はてなキーワード: 同性愛とは
※以下、断りのない限り、「淫夢」を「広義の淫夢(『真夏の夜の淫夢』に限らずゲイビデオを元とするネタや語録全般)」を指すものとして使用します。
https://note.com/jungle__penguin/n/n292d1cac852a
『今、改めて「淫夢ネタ」の問題点を整理する~今年も盛り上がるハッシュタグ #野獣の日 を見ながら』(以下、「元記事」とする)
について思ったこと。
元記事の筆者は①を大きく取り上げているが、俺はそうではなく、一番の問題はこれだと思っている。
参考にしたいコンテンツとして、ニコニコ初期の人気動画「あいつこそがテニスの王子様」を挙げてみる。
2.5次元舞台の走りとも言えるミュージカル・テニスの王子様の映像が、これもまた違法アップロードされたものである。
この動画、歌・セリフにいわゆる「空耳」コメントが付けられて人気を博した。
確かに演者の活舌が微妙な節はあるのだが、音程の不安定さ、2.5次元舞台の物珍しさ、また慣れない人間から見たらある種滑稽なミュージカルというフォーマットそのもの、それらのチープさが面白がられたのだろう。
一方の淫夢ネタでも活舌の悪いセリフ回しが「語録」化したり、設定や展開の雑な部分がネタにされたりと、両者に通じる点は多い。
滑舌の悪さや変なセリフをあげつらって笑ったり、音MADやコラ画像の素材とすることが??
いや正直言うと俺もやる。やるから人のことは言えない。でも人権や差別について問題提起する記事の中でこれ言ってるのは正気か?と思わざるを得ない。
他にも挙げればキリがないよな。
犯罪予告に使われるとかいうマジで悪ふざけを超えた域の唐澤弁護士。
大昔に弐寺のムービーで踊っていたのが突然掘り起こされてネタとして使われるようになったDAISUKE(これは確か本人も不快だと表明してたはず)。
昔Z会のCMに出ていただけで、声や顔をフリー素材化された人たち(亀井有馬とかはフリー素材化実質公認みたいな感じではあるけど)。
全く関係ないけど幼少期のゲイツと呼ばれて踊っている動画を使われ続けた子供。
etc...
その並びの中の1つに、「淫夢」がある。
淫夢ネタが問題だと言うなら、これらのコラ・MAD文化そのものが問題。淫夢に限った話ではない。
俺はこう思う。
「今となっては、ほとんどない。」
淫夢が着目されたきっかけは確かに、野球選手TDNが出演しているゲイビデオが見つかったことであり、
でも今となっては、どうだ。
「語録」が浸透してネットミームとなり、
「元ネタ知らないけどこの言い回しだけは知ってる」という人も増えた。
こうなってくるともう「北斗の拳知らないけど『お前はもう死んでいる』ってセリフは知ってる」とかと何も変わらない。
例えば
「ホモに人権はないから、ホモは肖像権ガン無視してコラ素材にしておもちゃにしても良い」
でも現状はそうじゃないんだよな。
最初に言ったように、元のコンテンツに関係なく職業俳優からホームビデオの子供?まで声や顔を素材化される文化圏、言わば人権無視パラダイスみたいな状態で、
その中で「淫夢だけは差別につながるからやめよう」と言うのであれば、それ自体が腫れ物に触る扱いであり、差別なんじゃないかと思う。
※ただ「ホモはせっかち」「ホモは嘘つき」とかの語録だけは、風評被害や差別につながると思う。たぶん。やめようね!
風化を待つしかない。
一方では腐女子の中には
最初から男同士が恋愛的な意味でラブラブだと萎えると言い出す人"も"いる
(どの程度の割合かは知らん)
そういう人はどうやら
「恋愛」ではない関係性(主従、戦友、先輩後輩、ライバル等々)に萌えるらしい
じゃあ男女間でそういう関係性のドラマでもいいじゃんと思うのだが
戦友だの主従だのライバルだののドラマの二次創作ばかり大真面目に作ってるのか
(普通の提督×艦娘のエロい薄い本しか見ない人には永久に理解不能な世界)
ミもフタもない話
無理に相手に気を使ったり
男たる者(女なんだから)こう振る舞わないと行けない
そうすると男向けの萌えアニメが
淫夢はただAVに出演しただけの実在の人間を20年以上晒し者にし続けている嫌なジャンルだと思う
BLは所謂ナマモノじゃなければあくまで空想の話だし「BLはファンタジー」と現実の同性愛者とは別物だって考えも強かった
いつの間にかBLもどんどん実写ドラマ化するようになったし腐女子もLGBTやポリコレ掲げてBLはゲイの味方で腐女子はゲイの理解者って言うようになったけど
BLは男性同士の同性愛者からは必ずしも歓迎されているとは思えないし、「BLに市民権を」って言っちゃう腐女子は何考えてるんだろうって自分は思って見てたから、やっぱり古のオタクたちのように隠れて楽しんでくれと思う。
特に星1
「原作と違う」
「非科学的」
「現実にはこんなことありえない」
「同性愛を分かった気になってんなよ」
もうね、凄いな。
まあこれで星2ならまあ分かるよ。
でもこれが星1の理由ってさ。
レストランのレビューで「味も接客も最高でしたが、料理の色彩がいまいちでした。人参とか入れたほうがいいかな 星1」とか抜かす奴なんて……いるんだよなあ……怖い……レビュー文化って崩壊してるよ。
客観的な点数に限らず主観的な体験に基づく評価を記載してもいいのは分かるけど、くだらん自分ルールに抵触したかどうかは流石に外せよ。
お前が上司から「営業成績はいいが、顔のほくろの位置が別れた恋人に似てるからお前の査定は永久に最低だ」と言われたらどう思う?
お前、それと同じだからな。
馬鹿に車をもたせるな、だっけ?
まさにそれよな
後半部分についてはここにある通り元々が男性と深く結びついた語彙だからという話に過ぎないよ
女性の関係については分析や言及が少ない、と思うならご自分でなさればいいと思うよ
本当に全くないのかは謎ですが。
確かに、同質性から来る女性への偏見や配慮のなさ(≒ミソジニー)はホモソーシャルの側面として槍玉に上がるだろうけど、同性愛差別がどうこうというのはマジで謎だし
そのホモと言えば男性の同性愛、ってのが至極浅い理解で、お前がそれに引っ張られてるだけだよねという気しかしないのだけど
ちなみにホモソーシャルの場合のホモというのは同一、同質の、という意味の接頭辞で、ギリシア語のὁμός(英語で言えばsameなんかと語根が同じらしい)が元。
この増田の読解力が低いのか、こちらの読解力が低いのか、あるいはその両方か
確かに「ホモソーシャル」という言葉は本来「性的関係を含まない社会的同性関係の話」を指す言葉だけど
実際にホモソーシャルという言葉は男性同士の付き合いに内包されると言われるミソジニー(女性蔑視)・ホモフォビア(同性愛嫌悪)を批判する時に使う場合が殆どだよ
例えば「ホモ」という言葉は本来ホモ・サピエンス(人間)の略称の筈だけど実際ただ「ホモ」と言うとホモ・セクシャル(同性愛者)を指すような物
女性同士の「性的関係を含まない社会的同性関係の話」を指してホモソーシャルという言葉を使ってる人はあまり見た事が無いし、大体男性批判がセットだよね
そもそもホモソーシャルという語自体が同性関係から同性愛(homoerotic)を切り取った、というか同性愛と対置されるような概念(性的関係は含まないものとして)のことを指してて、元々は男性間の関係を検討するために作られた造語だからだよ
「絶対やってるよなこいつら」ってくらい仲が良いのに実際性欲を向ける相手は女性で同性愛者である事も否定する男達が許せない人がホモソーシャルって言葉を作ったんだろうなぁ…
ホモソって言葉について調べたらしいけど結構認識がズレてるかもな。男性学とかの視点で勉強してみるとホモソの意味がわかるかもしれん。
「友情や忠誠心と言った男同士の好意は全て恋愛感情である」を絶対の真理だと仮定する
いや、これはホモじゃないから!と一般的な男同士の好意≠同性愛として扱うのは同性愛差別である
BLみたいにいじめられっ子がいじめっ子に掘られる・輪姦されるって事は学校ではあんまり無さそうだけど
刑務所や少年院で弱者が強者に強姦される事件が多いのは前から不思議に思っている
同性愛者は同性愛者同士で連帯できるし、移民は移民同士で連帯・自己肯定できるからマイノリティでも発言力を持つことができるのだが、
KKOは他のKKOが内心めちゃくちゃ嫌いだし自分自身のKKO性も嫌いだからな。KKO御用達メディアのなろう系を見ればわかる。
手段がチートにしろ天性の能力にしろ、自分だけ優秀になりたい願望がむき出しになっているし、結局「能力の高い者こそ慕われる」という価値観を補強している。
本当は能力に関係なく尊重・包摂される社会を、と言うべきなのだがKKOが求めているのは相対的幸福なのでそういう平等的理念とは合わないのだ。
ゆえに弱者男性論はもっぱらフェミニストの欺瞞を突くためだけに使われていて、本当に弱者男性を救おうとするための理論としては成立していない。
「二人ともこの先恋人を作らないで一生仲良くしようね!」って物もあるからなぁ
だから男同士で仲が良い二人を見ると「あ、恋人なんだ」って思う女性が居るんだろうし
それくらい仲が良いのに男同士は「二人ともこの先恋人を作らないで一生仲良くしようね!」なんて滅多に言わない、
仲の良い男同士を見るとすぐ「あの二人絶対付き合ってるよねー」と盛り上がったり、
あるいは「ホモソーシャルだ」とすぐに同性愛差別や女性蔑視に結び付けて怒る人達が居る
別に男同士で仲が良いからと言って恋をしている訳では無いし、必ずしも同性愛者や女性を差別している訳でも無いのに
どうして必ずそうに違いない、そうに決まっていると断定してしまう人が居るのか、僕には分からなかった
ある時「上司を尊敬したり主君に忠誠を誓うのは恋してるような物」みたいな事を言う女性の意見を聞いた時に思った
「女性にとっては男同士で親密である事は恋をしているのと同義」であって他の受け取り方は出来ないのかもしれないと
そう考えると「男同士で仲が良い=恋人同士であり付き合っているように見える」んだろうし、
「俺達はホモではない、仲が良いだけだ」という男性の弁明は同性愛者への差別だし、男同士で恋人としての関係性が成立しているならそこに女性が入る隙間は無い女性差別なんだろう
ホモソーシャルという言葉を使うフェミニストにやたら腐女子が多いのはそういう事なんだろうか?
【追記】
ためしにホモソーシャル、ホモソなどといったワードで検索すると
「男同士が仲が良い=そこには必ず女性蔑視・女性差別・ホモフォビアが伴う」と考えている女性と思わしき人達の意見が相当数ヒットした
中には「女性同士で仲が良い事もホモソーシャルであるのではないか?」という人も居たけど体感では数百人に一人居るか居ないかという感じ
まあその女性と同性愛者が排されたホモソーシャル的な関係を嫌いながらも
「BLの材料としては美味しい」とそれはそれ、これはこれと喜んでいる腐女子も居たし色々複雑なんだろうなあ
「ホモソーシャル」に、女性蔑視なんて意味はないんだけどな…(職場等がホモソーシャル的になると女性排除に繋がるけど)。「男性同士の友情や忠誠心」はホモソーシャルでしょ(ほぼ、言葉の定義そのものとして)
https://note.com/palette_lgbtq/n/nef751beeeb21
男同士で仲が良い事=女性蔑視や同性愛嫌悪に繋がる事(女性同士で仲が良い事に対しては使わない)みたいな言葉だと解釈してる
何でも百合呼ばわりする男は女同士で仲が良い=付き合ってるに違いないって決め付けてるのかな…特に女性声優をすぐレズ呼ばわりするような男とか
レズビアンでない女性にとって同性と性的な関係を持つ事はとてつもない苦痛だと聞いた事があるので
何でもすぐ百合呼ばわりして茶化すのは同性愛者でもそうでもない女性にも大変失礼な事だと思う、女性には本当に申し訳無い
舶来の同性愛タブー視が存在してなかったら絶対やってるよなこいつら、と思うことはある。体育会系っぽい男はやたらべたべたしたがるのが多い。
「絶対やってるよなこいつら」ってくらい仲が良いのに実際性欲を向ける相手は女性で同性愛者である事も否定する男達が許せない人がホモソーシャルって言葉を作ったんだろうなぁ…
そういう男同士の親密さを示す友情や忠誠心って考え方が憎いからあれは恋愛感情に違いないって決め付ける人も多いんだろうか
一つ謝らせてもらいたい
ホモソーシャルという言葉を作ったのが外国のフェミニストの方という事は某大百科のお陰でうっすらと知っていた
つまり↑の「男達が許せない人がホモソーシャルって言葉を作ったんだろうなぁ…」は完全に誤り、誤りを謝りたい
正直に言うとネットでホモソーシャル、ホモソという言葉を使う人は男性を批判するフェミニストやホモソ的な関係が萌えるらしい腐女子の意見ばかりが目に入った
つまり僕はそういう意見にムカッとして「ホモソーシャルという言葉は男達が許せない人が作った」と誤った事を書いた、その事を最後に謝りたい
見た感じ、無条件に愛されたいとか受け入れる無理矢理展開多くないか。なんかこう、愛情に飢えた自分の幼年期を投影してるのかとか勘繰ってしま
キリスト教などの宗教が文化や科学に与える影響が今もなお強いだからだろう
アメリカじゃ「進化論を事実として教えることを支持しない」という教育委員もいるくらいだ
欧米が同性愛者の牧師をプロテスタントが許したのもここ10年くらいの話
他にも上げたらキリがないがドーキンスブチギレもまぁ納得
http://www.flascience.org/?p=3494
日本においてはオウムや某新興宗教のイメージの影響じゃないかな (危ない・なにか買わされる)
あとは宗教に無知で日本が文化分離不可能なレベルの宗教大国という自覚がない
教典が無いだけなんだよなぁ
私の中ではフロルは女性的な印象が強かったんですが
確かに彼自身の性自認は男性でしたね…確かにこれを異性愛だと受け取るのは私のバイアスがかかっていたと思います
ただパタリロなど魔夜峰央先生の作品で描かれる同性カップルは異性カップルの置き換えだと私は思っています
作中に出てきたカップルは大体受け攻めが固定されていて、受けは子供を妊娠したり家事・育児を担当するなど一貫して「お嫁さん」的に描かれていますし
マライヒを代表にパタリロにおける男性同性愛者(主に青年×美少年)の受けはほぼ女性と言っても差し支えないんじゃないだろうか、と私は受け取っています
世界の流れもそうだし、特に日本は無宗教な人たちも多いことも1ファクターとしてあると思うのだけれども、
おそらく、ほとんどの日本人の人たちは、LGBTに対してとても寛容的だと思うの。
マ〇コ・デラックスとか、ミッツ・マン〇ローブとかテレビで出てもなんとも思わないし、
同性愛者だって、キリスト教義がどーのこーのなんて問題もないし、どーぞどーぞって感じだと思う。
寛容的っていうか、まあ興味が無いというか、そういう人たちもいるよねーくらいの認識しかなくて、
「同性愛なんてオカシイ!生物学的にも変だ!!近寄らないで!!!」みたいな人はほんの一握りだと思う。
なぜか主人公は「オレは・・・ホントは・・・ゲイなんだ・・・!!!」って告白したりするんだけど、
いや、黙ってればええやん。
周りはそんなこと言われても・・・ってなるだけだと思うんだけど。好きにしたらええよ。まじで。
どうして自分の性的欲求を他社に大々的に公表しなくちゃいけないんだろうか。
仮に「早く孫の顔が見たいわー」って言われたとしても「ワイ、ゲイやから」って言うか?
普通は「スマンな、ええ人見つからへんねん」ってごまかさないか?
秘密にする必要はないかもだけど、オープンにする必要もないだろう。
あかちゃんプレイがちゅきだからって、「オレは・・・・ホントは・・・あかちゃんプレイが好きなんだ・・・!!!」って告白するの?
私には10歳年の離れた姉が居た
姉は少年漫画をよく読む人で、幼い私にも自分の漫画をよく貸してくれた
私は現在20代半ばだけど、今でも漫画が大好きなのは間違いなく姉のお陰だと思う
ライジングインパクト、ヒカルの碁、遊☆戯☆王など2000年代初頭のジャンプ作品が好きだった姉は熱心にジャンプを買っていた
中でも姉はテニスの王子様が特にお気に入りで、今でいう所の推しは青学の海堂薫だった
私はテニプリに関しては姉と一緒にTVアニメを見るくらいであまり興味が無かった。それよりワンピースが好きでたまらなかった
姉はワンピースならサンジさんが特に好きで、私はルフィ、ゾロに次いでサンジさんは三番目に好きだった。
今なら本当の意味でサンジさんの良さが理解出来る。当時の私には、ちょっと大人なキャラだった
どうも姉は今思うと少女漫画より少年漫画の方が好きな人だったらしく、少女漫画はあまり貸してくれなかった
私も主にジャンプ派だったのでそこは気にしなかった。私はちゃお、りぼん、なかよしなどを読んで育った訳ではない。
「世紀末リーダー伝たけし!」や「花さか天使テンテンくん」など私が好きで買っていたギャグ漫画を姉も一緒に読んでよく笑っていた
まあ二人の間で一番盛り上がったギャグ漫画はボンボン坂高校演劇部だろうけど…本当に絵が綺麗な漫画だったなー、あれ
という訳で、私はジャンプで育ったジャンプっ子である。マガジン、サンデー、チャンピオンなどに掲載されていた作品は単行本で少し持っているだけだ。
ちなみにチャンピオンの作品だとやはり姉が私に薦めてくれた「覚悟のススメ」が好きだ。グロテスクな描写も多いが、同時にとても耽美な作品だと思う。
中学生以降は幼い頃怖くて敬遠していたあのジョジョの奇妙な冒険にハマってそれはもう奇妙な学生生活を送っていたような気がする。気がするだけだった。
少女漫画に関してはカードキャプターさくらなどファンタジー要素がある作品ならともかく、そうでない内容の漫画はその時あまり興味が無かった
姉が時々貸してくれる少女漫画もあの長寿漫画「パタリロ!」で、ギャグマンガかつ作者が男性という事でどうも正道の少女漫画ではないと思う
姉は花とゆめやプリンセスGOLDに一時ハマっていた時期があったと何年か前に教えてくれたが、私の趣味ではないと思ったのか雑誌を貸してくれた事は無かった
しかしやはり嗜好は似るのか、私は少女漫画を読むにしても「彼氏彼女の事情」「フルーツバスケット」などの白泉社作品や「エロイカより愛をこめて」などの秋田書店作品が多い
それ以外ではパタリロの中でパロディとして登場したポーの一族、風と木の詩、ベルサイユのばらなど昔の作品を少し齧った事しかない
私に少女漫画読みとしての経験値が圧倒的に足りていない事は分かる。長らくの間、私にとって漫画といえば少女漫画ではなく少年漫画だったのだから。
だからかもしれないが、あるいは全く何の関係もないのかもしれないが、私は今でもボーイズラブの良さがよく分からない
パタリロもボーイズラブ的な要素がある作品ではあるが、魔夜峰央先生は女性キャラを描くのが苦手でやむをえなく美少年を描いていたそうなので、パタリロの同性愛カップルはほぼ異性愛カップルと認識しても間違いないかも
萩尾望都先生や竹宮恵子先生など少女漫画の祖と言える人達の作品にもボーイズラブ的な描写はよく出てくるし、「こういうの好きな人多いよねー」と思いながら読んでいた
しかし私は、そういう大御所先生の描いた名作でも、ポーの一族やトーマの心臓のようなボーイズラブ的な要素がある作品より、11人いる!など異性愛的な描写が多い作品の方が自分に合う、と感じる
詳しくは知らないけれど、ボーイズラブというジャンルは少女漫画や女性作家さんが描かれた作品から生まれた、という話は聞いた事がある
私がボーイズラブ作品にどうしてもあまり興味が湧かないのは、基本的に同性愛要素が出てくる事のない少年漫画を育って読んだからか、はたまた生まれ持っての気質か、どちらなんだろうか
でもBL二次創作が好きな人って少年漫画好きな人多いよね?という事はやっぱり自分の気質の方かなあ。
幼い頃にBL系の二次創作に全く触れずに育ったこともあるのかもしれないけど、ボーイズラブの良さが分からない人ってどれくらい居るんだろう?
【追記】
タマネギ部隊、という主人公パタリロ殿下を護衛する武官達が作品に登場するのだけど、
この部隊は隊員のほぼ全員が同性愛者で、数少ない異性愛者は奇異の目で見られている
「女が好きなんてあいつ変態じゃないか?」とマジョリティの同性愛者がマイノリティの異性愛者を蔑む光景は、ギャグなんだけどどこか悲しい物があった
デビュー当初の読み切りなどには女性キャラがメインの作品もありましたが、ある時期から同性愛を扱った物が多くなりましたね
女性を描くのが苦手だったから代わりに美少年を描いたって何かで見た気がするけど何だったかなあ…
バンコランの奥さん(?)マライヒのモデルが魔夜峰央先生の奥さんとも何かで聞いた気がするけど…はて?
【追記2】
お姉さんに『崑崙の珠』と『ゴー!ゴー!ヘブン!』は好きか聞いてくれませんか……私は好きです。
今後機会があったら是非…姉は私の知らない漫画についてよく知っている漫画の師匠!みたいな感じです
徳大寺ヒロミ部長をボーイと呼んで良い物か…あの人性自認「女性」なんですよね…オカマと男性の恋愛も広義の意味ではボーイズラブなのかなあ?
逆に少女漫画に慣れ親しみすぎてたまにBL読んでもシナリオに必然性がない限り男女でよくない?ってなるなぁ(単純にイケメンより美少女が好き)。
これまで自分が触れたBL要素のある作品だと、所謂「受け」側の少年が少女のような顔だったり男性にモテモテだったりでこれ美少年である必要あるのかな?美少女で良くない?とはよく思います
確かに!自分の知ってる作品でも知らない作品でもこういう漫画を読んで育ったって話を聞くのは面白いです
BLというか少女漫画的恋愛全般が理解出来ないのでは?/BL=少女漫画的恋愛という意味ではなく、この増田は「BLが理解出来ない」のではなく「少女漫画的恋愛が理解出来ない」のでは?という意図です
BL要素のある作品は主に古典しか読んだ事が無くて、最近(?)の少女漫画もフルバとカレカノを読んだくらいなので確かに少女漫画やBLについては全然理解出来ていないと自分でも思います
ただ私の場合は作中BL要素も匂わせてある少女漫画(例えばカードキャプターさくらの雪兎さんと桃矢お兄ちゃんの関係みたいな)を読む事はあっても
男性同士の恋愛を中心に繰り広げられる作品を積極的に読む事はあんまり無いかもしれません…吉田秋生先生の作品は読んでみたいなあ、と前々から思ってはいるんですが…
【蛇足】
そういえば私は創作におけるボーイズラブにはこれまで生きてきて接点があまり無かったけど、同性愛者の人に苦手意識がある訳では無い
私の姉は90年代ゆず、スピッツ、KinKi Kidsなどのバンドに熱をあげていた事があって、同時期のJ-POPだと槇原敬之さんの曲も好きだったらしい
その影響という訳じゃないけど私も槇原さんの曲は好きだった。まあ長い間どんなときも。以外の曲を知らなかったけど…とにかく一曲しか知らなくても好きだったと言い張る
何年か前に姉と槇原さんについて話した事があるのだけど、姉は当時槇原さんの曲の中でも「Hungry Spider」が特に好きだったらしい。ちなみに私は「軒下のモンスター」がお気に入りだ。
この二曲は腹を空かした蜘蛛や軒下のモンスターという他者に恐れられる存在の視点から叶わぬ恋や秘めた想いが歌われているという点で近い物を感じる。
やっぱり感性が近いというか今現在の私の嗜好って滅茶苦茶姉の影響を受けているんだなあ…とこういう時に思う。
私は同性愛者の人がどういう立場に居て、どういう思いを抱えているか、我が身の事として理解する事はきっと出来ないだろうけど、
自分の思いを周囲に打ち明けられなくて苦しい、自分の好意を好きな相手に打ち明けられなくて辛い、嫌われたくない…という苦しみを感じるマッキーの曲には共感出来る所が多いし心が揺さぶられる
ところで姉、Hungry Spiderが好きで少女漫画初心者に薦めた漫画がパタリロって…やっぱり私には早すぎるから、と打ち明けなかっただけでボーイズラブ好きだったのかなあ…
20年ほど昔、カードキャプターさくらのアニメを雪兎さん目当てに見ていると言った時「へー、お姉ちゃんは雪兎さんが好きなんだ」くらいにしか思わなかったけど…
今思うと雪兎さんと桃矢お兄ちゃんの二人組が好きだったのかな、姉…私はその時さくらちゃんと小狼くんの二人が好きだったよ…
【蛇足2】