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はてなキーワード: ベランダとは

2020-07-09

父とサボテンと私

私は園芸が嫌いだった。

いや、おそらく……嫌いだったのは父で、園芸には興味がなかった。

父が大事そうに育てている花たちに興味が持てず、どの株も同じようにしか見えなかった。

から最初から農園を継ぐつもりもなく勉強に打ち込み、そこそこいい大学に行って実家を離れた。

それから10年間の間に私は園芸に触れず、父の農場が今どうなっているかにも全く関心を示さなかった。

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ある春の日の仕事帰り、ふと100円ショップでミニサボテンが売られているのを見つけた。

連日の激務で疲れ果てていた私は売れ残っていたのであろう萎びたそれに同情し、自身の安アパートの部屋に連れて帰ることにした。

ベランダの室外機の上に乗せ、たっぷりと水を与えてやる。

「生き延びろよ」と声をかけ、俺も頑張るからと心の中でつぶやく

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しばらくたったある日、異変に気付く。

サボテンが明らかに一回り大きくなっている!

よくよく見てみると肌にツヤがあり(水を吸ったのだろう)、新しいトゲが頭のてっぺんから生えてきている。

なんだか嬉しくなってしまい、その日は滅多にしない晩酌をした。

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一人じゃ寂しかろうと思い、ホームセンターから別の種類のミニサボテンを連れ帰った。

サボテン入門の本を買い、よく育つよう黒のプラ鉢に用土肥料も用意した。

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まずい事実に気付く。ベランダが北東向きで日照時間が足りない!

このままではヒョロヒョロな姿に間延びしてしまう……

サボテンの数は既に10を超えていた。

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南向きのマンション引っ越した。

職場からは少し遠くなったが、ベランダは広くなった!園芸スチールラックも買った。

これでいくらでもサボテンの数を増やせるぞ、とほくそ笑む。

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また春がやってきた。

希少なサボテンの種を購入した。多肉植物コーデックスの種にも手を出した。

パキポディウムアデニウムアガベユーフォルビア……

種まきポッドで一気にベランダが狭くなった。

種まき後の生存率は5割……初心者にしてはまあまあなのではないか

日ごとに成長している姿を見せるサボテンの苗たちが愛おしい。

つのまにかそれぞれのサボテンたちの顔色が少しわかるようになっている気がした。

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婚約した。

婚約者を父に紹介することになり、日程調整のため久々に電話で父と会話した。

今はもう花は作っておらず、野菜栽培しているらしい。

インスタやってるよと言われ、写真を見てみる。

ふむふむ、スイカイチゴ……ん?サボテン

「父さん、このサボテンは?」

農園の空きスペースで育ててる俺の趣味

「え、初耳なんだけど……」

「昔は少しだけだったけど、今は農園区画が余ってるから趣味のものを増やした」

さらにインスタをスクロールすると食虫植物やら蟻の巣玉やら……まあい趣味だこと!

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私は園芸が好きだ。

初めて手に入れたサボテンはもう二回り以上大きくなった。

父が大事そうに育てている野菜たちの表情も、今なら少しはわかる気がする。

父のことは……まだ少し嫌いだが、次会う時にはもうちょっとだけ好きになることができるんじゃないかと期待している。

2020-07-07

バスタオル要らねぇわ

果たしてこんな大きさ要るのか?と疑問に思って、バスタオルの半分未満の大きさのタオル(298円)買ってみた

全然問題ない

34かける80センチフェイスタオルで全身拭けるわ

これまで思考停止してバスタオル使ってたのが馬鹿みたいだ

今日みたいな雨の日はバスタオル乾かすのも時間かかるし、ベランダに干すのも大きいぶん手間かかるし

バスタオルいらねぇわ

好きな人結婚したので初めて煙草を吸った。

好きな人結婚した。

しか相手は私より幾分歳上で、正直とっくに結婚しているものだと思っていた。だからその報告を聞いて、別の方向で驚いてしまった。結婚していなかったのか、と。

好きな人、と記したが、正直その人に抱いていたのが明確に恋愛感情なのかわからない。いわゆる憧れや「推し」に向ける感情と言った方が正しいのかもしれない。実際、その人とどうのこうのなりたい、なれるとは思っていなかった。

最後に恋をしたと言いきれるのが高校二年生の頃だから、恋という感情すら曖昧になってしまった。だから、わからない。

それでも結婚報告を聞いたとき、祝福したい気持ちと同時に、ぽんっ、と小さな穴が左胸に空いたような気がした。胸にぽっかり、という程ではない、ほんの小さな穴。

彼の周りの人は皆彼を祝福した。私も、祝福の言葉を贈った。彼はとても、幸せそうに見えた。この状況のなかでも、互いを支え合って生きていきたいと思える人と結ばれたのだから

から、心の底から祝福している、と言い切れない自分が、とても嫌な人間に思えた。

今まで吸おうとも思わなかったが、仕事の帰り道でコンビニに寄って、初めて煙草を買った。ネットで調べた、初心者でも吸いやすもの。今時は何でも調べれば出てくる。おおすめの銘柄も、煙草の吸い方も。

ライターと灰皿は、その近くの100円均一で買った。

帰ってからいつも通り風呂と夕食を済ませ、ベランダに出た。咥えた煙草に火を点けて吸い込む。吸い込んだ煙を口内から肺へ送り、口から吐き出した。最初むせるとか見たけれど、特にそんなことはなかった。父が吸っていた匂いを嗅ぎ慣れていたからだろうか。

一本目が短くなれば灰皿へ押し付けて二本目へ。二本目が終われば、三本目を取り出した。

初めて煙草を口にした日は、三本吸った。

結婚の報告を聞いたとき、家に帰ったら泣いてしまうのではないかと思ったが、風呂に入っていた時も、食事中も、煙草を吸っている時も涙は出てこなかった。いや、風向きが急に変わって煙が目に入った時は、少し涙が出たかもしれない。

買ってきた一箱が終わる頃には、左胸の穴も塞がっているだろうか。煙草を習慣にはしたくない。この一箱で、終わらせたい。

2020-07-05

anond:20200705173839

ワイは鳩ぽっぽの声好き

なごむけどベランダを溜まり場にされたら悪夢やな。糞的な意味

鳴き声だけは歓迎

2020-07-04

モデルハウス奇譚

最近はずいぶん蒸し暑いですね。

私は梅雨のない地域で生まれ育ったので、この季節特有空気感に慣れるのにはまだまだ時間がかかりそうです。夏の間はいつも冷たい素麺饂飩ばかり食べているのでどんどん痩せていきます。軽くなった体で往来を歩いていると、蜃気楼の中に自分が溶け込んでいくようです。

目的地まではまだ距離があります。あまり暑いので、途中で見つけたスーパーで冷たいお茶を買いました。あとは、お土産西瓜も一玉買いました。

お茶を飲んだせいか、片手にぶら下げた西瓜が重いせいか、一歩足を進めるごとに全身から汗が噴き出てきます。もう夕暮れ時だというのに、気温はまだ高いままのようでした。

ふいに私の後ろからなまぬるい風が吹いて、石けんと汗が混じった自分匂いしました。私は夕焼けを背にして歩いていたので、目の前には自分の影が長く伸びていました。私はもうこれ以上歩けない気持ちになって、シャッターが閉まった八百屋さんの前にあるベンチに座り込みました。

しばらくじっとしていると、もう何年も前のことになりますが、初めて一人暮らしをした年の夏の出来事が頭の中に蘇ってきました。

****

私が初めて一人暮らしをしたのはとても大きな街でした。

人々の歩く速度や、次の電車が来るまでのスピードは信じられないほど早く、私はよくそれらに圧倒されて駅のホームにあるベンチにただ座り込み地下鉄を何本もやり過ごしたものです。そういうとき、街全体がそこで暮らしている人々をも取り込んだ一つの巨大なシステムであるかのように感じられました。そうかと思えば、人気のない道端は吐しゃ物やごみで汚れていたり、ぼろぼろの格好をした人々が呻きながら寝転がっていたりしていたし、私が駅のホームぼんやりしていても変に思われませんでした。同じようにぼんやりしている人をあちこちで見かけました。そういった意味では暮らしやすい街だったなと思います

この街に来たばかりの頃はとにかくお金がなかったので、いつも働き口を探していました。私は学がなく、またひどい吃音緘黙症をもっていたために仕事探しは難航するかと思われましたが、幸運なことにこの大きな街においては仕事にあぶれることはありませんでした。

私はその年の夏、街の端の方に位置する治安の悪いXという地域にある建設会社で働いていました。

上司の指示を受けて色々な住宅展示場に出かけていって、モデルハウスの前のパラソルの下でお客さんが来るのを待ちます。お客さんが来たらパンフレットを渡して、モデルハウスについての簡単説明質問応対をスケッチブックパソコンを使って行います。お客さんが来ても来なくてもお給料は変わりません。そんな仕事でした。当時はほとんど話すことができなかったので、なぜ採用されたのかはよくわからないのですが。

お客さんはあまり来なかったので、週末に図書館で上限まで本を借りて、それらを読んで時間をつぶしました。仕事が終わる時間は十八時頃まででしたが、土地勘がないのと、ときどきバスしか行けないような場所の展示場に行くことがあったために(それまでバスに乗ったことがなかったので)帰り道を間違えてしまい、ようやく家に辿りつく頃にはもうとっぷりと日が暮れているというのが常でした。

お客さんが来ない日は、モデルハウスの中に立ち入ることは禁じられていました。一日に二回、私が勝手なことをしていないか上司が見張りにきました。とはいえそれはいつも同じ時刻だったので、その時間だけ本をかばんに隠してパラソルの下で神妙にしていればよく、それ以外の時間のんびりと過ごしていました。

夏至を過ぎると一気に気温が高くなって、私はそれまで体験したことのない暑さに驚きました。外の気温が体温を超えたときなどは、時間を見計らってこっそりとモデルハウス玄関で涼んだものです。窓と玄関のドアを細く開けると気持ちのよい風が通りました。髪をほどくと、風に吹かれて私の汗と石けんが混じった匂いしました。

その日の最高気温は三十八度で、朝から晩までかんかん照りという有様でした。

お客さんは一組も来なかったのですが、あまりに暑くて読書に集中することができませんでした。仕事時間が終わって戸締りをしようとしたとき、雲のない空からまっすぐに差す夕日が、太陽を背にして玄関に立つ私の影を家の中まで長く伸ばしました。

それを見た瞬間、真新しい家の二階の窓から夕焼けを見てみたいという強い気持ちが私を襲いました。それまで、お客さんが来ないときに家の二階まで入り込んだことはなかったのに。

ここで働くようになって初めて、新築の家の匂いを知りました。それは、少し化学的な匂いと、新品の布や畳の匂いとが混ざった匂いです。

階段を静かに上りながら、この家に自分が住んでいる空想しました。ベランダが付いている部屋を見つけて、ここを私の部屋にしようと思いました。その部屋の窓は南西に向いていて、西日が差し込んでいました。この場所には学習机を置いて、ベッドの向きはどうしようか?壁の一面には大きな本棚を置きたいけど、背表紙日焼けをしないように扉が付いたものでなくてはいけないかもしれない。友達が遊びに来たときのために小さいテーブル必要かもしれないな。そんなことをつらつら考えているとなんだか少し悲しくなってきて、その気持ちを振り切るように窓を開けてベランダに出ました。

辺りはすっかりオレンジ色に染まっていて、建物木々や道を歩く人々の輪郭曖昧にしていました。

それらを見つめながらかすかな風の中に佇んでいると、少しずつ気持ちが落ち着いてきて、これからまた何だってできるような気がしてきました。何しろ私はこんなに大きな遠くの街にいるのだから

部屋を後にしようとしたときクローゼットの扉が少しだけ開いているのがふと気にかかりました。窓を開けたせいで風にあおられて開いてしまたかもしれません。二階に上がったことを上司に知られてはいけないので、扉を閉めるために私はそこに近づきました。

扉の隙間からは妙な匂いしました。新築の家には似つかわしくない匂いです。手垢で小口が汚れた古い辞典をめくったときや、寂れた地下鉄の駅のホーム列車が来たときにこんな匂いかいだような気がしました。大工さんが中に何か忘れていったのかもしれないなと思って、私はクローゼットの扉を両手で開きました。

****

初めに「それ」を見たとき、私は大きな置物や等身大人形の類かと思いました。しかし「それ」は紛れもなく本物であるようでした。

「それ」を目にするのは初めてではありませんでしたが、こんなに乾いていてさびしげな「それ」を見たことはありませんでした。ほとんどミイラのようになっていたので、いわゆる腐乱臭のようなものは感じられませんでした。ひどく痩せていて、夕日が肉の落ちた腕やあばら骨の浮いた胸に濃く影をつくっていました。眼窩は落ちくぼんで暗くなっていましたが、色々な方向からのぞき込むと、小さな白い虫が奥の方でひっそりと蠢いているのが見えました。

夕暮れどきの時が止まったような不思議雰囲気のためか、私の心は奇妙なほど落ち着いていました。あるいは、日中の暑さで頭がうまく働かなかったのかもしれません。

ここでの私の仕事は、パラソルの下でお客さんを待ち、お客さんが来たら簡単説明質問応対を行い、時間が来たら戸締りをすることです。もし家の中に「それ」があったときには上司に報告したり警察通報したりするように、などという指示は受けていません。私はクローゼットの扉を静かにぴったりと閉めました。

部屋を出て階段の方に向かったとき、奥の部屋から何かの気配と殺気のようなものをふと感じました。私は子供の頃に大きな野良犬対峙したときのことを思い出しました。その犬からはまっすぐな殺意が感じられましたが、奥の部屋から漂う殺意には迷いがあるようでした。そこにいる何かが心を決める前に、私は階段下り玄関のドアを開けて戸締りをして、人通りの多い道を選んで駅まで歩きました。

****

ふと気が付くともう太陽が沈むところでした。私の目の前には誰かが立っていましたが、暗くて顔がよく見えませんでした。大丈夫ですかと尋ねられて初めて、私はその人が恋人であるとわかりました。

約束した時間を過ぎても私が家に来ないので迎えに来てくれたようでした。夏でもいつも平気そうにしているはずの恋人の額には汗が浮かんで、髪が少し乱れていました。

ぎゅっと心臓をつかまれたような気持ちになって、迷惑をかけてしまたことを謝りました。彼は私の頭のところにそっと手をやって、あまりにそこが熱くなっていたらしくびっくりしていました。こんなに暑いなのだから自分がそちらの家を訪ねればよかった、すみません恋人は言いました。そうやってベンチにすわってお互いに何度も謝り合っているうちに少し涼しくなってきたので、家に向かうことにしました。

手を繋ぐと、恋人の腕の内側の皮膚が私の腕に触れました。少し汗ばんだあたたかいその皮膚は、その下に肉や血の通った血管があることを教えてくれて、私はそれで少し安心することができたのでした。

今日晩御飯は一緒にピリ辛茄子素麺を作る約束をしています西瓜はすっかりぬるくなってしまったけど、水とたくさんの氷を浮かべたお風呂に沈めておけば、夕食の支度をして食べ終わった頃にはちょうど冷えているかもしれない。そんなことを話しながら、蒸し暑い夏の夜道を二人で歩きました。

2020-07-03

天才ダイエット

どうしても運動できないデブは家の鍵に分からなくならないよう目印つけて(紐とかデカキーホルダーとかライトとかケースに入れるとか)ベランダから落として取りに行くっていうのを延々と繰り返したら痩せるんじゃね?

2020-07-02

日記

今日は天気が良かったか玄関ベランダの戸を開けて部屋に風を通した。風が気持ちいから窓際

腰掛けキンドルを読んだり読まなかったりした。

いい気分になったか図書館に行ってみた。ひたすら動物図鑑を読んだ。

しかったです。

東京上空に非常に大きな火球(おそらく明るい流星)の動画 anond:20200702024005

爆音、なんともなくてよかったね

KAGAYA@KAGAYA_11949

·

先ほど、2020年7月2日、02:32、東京上空に非常に大きな火球(おそらく明るい流星)が西から東へ流れました。数分後に室内でも聞こえる轟音が聞こえましたが関係があるかもしれません。映像は実際のスピード再生されますベランダから撮影です。

https://twitter.com/kagaya_11949/status/1278391023329140736?s=21

2020-06-29

一階のベランダで外干しって、汚れないのかな

排ガスとか土埃とかで

anond:20200629123515

ベランダに網を張れば解決する

ついでに鳩が入ってきて巣をつくろうとする被害も防げる

窓の外が怖い

窓の外にはベランダの手摺があるんだけど、それを見ると手すりで首を吊るかベランダから飛び降り衝動が湧き上がってきそうで怖くて窓の外を見たくない

2020-06-26

スゴいいいこと考えたんだけど、

いまPC映像技術とか処理能力めちゃくちゃ高いか

本当に超リアル志向植物を育てられるシミュレーターがあったら、

うちベランダいから、好きな花や家庭菜園みたいなのが出来たらいいのにって思う。

ちゃん現実リアルタイムの時間と同じで進行していったり

PCの中でリアル植物育てたい。

anond:20200625140657

植物 動物 料理

植物

他の人も言ってるが、植物栽培植物採集、園芸家庭菜園

上手く育たなくても楽しめたりする。

動物

昆虫採集、魚釣り金魚小鳥や犬などの飼育

飼うものは上手くいかないと死ぬのでお金持ち向け。

野鳥観察は眼が見えにくいとやりにくいのですすめない。

料理毎日の事なのでちょっと出来ると便利。

酒呑みとの相性は良さげだけど、人によっては酒量が増えそうな気がする。

家庭菜園紫蘇ミニトマト、胡瓜など材料を作れる。

相性や環境もあるけど、植物栽培100均プランターアパートベランダでも出来るから一番おすすめ

2020-06-23

ベランダにちょいちょいヤコマ(オオヤコマ?)が来てて嬉しい

鳴き声がしてたらこっそり起き上がってベランダを覗く と、あの緑白の可愛らしい姿があるわけですよ

今度米粒とか撒いといてみようかな 食ってくれるかしらん

でもあんま餌付けとかしないほうがいいのかなあ ようわからん

2020-06-21

anond:20200621033507

ヤブ蚊バリアスズメバチスプレーを予め自宅のベランダにまいておく、かな。虫が苦手なので可能であれば植木鉢の置き方を工夫して貰えますか、すみませんっていうお手紙を書く。お菓子添える。

2020-06-18

ベランダセミの死骸を一年近く放置してしまっている

去年うちのベランダの壁にくっついてそのまま落ちてお亡くなりになった

埋めてやらなきゃと思ってるんだけど死骸が腐らず綺麗なままなので明日でいいかの繰り返しで一年近くたってしまった

生き物が腐るのは死後早く処理してもらうためなのかもしれない

2020-06-16

子どもの頃に食べて、すごく美味しかった干し梅があって、でもパッケージがどんなだったかを忘れてしまった。

また同じものを食べたい一心で、おやつはいつも干し梅を買ってもらっていたんだけど、どれもなんか違った。

記憶にあったのは、種があって、酸っぱめで甘くなかった、ということだけ。

当時は子どもだったので、ネットで調べるだとか、スーパーコンビニはしごするなんてこともできず、ついぞその干し梅に再会することはなかった。

大人になって、その干し梅のことも忘れて、でも干し梅を好きな気持ちは変わらなかった。

ところで最近、家にいる時間がとても増えた。

今までは職場お菓子を食べながら仕事をしていたのが、お菓子支給されなくなってしまったので近所のお菓子屋さんで買い溜めすることにした。

グミクッキーをカゴに入れていると、梅コーナーに目がとまった。

よく買う干し梅の他にも、色んな干し梅が並べてあった。そのうちのひとつをなんとなく手に取りカゴに入れ会計を済ませた。

家に帰って何日か経ち、甘いお菓子に飽きた頃、その干し梅をひと粒食べた。

人生ではじめて、脳に電撃が走るような感覚があった。

あの干し梅だった。

もう20年も忘れていた干し梅を、一瞬で思い出した。あの頃と同じ味だった。

子どもの頃、お母さんとよく近所のダイエーに行っていたこと。お菓子は必ず2個買って、お兄ちゃんと食べていたこと。団地の5階まで荷物を持って帰るのを手伝っていたこと。ホークス優勝セールマグカップを貰った事。お父さんがベランダで爪を切ってくれたこと。おばあちゃんぷよぷよで13連鎖したことピンクランドセルを買ってもらったこと。タニシを飼ってたら、干からびて死んじゃったこと。

ずっと思い出していなかったけど、ぜんぶ頭の中から消えてはいなかった。

ありがとう。ずっと同じ味で、ずっと美味しいままでいてくれてありがとう

たこの干し梅を買います

2020-06-09

ベランダカメムシがひっくり返ってる

まだ6月も始まったばかりだぞ

軟弱すぎ

2020-06-07

anond:20200606192134

もう3年前だ。

父の形見風鈴がでてきて、

下の紙の風が当たる部分が痛んでたので、なおして

いっかいベランダに突った夜。

翌日「風鈴五月蠅いのではずして!迷惑、うるさい」という内容の手紙

うちの郵便受けに入れてきた奥さん

(父が存命中もつってたけど、

 父がいるとき一言もそんなこと仰らなかったのにな、とため息交じりに、

 即、風鈴しまいました。

 良い音色なのに、うるさいのか。)


その奥さまのところの、お嬢さんと、お友達筋が、大声で近隣で立ち話してるのは

何度も見てる。

きのうの度を越した大声&大笑いの喧騒は(女性の声だったのですね複数の。)

怖いので外覗いたりもしてないけど(見とがめてるように思われるのも怖いし)

いつものの子達だったら、

あなたのお母様は、風鈴の音でも「やかましい」と、うちに手紙をくれるような方ですが、

あなた方の大笑い大騒ぎの

その声は聞こえなかったのかな?

それともお母様は外出中でいらっしゃらなかったのかな?

それにまだ、コロナ収束はしていません。

割と長時間、風に乗ってめっちゃ大声大笑い聞こえてたけど

2m離れてはなしてらしたのかなぁ。だからあんなに大声だったのかしら。

にしてもたぶん場所は、駐車場のあたりですよね。

それぞれお家でSkypeでもズームでもカカオトークでもLINEでも

いまどきの女子は出来るんじゃないの?


2Fで、家の中につりなおした、父の風鈴をみて

ちょっとため息を吐いた。

親御さんは自分ちの騒音や、迷惑にはあんまりきにならないんだろうな。

私たちがまだ幼かったころ、猫ちゃん放し飼いにしておられ、うちのひさしを跳びうつ

まくりで、裏庭にもおしっこされて、

うちは父が厳格な人だったのでそれがドン、と音がすると

「またか!」と怖い形相になってて、母と私で「でもご近所やし、動物にはわからんよ」

なだめるのたいへんだったの思い出す。

部屋の中の押し入れの前の、洋服掛けにつった風鈴はもう鳴らしてない。

でも、洗濯ものハンガーにかけて、ベランダに出すときときどき触ってしまい、

風鈴のいい音がするよ。

渋谷から30分くらいのアパート

渋谷から電車で30分くらいの駅の、駅から徒歩5-6分くらいのアパートに住んでいた。駅の付近は起伏の多い地形で、谷のように降っていく地域と、丘のように登っていく地域があった。住んでいたアパートは駅から緩やかに丘の上へ登り、2車線の道路を渡って降っていくかという場所にあった。アパート名前は忘れた。なんとかハイツとか、なんとかハイムというような、地名と無個性単語の組み合わせだったと思う。

アパートは確か5階建てくらいで、その3階に住んでいた。

部屋のドアの色は鮮やかな青色で、そこだけが新品のようにつやつやした手触りだった。ドアを開けるとキッチンの向こうにベランダがあり、やけに大きな窓が2方面に開いていた。窓は西向きだったのか、夕方に部屋の奥まで光が差し込んだ。アパートの向こう側は下り坂になっていたので窓の向こうの景色は開けており、他の建物から視線が気になることがなかった。カーテンはつけず、部屋の中の照明も控えめなものにして、1年中夕焼けが見えるようにした。冬は寒く、1日中毛布にくるまって過ごした。

駅の近くにあるスーパーで買い物をして帰ることができた。ぼけっとしていてスーパーを通り過ぎても、セブンイレブンがあったので弁当を買うことができた。何かの拍子にセブンイレブンも通り越すと、小さな蕎麦屋が家の向かいにあった。夜は半分居酒屋メニューで、テレビがいつでも小さな音量でついていて、麺がやわらかい店だった。

蕎麦屋メニューを覚える頃には、別のお店がないかと探した。Google Mapは今よりもずいぶんいい加減な情報を表示していて、個人のお店は載っていないことが多かったように思う。通りの雰囲気と人の流れを頼りに、アパートの向こうの下り坂を降りて、自室の窓から見えていた桜の咲く公園の近くへ歩いた。

この下り坂を降るとき、いつも不思議不安なような気持ちになった。あたりは夜でも十分に電灯はあったし、人通りもそれなりにあった。建物は2階建て個人宅が多く、昔から住んでいる人たちの木造建築はどれも立派な造りに見えた。アパートマンション比較的新しい建物のようで、大声が聞こえることも、不審に思える人物とすれ違ったこともなかった。

だが気になるのは、家々の窓から漏れ出る光。白からオレンジ色の光が、どの家からアパートからマンションからも、どの方角からも道に向かって漏れている。電灯から次の電灯までの間、辺りを見るとこの窓の光だけがぽつぽつと目に入ってくる。

それぞれの窓の中の景色想像する。自分と同じ一人暮らしの人も多いだろう。渋谷へのアクセスが良く、駅徒歩も10分以内といったところだ。不動産屋も紹介しやすいことだろう。二人暮らしの人もいるだろう。駅から離れるにつれてアパート敷地は広くなり、一部屋の間取りにも余裕が生まれる。ファミリー層向けのマンションには子供が生まれたばかりの夫婦が住むだろうか。昔から建っている立派な木造建築には、3世帯で住んでいる人たちもいるに違いない。夕飯の時だけは1階に集まって、テレビをつけながら談笑したりしているだろうか。そうした想像をすると、窓の光の一つひとつ生活があり、違った人生があるという当たり前のことが、リアリティをもって感じられた。この実感は、私をとても不安気持ちにさせた。

通勤電車が混むことが苦痛になり、2年でその町から引っ越した。今は生活が変わり、住宅街を通ってもあの時と同じ気持ちにはならない。でも、あの町の、あの坂道を通ってみたらどうだろうか。あの部屋で、夕焼けを直に受けるクローゼットの扉を見たらどうだろうか。

たまに思い出すが、何の用事もないような場所なので、あの駅に降りることはもう無いだろうなと思う。

2020-06-06

張り替えたばかりの網戸を破いてやりました

😱ガーン

🐱ベランダへの移動がスムーズにゃ

ベランダ害虫対策

隣のベランダタバコを吸われ、窓から煙が部屋の中に入ってくる。

狭いアパート、狭い部屋なので、気付いたらすぐ閉めないと、部屋中に広がって、しばらく窓を開けられないので臭いがつらい。

色々対策をしてきたけど、いっこうに直してくれる気配がない。

ところで最近、気温が上がってきて、いやな虫が気になるようになった。

ベランダに「Gがいなくなるスゴイスプレー」、略してゴイス、をまいて、そのとき閃いた。

これだ!と。

たぶん隣の住人は、そうは言っても隣の部屋の中にまで自分の煙が流れる訳がないと思っているから、改めないのではないか?隣でタバコを吸い始めたら、ベランダにゴイスをまいてみたらいいのではないか

というのも、ゴイスは、ヤバい臭いがするからだ。あれ、みんな普通に部屋で使ってるの?寿命まりそうな臭いしない?

まぁ、タバコの煙を吸うと寿命が縮まることは科学的に立証されてますけどね。

さっそく、外からライターの着火音とゲホゲホ!!と音がする。まもなく臭いが立ち込めた。タバコを吸い始めた合図だ。

私もベランダに出て、風向きを見計らって手すりに散布した。手すりに付着しきれず残りのゴイスは風にのって流れていった。

その後すぐに、ベランダから部屋に入る音がした。

おお〜うまく隣に流れ込んだようだ。

想像力があれば、自分が吐いたタバコの煙も同じく隣の部屋に流れ込んでいるのが分かるはずだ。普通感覚を持っていれば、自分行為他人迷惑をかけていることに気付き、迷惑をかけるのはやめようと思うはず。思わない限りは、私もベランダ害虫対策を続けるつもりだ。

もし、臭い文句言われたら、最近ベランダ害虫(と、あなた)が出るので殺虫剤を撒いています。臭くて迷惑をおかけしたらごめんなさい。ところでベランダで何してたんですか?と聞いてみよう。

迷惑してる皆さん、ぜひベランダ害虫対策してみて。オススメは断然ゴイス。マジでいなくなるよ。

2020-06-05

自粛生活中にベランダ菜園を始めた

色々植えたが割がいいのはベビーリーフ🥗

まず育てるのが楽でしかうまい

スーパーで売ってるセットの鮮度がいかに低くなってるかわかるくらい新鮮だ

水をはじくとはこういうことかと感動する

さらに一度植えたら最低3回くらいは収穫できる

つの間にか再生して大きくなるのである

プランター2、3個に周期をズラして植えればもうサラダは買う必要がなくなってしま

はじめてのベランダ菜園オススメ

2020-06-04

anond:20200604153711

俺もかつて一階に住んでたことがあって、うっかりカギを持たずにゴミ出しに出てしまって締め出されたが

ベランダの塀をよじ登り窓のカギも開けてたのでなんとか事なきを得た

これが2Fだったら知らん人にインターホンで開けてもらわなくちゃならんから

水虫

水虫になった

正確には超悪化した。

もともと水虫だったがほぼ完治寸前だった。

二年前皮膚科で真菌が見つかり、抗真菌薬を処方され、これが劇的に効いた。

ほぼ治ったが全滅は忍びなく軽く温存しつつ2年が過ぎた。

 

ところがひと月前に突如凶悪化し左右の足の指の付け根を溶かし始めた。

水虫とは中学2年生から35年来のお付き合いだがこんなの初めて。

俺の体に一体なにが起きたのか。

 

皮膚科でもらった塗り薬はとうに無くなっておりその後シンガポールから抗真菌薬を個人輸入していた。

皮膚科に行くより早いし安い。どうせ真菌なんだろ?

実際このジェネリックで一進一退の攻防は制御できていた。

 

だが、今回は様子が違う。

それまで気が向いたときだけ塗っていたが

一日2回きっちり塗布しても患部はどんどん拡大、

速度が異常

朝まで中指防衛できていたのが夜には人差し指侵食、みたいな

抗真菌薬効いてねぇ

在宅勤務中だったので頻繁に足を洗う、消毒もした

ダメ、どんどん広がる

このままだと数カ月後には全身ジュクジュク人間なっちゃ

ヤバい

 

ググった

真菌以外が原因っぽい

思い当たる節がある

暖かくなり素足にサンダルで出かけるようになり

子供に引っ張られ不衛生な砂場に入ること数回

 

もしくは最近妻の妹が頻繁にウチに出入りしている、

喫煙ベランダで俺のスリッパを使ってやがる

 

どちらかだ

 

グーグルによると昨今は市販薬水虫が治る時代なのだそうだ。

ネットで薬をリストアップ薬局に行く。

ネット情報によるとまずジュクジュク患部の改善治癒をしその後抗真菌薬を使わねばならないらしい。

そのためにはステロイド配合のクリームが良い。

ムヒアルファーEXがあったのでこれにした。

 

効いた

ジュクジュク患部はたった一日で目に見えて改善

昨日までの絶望領土消失ウソのようにみるみる乾いた皮膚に戻っていく。

かゆみも消えた。

すげぇよ虫刺されの薬、ムヒアルファEX

 

そういえば思い出した。

ベトナム出張中蚊に刺され現地薬局で塗り薬を買ったらステロイド抗生物質が入っていた。

なんで虫刺されときにと思ったが。

そういうことか、どういうことだ。

 

ともかく、

ネット情報セオリーでは2週間ステロイドで皮膚再生と整地をしてからその後抗真菌薬で根本治療フェーズに入るのが良いそうだ。

便利な世の中だなぁ。

そして今、まさにその時、既にかゆみはなく、ジュクジュクも収まり、皮膚再生完了、わりときれいな患部

 

このまま安易に完治させて良いのだろうか。

試しに今朝はなにも塗らずに出社した。

夕方どうなっているか楽しみ。

なんかかゆい

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