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2018-05-12

詩織愛海の「らぶ!」」第42回4月29日放送 346プロとある風習の話書き起こし

詩織「この番組は海を愛する…… 瀬名詩織と」

愛海「お山を愛する棟方愛海が」

詩織「新たな愛を見つけるラブ発見型新感覚ラブリーラジオです」

愛海「この番組は磯端交流提供でお送ります

愛海一人暮らしはじめたそうですね」

詩織「ええ…… 東京に来てこうしてアイドルお仕事軌道に乗り出したので……」

愛海「今までは346プロの寮に住んでたんですよね。

我らが346プロは、こういう寮を出て一人暮らしを始めるアイドルにみんなからプレゼントを贈る風習があるので、なにか贈るつもりなんですけど」

詩織「話を遮って悪いけど…… この話やめない?」

愛海「なんでですか!」

詩織「……あなただけじゃなく、これはもうプロデューサーやデスクのかたも含めた全員に言うけど

346プロのあの風習やめない?」

愛海「ええーーー!」

詩織「そのね…… 寮を出て一人暮らしを始めるアイドルプレゼントを贈るという最初は微笑ましいものだったんでしょうよ……

それが…… いまやもう単なる嫌がらせじゃないの……」

愛海「えええ!? 嫌がらせなんてそんな! 人の好意をそうやって穿った目で見るのはよくないよ!」

詩織「じゃあ聞かせてもらうけども…… 実はね、準備している子たちの情報漏れ聞こえているのよ……」

愛海「へー、じゃあ今からもうわかるんですね」

詩織七海ちゃんアクアリウム

愛海「海が好きな詩織さんにふさわしいプレゼントじゃないですか」

詩織比奈さん、手塚治虫全集

愛海面白い漫画!」

詩織「文香ちゃん日本古典文学大系

愛海勉強になる!」

詩織「つかさちゃん複合機

愛海スタジオまでの地図とか事務所に出す書類とか印刷するのに使えるじゃないですか」

詩織留美さんピッチングマシーン」

愛海アイドルたるもの運動大事ですもんね」

詩織「美紗希さんヘアスチーマー

愛海「髪の毛大事アイドルビジュアル大事以外のなにものですから!」

詩織「愛梨ちゃんピザ窯」

愛海食事人生の基本!」

詩織亜里沙さんグランドピアノ

愛海音楽練習は基本ですもん」

詩織「穂乃香ちゃん、いちぶんのいちぴにゃこら太」

愛海かわいい!」

詩織「肇ちゃん大関杯」

愛海飲み放題!」

詩織「……まだまだあるけども、言いたいことは伝わるでしょうよ」

愛海「みんな心のこもった素敵な贈り物じゃないですか。何が不満なんです?」

詩織「大きさよ!!!

愛海「おお…… きさ……?」

詩織あなたたち、引っ越すアイドルに渡すプレゼントの大きさがインフレしてるのよ! なによ、グランドピアノだのピザ窯だのピッチングマシーンだのヘアスチーマーだの、入るわけないでしょ!」

愛海「ヘアスチーマーは入るでしょ」

詩織「入るけど部屋に美容院にあるあれがあったら邪魔でしょ!」

愛海「そんな! 同僚からの心のこもった贈り物を!」

詩織複合機は私一人のためにはいらない!」

愛海コピーいかなくていいから楽じゃないですか」

詩織「あと、本贈る子たちも、量が極端なのよ! 辞書みたいな厚さの本が100冊近くあっても困るでしょうよ!」

愛海「ちなみに光ちゃんレンジャーキー全部だそうです」

詩織「なによ…… それ……」

愛海戦隊ヒーローのちっちゃいお人形みたいなおもちゃです」

詩織「全部って…… 何体よ……」

愛海キーなので本ですが、二百本以上はあると思いますよ」

詩織「だから、大きさと数よ! 大きさと数よ!」

愛海「笑美さんの新喜劇を撮りためVHSと、小梅ちゃん自称呪いビデオが入ったVHSは、合計で三百本あるらしいですね」

詩織「これわかったわ…… 自分が送られる立場になってようやくわかったわ…… あたしも次の誰かに贈りたくなくるもの…… 復讐連鎖は終わらないわよ……」

2017-11-26

ジャニオタ2.5次元アイドルを見に行った

唐突ではあります11/23パシフィコ横浜で開催されたMX祭 Vol.1「ARSMAGNA SPECIAL X'mas LIVE ~Several Winter Story~」に行ってきました。

いえ、参戦してきました。

きっかけは数年前他ジャンルにて知り合ったフォロワーさんの押しに負けて

…すいません言い方が悪かったですね。

フォロワーさんからの熱いお誘いを受けて行かせていただきました。

実は前々から行ってみたいなぁタツキくんかわいいな~~~とは思っていたのですが、私自ジャニーズ大好き遠征ピーポーでしてなかなか予定が空いている月がありませんでした。

しかし今回は偶然にも何の現場もなく、場所横浜、初現場としてはハードルの低い場所

有難くお誘いを受けることにしたのです。

はてさて、アルスマグナとはなんぞや。

2.5次元アイドルとはなんぞや。

そこらへんの詳しい設定(設定っていうと怒られることもあるらしいけど他になんて言い方すりゃいいか知らんから突き通す)は公式サイト(アルスマグナ 公式サイト 九瓏ノ主学園)だったり読んでもらえれば分かると思います

私も深くまではまだわかりません。

ただ、にわかの私がにわかのみなさんに伝えられるのは「とある学園の男の子たちと先生(とぬいぐるみ)」って思っとけばとりあえず大丈夫だと思います

というわけで、初めてアルスマグナライブに行ってみた感想備忘録程度に箇条書きしていきたいと思います

ちなみに観賞スタイル双眼鏡でタツキロックオンです。

メンバー呼び方呼び捨てにさせていただきますね。ご了承。

~物販~

FC会員はAとBに分けられてそれぞれの時間に買う。それ以外は一般枠で買う。

FCのA枠の時間から物販眺めていたけど、混雑改善のための組み分けの意味を成していないような…

 物販出口付近で溜まっていたファンの方々は出口からまた会場内に入っていったりしていたので、そりゃ結局ロビー内の混雑は解消されていないよね。

 スタッフの人数が少ないから裁ききれない→グッズが何があるか大きなボードなのに表示していれば事前に何を買うか、いくら用意しておけばいいかが分かるので会計時間短縮になるよね。これはジャニ方式

 そもそも物販への案内が不自然。パシフィコ着いてもどこで物販を行っているか案内表示がないため分からない。

~入場~

・S席とA席に分かれての列形成

→列形成下手くそすぎる~~~!!!柵もなにもないところで折り返し作っても、早く入りたい気持ちでどんどん折り返し距離短くなるのなんてわかってることでしょう!?!?

 スタッフ最後尾に一人は少なすぎる。どれだけファンへ厚い信頼を置いているんだ。

・デジチケは画面にスタンプ(?)のようなものを押されて入場

→ここはスムーズ問題なし。むしろジャニーズにも見習ってほしいくらスムーズでした。

 (ただ何にでも言えることだけどデジチケってさみしいよね。私紙チケ保管したい人だからさ。)

ライブ

・オープニング

→会場後方から登場。座席中央通路でパクがおしりフリフリしてて可愛かった。近くで見るタツキが可愛すぎて死ぬかと思った

・ひみつをちょーだい

アルスマグナの曲で一番好きな曲だったから単純に嬉しかったしテンション上がった。

 落ちサビ「最後聞いて恋のひみつ~」が大好きなのでもう普通に泣きそうになった。

 コンちゃんの手を持って客席指さししてたタツキが可愛い

ボカロメドレー

→おねシンのタツキたまに雄の顔しててしんどかった。腰ぬけるかと思った。あとポジが0ズレで双眼鏡の中でずっと目が合ってた。好き。

 ぴんこすてぃっく(?)のときにパクがしてた顔が面白すぎた。はわわ~~~みたいな顔してた。(は?)

MC

自己紹介の一人終わるごとに「アキラーーー!!!」って名前呼ぶシステムに驚いた。

→タツキがいちいち舌足らずでかわいい

先生は脂っこいものを控えているらしい

MXさんにお礼をいうみんなえらいかわいい

アキラ「そろそろ俺行かなきゃ!」時計を見る仕草 タツキ「時計もないし予定もないでしょ。ボッチマス。」 突然の辛辣

→パク「それじゃ俺はヒュードロンします!」くるくる回りながら退場かわいい

ここのMCの一人ずつ捌けるスタイルはもうちょっと改善した方がいい気がする。可愛いけどグダグダ感否めない。どうせダンサーさんがいるんだから一通りMCしたあとinterでも入れてダンサーと入れ替わりながら抜けていけば自然では?


アキラ

衣装が好きすぎた。赤チェックマラーダッフルコート最高

→席が中央より左寄りだったからか左のスピーカーの音の悪さが気になる。

→タツキのキーが安定してなくてオケハモと合ってなくてちょっと気持ちわるい。


・泉兄弟

最初ダンサーさんの舞踏会パート、なんでクリスマスなのにベネチアマスクのようなものつけているんだろう。ハロウィンっぽさ出てる。

→泉のピアノなぜグランドピアノじゃない。なぜ。一気にチープさ出てる。当て弾きだと思うけど譜面で隠すくらいなら舞台装飾上段にピアノ置いて、もうちょっと情緒的に弾き真似させてもよかったんじゃ?あれじゃ近くの席の人には見えてるよね。

→なんで手袋外してるのか初見にはわかりにくい。以前の舞台ストーリーの続き?

→それにしたって泉のビジュ強い。踊ってるときの指先が好きすぎる。


・パク

→ずっと会いたかったパクドル。気になりすぎてたパクドル

→花占い「へいわ~へいわじゃない~」いや、花でけぇよ!!いつおわるん!?!?

ヒーロー可愛い。え、かわいい。え、好きかも。


・タツキ

→ずttttttttttttttttttっと舌足らず。可愛い七面鳥狩り#とは。

→夢路が好きすぎるからタイムリープしてピューロお茶会に行きたい。

→正直泣いた。コンちゃん「これで僕がぬいぐるみの時もずっとそばにいれるでしょ」泣いた。ちなみにライブ終わりに設定集読んでさらに泣いた。

コンちゃんリフトするタツキがイケメンすぎた


アキラ×シレン

シレン階段で足グネる。大丈夫だったのかな。

→二人とも歌うまい~~。後半転調したところはキーいかな~~~。

→ちなみにこの二人の関係性もよくわからないので初見殺し


・心わーるど

→そーきゃん(?)みたいな合いの手の時に兵隊さんの帽子を叩くタツキが可愛すぎた。


先生

→なにがおきているの


みかんじゅく

→え、好き

→え、好き

青春アミーゴじゃんこれ。え、好き

アキラの腰まわしながら腰を叩く振付が好きです

→私のメモにはすごく大きな字で「揺るぎないシンメ感」と書いてあります現場からは以上です。


・恋の容量∞

→初っ端タツキと先生がぐだって

先生が間奏のお手振りポジ移動すべて間違ってた

→何故か2番からは私も踊れるようになってて楽しかった


勝手親衛隊

→タツキ「玄関の鍵閉めたから。チェーンもかけたから。」

→ワイ「おっけー。抱いて。」


ちょっとこのあとからメモが消えているので覚えているところあげると

新曲好きな感じです

・タツキの衣装可愛い。後ろのおリボンが最高。

まり先生の盛り上がりエグイ合いの手覚えたら楽しそう。

・曲と曲の間のファンからの声がすごい。会話しようとしてるの?そういうのアリなの?私的にはアリエナイ。



全体的なイメージとしては申し訳ない「初見には難しいグループ」ってイメージでした。

特にソロパート初見ガン無視感は否めない。

私はなんとなく設定やらは知っていたけどそれでも今までの現場に入っていないと、情報追っていないと分からないような設定が盛り込まれすぎててちょっと置いてけぼり感はあったかな。

ただ、ダンスレベルはやっぱりすごい~~。ずっと動画で見てきたけど生で汗かきながら踊っているところ見ると感じ方がこうも違うかって衝撃。

今回のライブで完全にアキラくんのこと好きになりそうでしたね~~~。みかんじゅく。覚えました、みかんじゅく。


過去DVDとかも見てみようと思いました。

また機会があればぜひ参戦させていただきたい。今度はもうちょっと掛け声やらを覚えていきたいな。

2017-10-06

anond:20171006154409

グランドピアノが欲しいところですが

両親がなくなったら改装ついでに購入予定ですね

今はおっしゃるとおりピアノタッチ電子ピアノを買うか検討中で、

紙に鍵盤の絵をかいて指を置くくらいでしょうか

この年齢になると体を動かしていくのと併行して楽典コードなどの理論を詰め込みながらいくとすんなり入ります

しろそのような教育をなぜしてくれなかったのかと思いますけどね

私は発達障害なので、なおさらそう思います

「こうやればいんだよ(仕草)」なんてされてもわからいから、理屈でおしえてくれたらいいのに

学校教育ではそういうのないですから

クラス全員にピアノ演奏させるなんてこともないですし(一部のピアノを習ってる子供たちが優先される)

ちょっとしたルサンチマン意識学習しています

それが独学の励みになることは確かです

2017-06-28

グランドピアノキーボードセクシャル

やっぱりね。

Aさんはブラインドタッチの時ほとんど音が立たない(そういうキーボードでもあるけど)。

上司のBはうるさい。原始人にキーボードを打たせた方がまだ静か。

Aさんのブラインドタッチはなんであんなに美しいのだろう?

ピアニストだった。

やっぱりね。

2016-01-15

豪勢な結婚式披露宴をする理由一般人なのに)

一般人大手民間企業女性総合職独立して起業した男性)が、まるで芸能人女子アナモデルがするような豪勢な結婚披露宴をする理由って何なんでしょう。

フォトギャラリーが送られてきたのですが…内容がドン引きw式場のカーテン越しの光に目を細める新郎、長椅子に不自然な格好で横たわるウェディングドレス姿の新婦、何故かグランドピアノの前で新郎新婦がお互い違う方向を見つめて手を取り合っている後姿の写真、他にも色々と新郎新婦の不自然ポーズで撮られた写真の数々が沢山来ました。何か、東京カレンダーの変な小説?に出てくる様な参考写真彷彿させられました。

モデルたちのビジネス用のインスタグラムみたいでした。不自然ポーズの中に「幸せな笑み」「無表情でアンニュイ」「プロモーションビデオのワンシーン的なアレ」みたいな。

お美しいのですが、これは誰得なんだろうかと。ナルシストなのだろうか…。因みに、ご祝儀を幾ら包んだら良いか解らないレベル結婚式だった。式場やメニューやら諸々見たら色々察する位。やっぱりトンデモナイ豪勢な物が出てきて、ヨーロッパ貴族か?と思う位。

日ごろのFBもいわゆる「キラキラ系」なのですが、新郎起業したという事で、新婦ブランディングも兼ねて一所懸命「しっかりリア充やってます」「奥さんの仕事ちゃんとやってます」「富裕層生活してるでしょ?」アピールする事で起業が安定している事を暗にPRしてるのかなーとは思って「奥さんも、そういうPR活動が大変だなー」位に思ってたのですが…。

遅れて式を挙げた二人の披露宴の煌びやかな様もさることながら、このフォトギャラリー…。

一般人なのに芸能人女子アナモデル並みの豪勢に決めてる結婚式を挙げる人達ってどういう心理なんでしょ。

2015-10-26

グランドピアノの蓋を開けようとしたら噛みつかれそうになった

お腹が空いていたらしい。

2015-09-22

http://anond.hatelabo.jp/20150921171417

先入観すごすぎて笑った。

うそう、私を笑ったお客様たちもこういう勢いだったな。勝手に設定作って口から飛ばして無理!絶対無理!って。たった6行に長文乙。

専攻はピアノヴァイオリンではありません。うちにはグランドピアノはありません。

「昨年の」年末になんて私どこに書きました?おかしいなあ。別れたのは数年前です。

海外勉強したいとは言ったけど音楽をとはお客様に言ってませんよ。んもう。

日本ニュースになるような大きなコンクールリサイタルではありません。リサイタルにもいろいろありますし。それでも、自分の中では今ひとつの達成感があります

どうして感動しない内容を増田に書いちゃいけませんか?大きくなければ成功は自慢しちゃいけませんか?

妄想音大をご存知のようなのでちょっと訂正しますが、ピアノと一部の弦以外はブラスバンドから入ってくる人もいますから、家にピアノも防音室もない人は多いですし、藝大が本命で滑り止め私立に入った人は大学先生につかずに入学して振り分けられる人もいますよ。声楽であればもっと遅くて高3で合唱から声楽転向して藝大に入る人もいますピアノヴァイオリン特殊で、大学に入った時の順位のまま卒業すると言われているほど若い時代に完成が求められます

あなたの知っているものけがそのすべてではありません。

信じたくなければ信じなくてもいいです。渡航前に失恋して増田に長文書いてボロクソに叩かれたのが懐かしくなって書いてみただけですよ。

2014-06-15

鏡の前でドヤ顔してみた。

何となくぎこちない気持ち悪さが・・・

あれはリア充ではないと出来ない表情か。

しか自分人生全体が非リアの糞だけど。

リア充とは何だ?カネに不自由しない生まれ育ちの人間じゃないとなれない存在か。

グランドピアノがある家に生まれ育たないとリア充になれないのか。

アルバイト経験は無いけど財布には福沢諭吉が常駐していていないとリア充になれないのか。

成人式の日に親からカローラプレゼントされないとリア充になれないのか。

金欠貧乏人は遺伝子のものが劣っているという思想信条を持っていないとなれない存在か。

何であそこまで自信満々なのか。ヤリチンヤリマンからか。

数種類の女性器or男性器について批評出来るほどの経験があってこそのリア充なのか。

リア充ドヤ顔がむかつく。むかつくというよりは限りなく純度の高い劣等感である

なぜ自分人生は糞で、他人の人生はうまくいくのか。

2012-11-24

http://anond.hatelabo.jp/20121124164414

お家にグランドピアノがあって練習してたけどぜんぜん上達しなかった

ヱヴァンゲリヲン疾走する。情弱は追いつけない。

音楽評論家宇野功芳に「メータ(注:インド出身指揮者)のブルックナーなど聴くほうがわるい、知らなかったとは言ってほしくない」という言葉がある。

その言葉にならうのであれば、本作を過剰に批判する側にも、称揚する側にも、「ヱヴァンゲリヲンはそういうものなのだ。知らなかったとは言ってほしくない」の言葉を添えたい。

「Q」はアップデートされた「エヴァであるから「旧作の狂気が帰ってきた」と称揚する評は間違っている。「意味がわからない、映画としての書法をなしていない」との評価も間違っている。

見る側を常に裏切るのが「エヴァなのだ

庵野新劇場版を作る前の宣言文でいった。

「この 12年間エヴァより新しいアニメはなかった」と。

その言葉伊達ではなかったと、冒頭シーンで感じないものがいればそれは不感症なのだ

あの冒頭シーンを見てこの作品を全否定するその神経が分からない。

そう、まずはヴィジュアルの評価から入ろう。

状況の分からない空間戦闘からノーチラス号の発艦シーンまでの息詰まる緊張感と圧倒的なヴィジュアルにため息をつかないものがいるとすれば、それはブーレースの演奏するマーラーを前に「精緻にすぎる」などと見当外れの批判をする童貞ラヲタのようなものだ。

圧倒的な美しさ、スタイリッシュさ、その疾走にはに頭を垂れるしかない。涙は追いつけない。

参照される古今東西映像作品の断片に庵野の美意識が振るわれ、結晶として屹立するその様はベルント・アロイス・ツィンマーマン音楽を思わせる。

ネットにもビジュアルに対する批判は少ない。

あるとすれば、脚本、演出による。

しかし、どれも的外れものに過ぎない。

いくつか代表的なものあげてみよう。面倒なので3点に絞る。

1.いみがわからない

私も意味がわからなかった。もう自己パロディしか思えないほどのとっちらかった謎、伏線、設定に呆然とする気持ちはわからないでもない。

しかし、こうした要素は「わからない」ことも含めて、自らを「サービス業者」と規定する庵野の「サービス」であり、そのインタビューにもあるように「酒のツマミ」として楽しむべきものなのだ。すでに2ちゃんには解釈をめぐりいくつもの「名解釈」が登場している。そこにエヴァ本質はないのでその解釈論争の成立自体「そういうもんだ」と楽しむのが正解だ。「しらなかったとは言ってほしくない」

だいたい、我々が生きているこの世界自体、意味がわからないだろう。

2.登場人物の行動に整合性がない

そうだろうか。ある程度登場人物のおかれた状況に寄り添って、「補完」すれば整合性は保たれてはいいか?たとえば「破」で「行きなさいシンジくん」と煽ったミサトが「Q」で別人のように冷淡だというのも「ミサトの14年間の辛苦」といったもの忖度すればあながち整合性がとれないわけでもない。

だいたい、我々が生きているこの世界の人物自体、行動に整合性がないだろう。

3.リアリティにかける

ゲンドウと冬月の「二人のネルフ」はどんな金で動いてるんだとか、吹きっさらしのグランドピアノがなんであんなに綺麗なんだよ普通さびるだろとか、まぁ分からないでもない。

しかし、エヴァとは「私小説なのだプライベートフィルムにおいて、美意識表現される「わたくし」の前に「世界」のリアリティはある程度犠牲になるのだ。

つーか、あの廃墟、ぐっとくるじゃん。それでいいんだよ。

だいたい、我々が生きているこの世界の自体、リアリティがないだろう。

同様に依存症にも似た称揚にも目が当てられない。

4.狂ったエヴァが帰ってきた。俺たちのエヴァだ。

どこ見てんのかね。この「狂気」は完全に「作った狂気」だ。綺麗にまとまりすぎているし、旧劇場版アドリブ奏法のようなどこに行くのかわからない狂気ではなく、計算された狂気だ。

「序」と「破」をいったんたたき壊すための仕掛けであり、旧劇場版の「狂気」に魅せられて未だに90年代から一歩も動けていないものへの「釣り針」だ。

から、この「狂気」に「狂喜」するものは救いようがない。

この作品は「シン」へのかけ橋である以上、注意すべき点は以下の3点に絞られる

・旧劇場版とほぼ同じ立ち位置にいる「無限に後退していくシンジ」をQで再度設定しながら、決定的に違うのは旧劇場版シンジの周りにはダメな大人と壊れたアスカしかいなかったのに、新劇では導き手としてのアスカとマリが設定されていること。

・旧劇場版で「鬱シンジ」を否定し、「序」、「破」で設定した、ポジティブな「シンジさん」(セカイよりもポカ波を選んだシンジ)も「Q」で全否定したこと。

・露悪的な破壊の中で、通奏低音のように「やり直し」「成長と大人になること」「社会とつながること」を流していること。

上記を踏まえると、庵野<旧劇場版で引導を渡したはずの「エヴァ」に依存するヲタク>をもう一回、別のアプローチ説教しようとしているように見えて仕方ない。ヒントは同時上映された「巨神兵東京に現る」に流れていたようにも思える。

我々は上記3点の「伏線」に「シン」でどうオトシマエが付けられるのかを見守るべきであり、やはりつまらぬ結論ではあるが、それまで判断を留保すべきなのだ

つーか、こういう厨二病全壊な文章をかかせるエヴァさいこうって話ですよ。

2011-04-02

ピアノが弾けるようになりたかった

もともとお金がある家じゃないので、ピアノなんて買えない。

じゃあピアノ教室は?僕が物心付く前に泣くほど嫌がり、叶わなかった。人生最大の過ちである

今齢24を前にして、小学校よりはじめた適当管楽器打楽器をこなすが、それでも不満だ。

ピアノだ。

ピアノが弾けねば、こころかばず。

何もリストだのショパンだの名作曲家ピアノ協奏曲を弾きたいだのと野暮を言っているのではない。

家にあるのは電子楽器打鍵の重みのひとつもない、くそったれなキーボードだけだ。

こんなのでは練習にならない。

というわけで貯金している。

グランドピアノとは言わずも、まあ本格的なピアノが欲しいから

まだ足りない。

まだまだ足りない。

というか先月会社倒産してそれどころではない。

ああ、逝きたい。ああ、生きたい

2010-03-22

いまどきワードサラダスプログ

Yahoo!ブログ検索地域情報検索してたりするのだが、このワードサラダバカが鬱陶しくて仕方がない。こういう手合いに宣伝を依頼してるのはどういう神経なんだろうか?

こいつらは一見ノーマルなブログの体裁ながらコピペしたようなワードサラダエントリーを織り交ぜている。

少し検索しただけで以下のものが見つかった。

しばらく保守してやる。死ね

http://henteko.blog13.fc2.com/

http://kimagure2007.blog108.fc2.com/

http://hun0501.blog58.fc2.com/

http://konnrokoganemochi.blog100.fc2.com/

http://okodukaidehappy.blog88.fc2.com/

http://decencia.blog63.fc2.com/

http://nayu06.blog39.fc2.com/

http://cucucci.blog33.fc2.com/

http://mk2mkkh.blog91.fc2.com/

http://yfhatiyomunobo.blog68.fc2.com/

http://neco39.blog99.fc2.com/

http://sionn15.blog106.fc2.com/

http://necocotry.blog43.fc2.com/

http://sugarplanet.blog56.fc2.com/


http://loli15.269g.net/

http://forevergirls2009.seesaa.net/

http://piyokorin.seesaa.net/

http://ninjapressblog.seesaa.net/

http://tororin-yunika7.seesaa.net/

http://doragonzissen.seesaa.net/


http://ameblo.jp/o-mo-i-de/

http://ameblo.jp/lm185416/

http://ameblo.jp/q08/

http://ameblo.jp/happy-familylife/

http://ameblo.jp/otameshika/

http://turezure.blogmin.jp/1456711.html


http://nodiggity.cocolog-nifty.com/blog/

http://do-akiey.at.webry.info/

http://komikan.blogmin.jp/

http://matujyun36.blogmin.jp/

http://blog.livedoor.jp/maedatmj/

http://blog.livedoor.jp/c_o.b_c/



どんな業者なのか、はたまたマルチなのかは知らんがこんなことに荷担するヤツらはみんな超嫌われてしまえ。くそったれ

ちなみにこのワードサラダを使って宣伝しているWebは以下の通り。リンクすることである程度アクセスされてしまうのが不本意だが、晒す意味リンクしておく。

^全身脱毛ができる脱毛エステサロン【ルイーズ銀座東京銀座駅徒歩3分

2009-07-16

自分探し芸術はやめとけ

音楽したいのに芸大にこだわる理由はなにも見つからないな。

音楽したけりゃ、やれよ、と。

一人で生きてく覚悟をして、どんなに孤独に苛まれても、自分の信じる音楽のためにこそ死ねよ。

つまらんプライド馴れ合いたい怠情に流されるなよ。

誰に何を言われても我関せずで生きていけないなら、芸術なんか目指すなよ。やめちまえ。

ピアノが弾けないのがどうした?初見演奏なんて訓練じゃねえか。

自分の訓練が出来ないなら諦めろ。諦めて他の方法を探せ。芸大も音大も捨てて、それでも作曲すればいい。

死ぬ覚悟ってそういうもんだろ?

教師に見捨てられて死ぬって、何のためにだよ?自分プライドを守るためか。さっぱりわかんねえ。

それとも、芸大アカデミックなことを教わらないと作曲出来ないと思ってるのかな?

デッサン習わないと絵が描けないってのと一緒だな。

結局は他人に評価されたいだけだろ。芸大作曲科なの!凄い!って言われたいだけか?

卒業したらどこの大学を出たかなんて何の役にも立たないぞ。

毎年作曲科を定員通り15人づつ卒業しているとして、果たして何人が作曲生業に出来ているのか。

芸大出て、自分の作りたい音楽がそのまま認められて食ってる人間が何人いるのか。

大学なんてそんなもんだ。


芸大に行くことより、やりたいことやって生きてく方法を考えてみたらいい。

親のスネかじり続けて、女のヒモになって、パトロンごますって、それでも好きな作曲を続ければいい。

作曲するためにだけ生きればいい。あらゆる物を食い散らかして、人に迷惑かけ倒して、それでも作曲すればいい。

私学の高校に雇われて教員やりながらせっせと作曲するってのも堅実な方法だな。

理科ならまだ何とかなるかもしれんもんな。それでも奇跡だな。

諦めがつくまでやりたいことやってれば、どこかで成功するかもしれないしな。

運良く誰かに認められるかもしれん。賞が取れたりするかもしれん。

それでも最後の最後は誰にも看取られること無く、楽譜を抱いて死ねかもしれん。

それでもいい、ってのが覚悟ってもんだろ。

ああ、そうそう。

俺の爺さんは日本音楽コンクールで入選2回、1位1回取ってるんだが、エンジニアだったよ。

休みの日にはグランドピアノをぐらぐら揺らす勢いで弾いていたそうだ。

爺さんが勉強に使ったであろうヒンデミットスコアを持ってる。爺さんの朱書きがはいったスコアは迫力満点だ。

爺さんが1位を取った曲は交響曲。手書きのスコアが残ってる。出版されなかったし、演奏されたのも1,2回のことらしい。

それ以外にもスコアがたくさん。わかりやすい歌曲もあるが、難解な十二音音楽と思しき楽譜もある。

爺さんは家族を養って、それなりの遺産を残して死んだ。

幸せだったのか、不幸せだったのか、本当のところはわからない。

死ぬ間際までピアノを弾いていたそうだ。




中途半端自分探しのために、芸術はやめとけ。

そいつは中途半端な奴に触れないぐらいに熱くて冷たいんだよ。

俺はそいつに触れたがために凍ったままに燃え尽きている。

http://anond.hatelabo.jp/20090715014831

2009-06-22

http://anond.hatelabo.jp/20090622134944

叩くよ。

いるいる。こういうママ

最近、見たのは、

「うちの子ね、(中略)だから、うちの子には、ピアノ才能があると思うの。でも、うちって、集合住宅でしょ?だからグランドピアノとか買っても、置けないじゃない?このままじゃ、せっかくの才能が、(以下、省略)どうしよう」

とか、言ってんの。

で、気付いたんだけど、これって単なる自慢だよね?

最初の「才能があると思うの。」が言いたいだけでしょ?

だって、大抵の場合、他人の家の経済力なんかどうすることもできないのって、明らかでしょ。これ、全然、相談とかじゃないよね?

しかも、前に1回だけ、

「今から、そんなに心配しなくても、、、」

とか言っちゃったらさ、もう、すごい大変。

いかにその子が才能に溢れてるかについて、力説された。たんたんと小1時間くらい。

「他の子とは違うんです」って、6回くらい言ってたし。

その代わり、

スポイルされろ」

って20回くらい、心の中で、念じてやったけど。

っていうか、このママさ、

お金がない家の子は才能があっても、それなりにしか成長しないのかなと思うと悲しくなります。

せっかくのいい素材が親の不甲斐なさで台無しになるのかなって。」

とか書いてるけど、

慶応の幼稚舎クラス幼稚園に通わしてない親は、不甲斐ないって思ってる?

子供才能台無しにしてるって思ってる?大体、台無しってなに、、、

それとも、平凡な子供には、一般の幼稚園で十分ってこと?

あーあ、なんか疲れた。

はいはい、仮想敵、仮想敵。

夕飯でも作る。

2007-11-18

http://anond.hatelabo.jp/20071118150854

証拠として使えるもの

矛盾のない信頼できる証言

・実物の写真や遺構

ガス室の設計図等の紙の資料(ほとんど残ってないらしい?)

証拠として使えないもの

・裏付けが取れず、単なるうわさ話、怪談の域を出ない証言

ガス室でないと明らかにわかる写真や遺構(レプリカを含む)

・全く関係ない資料(たとえば、やせこけた収容者の写真は、飢餓病気虐待の証拠にはなるが、殺人の証拠にはならない)

ガス室があったとする証言も、「その証言通りの設計や運用だったとしたら、本当にガス室としての機能を果たせたか」(収容能力、処理能力、機密性、実現性等)をきちんと検証すべきだけど、今のドイツではそれを検証するとお縄になってしまう。

それはちょうど、「俺は三畳一間のアパートに住んでるけど、そこにはグランドピアノと100インチの大型テレビがあって、十二人のメイドさんが俺のために住み込みで奉仕してくれるんだ」なんて抜かす奴がいても「それって単なる妄想だろ」と突っ込みを入れるとタイホ、ってのに似てる。

もし検証の結果、ガス室は証拠不十分となると、イラクの「大量破壊兵器」とやらみたいなもの。そうなると、単に連合国の口実に使われたに過ぎなかったかもしれない。

2007-03-25

遠い記憶、鮮やかな記憶

毎月ポストに投函される地元ローカル情報誌

美味しい店紹介とか新しくできた美容室ピックアップなんかがあって

身近な情報が得られるのはなかなか面白いので、毎月割合楽しみにしていた

その月もいつもと同じように投函された情報誌

なんとなくぱらぱらとめくっていると、巻末の「催し物」ページに目が行った

地元市民会館やらホールやらで絵画の展示やバザーが行われる、その案内のようなものだ

児童劇団第3回公演、パッチワーク講習、親子マラソン大会、はじめてのパソコン講座…

この狭い地域でも思ったより多くの催し物があるということに驚きつつページをめくる 

そこでふと見慣れた名前を見つけた

地元出身のピアニスト

そんな小見出しをつけられて仰々しく紹介された名前

少し変わった苗字だから同姓同名なんてあまり無い

何より小さく載った顔写真は昔のままだったから確信した

公演の日付は、3日後

その日入っていた予定をすべてキャンセルして、私は気づくと会場にいた

会場時間ジャスト入り口チケットを買う

せいぜい300人程度しか収容できないホールには驚くほど人が少ない

その事に何故か私は納得しつつ、ホールの一番後ろの席に腰をかけて開演を待った

指先が少し震えていた

すーっとホールの照明が落ちる、と同時に私の震えはすとんと停止してしまった

スポットライトを浴びて黒いグランドピアノ舞台に浮き上がる

そして、ぱらぱらとまばらな拍手を受けて、彼が舞台の裾からゆっくりと歩いてピアノに向かい合うように静かに座った

やっぱり彼だった、間違いない

長い月日が経ったけれど、あの頃とまったく変わっていない姿

もしかして彼の時計はとまってしまっているんじゃないかと不安になるほどに

彼のピアノの音が狭いホールに響く

クラシックに疎い私は曲名も作曲者もほとんど知らないのだけれど、それでも彼が奏でる音は不思議と心地よく

私の中の時計すら止めてしまったようだった

何曲かを弾き終わって、初めて彼が言葉を発した。

「これで最後になります、僕の大好きな曲です」

最初の1音で分かった

私はこの音が聞きたかったんだ

遠い記憶の中、時間の流れの中でもうすっかり霞んでしまった記憶の中で、あの瞬間だけは鮮やかに彩られていた

『私、この曲がいちばん好きだよ』

あの時の私は間違い無くそう言っていた、彼に、思いを伝える代わりに。

さらさらと窓から入る風と、飾られた数々の作曲者達の肖像画、五線が描かれた緑の黒板

それから漆黒のグランドピアノ

何もできず、それでも精一杯だった子供の私

溢れるように蘇る遠い記憶の中で溺れてしまって

すっかりからっぽになってしまったホールの中で、私はずっと涙を流し続けていた

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