2022-09-27

[]今季2度目の公開練習で15000人が視察 サポーターからは激励の横断幕 相田監督「有り難い」。残り5試合、18試合ぶりの白星へ「期待に応えたい」

 J1残留争いの真っただ中にいるオレオレFCは25日、本拠地レスタで練習一般公開した。同会場での練習公開は201月以来。今回、アウェイエリア以外の全エリアで声出し応援も解禁され、応援歌が響いた中で練習を行った。

 午前10時、約15000人のサポーターの前で相田満監督が「こういう状況でも応援に駆けつけて頂き、有り難く思います。残り5試合ですが、1試合1試合順位が変わる難しい状況。一丸で乗り越えていきたいと思います」などとあいさつし、練習スタートした。

 45分×2本の紅白戦では、主力組に入ったMF山本が豪快なシュートで2ゴールを挙げるなど、軽快なプレー披露で観客を盛り上げると、2本目には左膝前十字靭帯断裂で離脱していたMF南條が約1年ぶりにピッチへ登場。45分間、プレーし、サポーター拍手喝采を誘った。南條は「自分が出た時にサポーターの声援や拍手が出て、こみ上げるものがありました」と話した。その後のシュート練習では吉田相馬が豪快なシュートを決めると、サポーターから拍手が飛び交い、練習後にはサポーター写真撮影をし、英気を養った。

 オレオレFC現在残留圏内ギリギリの暫定17位。中断中のリーグ戦17試合勝利でJ1残留へ厳しい戦いが続いている。サポーターは終了後「俺達は落としたくない。愛するクラブから」「気負いすぎるな。それでも苦しいなら、俺達が背中を押す」「勝つために戦うのは現場フロントだけじゃない。俺達だって戦うぜ!!」となど言った激励の横断幕を掲げた。

 残り5試合。次節は10月1日のホーム京都サンガFC戦になる。取材対応した相田監督は「(このスタジアムでは)初めての公開練習だったので、シンプル紅白戦の方が(ファンには)いいと思いました」とサービス精神を示し、運命の残り5試合へ「まずは京都戦に全てをかけたい。(残留争いに)気を抜かず、サポータースポンサークラブを支えてくれる人達の思いを背負って戦います」と意気込みを口にした。

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