はてなキーワード: 萌エロとは
顧客殴りまくって、スカートたくしあげて好きなだけ見てもいいんですよってメイドさんは萌エロじゃねー男視線でもねー女向けの正しい公告!嫌なら買うな、俺たちが買い支えると追い払いまくったのに、メンズインナーの売上も低迷して伸びてないのどういうことだろ。
今もオタクインフルエンサーが売上下がったのはラブタイツのせいじゃありませーん、ラブタイツ炎上は女の嫉妬、オタクきもいから買わないのはオタ差別、女は陰湿とアピって女に粘着するのに必死で、アツギはメンズインナー出してるから俺たちが買い支えようぜとアピールはしない。
オタクはアツギ買ってやれよと言ってるのがフェミで、顧客殴りながらアツギ買うなと騒いだのが擁護キモオタ。
それでアツギ守ってるつもりでいるのかあれ?
気の毒だわ。
限界はてサ先輩たちの対オタク戦線が醜態すぎて最近ちょっと目に余る。
きんぎょ on Twitter: "てか、オタクってそんなに温泉行くの、、?オタクが押し寄せる温泉って子供が何されるかわからなくて怖いね。。"
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/RVaiQW3767Sj5Sd/status/1460220534919028742
こんなんただの差別です。
オタクをゲイとかに変えてみなよ、とかいちいち言うのも嫌なんだけど
いちいち言われないとわからない?
”ゲイが押し寄せるプールって子供が何されるかわからなくて怖いね。”
tokatongtong 結局、オタク層の一部に過ぎない萌エロネオリベオタがネットでオタク代表面して萌エロ絵の公共露出を頑強に擁護しようすればするほど、オタク層全般がこういう目で見られてまた冬の時代に逆戻りしかねないんだよな 今の子持ち世代はまだ 宮崎事件の記憶あるし
「エロネオリベオタ」が「萌エロ絵」にどんだけ執着したとしても(tokatongtong先輩オリジナル造語が多いっすね…)
そいつらが性犯罪をすると匂わせるのはそれなりの根拠がなければ単なる誹謗中傷だし
もう根拠のない発言と誹謗中傷が癖になりすぎてて麻痺してるんだろうけど
あんたらの言動って訴訟起こされたらなんにも言い返せない醜態晒すような低レベルで非論理的で根拠ゼロでオールドタイプな差別と侮辱ばっかりなんだよ。
「一部のキモオタのせいでオタク全体が蔑んで見られちゃうよ?」
また、そういう「全体が〇〇に見られちゃうよ?」などと不利益を予告して抑圧を図ってニタつくのも極めて浅いやり口の見え透いた差別です。
「ゲイの中の一部が弁えもせずにパレードなんかして権利主張するせいで
ゲイ全体が面倒くさい人って見られちゃうよ?どうするの?止めた方がいいんじゃない?」
こういう感じに「自分は差別はしたくないけど心配だよ?」みたいな見え透いた下衆な言い方でゲイとか女性とかいろんな人間を抑圧して弁えさせようとする低劣な人間がどれほどいたか!
こんなわかりやすいやり方をしながら、自分が差別者として指弾されることはカシコク回避できてると思い込んでるんです。すごく頭が悪い浅はかなバカですよね。
こんなにバレバレな古典的なやり口で「責任回避しながら差別したい」を図って全部バレるってみじめすぎない?
一体どんな人生送ってると限界はてサ先輩達みたいになるんだろう。
「宮崎事件がどうこう」というのもひどいもんで、 凶悪犯罪者宮崎勤と同一視して特定集団に蔑視や疎外の感情を向けたことはモロに差別ど真ん中です。若い頃のそういう行いを恥じてるどころか「またやっちゃうよ?」とかイキってんのかよ。頭大丈夫なのこのジジイたちは。マジで単なる差別主義者じゃん。
まあこのtokatongtong先輩みたいな人は大喜びしながらその差別の中心で差別を楽しんだのだろうし、 高齢限界はてサ先輩達がオタク差別やめられないのもその若い頃の快楽が忘れられないからなんですよね。
いちいち言うのも嫌だけど、オタクを在日とかと入れ替えてみてくださいよ。
在日から凶悪におぞましい犯罪者が出たら(実際出てる、当たり前)、在日全体を蔑視したり疎外したりしていいの?
これは別に在日に肩入れするからじゃなくて、たとえ在日のことが大嫌いでも頭悪い蔑視には強く反対する。
差別バカ「キモオタが絵の女の子とかで喜んでるのが不快、規制してイジメて楽しみたいぞ」
→表現規制です。表現の自由を制限するほどの有害性の根拠の提示は必要です。
差別バカ「法で規制するとは言ってないし、社会的合意でやるんだし…」
→一方的に放火してそれが見つかり反論されると逃走して被害者ぶって反論した者を侮辱する。どんな合意形成ですか。
差別バカ「あんな絵を好むようなやつは子供に性犯罪をするから怖い」
→ただの誹謗中傷・侮辱です。根拠も公益性もないし訴えられたら普通に負けます。
差別バカ「あーあ、一部のオタクが弁えないからオタク全体がそういう風に見られちゃうぞー(ニヤニヤ)」
→典型的な偏見・差別です。そういう風に見ようとする側が悪い。
→そういう言い方で「自分が差別してるんじゃない」式の責任逃れも、陳腐過ぎて見てる方が恥ずかしいです。
今時ウヨでもこんなことやらないっていう稚拙で低レベルなやり方を
通用すると思って真顔でやってる限界はテサ先輩達を見てるのがもう辛いです…
それがはてなブックマークみたいな限界集落の中でも更に限界度高い部落を築いて年がら年中オタクガー!オタクガー!
若い頃に楽しんだ宮崎勤と絡めたオタク差別が結局一番楽しかったことなの?
どうしてもオタク外部からの批判ってことにしたいらしいけど、界隈内部からの批判だから。女性オタク層はもとより、男性オタク層の中にも萌エロネオリベ系連中の感覚/行動様式に不快感持ってるオタクはいるんだよ。 一部撮り鉄問題と同じ
tokatongtong 先輩「俺はゲイだけどゲイは弁えるべきだし同性婚まで求めるべきではないと思う」っすかあ
「古臭い差別野郎の手垢のついた手口」を更に天丼してくるそれってなんかのギャグなんすか?
先輩の自称がオタクでも女でも黒人でも在日でも差別は差別なんっすわ。
「キモい絵を好んでるオタクが性犯罪をする」というエビデンスは?ない。
「オタク全員を性犯罪者と見なす」そのためのエビデンスは?ない。
「お前等が弁えないなら蔑視されて疎外されて当然」なにそれそんな差別正当化出来るまともな論理はあんの?ない。
発言全部頭悪いしょーもない偏見と差別で、唯一の言い訳は「お、お、おでもオタクだし!」
土日にそんな低能丸出しの見苦しい言い訳しながらオタク差別するしかたのしみがねえの?
先輩いま何歳?何年人生やってそのザマなの?
死ぬまでに立ち直ってほしいなあ。
あまさんのキャラやら胸の谷間丸出しの発情女を駅に貼ったあれとか度々話題になってるけど、駅乃みちかでまたかとうんざりしてる
またあれだろ、発情顔のエロゲキャラみたいな女とかスカート濡らして体にぴったりくっつけないと実現できないようなエロ目的の股間の陰影とかそう言うキャラを駅にはるのを、普通だとかオタクはフェミの被害者だとか騒いでんだろ
エロゲキャラみたいなのに谷間も乳首もパンツも出してない上に股も開いてないからエロくないみたいな腐りはてた頭で物言うなよ
この前昔のバカ殿動画を見て、全裸の女が尻丸出しで立ってる周りでちょんまげから水を出して裸体にかけまくるとか、おっぱい丸出しの女と小さな風呂で密着して入るとか、これゴールデンタイムで子供が見たらダメだろ!?って驚くくらいエロかったんだけど、昔はおっぱいとか出るのわりと普通で違和感なく見れてたのよな、麻痺してたんだよ
「萌え」というものは、可愛いキャラを見たときに「可愛いなあ」と素直に感じる、
そういったものであって、性欲からは距離を置いた感情であった。
もちろん「萌え」たあとに「エロ」を求めることはあるが、あくまでそれは別腹だ。
たとえば、萌え要素の強いエロゲは、エロ要素が弱いのが当たり前だった。
逆に「萌えなのにエロい」ことを売りとした「萌エロ」というジャンルがあるくらいだった。
そんな「萌え」が「エロ」と同一視されるようになったのはいつからだったろうか。
いや、内部的にはいまでも「萌え」の本質は変わっていないと思っている。
彼らは、アイドルの顔の区別が付かないがごとく、萌えとエロの区別が付かない。
そのコンテンツが性欲に向けて売り出されているのか、そうでないのかが分からず、分かろうともしない。
何でも性欲に向けたものだと決め付けて、思考停止してしまうのだ。
それでいて非公開にもなってないとか
苦笑したので即席botに収集させてみた
※リンク先はすべて該当サイトのはてブ一覧。ほとんどが18ブクマ固定
…っていうか、スパムブログが自動で作れるように、運営もスパムブログを抽出するのも自動でできるはずだから、
こんな事してなんの意味があるんだろう…
男性エロにはネタ要素を求めずにはいられない。みんなも、もう1冊の方は見なかったことにしたいんだろ?
わあい月見荘のあかり あかり月見荘のあかり大好き。あかりちゃんの曇り無きハッピースマイルを見るたびに湧き上がるバッドエナジーがクセになる。
ドバト先生の描くロリの健気さっていいですよね。ゴージャス宝田にいじられるドバト先生萌え。
2012年のトンデモ枠。圧倒的な触手描写と、手の込んだギャグ設定が楽しいです。
前作「ピンクトラッシュ」からシリーズ続いたねー。メンズヤングは休刊したけど、けろりん先生の人気はむしろ高まってきてるかな。
話題を巻き起こした表題作。続く裁判傍聴はちょっと露悪的過ぎたかも。
シスケ先生のエロ漫画モチベーションの高さには惚れ惚れします。
ドライブ感溢れる鬼畜展開がナイスでした。青年誌の方も段々ノってきた感じ。
紙魚丸ワールドが単行本にまとまって良かったです。しかし蕾秘(ライヒ)って誌名、格好良すぎませんか?
10.駄菓子 「純潔の終わる日々…」
光源フェチが表紙に現れてないの惜しい。乳首ガチガチなの、イイよね。
BL創作同人で注目され、2010年にはふゅーじょんぷろだくとから「ミ・ディアブロ」が刊行された梶本レイカの代表作長編が、2012年遂に単行本にまとまった。グロテスクでショッキングな展開と尖りにとがった描写は、鬼畜BLという枠組みを超えた強度と鮮烈さを持って読む人に叫びかける。サブカルコミックが鳴りを潜め、マンガ表現のホットトピックはもっぱら萌え4コマという昨今にあって、BLジャンルが表現の極北を担っているというのは決して言い過ぎでは無いだろう。ウェブ掲載分の収録は2巻で終わり、現在は新規ストーリーがふゅーじょんのオリジナルBL誌「comic Be」で掲載中。山奥の男子校で繰り広げられる暴力と退廃に満ちた肉体関係は、新たな広がりを見せている。
市川けい 「スロースターター」
高校野球部・キャッチャーの攻・エアリーヘアの受。大きく振りかぶりそうな2人の出会いは、通学の車内だった。互いの学校生活の話で盛り上がり、ふと会えない日が出来ると少し寂しくなり……。友情からのBLというのは、自分の気持ちに戸惑い、相手との距離感を測りかねながら縮めていくのが王道だ。「通学/通勤電車でいつも一緒になる」という巡り合わせは、こうしたストーリー運び非常に相性の良い舞台装置で、天丼設定とまでは言わないがそう珍しくはない。市川けいが出色なのは、それを踏まえた上でガラ空きの電車内におけるあの間延びした空気感を、コマの間合いで巧みに表現していることだ。モノローグの入れ方、固定ショット・コマでの人物の動きなどの「間」を取るセンスが独特で、意図的に停滞させられたテンポは、2人の進展のじれったさと絶妙にマッチしている。反面、肝心のプロットは2人が結ばれるまでダレることはない。各話の山場の見せ方も上手く、特にキスシーンの甘酸っぱさたるや爆発甚だしいリア充になっている。内容的にも若く爽やかな仕上がりが心地よい。とてもしかしそのキスシーンが駅構内のトイレってのがまた何とも……電車好きすぎじゃなかろか。
夏糖 「花咲き道理」
「その人の持つオーラが花や泡の形で見える」不思議な力を持つ主人公と、彼が属する劇団を舞台にした群像劇。能力設定、といっても物語中でそれが意味を持つシーンはごく数箇所で、主眼は公演に向けて活動する劇団の人間模様にある。劇団員各々の交流の中で主人公の取る立場は概して淡白なのだが、それは画面の中にこっそりと映りこむオーラの花と同じように、作品に安らいだ雰囲気を与えてくれている。ラストで主人公が心情を吐露するシーンも、劇団の居心地の良さが読み手に伝わってくるような、素朴な優しさが感じられる。抑制の効いたストーリーで、主人公の存在に癒される話。
掲載された茜新社のBL誌「OPERA」はキレの良い新人をいくつも擁するが、単行本まで結実する作家はそう多くない。群像もの、しかも演劇というメタストーリーが絡む複雑な設定で1年以上に亘って手がけた事実は、それだけの力量を物語っている。現在はリブレ出版の「Citron」でも執筆しており、今後の作品にも期待したい。
磯野フナ 「委員長のおもちゃ性教育」
真面目な文章ばっか疲れんだよ! いいよねーこういうアホ丸出しの単行本タイトルって。ジュネットのピアス・JUNEって最近は描写の濃い萌エロBLの名産地だけど、磯野せんせーはたいへんイキがよろしい。コナかけられて顔を赤らめるとこ、イジられて涙を滲ませるとこ、ブッこまれて表情を蕩かすとこ、マジでエロ可愛いぜ。目の描き方を中心に絵柄もアニメ系っつーかまあ女性同人独特なんだけど、デフォルメもメリハリ利いてるし、描き慣れた感ある一方で性交シーンも手を抜いてないのがアツいね。あと女の子が可愛い(超重要)。BL作家の女体描写って成年マンガ家(男性向け)の男体描写よりレベル高い気がするんだけど、そんなことないですかね。偏見かね。コミックJUNEは休刊してしまったが、新人の弾数は色々あるので何とか次につなげて欲しいもんです。
良くも悪くも、創作同人臭の強い作風なんだけど、いいと思います。そういうの好きなんで……。くっつかずに悲恋でおしまい、とか、何となく悩みを打ち明けて心を楽にしてEND、だとか、そういうのは、商業誌だとあまり喜ばれないと思うけど、新人らしくて贔屓したい。描線にも不安な雰囲気が出てて、作風とはよく合ってます。
ここでは基本的に新人を紹介しているが、2012年の新人を一人挙げるなら、名取いさとを選びたい。心交社の「moca」とリブレ出版の「Citron」の掛け持ち連載で、同時期に単行本を刊行。それぞれほんわか友情モノと少し鬼畜な暗い雰囲気に仕上がっていて、ストーリーの幅広さがグッド。髪の毛1本1本まで行き届いた丁寧な作画も新人離れしており、「日陰蝶」では剣道着を着けての試合・会話シーンを(第1話で)こなすなど、作画に対する気合が窺える。無理のない人体描写と細やかな表情の描き分け、作者の萌えを垣間見せるキャラクター造形も多様と、BLマンガ家としての天分アリアリ。難を付けるなら、タフな仕事量にも関わらず安定した絵柄で既に初々しさを脱却していることか。女性キャラも可愛い(超重要)し、くたびれたオヤジから涙ぐむショタまで愛のある描写が光る。今後は一般女性/青年誌まで活躍の舞台が見込めるモンスター新人だ。
“君の鍵穴は私の鍵で開かれる!!”っつー単行本帯のアオリでちょっと話題になったよねコレ。まあピアスは単行本に限らず誌面でもアオリ文が横行してて、編集がいちいちナイスフレーズ捻り出してるわけだし、ちゃんと反応するのはいいことだよね。「股間もテントもピンコ張り!!全裸で楽しむ夏休み河原キャンプ」とか、綴込みの見開きイラストもイカしてるんだわこれが。しかし東条せんせーの手がけるショタはサイコーだな。桃尻のラインが犯罪過ぎる。超絶画力だからトンデモBL変態ファンタジーも安心して楽しめるんだよなー。貞操帯&お漏らしやら目隠しオナホプレイやら猫耳コスプレの尻尾アナルin(前作)やら、マガジン・マガジンって出版社は心得てるわ。この人って美少女絵も絶品だから(超重要)、Keyのゲームのコミカライズも好評連載中なんだぜ。まさに鍵穴ってやかましいわwww
葉月つや子 「白衣にひそむ熱情」
眼光も険しいサツバツな絵柄に慣れれば、有無を言わさぬ攻の気迫はBLでも稀有なストロングスタイル。葉月つや子といえば知る人ぞ知るレディコミの女王である。近年の主な活動場所はぶんか社の「まんがグリム童話」だが、レディコミ仕込のスピーディでパワフルな作劇はBLでも健在だ。怒気漲らせる攻が駆動する物語は、受を存分に振り回し、しかし最終的には見事に鞘に収まる。各読みきりの短い尺の中で怒涛のダイナミズムを見せ、その上できっちりハッピーエンドに収めるこのカタルシスはワザマエと言うほか無い。長いキャリアを持つ作家の2年ぶりとなるBL単行本は、そのいぶし銀の魅力を堪能できる一冊だ。いつもならヤクザや貸金のダークスーツ姿が映えるところだが、本作では医者の白衣が前面に出ており、少しだけ和らいだ雰囲気になっている。
トワ 「秘密にスキャンダル」
人気タレントである幼馴染との秘密の関係を描いた、作者の初単行本。BLのお約束というか、こうした立場関係では有名人側が惚れている構図が基本であり、本作もその例に漏れない。回想の幼年時代から現在は大学生としてのキャンパスライフ、進展後はサラリーマンとなった主人公との恋仲まで、柔らかなタッチによる登場人物たちは皆親しみやすく、ほのぼのとした作品だ。タイトル通りのスキャンダル疑惑や、ライバル芸能人の横槍といった筋書きも大体鉄板だが、本作は脇役がどれもキャラが立っており、悩める主人公とのやり取りに説得力がある。そのため個々のエピソードに感情移入が出来て、自然に楽しめる、という好例になっている。スピンオフによる余りものカップル救済というお決まりの続編展開も、キャラの読者人気を裏付けるものだろう。可愛い女子も沢山出てくるが(超重要)、特に主人公の妹の鈴ちゃんがイイ。鈴ちゃんヒロインにした少女マンガが読みたい。
作画:如月マナミ,原作:渡海奈穂 「純潔ドロップ 青坂高校シリーズ」
「純潔ドロップ」は、とある高校を舞台とした原作を、2人のマンガ家が作画した双子作品の片割れである。体育科の完璧スポーツマンのモテ男と、普通科の文化部長である残念イケメンの確執から始まる学園BL。如月マナミの描くキャラクターは端正な顔立ちながら表情豊かで、特に赤面して眉を歪める描写が秀逸だ。文化部長が強気の体育会系に不意打ちする、逆転の構図もしくはギャップ萌えをメインに扱っている。その場の勢いやら体育会系特有の頑固さ(偏見)に流されて、つい一線を踏み越えてしまう運びは原作の鮮やかな手腕。双方負けず嫌いな性格がコミカルで、背伸びし過ぎな攻とオラオラ一転甘えたな受が微笑ましい。舞台である高校は共学で、2人の取り巻きには制服姿の可愛いJK(超重要)も色々出てくる。彼女達が当て馬やモブ扱いではなく、ちゃんと個性を持って物語に関わるのも好感度高い。
ちなみに、ここに挙げた他作品の掲載誌にリブレ出版の「Citron」、茜新社の「OPERA」、心交社の「moca」があるように、最近のBLジャンルは各社でオリジナルアンソロジー誌が創刊されており、新人のデビュー・活躍舞台もそちらが多数になっている。本作「純潔ドロップ」の発行元であるプランタン出版はその波に乗っている出版社だ。掲載誌「Canna」は創刊3年に満たないが2012年には500ページ超えという、BL誌全体の中でも上位のボリュームに到達した。価格や発売サイクルの違いもあるし、何より雑誌の厚さと発行の安定性は別物だから単純比較は出来ないが、見過ごせない存在感であることは間違いない。