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2015-11-07

[]サブロウタ「citrus

百合マンガ

数年前?だかにホッテントリ百合マンガランキングで軒並み上位に入ってた気がして気になってたから。

でも期待しすぎてたみたい。

絵もとくにうまいわけでもなく(見開きの大事なページでのデッサンがガッカリな出来ですごく興ざめさせられた)、キャラストーリーもありきたりだし、なんでこんなに高評価なのかがまったくわからなかった。

いろいろと浅く感じた。

百合マンガをメインでたしなむ人ならなおさら軽く切って捨てそうなレベルマンガだと思ったんだけど、自分百合マンガを見る目がないだけかなあ・・・

2015-11-05

[]志村貴子「娘の家出」「わがままちえちゃん」「こいいじ」

「娘の家出」1~2巻(以下続刊)

久しぶりの志村貴子新作。

面白くなくはないけど、家族だとかがテーマになってる部分も多いから個人的な好みとは外れてた。

志村貴子自身が年とったからこういうの書く(書ける)ようになったのはわからんでもないけど、

放浪息子やら青い花やらが好きなシムラーとしては微妙

女の子は相変わらずかわいいし、わかりやすいし、群像劇っぽい展開の仕方も悪くはなかったけど、

もっとかわいい女の子メインだったらもっとよかったのになあと思った。

2巻からはわりとそんな感じかな?という気はしてる。

わがままちえちゃん」1巻(完)

最初1話まではワクワクした。

その後は???がしばらく続いて最後らへんでようやく納得。

でもぶっちゃけ消化不良。

テーマ自体は悪くはなかったと思うけど、それを上手く料理するだけの腕が志村貴子になかった感じ。

作者自身フラフラしてるような気がした。

それに振り回される読者は言わずもがな

百合マンガというにもお粗末すぎて、個人的にはかなり残念な出来。

がっかり

「こいいじ」1巻(以下続刊)

自分の好みの志村貴子とようやく久しぶりに会えた感じがした。

登場人物の年齢が上がってるのがやっぱり志村貴子自身の年齢もryからなのかなあと改めて思う。

久しぶりに学生ものとおもったらわがままちえちゃんな出来だし。

話が驚くほど全然すすんでないのが気になるけどまあこんなもんか。

なんか全体的に志村貴子方向性が変わってきてる気がした。

というか、今思うとどうにかなる日々的なものを感じた。

単純に昔の作風に近くなってるってだけなのかなー

2015-11-04

[]米澤穂信「犬はどこだ」

まらなかった。

いろいろと都合がよすぎたり、地政学ウンチク特に必要性を感じさせない文量水増しの無駄描写が多かったりして、途中からななめ読みした。

キャラクターも雑だし。

最後どんでん返しもハナホジーって感じでまったくなんとも思わず

なんか米澤穂信らしくない雑さを感じた。

シリーズ1作目として意識されてるとのことだったけど、ぶっちゃけ2作目以降読みたいとは思わない。

まださよなら妖精の続編のほうが読んでもいいかなという気にさせる。

あとは単発モノと古典部シリーズっぽいであろう小市民シリーズが未読だけど、ぶっちゃけ小市民シリーズ古典部シリーズけが自分に合ってるのかなあと思う。

古典部シリーズがよかったからって他のをホイホイ買うんじゃなかった・・・

なんかもう意地で読んでる気がする。

2015-11-03

[]こうの史代この世界の片隅に

映画化されるって聞いて読んだ。

最初は昔の日本舞台にしたすこしふしぎ系の短編集かと思ったけど、読み進めていくとやっぱり戦争ものだった。

たか・・・と思ったけど、同作者の「夕凪の街 桜の国」に比べてより多くのページ数を使ってじっくりじっくり描かれた分、最終巻のあるシーンではかなり涙が出そうになった。

せっかくの休日なのにすごく気分が沈んだ。

ただひとつだけ難を言うと、昔の想い人がたずねてきたときの現夫のふるまい。

なんつーか、女性作家的だなあと思ってそこでだけ現実に帰らされた気がしてちょっと興ざめだった。

んで本書読了後に、改めて夕凪の街~を読んでみた。3回目かな。

この世界の片隅にを読んだあとだと、夕凪の街~がちょっと段落ちるかなあ。

もともと夕凪の街を最初に読んだときも、巷で絶賛されてるほどにはいいとは思えなかった。

最後らへんの見開きで少し感動はしたけど、なんか全体的にとっちらかってる感じがしたのと、さらっと一読しただけだと全体像がつかみづらくて感情移入が非常にしづらい構成になってたから。

それに比べると、丁寧にじっくりとその場その場の情景のみを考えて読むことができた本書は、かなり感情移入ができて没入しやすいようになっていた。

後半でそこそこ前のことがでてきても、読んだときのことをちゃんと覚えていられるから伏線だったと意識する必要がない。

amazonレビューとかでもさんざん言われてたけど、戦時中日常モノってかなり書くの難しいと思うし、それを伝えるのはもっと難しいと思う。

それを考えるとほんとにすごい本だ。陳腐言葉だけど。

あとこれだけは声を大にして言いたいが、こうの史代さんの絵は下手じゃない。

こうの史代さんのマンガコマ割りにこれ以上合う絵柄もないだろう。

進撃の巨人と同じでマンガなんて伝わるべきところが伝われば十分。

しろこの可愛らしい絵柄でやられるからくるものもある。

何が言いたいかというと、主人公のすずさんがすごく可愛いということだ。

2015-11-01

[]米澤穂信ボトルネック

びっくりするほどつまらなかった。

amazonレビューでも賛否両論という感じだったけど自分は圧倒的に否。

中二病小説を丁寧に丁寧に書いたって感じ。

構想が若い時でそのときはまだ筆力がないから書けないと思ってこのタイミングで書いたということだったけど、

しろ若い時の勢いと感性で書いとくべきテーマ・内容だったと思う。

ありふれた中二病と実際に執筆されたタイミングでの大人の感性がまったく噛み合ってなくて、

すごくチグハグで居心地の悪い違和感が常にあった。

米澤穂信ミステリ抜きで何か書くとこうなるのか、という悪い前例になったと思う。

でも、これはすごく長期間あたためてきたものであって、プロ作家になってから純粋仕事として書いたものじゃないからこの出来なんだ、

擁護できなくもないから、まだ「ミステリ抜きの米澤穂信」の完全な評価は一応保留。

全部が当たりの作家なんていないとはわかっちゃいるけど、氷菓以外に手を出してみた一連の流れ(インシテミルさよなら妖精ボトルネック)でこうも続けざまにハズレを読まされると、かなりテンション下がるわ・・・

(追記)

msdbkmさんいつもブコメありがとうございます

氷菓アニメを途中まで見てだいたいキャラを掴んでから原作を一気読みした。

確か文化祭の謎がどうしても気になってそこの原作から読んだ。

氷菓も、あれ一冊だけを最初に読んでたらたぶんボロクソ言ってた。

最初文化祭のを読んで良かったと今でも思う。

語り手が変わって各メンバー視点でいろいろと文化祭の楽しさとか、謎とか問題とかを見ることができたから。

古典部シリーズは謎とキャラ萌えバランスがちょうどいい、自分に合う最初最後米澤穂信だったのかもしれないと思い始めた。

2015-10-29

[]米澤穂信さよなら妖精

自分には合わなくていまいちだった。

ただでさえ苦手意識のある東欧中東?関連の問題に、

ただでさえめんどくさい推理要素が入っていたから。

お話的には単純なのにという鬱憤

変に頭を使いたくなかったから、雑学、というか推理の前提知識部分は読み飛ばした。

あと途中の日常シーンっぽいのとか、無駄に長い思考部分も。

読後感が何かに似ていると思ったらSFだ。

有名ドコロとか評価が高いSF小説って、だいたい設定がメインで、お話はおまけでしかないじゃん。

あれと同じ感じ。

ミステリがメインでお話キャラクターはおまけでしかないタイプの本。

インシテミルもそうだったけど、謎解きがメインの米澤穂信はどうも合わない。

キャラクターの掘り下げも全然足りないから思い入れもできるわけないし。

趣味で書きましたーって感じがした。

逆に米澤穂信の謎解きが好きなら、ちょっと変わった趣向の謎解き小説って意味おもしろく感じると思う。

2015-10-27

[]ゆうきまさみ「じゃじゃ馬グルーミン UP!」読了

感無量。

久しぶりにこの言葉使う。

読んでる途中から思ってたけど、これ今のところパトレイバーより上だわ。

まさか子どもまれるとか・・・

NeverEndで終わったのもすごくよかった。

今も北海道のどっかの牧場でやってんのかなとか思わせられた。

たづなちゃんは結局あのバンドマンとは何もなかったのかw

まあしゃーねーな・・・あんなやつにたづなちゃんがとられなくてよかったわ。

ひづめちゃんはOLかwww

しかDQNネームだよなあ・・・わかりやすいっちゃわかりやすいんだけど・・・

久世の子どもに対して性的な欲求を抱かなかったのもすごい驚き。

なんかもう自分の子どもみたいに感じてしまうせいだと思う。

こんだけ感情移入させるってすげえ。

いっこだけ気になったのは、最終回スタッフ紹介のところで、テクニカルアドバイザー、なし!(泣)になってたところ。

過日の小学館サンデー編集問題を嫌でも思い出させられる。

普通こういうやつだと監修まではいかずともそういう位置の人間をつけるよなあ・・・

からそこまで深い技術的な話ができなかったのかなあとか。

まあそれでも人間ドラマだけで十分面白かったんだけど。

でも最初のあの始まりからこんなところまでくるとはなあ・・・

ほんと感慨深いものがあるわ・・・

タイトルと絵柄だけでこれまでずっと手に取らなかったのを後悔してるわ。

でもおっさんになった今読むからこそわかる面白さも確かにあったと思う。

ゆうきまさみ先生ありがとうございました。

2015-10-26

[]ゆうきまさみ「じゃじゃ馬グルーミンup」(21巻まで)

まさか少年誌でやっちまうとは・・・

涼風とかGEグッドエンディング程度で騒いでたのはほんとに大したことなかったんだなあ・・・

ぶっちゃけたづなとの姉妹丼とか考えたゲスな男です。

まーあの状況だとありえんけども。

一時期は変に二股チックになってたからすわモンキーターンの二の舞いかと思ったけど、割と早い段階できっちりけじめつけててよかった。

うーんしかしそこまで大きな出来事もないのに淡々と読んでるだけでもう20巻か・・・

ひづめちゃんがだんだん女らしい体つきになってきてるのにハアハアするロリコン俺はどうしようもないクズ

パトレイバーより好きかもしれんわ

究極超人はノリが古すぎていまいちあわなくてまだ読めてない

[]大久保圭「アルテ」3巻まで

ルネサンス期の男ばっかの画家世界貴族お嬢さんが飛び込む話。

あーアルテってアートって意味にかけてるのかあと気づいたときはなるほどって思った。

面白くなくはないけど、普通

魔法使いの嫁と同じ読後感。

まらないわけじゃないけど、なんか物足りない。

両者に共通するのはうまくいきすぎるところかな・・・

結局なんだかんだでうまくいくってのがわかっちゃうから、多少苦労したところで感情移入できない。

ビジュアル可愛いし。

閑話休題

漫画自体感想

森薫をもう少し騒がしく、萌え絵にして、絵柄を雑にしたらこうなるかなって感じ(それはもはや別物か

ハードっぽいけど逆にいろいろ軽すぎて心配になった。

設定はいいけど、ストーリーご都合主義的・ありきたりすぎて、ドラマチックなところがほとんどない。

あとがきマンガで作者本人ががんばる女の子をかきたかったって書いてたけど、良くも悪くもそれだけって感じ。

あと作者が女だからか、男世界に女一人っていう状態での男の下卑た視線的な描写ほとんどないのもちょっと潔癖に感じた。

2015-10-18

[]竹葉久美子やさしいセカイのつくりかた

天才児と元天才児の教師

に恋する読モ

アラフォーに恋するビッチ

巨乳美人腐女子

のいろんな関係

って書くと微妙だけど、普通に面白かった。

めちゃくちゃおもしろいわけでも、つまらないわけでもないから、多分半年後には読んだことも忘れてそうだけど。

きれいに自分の中を通り抜けていって心地よかった。

変に引き伸ばしとかもなくて、それなりに収まるべきところにおさまったし。

ただ、天才児を描くにはちょっと中途半端で持て余してた感はあった。

面白かったけど1回読んだらもういいかなってタイプマンガかな

少女マンガ色強いけど男でもまあ読めたし。

良作。

2015-10-17

[]アニメ機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ1話

冒頭からしばらくごちゃごちゃ話してるけど固有名詞とかたくさん出てきてよくわからんくなる

火星地球?の問題っぽい

火星植民地っぽくなってるから独立したいよーと

そんでその独立運動劣化リリーナみたいなお嬢様シンボルになってて、それが地球に向かうのに護衛で主人公たちに頼んできたと

でもそれを厄介に思う派閥から劣化リリーナが襲撃受けたって認識

最後の盛り上がりの演出あの花の1話みたいだなーと思った

やたら男ばっかり出てくるのと、どことな進撃の巨人ちっくなファッションに、腐女子もターゲッティングされてんなーと思った

Gレコよりかは見るモチベあるから2話めも見てみる

2015-10-01

[]働かないふたりの最新話よかった

http://www.kurage-bunch.com/manga/hatarakanai_futari/88/

ネタバレ注意。

春子ちゃんとその元ヤン友達がまた服屋に行こうってなって

出かけたら途中でタチノワルイ男にぶつかって春子ちゃんがいちゃもんつけられてあわや暴力というところで

その友達が助けてくれるんだけど

まりのでかさと蹴りの迫力に相手が友達女装した男扱いする捨て台詞吐いて立ち去った後で

春子ちゃんが「悪口言われたのに何も言い返せなくてごめんねえ~」とずっと謝ってるというちょっと切ないオチだった

この二人の関係すごくいいなあと思った

こういう関係友達ほしいなあ

2015-09-28

[]米澤穂信インシテミル

これがミステリかーという感じ。

良くも悪くもそこを突き詰めただけで、キャラクターストーリーが驚くほど薄い。

からまず登場人物が覚えられない。

脈絡なく10人も出てくるとか。海外小説かよって感じ。

あれだよ、最初結構な人数のキャラ説明がついてるタイプのあれ。

からなくなったらそれを見ろってことなのかもだけどもうその時点でめんどくさって感じ。

これはそれすらなかったからもう序盤で名前キャラ覚えるの諦めて字面だけ追っていった。

まともに推理なんてしなかった。

適当に考えて一番あやしいお嬢様犯人じゃねーのとしか思ってなかった。

何のスキルもないと思ってた主人公は実はミス(笑)だし。

なんつーかミステリとか考えるのめんどいんだよね。

そういう意味では単純に自分に合ってなかったハズレ本だったってだけかもしんないけど、

ミステリだけに特化したこと考慮してもそこまで面白いか?とは思う。

せいぜい普通のよくあるパターンじゃんみたいな。

火サスじゃねーけど、他のミステリ小説なら多かれ少なかれ動機なりキャラ掘り下げなりがあるから許される部分がゴッソリ抜け落ちてるから

トータルで普通以下の面白さにしかなってないんじゃないの?って思った。

最初意味ありげな館の見取り図もほぼ意味ないし。

ググッてみるとインシテミルだとかのハード系派の米澤穂信好きな人と、

古典部系のライト派の米澤穂信好きな人がいるみたいだけど、

自分後者だな。

後者ですらミステリ部分で考えるのめんどかったかキャラ小説として読んでたくらいだし。

ミステリをまともに考えて取り組める人の根気強さがうらやましい。

飽きっぽくて頭のわるい人間にはミステリ苦痛しかない

2015-09-24

[]片山ユキオ「花もて語れ」※4巻まで

5巻収録分から週間連載になったらしく、クオリティや中身が別物になってたら困るので、

少なくとも確実に面白かった4巻までの感想を書いておく。

朗読マンガという唯一無二のジャンル

ただ朗読するとか地味なだけでしょと思いきや違った。

ただの吹奏楽マンガと思ってソウルキャッチャーズを読んだときに度肝を抜かれた感じと似ている。

あらすじ。

主人公は幼い頃に両親を失った、雲を見て空想するのが好きな女の子

両親を失ってうまく話せなくなり、周りから浮きがちになるが、

学芸会担当した朗読によって、少し救われる。

時はたち、就職して新社会人となった主人公は、

また昔のようにくじけそうになっているところに朗読と偶然再会し、

まれ朗読の才能で、気づかぬうちに周りと自分自身を救っていく――。

作品の中で扱われる作品実在作品

4巻までだと、

やまなし

花咲

トロッコ

が取り上げられた。

マンガから当然音声はない。

からソウルキャッチャーズと同様、音が核であるはずのジャンルを扱う上での難しさがあるため、

生半可なマンガだと逆に朗読自体コケにすることにつながりかねない。

しか吹奏楽ピアノ等と違って、朗読はひたすら読むだけで絵面も地味になる確率が非常に高い。

そういった高いハードルをしっかりと助走をつけてきっちり飛び越していく、確かな地力のあるマンガだ。

朗読とは、ただ読むだけではなく、解釈表現力によって完成するものであり、

一見シンプルだが奥が深く、簡単そうに見えて難しいことが存分に伝わってくる。

やまなしトロッコをはじめとして、何も知識のない状態で黙読して読み流すだけでは絶対意識しないような読解の視点多種多様呈示され、

すでに知っている物語をより深く味わえる面白さを知ることができる。

朗読という視点を得たことによって、より黙読の読書も奥深くなるという発見すらある。

また、単に朗読ハウツー本にとどまらず、マンガとしての完成度も高い。

超人主人公によって単純に周りが救われる、下手すると勧善懲悪モノになりかねないようなことはない。

主人公自身も、様々な障害葛藤を抱えており、朗読によってそれらと向き合い、少しずつ自己実現していく。

ただそれゆえに、主人公トラウマというか問題ネタが尽きたときの展開のさせ方が心配にはなる。

でもこれだけのものを描ける作者なら、5巻以降もしっかりと中身の濃いもの提供してくれると信じたい。

重箱の隅をつつくと、1巻のマリコとの出会いきっかけは少々無理やりすぎるんじゃないかなとか、

 選ぶ朗読作品とそれによって状況が解決される人間がいつもいるのが都合よすぎるように思えることもないわけじゃないけど、

 物語必然性として許容できるレベルだと思う)

実を言うと、だいぶ前に花咲山の3巻あたりまでを初めて読んだときは、面白いとは思ったがそこまで心にこなかった気がした。

それからだいぶ時間がたって、自分の周りの状況が大きく変わった今改めて読むと、ものすごく心にきて、地味だが静かな感動を覚えて涙が出た。

心の隅の本棚に置いておいて、たまに読み返したいマンガリスト入り。

久しぶりに熱く感想を語ってしまったけど、そうさせる熱量もつマンガだったことをわかっていただけたら幸い。

2015-09-22

[]つくしあきひとメイドインアビス

ホッテントリに入ってた読むと鬱になるマンガエントリブコメにあったから読んでみた。

マンガ自体は知ってて、最初数ページは読んだけどこれからおもしろくなる感じがしないしマンガとして微妙な気がしたから読むのやめてた。

自分の見る目がなかった。反省

3巻読んだあとに、なんか既「感動」感があるなあと思った理由をひらめいた。

一言で言うと「漫画版 猫の地球儀」だ。

設定やシチュエーションの大枠がほぼおなじ。

感動ポイントも似てるところがあって、3巻は結構やばかった。

誰かに説明したり思い返すとそうでもない、ありがちな設定ではあるんだけど、久しぶりにマンガ読んでて涙出た気がする。

1巻は不穏なところは少しあるけど導入ってことでぶっちゃけいまいち

2巻から徐々に本領発揮されてく感じ。

俺みたいに1巻の最初で切った人も、機会があればぜひ続きを読んでほしい。

惜しむらくは刊行ペース。

1年に1冊・・・いやこんだけ書き込みとかしてたらまあ仕方ない気はするけど、それならそれでオールカラーで出してほしいわ・・・

元はおそらくフルカラーなのにコミックになるにあたってモノクロになってて残念すぎる。

とにかく刊行ペースが遅いから、このままで完結すんのかって不安が大きい。

なんだかんだで進みが遅いわけじゃなくて、むしろ早いほうだから大丈夫だとは思うんだけど。

何が言いたいかっていうと早く4巻が読みたいんです。

あと1年も待つとかほんと苦行です。

ps

タイトル

ぶっちゃけMADEじゃなくてMAIDの方の印象強くてどこがメイドゴルァと思ってたら一応?2巻でMAIDインアビス勘違いした人のためのサービスがあったのでよかった。

2015-09-19

[]相田裕ガンスリンガーガール

面白かった。

最後らへんは女の子キャラの出番めっちゃ減ったりして、最初からこれだったらまず電撃大王じゃ連載できなかっただろうなって感じだった。

ジョゼとヘンリエッタラストが、いろいろと前半引っ張った割にあっさり終わって拍子抜けした。

いっこだけ気になったのは、最後ヴィクトルがトリエラ卵子恋人に託したところ。

男の俺でもウゲッと思ったんだけど、女が読んだらどうなるんだろうという恐怖がある。

このキモさは男じゃないと書けないなと思った。

2015-09-16

[]ゆうきまさみ「究極超人あ~る」※読み始め

パトレイバーで初めてゆうきまさみ読んであ~るで2作目だけど、きっついなあ・・・

パトレイバー日常パートは好きだったんだけどなあ・・・

ノリがあまりにも寒すぎて目がページを上滑りしていく・・・

いかにも昔のギャグマンガって感じ

俺に合わないのかなあ・・・

でもせっかく買ったかもったいないし読むけど・・・

2015-09-15

[]相田裕ガンスリンガーガール」(読み始め)

なんとなく読むものがなくなった感があったから、ずっと積んでたガンスリ読み始めた。

7,8年前に6巻くらいまで読んだ記憶はあるけど、全然覚えてない

キャラの見分けが少ししんどいかなと思ったけど、まあ大丈夫そう・・・かな

アニメも1期は評判いいけど、アニメで見るのはタルいからマンガでざくざく読む派。

1期のOPはええのう・・

2期がなんで評判悪いのか知らんけど。

なんとなく、作画だけの印象から言えば、みなみけ1期と2期的な違いがあるなあと感じた。

パスタの子ヤバイというくらいしかネタバレ知らないという稀有な状態だから楽しみ。

メガネのロングの子が独り蛾ってエロ漫画の子に似てるなあと思った。

これ読み終わったら次は究極超人あ~る読んでみるかな

[]ゆうきまさみパトレイバー

全部読み終わった。

32巻だと思ってたら22巻しかなかった。

長編いっこいっこがちょっと長すぎる気がしたけど、ぎりぎり許容範囲・・・かな。

グリフォンの話をまさか最後まで引っ張るとは思わなかった。

だってあん最初から出てきたのがラスボスになるとか思わんやろ普通・・・

まあ最初から考えられてたってことなのかな・・・

もうちょっと日常回があるとよかったけど、長編入ったらノンストップで進むからまあやむなしなのかな・・・

キャラバックグラウンドあんまり描かれないから内海がおタケにこだわりすぎる理由もよくわかんなかったし、

最後らへんはなんかちょっと急展開にしてもやりすぎな感じはした。

でもキャラとかやりとりとかセリフとか光るものがすごく多かった。

絵もすごく好みで古臭さをあまり感じさせられなかった。

基本ずっと制服からってのもいい意味作用してたと思う。

いちいち野明のケツが気になってた心の汚い人です私は。

おタケさんのシーンもブラしてないから乳首たってる!とかに目がいくスケベな野郎です私は。

次は劇場版かなー

あとテレビ版はオリジナル回だけ調べてみるかね・・・

2015-09-11

[]ゆうきまさみパトレイバー」※7巻まで

まだ先は長いからとりあえず今の感想を。

面白いんだけど、よくこれ少年サンデーでやってたね。いい意味で。

子どもより大人が読んで面白いって思うマンガな気がする。

13号とかいトンデモ怪獣路線は今回限りであることを願う。

あとエロ画像探してもまともなのがないから困る。

2015-09-07

[]築地俊彦艦隊これくしょん -艦これ- 陽炎、抜錨します! 6巻」

さすがにマンネリかな・・・

どーせ誰も死なないだろ的な感じで危機感もはやナシ。

平和ドタバタ→急に攻めてきた!→駆逐艦にすぎない陽炎たちが倒して武勲あげました!めでたしめでたしチャンチャン

ってのがさすがに多すぎてねえ・・

もうメンバー内の確執もないし。

特に6巻はとってつけたようにゲームアイテムが出てきてその説明とかしちゃうし。

現実に引き戻されちゃうっていうか。

もっと艦これ根本に迫るような敵さんサイドの描写入れて独自艦これ解釈を見せてくれるようなダイナミックな物語が見たかったなあ・・・

二次創作見とけって話で、陽炎あくまでも艦これ入門で適当キャラが絡んどけばいいってことかね

7巻で終わりらしいけど、7巻もやった割には中身のないシリーズだった。

これだったらせいぜい3,4巻で終わっといたほうがよかったと思う。

ストライクウィッチーズ最終話見た後のようなもやもやが残るわ・・・

いや何も解決してねーやんみたいな

あとはちょくちょく日本語がきになるところが。編集しごとしろ

[]ランス03②

まだ途中。

個人的最初思ってたの(ヘルマン占領されたリーザス最初から乗り込んでいって陣地占領?進撃?ゲー)とは違って、最初くだらないお使いから始まったからどうなるかと思ったけど、

そこまでひっぱることな最初の女追っかけて行くのが終わったからよかった。

攻略見てないけど、まだまだストーリー長いよね・・・?もう半分以上きちゃってるなんてことないよね・・・

今までのランスと一番違うことと言えばボイスがついたことだろう。

これはリメイクに対する付加価値ってのとランス10に向けてのユーザの反応を探るという二重の意味があるんだろうなあとぼんやり思った。

今のところボイスは可もなく不可もなくって感じ。

シィルのひんひんがひんひぃんみたいになってるのとか地味に気になるところはあったけど、だいたいイメージどおりではあると思う。

でも久しぶりにボイス付きエロゲをやって思ったのは、エロゲ声優個性なさすぎじゃね?っていう。

ぶっちゃけ声だけでキャラ区別つかんくね?

久しぶりのエロゲのせいでエロゲ声優ダメ絶対音感がなくなっちゃってるだけ?

なんか全体的にキンキンした声でアニメ声ともまた違うインパクトっていうか。

悪くはないんだけど、みんな声似てるからなんかせっかく声ある意味ないなあと思っちゃう

でもかなみだけはツッコミとか怒りとか割と感情豊かに演じてくれてるから聞く価値あるなあって感じだけど。

男はだいたいじじいからイケメンからモブまでみんな個性あるなあと思うけど。

あとはボイスつきと言えばあれか。

・・・

とかの無言の間にもブレスみたいなボイスがつくようになったことか。

無言のニュアンスの読み取りの確認ができるようになった。

あとはランスの声ね。

戦闘ときだけってのがなんか違和感

ミュー機能あるんだから全部ボイスつければよかったのに。

でもランス10ではボイスに予算かけるくらいならシナリオなりシステムなりをちゃんと作りこんで欲しい。

ボイスもないならないでのよさがランスシリーズには確実にあると思うから

シュールテキストオノマトペを交えたセリフ

外注でいいからとり戻ってこねえかな・・・

2015-09-06

[]ランス03①

絵が綺麗だしエロイんだけど、織音ほどのエロさを感じないのはただ年とっただけかな・・・

結構シビアバランスで死にやすいくてめんどいからステータスだけ改造してサクサク進んでる。

早くまそうさんに会いたいなー

でもランス01のリメイクよりかはシステム的に考えてくれてるってのは感じる。

あれやたらシビアすぎて死にまくりのめんどくさすぎだったしなー

2015-08-29

[]春日歩城下町のダンデライオン

アニメになってるし読んでみるかと思ったけど、

キャラの見分けがつかなくなって1巻59Pから会長話の途中でギブ。

アップだと全然見分けつかないし服装も制服だしでもう無理って感じ

ギャグ普通のことを普通に突っ込んでるだけでそこまで面白くないし

描き分けできないのに登場人物増やしすぎだろって感じ

アニメなら髪の色とか声とかでまだ区別つくんだろうけど、マンガモノクロ声なしだとちょっと読むに耐えない

2015-08-26

[]映画ダークナイト・ライジング

期待はずれ。

ダークナイト面白いってのを聞いてたからこっちもさぞ面白いんだろうと期待しすぎた。

でも期待してなくても面白くなかったと思う。

なんか全体通してチグハグ

バットマン映画を見るの自体は相当久しぶりで前何見たか覚えてないくらいだけど。

最後爆弾持って飛んでくところはワンピースアラバスタのペルー思い出したw

バットマン役の男の人の眉間あたり?にあったイボがすっごい気になってしょうがなかった。

でも今画像検索したらイボっぽいのない気がするし。

なんだったんだあれ。

キャットウーマンの人はスタイルいいなあと思った。

インド?の井戸脱出は長すぎだし不自然

ジョブズみてーにインドでも行って変に感化されでもしたのかと心配したくなるレベル

いろいろ雑でもそれなりにスカッとするならいいと思うけどそれがなかったか中途半端なまま終わってしまった。

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