はてなキーワード: じょそことは
私の家が千代田区にある。
東京に住んでて長い人ならご存じだろうが、千代田区は路上禁煙である。
だが最近、ちらほらと電子タバコを車道の端で吸っている喫煙者様がいらっしゃる。
念のため言うと、千代田区の路上禁煙は歩道だけでなく普通に車道も含まれる。
といわんばかりにたばこを吹かしていらっしゃる方が点在していらっしゃる。
そして、そんな品のない方々の傾向としてドカタ系が多いようにお見受けされる。
ドカタ系の方は体力勝負なのに、体力の源となる肺を汚す嗜好物を
わざわざ他人様に迷惑をかけてまでお楽しみになっていいのだろうか。
ちなみに次点はタクシー運転手だ。車の中で吸うと匂いが定着するとはいえ
それでも外で、ましてや喫煙所でもない路上禁煙の車道で吸われるのはいかがなものか。
警察官や消防の方々がカフェでコーヒーを飲んでらっしゃるのに対して向けられる
これはまっとうで健やかな一区民からの疑問、かつ
電子タバコとしてタバコの葉を加熱して成分を摂取することによる
ただでさえ元から他人様に迷惑をかけるタバコを「電子タバコ」だから
セーフ、とまるで脱法ドラッグ(いまでは違法ドラッグであっただろうか?)
のような言い訳をしながら法的に禁止されている場所でたしなまれるのは
理解しがたく受け入れがたい。
と、ここまで丁寧にしゃべってきたものの、正直、
そこんじょそこらに禁煙のマークがあるのに罰金もまともに支払わず
と思うのだ。
自分だけ土日休むとか後の事は知らぬ存ぜぬで通せばいいんじゃないのか。
それとも飲食業界やアパレル業界っていう所の店長さんは皆意思が弱いのかしら。
少なくともそこんじょそこらの店員やバイトよりずっと偉い立場なんだから上手く立ち回れるはずなんだけどね。
結局ブラックだ何だと叫ぶ店長って自分で意思決定も出来ないグズなだけでしょ。
俺がすき家やユニクロの店長ならまず自分のライフワークバランスを徹底改善するよ。
そしてバイトはイケメンか美少女を雇い入れて時給高めに設定するわ。
良い人材を得ようと思うなら身を切らないと、
それで上がおかしいと言って来るもんなら、俺を店長から遠ざければ良いだけの話。
インスタント食品がそれほど好きでない。
そんな中、10年ほど前にタイ土産にもらったトムヤムクン味のカップヌードル(日清食品の現地法人が出している)は、驚くほど自分の口に合って美味かった。
元々辛いものが好きなのもあるが、現地人向けに作っているだけあって本格的な酸味と辛味が際立っており、それがカップヌードルの臭みも上手い具合に消してくれている。
個人輸入等で買うことも考えたがけっこう割高だ。いつかタイに行く機会があったらまとめて買い込もう。
……と誓ってからしばらく経つうちに、ご存知のとおり、日本でも正式に「カップヌードル トムヤムクン」が発売された。
待ちに待った商品。待ちに待った味。
本場の味をよく知る人にはもしかしたら物足りないのかもしれないが、俺の記憶にある味とは寸分違わない。美味い。
販売不振で早々に生産終了しては困るので、応援の想いも込めてたくさん買った。
一時品薄な時期もあったが、その時も日清直営の通販サイトからなダース単位で注文できたので、箱買いした。
日本国内で広く売るにはなかなか挑戦的な味なので心配していたが、俺のように夢中で食べた人が多かったのだろう、「カップヌードル トムヤムクン」は今も店頭に並んでいる。
いつものように近所のスーパーのカップ麺売り場を見ていたら、ある商品が目についた。
即座に買い物かごへ放り込んだ。
作り方の基本は「カレーメシ」なんかと同じだ。蓋を開けて規定量の水を入れてよく混ぜて蓋を被せてレンジでチン。あと、こいつの場合は食べる直前に入れる「トムヤムクンペースト」が付いている。
作った。
レンジで温める5分間がとても待ち遠しく感じた。
食べた。
慌てて口に入れたら熱い熱い熱い。熱すぎて味もよくわからない。
よく混ぜてよく冷ましつつ、ゆっくりと香りを楽しみながら味わった。
暖かい。
酸っぱい。
辛さは控えめ。
米はスープを吸って粘り気のある食感。
ひと口、ふた口と食べ進めるうちに、
妙な、感覚を覚えた。
……この匂い、この味、この食感。覚えがある。
麺ではなくリゾットだからこそ呼び出された、別の記憶の引き出し。
あ。
あ、ああ……。
あ、あ、あーーー!!
ま。
ま、ままま。
ま ん こ だーーーーー!!!!
まんこだ!
これ、まんこの味がするよー!!
生暖かさといい複雑な香りといい酸っぱい味といい、ヴァジャイナそのものだよ!
なんで俺は会社の食堂で女性器そっくりの食べ物を口に運んでいるんだ!
韻を踏んでいるようでさほど踏めてなかった!
まだ8割くらい残ってるけど、俺このおめこ味の食品をこの調子で完食できるか!?
もうね、手元のカップの中身が陰核と大陰唇と小陰唇の織りなす小宇宙にしか見えない。
五感のうち、嗅覚と味覚と触覚の3つがぼぼそのもので占拠されてるんだぜ?
視覚「あー、これに見えるはしとどに濡れそぼった秘裂ですわ」
聴覚「せやせや、クレバスからとめどなく溢れる愛液がいやらしい音を立てとる」
出ましたよ、五感の総意が。
数分後。
全身全霊をもって女陰と認めた代物を、苦労して完食。
正直きつかった。
職場の昼休みにNHKニュースをBGVにして擬似クンニ体験なんてするもんじゃない。
でも。
もし俺が童貞真っ盛りの中高生だったら、間違いなく箱買いしてただろう。
手のひらと指全体を使ってカップの温もりを感じつつ、肺が破裂しそうなほど深呼吸しつつ、総入れ歯を失くした老人でも咀嚼できるくらいに柔らかくなるまで口内で味わい尽くすでしょう。
いや、それだけじゃ済まないな。
突っ込んでるな。
ちんちんを。
突っ込んでるな、ちんちん。
間違いなく。
そんで火傷してるな、温度調整を誤って。
世にはカップヌードルを用いた自慰行為があると聞くが、それは一度も実行しようと思わなかった。
そいじょそこらのオナホで再現できているのは精々、形状とか触感とか温もりとかでしょう?
こいつは次元が違う。匂いと触感の域にまで踏み込んだ前代未聞のジョークグッズである。
もし、この増田を読んだ中高生男子がコンビニやスーパーのレジへうつむき顔で「カップヌードルリゾット トムヤムクン」を持ってきたとしても、店員さんには優しく接していただきたい。
取り急ぎこちらからは以上です。