ときどき、無性にアイドルっていいなと思う。
その瞬間に「アイドルとは何か」という哲学的な問いが頭をもたげる。
アイドルは医師免許や弁護士のような資格ではない。誰かが認定してくれるわけでもない。
「国家一級アイドル」という称号はおそらく自由主義の国にも独裁国家にもない。
ふわっとした国民的アイドルというイメージだけが先行する。
ごく普通の女の子を「某国では国民が熱狂する超一流のアイドルなんです」と紹介されることを想像してみてほしい。
本当かウソかわからないでしょ? ジンバブエドルを見せられて、これx100したら日本円だからって言われてもわからないよね。
つまり、アイドルっていうのはお金と一緒で「みんながそう信じること」によって成り立っているのかもしれない。
想像力を豊かにしていけば、道行く人も、職場の同僚もみんなアイドルに見えるのかもしれないぞ。
Permalink | 記事への反応(1) | 21:16
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実際、神と信者の在るところに信仰が生まれるのであって、神に相当するものは別になんだって構やしない オタサーの姫も信心からだ