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はてなキーワード: エヴァとは

2021-05-01

anond:20210501055755

エヴァ観てないけど冒頭だけだとハサウェイの方が面白そうで観たくなるけどなあ

モルカー最初からあんまりさらなかったなあ

最近エヴァもそうだけど、作り手側を盛り上げて宣伝したいのかもしれんけど、

作品しか観ない人間にはそういうのはまったく刺さらんのよ

作り手側の苦労とか、視聴者であるこっちからすれば知ったことかが普通であって、

作品自体に相当思い入れというか、あるところまで熱が上がると、

転じて筆者だの監督だのまで調べ上げて傾倒するようになるんであって、

からエヴァはまだ分かるんだけど、モルカーレベルで知るか!

という気になるんだよ、自分としては

まあ、端的に言えば自分にとってはつまらんかった

それだけでしかない

モルカーは別に技術戦場にしているわけではないけれど、

度肝を抜くようなストップモーションアニメは今はYouTubeアマチュアが作っているし、

それは既存玩具模型アプリカメラの潤沢さ、

手法オープンに種明かしすることで知見が集まり高度になる(焼き畑っぽくもあるけど

被弾とか爆発の合成処理が簡単にできるようになったり、

そんな感じでいい時代になったと思う反面、技術差別化しづらかったりする

から、モルカーみたいな技術でない戦場で戦う選択は間違ってるとは思わないのだけど、

うん、ぐだぐだ書いてみたけど、単に自分に刺さらなかっただけだな

2021-04-29

本を5冊捨てられた

さっき帰ってきたらテレビのある部屋に置いてあった本が全部無くなってた。

朝出勤したときはあったので、たぶん妻に捨てられたんだと思う。そういえば今日古紙布類のゴミの日だ。

妻はたまに俺のもの勝手に捨てる。理由は分からない。

今回捨てられた本はGWにまとめて読もうと思ってた本だ。

前回はエヴァの初号機のフィギュアだった。

可能性としては、喧嘩か何か怒るようなことがあった復讐だと思うのだけど、心当たりのある事が起こってからすぐに行動しないので原因が何なのかわからない。

なんでこういう事をするのか?と何度か言ったことはあるけど、さら口論になるだけで埒が明かないので何も言わないことにしてる。

俺にとって本当に大切なものはなぜか捨てない。今回の本もエヴァフィギュアもまた買おうと思えば買える。たぶん計算してやってるんだと思う。

でも、いつか本当に大切なものまで捨てられそうで怖いので、できるだけ物を持たないようにしてる。

こういうことがあるのは年の1回か2回で、それ以外は普通夫婦だと思う。

地方って結構遊びに行ったりできる雰囲気なの?

都民なんだけど、GWはどこも閉まってるし県外移動もしないほうがいい雰囲気出てるし巣篭もりしなきゃって空気蔓延している。

で、ふと思ったんだけど地方って普通にGW遊びに行ったりできる雰囲気なの?県外移動は流石に憚られるだろうが、ちょっと隣駅の映画館に行くとか。

だとするとイイナーってかんじ。

シンエヴァ公開時平日仕事終わりだと上映終わってて、見に行けないなーって思ってたら地方に住んでる友達レイトショー使って見に行っててすごい羨ましかったの思い出した。

2021-04-28

anond:20210428144608

そりゃぁ、エヴァ最初体験だったら

基準点はエヴァが起点になるんであって他ではないよね?

体験の順番なんてみんな一緒ではないんだし、たまたま

エヴァ最初体験した人が多いからそういう意見になってるだけなんだと

理解するのも必要だよ

2021-04-27

日本スゴイポルノ」が普及する理由

自分アラフォーの男で、いわゆる古いオタクである

ずっと仲良くしている友人がおり、それこそ旧劇エヴァを一緒に劇場に見に行ったりしていた。

我々は高学歴で、特に友人は頭が良かった。

自分体感だと、古いオタクの90%以上はそうだと思うのだが、我々はノンポリであった。

別に今の政治に不満がないわけでもないし、いくつかの政治思想を勉強しないでもなかったが(オタクなので)、

「他にも楽しいことがたくさんあるのに、なんでそんなどうでもいいこと考えてるの?」というのが我々の共通した考えであったように思う。

ちょっと冷静に考えてみてほしい、あなたの一票で政治が変わることなど、一票差で拮抗している状況を除いて、無いのだ。

投票したい人はすればいい、ただ我々は他のことで忙しいのでね」という気持ち暮らしていた。



ところが、数年前からその友人の様子がおかしくなってきた。

Twitter政治系のツイートを頻繁にRTするようになってきたのだ。

それも、いわゆる「日本アゲ」「日本スゴイ」系の投稿である

繰り返すが、自分日本がスゴイところは当然多々あるとは思う。

それは国なのだから当たり前で、どんな国でもたくさんの優れているポイント、誇るべきポイントはあるだろう。

ただ、昔の彼なら、「他にも楽しいことがたくさんあるのに、なぜ自分人生関係のないニュースばかりに固執しているのか?」と考え、少なくともTwitter上でそんな話はしなかったはずである

彼の執拗躁状態投稿を見せ続けられていると、次第に自分はこう考えるようになっていた。

彼はむしろ、「実は日本がそんなに凄くなくなってきている」ということを薄々感じているのではないか



冒頭にも書いたが、我々は高学歴で、世間一般的には高収入ポジションにいる。

ただ、自分がいわゆる総合商社入社したのに対し、彼は当時は栄華を極めた、あるメーカー入社した。

そう、お察しの通り、そのメーカーは今はない。

結果、彼は同級生が30代を過ぎて平均年収1000万前後といった中で、500万程度の(型落ちした)会社に勤めている。

彼は、「そういった不幸・不遇」を「彼自身のせい」に出来なかったのではないか

当然、彼自身のせいとは言い難いだろう。

新卒学生に、将来倒産する会社を言い当てられようか?当時のアナリストにも不可能だというのに?

自身せいではない。

では何のせいなのか?日本という国が、彼自身を取り巻く環境が、終わっているかである

しかし、日本が終わっている状態を認めてしまえば、自身が積み上げてきた何もかもが虚無となってしまう。

かつて賢かった彼は自身アイデンティティを守るため、正常化バイアスを働かせ、「日本スゴイ」系のニュース執拗RTするのではないか?…

===================

本筋には関係ないのだが、自分にとって最もキツかったのは、この間のシン・エヴァである

自分含め、多くの古くからエヴァオタクが絶賛する中、彼はよくわからないロジックで、Twitter上でシン・エヴァを叩き続けていた。

不快感を煽るそのツイートには「庵野幸せになっていることへの個人的恨み」が露出していた。おそらく自覚的ものなのだろう。

あろうことか、彼はアルファツイッタラーデマ(「シン・エヴァ農業方法が間違っている」というもの)を、嬉々としてリツイートし、

庵野社会を分かっていない」「日本アニメ業界は終わっている」を繰り返し投稿した。

そのツイートデマであることが分かっても、彼のツイートは消されなかった。

普段日本スゲェぇぇって言うのに、庵野は叩くんかいって思ったが、そこで彼がガチガチアスカ派だったことを思い出した。

納得行かなかったんか、そうか。そこは同情する

https://anond.hatelabo.jp/20210426141250

anond:20210426141250

日本が終わろうが始まろうがどうでもいいが

古くからオタクである俺が何度見ても駄作しか思えないシンエヴァを絶賛しているのは

やはりネトウヨ系なんだとわかって安心した

2021-04-26

日本オワタポルノ」が普及する理由

自分アラフォーの男で、いわゆる古いオタクである

ずっと仲良くしている友人がおり、それこそ旧劇エヴァを一緒に劇場に見に行ったりしていた。

我々は高学歴で、特に友人は頭が良かった。


自分体感だと、古いオタクの90%以上はそうだと思うのだが、我々はノンポリであった。

別に今の政治に不満がないわけでもないし、いくつかの政治思想を勉強しないでもなかったが(オタクなので)、

「他にも楽しいことがたくさんあるのに、なんでそんなどうでもいいこと考えてるの?」というのが我々の共通した考えであったように思う。


ちょっと冷静に考えてみてほしい、あなたの一票で政治が変わることなど、一票差で拮抗している状況を除いて、無いのだ。

投票したい人はすればいい、ただ我々は他のことで忙しいのでね」という気持ち暮らしていた。



ところが、数年前からその友人の様子がおかしくなってきた。


Twitter政治系のツイートを頻繁にRTするようになってきたのだ。

それも、いわゆる「日本サゲ」「日本オワタ」系の投稿である


繰り返すが、自分日本が劣っているところは当然多々あるとは思う。

それは国なのだから当たり前で、どんな国でもたくさんの劣っているポイント、叩くべきポイントはあるだろう。

ただ、昔の彼なら、「他にも楽しいことがたくさんあるのに、なぜ自分人生関係のない、嫌なニュースばかりに固執しているのか?」と考え、少なくともTwitter上でそんな話はしなかったはずである


彼の執拗陰湿投稿を見せ続けられていると、次第に自分はこう考えるようになっていた。

彼はむしろ、「日本オワっていて欲しい」「日本が衰退していって欲しい」と思っているのではないか



冒頭にも書いたが、我々は高学歴で、世間一般的には高収入ポジションにいる。

ただ、自分がいわゆる総合商社入社したのに対し、彼は当時は栄華を極めた、あるメーカー入社した。


そう、お察しの通り、そのメーカーは今はない。

結果、彼は同級生が30代を過ぎて平均年収1000万前後といった中で、500万程度の(型落ちした)会社に勤めている。


彼は、「そういった不幸・不遇」を「彼自身のせい」に出来なかったのではないか


当然、彼自身のせいとは言い難いだろう。

新卒学生に、将来倒産する会社を言い当てられようか?当時のアナリストにも不可能だというのに?


自身せいではない。

では何のせいなのか?日本という国が、彼自身を取り巻く環境が、終わっているかである


であるからして、そのためにはやはり、日本は終わっていなければならない。

その確証バイアスとして、かつて賢かった彼は「日本オワタ」系のニュース執拗RTするのではないか?…


===================

本筋には関係ないのだが、自分にとって最もキツかったのは、この間のシン・エヴァである


自分含め、多くの古くからエヴァオタクが絶賛する中、彼はよくわからないロジックで、Twitter上でシン・エヴァを叩き続けていた。

不快感を煽るそのツイートには「庵野幸せになっていることへの個人的恨み」が露出していた。おそらく自覚的ものなのだろう。

あろうことか、彼はアルファツイッタラーデマ(「シン・エヴァ農業方法が間違っている」というもの)を、嬉々としてリツイートし、


庵野社会を分かっていない」「日本アニメ業界は終わっている」を繰り返し投稿した。


そのツイートデマであることが分かっても、彼のツイートは消されなかった。


かつての彼は、そんなデマに騙される人間ではなかったのに。

anond:20200425212006

当時リアルタイムエヴァにハマったのは小難しそうなSF要素だったことを思い出した

2021-04-25

「5年間不登校だった息子」に書かなかったこと。

anond:20210424185039

とにかく、嬉しくて少しでも息子のことを思うと、ほんとに一日中涙が止まらなくて、逆療法みたいなもので吐き出したらいいのかなと思ったか増田に書いた。

実は前もそうだった。

そこに書いた娘の不登校の話。増田を探せばまだある。消した記憶はないので残ってるはず。

その時も、増田登録ボタンを押して号泣したけど、すぐ涙は止まったので、今回もそのつもりで投稿し、同様に涙は止まった。

普段は常に感情を抑えてるんだけど、その反面で、息子に「死ね」と書かれた手紙をもらった時のように、極端なほど感情コントロールが効かないことがある。滅多にはないけど。

 

でも、息子を殴った、と書いたけど、頭の硬いところを狙って、コツンと力を入れずに2、3回叩いただけだよ。

だって、やらないと、息子がやり返してくることが見え見えで、先制する必要があったから。

部屋に入った途端、息子は送風機を持って待ち構えてたんだから。当時中三身長170cm以上あるんだぞ、私だって怖い。

から、殴る前に柔らかい布団の上に息子を押し倒したわけ。

たぶん、はっきり暴力したのはその時くらいで、過去には、布団にくるまって出てこない息子を布団の上から体重かけずに踏んだことが一回あるだけかな。

それでも暴力暴力かもだけど、実際のところ、めちゃくちゃ悩む。

本気で殴らないと、本気と思ってもらえないかも、だなんて考えもある。

一方で、暴力肯定させてもダメだ、というのもある。

結局、その時で、最善だと思った行動をするしかない。それが良かったのか悪かったのか、なんて分からない。

子育てに正解なんかない、ってよく聞くけど、マジでそう思う。だからって、親の自由にやっていいわけでもない。

その辺は、悩むしかない。

色んな、育児書みたいなのも読んだし、色んな人に話も聞いたけど、参考にはなっても、正解なんてどこにも見つからなかった。

だけど、色々苦労しつつ思うのは、私の親だって多分、悩み抜いたんだろうってこと。

私は親にとって、酷い息子だったと思う。

 

ゲーム機はね、確か、妻が壊してから、しばらくして同じものを買い与えたという記憶がある。

一応、弁解みたいになるけど、親の許可なくやってはいけないと言ってるのに、隠しておいたところから息子が親がいない間に、探し出してこっそりやってたんだ。

それでも確かその頃は、息子のために、六時間くらいはゲーム時間は作ってたんだ。

その代わり、保健室登校頑張れって、応援したりしていた。ところが息子は「頑張る」って嘘ついてたわけ。

たまたま、妻が、忘れ物をしていたので、普段はいない昼間の時間帯に自宅に戻ったときに、それが発覚した。

そりゃ、妻だってキレるよ。

ただし、それすら予測済みだった。だから、そうならないように絶対に見つからないところにゲーム機を隠した・・・筈だった。

それでも、息子の方が親の想定を上回った。まさかあんなところに隠したのを見つけるなんて、完全に想定外だったから。

風呂場にある天井点検口の裏だよ? マルサでもあるまいによく見つけたもんだと関心すらした。

から、それをきっかけに、ゲーム規制を諦めた。取り敢えずはその場凌ぎで昔のWiiかPrayStation2かなんかを渡した記憶もある。

好きなだけやれ、と。

その後は、大画面ディスプレイや専用コントローラまで買い与えた。

 

結局は、方針はただ一つだった。

彼が「自分意思で立ち上がろうとする」こと。

実は、これはエヴァンゲリオン新劇場版にあった庵野監督所信表明にそうあったのを覚えていたから。

エヴァ」はくり返しの物語です。

主人公が何度も同じ目に遭いながら、ひたすら立ち上がっていく話です。

わずかでも前に進もうとする、意思の話です。

曖昧孤独に耐え他者に触れるのが怖くても一緒にいたいと思う、覚悟の話です。

この所信表明がなかったら、どうなってたのか分からない。

娘の時も、確かこれだった。

何度も何度も挫けそうになるかもだけど、その度に自分意思で立ち上がるしかない、って。

親ができるのは、信じることだけ。そう思ったのです。

 

これで、うちは子供2人しかいないから、もう増田子供のことを書くことはないと思う。

追記トラバブコメも全部、ありがとう

2021-04-24

シン・エヴァンゲリオンまだ見てないけど

シン・エヴァンゲリオンまだ見に行けてない。一歳未満の乳児いるからまだ行けてない。早く見たい。ちくしょう盛り上がりやがって…と内心羨ましい。エヴァ大学生の頃に見てドハマリした青春残滓なのだ

でも最近はそこまでじゃない。シンカリオンを息子と一緒に見ていたからだ。ただしうろ覚えではあるので怪しかったらごめん。

シンカリオンきれいなエヴァンゲリオンだ。主人公父ちゃんがすばらしい。自分の息子のハヤトくんがシンカリオンに乗って戦わにゃいかんとなった時に、子供だけに押し付けるわけには行かぬと自分も乗れる方向性で考えた。そして常に自分の息子を信じて戦いに赴く息子を気にかけ、自分にできることはないかと考えている素晴らしいお父さんなのだ。というかゲンドウはほんとにクソでは?としみじみ思い始める。そしてネルフ的なシンカリオン管理している組織も素晴らしい。ミサトさんポジのお姉さんは特撮が好きな可愛いお姉さんだ。社会人としてまともだ。そもそも部下のパイロットと同居するって、保護者会社上司兼ねるって人間関係うまくいくわけねぇ!青葉くんとかに任せたほうがまだ良かったんじゃないかネルフ組織として雑では?!という気持ちがヒシヒシ湧く。シンカリオン組織の方は普通に上司説明する。すばらしい。

カオルくんポジのセイリュウくんも、ハヤトくんとの交流を通じて段々と人間の良さに触れていって、自分たちキトラルザスの行く末を考えたり仲間であり自分のために犠牲になろうとするスザクさんに対して家族という概念理解してもっと長く一緒にいてほしいと懇願したり情緒が発達していく。

というのを見てたら、何だか段々と呪縛が解けつつあった。ゲンドウさんおかしいなあ、とか、ミサトさん社会人としてどうなの?とか思ってしまった。エヴァよくわかんねーな、という気持ちになっていった。変な大人ばっかりだ。

シンカリオン面白いシンカリオンZも始まりました。見ましょう。

2021-04-23

映画館も閉鎖されるの?

もうシンエヴァ観れないの?

シン・エヴァンゲリオン劇場版:|| の感想

1か月以上前に観に行って、

ついうっかり「感想文でも書いておこうかな」などとTwitterでつぶやいたが最後

友人に拾われ「待っている」と待たれてしまった。

こいつは、しっかりとした文章を書かねばなるまい。

私がシンに対して感じた事。

それを素直に、そして素敵に書き連ねて、友人と感動を分かち合うのだ。


などと思いを馳せていたら全然書けなくなり、

「ああ、そうだ自分プレッシャーに弱かったんだ。忘れてた。」

と、自分ヘタレ気質を久々に思い出した。


まりに書けないので、先輩を捕まえて「文章が書けない」と愚痴ったところ

先輩からは「気負うなよ。なんだ、その友人だって、そんな約束もう覚えてないんじゃないか?」と、励まされた。


既にこの地点で待たせてから半月以上経っていた。

友人から特に催促などはない。


はああん、さてはそんなに気負いすることもないのかと

鼻歌交じりで湯船に浸かったり、踊りながら夕餉の支度をしたり、

switchで発売されたモンスターハンターライズをやったりして更に2週間ほど書かずにダラダラすごした。


そのうち書く気力が湧かないものかと期待もしたのだが、これがちっとも湧きやしない。

アイデアは閃いたその時にアウトプットしないと、どんなに素晴らしいものでも劣化すると言ったのは

確か大学の時の教授だったか


逃げるように打ち込んだモンスターハンターエンドロール見送りながら

自分は友人との約束を小脇に置いて、一体何をやっているのだ」と我に返り

待たせてしまっているのかもしれない友人に申し訳なさを感じながら、

ようやく書くぞと、今キーボードをたたき始めた。




ここまでが、つまり言い訳で、今更シンの感想文を書くに至った経緯である


どう書こうか散々悩んだが、結局文筆家でもない私の書くものだ。

感じたことをそのまま文章に起こすしかない。


なに、これは友人に宛てた私信の様な感想なのだから

第三者にとやかく言われる筋合いはない。


から友人が「見苦しい」と思わなければ、とりあえずは問題ないのだ。


では感想だ。どう書こうか。そうだな、本作は大きく分けて3つの感動が湧いた。

それぞれにタイトルをつけるなら、以下だ。


【大号泣お疲れ様でした、すべてのエヴァンゲリオン~】

【散々泣いた後「これシン劇場版だけ見た人は面白くないんじゃないだろうか」という懸念

戦艦好きにはたまらなかったです】



では、細かく1つづつ説明していこう。

うそう。ここからネタバレが発生するので、万が一まだ見ていない人がいたら気を付けてほしい。


----------------------

【大号泣お疲れ様でした、すべてのエヴァンゲリオン~】

とにかく泣いた。

キャラクターは何人か死ぬんだが、そういうシナリオ演出上の悲しみで流れた涙では当然なく、

「こう終わらせるのか」という感動というか。

昔感動したエヴァンゲリオンというコンテンツが、

時間が経って、時代が変わって、自分も一緒に歳をとって、そして受け入れている自分状態のもの

涙が止まらなかった。


それは、終わってしまうという哀愁とはまた違う感覚で、

かつて「なんて難解で新しいんだ!」という側面で感動したエヴァンゲリオン

(この次の詳細で書くが)こんなに分かりやすくなったとしても、受け入れて楽しんでいる自分がいる事の喜びでもあった。


期待していた感動の方向性が全く異なっているのに、喜んでいる自分がいるというのは、

シンの終わりに向けて自分も一緒に歳を重ねたからだと泣きながら気付き、

お疲れ様でした!」と関係者でもなんでもないのに、小さく独り言ちていた。


10代の頃に初めて出会って、一緒に歳を重ねたことで

今全くなんと形容していいのか分からない涙があふれ、

不思議な達成感と供に「楽しかった」「感動した」「泣いた」「素晴らしかった」を超えた感謝を感じた。


感謝

本作において、恐らく一番近い表現がこの単語な気がする。



【散々泣いた後「これ今からエヴァ見る人は面白くないんじゃないだろうか」という懸念

で、散々泣いた後に冷静になってこう思った。


「…今からエヴァンゲリオン見る人は「これ、そんなに面白いか?」と思うんじゃないだろうか。」


というのが、かなり解りやすくなっている。

TVシリーズおよび旧劇場版比較すると、エヴァンゲリオン秘密人類補完計画綾波レイの正体やら

台詞と絵でほぼ全て語ってくれた。


特に、旧劇場版では初見ではちょっと分かりにくかった、一体誰が敵なのか(ゼーレ?ゲンドウ??)というモヤっと感が

分かりやすく「ゲンドウがラスボス」「目的ユイたん復活」と、ご自身説明してくれる。


この辺りの凄く分かりやす説明に対しても、歳を重ねた自分は「語る事を決めた監督お疲れ様です!」と感動したが

なんとなく、「日本人は難解で解釈余地を残す演出の方が好む傾向があるのではないのか?」

という考えから「これ、今からシンを見る人は楽しいのだろうか?」という懸念が生まれた。


こればかりは、私の仮説が間違っているかもしれないので、過剰な心配かもしれない。

実際、序破Qと興行収入は上がっているらしいから、現代は不親切な難解さよりも、

明快な回答があったほうが好まれるのかもしれない。

(いや、でも、Qまでは結構難解だったよなあ。)


ただ、少なくとも、泣くほどの感動は多分ないだろう。


そう思うと、むやみやたらに「面白いんだよ。素晴らしいんだよ。」と勧めることを躊躇してしま自分もいる。


劇場版に比べると、シンは万人に受け入れられる作品にはなっていると思う反面、

自分は今回から観る人に狂うほど楽しいかと聞かれると、唸ってしまうかもしれない。



戦艦好きにはたまらなかったです】

最後はもう、自分の好みの話でしかないのだが、有人の人型巨大ロボットでの肉弾戦よりも

戦艦ものの方が好きな自分にとってはシンは最高だった。


エヴァンゲリオンは当然戦うんだが、ヴンダーが途中まで大活躍なのだ

活躍というか、ヴンダーベースエヴァンゲリオンが戦うのだ。

司令塔戦闘機も大好きな自分にとってさら楽しいありがとうございます

(余談ですが、そういう意味で、途中まで指令を聞かないマリの戦い方は好きではなかった。)


戦艦といえば、艦長。そう、艦長がどれだけカッコいいか大事


ミサトというキャラクターが、TVシリーズではどうにも雌くさくて好きじゃなかったのだが、

それでも、指令を出したり、無茶苦茶作戦ねじ込むシーンだけはカッコよくて好きだった。


そんな好きなミサトが100%、最後までかっこよく戦ってくれたことも、ありがとうございます

艦長から死んだのか、ミサトだから死んだのかは分からないところですが、ミサトは絶対退場するんだなあ…とかも思った。

でも、あのラスト艦長ラストだよね。全員逃がして最後は船と供には艦長としての散り方だよね。)


ヴンダーが動くのは一々カッコいいし、ヴンダーの開発秘話イケてるし、

最後に命の箱舟としての本懐を全うして兵器として出撃するシーンとか。

なんだアレ、ずるい。かっこよくてずるい。


最後の項目に関しては、本当にただただ好みの画がカッコよく動きまくってくれて

脳がひたすら喜んでいるだけみたいな感想なので、語彙がバカになっていると思う。


いや、でもカッコいいしか言えないね


ところで、私は戦艦ものが好きというか、一人のヒーローパイロット)が敵を倒すよりも

多数の凡庸凡庸と言ってもポテンシャル高め)な人々が知恵を絞り巨大な敵を倒すという構造が好き…

というタイプ戦艦もの好きなのだが、庵野秀明はその演出がとても気持ちが良く、

シンゴジラ幸せ過ぎて脳が溶けるかと思った。


そんな話をしたところ、先日知人に「それは、ヤマトは当然として、ウルトラマンウルトラQ)も好きかもね」と言われた。

ふむ、なるほど見てない。ウルトラマン


そして先日のシン・ウルトラマンの特報である


・・・これは期待するしかない。と強く思っている。


----------------------


以上が大筋の感想となるのだが、

今回書いてみて一方的レビューだと、心の中にある踊るような感動や衝撃というのが語彙力のなさも手伝って、きっと全然書けていないなと感じた。


これが会話だったら、もっと色々話したい箇所もたくさんあったなと読み返して思っている。


例えば、最後に畳みかけるメタ表現の数々や、その視点から演出だと思えばループスターシステムというもの

シナリオではなくアート寄りな(作家的な?)視点になるから議論不要なんじゃないかとか、

ラストの実写差し込みは昭和舞台壊しオマージュかな?などなど…


会話として意見を聞きながら会話を楽しみたいとは思う視点はたくさん出てくるんだが、

一方的に断言できる事は大体この三つだったなと思う。


特に、一緒に歳を取った作品がこう終わったのかという涙と感謝の話は

他の作品で感じたことがなかったので書いておけてよかったかなと思う。


そう思えば、「待っているよ」と言ってくれた友人に感謝である

ありがとう



ああ、そうだ友人よ。歳を重ねて…で思い出した。

来月私は母になる。

そういう事もあって、余計涙もろくなっているのかもしれない。


こんな時世だから会えるのがいつになるのか分からないが、

子供も連れてそのうち、書ききれなかった感想戦をやりたいものだね。

anond:20210423155104

昔、「仕事だりー、ファーストインパクトでも起きねえかな?」

って書き込みエヴァコミュで見かけて

俺が「いや、ファーストインパクトってもう起きてるよ」

って返したら、よくわからん空気になった

anond:20210423151806

まあ、そうなんだが

エヴァ」や「君の名は」とか、(他にもあるけど)単発でヒットさせるのに全力出して広報してたけど

「鬼滅」っていうてたかテレビシリーズじゃん?

“続き物”がここまでヒットして次への“繋ぎ”をこの規模で支援してるって日本史上初だと思うんだよね

シンエヴァ気持ち悪がられてないの謎

世間で言われてるように

監督シンジ

モヨコ=マリ

だとした場合

ラストの胸の大きいいい女ってセリフマジ気持ち悪くね?

まり気持ち悪いって意見を見なかったので書いた。

anond:20210423111637

潰すって何をもって潰したことになるのかもわからんけどね

それぞれが歴史に残る作品作ってて、オワコンも何もナウシカガンダムエヴァってそもそも終わるのか?

anond:20210423113942

宮崎アニメエヴァも好みではないか比較しようがない

ニワカオタクってこういう評論家っぽい言い回し好きよねぇ~って

意味で言ってんだけどw>格落ち感は否めない

2021-04-22

ただただ終わりを感じさせる曲が好きだ 

終わりの予感を感じさせる曲が好きだ

その曲が始まった途端、そして聞いている間、それまでの幸福時間が終わり、ああこの時間も終わってしまうんだという著しい郷愁、切なさと、この時間は二度と帰って来ないんだと感じさせる曲が好きだ。わかってもらえるだろうか?おすすめを教えて欲しい。それをもだえ聴きながら今週末を過ごしたい

例として以下をあげる

Prince / PurpleRain

終わりを感じさせ方としては完璧特に3分45秒前後の歌が終わった後のギターソロ以降。世紀の名盤が終わってしまうという感じと、演者側がとにかくたたみにかかっている感がたまらない。

Stone Roses / I am the resurrection

これも名盤ラストを飾る曲でPurpleRainに類似。私は復活するという歌詞とも相まって強く終わりを感じさせ素晴らしい。特に3分40秒前後ギターソロから始まる怒涛で至福なセッションタイムいつまでも終わって欲しくないけど、確実に来る終局を感じさせて、身悶える

ナンバーガール/ OMOIDE IN MY HEADサッポロOMOIDE IN MY HEAD 状態

絶頂期を迎えたバンドの突然の解散ラストライブのほぼ最後を飾り、歌詞演奏ともにバンド象徴する曲。

観客のああ終わってしまうんだという感じと、この時間が最高潮という空気パッケージされており素晴らしい

初期スタジオ版のスカスカアレンジから最後の鈍器と刃物で殴られるような凶暴なアレンジの違いにも成長と歴史を感じさせ郷愁を感じる

フィッシュマンズ/Long Season (98.12.28 男たちの別れ)

これもバンド絶頂からの終わりを感じさせる曲。上記と違うのは、ただのバンド解散だけでなく、その後の復元できない完全な喪失を知ってしまっている点で、ただただ切なさを感じさせ、たまらない

aiko/くちびる

完全に涅槃音楽死ぬ寸前にかけて欲しい。

何たって『あなたのいない世界には、あたしもいない』であるaikoにこんなこと言われるなんて、aiko情念呪い殺されているようなものである。最高じゃないですか。地獄の責苦と天国の祝福を同時に味わえるような曲でたまらない。

cocco/焼け野が原

これも情念の呪殺ソングである

何たって『だから抱いて だから抱いて この体に残るように強い力で』である。ああ、とてもたちが悪い。aikoとどっちがたちが悪いんだろうか。わたしaikoだと思います活動停止の前の最後の曲という印象も強い。

補足 下記も終わりを感じさせ素晴らしいが、上記カテゴリに当てはまらない曲

宇多田ヒカル/one last kiss

エヴァ最終章と素晴らしいマッチを見せ、終わりを感じさせるが、映画ラストと相まって終わりの先にリスタート/新しい物語を感じさせるので違う

Monty Python / Always Look on the Bright Side of Life

これも映画ライフオブブライアン最後白眉となる場面で流れ終わりを感じさせるが、人生讃歌により過ぎていてちょっと違う

Vera Lynn / We will meet again

映画博士の異常な愛情ラストを飾る曲。終わりを感じさせ素晴らしいが、映画での使われかたが、ユーモアにより過ぎているのでちょっと違う

これらとは別に ただただ涅槃を感じさせる曲も好きだが、これはまたの機会に

ぼちぼちイベントの中止・延期が出てきたな

映画大丈夫かなあ。

クレヨンしんちゃんは延期になったらしいが。

閃光のハサウェイ大丈夫だろうか。

考えてみりゃシンエヴァって緊急事態宣言中に公開したんだよな。

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