自分には合わなくていまいちだった。
ただでさえ苦手意識のある東欧?中東?関連の問題に、
ただでさえめんどくさい推理要素が入っていたから。
お話的には単純なのにという鬱憤。
変に頭を使いたくなかったから、雑学、というか推理の前提知識部分は読み飛ばした。
あと途中の日常シーンっぽいのとか、無駄に長い思考部分も。
読後感が何かに似ていると思ったらSFだ。
有名ドコロとか評価が高いSF小説って、だいたい設定がメインで、お話はおまけでしかないじゃん。
あれと同じ感じ。
ミステリがメインでお話やキャラクターはおまけでしかないタイプの本。
インシテミルもそうだったけど、謎解きがメインの米澤穂信はどうも合わない。
キャラクターの掘り下げも全然足りないから思い入れもできるわけないし。
趣味で書きましたーって感じがした。
逆に米澤穂信の謎解きが好きなら、ちょっと変わった趣向の謎解き小説って意味でおもしろく感じると思う。
Permalink | 記事への反応(1) | 16:35
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あのコッテコテの泣かせストーリーを「おまけ」で済ませるとは…
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