久しぶりの志村貴子新作。
面白くなくはないけど、家族だとかがテーマになってる部分も多いから個人的な好みとは外れてた。
志村貴子自身が年とったからこういうの書く(書ける)ようになったのはわからんでもないけど、
女の子は相変わらずかわいいし、わかりやすいし、群像劇っぽい展開の仕方も悪くはなかったけど、
もっとかわいい女の子メインだったらもっとよかったのになあと思った。
2巻からはわりとそんな感じかな?という気はしてる。
でもぶっちゃけ消化不良。
テーマ自体は悪くはなかったと思うけど、それを上手く料理するだけの腕が志村貴子になかった感じ。
それに振り回される読者は言わずもがな。
百合マンガというにもお粗末すぎて、個人的にはかなり残念な出来。
がっかり。
登場人物の年齢が上がってるのがやっぱり志村貴子自身の年齢もryだからなのかなあと改めて思う。
久しぶりに学生ものとおもったらわがままちえちゃんな出来だし。
話が驚くほど全然すすんでないのが気になるけどまあこんなもんか。
というか、今思うとどうにかなる日々的なものを感じた。
単純に昔の作風に近くなってるってだけなのかなー
つまらなかった。
いろいろと都合がよすぎたり、地政学的ウンチクや特に必要性を感じさせない文量水増しの無駄な描写が多かったりして、途中からななめ読みした。
キャラクターも雑だし。
最後のどんでん返しもハナホジーって感じでまったくなんとも思わず。
なんか米澤穂信らしくない雑さを感じた。
シリーズ1作目として意識されてるとのことだったけど、ぶっちゃけ2作目以降読みたいとは思わない。
まださよなら妖精の続編のほうが読んでもいいかなという気にさせる。
あとは単発モノと古典部シリーズっぽいであろう小市民シリーズが未読だけど、ぶっちゃけ小市民シリーズと古典部シリーズだけが自分に合ってるのかなあと思う。
古典部シリーズがよかったからって他のをホイホイ買うんじゃなかった・・・
なんかもう意地で読んでる気がする。
映画化されるって聞いて読んだ。
最初は昔の日本を舞台にしたすこしふしぎ系の短編集かと思ったけど、読み進めていくとやっぱり戦争ものだった。
またか・・・と思ったけど、同作者の「夕凪の街 桜の国」に比べてより多くのページ数を使ってじっくりじっくり描かれた分、最終巻のあるシーンではかなり涙が出そうになった。
せっかくの休日なのにすごく気分が沈んだ。
ただひとつだけ難を言うと、昔の想い人がたずねてきたときの現夫のふるまい。
なんつーか、女性作家的だなあと思ってそこでだけ現実に帰らされた気がしてちょっと興ざめだった。
んで本書読了後に、改めて夕凪の街~を読んでみた。3回目かな。
この世界の片隅にを読んだあとだと、夕凪の街~がちょっと一段落ちるかなあ。
もともと夕凪の街を最初に読んだときも、巷で絶賛されてるほどにはいいとは思えなかった。
最後らへんの見開きで少し感動はしたけど、なんか全体的にとっちらかってる感じがしたのと、さらっと一読しただけだと全体像がつかみづらくて感情移入が非常にしづらい構成になってたから。
それに比べると、丁寧にじっくりとその場その場の情景のみを考えて読むことができた本書は、かなり感情移入ができて没入しやすいようになっていた。
後半でそこそこ前のことがでてきても、読んだときのことをちゃんと覚えていられるから、伏線だったと意識する必要がない。
amazonレビューとかでもさんざん言われてたけど、戦時中の日常モノってかなり書くの難しいと思うし、それを伝えるのはもっと難しいと思う。
あとこれだけは声を大にして言いたいが、こうの史代さんの絵は下手じゃない。
こうの史代さんのマンガとコマ割りにこれ以上合う絵柄もないだろう。
びっくりするほどつまらなかった。
amazonレビューでも賛否両論という感じだったけど自分は圧倒的に否。
構想が若い時でそのときはまだ筆力がないから書けないと思ってこのタイミングで書いたということだったけど、
むしろ若い時の勢いと感性で書いとくべきテーマ・内容だったと思う。
ありふれた中二病と実際に執筆されたタイミングでの大人の感性がまったく噛み合ってなくて、
米澤穂信がミステリ抜きで何か書くとこうなるのか、という悪い前例になったと思う。
でも、これはすごく長期間あたためてきたものであって、プロ作家になってから純粋に仕事として書いたものじゃないからこの出来なんだ、
と擁護できなくもないから、まだ「ミステリ抜きの米澤穂信」の完全な評価は一応保留。
全部が当たりの作家なんていないとはわかっちゃいるけど、氷菓以外に手を出してみた一連の流れ(インシテミル、さよなら妖精、ボトルネック)でこうも続けざまにハズレを読まされると、かなりテンション下がるわ・・・
(追記)
msdbkmさんいつもブコメありがとうございます。
氷菓はアニメを途中まで見てだいたいキャラを掴んでから原作を一気読みした。
氷菓も、あれ一冊だけを最初に読んでたらたぶんボロクソ言ってた。
語り手が変わって各メンバーの視点でいろいろと文化祭の楽しさとか、謎とか問題とかを見ることができたから。
古典部シリーズは謎とキャラ萌えのバランスがちょうどいい、自分に合う最初で最後の米澤穂信だったのかもしれないと思い始めた。
感無量。
久しぶりにこの言葉使う。
読んでる途中から思ってたけど、これ今のところパトレイバーより上だわ。
NeverEndで終わったのもすごくよかった。
たづなちゃんは結局あのバンドマンとは何もなかったのかw
まあしゃーねーな・・・あんなやつにたづなちゃんがとられなくてよかったわ。
ひづめちゃんはOLかwww
しかしDQNネームだよなあ・・・わかりやすいっちゃわかりやすいんだけど・・・
久世家の子どもに対して性的な欲求を抱かなかったのもすごい驚き。
こんだけ感情移入させるってすげえ。
いっこだけ気になったのは、最終回のスタッフ紹介のところで、テクニカルアドバイザー、なし!(泣)になってたところ。
普通こういうやつだと監修まではいかずともそういう位置の人間をつけるよなあ・・・
タイトルと絵柄だけでこれまでずっと手に取らなかったのを後悔してるわ。
涼風とかGEグッドエンディング程度で騒いでたのはほんとに大したことなかったんだなあ・・・
まーあの状況だとありえんけども。
一時期は変に二股チックになってたからすわモンキーターンの二の舞いかと思ったけど、割と早い段階できっちりけじめつけててよかった。
うーんしかしそこまで大きな出来事もないのに淡々と読んでるだけでもう20巻か・・・
ひづめちゃんがだんだん女らしい体つきになってきてるのにハアハアするロリコン俺はどうしようもないクズ
パトレイバーより好きかもしれんわ
ルネサンス期の男ばっかの画家世界に貴族のお嬢さんが飛び込む話。
あーアルテってアートって意味にかけてるのかあと気づいたときはなるほどって思った。
魔法使いの嫁と同じ読後感。
つまらないわけじゃないけど、なんか物足りない。
両者に共通するのはうまくいきすぎるところかな・・・
結局なんだかんだでうまくいくってのがわかっちゃうから、多少苦労したところで感情移入できない。
閑話休題。
森薫をもう少し騒がしく、萌え絵にして、絵柄を雑にしたらこうなるかなって感じ(それはもはや別物か
設定はいいけど、ストーリーがご都合主義的・ありきたりすぎて、ドラマチックなところがほとんどない。
これがミステリかーという感じ。
良くも悪くもそこを突き詰めただけで、キャラクターとストーリーが驚くほど薄い。
あれだよ、最初に結構な人数のキャラ説明がついてるタイプのあれ。
わからなくなったらそれを見ろってことなのかもだけどもうその時点でめんどくさって感じ。
これはそれすらなかったからもう序盤で名前とキャラ覚えるの諦めて字面だけ追っていった。
まともに推理なんてしなかった。
適当に考えて一番あやしいお嬢様が犯人じゃねーのとしか思ってなかった。
そういう意味では単純に自分に合ってなかったハズレ本だったってだけかもしんないけど、
ミステリだけに特化したこと考慮してもそこまで面白いか?とは思う。
火サスじゃねーけど、他のミステリ小説なら多かれ少なかれ動機なりキャラ掘り下げなりがあるから許される部分がゴッソリ抜け落ちてるから、
トータルで普通以下の面白さにしかなってないんじゃないの?って思った。
ググッてみるとインシテミルだとかのハード系派の米澤穂信が好きな人と、
後者ですらミステリ部分で考えるのめんどかったからキャラ小説として読んでたくらいだし。
ミステリをまともに考えて取り組める人の根気強さがうらやましい。
5巻収録分から週間連載になったらしく、クオリティや中身が別物になってたら困るので、
ただ朗読するとか地味なだけでしょと思いきや違った。
ただの吹奏楽マンガと思ってソウルキャッチャーズを読んだときに度肝を抜かれた感じと似ている。
あらすじ。
主人公は幼い頃に両親を失った、雲を見て空想するのが好きな女の子。
両親を失ってうまく話せなくなり、周りから浮きがちになるが、
また昔のようにくじけそうになっているところに朗読と偶然再会し、
類まれな朗読の才能で、気づかぬうちに周りと自分自身を救っていく――。
4巻までだと、
花咲山
が取り上げられた。
だからソウルキャッチャーズと同様、音が核であるはずのジャンルを扱う上での難しさがあるため、
生半可なマンガだと逆に朗読自体をコケにすることにつながりかねない。
しかも吹奏楽やピアノ等と違って、朗読はひたすら読むだけで絵面も地味になる確率が非常に高い。
そういった高いハードルをしっかりと助走をつけてきっちり飛び越していく、確かな地力のあるマンガだ。
朗読とは、ただ読むだけではなく、解釈と表現力によって完成するものであり、
一見シンプルだが奥が深く、簡単そうに見えて難しいことが存分に伝わってくる。
やまなしやトロッコをはじめとして、何も知識のない状態で黙読して読み流すだけでは絶対に意識しないような読解の視点が多種多様に呈示され、
すでに知っている物語をより深く味わえる面白さを知ることができる。
朗読という視点を得たことによって、より黙読の読書も奥深くなるという発見すらある。
また、単に朗読のハウツー本にとどまらず、マンガとしての完成度も高い。
超人の主人公によって単純に周りが救われる、下手すると勧善懲悪モノになりかねないようなことはない。
主人公自身も、様々な障害や葛藤を抱えており、朗読によってそれらと向き合い、少しずつ自己実現していく。
ただそれゆえに、主人公のトラウマというか問題のネタが尽きたときの展開のさせ方が心配にはなる。
でもこれだけのものを描ける作者なら、5巻以降もしっかりと中身の濃いものを提供してくれると信じたい。
(重箱の隅をつつくと、1巻のマリコとの出会いのきっかけは少々無理やりすぎるんじゃないかなとか、
選ぶ朗読作品とそれによって状況が解決される人間がいつもいるのが都合よすぎるように思えることもないわけじゃないけど、
実を言うと、だいぶ前に花咲山の3巻あたりまでを初めて読んだときは、面白いとは思ったがそこまで心にこなかった気がした。
それからだいぶ時間がたって、自分の周りの状況が大きく変わった今改めて読むと、ものすごく心にきて、地味だが静かな感動を覚えて涙が出た。
ホッテントリに入ってた読むと鬱になるマンガエントリのブコメにあったから読んでみた。
マンガ自体は知ってて、最初数ページは読んだけどこれからおもしろくなる感じがしないしマンガとして微妙な気がしたから読むのやめてた。
3巻読んだあとに、なんか既「感動」感があるなあと思った理由をひらめいた。
設定やシチュエーションの大枠がほぼおなじ。
誰かに説明したり思い返すとそうでもない、ありがちな設定ではあるんだけど、久しぶりにマンガ読んでて涙出た気がする。
1巻は不穏なところは少しあるけど導入ってことでぶっちゃけいまいち。
俺みたいに1巻の最初で切った人も、機会があればぜひ続きを読んでほしい。
惜しむらくは刊行ペース。
1年に1冊・・・いやこんだけ書き込みとかしてたらまあ仕方ない気はするけど、それならそれでオールカラーで出してほしいわ・・・
元はおそらくフルカラーなのにコミックになるにあたってモノクロになってて残念すぎる。
とにかく刊行ペースが遅いから、このままで完結すんのかって不安が大きい。
なんだかんだで進みが遅いわけじゃなくて、むしろ早いほうだから、大丈夫だとは思うんだけど。
何が言いたいかっていうと早く4巻が読みたいんです。
あと1年も待つとかほんと苦行です。
タイトル。
ぶっちゃけMADEじゃなくてMAIDの方の印象強くてどこがメイドだゴルァと思ってたら一応?2巻でMAIDインアビスと勘違いした人のためのサービスがあったのでよかった。
なんとなく読むものがなくなった感があったから、ずっと積んでたガンスリ読み始めた。
7,8年前に6巻くらいまで読んだ記憶はあるけど、全然覚えてない
キャラの見分けが少ししんどいかなと思ったけど、まあ大丈夫そう・・・かな
アニメも1期は評判いいけど、アニメで見るのはタルいからマンガでざくざく読む派。
1期のOPはええのう・・
2期がなんで評判悪いのか知らんけど。
なんとなく、作画だけの印象から言えば、みなみけ1期と2期的な違いがあるなあと感じた。
パスタの子がヤバイというくらいしかネタバレ知らないという稀有な状態だから楽しみ。
メガネのロングの子が独り蛾ってエロ漫画の子に似てるなあと思った。
これ読み終わったら次は究極超人あ~る読んでみるかな
全部読み終わった。
32巻だと思ってたら22巻しかなかった。
長編いっこいっこがちょっと長すぎる気がしたけど、ぎりぎり許容範囲内・・・かな。
だってあんな最初から出てきたのがラスボスになるとか思わんやろ普通・・・
もうちょっと日常回があるとよかったけど、長編入ったらノンストップで進むからまあやむなしなのかな・・・
キャラのバックグラウンドがあんまり描かれないから内海がおタケにこだわりすぎる理由もよくわかんなかったし、
最後らへんはなんかちょっと急展開にしてもやりすぎな感じはした。
でもキャラとかやりとりとかセリフとか光るものがすごく多かった。
絵もすごく好みで古臭さをあまり感じさせられなかった。
いちいち野明のケツが気になってた心の汚い人です私は。
おタケさんのシーンもブラしてないから乳首たってる!とかに目がいくスケベな野郎です私は。
次は劇場版かなー
どーせ誰も死なないだろ的な感じで危機感もはやナシ。
平和なドタバタ→急に攻めてきた!→駆逐艦にすぎない陽炎たちが倒して武勲あげました!めでたしめでたしチャンチャン
ってのがさすがに多すぎてねえ・・
特に6巻はとってつけたようにゲーム内アイテムが出てきてその説明とかしちゃうし。
もっと艦これの根本に迫るような敵さんサイドの描写入れて独自の艦これ解釈を見せてくれるようなダイナミックな物語が見たかったなあ・・・
二次創作見とけって話で、陽炎はあくまでも艦これ入門で適当にキャラが絡んどけばいいってことかね
7巻で終わりらしいけど、7巻もやった割には中身のないシリーズだった。
これだったらせいぜい3,4巻で終わっといたほうがよかったと思う。
ストライクウィッチーズ最終話見た後のようなもやもやが残るわ・・・
いや何も解決してねーやんみたいな
まだ途中。
個人的に最初思ってたの(ヘルマンに占領されたリーザスに最初から乗り込んでいって陣地占領?進撃?ゲー)とは違って、最初くだらないお使いから始まったからどうなるかと思ったけど、
そこまでひっぱることなく最初の女追っかけて行くのが終わったからよかった。
攻略見てないけど、まだまだストーリー長いよね・・・?もう半分以上きちゃってるなんてことないよね・・・?
今までのランスと一番違うことと言えばボイスがついたことだろう。
これはリメイクに対する付加価値ってのとランス10に向けてのユーザの反応を探るという二重の意味があるんだろうなあとぼんやり思った。
今のところボイスは可もなく不可もなくって感じ。
シィルのひんひんがひんひぃんみたいになってるのとか地味に気になるところはあったけど、だいたいイメージどおりではあると思う。
でも久しぶりにボイス付きエロゲをやって思ったのは、エロゲ声優個性なさすぎじゃね?っていう。
久しぶりのエロゲのせいでエロゲ声優ダメ絶対音感がなくなっちゃってるだけ?
なんか全体的にキンキンした声でアニメ声ともまた違うインパクトっていうか。
悪くはないんだけど、みんな声似てるからなんかせっかく声ある意味ないなあと思っちゃう。
でもかなみだけはツッコミとか怒りとか割と感情豊かに演じてくれてるから聞く価値あるなあって感じだけど。
男はだいたいじじいからイケメンからモブまでみんな個性あるなあと思うけど。
あとはボイスつきと言えばあれか。
とかの無言の間にもブレスみたいなボイスがつくようになったことか。
あとはランスの声ね。
でもランス10ではボイスに予算かけるくらいならシナリオなりシステムなりをちゃんと作りこんで欲しい。