを取って伝えるという点ではなかなか難しいものだ。
それに俺は風俗にいって女の子に相手をしてもらえるとハッピーだが、妻が同じ幸福を風俗で得られるとは限らない。それでも妻がそれが平等だと思って同じ幸福を追い求めるようであれば俺はそれはそれでいいと思うし、違うことで幸福を得ようとするならば俺はそれに最大限協力したいと考えている。
具体的には妻は子どもから手が離れたら大学院に通って勉強したいようなので、俺はそれに最大限協力したいと考えている。教育方針やレジャーの予定なども妻の意見を最優先している。
勿論、これですら俺の身勝手に変わりは無い。そもそも妻が風俗に行くことを許すから俺が許されるとかいう問題ではないだろう。妻が望んでいるものは違うだろう。つまり、俺が我慢をするということなのだろう。ところがそれが出来ないから大変なのだ。
貞操の義務については知っているが、知っているし、配慮しているからこそ風俗なんだということでご容赦願いたい。
処女でないことは過去だけど、風俗いっていることは現在進行している問題というのはそれは妻から見ればそうなのかもしれない。だけど、俺の感覚としては違う。妻から見て風俗嬢は俺を通さないと見えないが、俺から見て風俗嬢は妻を通さなくても見ることができるし、サービスが終わったその瞬間瞬間に俺の中では過去のものになる。とんでもないこといってるようだが、感覚としてはそんな感じ。要するに別なんだ。時間や空間の感覚が、俺の中で切り分けられている。世の中には異性の過去を現在の問題として嫉妬する奴もいる。俺もその感情がまったくないわけではない。でも、みっともないと思わないか? 俺は妻に対してもそう思うところがある。
申し訳ないと思うところもあるよ。でもくだらねえとも思う。二人が出会って結婚して、それでなんでそんなに綺麗になっちゃう? 潔癖になっちゃう?って。初めからずっと潔癖なら幾分説得力はある。それは処女であるということで無知であることの説得力だが。
二人の関係性の問題だが、突き詰めれば俺一人の性欲処理の仕方の問題だろうし。そして俺は一人でいるときに風俗に行っている。家に帰れば夫であり俺の愛は家族が独占する。俺は妻に不満は無い。精神的にも肉体的にも妻であり家族に満たされている。妻を一人の人間として尊敬している。
前に夫婦別姓に関して女がいちいち結婚することを報告するのが嫌だという人がいた。まったくその通りだ。そいつが妻であるかどうかは誰にも関係ないはずだ。何故そんなことを周りに報告せねばならないのか。そういう仕組みになっているのだろう。そしてその仕組みに甘えているから平気で誰々の嫁とか○○ちゃんのママとしか女性を見ることができないんだ。家から外に出ていればそれは一人個人であって家族じゃない。俺は家族は大事だが、俺も大切なのである。
http://www.pxgrid.com/2010codingcontest/
http://blog.webcreativepark.net/2010/02/22-015220.html
http://css-happylife.com/log/coding-contest/000758.shtml
第2回コーディングコンテストが開催されると先ほど知り、さっそくコーディングに取り掛かっているのですが、コーディングルールに疑問が1つ。でもこれを質問するとカンニングになっちゃうのかな?とも思い、主催者さんや審査員さんにお問い合わせするのもちょっと………と思い、増田で書いてみることにしました。
対象ブラウザにSafari4とありますが、少なくともWindowsXPで動作する最新のSafari4はCSS3のbox-shadowプロパティのinsetに対応していません。(Firefoxの最新版もChromeの最新版も対応していますが)
ページ内リンクやサイト内検索の部分に使われているレイヤースタイル「シャドウ(内側)」を、box-shadowのinsetに対応していないSafari4でも見れるようにするとなると、極めて面倒くさい。それこそ、本質的ではない作業を強いられます。せっかくグラデーションをCSSでつけたのに、影に画像を使わなければいけないというのは本末転倒のような気も。それだったら、端から画像で実装してしまったほうが、コードもずっときれいになります。(影の画像を使ったほうが若干の画像の容量の削減にはなりますが…)
CSS3の解説サイトの中にはSafari4でも動作していると書かれているところがあるので、もしかしたら別の環境下での最新のSafari4ではbox-shadowのinsetが動作するのかも(現にChromeは動作しているわけだし)…と思うのですが、どうなのでしょうか?
http://2chcopipe.com/archives/51302970.html
おしゃれクエスト -オタクファッション脱却指南書-というまとめが微妙に面白かったので、自分の場合どうやったか公開しておく。スペックとしては現在36歳独身男だ。
学生向けの激安ショップで友達とショッピングをしていた。イメージとしてはライトオンみたいなところだ。
3着くらいの服を持って、財布を見せて、これ全部欲しいけど金ないんっすよ!と言えばショップのおじちゃんやおばちゃんが1着くらいはおまけでサービスしてくれるような店が主な狩場だった。
この頃はオタクっぽい友人ばかりだったので、その中ではセンスがある、とかカッコイイと言われていた。ある意味黄金時代。
当然金がないのでオカンの買って来た服も大事な服だった。
ダイエー、洋服の青山、ジャスコの3つが全ての狩場だった。他は眼中になかった。
学生向けのショップではなく、ちゃんとしたスーパーで買うことがオトナだと思っていたような気がする。
ショップオリジナルっぽい意味不明なブランドの服をベースに、ハッシュパピーやラコステなどの高級服をときどきビビリながら買っていた。
当然一着5000円もするような豪華な服など買えるわけもなく、3000円くらいの服とオカンの買って来た服を長年織り交ぜながら四苦八苦する。
てんやなどのカウンターに座っても店員からはアウトオブ眼中で注文しても無視されるという空気のような存在として扱われ、ファッション経験値を貯めてレベルアップしなければならないと思い知る。
まず敵を知ることから始めようと、メンズノンノを買うようになる。
ファッション誌ではないが、BRIOも定期購読するようになった。
はじめはいわゆるモード系やヒップホップ系を見ると虫唾が走るような気持ち悪さがあったが、経験値欲しさからこれが正常なんだと念じながら頑張ってガン見して慣れるよう努力した。
半年ほどである程度ガマンできるようになったので、まずアニエスでシャツとパンツとベルトとマフラーを買った。
その後J-CREWでもパンツを買ったので、とりあえず人並みになれたような気がした。
丸井に入ったところまではいいが、組み合わせが分からないので、適当に目のあった女性店員に全身コーディネートしてもらった。
偶然にもそのブランドの関東エリアマネージャーという顔のきく人だったので、他の店舗に堂々と入っていって、これがいいとか似合わないとか着せ替え人形のように着せられながら、靴の合わせ方など色々とアドバイスをもらった。
その後は下着はVISARUNO、アウターはタケオキクチ、イーストボーイをベースにロートレアモン、ポールスミスなどを組み合わせていった。
調子に乗って全身丸井で固めてビームス、エディフィス、シップス、ユナイテッドアローズにも突入を試みたが、ことごとく店員にガン無視されてまだまだレベル不足だなと思い知った。
話がそれるが、ずっとジーンズはボブソンのふわふわソフトタイプだったが、この頃にはじめてエドウィンのスタンダードを買った。
渋谷西武や新宿伊勢丹にも出入りするようになり、ブランドの幅が広がっていき、スーツもマージマサトモやアレグリなど10万円コースで固めていた。
既にファッション誌はメンズノンノを卒業し、MRミスターハイファッションを見るようになった。
この頃買ったジャンポールゴルチエやヨウジのコートは今でも時々使っているが、美容室などで褒められることがありちょっと嬉しい。
美容室も当時考えられる最高峰のテレビなどで有名な南青山の美容室にしていた。むしろ青山周辺ならどこでもよかった。後悔はしていない。
そして難攻不落と聞いていたコムデギャルソンも難なくクリアし、このデザインいいっすねぇ!などと店員と談笑していたが、実際は何がいいのかさっぱりわかっていなかった。
そのためコムデギャルソンは買うだけ買って一度も着たことがない。
ここで突然事件が発生する。
調子に乗っていて罰が下ったのか、人口7万人程度のド田舎に転勤させられたため、服の購入頻度が一気に低下する。
出張先の駅ビルなどでワイズやイッセイミヤケ、グッチやエルメスを買う日々が続いたが、この時期は服オタから脱却するとても重要な期間であった。
クワを持ったおっさんが商店街を歩いていても、全身ヨレヨレのジャージやスウェットで歩き回る人々を見ても、特別違和感を感じないようになったのである。
さらに全く関係ないが生まれて初めてナンパをしたのもこの時期である。
特に作戦があったわけでもなく、我慢できなくなって突発的に声をかけてしまっただけなので当然瞬殺されたが、人並みの人生を謳歌していることに気付き興奮して夜眠れなかった。
美容室のおねーさんにアニエスやワイズが好きなら無印良品はどうかと教えられ、近くの無印に通うようになる。
下着やシャツは今でもメインに使っている。TPOを問わない無難な品揃えがうれしい。
狩場が少ない影響で欲しいと思う服がなくなり、イオンやライトオンでMFEやPLUS ONEを買うようになる。
売り場面積の都合で品揃えがいいので、極度のデザインセンスや品質を問わなければ思い描いたイメージに近い服を探せることが多い。
この時期には完全に頭の中がモード系からカジュアル系に移行していたため、ちょっとダサいかな程度にしか感じない。
イオンで捨て値で売り出されていた青島コートを買ったのもこの時期だ。
話題の国民服がたくさんあって驚いたが、フリースとヒートテック以外はあまりいいものが見つからない。
とくにグラデーションのネルシャツみたいな服の肌触りとセンスはひどいと思った。
まだまだ私にはレベルが高すぎて勝てる気がしない。
とりあえず初日なのでTシャツを買って次回につなぐこととした。
今は分かんないって言ってる彼女の気持ちも、貴方自身がポエム書けば分かるよ! きっと!
訳の分からない心象を一度言語化してみるんだ、もとい、吐き出してみるんだ!
あるいは、自分の思う格好良い何かをこれでもかというぐらい、言葉で飾り付けていくんだ。
それなりに、楽しいぜ。
あるいは、以前から温め続けている詩的イメージがあるなら、それを表現したって構わない。
まあ何でも良いんだが。
適当に書いて、それが評価されるっていうのが一番気持ち良いと俺は思うね。
夏の間だけ時間は停まっている
走り出す貴方の背中と
白いワンピースでささめきはじめる
「暑いね」という一言で
世界はふいに回転をはじめ、青空のグラデーションが僕にも分かるようになるんだ
今は誰も同じ夢を見ている
僕は、いわゆるセクシャルマイノリティだ。
セクシャルマイノリティっていうと、「同性愛? 両性愛?」って言われそうだけど、ネットで調べて見ると、ほんとはもっと人によってタイプも程度もバラバラで、いわばグラデーションのようになってるらしい (いわゆる「普通」の人でも、100%混じりっけなしで異性愛!! っていうのは、逆に少ないんだそうだ)。
僕の場合、生物学的には男。精神的にも男。でも好きになるのは男性も女性もで(どういうわけか、好きな男性のタイプと好きな女性のタイプにはあんまり関係がない)、ただし男性を好きな気持ちの方が強い。そんな感じ。
いろいろ考えた結果、カミングアウトはしないことにした(だからここに書くのがある意味初カミングアウトだ)。たぶんバレるから、こっそり同性と付き合うこともしない(としか思ってなかったはずなのに、異性とも付き合うことなく童貞のまま今に至るが)。だけど、好きなタイプの人がいれば好きになっちゃう。それは止められない。そんな感じ。
普段できるだけ人に迷惑がかからないといいなと思って過ごしてるけど、やっぱりかかっちゃってるよなぁと思うことが2つあるので、ここで書かせてほしい。
一つ目は、好きなタイプの男性を目で追っちゃうこと。例えば友人であったり、後輩であったり、コンビニのレジであったり、すれ違った人であったり。ちょっとした服装とか細かい仕草とかで「わー、この人いいなぁ」とか思っちゃうことがあって、その度につい見てしまう。女性の仕草に置き換えて考えてみてもらえば、「普通」の男性にもある程度わかってもらえるんじゃないかと思うけど、僕の場合の問題はその対象が同性だということだ。正直言うと、「いいなぁ」と思った人を、用もないのにじっと見てしまうこともある。たぶん周囲の人にはバレてるんだろうな。興奮すると顔に出る方だし。で、そういうことすると気持ち悪いだろうなというのもわかってる。僕にも「こういうタイプの人に色目使われたりしたら気持ち悪いと感じる」っていうのはあるので。わかってるんだけど、見ないようにしてるんだけど、つい見てしまっている。悪意はないんです。できるだけ見ないように努力もしています。でも気持ち悪いよね。本当にごめんなさい。
二つ目は、セクシャルマイノリティの「先輩」にあたる人たちに対して。セクシャルマイノリティっていうのは、その名の通り少数派なわけで、特に生理に関わる部分の話なわけで、多数派である「普通」の人たちから見たら、どうしたって「よくわからない。気持ち悪い」というのが最初に出てきちゃうのは仕方がない。その上で、現在のように「セクシャルマイノリティっていうのは黙殺したり排斥したりすればすむようなものじゃなくて、社会の中に確かに存在しているんだ。それなのに一方的に差別や偏見を受けるのはおかしいんだ」という主張が認められるようになってきたのは、「世間がどうだろうが、自分たちはセクシャルマイノリティであることを公言してやってくぜ!」ということをやった人たちだったり、そもそもセクシャルマイノリティって何なのかということを真剣に考えた人たちがいたからだ。僕が特に悩んでいた頃に、ネットでそういう人たちが発信している情報に触れられてどれだけありがたかったことか。でも、僕が今やっているように、カミングアウトもせず、セクシャルマイノリティの中で好きになれる人を探すこともせず、みたいなのは、極論すれば彼らに対する裏切りのようなものだ。戦ってる人から恩恵だけ受けておいて自分は安全地帯、みたいな。本当にごめんなさい。
あと、こんな文章目にしたくもなかったという人にも、ごめんなさい。どうしても一度言葉にしたかったのです。
彼女と話してて、死にたくなってきた。
自分が今してることが、とても恥ずかしくて、情けなくて、みっともないことだと思えてきたので。
元々、彼女とは友人経由で知り合った。
彼女と知り合った当時、自分には遠距離の彼女(以下、元彼女)がいて、
元彼女に(自分が勝手に)気を使って、自分自身はこっちではなるべく遊ばないようにしていた。
特に異性がいる場所では。
その間に、彼女の方は自分と共通の友人達とずいぶん親交を深めていたらしい。
でも彼女にとって自分は、友達というよりもただの知り合いだったようだ。
ただでさえ知り合いが少ない自分にとっては、この程度の付き合いで勝手に友達認定してしまっていたけど、
交友関係が広い彼女にとっては、こんなのはよくあることで、友達とすら認識されていなかったようだ。
彼女にとって友人とは、もっと沢山の時間を一緒に過ごした彼らの事を指す言葉だった。
それを知って自分は結構ショックだった。
彼女のアルバムには、共通の友人達との楽しい思い出の写真がたくさんある。
それを見せてもらって、自分は猛烈な嫉妬に駆られた。
と同時に、消えてしまいたいという思いがわき起こった。
嫉妬は、
彼らが自分との間には無い沢山の思い出を彼女と共有しているということ、
彼らは自分がまだ手にしていない大切なものをすでに手にしている。
自分は遙かに後れを取っている。そのことが悔しい。
やるせない思いをしていたことが多かったのだけれど、
その間彼女や彼らはそれなりに楽しく過ごしていたのかと思うと、
彼女に対してまで嫉妬してしまう。
消えてしまいたくなったのは、今の自分が彼女に対して彼氏面をしているという事実が、とても恥ずかしい事だと思えてしまったから。
数ヶ月前に元彼女と酷い別れ方をして、その数ヶ月後に急に彼女に惚れて交際を申し込んで付き合い始めた自分は、彼女の事を何も知らないに等しい。
それに対して彼らは、彼女と自分よりも多くの時間を共にしている。
言わば「ポッと出」の自分が、彼氏面して彼女の事を独占するのはおこがましい。
そう思わずにはいられない。
彼らは自分よりもずっと早くに走り始めていた。
ついこの間スタートし始めたばかりの自分との間には圧倒的なリードがある。
しかもそのリードは「仲良くした年月」そのものだ。
後追いしても絶対にリードが縮まることはない。
そう思うと絶望的な気持ちになる。
彼女に彼らと縁を切って欲しいとまでは思わない。
けど、彼女が以前と変わらず彼らと仲良くしていて、自分に対する彼らのリードをさらに広げていると思うと、
悔しいやら焦るやらで冷静に物を考えられなくなる。
いい歳してそんな風に焦っている自分が情けなくて、死にたくなった。
逆恨みもいい所だと自分で分かっているから、なおさら情けない。
彼女との距離を縮めて友人として仲良くならなかったのは、自分自身の責任なのに。
彼らと色々なイベント事をこなしている彼女の様子(写真)を見ていると、
本当に、自分は彼らには追いつけも追い越せもしないんだということを痛感して、泣きたくなった。
恋愛が友情と地続きでグラデーションなのだとしたら、彼女との友情が無い自分は、彼らには敵わない。
にもかかわらず、特別な人間でいたいと思っていて、特別な人間であるかのように振る舞っている自分の、なんと滑稽なことか。
ほんと死にたくなる。
http://anond.hatelabo.jp/20090922045208
以下追記/返信
http://anond.hatelabo.jp/20090922054934
誰よりも知ることができるってんならわかるけど、知ってから付き合って何が楽しいのよ
http://anond.hatelabo.jp/20090922063258
付き合ってから知っても追いつけないと思ったんじゃない?
アルバムを見て、自分との間に積み上がってる物と、友人達との間に積み上がっている物の、
文字通りに圧倒的な物量差を思い知らされたんだよね。
枚数はもちろんだし、イベントそのものの数も。
そこに打ちひしがれて冷静さを失ったというのが今の状態なので、
時間が解決するよと言われれば、その通りなのかもしれないとは思ってる。
思ってるけど、それは不確定な未来への期待でしかないから、
ずっと追いつけないままの可能性もあると考えてしまうんだ。
http://anond.hatelabo.jp/20090922064043
自分が好意を持つ異性に出会っても、その異性が自分に好意を寄せてないと、諦めてしまう人。
自分と友達になりたいと思ってる人と友達になりたい、と思ってる人。
当たり。
最初、自分に好意を寄せてない異性を「なんなのこの人?」と思われながら口説いたり、
期待されてないところで期待されていた以上の成果を出すのは、嫌いじゃないんだけどね。
どや顔で見返してやりたいという欲求がすごくあるから。
でもそういうのは多分この人が言いたいこととは違うんだろうな。
この人が言いたいのは、そもそも勝てるかどうか誰にも分からない勝負を挑めよ楽しめよってことだろう。
自分の場合、相手が油断してて100%こっちが勝てる状況で、勝負を挑んで勝ち誇りたいって事だから。
あ、この彼女に関して言うと、つきあい始めの時点では負け戦気味だったよ。
彼女の「彼氏募集中なんだよね」みたいな発言を真に受けて「これで勝つる!!1!!」と思って告白してみたら、
そこから(自分的には)それなりに苦労して口説いた。と思う。
http://anond.hatelabo.jp/20090922074001
考えてもみろ。彼氏である自分よりも仲のいい友達がいくらでもいる彼女と付き合うってことがどれくらい苦しいことなのかを。周囲は全部敵なんだぞ?
彼氏より仲のいい男友達がいるのに、彼氏なんて作ってんじゃねーよ!ってのは置いといても、絶望的な戦力差を見せ付けられ、味方は誰もいなくて、じゃあどうすんの?
そうそう。それなんだよね。
いや、敵とまでは思ってないんだけど、味方には付けられないなあって。
彼女自身は、友人達に自分から「○○と付き合ってます」とは言いふらしたくないみたいなんだけど、
彼女にとっての友人の一部は自分にとってのほとんどの友人という感じのクラスタのかぶり方で、
この状況で自分から彼らに何か恋愛相談を持ちかけたりしたら、すぐ「あ、こいつのことだ」ってバレちゃいそうで。
彼女はその友達の間で人気者だから(最低1人はその中で彼女に告白して玉砕した人がいるのも知ってる)、
彼女の友人関係にヒビを入れてしまうことにもなりそうだし。
http://anond.hatelabo.jp/20090922081354
やめてくれー!! そう考えてしまうから辛いんだー!!!
http://anond.hatelabo.jp/20090922081328
失敗は許されない雰囲気でずっときて、失敗の経験がないってキツイな。
色々運が良くて、致命的にヤバイ挫折を経験しないままここまで来てることは否めない。
打たれ弱いのは自覚してる。
性別って、結構白黒つけられない。
グラデーションっていうか。
男よりな、女嫌いの、男好きな自分ってのを受け入れられればいいんだけどね。
自分はそれでいいんだって。
周りと違う、それが私なんだって。
今は生きにくいかもしれないけど。