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はてなキーワード: 独裁国家とは

2019-11-17

anond:20191117011655

中国を見ればわかる

独裁国家であろうと庶民真正から権威無視されて自由発言されるのは為政者にとっても都合が悪いことがよくわかる

2019-11-15

安倍首相最強じゃね?

俺が阿部なら一気に独裁国家にするわ

誰も文句言わないし言わせないもん

2019-10-30

anond:20191030113936

日本から馬鹿にされてるんじゃないよ。

日本は何度も選挙しても安倍が勝つということは、実は日本選挙北朝鮮みたいに『事実上は誰が勝つか最初から決められている』ものであり選挙とはいえず、

日本安倍独裁国家であると思われているんだよ。

それで、『独裁国家なんだから今すぐ札幌に変えることも鶴の一声で出来るでしょ』と思われているんだよ。

からそのような誤解を正すためにも安倍政権は倒されるべきだよ。

2019-10-27

anond:20191027134041

嫌いではなくて自分よりも弱い者だぞ

フェミ自称する者でも独裁国家国家元首に向かってそういう発言しまいよ

実際、痴漢認知治療自分よりも弱い者になら何をしても良いという考え方を改めてさせるものやしな

まぁ、それで改まるもしくは落ち着く者だけなら平和なんだけど

問題アスペと軽度の知的障害者よね。それらの性問題は真面目に学校とご家庭で取り組んだ方がいいと思う

2019-10-26

北極日本領土とするためオリンピック選手兵団の投入が決定されたのは、開催まで半年に迫った頃だった。

その頃に東京を出発した令和誠意大将軍ロシアから北方領土を奪還し終え国際問題の真っ只中にあった。

帝都元年、IOC日本オリンピック開催不可能国家として永久追放したその日、都知事独裁国家TOKYO日本から独立宣言し、TOKYOオリンピック開催へ向けて動き出していた。

世界非武装宣言によりあらゆる火器の所持が禁止されたこ時代に、鍛え上げたアスリートの屈強な肉体を止められるものなど誰もいない、私達はそう思っていたし、実際、帝都新聞大本営発表とも見まごうほどの戦果を日々伝えてきた。

だがそこには一つの見落としがあった。

その日、北極は黒夜だった。

氷の世界を無数の聖火型LED携帯進軍灯具が照らす中、本当の闇が突然、訪れた。

EMPだ。

あらゆる兵器禁止されたこ時代に、ただ一つEMPの使用許可される存在ブラインドサッカー

機械の目という不平等スタジアムから消し去り本当の闇を生むためだけに用意された舞台装置、それが氷と闇に閉ざされた時間を作り出す。

その一瞬をつき、彼らは現れた。

のちの聖ロンギヌス選手騎士団前身、国際パラリンピック選手兵団である

闇の中では誰も彼らに敵わない。

オリンピック開催を巡る戦いは次のステージへ。

明日アスリートは、君だ。

2019-10-02

anond:20191002213447

文化ってそもそも「正しい」ものでもなければ「美しい」ものでもないからね。文化とは「なんとなく広く浸透しているもの」でしかない。若い人のノリを揶揄するようになったら立派な老害っすね。

それによって迷惑を被っている誰かがいるなら配慮必要だけど、批判の仕方にも配慮必要だし。「正しい目的のためならどんな手段正当化される」の行き着く先は独裁国家よ。

2019-09-17

イエメン内戦

1年ぐらい前からイエメン内部ではフーシ派が北部首都周辺を固めてほぼ優位が決定的になったのだが、他宗派の多い地域制圧するほどの力は無いという状況。

そんで南部では劣勢のサウジ支援政権派に対してこれまで協力してたUA支援分離派火事場泥棒仕掛けてたんだけど、成果が上げられずUAEがイエメンから引き上げを決めた。しかUAEが逃げたことで軍事的政権軍の退潮は間違いない。

で、北部では最近サウジとフーシがミサイルドローン飛ばし合いしてて、互いに損害を与えた、いや相手のを打ち落としたと主張してたんだが、サウジは統制の利いた独裁国家なので一応は外国人もいる首都周辺ならともかく、イエメン国境付近被害情報なんて全く表に出ない。だからいくらフーシが戦果喧伝しても話半分以下の扱いだったんだが、サウジ命綱である石油生産施設ドローン攻撃を受けてサウジ全体の石油生産量が少なくとも数週間は半減するという大損害を受けたためサウジの防空体制ガバガバであることが明らかになり、前々からあったサウジ軍なんて高い装備アメリカから買ってるだけで弱兵なんじゃないのという「サウジに兵なし」疑惑はより強くなった。

もちろんすぐにイランに対して軍事的に負けるわけではないのだが、カタール封鎖などでも協力していたUAEやバーレーンなどのサウジフレンズ距離を置こうとするだろうし、サウジ含む多国籍軍陸軍部隊イエメンに直接介入する可能性もほぼ消えたとみて良い。

中東情勢は先行きが読めない(小並感)。

2019-09-14

anond:20190914091841

民主主義の最大の弊害は、敵国のスパイ工作員による国民への扇動などを禁止できない点だよ。

表現の自由」の原理原則があるから、敵国工作員プロパガンダ表現の一つとして認めなければならない。

韓国市民団体などを見ていても、明らかに北朝鮮工作員みたいなのが入っている。

逆に北朝鮮のような独裁国家であれば、敵国のスパイ粛清することが合法的可能だ。

2019-09-08

××しにいけるアイドル

ときどき、無性にアイドルっていいなと思う。

その瞬間に「アイドルとは何か」という哲学的な問いが頭をもたげる。

アイドル医師免許弁護士のような資格ではない。誰かが認定してくれるわけでもない。

国家一級アイドル」という称号はおそらく自由主義の国にも独裁国家にもない。

ふわっとした国民アイドルというイメージけが先行する。

ごく普通女の子を「某国では国民熱狂する超一流のアイドルなんです」と紹介されることを想像してみてほしい。

本当かウソかわからないでしょ? ジンバブエドルを見せられて、これx100したら日本円からって言われてもわからないよね。

まりアイドルっていうのはお金と一緒で「みんながそう信じること」によって成り立っているのかもしれない。

想像力を豊かにしていけば、道行く人も、職場の同僚もみんなアイドルに見えるのかもしれないぞ。

2019-08-11

anond:20190811130621

別に批判とか感想はいいんだけど。

論点がずれているのが問題だし、税金使用用途右派(かどうか知らんが)

なぜ、左派(ってか左派って別に敵ではないよね。。)に使えないのか、論理的説明がない

大多数の人々が不快定義によるけど)に思う表現から中止にしましたはわかる。

が右左を税金という意見論理破綻しすぎている。

日本独裁国家だったっけ??

2019-08-09

anond:20190809152648

独裁国家誕生を生むわけにはいかないので、リベラルには町一つ与えたらだめ

どうしてもって言うなら彼らだけでやってもらわないと

2019-08-03

国が貧しくなると左右どちらかに先鋭化する

右に先鋭化すれば独裁、左に先鋭化すれば革命

50年後くらいには日本独裁国家になっているかもしれない。

2019-07-19

anond:20190718235415

定期的な政権交代可能なのは欧州のような同盟国家に囲まれてる環境アメリカのような軍事経済もぶっちぎりの強国だけ

旧ソ連中国といった強大な独裁国家が間近にあって圧力に晒されていたり、イスラエルのように周囲全てがガチ敵国のような状況ではむしろ長期安定政権の方が好ましい

anond:20190719075737

いまの野党がやってる審議拒否とか不信任とかフィリバスターとか、自民野党になった瞬間にできなくなるの?

それなんて独裁国家

そういうところなんだよな。左翼本質的スターリン

2019-07-17

anond:20190717151038

現実には日本は悪の独裁国家なのに対し中韓は善良な民主国家なわけですから矛盾でもダブスタでもなんでもないんですよね

2019-07-11

独裁国家には父親資本少子化対策してほしい

ロシアの子を産んだ女性に金を与える母親資本という制度は女の甲斐性のなさを甘くみて失敗に終わったわけだが、

独裁国家にはぜひ子を産ませる前の男に金を与える実験をして、成功させてほしい。

おそらく成功するだろうね。

2019-07-07

anond:20190707204615

安倍さん外交蚊帳の外に感じています

今回、G20直後のトランプさんの訪朝安倍さんには知らされていなかったと思いますし、政権もだんまりです。

昨日は、アメリカ新聞で、日本独裁国家になっていると報道されました。

自分が生きている間では、外交が弱いのはいつも同じです。日本人はコミュニケーション能力が低いのです。外交には期待しませんが、あんまりだと感じています

anond:20190707203223

民主党がひどかったというよりは、あなたの期待が高かったんだろうと思うんですよね。

人間、本当にひどいことされた人間よりも、優しかったのに急に冷たくされたり失望するようなことがあると、そっちの方が嫌いになります

期待を裏切られて、つらかったと思います

今はそれどころじゃないんですよ。消費税を上げると言ってるのは自民党だけです。このままだと生活できなくなりますよ。

この議論をするはずの予算委員会を、自民党は三か月、開催しませんでした。

このままだと、独裁国家になる可能性すらありますし、消費税は若年層に直撃ですから子供も減り、国力も低下します。今の失策10年後に響くんですよ。

本当の本当に専制じゃない国家ってあるの?

トランプ安倍金一族どこもかしこ実質的には専制君主による独裁国家じゃないか

2019-06-17

イエメン情勢

こんにちは、皆さんが一切興味がないであろう話をします。

2014年から今にいたるまでイエメンではずっと内戦をしています。この内戦にはサウジアラビアUAEイランが関与しており、現在中東情勢理解するためにはこの内戦概要を掴む必要があります。なのでその話をします。

イエメンでは以下の勢力内戦をしています。すなわち

です。大まかにいって国土の北西地帯をフーシ派が、南部東部をハディ派が支配していますイエメン部族社会という色が濃く、各部族はそれぞれに思惑をもって活動しており、フーシ派にもハディ派にも属さないという地域も増えてきています

内戦の背景について理解する必要はあまりありません。部族の利害や宗派の違いといったものから発生する、正直いってしまえばよくあるアレです。ではそのよくある内戦がなぜ泥沼化しているのか、そして何故誰も知らない戦争になっているのかを簡単説明したいと思います

内戦きっかけはフーシがイエメン首都占拠クーデター成功したことです。これにより当時大統領を務めていたハディは首都を追われ、サウジアラビア亡命しました。サウジアラビアはこれに危機感を抱きました。なぜならサウジアラビアスンニ派勢力事実上盟主であり、イラン以下のシーア派勢力敵対しているからです。イエメンサウジアラビア国境を接しており、ここに親イラン勢力が根を張ることはサウジ安全保証根本的に脅かすと懸念されたわけです。そして実際その懸念現実のものになります

サウジUAE連合しハディ元大統領支援に乗り出します。サウジUAEは優勢な空軍力を活用しフーシ派から南部要衝アデン奪回することに成功します。そしてここにハディ大統領傀儡として送り込み、フーシ派討伐に乗り出します。これが 2015 年 7 月までの流れ。

しかサウジの勢いがよかったのはここまでの話で、以後内戦は泥沼化の一途を辿ることになります。泥沼化の理由として以下の要因が挙げられます

要素毎に説明していきます

まずハディ派やサウジ空軍が弱いという問題についてです。一般にいってアラブ軍隊は非常に弱いのです。それはなぜかというと、クーデターを恐れるあまりにまともな訓練をつめておらず、特に大隊以上の連携の訓練などはろくにおこなわれていません。

例えば、空軍力を適切に発揮するためには地上の部隊との高度な連携必要です。地上の部隊空爆目標地点を捜索し、適切に爆撃機誘導してやらなければ効果的な爆撃はできません。また、航空偵察の成果を総合的に検討して情勢を判断する高度な情報組織も求められます。そういった高度な機能サウジ空軍には備わっていません。では、サウジアラビアはこの問題をどのように解決していたかというと、大量の物量を投入して無差別爆撃を繰り返すという方法解決をしようとしました。これには二つの問題があります。まずは人道上問題です。実際サウジはこの問題で 2018 年ごろから大きな非難をうけるようになり以後無差別爆撃封印しています。そしてこちらの方がより実践的な問題なのですが、コストパフォーマンスが極度に悪いという問題がありますいくらサウジ油田をもち金満国家からといって爆弾をあまりにも大量に無駄弾にしていれば負担になります。あまり知られていないことですが、実際サウジアラビア中国について世界三位軍事費支出大国になっています。これは上記のような非効率作戦が原因で、サウジアラビア財政は痛みつつあります(そうしたサウジの苦境を悪用しているのが孫正義というわけです)。

ハディ派の弱さについては、元々弱いとかそもそもサウジ傀儡でありそこまでやる気がないとかそういったこともありますが、また別の事情もあります。その別の事情というのは「フーシ派は強い」という問題と裏返しでもあるのです。

それはつまりどういうことか。フーシ派はあくまでも奪う側であり、ハディ派は守る側であるということです。ハディ派はもともとの正統政府ですからイエメン国土財産防衛する戦いを展開する必要があります。一方フーシ派の根本地方の小さな民兵組織ですから「守るべき既存リソース権益」を持っていません。なので彼等はハディ派と戦うにあたって都市がどれだけ破壊されようが民間人にどれだけ死者がでようが一切考慮することがありません(宗派も違いますし)。こうした姿勢の違いは戦闘力の違いに直結し、地上戦闘でハディ派がフーシ派を圧倒するという局面は初期におけるアデン奪還作戦以外で殆ど見られません。

ハディ派は強いフーシ派を攻撃するにあたって、地元部族を懐柔しフーシ派を攻撃させるといった戦法をとることがありますが、フーシ派はこうした敵対部族容赦なく殲滅してしまます

また、フーシ派が山岳民族的性質もつという点も重要です。一般に山岳民族というのは強いものです。グルカ兵などの事例にもある通りです。また、山岳民族である彼等は平地民との価値観をあまり共有しておらず、そうした点も彼等の強く残酷な戦い方を支えているだろうと思います

次にUAE背信という問題についてです。サウジ国内ではこの点がかなり問題視されているようです。UAE内戦介入開始当初からイエメン侵略を目論んでいました。ハディ派首都アデンでもUAE特殊部隊がうろついているだとか、イエメン南部離島ソコトラ島UAE侵略領土事実上組み込んでいるといった話がありますUAEのこうした態度は情勢を著しく混乱させ内戦を長引かせる要因になっています。またサウジ内では「UAE漁夫の利を得るために内戦の泥沼化を積極的に目論んでいる」といった観測もあるようです。

そしてイラン革命防衛隊の介入という問題ですが、上記の通り内戦の初期においてイラン革命防衛隊はあまりイエメン内戦に興味をもっていませんでした。しかサウジUAEによる介入が頓挫すると革命防衛隊による介入が本格化しはじめます。すなわち、フーシ派の占領地域拠点にしてサウジアラビア領土への直接攻撃企図しはじめたのです。このことの背景を理解するためには、イラン革命防衛隊という組織の成り立ちを理解する必要があります。先述の通りアラブではクーデーターを抑えるために軍を弱くするのが普通統治法です。これには例外がいくつかあり、たとえばエジプトでは軍が国家統治しているのでクーデーターの心配は少ないので精強な軍を維持することができていますイラン例外の一つで、イランはかなり独創的な方法でクーデーターを防止しながら軍を強化することに成功しました。それはすなわち

というものです。一つ目の対策については軍の指揮権天皇に直属させた大日本帝国軍とほぼ同様のものと言えます。故に、日本軍と同様のデメリットが生じることにもなりました。創業の功臣と君主が存命の時代は彼等のバランス感覚によって軍を適切に維持することができたのですが、君主が交代し創業世代もいなくなると軍を誰も統制できなくなってしまったのです。ようするにホメイニ明治天皇ハメネイ昭和天皇理解すればよいわけです。

二つ目対策について、革命防衛隊をつくるにあたって「イラン防衛ではなくイスラム革命防衛革命の輸出」を任務と定めてしまたことが問題になりました。彼等は事実上の外征軍となり、中東各所で怪しげなテロを繰り返す組織になってしまったわけです。さらにタチが悪いのが革命防衛隊が軍の能力を流用し建設会社物流企業を多数直接経営しているという点です。これにより、彼らは財源や物資の点でも政府への依存殆どなくなり極めて独立性の高い組織になっていますイラン政府の財源はかなりの部分石油に負っていますから政府本質的には戦争回避しようとします。一方建設業により資金を得る革命防衛隊にしてみれば石油産業が停止したところで知った話ではないので積極的に「革命の輸出」を手掛けるというわけです。

こうした性質もつ革命防衛隊イエメンに介入を開始すると積極策を採用することになるのは自明のことでした。イエメン派遣された革命防衛隊ほとんど中央の統制を受けていないと見られており、これは要するに日本軍における関東軍匹敵します。

こうした情勢のなかでイエメン内戦象徴する戦いであるホデイダ攻防戦がはじまります。ホデイダイエメン有数の港湾都市で外部から物資の輸入をほとんどひきうけています。この都市占拠することはすなわち外国物資を全てコントロールするということでフーシ派もハディ派もこの都市の攻防に全力を投入することになります内戦当初からこの都市はフーシ派が支配しており、ハディ派はサウジアラビア支援のもとなんとかこの都市を奪還しようと試みました。ホデイダの攻防が本格化したのは 2017 年ごろからで、以後ホデイダは激しい戦火に見舞われ物資の輸入は途絶えイエメンでは難民が大量に発生することになります

先述のとおりハディ派は弱く、サウジアラビア軍は動くものはなんでも爆撃する式の粗雑な無差別爆撃を加えることでなんとかフーシ派に対抗するといった情勢が続きました。こうしたフーシ派有利の情勢をみたイラン革命防衛隊2017年末ごろより弾道ミサイルをフーシ派に供与(といっても操作する人員革命防衛隊から派遣していたことでしょう)しサウジアラビア国土への直接攻撃を開始します。

こうした事態に至って危機感を表わにしたサウジ軍は 2018 年にはいってさらに爆撃を強化しますが成果はあがりません。そして彼らはついに致命的な誤爆事件をおこします。サウジ軍はスクールバス誤爆し何十人もの子供を死亡させてしまうという事件をおこしてしまったのです。これにはさすがに各国から非難が止まず以後サウジ軍は爆撃の対象前線ではなく後方のフーシ派の基地に切り替えることになりますが、これによりホデイダ攻防におけるフーシ派の勝利事実上確定しました。

2018年末ごろより国連によるホデイダ停戦工作が開始されます停戦調停中にも激しい戦闘応酬が続きますがフーシ派有利という情勢は変化せず、国連監視団は「フーシ派の勝利」という現状を事実上認める形の停戦を成立させました。これが去年末から今年4月ごろの話。

こうした状況のなかで革命防衛隊はあらゆる手段サウジアラビア国土への直接攻撃を続けていました。その攻撃の主力となったのが弾道ミサイルドローンによる空爆です。弾道ミサイルによる空爆サウジアラビア首都リヤドにも降り注ぎ100人以上の民間人犠牲になっていると報じられていますドローンについては、クアッドコプターのようなものではなくジェットエンジンを積んだ比較的大型の爆撃機で500kg程度の爆弾を積載し 300km の半径を攻撃できるとされています。これによる精密爆撃はイエメン内部でも利用され、ハディ派側の軍幹部ドローン爆撃によって多数殺害されるといった事件も起きています

そしてホデイダにおけるフーシ派の勝利が確定すると、フーシ派は国連との合意にもとづきホデイダから兵力の引き抜きを開始します。少数の警備兵力を「憲兵」と偽ってホデイダに残置するとフーシ派は主力をサウジアラビア侵攻にふりわけます。これが今年の 4 月から今にかけての話で、フーシ派とイラン革命防衛隊の猛攻をうけてサウジアラビア/イエメン国境要衝都市ナジュラーンが陥落寸前であると報じられています。またサウジアラビア空爆にあたってあらた巡航ミサイルによる爆撃も開始され、先日のサウジ南部空港爆撃ではインド人など外国人にも負傷者がでています

今、サウジアラビアは確実に敗北しつつあります







ではこのような酷いことになっている内戦がなぜあまり知られていないかというと、田舎内戦など誰も興味がないという問題もあるのですが、サウジの劣勢というのもその原因です。というのもサウジアラビア北朝鮮以上の独裁国家、統制国家なので自国イラン勢力との戦争で敗北しつつあるという事実隠蔽しているわけです。「イランの爆撃により100人以上の犠牲者がでている」という事実最近になってようやくサウジ政府メディアによって報じられました。以前は「イランミサイル迎撃した」だとか「フーシ派に猛爆撃を加えて戦果をあげた」だとかいった威勢のいい情報が散発的に報じられているだけでした。今少しづつですが苦境の真実サウジアラビア側が報じるようになってきています。それだけ事態悪化を隠せなくなったということでもあり、また危機感を醸成しようという思惑もあるのでしょう。

更に加えてですがサウジアラビアには「事態をこれ以上大事にしたくない」という思惑があるようにも見えます現在おきていることは事実上サウジアラビアイラン革命防衛隊総力戦」なのですが、サウジとしてそれを認めてしまうとイラン本土とも戦わなくなければなります。「イエメンのフーシ派という軍閥との小さな戦い」というフレームを維持することでなんとか大事にせずどうにかしてフーシ派だけを倒したいという希望が、事態矮小化させ報道管制するインセンティンブになっているように思われます

サウジのこの失態をみて「イエメンサウジベトナム」と評する人もいます。ただベトナムのように「やらなくていい戦争で消耗している」というよりは「強力なイラン革命防衛隊とフーシ派の前になんとか国土防衛しようとしている」というのが実態としては近いのではないでしょうか。

2019-06-15

anond:20190615090908

民主国家でも独裁国家でも賛成か反対かなんか調べて課税してないやろ

多数決こそが民主主義みたいに思ってる奴って何なの?

多数決独裁国家でも同じじゃないの? 独裁政権もごく一部の人間にだけ支持されているわけじゃなくて、多数に支持される。政権に歯向かうと殺されるんだったら、そりゃ支持するだろう。

民主主義多数決独裁国家多数決と違うのは、多数派になっても少数派になっても不利益がないこと。自衛隊廃止するべきだと主張しても存続させるべきだと主張しても災害時にちゃんと救助されること。税率を高くしろと主張しても、高くするなと主張しても同じ税率が課せられること。それが民主主義

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