はてなキーワード: 白星とは
オレオレFCが28日、10月1日の京都サンガFC戦(オレスタ)に向けて、オレフィールドで調整した。“6ポインターマッチ”と言われる残留を争うクラブとの最後の直接対決に相田満博監督、FW吉田は18試合ぶりの白星へ意気込みを口にした。
リーグ戦17試合未勝利という苦境を今度こそ脱出する。約4時間のトレーニングを終え、オンライン取材に応じた相田満博監督は「(試合期間が開いて)言い訳の出来ない試合になる。京都は粘り強いチームですが、ホームでなんとしても勝利したい。思い切って戦う」と力を込めた。
18日の札幌戦は引き分け、14日の川崎戦を除く8月31日からの残留争いチームとの直接対決連戦は2分2敗に。J2自動降格圏の19位京都戦は残留を争うクラブとの最後の直接対決だ。勝てば残留に大きく前進する一方で、勝てないと、リーグ戦18試合未勝利となり、他会場の結果次第では遂に降格圏転落の可能性もある。更に18試合未勝利で過去、J1に残留したクラブはなく、厳しい状況に追い込まれる。
指揮官は「京都は球際の強さ、攻守のトランジションが速く、多彩な攻撃があるので、守備面はチャレンジと周りのカバー、集中力。しっかり組織で対応したい。攻撃面はDFラインの背後、ペナルティーエリア内の入り方などを如何に速く出来るか」と京都戦のポイントを述べた。
FW吉田は前回の試合(4月29日)で決勝点を挙げた。京都について「攻守にハードワークし、セットプレーも含めて、多彩な戦術がある嫌らしいチームだなと感じています」と警戒。チーム最多8得点のエースは残り5試合で3年連続の二桁得点に期待がかかるが「チームの勝利が最優先」とフォア・ザ・チームを貫く。
京都戦が終わると、鹿島、柏、広島と優勝、上位を争うチームとの連戦が控える。「どんな相手でも、この5試合を悔いなくやりたい」と指揮官。目の前の一戦に全力を注ぎ、チーム一丸となり残留に近づく白星を目指す。
○…GK杉本とパウロがこの日、負傷した事を発表。今季の復帰が絶望的となった。
杉本は23日のトレーニング中に負傷し、左大腿直筋腱断裂により24日に手術、全治2ヶ月と診断され、パウロは11日の練習試合で負傷し、右膝関節軟骨損傷で、12日に手術を実施し、全治4か月と診断されたことを発表した(いずれも受傷日から)。相田監督はGK陣について「現状は村上と野田しかいない。これ以上GKに負傷者が出ない事を祈っているが…」と悩ましげだった。
また、8月20日の清水戦を最後に、ベンチ外が続くFWチアゴ・ロペス、FWジュシエはこの日、別メニューだった。また負傷中のFWキム・スヨン、DFユン・セフォンもまだウオーキング程度の別調整中。今季は主力の新型コロナウイルス感染による離脱が目立ったが、残留を占う大一番を前に離脱者が続き、戦力の厚みが問われる試合となりそうだ。
●J1連続試合勝ちなし記録 最長は10年の湘南で21戦連続。20戦連続は07年の横浜FC、19戦連続は03年の仙台が記録。18戦連続未勝利となれば、08年の札幌、15年の山形、16年の名古屋に並ぶ。18戦以上連続白星なしの過去5チームは、いずれもJ2に降格した。オレオレFCは現在17試合未勝利で、20年の仙台と並んでいる(新型コロナの特例で当年は降格なし)。
J1残留争いの真っただ中にいるオレオレFCは25日、本拠地オレスタで練習を一般公開した。同会場での練習公開は20年1月以来。今回、アウェイエリア以外の全エリアで声出し応援も解禁され、応援歌が響いた中で練習を行った。
午前10時、約15000人のサポーターの前で相田満博監督が「こういう状況でも応援に駆けつけて頂き、有り難く思います。残り5試合ですが、1試合1試合で順位が変わる難しい状況。一丸で乗り越えていきたいと思います」などとあいさつし、練習がスタートした。
45分×2本の紅白戦では、主力組に入ったMF山本が豪快なシュートで2ゴールを挙げるなど、軽快なプレーを披露で観客を盛り上げると、2本目には左膝前十字靭帯断裂で離脱していたMF南條が約1年ぶりにピッチへ登場。45分間、プレーし、サポーターの拍手喝采を誘った。南條は「自分が出た時にサポーターの声援や拍手が出て、こみ上げるものがありました」と話した。その後のシュート練習では吉田や相馬が豪快なシュートを決めると、サポーターからは拍手が飛び交い、練習後にはサポーターと写真撮影をし、英気を養った。
オレオレFCは現在、残留圏内ギリギリの暫定17位。中断中のリーグ戦は17試合未勝利でJ1残留へ厳しい戦いが続いている。サポーターは終了後「俺達は落としたくない。愛するクラブだから」「気負いすぎるな。それでも苦しいなら、俺達が背中を押す」「勝つために戦うのは現場、フロントだけじゃない。俺達だって戦うぜ!!」となど言った激励の横断幕を掲げた。
残り5試合。次節は10月1日のホーム・京都サンガFC戦になる。取材に対応した相田監督は「(このスタジアムでは)初めての公開練習だったので、シンプルに紅白戦の方が(ファンには)いいと思いました」とサービス精神を示し、運命の残り5試合へ「まずは京都戦に全てをかけたい。(残留争いに)気を抜かず、サポーターやスポンサー、クラブを支えてくれる人達の思いを背負って戦います」と意気込みを口にした。
オレオレFCは16日、18日の北海道コンサドーレ札幌戦(オレスタ)に向けて、オレフィールドで公開練習を行った。前節14日の川崎フロンターレ戦(△1―1)で6試合ぶりのスタメン出場を果たしたMF秋葉はオンライン会見を行い、リーグ戦17試合ぶりの白星に向けて抱負を語った。
14日の前節・川崎戦は右ウィングバックで6試合ぶりにスタメン出場。後半25分に退くまで守備では球際の強さを見せ、攻撃でもスピードを生かして、裏に抜け出し、チャンスを演出した。リーグ戦16試合未勝利となったが「雰囲気は悪くない。自分自身はまだ状態は上がってないけど、やれる事はやれた」と振り返った。3バック3ボランチの3―3―3―1の布陣にも「相手が困っているという印象はあった。オプションが増えたかなと思います」と好感触だ。
札幌戦は2年前にプロ初ゴールを決めるなど、過去2得点3アシストと好相性。前回対戦(5月25日)でも得点し、アシストも決めるなど、3得点に絡み、6―1の大勝に貢献した。それでも「相手に退場者も出たし、自分達が上手くハマっただけ」と浮かれてはいない。
札幌は現在3戦負けなしと好調。それでも過去ホームでは1勝2分と相性は悪くない。5月29日の川崎戦以来、リーグ戦17試合ぶりの白星に向けて「厳しい戦いになりますけど、そのなかで良いプレーが出来れば」と意気込む。勝ち点34の16位に位置するオレオレに対し、札幌は勝ち点3差の12位。得失点差はオレオレが少ないため、勝てば順位が入れ替わる。残留争い脱出を懸けた大一番で背番号7が牙を向く。
○…左膝前十字靭帯断裂で長期離脱していたMF南條が全体練習に合流し、フルメニューをこなした。ボールを持つと、得意のスピードで観客を沸かせるなど、完調をアピール。練習後「久々にプロ選手になれた感じです」と笑顔を見せた。
中断期間中に2試合、練習試合が組まれる予定で、ここで実戦復帰する予定。相田満博監督は復帰時期について「来月辺りには」と示唆。チーム屈指のスピードスターの復帰が秒読み段階に来た。
また、右膝内側側副靭帯損傷で長期離脱しているMF栗原も部分合流。ランニングメニューと一部のボールメニューをこなした。全治8ヶ月で、今季の復帰は絶望視されているが、本人は「最終戦(11月5日、大分戦)で行けるように頑張ります」と明るい表情で話した。
オレオレFCはアウェイで川崎フロンターレと1―1の引き分け。リーグ戦16試合未勝利となったが、貴重な勝ち点1を掴んだ。後半16分に先制点を許したが、同29分、途中出場のMF鈴木潤のラストパスに反応したMF山本が自己最多となる今季8点目のゴールで追いついた。逆転とはならず、暫定16位に下がったが、昨年王者と互角の戦いを演じた手応えを胸に次節18日、ホームでの北海道コンサドーレ札幌戦で17試合ぶりの白星を目指す。
一昨年からリーグ連覇を果たしている川崎相手にクラブ初のシーズンダブルはならなかった。それでも試合後の選手達は悔しさを見せながらも、表情は充実していた。
DFリシャルソン、MF秋葉がスタメンから復帰し、ベストメンバーで臨んだ一戦は3ボランチの3―5―2を採用。立ち上がりから相手の強力3トップにただ引くだけでなく、アグレッシブにプレッシャーをかけ、相手のミスを誘発してシュートまで持ち込むシーンもつくった。前半は0―0。相田満博監督はハーフタイム「ラインを高くしながら、ウィングバックとインサイドハーフはサイドの背後とハーフスペースをダイアゴナルしながら狙うように」と指示した。
後半16分にCKの流れから失点したが、それでも声を掛け合って守り抜くと、後半29分、途中出場のMF鈴木潤が左サイドから相手をかわしラストパス。それを受けた山本が冷静にゴール右隅に決めた。「鈴木のパスが良く、吉田さんがDFを引き出してくれた」と振り返った。昨年はレッドカードで退場した後に決勝点を奪われ「自分が試合をぶち壊した」と自責の念にかられた等々力で、背番号10が躍動した。その後もチャンスを作り、シュート数では川崎の6本を上回る15本を放ったが、決定力を欠き、逆転はならなかった。
相田監督は「数ミリ、数秒のミスも許されない相手との戦い。選手達は臆することなく、ハードワークしてくれましたが、勝ちたい試合だったので悔しさと勝たせられなかった責任が強い」と悔しがった。しかし鬼木達監督は「終始、相手の術中にハマってしまった」と悔やみ、日本代表DF谷口も「痛い勝ち点1。相手のサッカーが僕達のやりたいサッカーだった」と言わしめるほど、王者を苦しめた。
G大阪、磐田、福岡が引き分け、神戸が勝利したため、暫定16位に後退。18位京都、19位福岡との勝ち点差は2に縮まった。それでも山本は言った。「誰もこの結果には満足していない。だけど、手応えもある。それを次に繋げたい」。視線は18日の札幌戦に向けていた。勝てなかったが、希望は見えた。次節こそ17試合ぶりの白星を目指す。
オレオレFCは14日、アウェイで川崎フロンターレと対戦する。13日はオレフィールドで非公開練習を行った。DF松岡がオンライン取材に応じ、リーグ戦は16試合ぶり白星&クラブ初の川崎戦シーズンダブルがかかる一戦への意気込みを口にした。
【写真】川崎戦への意気込みを口にする松岡
真剣な表情が、この試合にかける意気込みを物語っていた。練習後、オンライン取材に応じた松岡は「チームが勝つために、自分の良さを出して貢献したい思っています」と力を込める。
前節のG大阪戦はスコアレスドロー。14試合連続失点していた守備陣は15試合ぶりの無失点に封じた。「ずっと“村上頼み”と言われて不甲斐なさと悔しさがあった。彼(村上)に助けられた部分もありましたけど、(個人としては)声掛けや身体を張った守備は出来ていたと思います」と手応えを口にした一方で、15試合ぶりの勝利を逃し、「セットプレーのチャンスもあったので、そこを決めきれば勝てた試合」と反省した。
前回5月29日の対戦は1ー0で勝利。新型コロナに感染し、ベンチスタートだった松岡も後半途中出場して完封に貢献し、クラブ初の川崎戦初勝利を掴んだ。「ずっと川崎さんの壁に阻まれていたので、(勝利した瞬間は)こみ上げてくるものがあった」と振り返るが、それ以降、チームはリーグ戦15試合未勝利と苦しむ。
川崎は直近の試合で広島を4―0で下し、暫定2位に着ける。過去、等々力では3試合未勝利。昨年は「自分がマークを外してしまった」(松岡)と一瞬の隙を突かれ、0―1で敗れた。「前回みたいにはならない」としながらも「中盤の勝負に勝てれば相手のチャンスは減ると思う。そこを意識して戦いたい」と相手を自由にさせないつもりだ。
勝てば、クラブ初の川崎戦シーズンダブル&16試合ぶり白星となる。残りは7試合。「こういう厳しい戦いに勝てば、自信になる。現状を招いたのは僕達。あと7試合、しっかり戦います」と、難敵撃破で苦境を脱出する。
○…相田満博監督は川崎の攻撃陣を警戒する。特に前節・広島戦で2得点、現在得点ランキング2位の10得点を挙げるMF家長の名前を挙げ「キープ力も去ることながら、ポジショニングも熟練されてますし、抜け出し方も上手い選手」と警戒する。
川崎には攻撃力のある選手が控えるだけに、自由にプレーさせないことは容易ではない。「どれだけしつこく、対応できるかにかかっている。戦術も含めてしっかり戦いたい」と話し、鬼門・等々力で16試合ぶりの勝利を目指していく。
オレオレFCは10日、ホームでガンバ大阪とスコアレスドロー。連敗は2で止まり、暫定14位に浮上したが、リーグ戦15試合未勝利となった。声出し応援解禁のこの試合は、相手の猛攻に遭いながらもGK村上の好セーブや身体を張った守備で、15試合ぶりに”完封”した。一方、攻撃陣はチャンスは作ったが、決定力を欠き、2試合ぶりの無得点に終わった。次節は14日、アウェイで川崎フロンターレ戦。残り7試合、J1残留へ厳しい戦いが続く。
【写真】スコアレスドローに終わり、ガックリ肩を落とす両イレブン
ホームでは今季初めて声出し応援が可能となった試合。勝利を期待していたサポーターの声援に応えられず、悔しすぎるスコアレスドロー。うなだれるイレブンの背中には、ブーイングと激励の声、拍手が入り混じって浴びせられた。相田満博監督は「申し訳ない試合。(声援に)応えられなかったのが悔しいです。なかなかアタッキングサードまで入れず、終盤はチャンスもあったが、決めきれないのが現状」とガックリ肩を落とした。
4ー4ー2のミラーゲームで臨んだ試合はG大阪のハイプレスに苦しみながらも「声を掛け合うところは出来ていた」(GK村上)と、前半は大きなピンチは作らせなかった。後半も決定機は作らせず、終盤は危ないピンチはあったが、GK村上のセービングやDF栗林、松岡、MF相馬ら守備陣も身体を張って失点を防ぎ、15試合ぶりのクリーンシートを達成。リーグワーストの51失点。これまで“村上頼み”と言われてきただけに、松岡は「ずっとゼロに出来ず、不甲斐なさを感じていた。(村上に)助けられた部分もあったけど、無失点に抑えた事はプラスに捉えたい」と話した。
それだけに攻撃陣は悔しさを口にした。徐FW吉田や佐藤の推進力を生かしたカウンターなどで攻めに出て、次第にボールを持つ時間も増やして押し返していったが、G大阪の守備陣形を乱す攻撃を繰り出せず。終盤は決定機もあったが、決められず。2試合ぶりの無得点に終わった。FW吉田は「守備が踏ん張ってくれましたし、終盤のチャンスで僕達が決めれば勝てた試合。悔しいです」と言葉を絞り出した。
15試合未勝利。神戸が引き分けたため、今節での自動降格圏転落は免れたが、残留争い直接対決3連戦(湘南、磐田、G大阪)は1分2敗に終わり、勝ち点は1しか積めず同33で暫定14位に浮上したが、予断は許さない状況だ。それでもMF山本は「3連敗したら厳しかった。現実を受け入れながらも、勝ち点1をプラスに捉えて、最後まで戦っていくことを考えたいです」と前を向いた。
次節はアウェイで現在2位の川崎戦。残りは7試合。この勝ち点1をポジティブなものにするため、難敵から16試合ぶりの白星を掴み取る。
オレオレFCは10日、15試合ぶり勝利を懸け、本拠地オレスタでガンバ大阪と戦う。9日は同地で前日練習を行った。残留争いの直接対決で連敗(8月31日●0ー1湘南、9月3日●2ー3磐田)し、暫定15位に後退。残留に向け、直接対決3連戦最後の試合は、負ければ降格圏及び最下位転落の危機に直面するが、チーム一丸で14試合未勝利からの脱出を誓う。
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オレスタのピッチで練習する選手のそばで、相田満博監督はボードを見つめながら布陣を悩み、選手の動きを確認するなどG大阪戦への準備を進めた。「毎回期待を裏切り続けて悔しい思いをしている。毎試合そうですが、このG大阪戦は非常に重要な試合」と覚悟を込める。
対戦するG大阪は現在参入プレーオフ圏の18位で勝ち点差は僅か「1」。4月の対戦では1ー3で惨敗した。指揮官は「監督が代わり、レアンドロ・ペレイラとパトリックがいいコンビを見せてる。(控えには)鈴木武蔵や食野亮太郎もいますし、背後を狙える選手がいる。誰が先発になるかは分かりませんが、選手層は厚い」と相手攻撃陣を警戒し「高い位置でプレッシャーをかけられるような状況をつくるのが重要」と強気な守りで主導権を握る姿勢だ。
G大阪に加え、自動降格圏の19位ヴィッセル神戸、最下位・磐田とは勝ち点差は「2」で、負ければ他会場次第で降格圏&最下位転落の可能性もある。相田監督は「(残留争い直接対決で)連敗は非常に悔しく、残念な結果。ただ、今できるのは、いかにこの先の試合で結果を出していくか」。勝てば、J1残留にも大きく前進する重要な一戦。5月29日の川崎フロンターレ戦(○1ー0)以来、15試合ぶり、流れを変える勝ち点3への思いは、悔しさを秘めているサポーター、選手も同じだ。
この試合から本拠地限定ではあるが、2019年12月以来、今季初の声出し応援の後押しも受ける。指揮官は「これまで以上にサポートしてくれるのは有り難い事。だからこそ、無様な試合はできない。勝利という結果で示したい」。し烈を極めるJ1残留争いで、浮上の1勝を奪いにいく。
○…昨年まで社長を務め、現在はクラブシニアパートナーを努める多良初徳氏が9日、オレスタに来訪した。相田監督や選手らと会談し、練習後にはイレブン、コーチングスタッフらを集め、約5分間、訓示を行った。
「いい雰囲気だったね」と笑顔を見せた多良氏は15位からの浮上を目指すチームの現状について「ちょっとのミスが大きなものになっている。それが焦りになり、悪循環になっているかな」と指摘。それでも「1つ(勝利を)掴めば、流れは変わる。過去に長期に渡って未勝利だったチームはあったが、勝ってから流れが変わった。そうなってくれれば」と期待した。同氏はG大阪戦を視察する予定だ。
オレオレFCのエースがゴールでチームに貢献する。10日に行われるホーム・ガンバ大阪戦(オレスタ、午後7時)に備え、7日はオレフィールドで最終調整した。残留争いの直接対決で湘南、磐田に敗れ、14試合未勝利(5分9敗)と泥沼のまま迎える次戦は、声出し応援の運営検証試合。声援を受けてプレーするのは今季初となる一戦にFW吉田は「後押ししてくれるサポーターに勝利を届けたい」と力強く話した。
2ー3で敗れた前節アウェイ・ジュビロ磐田戦(エコパ)で吉田は前半終了間際にFW佐藤のパスを受け、豪快なミドルシュートをゴール左隅に突き刺した。7月6日セレッソ大阪戦以来、9試合ぶりのゴールに「練習からやってきた形。イメージの共有ができていたからこそ、あのゴールがあったと思います」と振り返った。
今季チームトップの8得点。残り8試合で3年連続の二桁得点も近づいているが、チームは湘南戦、磐田戦と2試合連続ロスタイムに失点して敗れ、現在リーグ戦14試合未勝利。「チームが勝つためにやっているので…」と歯切れが悪い。磐田戦の試合後にはサポーターからブーイングも飛んだ。「そういう現状を作っているのは僕達なので、応援してくれる方々に申し訳無い気持ち」として「最後までバラバラになることなく、みんなでいい雰囲気でやっていければ」と気合いを入れた。
対するG大阪は現在参入プレーオフ圏の18位で勝ち点差は僅か「1」。4月の対戦では1ー3で惨敗した。吉田は「悔しかった」としながら、「弱点はある」と強調する。更に自動降格圏の19位ヴィッセル神戸、最下位・磐田とは勝ち点差は「2」で、負ければ他会場次第で降格圏&最下位転落の可能性もあるが、勝てば、J1残留にも大きく前進する重要な一戦だ。
2019年12月の最終戦からなかった声出し応援も本拠地限定ながら、この試合から解禁される。吉田は「今まで心で後押ししてくれたサポーターが今度は声で後押ししてくれる。準備してきたことを出して、勝ち点3をもぎ取りたい」と15試合ぶり白星へ闘志を燃やした。
オレオレFCはアウェイでジュビロ磐田に2ー3で敗れ、残留争い3連戦で痛恨の連敗。泥沼の14試合未勝利となった。前半23分にFW佐藤のヘッドで9試合ぶりに先制。前半終了間際にはFW吉田のゴールで追加点を挙げた。しかし、足が止まり始めた後半28分、32分と立て続けに失点して追いつかれると、後半ロスタイムにMF上原に決められ、万事休す。2試合連続のロスタイム被弾で敗れた。前日には札幌、この日は京都、湘南も勝利し、次節の10日、ホーム・ガンバ大阪戦次第では降格圏はおろか最下位転落の危機に立たされた。
試合終了の瞬間、ロイブルイレブン、相田満博監督らベンチもがっくりと肩を落とした。歓喜の表情を見せる磐田とは対照的な重い空気に包まれた。まさに終了直前だった。コーナーキックのこぼれ球を拾われ、磐田MF上原にミドルシュートを決められた。エコパスタジアムは昨年の最終戦で大逆転勝利し、J1残留を決めた場所だったが、あれから約一年、今度は悲劇が待っていた。相田監督は試合後「今日は何も言うことがない。すみません…」と初めて会見を拒否するほど、ショックの色を隠せなかった。
MF山本ら主力が復帰した最下位・磐田との残留争い直接対決。14試合ぶりの白星を目指し、ボール支配率を高めると前半23分に山本が右サイドを突破しクロスを上げると、待ち構えていたFW佐藤ヘディングシュートを決めた。佐藤にとっては5月14日の湘南戦以来のゴール。チームとしても9試合ぶりに先制点を挙げると、前半終了間際にはパスを繋ぎ、佐藤のポストプレーからFW吉田がゴール左隅に決め、こちらも7月6日セレッソ大阪戦以来の9試合ぶりゴールで追加点を挙げた。
後半もチャンスを作ったが、決定機をものに出来ずにいると、足が止まり始めた後半25分からは相手の猛攻に遭い、守りに入る時間が増えた。すると28分、32分と立て続けに失点し追いつかれた。相田監督も同30分にDFリシャルソン、MF秋葉、山中、鈴木潤、FWジュシエと5枚替えしたが、状況が好転することはなかった。
残留争いの3連戦で先月31日の湘南戦に続くロスタイムの被弾で痛恨の連敗。前日には札幌が、この日は京都、湘南が勝ち、札幌と湘南に抜かれ暫定15位に後退した。次節のG大阪戦に敗れ、神戸、磐田の片方が勝利した場合は降格圏に、共に勝利すれば最下位転落の危機に陥る。
試合後の挨拶ではサポーターからブーイングを浴びた。復帰戦は後半30分までプレーした山本は「試合後のブーイングはサポーターの素直な気持ちだと思います。勝たないといけない試合で僕達がぶち壊した。現状をしっかり受け入れて、下を向いてはいけないし、残留を決めるため全員で死に物狂いで戦いたいです」と代弁した。残りは8試合、声出し応援が解禁される次節からは背水の陣で臨んでいく。
○…磐田が残留争いの大一番で劇的な勝利を収め、今季初の連勝を果たした。前半23分に先制点を許し、前半終了間際にも追加点を献上する苦しい展開だったが、後半途中出場の攻撃陣が躍動。後半28分にはFW吉長がJ1初ゴールを挙げ、同32分にはFWファビアン・ゴンザレスがGK村上との1対1を冷静に制した追いつくと、ロスタイムにはMF上原がコーナーキックのこぼれ球を拾い、ミドルシュートを右隅に決めた。
劇的な逆転ゴールの上原は「イチかバチかだった。決められて嬉しい」と笑顔を見せた。昨年は仙台にいたため、最終戦の大逆転負けした経験はしていないが「(周りから)悔しかったと聞いていた。前回アウェイで悔しい負け方だったので、リベンジしたかった」と最高の結果に声を弾ませた。
渋谷洋樹監督は「後半は粘り強く、準備してきたことを選手が続けてくれた」とイレブンをたたえた。依然として最下位のままだが勝ち点を30に伸ばし、京都に敗れた神戸と勝ち点で並んだ。次節はアウェイで札幌と対戦。勝敗次第では降格圏脱出が見えてくる。
オレオレFCは明日31日、ホームで湘南ベルマーレと対戦する。30日はオレフィールドで完全非公開で調整した。20日の清水戦で負傷し、前節26日の鳥栖戦は出場を回避したFW吉田は同戦での復帰が濃厚。途中出場となる見込みだが、自身8試合ぶりのゴールを決め、チームを13試合ぶり白星に導こうと意気込んでいる。
エースが大一番で帰ってくる。30日は約1時間半完全非公開で調整。吉田も29日から全体練習に合流し、対人練習などフルメニューを消化した。「痛みはもうない。こういう状況ですけど、あと10試合、このクラブの勝利のために全力を尽くしたい」とオンライン取材に応じたエースは決意を示した。
20日の清水戦で左太ももを負傷し、途中交代。幸い軽症で前節26日の鳥栖戦は途中からの出場も模索したが、相田満博監督やトレーナーと面談。5月に1ヶ月離脱したのと同じ箇所、残り試合、再発などを考慮し、出場を回避した。チームは12試合未勝利。「出られなかった事、勝てなかった事も悔しかったけど、何より、また再発したらチームに迷惑をかける」と我慢した。
今年はMF山本と並ぶチーム最多タイの7得点を挙げているが、ゴール自体は7月6日のセレッソ大阪戦を最後に遠ざかる。この日は居残り練習では人を置いたシュート練習を行うなど、感触を確かめた。「(足は)問題ない。あとは感覚。(ゴールは)勿論、狙っていますし、その上でチームが勝てれば良い」と話す。
リーグ戦は今節を入れて残り10試合。暫定13位のオレオレとJ2自動降格圏の19位に沈む湘南との残留争い直接対決。試合数は湘南が2試合少ないため、敗れると、他会場の結果次第でかなり厳しくなる。チームは新型コロナの影響で今節も主力が不在となるが「どのチームも(コロナ禍の)状況は同じなので、言い訳にしたくない。できる準備はしてきていますし、受け身になるとダメなので、平常心で臨みたい」と力を込めた。
○…夏限定の「夏夜蒼魂(かやそうこん)」ユニフォームもこの試合が最後になる。7月2日のFC東京戦から4試合着用しているが、1分3敗と未勝利。相田満博監督は「会社やスタッフの方々が素晴らしいユニフォームを企画して、作っていただいたにも関わらず、勝ててないのは申し訳無い。夏休み最後の試合ですし、なんとしても勝ちたい」と意気込んだ。
暫定13位のオレオレFCはJ1残留をかけて、31日の湘南ベルマーレ戦(オレスタ)からジュビロ磐田、ガンバ大阪と残留争いの直接対決3連戦。更に9月14日の川崎戦を挟むと、北海道コンサドーレ札幌、京都サンガFCと再び残留争いの直接対決(いずれもホーム)を迎える。26日のサガン鳥栖戦は新型コロナなどで主力が離脱しながら、1ー1のドロー。リーグ戦は12試合未勝利が続くが、鳥栖戦は若手が躍動するなど好材料も多かった。生き残りをかけた残り10試合、13試合ぶりの白星へ相田満博監督、イレブンは湘南戦への意気込みを口にした。
是が非でも勝ち点3を獲る。1日のオフを経て28日、オレフィールドで練習を再開したロイブルイレブン。練習前には相田監督がミーティングを開き、残留へ向け意思統一を図った。オンライン取材で「大事な3連戦。ほしいのは勝ち点3なので、勝利にこだわってやっていきたいです」と強い口調で湘南戦への意気込みを口にした。
今季はここまで28試合を戦い、7勝10敗11分け。5月までは10試合無敗など暫定4位まで浮上したが、6月の清水戦に敗れて以降、チームは極度の不振に陥り、5分7敗で12試合未勝利中。現在、勝ち点は「32」で暫定13位。プレーオフ圏の18位ヴィッセル神戸、自動降格圏の19位湘南との勝ち点の差はわずか5だが、神戸と湘南は2試合少ないため、実質、危機的な状況に入っている。J1残留を目指す中で次節からの湘南、磐田、G大阪戦は重要な3連戦となる。
課題はリーグワーストの47失点を喫している守備。12試合未勝利中、先制された試合は11試合。ここ2試合は共に1失点で食い止めているが、相田監督は鳥栖戦後「対策を練っても、結局、一瞬の隙で失点している。選手達の意識の問題なのか、我々、首脳陣の戦術に問題があるのか」と話していた。この日はDF陣に加え、中代伸博ディフェンシブコーチと解決策を話し合うシーンがあった。
チームは23日にトップチーム7名が新型コロナ陽性と判定された。この影響で、前節はMF山本ら主力5人が不在だった。全員無症状で、陰性が確認されれば来週前半にも合流出来る見通しだが、相田監督は「31日は厳しい。(来月3日の)磐田戦に間に合えるかどうか」と話す。また、20日の清水戦で左太ももを負傷したエースFW吉田はこの日、部分合流。幸い軽症で26日の鳥栖戦も帯同はしたが、「(負傷した)5月と同じ箇所ですし、それで長期離脱したので。彼はチームの得点源で、柱なので、今後を含めても再発は良くない」(相田監督)と出場を見送った。吉田はオンライン取材で「痛みはほぼないです」とし、明日から対人練習、チーム練習も行う予定。同戦での復帰に照準を合わせている。
チーム事情が苦しい中でも明るい話題はある。清水戦は敗色濃厚のロスタイムにベテランMF加藤が起死回生の同点ゴールを決めた。鳥栖戦はユース出身の鈴木亮、岡本、森田、前田が先発。ベンチ入りした平野も出場した。特に岡本は1点ビバインドの前半26分にプロ初ゴールを決め、勝ち点1獲得に貢献。岡本は「チャンスはもっとあった」としながら「チームの力になれるように、しがみついていきたい」と誓っていた。更には負傷離脱していたDF石田、石上も全体練習に合流し、復調をアピールしていた。
湘南に敗れると、勝ち点差は2に縮まり、他会場の結果次第ではいよいよ降格圏も迫る。それでも湘南には過去5勝1分1敗と相性は良く、前回5月のアウェイではDF松岡らが新型コロナに感染したが、控え選手の活躍で4ー1で勝利した。それでも指揮官は「湘南もアグレッシブに来ると思います。相性で戦ってはいない。その時のチームと戦うので」と気を引き締める。
残りは10試合になった。厳しい戦いは続くが、残留争いの直接対決で磐田以外は全てホームで対戦する。相田監督は「現状を招いたのは我々。勝てば状況を変えられる。一致団結して乗り越えていきます」とJ1残留を誓い、吉田も「苦しい中でもサポーターが来て、応援してくれるので、だからこそ行動と結果で示したい」と意気込んだ。待ったなしの大一番で13試合ぶりの白星をもぎ取る。
オレオレFCは25日、明日26日のサガン鳥栖戦(駅スタ)に向け福岡県久留米市で約2時間、完全非公開で調整した。前回ホームでの対戦は今季ワーストの6失点を喫し、0ー6で大敗。オンライン取材に応じた相田満博監督は「あの悔しさを忘れた事はない」とし「厳しい戦いになりますが、勝ち点3を目指す姿勢に変わりはありません」と話した。
チームは現在11試合未勝利。その間、10試合で先制点を献上している。前節・清水エスパルス戦(△1ー1)でも前半8分に失点した。今季リーグ戦では先制されると未勝利なだけに「ポジショニング、連携、失点した後の戦い方が課題。(鳥栖は)丁寧にビルドアップして数的優位をつくる嫌なチーム。守備が固いチームなので、先制されると厳しくなる」とこの1週間はポジションの修正とプランニングをはっきりさせたと言う。
チームは23日にトップチーム選手7人が新型コロナ陽性と判定。この日、MF山本、鈴木潤らは姿を見せず、欠場が濃厚。主力不在という厳しい舵取りを迫られるが、相田満博監督は「こういう苦境をチャンスと捉えていきたい」とリーグ戦12試合ぶりの白星奪取に気合を見せた。
○…スタメン出場が濃厚なFWキム・スヨンがオンライン取材に応じ、必勝を期した。
7月の福岡戦で右太ももを痛め、戦線離脱。前節・清水戦は足をつったFW吉田に代わり後半38分から出場した。復帰戦について「吉田選手の分まで頑張りたかったし、得点を獲りたかった。勝てなかったのは悔しい」としながらも「やっと復帰できた。最後は同点に追いつき、勝ち点1を掴めたのは大きい」と話した。
鳥栖には同郷のDFファン・ソッコがいる。キムは「素晴らしい先輩と対戦するのは楽しみ」とし「得点を獲って、勝利に貢献したい」と意気込みを口にした。
オレオレFCは24日、オレフィールドで約2時間、26日サガン鳥栖戦(駅スタ)に向け調整した。チームは23日に7人が新型コロナ陽性と判定。この日の練習では、MF山本、鈴木潤らは姿を見せなかった。厳しい舵取りを迫られるが、GK村上は練習後のオンライン対応で「勝ち点3が欲しいですし、こういう苦境をチャンスと捉えて、勝利を目指したい」とリーグ戦12試合ぶりの白星奪取に気合を見せた。
厳しい状況下でもロイブル軍団は勝利だけを目指す。この日の戦術練習では、パスの受けるポジショニング、受けた後の対応、ボールを持っていない選手の動きに対して、相田満博監督が熱く指示を飛ばすなど、集中力を高めた。村上はオンライン取材で「(鳥栖は)丁寧にビルドアップして数的優位をつくる嫌なチーム。ボールを持たれる時間が長くなると思いますし、守備が固いチームなので、先制されると厳しくなる」と警戒する。
チームは現在11試合未勝利。その間、10試合で先制点を献上している。前節・清水エスパルス戦も前半8分で失点した。村上は「立ち上がりをどう戦うか、失点した後の戦い方が課題。プランニングをはっきりさせないといけない」。今季リーグ戦では先制されると未勝利。課題は明白だ。
チーム状況は厳しい。23日にはトップチーム選手7名とスタッフ3名が新型コロナウイルス陽性と判定された。陽性者の中には清水戦にメンバー入りした選手、スタッフも含まれているといい、この日の練習ではMF山本ら5人が不在だった。更に清水戦で負傷交代したエースFW吉田は別メニュー調整。不動のボランチとして今季25試合に出場していたMF宮城は累積警告のため鳥栖戦は出場停止。同日には奥原ら3人の負傷も発表。まさに“満身創痍”だ。
それでも、総力戦で負けるわけにはいかない。相田満博監督は「厳しい状況ですが、今まで出られなかった選手達はいいチャンスと思ってやってくれたらいい。データだけじゃなく、自分の知恵も働かせていきたい。ダメなら私が責任を取れば良いだけですから、思い切りやってくれれば」と、これまで出場機会のなかった選手達の奮起に期待した。
現在暫定12位のオレオレは残り11試合。清水戦は敗色濃厚のロスタイムに追いつき、勝ち点1を掴んだ。J1残留争いは暫定11位の清水から最下位の磐田まで勝ち点差6にひしめく大混戦。鳥栖戦後には湘南、磐田、G大阪と残留争いの直接対決3連戦が控える。指揮官は「ここまで来ると1戦1戦、勝ち点の重みがより重要になる」と話す。
前回ホームでの対戦は今季ワーストの6失点を喫し、0ー6で大敗した。村上は「ホームでああいう試合をして申し訳なかった。この試合は前節の引き分けを繋げるためにも勝ち点3が欲しいですし、こういう苦境をチャンスと捉えて、勝利を目指したいです」と語気を強めた。
オレオレFCが「因縁の相手」にリベンジを誓う。明日20日はアウェイで清水エスパルス戦。静岡に来た19日は富士市内で冒頭10分のみの完全非公開で最終調整した。6月の清水戦に敗れてから、現在クラブワーストの10試合未勝利。5月29日の川崎フロンターレ戦以来の白星へ相田満博監督、MF山本、DF松岡はオンライン取材に応じ、強い決意を口にした。
万全の準備で必勝を期す。富士市内に来たロイブル軍団がこの日、公開したのはアップの冒頭の10分間のみ。その後は完全非公開で最終調整した。相田監督は練習後、オンライン取材に応じ「練習でやるべきことはやりましたし、みんな、この試合の重要性は理解している」としながらも「それを結果で示さなければいけない。清水はタレントが揃っていますし、今、勢いがある。厳しい戦いになるのは必至ですが、粘り負けしないようにしたい」と警戒した。
リーグ戦10戦負けなしで迎えた6月の前回対戦では1-3で敗れ、11試合ぶりに黒星を喫した。そこからチームはリーグ戦10試合、公式戦に限ると13試合未勝利とトンネルの出口が見えない。指揮官は「どんな相手でも負けるのは悔しいが、勝てない時期が長く続いているのは我々の力不足であり、申し訳無い思い」としつつ「我々のサッカーを表現し、勝利を目指す姿勢は変わりません」と語気を強めた。
この日は選手全員が参加。布陣やメンバーついて相田監督は「調子の良い選手を起用し、彼らの特徴に合ったシステム、戦術を使う」となりふり構わない姿勢を示した。清水戦は10日に加入したばかりのFWチアゴ・ロペスのベンチ入りが有力。終盤のパワープレー要員となる見込みだ。これまではコンディションと連携などを深める理由で新加入選手、新外国人の起用には慎重な姿勢を取ってきたが「もう、気長に待つ時期ではない。このクラブにいる以上は全員が戦力なので」と総力戦を口にした。
残り12試合。勝たなければ、クラブワースト更新に加え、状況は更に厳しくなる。清水戦は2020年8月を最後に4試合未勝利だが、アウェイ席は完売。15日にはサポーター、選手、監督、フロントと緊急会談を行い、方向性を確認するなど結束を強めた。MF山本は「勝てば、ガラッと変わる。毎回そうですけど、明日の試合は特に大事。サポーターの方々も応援に来てくれる。一歩目を良い形で進めることができれば、また自信が生まれると思います」。浮上へのきっかけとなる11試合ぶりの勝利をクラブ一丸でつかみにいく。
○…DF松岡は清水FW北川航也との対戦を楽しみにしている。同じ1996年生まれだが「実績は彼のほうが上」とリスペクトする。前回は2019年6月に対戦し、その北川に得点されて敗れた。松岡はその時の心境について「悔しかった」。その後、北川は海外に移籍し、清水に復帰した今回は3年ぶりの対戦。松岡は「(北川は)海外に行って、力強さが加わったかなと。あとは風貌も…(苦笑)」としながらも「僕も成長していますし、3年前と変わったところを見せたいです」と北川封じを誓った。
オレオレFCは18日、FW浅田とDF永岡の来季の加入内定を発表した。
浅田は愛知県岡崎市出身。FC中京の下部組織から○○大学でプレー。171cm80kgの堂々たる体格でクラブは「フィジカルの強さと推進力、得点力を兼ね持つストライカー。献身性も魅力」と評している。一方、神奈川県秦野市出身の永岡はFC松田から○■大学でプレー。177cm74kgでクラブは「対人プレーとスピードを生かしたカバーリングに優れ、ビルドアップも得意。センターバックだけでなく、ボランチ、サイドバックもこなす」と評している。
浅田は「自分の強みを生かし、早くチームに貢献出来るように頑張ります」とコメント。永岡も「自分を支えていただいた方々に感謝の気持ちを持って、これからチームのために頑張っていきたいです」とコメントしている。
J1残留、現状打開へー。オレオレFCのMF鈴木潤とFW吉田がオンライン取材に応じ、20日の清水エスパルス戦(アイスタ)でリベンジを誓った。17日はオレフィールドで非公開練習で調整した。6月の清水戦に負けてから、現在クラブワーストの10試合未勝利中。一昨年から4試合未勝利の難敵相手に11試合ぶりの白星を目指す。
【写真】吉田と積極的にコミュニケーションを取る鈴木潤(右端はFW佐藤)
因縁の相手から白星を目指す。鈴木潤は静岡市出身。アイスタでは今節が初見参となる。清水戦に向けて鈴木は「期待してくれるサポーターに勝利を届けたい」と意気込み、吉田も「前回やられていますから。ここで勝たないと現状打開は出来ない。厳しい戦いは覚悟の上。最終的に1点多く獲って勝てば良い」と11試合ぶり勝利へなりふり構わない姿勢を示した。
14日にはミーティングを開き、15日には中津真吾社長の提案で選手、監督、サポーター代表と異例の会談を行い、現状の課題と同時に相田満博監督をサポートする事を改めて確認した。参加した鈴木は「サポーター目線で課題を指摘してくれたり、激励の言葉もくれた。改めてサポーターの人達に支えられているというのを感じた」と話し「だからこそ清水戦は期待してくれるサポーターに勝利を届けたい。その一心だけですね」とキッパリ。
一方、チーム2位の7得点を挙げる吉田は先月6日のセレッソ大阪戦でゴールを決めてから5試合得点なし。清水戦は前回PKながら得点を決めているだけに、エースの奮起が不可欠なのは間違いない。「清水の守備陣は権田選手を中心にみんないいし、しっかり守れてる印象。その上をいけるよう受け身にならず、攻めていく」と攻略法をイメージした。
リーグ戦の清水には現在連敗中で、2020年11月から4試合未勝利(2分2敗)。通算でも1勝3分3敗と負け越している。勝たなければ、クラブワースト記録更新に加え、他会場次第では更に厳しくなるが「自分達はあと12試合で、どう勝ち点を積み上げるかしか考えてない」と吉田。難敵相手からの白星で暗闇のトンネルを脱出する。
○…10日に加入したFWチアゴ・ロペスが、清水戦でベンチ入りの可能性が高まった。8日に来日したチアゴは11日、オレフィールドでチームに合流。身長200センチ体重110キロの規格外ストライカーはいきなりフルメニューをこなし、ミニゲームでは強靭なフィジカルを生かし、両足で強烈なシュートを放つなど存在感を示している。
これまで新外国人の起用には慎重な姿勢を取っていた相田満博監督は「(清水戦で)ベンチ入りはある」と示唆。連携面などの課題はあるが、劣勢時のパワープレー要員として起用されることが濃厚だ。チアゴは「少ない時間でも、私はチームに貢献するだけ」と頼もしい。高さ、強さを持った背番号45が、苦境に陥るチームの救世主に躍り出る。
1【A】大分(△1ー1 大分側に新型コロナ感染のため、3月9日開催。佐藤のゴールで先制も追いつかれてドロー)
2【H】広島(△1ー1 1週間遅れの開幕戦。前半、山本のゴールで先制も後半追いつかれドロー)
3【A】名古屋(△1ー1 開始早々に先制点を献上もすぐさま宮城のゴールで追いつく。白熱の展開は結局ドロー。3試合連続引き分け)
4【H】C大阪(●1ー3 攻守に圧倒される。吉田のゴールで一矢報いるのが精一杯。今季初黒星)
5【A】鹿島(●1ー2 メンバーを入れ替えた一戦。鈴木潤のプロ初ゴールで先制も、後半は鹿島の猛攻に耐えきれず、最後は上田綺世に決められ逆転負け)
6【A】G大阪(●1ー3 開始早々は圧倒も失点してからトーンダウン。鈴木潤の2試合連続ゴールも焼け石に水。6試合未勝利&3連敗)
7【H】横浜FM(○2ー0 山本、吉田弾。破壊力ある横浜攻撃陣を無失点に抑え、遂に今季初勝利)
8【A】FC東京(△0ー0 内容は悪くなかったが、チャンスで決めきれず。結局スコアレスドロー)
9【A】福岡(△0ー0 福岡の守備をこじ開けられず、負傷者続出などでAT10分も耐えしのぎ2試合連続スコアレスドロー)
10【A】京都(○1ー0 前半の吉田弾を最後まで守りきり3試合ぶりの白星)
11【H】磐田(○4ー1 吉田前半交代のアクシデントも内容、結果共に磐田を圧倒。今季最多4得点で初の連勝)
12【H】神戸(○2ー0 後半、栗林のゴールで先制。ロスタイムにも追加点でタレント集団から白星)
13【A】湘南(○4ー1 新型コロナの影響でメンバー総入れ替えも躍動。4得点で快勝し、4連勝)
14【H】柏(△0ー0 DF吉野、増田がJデビュー戦で無失点。攻撃陣はチャンスを生かせず、スコアレスドロー。5連勝ならずも8試合負けなし)
15【A】札幌(○6ー1 相手に退場者も出て、今季最多6得点で圧勝 9試合負けなし)
16【H】川崎(○1ー0 山本弾を守り切る。遂に川崎戦初勝利。10試合負けなし)
17【H】清水(●1ー3 前半の西澤弾で歯車狂う。吉田のPK弾で1点差に詰め寄るも、結局3失点し完敗。11試合ぶり黒星。ホーム清水戦でまたも勝てず)
18【H】鳥栖(●0ー6 垣田にハットトリックを許すなど内容、結果ともに圧倒され、今季ワースト6失点大敗)
19【A】浦和(●1ー5 鳥栖戦同様、内容、結果ともに圧倒される。鈴木亮のJ1初ゴールも焼け石に水で3連敗)
20【H】FC東京(△2ー2 先制しながら逆転されるも吉田PK弾でドロー)
21【A】C大阪(△3ー3 白熱の試合展開は敗色濃厚のロスタイムに吉田のゴールで追いつきドロー)
22【H】福岡(●0ー1 シュート18本の猛攻も福岡の守備をこじ開けられず。前半の失点を挽回できずに敗戦)
23【A】横浜FM(△2ー2 先制許すもリシャルソンの加入後初ゴールで逆転。勝利濃厚の終盤に追いつかれ、リーグ戦ワースト7試合未勝利)
24【H】浦和(●1ー3 前半の2失点で流れを明け渡す。後半、ジュシエの初ゴールで1点差に詰め寄るも終了間際に痛恨の失点。リーグ戦8試合未勝利)
25【H】名古屋(●0ー4 村上負傷交代のアクシデント。退場者も出し、ミス連発で為す術なく惨敗。リーグ戦9試合未勝利)
26【A】神戸(●0ー2 前半は不運もあり2失点。後半猛攻も結局無得点で敗戦。遂にクラブワースト更新のリーグ戦10試合未勝利)
オレオレFCは16日、清水エスパルス戦(20日午後6時、アイスタ)に向けて、オレフィールドで練習を行った。クラブワースト10試合未勝利と苦しい状況の中だが、チームは相田満博監督の続投が決定。指揮官は「積極的に、ひたすらがむしゃらに、一丸となって戦う」と話し、因縁の相手から11試合ぶりの白星を目指す。
一丸となって戦う。この日の練習ではゲーム形式などを含む約2時間、イレブンは精力的に汗を流した。時折、怠慢プレーには監督、選手、コーチが厳しく指摘し合うなど、練習に活気がついていた。
相田監督はオンライン取材に応じ、前節13日の神戸戦(0●2)について「悔しい結果、クラブワースト記録を更新してしまい申し訳無い結果となってしまった」と振り返った。
それでも現状から逆襲へ、下を向いている時間はない。15日の練習後、オレノスミカで中津真吾社長、相田満博監督、MF山本、相馬、鈴木潤、GK村上と、サポーター団体「ブルネイ」のリーダーらと緊急会談。課題と同時にやっているサッカーに不満はない事、相田体制をサポートする事を改めて確認した。指揮官は「ああいう場を設けて頂いて、サポーターの声や選手達の声を聞けて嬉しかった。だからこそ、より一層結果を出さないといけない気持ちです」と決意を新たにした。
これまでは相手に合わせた戦術を敷いてきたが「より前に行かせる」と攻撃的布陣を示唆。その上で「ここ最近は球際のところで甘さがあり、そこで失点している。守備では相手よりも速く走り、速く寄せることをテーマにして、攻撃では積極的に行かせるようにしたい」と話した。
清水は現在連勝中と状態は上向き。6月の清水とのホーム戦(1●3)に敗れてから、苦境が続いている。その時、得点を決めているFW吉田は「(現状の成績は)選手の責任が重い。厳しい戦いになりますが、なんとしても結果を出したい」。全体練習後はFW奥原、MF山本らと共に居残りシュート練習を行い、最後にグラウンドを後にした。
相田監督は「サポーターの方々に悔しい思いばかりさせている。勝ち点3を目指して強い覚悟を持って、積極的にひたすらがむしゃらに、一丸となって戦います」と悲壮な覚悟を語った。残り12試合で苦境脱出とJ1残留へ、ロイブルイレブンの底力が試される。
不名誉な記録を更新した。オレオレFCがアウェイでヴィッセル神戸に0-2の完封負けを喫した。後半、猛反撃に出るも前半の2失点を挽回できず。2試合連続の無得点に終わった。前節時点で最下位の相手に白星を献上し、暫定ながら最下位脱出を“アシスト”し、残留を争う相手に痛恨の敗戦を喫した。次節は20日、アウェイで清水エスパルスと対戦する。
◇ ◇ ◇
【写真】クラブワースト更新の10試合未勝利を喫し、試合後、サポーターに挨拶し、うつむいて引き上げるオレオレFCイレブン
幾度も放つシュートはことごとく阻まれ、天を仰ぐイレブン。そして遂にクラブワーストを更新する10試合未勝利となった。新型コロナウイルス感染からこの日、現場復帰した相田満博監督は「我々にとって大事なゲームを落とし、非常に悔しいです。こういう状況でも、サポーターはノエビアスタジアムに駆けつけ、応援し、後押ししてくれたので、その期待に応えられなかったこと、クラブの不名誉な記録を作ってしまったことは、多くの関わっている方々に申し訳ないです」と残念がった。
前半が試合の流れを分けた。28分にショートカウンターでMF汰木に先制を許し、同ロスタイム4分にはFKの流れからこぼれ球をFW大迫に押し込まれた。オレオレの前半のシュートは僅か3本。「先制点がポイントで、前半は0ー0でも良かったが、ミスから失点して、その後の流れを難しくした」と同監督。DF松岡は先制点を振り返り「後ろのところで(カウンター対策を)研ぎ澄ませられたのかというところ。もっと修正して、詰められた部分はあった」と悔やんだ。
挽回しようと、後半はギアを上げた。開始と同時にMF鈴木潤、FW佐藤を投入。佐藤のポストプレーから何度もチャンスを演出し、シュートは後半だけで倍の15本。神戸の吉田孝行監督も「後半はバタバタしすぎた。前半に2点獲らなかったら、試合結果は違っていた」と言うほどだが、GK前川にセーブされるなど決定力を欠いた。鈴木潤は「内容よりも結果なので。流れは良くても、決めて勝たないと仕事したことにならない」と悔しがった。
この日はレギュラーナンバーを着ける選手が全員スタメンで出場した。現代のサッカー界では珍しいケースで、ネットでも話題を呼んだが、チームの台所事情は厳しかった。GK村上は前節の名古屋戦で相手と接触し、脳震盪を発症。既に復帰はしているが、今節の出場は見送った。更に相馬も木曜日に体調を崩し、PCR検査は陰性だったものの、この試合はスタメンを回避。後半15分から出場した。
シーズンも残りあと12試合になった。最下位脱出を狙った神戸の執念に屈し、今後、残留争う相手に痛恨の敗戦。明日のG大阪の結果次第では更に厳しくなる。MF山本は「(神戸は)自分たちにやらせないという気迫を感じた」としつつも「このまま終わるとは思っていない。試合がある以上はプロとして、しっかりと全力を尽くします」と前を向いた。
サポーターもブーイングはなく「応援してるぞ!!」「明けない夜はないぞ!!」と選手達を鼓舞した。次節はアウェイで清水と対戦する。思えば、清水戦から未勝利記録が始まった。因縁の相手から白星を挙げ、暗闇のトンネルから脱出する。
オレオレFCは明日6日のホーム・名古屋グランパス戦(オレスタ、午後7時)に向けて、5日はオレフィールドで非公開練習に励んだ。勝てなければ、クラブワーストタイの9試合未勝利となる一戦。苦境脱出を目指し、チーム一丸で勝利へ全てをぶつける。
クラブの歴史に不名誉な記録を残すわけにはいかない。先月30日に行われた前節のホーム浦和レッズ戦(1●3)に敗れて、リーグ戦8試合未勝利。相田満博監督やトップ選手、スタッフらが新型コロナウイルスに感染するなど、苦しいチーム事情にもMF山本は「目の前の試合に勝つだけ。内容よりも結果にこだわりたい」と語気を強めた。
名古屋戦に勝てないと、J1に昇格した2019年に記録した9試合未勝利のクラブワースト記録に並び、他会場の結果次第ではJ2降格圏もちらつく。現在、暫定12位の名古屋には、現在リーグ戦で3試合未勝利、通算でも1勝3分3敗だが、ここ2試合は1ー1の引き分けと「相性は悪くない」(山本)。今回は2020年10月に5ー0で勝利して以来、同戦2年ぶりの白星を目指す。
相田監督に代わり、今節も監督代行を努める野牧憲広ヘッドコーチは「(3-5-2の)ミラーゲームになると思う」と、システムの変更を示唆しながら、8試合未勝利中、7試合で先制点を許している守備を課題に挙げ「名古屋は守備が固いので、先制されると苦しくなる。逆に先制点を奪えれば、勝機は見えてくる。セットプレー含めてやることをやって、いかに点を取れるかがカギになると思いますので、今日はそこを重点において練習した」と話した。
本拠地での勝利は5月29日の川崎戦(○1ー0)が最後。6月4日のルヴァン広島戦に負けて以降、公式戦7試合未勝利(1分6敗)が続く。この試合を終えると、31日の湘南戦まで3試合アウェイが続くだけに、山本は「このままでは終わりたくない。監督さんやサポーター、仲間の思いを背負って、120%の力を出して、勝ちたいです」と意気込みを口にした。難敵から白星を挙げ、苦境に終止符を打つ。
ブラックリストとホワイトリストは黒を悪い意味で使って白を良い意味で使うので差別!ブラック企業は差別!黒星と白星は差別!腹黒いは差別!黒の組織は差別!ダース・ベイダーが黒いのは差別!奴はクロだは差別!暗黒は差別!黒魔術は差別!黒帯白帯は差別じゃないどんどん使おう!
1【A】大分(△1ー1 大分側に新型コロナ感染のため、3月9日開催。佐藤のゴールで先制も追いつかれてドロー)
2【H】広島(△1ー1 1週間遅れの開幕戦。前半、山本のゴールで先制も後半追いつかれドロー)
3【A】名古屋(△1ー1 開始早々に先制点を献上もすぐさま宮城のゴールで追いつく。白熱の展開は結局ドロー。3試合連続引き分け)
4【H】C大阪(●1ー3 攻守に圧倒される。吉田のゴールで一矢報いるのが精一杯。今季初黒星)
5【A】鹿島(●1ー2 メンバーを入れ替えた一戦。鈴木潤のプロ初ゴールで先制も、後半は鹿島の猛攻に耐えきれず、最後は上田綺世に決められ逆転負け)
6【A】G大阪(●1ー3 開始早々は圧倒も失点してからトーンダウン。鈴木潤の2試合連続ゴールも焼け石に水で6試合未勝利&3連敗)
7【H】横浜FM(○2ー0 山本、吉田弾。無失点に抑え、遂に今季初勝利)
8【A】FC東京(△0ー0 内容は悪くなかったが、チャンスで決めきれず結局スコアレスドロー)
9【A】福岡(△0ー0 福岡の守備をこじ開けられず、負傷者続出などでAT10分も耐えしのぎ2試合連続スコアレスドロー)
10【A】京都(○1ー0 吉田弾を最後まで守りきり3試合ぶりの白星)
11【H】磐田(○4ー1 吉田前半交代のアクシデントも内容、結果共に磐田を圧倒。今季最多4得点で初の連勝)
12【H】神戸(○2ー0 後半、栗林のゴールで先制。ロスタイムにも追加点でタレント集団から白星)
13【A】湘南(○4ー1 新型コロナの影響でメンバー総入れ替えも躍動。4得点で快勝し、4連勝)
14【H】柏(△0ー0 DF吉野、増田がJデビュー戦で無失点。攻撃陣はチャンスを生かせず、スコアレスドロー。5連勝ならずも8試合負けなし)
15【A】札幌(○6ー1 相手に退場者も出て、今季最多6得点で圧勝 9試合負けなし)
16【H】川崎(○1ー0 山本弾を守り切る。遂に川崎戦初勝利。10試合負けなし)
17【H】清水(●1ー3 前半の西澤弾で歯車狂う。吉田のPK弾で1点差に詰め寄るも、結局3失点し完敗。11試合ぶり黒星。ホーム清水戦でまたも勝てず)
18【H】鳥栖(●0ー6 垣田にハットトリックを許すなど内容、結果ともに圧倒され、今季ワースト6失点大敗)
19【A】浦和(●1ー5 鳥栖戦同様、内容、結果ともに圧倒される。鈴木亮のJ1初ゴールも焼け石に水で3連敗)
20【H】FC東京(△2ー2 先制しながら逆転されるも吉田PK弾でドロー)
21【A】C大阪(△3ー3 白熱の試合展開は敗色濃厚のロスタイムに吉田のゴールで追いつきドロー)
22【H】福岡(●0ー1 シュート18本の猛攻も福岡の守備をこじ開けられず。前半の失点を挽回できずに敗戦)
23【A】横浜FM(△2ー2 先制許すもリシャルソンの加入後初ゴールで逆転。勝利濃厚の終盤に追いつかれ、リーグ戦ワースト7試合未勝利)
24【H】浦和(●1ー3 前半の2失点で流れを明け渡す。後半、1点差に詰め寄るも終了間際に痛恨の失点。リーグ戦8試合未勝利)
J1リーグは今日30日に再開。オレオレFCは、同日、ホームで浦和レッズと対戦する。29日はオレフィールドで完全非公開で最終調整した。チームは現在、リーグ戦7試合未勝利。20日から27日まで静岡県伊東市でキャンプを行うなど準備は万端。主将のMF山本は練習後、オンライン取材に応じ「前回アウェイで負けた借りを返したい」と、キャンプの成果をリーグ戦8試合ぶりの白星で飾ることを誓った。
◇ ◇ ◇ ◇
リーグ戦再開初戦で必勝を目指す。山本は練習後、オンライン取材に応じた。前回対戦は6月29日の敵地で1―5で大敗した。同試合は連戦による疲労を考慮され、後半からの出場だった山本は「自分も含めて、プレーに対する責任がなかった。チームとしての甘さを感じた」として「浦和よりも走って、激しく戦えるか。ゲームの入りからどれだけパワーを持てるかが大切だと思います」と気持ちを高めた。
チームは10試合負けなしを記録しながら、現在7試合未勝利と停滞して中断期間に入った。この期間を利用して、20日から27日まで1週間、静岡県伊東市でキャンプを行った。新型コロナウイルスの急拡大や静岡県内の大雨によるコンディション不良でメニューの変更はあったが、連携面や戦術、体力強化などでチーム力アップを図り、怪我人なく消化した。山本は手応えについて「どうなんですかね」とはぐらかしながら「(手応えは)勝って初めて得られるものなので、勝ち点3だけを目指して戦いたいです」と話した。
残り試合での巻き返しを見据え、同時期に行われていたEー1選手権代表とPSGとの親善試合は「見なかった」と言う山本。明日からのリーグ戦へ「現状勝ててないですし、明日はキャンプの成果を出さないといけない。前回アウェイで負けた借りを返したい」と意気込んだ。新たな気持ちでスタートを切り、チームをさらに上昇させる。
オレオレFCは今日、総勢2000人以上の警備員を配置して、厳戒態勢を敷くと発表した。浦和は5月21日の鹿島戦(埼玉)と今月2日のG大阪戦(パナスタ)で一部サポーターが禁止されている声出し応援を行ったとして、Jリーグから2000万円の罰金処分などを科され、16日の清水戦でもマスク非着用の応援のほか、禁煙エリアでの喫煙や、清水サポーターへの威嚇行為などが確認されたという。
当日はアナウンスでも感染拡大防止や応援マナーへの注意を呼びかけ、従わない場合は即刻、退場させると示唆。クラブは公式サイトにて「来てくれる方々が健全かつ安全な試合を届けられるよう、ご協力をお願いします」とコメントしている。
オレオレFCは27日午前、静岡県伊東市で行われた約1週間のキャンプを打ち上げた。相田満博監督が練習後、オンライン取材に応じた。関係者が新型コロナに感染し、大雨の影響でキャンプは練習内容の一部変更を余儀なくされたが、選手、コーチングスタッフに感染者はなく、負傷者ゼロで無事消化。リーグ戦再開となる30日のホーム浦和レッズ戦(オレスタ)に向け、指揮官は「キャンプの成果を結果という形で示さないといけない」と8試合ぶりの白星を誓った。
口調は穏やかだったが、話す目は真剣そのものだった。相田監督は約1週間の伊東キャンプについて総括。「個だけでなく、チーム力アップを目標に掲げたので、厳しい制限、限られた環境、時間の中で怪我人を出さずにやれたとは思います」と話した。キャンプ最終日となったこの日はゲーム形式の練習をメインに行ったと言う。
体力、連携、チーム力強化と同時に、新戦力の融合、新戦術の落とし込みを図った伊東キャンプ。新型コロナウイルス感染が急拡大する今日、チームも他人事ではなく、関係者6人の陽性を発表。幸い選手、コーチングスタッフに感染者はいなかったが、そこに昨日の大雨の影響もあり、練習メニューは一部変更を余儀なくされた。
相田監督は「限れた中でやれることは最低限、やったつもりですけど、正直、練習メニューも含めて、全てが上手く行った訳ではないので、不安はある」と率直な心境を明かす。それでも、「選手達はベストを尽くしてくれた。(リーグ戦再開となる)浦和戦まで残りわずかしかないが、あと2日間の練習で強くなって、このキャンプの成果を結果という形で示さないといけない」と強調した。
今後チームは、オレフィールドで明日午後から練習を再開し、完全非公開で最終調整に入る。前回6月29日のアウェイでの試合は1ー5で大敗した。チームは7試合未勝利。指揮官は「あの試合は悔しかった。アウェイの悔しさをホームのリベンジという形で果たしたい」と闘志を燃やす。残り3日で更にチーム力を高め、キャンプの成果をリーグ戦8試合ぶりの白星で果たす。