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はてなキーワード: HDDとは

2014-05-03

試した

http://anond.hatelabo.jp/20140125145827

楽天koboからの回答としては、外付けHDDなどへのデータの保存は不可能なうえに

データの保存自体は外付けHDDにもSDカードにもできた。

Kobo Desktopで利用するファイルの保存場所は選択できなかったので、そういう意味でいったのかもしれない。


5年後は、オンラインで同期してしまうと、電子書籍データは消えてしまうとのことだった。

ライブラリから削除されて、消えるということらしい。)

さすがに5年待つわけには行かなかったのでライブラリから「完全に削除」した後に同期したら確かに消えた(これ自体kobo仕様

5年後に行われる処理が今のままだと本当に消えてしまいそう。DL期限終了後の処理をライブラリからの削除にしてしまっているkoboもあれだが、この期に及んでDL期限を設けている小学館がクソすぎるのでいい加減なんとかしてほしいところ。


などと書いていたらkobo小学館コミックからDL期限の文言が消えた模様

http://rakuten.kobobooks.com/search/search.html?q=%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E9%A4%A8&t=all&f=keyword&p=1&s=&g=both&c=A8KhhEEDqkGJjadF625rNg


関連リンク

主なストアの出版社別配信状況とDL制限


余り関連の無いリンク

2012/8/8小学館、全社員に電子書籍端末「kobo Touch」を配布、創業90周年の記念品 -INTERNET Watch

2014-05-01

緊デジ、私的な総括 ~東北のある制作サイドから視点

緊デジ、私的な総括

http://www.pot.co.jp/default/20140501_150904493933661.html

大変興味深く読んだ。うちのことを書いているのかと思ったw



緊デジの話があったのはいつのころだったか。うちのような弱小制作会社にとってはとにかく大きな話だった。

そもそもなぜうちに問い合わせがあったのか今となってはそれもわからないが、改めて振り返る機会もなかったから、便乗して総括してみようと思う。


うちにとっての緊デジの結論は

・危うく倒産するところだった。というか話をそのまま鵜呑みにして"法律をしっかり守っていたら"多分倒産しただろう。さらに言えば、それが遠因となって倒産した福島会社は現にある。

・ようするに、こりごりだ。二度とやりたいとは思わない。

連絡をもらったのは確か2012年の年明けだ。

当時はまだ電子出版物を作るということしかからなかった。

うちにはそんなノウハウは全くなかったしやったこともなかったが、DTPだのWebだのができる会社だったら大丈夫とのことだった。

東北雇用を増やすという主旨を聞いてあぁなるほどなと思ったけれど、既に復興バブルが始まっていた当地においては申し訳ない気持ちがあったと同時に、「ま、お役所が考えることっぽいわな」と思ったものだった。

「覚えれば誰でもできる作業」ということだったから、そんなもの一時的雇用を作ったところでしょうがないじゃないか、と経営者ながら思ったものだ。

そういうことじゃないんだよ、復興っていうのは、とね。

話を聞けば聞くほど、「それ、うちで大丈夫かいな」と思うようになったのを覚えている。年商1億にも満たない我が社に割り当てられる冊数は相当なもので、緊デジだけで1億数千万以上の売上となる計算だった。

経営者としては究極の選択ではあった。

フレコミは「これを機に電子書籍制作体制を作れれば仕事が増えるしうちからも出しますよ」ということだったのだが、電子書籍未来が我々制作会社にとって大きな市場となるのかどうかなどまだわからなかったし、わからないもノウハウスキル時間と機会を投資するのは流れの速い昨今にあって経営上致命傷となりかねない。

はいえ、確実な売上が見込める特需が舞い込むということで、鼻息荒く「その売上増を何に投資するか」と巡らせたものだ。

これを機にMacを新調しようだとか、これを機に大手出版社さんとの取引を拡大させようだとか、この利益人材採用・育てようだとか。


さて、冷静にコスト計算してみる。InDesignは1本10万円としよう。パソコンもどう考えても足りん。

もちろんスペースも足りないから作業場所を確保しなければならない。採用コスト教育コスト馬鹿にならんだろう。

そして何よりも、その間受注を一部停止するわけだが、そんなリスキーな事はできるのか。

一体何人いればその売上を作れるのか。10人そこそこの我が社なのに、どう考えても数十人必要だ。

おまけに、全員が8時間労働とは限らない。

というか復興バブルが始まっていた当地において「最長でも1年ですよ」「別にスキルが付くわけじゃないですよ」などという仕事で人が集まるのだろうか。

最終的には下記のようになった。

パソコン・・・60台

Indesign・・・とりあえず15本(ほんとは60本必要だった。が、後述するがその投資は不可能だったため1ヶ月の期限付きの試用版で多くは乗り切った)

採用・・・30万円(媒体費用のみ。タウンワークとか)

事務所・・・オペレーション上、本社と離れた場所はいけないからたまたま空いていた同じビルの上階を借りた。短期で、という無茶な条件だったため、割増で掛かった。

机、椅子・・・60人分。

サーバ/HDD・・・50万円分くらい。

都合数百万か。

しかし、何より痛かった費用は、借り入れの金利と「支出を伴わないが確かに掛かる見えないコスト」だった。

見えないコストとは、例えば面接だ。

結局、述べ500人程度の応募があり、1通1通履歴書に目を通す。

面接集団で行ったが、それでもやはり1回2時間程度は掛かる(PCスキルの把握が必要だったため、テストも行ったから)。

これを何十回とこなす。人によって条件(働ける時間曜日)は違うし、できるだけ丁寧な説明を心掛けた。

そして教育だ。採用したとしても、最初から生産=売上を上げられるスキルなわけではない。

人によっては80時間程度の研修必要となった。この間は、いわば持ち出しだ。

管理コスト馬鹿にならない。毎日毎日名前も覚えていない人達の作業を記録し、適材適所で配していく。どうしてもタグがわからない人がいる。

どうしても長時間画面を見続けることができない人もいる。

そういう一人一人のメンテナンスケアをし、設備が最大限使われるようシフトを調整していくこれらの時間は、予定時間に含まれているわけではなかったから辛かった。

そして最大のコストリスクは、これらを管理するために人を配する事で起きる本業の受注減だ。

緊デジの話をもらったときは、もうすぐにでも始まりますよ、といった物言いだった。実際、研修に来いとのことで6~7人を東京派遣したりした。2泊。

これだけで30万のコストだ。

それが何回もあった。

仕様が変わりましただの、こないだのだけじゃわからなかったでしょだの。1億のため、と先行投資も飲んだ。

いずれにせよ、すぐに始まるというし急いで体制を整えるわけだ。

何事も急げばコストは上がる。

受注しそうだった本業の大型案件は断って緊デジを待つしかない。

が、発注は来ないのだ。待てど暮らせど来ないのだ。

「今月末には始まる」という台詞は春から秋まで毎月聞いたものだった。

そのくせ「貴社はしっかりと体制を整えているようだし、紹介したい発注元がある」などと予定冊数をどんどん増やす。来ないんだけどね。

つか、雇ってんだけども。どうすんのよ!つか、借りてんだけども。どうすんのよ!

制作会社である我々は、制作をしていない時間というのはただのコスト消費になる。

「すいませんまだ上の方で揉めてるみたいで発注できないんです」と言うのは簡単かもしれないが、止めていた受注が来月発生するわけではないし、1時間当たりにこなせる仕事量は決まっているから、来月挽回できるわけでもないのだ。

装置産業ではない。労働集約なのだから

これは今でも悪夢になってうなされるほど、本当にきつかった。

そして極めつけ「何が復興支援じゃ!」と思ったのは、支払いサイトだ。

今時、手形だ。

しか100日オーバーだ。

人件費は先に出て行く。何十人分もの人件費が。

納品の定義もどうかしてる。うちは作る。納品する。

でも、相手(出版社)がウンと言わないと納品にならないという。

まぁ、そうかもしれない。それが普通だろうとも思う。

が、弱小制作会社にそんな資金繰りを強いるのはどの辺が復興支援なんだ?と思った。

とっくに納品した電子書籍が、何ヶ月も先方の確認待ちになり、3ヶ月後にようやく納品と思ったら、その月の月末に手形が振り出され、換金は120日後とな。

要するに、最大で数十人分の人件費×9ヶ月程度のお金が先に必要ということだ。

社員10人の会社で、だ。

しゃーないから借りたさ。1億な。

月商300万足らずの我が社でよく借りられたもんだ。個人保障付けさせれらたけどな。

つか、個人保障意味あんのか。払えるわけないわけだが。

いずれにせよ、この金利だけでも相当堪えたよ。

なぜなら、最終的には1千万しか受注できなかったからだ。

「受注で」1千万強だ。粗利じゃないぜ?この受注額から人件費だの設備だの揃えるんだ。

何も生み出さな金利だけで150万飛んだだぜ?(笑)

1億数千万発注するっつーから借りた金。

つーから雇った人。っつーから借りた事務所。ツライね。

結局、私を人間不信にさせるほど困憊させたのは発注元の会社経産省だ。

揃えろと高圧的に言うものから、揃えたさ。何十人も。

毎日毎日「まだ仕事まらないんですか?」と雇った人達不安にさせながら。

この会社大丈夫か?と思われながら。

そのたびに答える「実はこの案件は緊デジといって、経済産業省助成事業なんです。だから何も心配要りませんよ」とな。

だが、それは間違いだったんだ。発注元(東京の超大手企業)が、なんと東北の地の

子会社で独自に募集して、自分達でやってたんだよ。

俺は目を疑ったね。復興支援からとか東北本社必要だとか言ってたけど、おまえら自分でやってんじゃん、と。

タウンワークデカデカ募集してやがる。

おい、それは本来私たちに出すと約束した仕事だったのではないか?

設備を整え、ありもしない仕事のために事務所を借り、結んだはずの労働契約反故にした私たちはどうなるだよ、と。

つか、雇用契約については結果的に嘘ついたことになったんだぜ?

ま、大手なんてこんなもんだろうと思ってたけど、現実はやっぱり厳しいね

で、経産省に問い合わせてみたさ。匿名で。責任者とやらに窮状を訴えてみたら「本当にごめんなさい、指示はしてるんですが」やら「ひどい話ですね、指導しておきます」やら、色々言ってはいたが、何も改善しなかった。

3回目の電話では、最後にこう言い放たれた。



仕事をするもしないも、貴社次第です。そんなに発注元が酷いというなら、緊デジをやらないという選択肢もあるのではないですか?」だとさ。



役人さんよ。民間はそういう力学じゃねーんだよ。やると約束したんだよ。

からやるんだよ。

例え今上手くいっていなくても、そう簡単に発注元に不義理はできないんだよ。

すみませんやっぱやめますとは言えないんだよ。

彼らだって困るし、彼らにも事情があったんだろうよ。

それはお互い様なのよ。

それに、緊デジ以外でも続くかもしれない関係でしょうよ。

人も雇ってんだよ。

仕事がどうしても作れなくて1度も出勤していない人も大勢いた。

その人達は、うちがキープしてなかったらきっとほかの仕事に就いていたろう。

そのお金で、何かを買っていたかもしれないし、遊びに行っていたかも知れない。

雇用ってそういうことなのよ。

それに、やめろったって、もう金は借りたし設備も買ったよ。

どうすんだよInDesign(笑) 

使わねーよこんなに。

そもそも社員分以上あんだしさ。今更やめられないよ。

社員に対してもそうだ。

デザインを覚えたての新入社員も含め「この仕事自体は何のスキルにもならないし経験にもならないかもしれない。でも我が社にとっては非常に大きな機会であり、ここで得た有形無形の利益できっとみんなにも色々還元できる」って言ったさ。

デザインがやりたくて入った社員には、さぞかし苦痛だったろう。

誰でもできる仕事PC作業という一括りにされて。デザイナーってのは仕事じゃないからさ。生き方からさ。

本当に申し訳ない気持ちで一杯だ。

緊デジの担当者のうち一名は、これをきっかけに鬱になった。

こんな仕事がしたかったんじゃないんですと涙を流しながら辞めた社員もいる。

いずれにせよ、これら全ては経営者である私が見極めることができなかったことに起因する。

本当に申しわけないことをしたと今でも思う。


最後愚痴を。


設定された目標冊数=予算をこなすためだけに揃えられた日の目を見ないであろう本を復興の名の下に電子化する作業は本当に辛かった。

電子ブック屋でいくら探しても、私たちが作った電子書籍が出てこないのも辛い。

本を愛していたからこそ、「津波で流されてしまった本があります。二度とこうならないように」という理念賛同して最大限リスクを取ろうと思ったが、そんな理念はついぞ体感することはできなかった。

補助金が出るから、という理由で出版社電子化実験にさせられた本たちもまた、かわいそうだなと思ったものだ。

そして福島では、緊デジに乗って人を増やしすぎた会社が先日潰れた。

それまで3~4名だった会社が、緊デジを機に4~50人になったのだ。

そら、潰れるよ。

だって人はそう簡単に切れないもの


というわけで、時間だ。

地方の小さなさな制作会社がどのように緊デジに臨んだかを記してみた。

一部角が立つかもしれないからフィクションも織り交ぜてあるけれど。

2014-04-30

中古PC安すぎワロタwww

ヤフオクで売られてる中古パソコンむちゃんこ安いのに品質良い。

よほど程度が良くないと、業者は買い取らないんだろうな。

破格で売られているの買って、メモリ増設したり、HDDをSDDに換装したりすれば十分使える。

追加するパーツ類は価格.comヨドバシAmazonで買って、PC本体ディスプレイ(これもアホみたいに安くて綺麗)はヤフオク。もう新品のPC買うのが馬鹿らしい。

2014-04-27

6,500円で中古XPマシン衝動買いした話

 魔が差した。

 増田にこのたびの失態をさらし、深く自省したい。

 また私の失敗が他山の石となれば、落命した諭吉成仏できるだろう。

Ubuntu14.04 LTSのリリース

 カーネルの変更、高解像度マルチタッチへの対応、長期サポート。すべてがまぶしく映った。

 UIは旧バージョンほとんど同じだし、高価なディスプレイ持ってないし、Ubuntuでトラブったら基本自力で解決するしかなくてサポートヘチマもない。

 何も目新しいことはないのだが、恋は盲目というやつだろうか。

中古PCインスコしたい」という欲求がふつふつと湧いてきて、どうにも抑え切れなかった。

ハードウェアのお得感

OSなし」、「XP」などのキーワードヤフオクを調べた。

 あれ、良くない。

 好条件の商品を探すのに熱中し気持ちが高ぶり、要らんものを買ってしまう。

    私「おぉ、XPマシンが即決6,500円じゃないか! 爆安だゾ!」

 普段から中古パソコン相場をチェックしているわけではないから、本当は高いか安いか判断できない。

 しかし、頭の中には『買いたい』という結論が先にある。

 そこで暴走する私の物欲は、「買い替えによる中古XPマシンの増加で、今リユースパソコンが値崩れしている」という話をでっちあげ、理性をねじ伏せてしまった。

    デスクトップPC 6,500円

    液晶モニター 1,500円

    キーボード 350円

 計 8,350円、光の速さでポチった。

 パソコン20万円、液晶は「1インチ1万円」という時代を知っているから、自然食料品店の催眠商法で羽毛布団を買ってしまうお年寄りみたいなもので、迷いはなかった。

○なんだ普通に使えるじゃないか

 買ってしまったハード類はすべて完動品。ジャンク品ではない。

 パソコンはちゃんと動くし、液晶は綺麗。

 幸か不幸か、衝動買い反省する材料にならない。デュフフフw

さよならXP

 Ubuntuで綺麗に上書きした。サポートが切れてるとはいもったいない

 ピュアLinuxマシンが手に入り、私はホクホクであるデュアルブートしているWindowsに気兼ねしたり、クソ遅い仮想マシンUSBイライラする必要がないのだ。

 衝動買い正当化する材料がまた一つ増え、子供のような物欲勇気りんりん。

○その他ハッピーなこと

 Dellキーボードが良い。

 省スペースで場所を取らない。あと、ストロークが深く打ち心地が良い。あまりにも素敵だからもう2個くらいポチりそうになった。

 他方、Ubuntuは言うことを聞かない。

 パッケージが足りない、競合している、見たこともないエラーメッセージ。つまずくたびにググらなきゃならない。

 でも、その手間が楽しいDV共依存みたいなものだろうか。「氏ね! 動け!」とシャウトするごとに愛が深まるのである

○懸案事項

ソーセージの中身は肉屋神様しか知らない』ではないが、『マザボと電源は修理業者と中国人しか知らない』

 マザボ(というか電解コンデンサ)、HDD、電源はい逝去されてもおかしくなく、不安だ。

○今後の課題

 一度、私の金銭感覚を山岳ベース軟禁して総括する必要があるように思われる。

 35,000円でNexus5を衝動買いしたり、米国AmazonからChromebook個人輸入したり、私は累犯を繰り返している。物欲粛清し、生産計画に見合った消費を心がけたい。

2014-04-25

DVDリッピングしたい

DVDをいろいろ持ってるんだけど、管理するのが面倒

全部リッピングして、好きな時にPCで見たい

なんでDVDリッピングしたらあかんの?

違法うpが多いから

CDPCで取り込んでiTunesとかで管理するように動画PCHDDとかで管理したいよー

2014-04-21

俺のiPod classicHDDがこんなにカタカタいう訳がない

ないはずなんだよぉ……

2014-03-25

http://anond.hatelabo.jp/20140325160918

それも程度による。

ダメ元でサルベージ屋さんにお願いして、データ領域は無事ですたっていうケースもあった。(実体験)

あと領域を限定すると費用もお安くなったりする。

データ領域は回収率低いのに300万円、データ領域のみなら回収率高い上に40万円ポッキリ!

HDDの話はもういいってw

http://anond.hatelabo.jp/20140325152324

パーティション大事

システム領域データ領域物理的に分けておくことで、物理故障の際の被害を最小限に留める。

HDDのころはフラグメント対策にも効果あったけど、SSDの昨今は意味ないかも。

ここまで書いて、オフィスの話だったことに気付いた。

俺疲れてるみたいだからもう帰ってもいい?

2014-03-24

torne動画を外付けHDDに移動している途中でキャンセルしないほうがいいかもしれない。

その動画再生しようとしても再生エラーと表示されて再生できなくなることがある。

2014-03-05

先日のフィルム写真の衰退に関するブログ記事を読んで思ったこと

私自身はフィルムカメラを所有したことはなくデジカメ一本だったが、大学時代研究室では毎日のようにフィルム現像をしたりしていたので、興味深く拝見した。

フィルム写真の様々な要因が絡んだ衰退っぷりが、大筋では光記録メディアCDDVDBD)が現在たどっている軌跡とかぶり時代の趨勢はいえ、光記録メディアもいずれ同じように衰退していくのであろうと感じた(コダック富士フィルムのようなフィルム写真メーカは光記録メディアメーカでもあった)。

記録メディアというと、テープ磁気ディスクフロッピーディスク)、光ディスクCDDVDBD)、光磁気ディスクMDMO)、HDDFLASHメモリなどがあげられる。

現在ではHDDFLASHメモリが圧倒的で、そのほかはニッチ市場を残し衰退しているか衰退しつつある。

光記録メディアは、1980年代に普及を始めたCDを皮切りに、音楽映像のみならずあらゆるデジタルデータの保存場所としてそれなりの地位を得ていた。

それに加え、CD-RDVD-Rの登場で、録音・録画の受け皿としてテープメディアを置き換えていった。

そして満を持して登場したBlu-ray DiscBD)であったが、CDDVDのように成功しているとは言い難い。

DVD-Rも全世界で年間十億枚単位で売れているものの減少率は20%を超え、BD-Rに至っては普及しているのは日本だけという状態であり、書き込み型の光記録メディアは近い将来ほとんど見かけなくなるであろう。

このように急速にしぼみつつある光記録メディア市場象徴する出来事としては、業界団体である日本記録メディア工業2013年3月末に解散したことである

建前上は「目的が達成された」ための解散であるが、実際は光記録メディアの関連企業が主な会員を占めていたため、光記録メディア市場縮小で業界団体を維持できなくなったというのが実情であろう。

このような光記録メディアの衰退を招いた原因は多々あるが、私が主因と考えているのは以下の4つ。

HDDFLASHメモリの大容量化低価格

BDHD-DVDの規格争いとBDの勝利と映像圧縮技術進歩

・通信環境の向上によるビデオオンデマンドクラウドの普及

デジタル放送の普及とコピーガード

それぞれ背景を見ていく。

HDDFLASHメモリの大容量化低価格

4つの主因としたが、実際はこれが主因と言ってよく、他はすべて副因にすぎない。

記録メディアはあくまでもデータコンテンツの箱に過ぎず、はっきり言って何でもよい。

極論すれば使用要件が許せばデータを刻んだ粘土板でもいい。

記録メディア要件としては、データを書き換えるか否か、読み書きの頻度と速度、容量、可搬性、保存性などである

データを書き換えるか否かでROMRAMのように別れ、読み書きの頻度と速度、可搬性、容量、長期保存するかによってテープメディアFLASHメモリメモリサーバSDカードのように使い分けることになる。

光記録メディアは書き換えるか否かを選べ、読み書きの頻度と速度、可搬性のいずれも真ん中に位置し、量産効果によって100円程度に値下がりするなど使い勝手はよかったと思う。

しかし、裏を返せばそれは中途半端でもあり、読み書きの頻度と速度に勝るHDD、可搬性に勝るFLASHメモリの大容量化低価格化によってあっさり取り替えられうる脆い優位性でしかなかった。

BDHD-DVDの規格争いとBDの勝利と映像圧縮技術進歩

・通信環境の向上によるVoDクラウドの普及

世間を騒がせたソニー東芝によるBDHD-DVDの規格争いはBDの勝利に終わった。

BDは確かに優れた技術であるが、規格争いによって年単位で開発が遅れたうえ、優位性を競うあまり成熟技術が山ほど投入され、それらを十分に検証することもなく市場に投入された。

たとえば記録層の上に被せる保護層と、保護層を保護するハードコート層をスピンコートで形成する構造過去の記録メディアと大きく異なっており、販売して数年後に不織布ケースでの保管に適さないことが判明するなど大量生産する工業製品としての成熟度に欠けていた。

さらに、規格競争によって発展した映像圧縮技術進歩も災いした。

BDHD-DVDとも当初はDVDデジタル放送採用されているMPEG-2という映像圧縮技術を想定していた。

これは30万画素映像SD映像)であれば1GB24分程度、100~200万画素映像HDフルHD映像)であれば1GBで数分程度の映像が保存できる程度の圧縮率であり、普及が予想されたHD映像DVDでは数十分しか収められないからこそ、DVDよりも容量の大きい次世代光記録メディア必要だという理路であったはずだ。

しかし、BDHD-DVD陣営とも規格競争で優位に立とうとしてMPEG-4.AVCH.264)という新しい映像圧縮技術を盛り込んだ。

この映像圧縮技術計算が複雑でより高度なハードウェアソフトウェア必要とするものの、MPEG-2に比べ2倍以上の圧縮率を実現できる。

BDHD-DVDの両陣営とも、MPEG-4.AVCH.264)の採用圧縮率の低い美しい映像を実現できるとアピールしていたが、特に書き込み型のBD-Rでは数十GBの容量は明らかにオーバースペックとなっていた。

さらに、MPEG-4.AVCH.264)の採用によって、ハードウェアソフトウェアレベルでの対応と普及が急速に進み、安価に使用できるようになったうえ、圧縮率の向上は通信環境への負担を減らし、ネットワーク経由でのHDD録画再生ビデオオンデマンドのような競合を利する結果となった。

デジタル放送の普及とコピーガード

個人的な話になるが、私はDVD-Rを年間数百枚は購入しており、実家の親や親戚も韓流ドラマにはまりこれまた数百枚単位(ひょっとすると千枚以上)で購入していたと思う。

今はどうか?

今はBD-Rを使用しているが、実家の親のための子供のビデオを年間数枚程度、そのほかにスポーツアニメバラエティ10枚程度だと思う(数えたこともない)。

実家や親戚もBD-Rほとんど使っていないようだ。

それ以外はHDDに録画して見たら消すスタイルである

個人的にはもっと使いたいとも思うが、記録メディアに焼いてまで見たいとは思わなくなった。

年齢のせいもあるかと思うが、やはり大きな原因はコンテンツレベルの低下、そしてコピーガードであろう。

コピーガード特にてきめんであった。

アナログ時代ゲーム機などにも保存しどこでも見れるように工夫していたが、今はおいそれとはできない。

実際には、その機能もあるし使ってもいるが、いろいろ工夫することはなくただ使うだけとなった。

録画した機器とは別の機器再生できるかどうかもやってみなければわからない、前は出来たのにできなくなるなど使い続けるのに二の足を踏むようなことがたびたび起きた。

こうなると、仮に問題が解消されても、試すことすら面倒くさいのでもはや使う事はない。

正直、今使っている機器が壊れた後、光記録メディア機器を買いなおして使うか?といわれるとおそらく使わないだろうと答えるしかない。

年間数百枚単位で使っていた私ですらこれなのだから、一般の人はさらにその思いは強いのではないだろうか?

ではどうすればよかったか

いくつもの目論見違いが重なり業界自体が消滅の危機を迎えている。

一番の問題は、現在コンシューマ向けの消耗品の大部分と同じく光記録メディア設備産業で、ある程度規模がないと儲からない構造となっていたこと。

そのため、わずかな販売の減少であっという間に赤字に転落してしまう。

CDDVDの減少は想定されていたよりも急で、BDも規格争いで遅れ普及も低調だった。

赤字を避けるためにはそれなりに利益があった時期に撤退を決断する以外になかったかと思うが、営利企業としてそれは不可能であったろう。

これ以降は後知恵になるので、当事者からすれば何もわかっていないとの誹りを受けるだろう。

敵は身内ではなく外にあり、普及しているというアドバンテージも劇的なスピードで進むHDDFLASHメモリ進化の前には風前の灯で、規格争いのような内輪もめしてる場合ではなかった。

今思えばソニー松下よりもHDDFLASHメモリも製造していた東芝のほうが状況を正しく認識していた。

しかし光記録メディア業界として、「フルハイビジョンの美しい映像」、「著作権業界配慮して完璧コピーガードを」なんていう身内の論理を優先し、「見たいときに見たいものボタン一つで(それなりの画像で)」を実現しようとしていた外の業界に対する危機感がなかったとしか言いようがない。

光記録メディアが生き残る可能性が多少でもあった選択としては、規格争いはせずHD-DVDMPEG-2のみ対応とし、コピーガードはやむを得なかったろうから、できる限り次世代規格の製品化を早め、2011年デジタル化までに互換性の向上とネットワークへの親和性を高めることに努めていくしかなかったのではないかと思う。

これはまさに当時の東芝の目指していたものではあったのだが、業界から東芝けが儲かると警戒されてしまった。

光記録メディアはあくまでコンテンツネットワークの一部にすぎないし、寿命先延ばしすることしかできなかっただろうが、それでも墜落を避けソフトランディングできたのではと夢想する。

2014-03-04

http://anond.hatelabo.jp/20140304222526

短めに書くのが良しと思われていた時代=~2005年

他人にも分かり易いのが良しと思われている時代2005年

こんな感じかなぁ。

昔は、メモリHDDがやけに少い時代だったから、しょうがない。

今は、作った人間最後まで面倒見ていられない時代からしょうがない。

2014-02-28

つの間に、デジタル容量の劇的成長は終わったんだろうか。

パソコン自体の容量も、外付けHDDも、フラッシュメモリも、なんか毎年倍々で容量が増えていたころがあったと思う。

同じ値段で、次の年には倍の容量のメモリが買えた。

あれ、今は?

2014-02-26

未だにSSDデフォにしないPCメーカームカつく

SSDを使ったらHDDには戻れない人が多いことを逆手にとって、デフォルトHDDにしてあってSSDに変更するオプション費用でボッタくってる

仕方ないからSSD自分で買って換装したりしてるが面倒臭いんだよ!

2014-02-25

http://anond.hatelabo.jp/20140225161342

いや、まあそうなんだけど。

トルネがでたころ、伊集院が絶賛してたんだ。

実際、その時はHDD付きBDプレイヤーPS3トルネ同梱パックより何万も高かったからな~。

今となればHDDBDつきでネットにつなげる上に2番組同時録画出来るテレビも3万台だけどね。

その時のソニーの販売攻勢に乗っかった感じ。

2014-02-23

Kernel-Power 41になった

オレの場合、何もせずに1時間ほど放置するとブルースクリーンになる

スリープや休止状態にはならないようにしてるからたぶん放置すると自動的に省電力モードにでもなるんだろう

と思って電源管理から最少の状態を100%にしたり、HDDの電源を切らないようにしたりと色々やってみたが治らない

ハード的な問題かと思って埃を取ったりしてみたが治らない

SpeedStepが云々とも書いてあったのでBIOS設定も見直してみたが、SpeedStepなんて機能はなかった

CMOSクリアハードル高そうだからやらなかった

で、仕方ないのでWindows8リフレッシュしてみた

いくつかのデータ(ブクマとか)は飛んだが、復帰した

いまんとこなんとか動いてる、ハード原因じゃなくて良かった

2014-02-19

http://anond.hatelabo.jp/20140219193701

どのブラウザーのどのバージョンでどこを見ているのかも言わず聞かれても困るが

いわゆるPOST系のページじゃなくてGET系のページならプリフェッチ(先読み)が進む方向にしか効かない仕様になってるんだろ。

HDDキャッシュ容量が不足してないか確認してみたら?

2014-02-11

満たされるって何だろうか

お金がいくらあってもそれを使うための行動に踏み切れず家で鬱々と寝込んでいるならそれは幸せはいえない

お金がなくても希望に満ちあふれていれば幸せだろうがそうなるためには周りと比べたりせず唯我独尊を保つ必要がある

とりあえず酒が飲みたい

たくさん飲みたいが二日酔いはしたくない

酔っぱらいたいのである

ガラケーが欲しい

新規契約ではなくプリペイドでさっさと

ガラケーを買ったらWinタブがほしい

そしたらpocket wi-fiがほしい

その後はゲーム機が欲しい

まずは3DSVITA、次は据え置きのやつとそれに見合ったテレビを買いたい

あっ、先に録画するようのHDDがほしい

そして家にネット回線をしきたい

本当、欲というのは果てがない

生きていて疲れる

2014-01-25

楽天kobo電子書籍ダウンロード期限の罠

楽天koboの30%引きとか、50%引きクーポンにつられて

コミックを買いまくってた。

たまたま集めたい小学館コミックがあって、

「※このコンテンツには、5年間の再ダウンロード期限があります。 」

という記載はあったものの、5年以内にダウンロードしておけば、

そのまま読めるものだという認識でいた。

でも、それが間違いだったということを知らされて衝撃を受けている。

昨日、楽天koboが「Kobo Desktopで、電子書籍を読めるようになった。」と

発表したので、仮に外付けHDDなどにデータを保存しておけば、

購入した書籍は、半永久的に読めるのだろうかと思って、問い合わせしてみた。

楽天koboからの回答としては、外付けHDDなどへのデータの保存は不可能なうえに、

5年後は、オンラインで同期してしまうと、電子書籍データは消えてしまうとのことだった。

ライブラリから削除されて、消えるということらしい。)

このような場合電子書籍を販売しているページの注意書きは、

「※このコンテンツには、5年間の再ダウンロード期限があります。 」

ではなくて

「※このコンテンツは、5年後に自動的ライブラリから削除されます。」

にするのが、正しい記載方法ではないだろうか?

結構な巻数を集めてしまった後に発覚したので、結構ショックを受けている。

小学館楽天koboが、再ダウンロード期限設定を撤廃することを願いたい。

それにしても、楽天koboカスタマサポートは、毎回日本語おかしくて

回答1回目で解決した試しが無い。全ての面で、改善して欲しい…。

まぁ、今後はKindleで買うのが安心なのかもな…。

2014-01-24

俺のXP

スペック

2002年春モデル

756メモリ メモリ増設した

HDD C 40ギガ D 80ギガ

Pentium Ⅲ 1.8

当時26万円

起動するのに9分かかる

風呂に入って出てくると丁度起動が終わっている感じ

インターネットエクスプローラーを起動するのに2分ほどかかる

ヤフークリックして表示されるまで1分半かかる

タブを一個開くのに1分かかる

そろそろ買い換えよう

2014-01-14

http://anond.hatelabo.jp/20140114175100

そりゃ動画保存のためにHDD新たに購入した場合ね。

コストの話をするときは、額の大小が本質的な問題なんだから全然別な例えを出しても意味が無い。

http://anond.hatelabo.jp/20140114173044

いつか見たいと思ってDVDリッピングしたのをHDDに貯め込んでたけど(違法化される前の話)、

SSDに移行するときに大容量のSSD買わないといけないのが我慢ならなくて、

見たいとき動画サイト契約すればいいやと思って捨てたな。

所有にこだわらなくなってからPCも部屋もスッキリしたし、お金も貯まるようになった。

http://anond.hatelabo.jp/20140114173044

そこはHDDに溜め込むコストは実は高いって話にしないと意味が通じないだろ。

2014-01-06

外付けHDD物理故障になった

と思ったら、数時間後に勝手に治った。

さ、急いでバックアップを取らねば。。。

2013-12-18

http://anond.hatelabo.jp/20131218211239

HDDと同じで下限は変わらないと思う。

価格カルテルじゃないが1万以下の商品は辞めましょうと。

128Gが1万円になっても数年後は256Gが1万円だろうね。

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