はてなキーワード: 子宮頸がんとは
だから、稀な疾患だとして確率を特定せんとリスク評価ができん。
子宮頸がんが減ったとして、同じ数、いや、それ以上にワクチン合併症が起きたら意味ないんじゃない?ってことだ。
逆に考えるんだ。この大規模調査で、ある特定の遺伝子型の人間が全身麻痺を発症すると特定できたとする。
んで、その特定の遺伝子型には注射しないようにした結果、3人全身麻痺を起こさないで済むことができた。生涯年収2億としてそれで回収できるのが6億だよ。
子宮頸がんの罹患数は国内1年10000人、死亡数は3000人前後。ワクチンではこのうち半分ぐらいを予防できる。
全ての女性に接種するとしても、質量共に今のところワクチンの益を上回る被害が発生するとは考えづらい。
調査をするにしても接種と並行しながらすべきだ。
統計ってのはどうしても振れがあるのを見越して例えば5%の確率でしか起きない事象であればこれは意味がある(有意だという)5%でしか起きえない事象でなければ関係がないという。
けど、それは例えば1%の確率で本当に致命的な事象が発生するものも、隠れる恐れがある。
例えば100万人に予防接種するとして1万人致命的な事象が発生するということだ。
子宮頸がん患者自体約1万人ってことは、子宮頸がん患者をなくすために副作用で1万人致命的な事象を発生させる患者を生んだら意味がないんだよ。
だから、「予防接種」としてやるのなら、非常に高い信頼性が必要。すでに病気になった人の治療とは格段に比べ物にならないね。
すでに病気になった患者についてははもうすでに起きた病気との天秤でいいから。
予防接種は何もなければ健常者だ。さらに、受ける人数はけた外れに増える。
ということで、調査して、このワクチンが致命的な事象を起こす確率をきちんと把握してからだな。
把握したら、その共通点を拾って、こういう人には打ってはならないという指針が作れるはずだ。
把握したうえで、感覚としては0.1%程度の確率だったらやってもいいとかいう感じだな。だが、それにはきちんと調べて確率を出してからだな。
子宮を取らずにすんだ、
あるいは子宮摘出で済んで人命は助かったケースってのもいっぱいあるのよ
子宮頸がんにならずに済むって言うのは
とってもすばらしいことであって
子宮を取るとホルモンバランスめちゃ崩れで更年期障害がキツイ+長いで地獄だし
傷跡はなにしても痛いしかゆいし最低
当然セックスもまず無理
ワクチンですくわれる人多いんだよ
この前初めて子宮頸がん検診をした
いやしてはいない…なぜならできなかったのだ。
子宮頸がんの検診を受けることはなかったのだ。
現時点ではほぼかかることはないのだと聞かされた。
しかしその時血迷い、それでも検診を受けたのだった。
私の膣はあまりにも経験がなさすぎた、半泣きした、意識が吹っ飛ぶかと思った。
それほどの激痛だったのだ。
調べてわかったのだが中を見るための膣鏡というものを入れたらしい。
そのあと膣内の細胞を取るらしかったのだが私はギブアップした。
検診を受ける前にあれほど無理に受けなくて良いと言われたのに受けたのが間違いだったのだ。
女性の皆さんわかってもらえると思うけど婦人科ってちょっといき辛いじゃないですか。
何だか気恥ずかしいとか、内診が怖いとか、痛いのが嫌だとか。
婦人科のお医者さんはそういう気持ちを少しでもわかってほしい(・ω・`)
そりゃ、私の身体だよ。お医者さんに頼まれて検診を受けてるわけじゃないよ。
でも、検診を受けずにがんの発見が遅れたら…と思うと怖くて検診に行くんだよ。お金出してさ(・ω・`)
怖いなって思いながら。痛いのは嫌だなって思いながら。
怖がるのも仕方ないなって思いながら、あまり患者に横柄に接するのやめてくれよ(´・ω・`)
ほんと不安だから。っていうか正直痛いから。めっちゃ痛いから。
もうちょっと優しくしてくれ。うっかり「痛い」って言っちゃっても怒鳴ったりするのやめて。
ほんと勘弁して。
生理関係のツイ流れてくるたびに頼むから低用量ピル流行ってくれ~!って思ったので、低用量ピルについてオタクが色々書きました。頑張って書いたから読んで欲しい。
低用量ピル(OCとも呼ばれる)とは、簡単に言うと体を妊娠中のホルモンバランスに持っていく薬のこと。
妊娠中は、排卵が無くなるから新たな妊娠もしないし生理も来ない。
体がそういう風になっているので、それを利用して、避妊したり、生理を軽くしようってお薬なのだ。
ただ、本当に妊娠する訳じゃないので、月一で生理は来る。でも、だいぶ軽くなる。
(最近は3~4ヶ月に1回にする薬も出たみたい)
個人差有るけど平均的な重さの人がライナーだけで一週間すごせるようになったりする。
そして、薬をやめればちゃんと妊娠も出来るので安心してほしい。
例えば、つわりに似た症状が出たり、太ったりする可能性が有る(妊娠中のように、おなかが大きくなったりはしません)けど、妊娠同様個人差が大きい。
吐き気は薬が体に慣れれば出にくくなるし、先生に相談すれば他の薬で対処できるから心配しないでほしい。
だいたい月3000円くらい、子宮内膜症と診断されれば保険で3割負担になるので、もっと安くなる。
けど、3000円でも、色んな良い効果があるので化粧水一本買ったと思えば、出せる金額じゃないかな。と思うんだ。
いや、わかるよ!3000円ってガチャ十連回せるし安くは無いってのは分かるけど。本当にメリットがたくさんあるので、結論を出すのはもうちょっと読んでからにしてくれ~!
《メリット》
・細胞増殖が減るので悪い細胞が出来る可能性が減る=子宮癌リスクが減る
・望まない妊娠の可能性が限りなくゼロに近づく(でも性病は防げないのでゴムも併用してくれよ)
・理論上ホルモンが原因のニキビ減る(ことが多い。逆に出来る人もいるには、いる)
・いつ生理が来るのか分かる!しかも早めたり遅くしたりずらせる!(やり方は医師の指示にしたがってね)
これが本当に便利で旅行も快適!
皆、推しのイベント100%楽しみたいやろ!荷物も減るからグッズもたくさん持ち帰れるよ!
《デメリット》
・血が固まりやすくなるので年に一回は血液検査が必要(でも、他の悪い病気を早期発見できるかも)
この副作用で一万人に一人くらいの確率で死ぬ可能性も有るけど、正しい知識、早い対応で危険性は凄く下がる
・子宮頸がんのリスクは上がるので年一回、検査が必要。(男性経験が無い人は痛いし、器具を入れるので嫌だと思うけど、経験が無い人は子宮頸がんの原因のウィルス持ってないことの方が多いから、先生にその事を伝えたら受けなくていい可能性がある。でも、どっちにせよ伝えるのも恥ずかしいよな。わかる)
・お医者さんで貰わないといけない。だいたい3ヶ月に一回ぐらい(要相談)。めんどう。わかる。でも、初回や年一回の検査以外は簡単な問診だけとかで済む場合が多い
・成長期が終わってないと飲めない
残念ながら「妊娠しないなら生でいいじゃん」と言う悪い男もいるので、彼氏に飲んでいるのを伝えるのはおすすめしない
・年齢が上がると血液が固まりやすくなるので、40歳位までしか飲めない
・ピル飲んでるって言うと男女関係なく、エッチが好きだけど妊娠しないように飲んでるんだ~と思われることが、まま有る。皆が皆じゃないけど、まだ偏見は有るんだ。悲しいかな
デメリットの方が長くなってしまったけど、やっぱり良いところも悪いところも知って納得して始めて欲しい
なんで、女ばっかりこんな辛い目にあわなきゃいけないんだ。しかも、お金払って、面倒なことや嫌なこともあるのに生理を無理矢理軽くして、働いたり、学校に行ったり、生活させるなんて酷い。そんな必要あるのかって意見もあると思う。
分かるよ!あなたの辛さは体験できないし、本当の意味で、わかってあげられることは出来ないけど、想像は出来るよ。
分かる!本当に休ませてあげたい!
それと、同時に、そんなに辛いってことは、大なり小なり子宮に不具合が出てる可能性あるから婦人科に行って欲しいよ~!心配だよ~!とも思ってしまうのです。
だから、もし、ちょっとでも興味が有れば何時でもやめられるので低用量ピル始めてみてくれよな。
そして、低用量ピル使ってみようかなって思ったけど何されるか分かんないし男の先生が多いから病院行くの怖いって人も居ると思うんだ。
めちゃくちゃ分かる。だからちょっとでも怖くなくなるように一応どんな流れで貰うかも書いておくね。
ネット環境に繋がってたら「低用量ピル 病院 最寄りの地域」で検索すれば出てくるよ。
パソコン家族と共有で恥ずかしいって場合は、飛び込みで婦人科に行けば間違いないかな。予約ないとその日に貰うのは難しいけど、そこで予約して違う日に受診すれば良いのだ。
検索すれば分かると思うんだけど、最近は女医さんも増えてきているのです。
(個人的に男の先生の方が遠慮が有るのか気遣ってくれるイメージがあるので悪いことばかりでも無いと思うんだけど、そこは、お好みで)
ネットで検索して出てきた病院も、たいてい予約が必用なので注意。
電話で「低用量ピルもらいたいんです」って伝えれば良いから。相手は慣れてる大丈夫!怖くないよ!
都会はネット予約出来る病院もあるから、そういう所、探すのもいいかもね。
今までの症状説明して、先生が他の検査も必要ってなったら、何かされるかもしれないけど、もし嫌だったら、ちゃんと伝えるんだよ!
大丈夫、相手は慣れてるから。出来るだけ嫌じゃない方法で検査してくれるから。直接的な部位には触れず、お腹にゼリー塗ってエコーとかも考えてくれるから。
決断できなければ「また、日を改めて」ってお願いしても良いかな。
先生は案外、優しいし。優しくない先生は、これから長く通っていかないと行けないのに絶対途中で嫌になるから「やっぱり結構です」って帰ってきちゃって、他の病院探しても良いと思うの。あんまり深く考えないで。
特に問題ないようなら先生から低用量ピルの使い方とか説明うけて、終了のはず。お薬もらって帰ってね。
私は初回問診のみで、3ヶ月分もらって帰ったから1万ちょっと払いました。
心配なら予約の時にだいたいどれくらいかかるか聞いておいても良いかもね。
ほら、怖くないよ。あと、病院に行くと意外にたくさんの人がピル飲んでるんだな~って分かる。
でもでも、まだまだ普及しきれてないのが現実だとも思うので、もっと世の中に普及して、生理で辛い思いをする人が減ればいいな。
あと、生理を放置してしまったことで後々、悲しい思いをする人(不妊になってしまったり、重い病気になってしまったり)も減ったら良いなって。
この記事が婦人科へかかることのハードルを下げる手助けにちょっとでもなれば幸いです。
「村中さんはお気の毒で、村中さんに中傷じみた記事をかかれた家族はお気の毒ではないのか?」
「子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)について - 科学と生活のイーハトーヴ」(http://blog.ihatovo.com/entry/2017/12/14/184223)に書かれていたことに関して。
おおむね穏当で妥当な意見が書かれているように思えますが、気になる点もありまます。
タイトルにも書いた、村中さんはお気の毒で、村中さんが嘘をついてまで無理やり取材して中傷じみた記事を書かれた家族は気にならないのかということ。
ここには、HPVワクチン接種後に生じた症状について、村中さんが、被害者団体などからさまざまな抗議や圧力を受けたことが述べられています。
その抗議や圧力がどのような理由に基づくものなのか(たとえば、村中さんの主張内容に対するものなのか、患者への取材方法の適切さに関するものなのか)は明らかにされていませんが、ご家族も含めて、日常生活を脅かされるような思いをされたようで、お気の毒に思います。
村中さんは「子宮頸がんワクチンとモンスターマザー WEDGE Infinity(ウェッジ)」(http://wedge.ismedia.jp/articles/-/6587)という記事も書いてます。
母親は、少女が小学生の頃から学校では知られた人物。「娘がいじめられている」と言っては、少女が副キャプテンを務めるクラブ活動の、キャプテンの少女やその親などに繰り返しクレームをつけていた。
中学に入り2年生になった時、ある事件が起きた。部活動中の体育館に突然乗り込んできた母親は薬袋を示し、他の部員が心労をかけるため娘は心の病になったと主張。部員と父母会、学校に謝罪させた。処方されていたのは偏頭痛のための鎮痛薬だった。同学年の部員は全員部活を辞めた。
これが“子宮頸がん予防ワクチン(以下、HPVワクチンと呼びます)の安全性について、調査と発信”として必要なのでしょうか。単なる悪意に満ちた中傷的な記事内容でしょう。
そして“万が一、接種後に重篤な症状が出たら”救済されるかどうかも気になるでしょうが、村中さんのようなジャーナリストがやってきてこいつはモンスターマザーだみたいな記事を書かれることは気にならないのでしょうか。
“私も、これからHPVワクチンを受ける年齢を迎える娘の母親として、村中さんのお仕事を拝読してきました。”とあるので、この接種後に重篤な症状が出た子の母親をモンスターマザー呼ばわりする記事も読まれているのだろうと推測しますが、読んでいるのに全く気にならなかったのでしょうか。単なる受賞に対するお祝いの記事ならばあえて触れないという考えがあってもわからなくはありません。ですが、自分のこととして子供にワクチンを接種させるかや万が一に重篤な症状が出たらとエントリーを続けているので、実際に重篤な症状がでた子供と家族に対して村中さんが何をしてどんな記事を書いたのかというのことについて何も触れていないのが気になりました。
お気の毒に思わなかったのでしょうか?
女子高生はまだ全然生理周期不安定だし生殖機能安定してないぞとか、孕んだら退学するしかないので増田の好きな女子高生じゃなくなる可能性が高いぞとか、色々思ったけど。
たとえ妊娠しなかったとしても、やっぱり女側の方がセックスのリスクが大きいっていうのはやっぱりどうしようもないよな。男はいいよな。どんだけセックスしようが妊娠確率は絶対0%なんだから。
高校生の貴重な1ヶ月を、不安や恐怖で曇らせるだけの価値がセックスごときにあるとは思えない。どんなに気持ちよかろうがね。
避妊すりゃいいじゃんって言うだろうけど、ゴムに対する信頼を育む機会が女子高生じゃ早々無いよね。ぶっちゃけ見るからに頼りないし、空気入ったりしてつけるの難しいし。男がつけるの嫌がったら泥沼だし。ピルだってまだまだ偏見強いし、子宮頸がんとか血栓とか副作用への不安が別としてあるし。
女子高生の側にはセックスするメリットが本当にないどころかデメリットばっかりなんだよ。妊娠なんかしたら、今の日本じゃ人生棒に振るしかないんだよ。女子高生が好きだって言うんならせめて女子高生の人生とか精神のことをもう少し考えてやってくれよ。
30代になって初めて婦人科検診に行った。
子宮がん検診と、乳がん検診をした。受付で注意事項を読んでいたら「以下の場合は子宮頸がん検診を受けられません」の中に、「性交経験のない方」とあった。私は経験がなかった。しかし、当日までに渡された書類の注意事項には確かこんなことは書いていなかった。念のため受付に「すいません、これに該当するんですが」と言うと、そんな事あるの初めて見たみたいな戸惑いの対応をされた。ここでキャンセルするか保健師と相談するかと聞かれた。受けられないと明記しているし、同じ説明したくないし、検査もイヤだったので「じゃあキャンセルで」と即答した。
なぜ子宮頸がん検診が受けられないかというと、セックスしてなければ子宮頸がんにかかる可能性が極めて低いから検査する必要がないらしい。そりゃそうか。セックスもしてないのに器具で細胞取るとかやだなーと思ってたが、よく考えたら検査する必要ないか。
乳がん検診は超音波でやるやつで、ぬるぬるを塗って器具を当てるだけで終わった。板で挟んでぺっちゃんこにする検査は、「めちゃくちゃ痛いから30代は超音波で十分」と言われた。しかも繰り返し言われた。よほど痛いのか、痛いだけじゃないデメリットもあるのか、とにかく親戚に乳がんはいなかったし言う事聞いとく事にする。
あっさりと終わった。
卵巣のう腫は、卵巣の中になんか出来ちゃうやつ。
中身はまちまち、人によってはお腹がぽっこりするくらい大きくなったりする。
気付かないことも多いけれど、大きくなった卵巣がコロンとひっくり返って卵管が捻れたり、破裂したりすると一大事。
https://jsgo.or.jp/public/ransou.html
私の場合はこうだった、というのを書く。
婦人科系の症状は個人差大きいので、あまり参考にならないと思う。気になることがあったら病院へどうぞ。
※後半に摘出した部位を食べ物に例える描写があるから、苦手な人は気を付けて
1.発覚
社会人なりたての頃に「自治体から子宮頸がん検査の無料チケットが届いたから」とか「生理痛しんどい」とかそんな理由で近所の婦人科にかかった時に、ついでに発覚。
「片方の卵巣デカいですねー。卵巣のう腫でしょう。現状問題ないので年1回くらい様子見ましょう。」とのこと。
この時、痛いとかお腹出てるとかそういう症状はなかった。全然気が付いてなかった。生理痛はそこそこ重かったけど、のちにチョコ菓子を控えるようになったら軽減されたので卵巣のう腫とはあまり関係ないと思っている。
2.手術を決めたタイミング
時は流れて30代手前、「年1で」と言われていた検査のこともすっかり忘れた頃に結婚が決まり、別の病院でブライダルチェックを受けた。
特に問題はなかったけれど、そこでも言われる「片方卵巣デカいですねー」。
近所の病院に通ってた時よりも少し大きくなっていた。この時で6cmちょっと。通常は2〜3cmで、大体クルミと同じくらい。
このままにしておいても問題はないけれど、妊娠・出産を考えるなら早めに取っちゃった方がいいですよ、とのこと。
やっぱり捻れたりするのが怖いし、妊娠中にのう腫を取ることも出来るけど、今の内の方がリスク少ないし楽なんだって。
それまで手術も入院もしたことがなくて好奇心はあったし、その場で手術が出来る病院を紹介してもらった。
3.手術の内容
へそとその周辺数ヶ所に開けた穴からガスとカメラと器具入れて患部を切ってもらうタイプ。術中は全身麻酔、入院はトータル1週間。お腹を切って開ける開腹手術よりも、術後が楽で回復が早いらしい。
「のう腫部分のみ切除します。術後の生殖能力には影響はないですよ」の言葉に安心したのをよく覚えている。
ちなみにこの時点ではのう腫が良性か悪性か分からない。
担当医曰く「検査した結果を見ると良性っぽいけど、のう腫を摘出して中身見ないと分からない」らしい。
なんとなく、生理予定日を避けて手術の日程を決めた。
入院の少し前、採血・採尿・心電図・肺気量・MRI……色々やった。
クリアファイルを片手にスタンプラリー気分で大きな病院内をウロウロ。
みなさん手術や業務の合間を縫って時間を作ってくださったようで、とても忙しそう。
麻酔担当・手術の際立ち会ってくれる看護師さん・病棟でお世話してくれる看護師さん……他にもいらしたかもしれない。
「こんな手術します、こんなケアします、これ準備してください、もしもの場合も一応覚悟しておいて下さい、質問ありますか、では書類にサインを」大体こんな感じ。とにかく書類が多い。
5.手術当日
「浣腸の後、出来るだけトイレ我慢して下さいね。5分頑張って!」と言われたものの、1分で脱落。今入れたものがそのまま出てきた。無力。
病室で手術着に着替えてから、歩いて手術室に向かう。
手術室は予想に反して朗らかな雰囲気で驚いた。
ベッドに横になり、手術担当の看護師さんとおしゃべりしている内に麻酔が始まり、気付いたら病室に戻っていた。2時間は経っていたらしい。
夫と親の顔を確認して、その後は丸一日眠った。
時折、看護師さんが私の股座をゴソゴソと開けてチェックし、時に拭い、そっと戻して去っていった。事前の浣腸、もっと頑張ればよかった。
腕からは点滴、腰付近からは痛み止め用の管、尿道からは私が麻酔で眠った後に入れたらしい管がそれぞれ出ていた。
腰から出た管は小振りな筒に繋がっていて、痛みで辛い時に自分でその筒のボタンを押すと痛み止めを注入出来る。幸い使う機会は無かった。
点滴のおかげで喉の渇きや空腹感はないけれど、口が渇くので看護師さんが様子を見にきてくれる度にうがいをさせてもらった。
6.術後1〜2日目
手術から丸一日経つと、自分で歩いてトイレに行くくらいは出来るようになった。
多少下腹に痛みがあったけれど、それ以上に丸一日寝ていたせいで体力が落ちたのがしんどい。
あまり寝っぱなしでいると臓器が癒着するからどんどん動けと言われたので、トイレの他にも病室近くの談話スペースで漫画借りて読んだりテレビ観たり、ベッドから出てる時間を増やした。
食事も徐々にあからさまな病人食から普通の食事に変化していった。
7.退院
手術したのが月曜日、退院予定は金曜日だったが、木曜の朝に「元気そうだから後で診察して問題なければ今日退院していいよ」と言われた。
執刀医2人と面談、診察してOKが出たので会計を済ませて退院した。こうもアッサリ終わるものなのかと大層驚いた。
退院後1〜2日はゴロゴロしていたが、3日目から散歩に出て、4日目には仕事に復帰した。元々暇な座り仕事なのですぐ復帰出来たけれど、そうでなければもう少し自宅で安静にしていたかもしれない。
摘出したのう腫の写真には、髪の毛がピンピン飛び出した鶏皮の塊のようなものが写っていた。
中身は歯・骨・髪・脳・脂肪等。
流石は人間の素が入ってる臓器、中身のバリエーションに富んでる。実物は見せてもらえなかった。残念。
8.手術痕
私の場合は腹の4ヶ所に穴を開けたらしい。
へそ・へその下・そこから拳1つ分を空けて左右2ヶ所。
小さな穴ではあるけれど、放っておけば勝手になくなるタイプの糸で縫合されていた。
術後数週間で穴の一つから糸が出てきて抜けた時は驚いたが、あとで正直に担当医に報告したら「別にいいですよー、また出てきたら抜いちゃって下さい」と言われてホッとした。糸が残っている間は少ししこりのようなものがあるが、気付いたらなくなっていた。
傷口の赤み・痒みは時間と共に薄れて、今では乳首色で小指の爪サイズの痣が3ヶ所あるだけになった。
いちばん大きな穴はへそに開けたそうだが、見た目は全く分からない。
手術前が決まった頃、会社に指示を仰いで「健康保険限度額適用認定申請書」なるものを用意した。
医療費がめっちゃかかるというのが事前に分かっていれば、最初から自己負担限度額で請求してくれるらしい。
これを出さない場合は、かかった費用を一旦自分で全額支払い、後日全額から自己負担限度額を差っ引いた額を戻してもらう為の申請が必要になる。
どっちにしろ、支払う額は変わらない。
詳しくはこのあたりを参考にどうぞ。
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g5/cat550/1137-91156
私の場合、通院から手術まで全部合わせてトータル10万行くか行かないかくらいだったかなぁ……
もちろんおりた。
それなりに女性特約をつけた生命保険だったので、今回の治療費をペイ出来るどころかあと2回同じ手術受けられるくらいおりた。月々安くない金額払っているだけある。
今回の費用を余裕で払える程度の貯金はあったのでお金については心配していなかったけれど、入院手術で心身しんどかった後にちょっとしたお金が貰えたことで少し気持ちが上向いたのはありがたい。
書くまでもないと思うけれど、貰える金額は各々の契約内容次第なので、私のもらった額は全く参考になりません。
11.その他
意外なことに、術後割とすぐ子作り可と言われた。人によるかもしれないので、同じ手術を受ける人は担当医にちゃんと確認してほしい。
生理周期もズレたりするかと思いきや、変化なし。
変わったことと言えば、他に要因があるのかもしれないけれど、おりものの臭いが軽減され、へその臭いがキツくなった。なんで?
以上です。
低用量ピル(ファボワール28。最後の一週間プラセボを服用するタイプ)を一年弱服用していた。彼氏と別れて避妊する必要がなくなったのでやめた。
数ヶ月前のことはコロッと忘れるからメモ代わりに。体調の変化など。
よかったこと
・ニキビができなくなった
髪の毛が触れている部分にも出来なくなった。
あと、肌の調子はよくなりました。
・いつ出血が来るかわかる
遊びの予定もね。デートとか。相手にあまり心配かけないようにしたいしね。
服用前は周期が安定せず、生理が半月とか来なくてストレスに感じてた時期もあったので、毎月きちんと決まった時期に来る安心感はとても大きい。
もともと出血量が多い方だったのでこれは嬉しかった。酷い時は夜用ですら間に合ってなかった。
よくなかったこと
生理前の精神的なおちこみが酷かったのだが、特に改善はされず。むしろひどくなった。
頭痛とか眠気はまあまあ少しは抑えられていた。
サークルで問題が続出し、ストレスマッハな生活を半年を過ごしてたのだが。服用末期は毎日死なない様にするので精一杯だった。
霧が一気に晴れた様な感じ。思考がクリアになった。涙のコントロールがちゃんと出来る。
まあそもそも辞める直前に適応障害の診断を受けて、サークルから離れたりカウンセリング受けたりしてたし…
明確な因果関係があるとは言えないけども。
これは良くもあり悪くもあり。
頭痛はそんなに変化なし。
ざっとこんなもんか。