はてなキーワード: カップ麺とは
インスタント食品がそれほど好きでない。
そんな中、10年ほど前にタイ土産にもらったトムヤムクン味のカップヌードル(日清食品の現地法人が出している)は、驚くほど自分の口に合って美味かった。
元々辛いものが好きなのもあるが、現地人向けに作っているだけあって本格的な酸味と辛味が際立っており、それがカップヌードルの臭みも上手い具合に消してくれている。
個人輸入等で買うことも考えたがけっこう割高だ。いつかタイに行く機会があったらまとめて買い込もう。
……と誓ってからしばらく経つうちに、ご存知のとおり、日本でも正式に「カップヌードル トムヤムクン」が発売された。
待ちに待った商品。待ちに待った味。
本場の味をよく知る人にはもしかしたら物足りないのかもしれないが、俺の記憶にある味とは寸分違わない。美味い。
販売不振で早々に生産終了しては困るので、応援の想いも込めてたくさん買った。
一時品薄な時期もあったが、その時も日清直営の通販サイトからなダース単位で注文できたので、箱買いした。
日本国内で広く売るにはなかなか挑戦的な味なので心配していたが、俺のように夢中で食べた人が多かったのだろう、「カップヌードル トムヤムクン」は今も店頭に並んでいる。
いつものように近所のスーパーのカップ麺売り場を見ていたら、ある商品が目についた。
即座に買い物かごへ放り込んだ。
作り方の基本は「カレーメシ」なんかと同じだ。蓋を開けて規定量の水を入れてよく混ぜて蓋を被せてレンジでチン。あと、こいつの場合は食べる直前に入れる「トムヤムクンペースト」が付いている。
作った。
レンジで温める5分間がとても待ち遠しく感じた。
食べた。
慌てて口に入れたら熱い熱い熱い。熱すぎて味もよくわからない。
よく混ぜてよく冷ましつつ、ゆっくりと香りを楽しみながら味わった。
暖かい。
酸っぱい。
辛さは控えめ。
米はスープを吸って粘り気のある食感。
ひと口、ふた口と食べ進めるうちに、
妙な、感覚を覚えた。
……この匂い、この味、この食感。覚えがある。
麺ではなくリゾットだからこそ呼び出された、別の記憶の引き出し。
あ。
あ、ああ……。
あ、あ、あーーー!!
ま。
ま、ままま。
ま ん こ だーーーーー!!!!
まんこだ!
これ、まんこの味がするよー!!
生暖かさといい複雑な香りといい酸っぱい味といい、ヴァジャイナそのものだよ!
なんで俺は会社の食堂で女性器そっくりの食べ物を口に運んでいるんだ!
韻を踏んでいるようでさほど踏めてなかった!
まだ8割くらい残ってるけど、俺このおめこ味の食品をこの調子で完食できるか!?
もうね、手元のカップの中身が陰核と大陰唇と小陰唇の織りなす小宇宙にしか見えない。
五感のうち、嗅覚と味覚と触覚の3つがぼぼそのもので占拠されてるんだぜ?
視覚「あー、これに見えるはしとどに濡れそぼった秘裂ですわ」
聴覚「せやせや、クレバスからとめどなく溢れる愛液がいやらしい音を立てとる」
出ましたよ、五感の総意が。
数分後。
全身全霊をもって女陰と認めた代物を、苦労して完食。
正直きつかった。
職場の昼休みにNHKニュースをBGVにして擬似クンニ体験なんてするもんじゃない。
でも。
もし俺が童貞真っ盛りの中高生だったら、間違いなく箱買いしてただろう。
手のひらと指全体を使ってカップの温もりを感じつつ、肺が破裂しそうなほど深呼吸しつつ、総入れ歯を失くした老人でも咀嚼できるくらいに柔らかくなるまで口内で味わい尽くすでしょう。
いや、それだけじゃ済まないな。
突っ込んでるな。
ちんちんを。
突っ込んでるな、ちんちん。
間違いなく。
そんで火傷してるな、温度調整を誤って。
世にはカップヌードルを用いた自慰行為があると聞くが、それは一度も実行しようと思わなかった。
そいじょそこらのオナホで再現できているのは精々、形状とか触感とか温もりとかでしょう?
こいつは次元が違う。匂いと触感の域にまで踏み込んだ前代未聞のジョークグッズである。
もし、この増田を読んだ中高生男子がコンビニやスーパーのレジへうつむき顔で「カップヌードルリゾット トムヤムクン」を持ってきたとしても、店員さんには優しく接していただきたい。
取り急ぎこちらからは以上です。
はじめまして!大学生の皆様は、ちょうどこの時期ぐらい、試験が終わって春休み!って方々が多いのではないでしょうか!?
まだの方はあと少しですね……!頑張ってください!!
今回の記事では、題字の通り、大学での配属研究室の決める際について、筆者が思うこと、感じたこと、こうしたらいいのかなーっと思ったことをつらつらと書いていこうと思います。
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記事内容に筆者の主観が多く含まれておる可能性があるかもしれません。以下読み進め、参考にする場合はその点を何よりも留意してお願いいたします。
あと、筆者は学部卒で大学院には行っていないため、院志望で考えてる方は、その点も留意してお願いいたします。
最後に、普段ちゃんとした文を全く書かない人なんで、とても読みにくい文章かもしれませんが、その点もご留意ください……。
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■なぜこんな記事を?
筆者も去年まで大学生でした。いわゆる駅弁大の工学部です。その中で、勤勉で優秀な人が、研究室配属後に日々つらそうにしてたり、研究室にこれなくなったり、完全失踪したりという例をたくさんみてきました。
1つ2つじゃないです。それはそれはもう、たくさんです。(理系らしく定量的じゃなくてすみません……。あんまりこういうのも細かく書くのもアレなんで)
こういった実情を目の前にし、理系の研究室選びはとても大切で慎重にせねばならないと感じました。本当に、研究室選びは大事なんです!!めっちゃ大事!!!
では、どう慎重に選ぶのか?
以下では、研究室をどう慎重に選ぶのかを、経験や見聞、持論を織り交ぜて伝えていくことができたらなと思います。
■まず成績!!
研究室を決める時に外せない問題として、まず成績だと思います。
各大学、各学部学科ごとに研究室の決め方はいろいろと思いますが、希望が被ったり、だれも配属されない研究室が出てきた場合、おそらく持ちだされるのは成績です。
かくいう筆者も4年生に学年最低評定で進級したため、誰一人希望が集まらなかった研究室に飛ばされましたw
まずは成績がある程度ないと、どんなにうまく研究室を見極めても、それは無意味となってしまう可能性があります。
高いの狙える評定は狙っておきましょう。てか無理そうな教科は完全に捨てるも勇気です(不可じゃなくてハイフン的な)。平均評定を成績としてみられる場合、この決断は非常に大事です。
■どのような基準で選べばいいのか?
・拘束時間は短いか
・現時点で自分が全然興味ない(むしろやりたくない)分野の研究内容ではないか
かと。
ここがまずいと大変なことになります。もちろん、人間同士、性格の一致不一致あると思いますが、あまりにもアレな教授や准教授、助教、先輩がいるところにあえて飛び込む必要は無いでしょう
また、体育会系のノリが強い、オタク系のノリが強い、女性がいるかいないか……そういった点も把握しておき、自分と合う雰囲気のところに配属したほうが、精神的にも大いに楽になると思います。
放置系研究室ないし激務系研究室は避けよう、ということです。具体的にその2つの何がいけないかということなんですが、自分を指導してくれる人がいないという点です。
人間、誰しも指導ありきで成長します。研究室に入ったばかりの学生は、前提知識はともかく、まだ研究をする人間としては赤ん坊同然。文献を読むだけでは身につかないこともたくさんあります。そもそも研究テーマとその道筋を、入ったばかりの研究生が建てられるわけがないですよね
それを指導してくれる人間がいないところは危険です。それにより闇を抱えてそうなところは避けましょう。おそらく心労が半端ないです。
・拘束時間は短いか
重要です。長いと心労が半端ないです。そもそも拘束時間が長いところは、配属生みんながみんな好きでずっと研究しているかというと、そうでない可能性もあって、『全体的に配属生が課されている研究が重すぎる』『研究以外の雑務雑用、資料作成が多い』『用もない、効率も下がりまくってるのに帰れない環境がそこにある』といった理由かもしれません。上の例と組み合わせて『指導がないので具体的になにをしたらいいかわからないが、成果が出ないため、雰囲気的に帰れない』というコンボもあります。最高ですね!
最悪研究したくてたまらん!って人は、拘束時間が短いところでも勝手に自主的に残ってやってたり、家で自学してたり、留学や他大学院へのロンダでどっかに行ってるでしょう。
研究室全体がずっとみんな残って、ってところはちょっと要注意かもしれません。本当に配属されてる人の全員が全員、研究をしたくてずっと研究室にいるのか?
そこのところもチェックすべき事項と思います。これは一部の分野の研究内容は避けられない問題かもしれませんが……(合成バイオ系等)
・現時点で自分が全然興味ない(むしろやりたくない)分野の研究内容ではないか
文の通りです。……なんか弱くないですか!?やりたい研究ができるのは一番なのでは!?と思うかもしれません。
もちろんそうです。しかし、この辺は、もう実際研究室に入り、テーマを与えられ、着手してみないとわからない部分だと思います。いろんな研究室を回って、いろいろ調べて、興味を持っても、研究してみると、『少し違う!』ってこともあるかもしれません。
ただ、注意してほしいのが、本当の本当に、全然興味のない、むしろ嫌いな分野ではないか、ということです。
研究室の環境がよくとも、内容が本当に無理すぎる!ってなった場合は厳しいです。入るまでの段階の調査では限界はありますが、ある程度、自分の比較的興味のある分野から大きくかけ離れた分野の研究室を選ぶ場合はご注意ください。
やはり理系なんで定量的に……ということで。その研究室に院生がはいるか?その院生も、配属研究室が変更されず、学部生からそのまま院に進学した院生か?
統計的に見て、院生が少ないということは、その研究室に学部卒志望の人間が多く集まったか、ロンダしたくて別の大学院にいった人間がいた、別の研究をしたくなったので別の研究室にいった人間がいた……など、様々な理由が考えられます。しかしその中で、研究室がやばいから別のところへ逃げたひとがいた、といった理由もあるかもしれません。あくまで統計では、ですが、重要な指標になるはずです。
■なにを手がかりに情報を得たらいいのか?
上記では研究室を決める際に重要と思われる指標について記述しましたが、ではその判断材料はどこから持ってくるのか?
・観察による調査
正直これが一番大事です。一番、頼りになります。前項の研究内容以外、全部これでカバーできるかと。
まずは知り合いに聞く。先輩に聞く。学生実験のTAに聞く。先輩がいない場合は同期を通じて!誰か一人でも知り合いがいればその人を通じて情報収集をしましょう。聞いてるだけの身じゃ情報もあんまり入ってきません。
ただ、同期であんまり共有し過ぎると、露骨に希望がかたまり、成績順になります(成績がいい人はそれで問題なしかも……)
普段ぼっち気味でもなんでも、ここばかりは必死になりましょう。冒頭で述べたとおり、研究室選びは大事なんです!!
・観察による調査
教授陣が忙しそう、休講が多い→忙しいみたいだけど、配属生の指導にはきちんと手が回っているのかな?
毎晩遅くまで研究室の明かりがついている→ちゃんと帰れてるのか?
とか。また、提出物を出しに行った時に見える研究室内の様子とか。いっぱいおるなーとか、昼なのに全然おらんなーとか、ゴミ箱レッ○ブルだらけやんけ!とか、カップ麺だらけやんけ!とか、生活用具一式揃っちゃってる!!……とか
このように、研究室の様子だけなら、外からだけでもなんとなく予想はできると思います。
もしかしたらイベントとして強制でやってるところも多いかもしれませんね。ここで研究室の全容は知ることはできないでしょうが、情報をできるだけ多く得ておくことは重要です。研究内容について一番情報を得ることができるのはまぎれもなく研究室見学かと思います。ここで研究室ごとのあらかたの研究分野を知っておくのは大事です。したい研究はもちろん、前項で述べた『全然興味ない(むしろやりたくない)分野の研究内容』を見極めのに研究室見学は重要です。
以上となります。とりあえず書きだめもせずに走り書きなんで、拙い文章になっているかもしれませんがご了承ください。必要があれば適宜修正いたします。
このご報告です。
いくつかブコメやトラバを頂いて、「もしかして、あの注意書きでは伝わってなかったのでは!?」と思い至った。
というのも、給湯室の排水口は蓋-ゴムパッキン(?)-網カゴという構造になっている。
https://www.sekisuiheim-owner.jp/maintenance/summer/images/004/point01_pic01.jpg
(こんな感じの構造。これで言うと「バスケット」にネットを付けている。)
だから放置してもそうそう詰まることはないし(掃除は面倒だけど)、自分たちが使う時だけネットをする意味もないんだよな…と考えたところで、
あ、そうか、職場のカップ麺野郎もこの増田を読んでくれた人と同様、ここの排水口の構造を知らないのではないか、
排水口ネットを換えろと言われてもピンと来なくて放置しているのではないか、と気付いたわけです。
そこでもう少し丁寧に、
カップ麺の残り汁を捨てた後は
とメモを置いておいたところ効果があり、それ以降は一度も汚れたネットを交換する目には遭っていない。
「自分の知っていることは相手も知っているとは限らない」というよくある話でしたが気付けてよかった。ありがとうございました。
俺も俺も。
昔はカツ丼とか好きな性格だったけど、最近は胸焼けして食べられない性格になってきた。
夜中のカップ麺とかテキメン。
年を取れば変わるもんだよ。
半額だからってだまされたかな・・・普通のカップ麺なら100円超えた時点で買わないのに・・・
まあめったにしない贅沢だからいいやと
予想通りの味。
カップスープのパンプキンポタージュでおかゆつくったらこうなるんじゃないって感じ
単体だと味濃いし栄養も微妙かなと思って、オートミールを後入れで追加して混ぜて食べたら味もボリュームもいい感じになった。
具はそこそこ大きかった。
水入れたタイミングでよく混ぜるのがポイントなんだろうな。手順でもしっかり書いてあったし。
ついつい2個買っちゃったからもうちょっと時間たってから2個め食べようと思う。
買わない。
半額でも100円出すなら別のもの買う。
定価の260円だったらもっとでかくて食べごたえあるカップ食品あるよなあ・・・
手軽さとボリュームならおにぎり2個かったほうがまだいいかも。
容器の半分くらいしかないから食い気のはった男は選ばないだろうし、健康志向の女はまずこういうの買わないだろうしでターゲット層がぜんぜんワカンネ。
カップヌードルごはんはわりと食べごたえもボリュームもあっておいしかった気がしたんだけどなあ・・・
もーーアッタマきた!!!!ちくしょう!!!!増田に言いつけてやる!!!!!
共用の給湯室において「カップ麺の残り汁を捨てたら排水口ネットをとりかえる」ルールを周知徹底したい。
昨年ぐらいから、給湯室でカップ麺の残り汁を捨てる人が出現した。
とはいえその姿を目撃したことはなく、いつも排水口に残った麺やら野菜やらカスで知るだけだ。
捨てたのは当社の社員ではないようである。というか、当社の社員であればネットは換えてくれている。
それが何回か続いたため、給湯室に下記のような小さいメモを残してみた。
が、状況は変わらず。犯人はその後も汁を捨ててはそのまま去っている。
あっ、ちくしょう…!!書いてて怒りがぶり返してきた…!!
誰の食い残しかわからん麺だのカスだのを触る身にもなれよ!!!!
しかもお前今日はカレーヌードルだっただろ!!!!黄色いんだよバカ!!!!!
以上のような状況でとりうる方策にはどんなものがあるだろうか?
思いつくままに列挙すると、
こんなところだろうか。
他に妙案があればぜひご指摘いただきたい。
あーーちくしょう…
でも鍋がないので、マグボトルの保温性をつかってゆでようと思う
あーもー今すぐやりたいけど明日やる
結果は報告しますわ
Nettouochi親がもちと乾麺うどん送ってきたけど鍋すら持ってないんだよなあ・・・http://anond.hatelabo.jp/20160101232702 の人か
お?俺みたいなやつが他にもいたのかどれどれと思ってワクワクして見た
こいつ俺と同じことやってるwww
って思ったら俺が書いたやつだった
前に一回試したことあるけど麺がほぐれずにくっついてひどいことになったのは塩分のせいだったのか。
>100均で鍋買えばいい
家と会社の間に100均ないからめんどいのと、今回のためだけに鍋買うのはお金もったいないと思ってるんよ。
もともと鍋もスパゲッティの電子レンジ調理器も持ってたんだけど、前引っ越すときに全部捨てちゃったんだよね
年に1回使うかどうかってくらいだったからもういっかって思って
冷蔵庫も持ってないんだよねえ。
あと自宅はIH。
食えなくはないけど粉っぽくてまずかった。
お湯は捨てて、そのまま水をジョボ―と何回か入れ替えてまたお湯いれてスープ入れた。
食べ始めは芯が結構残ってる。
でも食い終わりの、ちょっと伸びてるくらいのやつがこれなら食えなくはないって感じだった。
10分待てばそこそこ食えそう。
イソップ童話のきつねとつるのごちそうのつるの気持ちがわかった
うぐぐ悔しい
じっくり批判することもできるが端的にいくぜ。ブコメでも言い尽くされている感もあるが。
まず文化を単線的にとらえ過ぎ。もちろん東京中心ってのは否めない部分もあろう。だが世の中大阪もあれば北海道とかもある。カップ麺の味付けすら、現代の私たちは統一できていない。
文化ってのは多様性だ。そして本来は平等な・フラットなものだ。ただコンサートホールや美術館に行くことが「文化的」と捉えるのでは極めて了見が狭い。そういうものも文化だし、批判の的になっている「東京の底辺」にも文化がある。美術館とかコンサートとかキラキラしたものの、こんな一つの物差しで測るから、狭い「文化教養」があるかないかの議論しかできない。そして物差しの数値が30センチだろうが2センチだろうが、本来は良くも悪くもない(しかし現状では「東京は素晴らしい、なんでもある」というある種のアトモスフィアが形成されてしまっているのだが)。
では何を見るべきだったのか。地域にある美術や歴史だ。「何もない田舎」ってよく俎上にのぼるけど、本当に伝統も何もない超歴史的・脱歴史的な土地などあり得ない。SFじゃねーんだから。例えば埼玉なんかバカにされるけどさきたま古墳群ってすげーだろ。はにわ! 稲荷山古墳もすごい。鉄拳! あと群馬。館林藩とかやべーじゃん。他も譜代大名が入りまくってる。こういう場所が江戸幕府を支えていたんだぜ。こういうのって多分かなり「何もない」の裏返しで「こんなものしかない」「恥ずかしい」と思われがちだが、本当は、胸を張るべきところ。未来に向けては、こういう気恥ずかしさを払拭することが文化を考える上で極めて大切だ。
話戻すけど、話者は東京中心の文化に毒されすぎ。折角文化というものに興味があるのに、一つの物差ししか持っていない。若い人だと思うのに、そして田舎出身なのにこれはもったいない。都会と田舎だけで物差しは二つになる。物差し二つあった方が色々便利だろ。脳の中もおんなじだ。コンパスや分度器だって持っていたっていい。もちろん、文化の網目の中に東京や大阪といったコアがあるのは否めない。だがそこから広がる多様性。これを幅広く測るスキルがこれからの「文化」を担い、あるいは語るものに求められるのではないか。話者の狭い了見では狭隘な文化観が再生産されかねない。わりと真面目に極めて危険な態度だと思う。