はてなキーワード: 横山光輝とは
このあいだ「最も偉大な漫画家100人」という記事が増田に書き込まれていて
音楽マニアのオールタイムベストに聴いたこともない曲が並ぶのに似ている。
モンキー・ファクトリーのフォロワーが現代漫画界においてメインストリームを張っているというわけでもない。
許せないオタク面ってある程度離れているとそれほど許せなくないんだよ。
なんていうのは別にそれほど害にならないんだけど、
は始末に負えない。
色んな場面でしゃしゃり出てきて知ったような口を聞くけど、
一々答えてあげると、
「俺TUEEEだけでなろうを語るオタク」 よりも
「Wikipediaの知識とネット記事だけで会話に参加するオタク」
※補足 ゲームプレイの感情を無視してるけど裏話とかだけ食いつく
横山光輝の三国志だけで話に参加するオタクはいても、違うステージで会話をするからそんなに問題ない。
これはオタクではないし、知ってるアピールをすることはあってもオタクを自称しないんじゃない?
そういうネタでしょ。
そういうネタでしょ。
ともかく、あっさりした知識でイキってるだけのガキンチョはコバエが湧く程度にうるさいぐらいだけど、
そういった奴らの中で2回ぐらいひねりをいれたぐらいのヤツの方が面倒くさいし、障るんだよね。
オタクという概念が、年月とともに変わってきてるのはわかるけど、
俺の答えはコレや!
中堅 鋼の錬金術師
これなら3勝2敗ぐらいにはなる!!!
以下解説
先鋒の最優先条件は「バトル なし」「恋愛 なし」「ファンタジー なし」「具体的なメインテーマ あり」の4本柱。
そういった条件に合う中で比較新しくて知名度が高いのでブルーピリオドを選出。
「すぐ側で同じものを見ているのに伝わらなかった気持ちがふとした拍子に驚くほどハッキリと伝わってしまった。美術って凄い」
こんなものを1話で説明しきれるとかネームが天才か?となったあの1話で勝負だ。
これで勝てねえならもう相手が悪いので全敗を覚悟するしかねえ……。
漫画を薦めるのはやめて好きなテレビなり最近食った美味いものの話でもしよう。
次鋒は「人間関係まみれ」「バトルまみれ」「超有名作品」というテーマだ。
三国志はキャラがアホほどたくさん出てくる上に因縁もクソほど積み上がっているし更には戦争もバンバン起こるし痴情も縺れまくる。
とにかく話を動かしまくる作品をぶつけるという散弾の如き戦略だ。
もう読んでるけど駄目だったと言われても諦めるなよ。
中堅 鋼の錬金術師
「作者が女性の少年漫画」という分かりやすい路線で雑に勝率を上げていくぜ。
ぶっちぎりで売れているし女性ファンが「エドまじかわいー」みたいに言ってるのを割と聞いた気がするから多分大丈夫でしょ。
錬金術って時点で無理とか、軍隊が舞台とか怖いとか、そういう話をされたらもう諦めよう。
キメラ怖いとか人が殺し合うのはグロくて無理とか言われるかも。
ドラえもんですらしずかちゃんのお風呂覗くからポリコレ的にアウトで弾かれうるんだぞ?
ここまでで3連敗のパターンも有るな。
無理だわこの条件突破できる組み合わせ思いついたら編集者になったほうがいい。
副将は「もういっそ男か女か関係なく合う合わないがめっちゃ激しいのにしよう」と考えて、漫☆画太郎やえの素を選ぼうとしたが正気に戻ってこれを選んだ。
人生の役に立ちそうな感じと、こんな知識一生使わないだろのバランス。
1巻も面白いんだがあっちは漫画家の失踪がテーマだし作者がロリコン漫画界のスーパースターである話とか出てくるから厳しいと感じてこっちに。
割とダラダラ続くのでヤマとオチとイミしか興味がないファスト映画脳な人に受けが悪そうだがそこはもう捨てよう。
大将のテーマは「食べ物」と決めていたが、その中でも謎のパワーが最も強くケレン味も程よい作品を選ぶぜ。
劇画調でありながら読みやすく素朴さとリッチさが程よいこの絵柄は最大公約数的な強さを求められる大将向きのはずだ。
もやしもん辺りもいいかなと思ったんだが流石にアクが強すぎるので今回は抜くことに。
これでどうや!
いややっぱ多分無理だな!
ムズすぎるわ。
うーむこの増田の方が元増田より要点が纏まってて話が分かりやすい
売れるからだと思う。かっこいいし。主人公として成立させ易いし。ただ、例えば女に執着する奴、過去に縛られてる奴、ライバルにコンプレックス持ってる奴、普段は頼りない奴など、100%の男らしさじゃなく数%の弱さ・ダメさが魅力の肝なんだと思う。
これを「男性作家は、実は同時に、男らしくあれない男性主人公のダメさも描いている」とは見れないかな。ユリアユリア言うてるケンシロウとか、グリフィスグリフィス言うてるガッツとか、流川と春子さんを気にしまくってる桜木花道とか、めちゃくちゃ女々しい(問題ある表現)よね。
例に出すとジョジョの奇妙な冒険の空条承太郎は「男らしくなさ」が欠片も無い正に「男らしさの体現」的な硬派な不良だったけど
「男らしさ」に憧れる男性読者からだけじゃなくてジョジョの女性読者からも絶大な人気を誇るキャラクターの一人である事は興味深い
地獄先生ぬ~べ~や冴羽リョウみたいなスケベなお兄さんやキン肉マンみたいな普段は駄目駄目な奴も「やる時はやる」タイプだから弱さ・ダメさが人間的魅力や人間臭さになって人気に繋がってる感じかな
2.男性の描く「男らしくない男」像
のび太くんは正にそうだと思う、逆にジャイアンは普段は粗暴で性格の悪いいじめっ子だけどそういう嫌な所も時々見せる良い所も含めて基本的に「男らしい」キャラクターとして描かれているかな
「弱い事=男らしくない」なのか「弱い=自分らしく生きられない=男らしく生きられない」なのかは考えた事も無かった、後者みたいな考え方もあるんだね
幽遊白書の蔵馬とか、一見すると女性と見間違えられるような端正な容姿の男性キャラクターも「男らしくない」と思われがちで男性と女性で人気が大幅に変わる印象がある
逆に女性に嫌厭される所謂「厳つい不細工顔」なんかは男性はそこまで気にしないしむしろ男らしくない、女っぽいと受け取られがちなキャラクターよりは人気が出る傾向にある気がする
3.男らしくない事による「生き辛さ」とは
昔の少女達は手塚治虫、横山光輝、赤塚不二夫など男性漫画家に提供された少女漫画を特に不満も無く楽しんでいたそうな…むしろリボンの騎士あたりは直撃世代の女性にこそ熱狂的なファンが居るかもしれない
時代もあるけれど、現代の価値観で育った女性が男性漫画家の描いた黎明期の少女漫画を読むと「何だこれ、女性の理解度が全く足りてないしジェンダー感が古すぎる」って反感を持つのだろうか
「中身がおっさんの女子校生におっさん趣味やらせてるだけ」は実際事実だろうしもうおっさん達もそれを一種のギャグにしているからハラスメントしている女性をあまり見た事が無い…
「亭主元気で留守が良い」とか、「お父さんの服は汚いから一緒に洗濯しないで」とか、今やったら世の男性達が怒るだろうなと思ってしまうのは、やっぱり「男らしさ」が徐々に薄れてきたのもあるのかなぁ…
「中身がおばさんの男子高校生におばさん趣味やらせてるだけ」の作品に対する持ち上げ振りは本当凄いよね、何なんだろうねあの人達
小学館発行の少女漫画雑誌「少女コミック」。現在は「Sho-Comi」という名前になったらしい。
「トーマの心臓」や「風と木の詩」などが連載していた雑誌と言えばピンと来る人も多いかもしれない。
鬼滅の刃の大ヒットについてその「Sho-Comi」の編集長からこういう意見があった。
https://alu.jp/article/kOyx6lll8bfy1UsFImfL
ーー『鬼滅の刃』が、小学生から大人まで幅広い層から人気を得た理由が分かった気がします。
女の子からもすごく人気ですしね。きっと、今年一番読まれている少女マンガといえば『鬼滅の刃』ですし、部数やピュアな読者数で定義すればジャンプが一番の女性読者を抱えたマンガ誌かもしれません。
少女マンガって、恋愛マンガが多いと思われがちですが、本当はもっと広いんですよ。私は、女の子が読めば、どこで連載されていようとも「少女マンガ」だと思っています。
この言葉に、とても驚いた。
間違ってはいないと思う。今現在最も少女の心を魅了し読まれている漫画が「少女漫画」で無くて一体何なのだろう。
驚いたのは、この言葉が少女漫画雑誌の編集長を務める人の口から出てきた事である。どんな想いだったのだろう。
「週刊少年ジャンプで連載している漫画のどこが少女漫画だ?言ってみろ」と思う人も居るかもしれない。『鬼滅の刃』は、何故「少女漫画」と呼ばれるのか。
少年漫画雑誌を読む女性は古くから居た。女性ファンが多い古の少年漫画と言えば「キャプテン翼」や「聖闘士星矢」「キャッツアイ」等が有名かもしれない。
そのもっと昔、それこそ水島新司先生の「ドカベン」や手塚治虫先生の「バンパイヤ」の頃には少年漫画を好む熱心な女性読者が大勢居た。半世紀以上の歴史がある。
少年漫画を読んだ女性達は、「自分達もこういう漫画が描きたい」と少年漫画雑誌に自分の作品を持ち込んだ。あの高橋留美子先生もその一人だ。
「好きな漫画・描きたい漫画が少年漫画だったから」以外にも男性向け漫画雑誌に作品を持ち込む女性が多い理由は他にもある。
全ての雑誌がそうであるとは言わないけれど、最近の少女漫画雑誌は「恋愛物」以外を描く事が許されない傾向にあるのだ。
現実での恋愛を題材にした作品以外、バトルやファンタジーの要素が強い作品は「そういうのは少女漫画雑誌ではちょっと…」と拒絶され追い出されてしまう。
それは少女漫画ではない、そういうのが描きたいなら少年誌なり青年誌なりに行けという事らしい。女性は、創作という界隈でも無言の圧力に縛られ、抑圧されている。
『鬼滅の刃』の作者・吾峠呼世晴先生は学生時代にジャンプで連載していた大人気漫画「銀魂」を読んでジャンプに自分の作品を持ち込んだらしい。
吾峠先生の性別は今のところ公表されていない。女性ではないかと噂されているが、公式には性別不詳の漫画家さんである。
ジャンプに限らず少年漫画雑誌に自分の作品を持ち込む女性は男性のペンネームを使う事が多い。
高橋留美子先生など一部例外も居るけれど、男性向けの雑誌で連載している女性漫画家の中で男性的・中性的でないペンネームを名乗る方は極少数派だと思う。
少年漫画雑誌という極めて男性社会的な場所で、女性が「自分」を隠さずに堂々と振る舞う事は難しい。男性が多いコミュニティでは、女性は排除される傾向にあるからだ。
これまでアニメ化まで至った人気少年漫画の作者の中には女性も多く居るが、男性名を名乗っているため「女性」とは認識されず殆どが男性漫画家の功績とされてきた。
『鬼滅の刃』の連載が始まった当初、真っ先に「この漫画は面白い!」と『鬼滅の刃』に食い付いたのは、当時のファンアートや感想を見るに女性読者だったらしい。
作品がアニメ化してから社会現象に至るまで作品を盛り上げたのも女性ファンだった。1年ほど前から「鬼滅女子」がTVでも頻繁に取り上げられていた事をよく覚えている。
「りぼん」や「マーガレット」などの少女漫画雑誌、「Seventeen(セブンティーン)」や「anan」など女性向け情報雑誌が『鬼滅の刃』とコラボレーション・特集を行い大きく取り上げられた。
近年社会現象になった少年漫画は他にもあるけれど、『鬼滅の刃』の女性人気はその中でも最大であるらしい。老若を問わず女性の心を強く惹き付ける物が、あの作品にはあった。
『鬼滅の刃』は勿論少年向けのバトル漫画としても読める作品である。全国の男児は『鬼滅の刃』に出てくるキャラや必殺技に今夢中になっているし、男児向けの玩具も売れに売れている。
あの作品が「少女漫画」と呼ばれる理由は、細やかな心理描写や丁寧に掘り下げられたキャラクターの人間関係が少女漫画に馴れ親しんでいる女性達に違和感無く受け入れられた事が大きいだろう。
女性、主に少女を読者層に想定している雑誌の編集長が、「週刊少年ジャンプ」に掲載されていた『鬼滅の刃』を日本で一番読まれている少女漫画と認めた。
これは「少女漫画は最早少女にさえ読まれなくなった」という事ではない。むしろその真逆と言ってもいいと思う。今現在、日本で最も少女に愛される『鬼滅の刃』が「少年漫画」の世界で一番の人気がある。
女性の存在を疎み排除する傾向にある少年漫画という界隈で、少女漫画の作法で描かれた「少女漫画」が頂点を取っている。少女漫画の在り方が、今少しずつ変わり始めているのかもしれない。
【追記】
もし風と木の詩が今の鬼滅の刃くらい人気が出て、男性ファンが沢山付いて男性向けの商品が大量展開されるような事があれば…おっさん漫画と呼んでも良いかもしれない。
そういえば最近だと「名探偵コナン」なんかはある人気キャラが登場してから元から多かった女性ファンが激増して女性向けの作品と言われる事が増えたんだとか。
この手の言説でいつも疑問なんだけど、少年漫画と違って少女漫画では男性作家が男性名のまま連載して受け入れられてるの? ジャンルの排他性をミソジニーだけに求めようとしすぎじゃない?
少女漫画の開祖達が手塚治虫・赤塚不二夫・横山光輝等々偉大な先人の男性漫画家さんなのは有名な話だけど、少女漫画を描く男性というのが極めて稀なケースなので何とも言えない。
あだち充先生や魔夜峰央先生は少女漫画雑誌で連載したけれど…男性が少女漫画を描くと線の太さや内容ですぐ性別が分かると聞いたけど実際の所はどうなのだろう。
立原あゆみ先生や新谷かおる先生など、一見少女漫画を意識している画風の人でも見る人が見ればすぐに男性が描いている絵だと分かるそうな…。
歴史系の漫画が好きで、多分歴史系漫画についてはそこそこマニアックなものも読んでると思うんだけど、それ以外は本当にごく一部のメジャーな漫画しか読んでない。
歴史系漫画以外も読んでみたいんだが、なんか自分で選んでもあんまりピンとこない。俺の好きな漫画見て、「なんでこれ読んでないんだ」みたいな歴史系以外の漫画お勧めしてくれる人いない?
好きな漫画
阿・吽(おかざき真里)
雪の峠・剣の舞
レイリ
歴史系以外で読んでるのは、寄生獣とか、ベルセルクとか。あと「これは誰でも読んでるやろ」くらいメジャーなのは一応読んでると思う。あと岩明均さんのは大体読んでる。
すまないがよろしく頼む。