はてなキーワード: 野次馬とは
あらゆるところで炎上を目にすることがある。
それを見て思っていたのは「こんなものいじめじゃないか」ということ。
バカッターは置いておいて、考え方が違うだけで大勢で一人をたたきまくるのはいかがなものか。
http://chu2byou.com/burst-2734
この記事を読んで本当にその通りだと思った。
多くのネット民は、いじめのニュースを見て「いじめは断じて許されない!」と声高に叫ぶくせに、炎上には喜んで参加する。
面白半分で人を傷つけているではないか。自分がやっておいていじめは断じて許されないとは、どの口が言うのか。
炎上の特徴として、当事者はそこまで大きな問題にしていないのに、第三者が必要以上に騒ぎ立てているということがある。
関係のない第三者がどうしてそこまで騒ぎ立てるのか。ただの野次馬ではないか。
このネットイナゴと呼ばれる第三者たちは、叩かれた人物が病んだり自殺をしたらどう感じるのであろうか。
「炎上するネタを作ったのは本人だから仕方ない」とでもいうのだろう。これは「いじめられる側にも問題がある」と言っているのと同じだ。
人を傷つけて何か得をすることがあるのだろうか。人の苦しんでいる様子を見るのが楽しいのだろうか。
『異端審問』?
なんだ、そりゃ。
俺には馴染みのない言葉だったけど、それを聞いていた信者たちは色めきだった。
「まさか、このご時世に、こんな所で拝めるなんて!」
みんな、その場から離れるのをやめて、再び渦中に集まってくる。
俺はイマイチついていけてないけど、みんなの興奮ぶりを見ていると、ただごとじゃないのは肌で感じる。
気になって、タイナイとカジマに尋ねた。
「ねえ、異端審問って何?」
「オイラも詳しくは知らないっすけど、要は宗教をテーマにした裁判って感じ」
「その目的は様々だけど、今回の場合だと免罪符を売っていたあの人を、生活教の人間ではないって証明するための裁判ってところだろうね」
なるほど、話が見えてきたぞ。
ニセ教祖のやっていたことは、そもそも生活教とは何ら関係のないことだと、その裁判で断定したいわけだ。
信者たち目線では、単なる内輪モメが“異端審問”なんていう物珍しさによって、ちょっとしたエンターテイメントっぽく見えるようになる。
教祖にそんなつもりはなかったのだろうけど、結果として名誉挽回と信者の確保を両立する、ベターな回答を出したわけだ。
もちろん、信者たちにとってはどう結果が転ぼうと、構わない。
ただ、なんとなく刹那的に盛り上がればいい。
こういうのって、あらかじめ予約しておかないと借りられない気がするんだけど。
当日に都合がつくなんて、変な力が働いてないか。
裁判所みたく厳かな雰囲気もなく、みんなが同じパイプ椅子に座っている。
まるで、大人の学級会だ。
「本日、昼ごろ。免罪符を売る、生活教徒が出没。ですが、この者が、生活教を騙る人間ではないかという指摘が入ります」
自治体は中立的な裁判官、および“執行者”として参加していた。
俺たちや当事者はともかく、自治体は余計な仕事を増やされてるから、とばっちりだ。
「生活教、教祖。彼が生活教徒ではないことを証明するものはありますか」
証明するものっつたって、信者の多くが自己申告で成立しているような、ユルい宗教だぞ。
当人が生活教徒だと宣言した時点で、水掛け論にしかならない気がするけど。
「生活教の基本教義が書かれた聖書、『ワーク・ライフ・バランス』の3ページ目をご覧ください」
そんなの、いつの間に作ってたんだ。
「あー、そういえば、そんなのいつも配ってた気がするっす」
「流し読みした限りでは、底辺ブロガーの自己啓発みたいな感じだったから、マジメに読む気が起きなかったんだよね」
この日のためにでっちあげたとかいうわけでもなく、当初から一応あったらしい。
自分で言うのもなんだけど、その日は本当にヒマだったんだ。
「あれ、マスダの弟くん。こんなところで会うなんて、奇遇っすね」
そいつが布教活動をしているらしい場に着くと、見知った人物に出会った。
「ああ、たぶん奇遇でも何でもない。似たような理由だと思うよ」
「あ、やっぱり、そうなんだ。教祖が布教の方法を変えたっていうから、“信者”としては見ておかないとね。ブログのネタにもなるし」
どうも生活教ってやつは、ヒマな人間を引き寄せる力があるらしい。
それにしても、教祖もどこかにいるはずだけど、まだ来ていないのだろうか。
辺りを見回すが、それらしき姿は見当たらない。
「皆さん こんにち は!」
いた、教祖だ。
……いや、背格好は似ているけど、よく見てみると別人だ。
というか声も、喋り方からして違う。
たぶん、あれが自治体の言っていたヤツだろうな。
教祖も中々に胡散臭い奴だが、ニセ教祖は輪にかけて胡散臭い雰囲気を纏っていた。
カン高い声も相まって無駄に目立ち、独特な存在感を放っている。
まあ、声の強さの割に、言ってる内容がしょーもないのは教祖と同じだけど。
教祖を知ってる地元の人間や、信者でもない人からすれば、確かに間違えそうだ。
だけど、決定的に違っていたのは、“その後”だった。
「さて 今日は皆さんに 生活を授ける 素晴らしいものを持って参りました」
頭にまるで入ってこない説教を数分ほどすると、ニセ教祖はおもむろに見覚えのある機械を取り出した。
確か「カードデス」っていう、ゲームカードの自動販売機だっけか。
イマイチ言ってることが分かりにくいけど、たぶん「“寄付”すればカード自動販売機から免罪符が出るよ」って言いたいのだろう。
「よーし、じゃあオイラが!」
怪しさ満点にも関わらず、カジマが機械に小銭を放り込んだ。
興味本位でやっているだけなんだろうけど、だからこそ抵抗がないのだろうか。
「さーて、何が出るかなあ、と」
レバーを捻ると、パスポートサイズの安っぽい厚紙がニュルリと出てきた。
「『輪廻転生』って書いてるっすけど……」
「これは善い免罪符 引き当てましたね しかも 希少な方です」
ニセ教祖いわく、“当たり”ってことらしい。
免罪符に、妙な光沢があるのはそのせいなんだろうか。
「いや……良く分かないんすけど、どう希少なんすか?」
「これを創造主に お渡しすれば 平行世界や 異世界でも 転生することが できます」
「ああ、“聖書”で読んだことある! 転生前に神様からステータス設定とか、スキル付加してもらえるんすよね!」
種類が複数あるのかよ。
「ええ……じゃあ、その免罪符は、どうすれば」
5分5厘……えーと、何%だっけ。
いや、それも気になるけど、ツッコミどころが多すぎるぞ。
免罪符そのものがどうかってのもあるし、百歩譲っても金を払った挙句にランダムってどういうことだよ。
「あまり高い確率では ありませんが 本日は主の生誕した日 つまり免罪符が出やすい日 なのです なんと 2倍!」
「へえ~」
全体の出る確率が上がってたら、目当てのものが出にくいままなのは同じじゃねえか。
「……あれ、でも昨日も似たようなことやってると聞いたけど?」
「先週は主が降臨なされた日です。生誕日とは似て非なるものです」
「あ、なるほど」
違いがよく分からんし、わざわざ別にしないとダメなのか、それ。
「どこからそんな情報が? 寄付そのものを募ったことすら一度たりとてありませんよ。金銭が少しでも絡むと悪目立ちしてイメージを損ないやすいですから、そういうのは特に気をつけているんです」
俺から見れば、さっきの布教活動自体も悪目立ちしているように見えるんだけど。
それとも俺が知らないだけで、裏ではこっそりやってたりするんだろうか。
宗教なんてのは布団と一緒で、叩けば埃が出てくると相場が決まっている。
「ハイク町? 何かの間違いではないのですか?」
ちょっかいをかけられることに慣れていたので、教祖はそれをイタズラの報告ではないかと指摘した。
「連絡が一つや二つ、特定の人物から来るようなら我々もマトモに取り合う気はなかったんですが……それが多数の人たちから、いくつも来ていましてね」
だけど、自治体だってそういったイタズラには慣れていたから、いつもなら建前上の対応をするだろう。
つまり、わざわざ詰問するってことは、それなりの理由があるってことだ。
「自分たちはハイク町に赴いて、実際にその様子を目撃しているんです」
「なんですって!?」
おっとお、これは決定的だ。
一つの宗教が崩壊する瞬間を目撃するなんて、今日は最高の野次馬日和だな。
「待ってください! 私は本当に身に覚えが……では、その頃の時間を言ってください」
話が進展していくにつれて、事態は俺が思っていたよりも複雑なことが分かった。
教祖はその時間帯、ハイク町ではなく、別の街で布教活動をしていたことが目撃者の証言で判明。
自治体の組員は最初、その目撃者が実は信者で、口裏を合わせているのかもと疑った。
だけど生活教の信者は、教祖が不利になるようなことしか言わず、しかも内容は明らかにデタラメだと分かるものだった。
つまり、ハイク町で商売紛いのことをしていたのは別人ということだ。
だけど、これで教祖への疑いが晴れたわけじゃなかった。
なにせハイク町で布教活動をしていた人物は、“生活教”を掲げていたからだ。
それに、もし本当に教祖自身が与り知らなかったとしても、同じ宗教の人間による行動であるとすれば、当然その責任は発生する。
教祖は自分の名誉と、生活教の名誉を懸けて、“自浄”の必要に迫られていた。
「疑わしきは罰せず」なんてのは司法国家の話であって、こういう事柄は疑いをかけられた側が晴らすしかない。
自分のせいでサイフから小銭がこぼれ落ちたわけじゃないとしても、落ちた小銭は持ち主が拾うしかないんだ。
問題なのは「事故物件と周知されていること」で、事件後数年・数十年経っても野次馬やヤバイ奴らが集まってくるってこと。
それこそ大島てるに掲載されてる情報を元にツアーして写真撮ったりするネット馬鹿がいたりな
他にも肝試しがてら不良が深夜に集まってきたりとか
男の一人暮らしならそれでも別に構わないだろうが、女や家族連れは無理だろ?
「本質的な意味や目的が同じであれば、一つの体系にこだわらなくてもいい。むしろ拘ることこそ、視野を狭くする要因になる」
宗教という体系から生活の意義を教えたくて、立ち上げたらしい。
だけど、周りには「ただのウザい奴」だと思われている。
生活教に入信していることを自称する人間たちも、9割は面白半分でやっているだけだ。
なぜなら俺たちの町では……いや、現代社会において宗教は時代錯誤だから。
長い歴史によって文化として根付いたケースもあるけど、その隙間を新興宗教が入り込む余地は全くない。
科学で大体のことは説明できるし、俺たちはそれを深く理解していなくても生きていける。
おんぶに抱っこだと、たまにエセ科学に引っかかることはあるけど、それは別に科学が悪いわけじゃない。
体系にそういった“ノイズ”が入り込んだり、未熟な人間が邪魔をするのは他のことにも言える話だしね。
「さあ、皆さん。生活をより良くするためには、何が必要だと思いますか?」
「健康ですか」
「正解です。より厳密に言えば、この“健康”とは身体と精神の両方を指しています。まず身体に必要なものは何でしょう?」
「野菜とか、ですか」
「そうですね、野菜。身体に良いとされているもの全般。ですが、それだけでは足りないですよね」
教祖は、相も変わらず二流ブロガーのライフハックみたいなことを説いていた。
信者たちも面白半分で付き合っているのに、良くあんなの笑わないでいられるな。
「さあ皆さん一緒に、目を瞑って。森羅万象に宿る精霊と魂で共鳴し……おっと、呼吸をすることを忘れないで。愚か者は呼吸することを忘れます」
けど、これに真面目に付き合う人は誰もいなかった。
信者の間では、教祖がこれで目を瞑ったら一斉にその場を離れる、という遊びが密かに流行っていたからだ。
ガキの俺が言うのもなんだけど、ガキくさい遊びだ。
まあ、大真面目に付き合ったなら、それはそれでどうかって気もするけど。
「花の精霊が、皆さんの目や鼻、口から入り込むのが感じるでしょう……」
恐らく気づいているだろうに、それでもやり続ける教祖も大概だよな。
「……さて、今日の布教活動はこんなところですかね。あまり悪目立ちすると通報されかねないですし。私個人のせいで、生活教に泥を塗ってしまっていけない」
教祖は、いそいそと退散を始めた。
この教祖が世間では「ちょっとウザい奴」で済んでいるのは、こんな風に謙虚なところもあったからだ。
大仰に場所を占有したりだとか、商売紛いなことをしているわけでもない。
普段は地域のイベントに精力的に協力したり、善良な市民であることをアピールしているのも効いている。
ただ街中で声高に叫ぶ、ストリートミュージシャンみたいにしか思われていないってことなんだろう。
教祖的には不服だろうけど、これが生活教の、俺たちの街での日常だ。
……だけど、その日は違った。
「え? 自治体って……どこのです?」
「ここら辺の自治体です」
「いや、『ここら辺』と言われても、たくさんありますし……」
教祖は警戒している。
なにせ、この町には自治体が多い。
中にはヤクザに片足突っ込んだようなのまでいる。
「我々のことはいいんです。こちらの質問に答えていただきたい。生活教が最近、“寄付”という名目で商売紛いのことをやっていると連絡を受けましてね」
「ええ!?」
おおっと、いつかはやると思っていたが、とうとう馬脚を現したか新興宗教。
俺はハゲだけど「ハゲは不浄だから土俵には上がれません」って言われたら普通に切れるわ。
例えば沖ノ島は古代から女人禁制です!と言われたら、そりゃすげえ続けなきゃって気分になる。
それが明治からってなったらうわショボ…となるのは当たり前でしょ。
もちろん初詣みたいに誰も困らない伝統なら、明治からだろうと大いに結構だけど。
今回のは女性差別というマイナスを正当化する理由として伝統を持ち出してるわけじゃん。
それが大した歴史じゃないならマイナスを覆すほどの説得力はないよねってだけの話だ。
漫画とかでポリコレ棒振りかざされるのは嫌だが、それは漫画の表現が制限されてつまらなくなるからであって、土俵に女性が上がろうが相撲がつまらなくなるわけじゃない。
高野山が女人禁制を解いたところで、誰も神聖さを疑わないのと同じだ。
今回の騒動。
素敵な看護師さんのおかげで助かったようですね。
これ、フラットに考えてみたらどうなんだろうか。
どこに問題があるのか。
例えば、女性が医療従事者でなかったら、応急処置が全くできない人だったら。
ただの野次馬だったら。非常事態でも「あれはないわ」と思われるかも。
軍事境界線を越えたらダメレベルで、土俵に上がるなと言われるかもしれない。
そこまで危ない、そこまで上がってほしくないなら。
今回、助けに入った方がどうこうではないが。
身分証明書でも見せてもらったの??
見た目だけで、あいつは女性だと判断することについてはどうだろうか。
また性同一性障害だったとしたら???
「戸籍上、女性の方は土俵から降りてください」と言うべきなのではないだろうか。
今回は、
・場内アナウンスがひどい
色々な条件が揃って、この女性の味方をしてくれた。
これが、一つでも崩れていたら、世の中はどうだっただろうか。
観覧にいらっしゃる時点で、何かしら判別できるようにしましょうか。
土俵周りの警備の穴
そんなに土俵に上がるな!!!というなら警備を強化してみてはどうでしょうか。
とにかく、「原則として」的な話や、「緊急時は」的な話も多かった。
そうやって考えると、「女性は土俵にあがるな」と言い、それを押し通すのが一番ラクチンで、一番公平だったりする。
その「女性」というわけかたも、戸籍上なのか、自認している性別なのか、それを決めたほうがいい。
【追記】
とりあえず心臓マッサージの交代として上がってた女性達への攻撃を一部を貼っとく、脳卒中には心臓マッサージが必要ないのにやっていた等、心臓マッサージをしていた女性達へのバッシングまであった。頭がくらくらする。
土俵まで入り込んで野次馬しにきた女達。何の役にもたってない。あれだけ人数いるのだか、人が増えるほど作業がしにくくなると何故わからないのだろうか?
事件が起きて、土俵に上がれるから興味本意で登ってきたようなもの。
女の人たちもっと賢くならないと。
何故に野次馬女2名を削除してんの?
それで、人命救助してる看護師の女性2名だけの映像写して性差別?
ヾノ・ω・`)イヤイヤ
マスコミ……怖いな……
こうして洗脳が始まるんやろうな……
相撲のアナウンスのやつ、タイミングが明らかに後から来た野次馬女が上がった直後なんだけど。
あの女の人二人組が土俵に上がって何もしないでうろちょろうろちょろしてただの野次馬に見えたからアナウンスでそう言ったんじゃないですか
#大相撲
言い方にもよるけど、心臓マッサージした女性1人やん。野次馬の女多すぎじゃない??笑
ただつったてる女達にいってるんじゃないの?そいつらはおりろよ(笑)
野次馬女が何か手伝いしたんですか?
立ってただけですよね?
それとも土俵から降りろっていうのは女性差別って言いたいだけなんですか?
ちゃんと調べたほうがいいですよ
野次馬女については何も触れないんですね
舞鶴市長が倒れた時のアナウンスの件、問題のアナウンス直前にふわふわ〜って土俵に上がってきた謎の女2人に言ったんじゃね?とも取れる。
まあそれでもアナウンスは言葉選び間違ってる。とっさに出た言葉かな?
どうでもいいけど。
正直、相撲アナウンス問題は「医療関係者以外の方は降りてください」って言えば良かったのにな。最初に上がってた女の方は知識ある方だと思うが
後から上がった2人組の人は野次馬みたいな感じだったし邪魔なだけだろって勝手に思ってる。アナウンスの人は先走ってしまったんだな
勘違いされてる方も多いですが
土俵から降りてとは心臓マッサージしてる女性の後で来た野次馬女二人に言ったものですよ
テレビの映像しか見てないけど心臓マッサージしてる人には行事さん降りろって言ってなくない?あとから来た女の人二人に言ってるよね?すでに処置しはじめてたんだから、その二人には言って間違いではなくない?どんな人かはわからない訳だし。それこそ野次馬みたいのが続いて上がってきたらやばいよ