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生活感薄め
昔からあるジャニタレが好きなのだが他のグループ及びタレントは無関心よりの嫌いに入ってる
でも動画サービスなどで好きな人しかみてないのにおすすめに上がったり
SNSでは掛け持ちイナゴみたいなのが検索に出てくるのでなかなか拡げられない
他にも好きなゲームをある一人の動画制作者がやってるから見に来ただけなのに他の興味ないやつのキモいサムネが表示される
ようつべには興味なしボタンがあるが興味なしを押すと余計悪化する
何故ならそれオンリーしか許容してないので他のおすすめは最早出してほしくないのだ
こうやって自分はそのピンポイントだけを愛好したいのに結局ジャンルに括られてレッテルを貼られてしまう
好きのニアサイドに嫌いが多いのでどうしても過剰に嫌ってしまう
だからもう何も好きじゃなくなった そのジャニタレも引退したしマジで嫌いなコンテンツにアクセスするような要素は徹底的に排除したい
だから何も好きになれなくなった
ようつべで仔猫動画を観た。その動画の内容はというと、拾われた元気一杯の仔猫が、ある朝急に元気をなくして瀕死状態になってしまったというものだった。
その後、仔猫は無事一命をとりとめるのだが、経緯からして仔猫が元気をなくし体調不良になるのもむべなるかなって感じだった。
仔猫はずっと鳴き続けていたのだ。飼い主は仔猫にエサと適切な環境を用意し丁寧に世話をしたが、鳴いている仔猫を鳴かせたままそっとしておいた。
壊れそうなほどに小さな仔猫。しかも怪我を負っていた。それでは触らずにそっとしておくのが善意というもの。だが、赤ちゃんにとってただの「鳴く」という行為は、実は大変な重労働だということを、飼い主は知らなかったのだと思う。
赤ちゃんがお腹が空いている訳でも寒くもなく便秘でもないのに鳴き続けるとき、それはおおかた親を恋しがってのことだ。だが、しばらくすれば赤ちゃんは鳴き疲れて静かになる。おとなしく、従順に見えるかもしれない。ところがその時、赤ちゃんは疲労状態にある。そして疲れて眠るうちにお腹を空かせて低栄養状態になる。実はこの時、赤ちゃんは寝ているというよりは失神している。
鳴かせ過ぎというのは良くないのだ。保育者としては手がかからず楽な気がしてしまうけど、赤ちゃんは疲労と栄養失調で消耗し、やがて発育不良に、あるいは最悪死んでしまう。
だから、過干渉に見えても、鳴いている赤ちゃんは抱き上げてあやした方がいい。人間の腕の中は母親猫のお腹ほど温かくないけど、それでも抱っこによる安心感は、仔猫には必要だ。
衰弱し、回復した仔猫の動画を見て、昔、私の家にもその仔猫と同じくらい小さくてヨチヨチな赤ちゃん猫が迷い込んできたことがあったのを思い出した。
その仔猫はあまりにも小さな孤児だったけれど、人間が特別介入しないまま、大きく育った。というのも、うちで飼っていたオス猫に面倒を見られていたからだ。
オス猫は所詮オス猫で、母親猫のように乳も出せないし仔猫のためにエサを捕ってくるようなことも出来なかったが、仔猫を抱いて眠ることは出来た。仔猫はいつもオス猫にくっついていた。寒い夜は、二匹は狭い段ボールの中に一緒に入り、オス猫が仔猫を抱えて丸くなって寝ていた。
そんな感じだったので、オス猫は特別面倒見が良かった訳ではないのだけど、仔猫は無駄鳴きで体力を消耗することなく、すくすくと育った。
2、3年前にスマホを手に入れて動画を見るのを覚えた50代のおじさんが普通に見て面白いとわざわざ報告してくるので、別に若者関係ないよなあと思った
ていうか岡本吉起とかオタキングとか昔懐かしいオタ情報誌全盛期の山師系エンターテナーがみんなようつべいるし、
惑星開発委員会が再生数伸びてないっぽいのが、なるほどなあとは思った。まあ彼はなんだかんだ挑発してばっか真面目マンだしカジュアル消費者受けしないのは当たり前か
あと、ここんとこナカイドというちょっとはてブで話題になった子が資本の力にいいように翻弄されてて、強がってるけど明らかに動揺しまくってて可哀そうだなと思ってしまった
様々な人がBTSの魅力や人気を集めた理由を語っているが、俺と同じ切り口で論を進めているものがないように思ったのでn=1の感想を書いておく。
BTSの魅力としてよく挙げられるのは曲や高度なパフォーマンスなどだが、俺はやはり、根本にあるのは高いエンタメ性だと思う。
そもそも、彼らのプロデューサーであるパン・シヒョクは日本のアニメ、マンガ等のサブカルチャーに造詣が深い。新海誠の「彼女と彼女の猫」「君の名は。」虚淵玄「魔法少女 まどか☆マギカ」などに対する感想を本人のTwitterで呟くほどだ。
そんな彼が発展途上の少年達をプロデュースしたらどうなるか? 簡単である。
これは俺が語るよりも実物を見た方が早いので一度見てみてほしい。最初は誰が誰だか分からないと思うが、全体の雰囲気だけ感じてくれたらそれでいい。歌詞は英語字幕をつけられる。
一言でいえば「無力で無鉄砲な少年たちが若さだけを武器にわちゃわちゃするmv」だ。
「Dynamite」の堂々たるスター感とはほど遠く、顔つきも体つきもまだ幼い。それもそうだ、冒頭で水に潜っているテヒョン(BTSでの活動名はV)はまだ19歳、最年少のジョングク(活動名はJung kook)は17歳だ。若い……!
この世界観は「花様年華」という彼らの一大コンセプトだ。「RUN」だけでなく、様々な曲で共有されている。全然関係ないが同タイトルの台湾映画も面白いのでオススメ。
BTSの花様年華はトラウマを持つ弱い少年たちが出会い、交流を深めることによって傷を癒していくというストーリーだ。完全にフィクションの世界観だが、メンバーはそれぞれの本名で役を演じている。
それぞれの役も、ナルレコプシー、代理ミュンヒハウゼン症候群(おそらく)、親殺しなど、往年の葉鍵ヒロインのような重い家庭事情のもとで育っている。
そんな彼らのトラウマを描写した映像作品として「Wings short film」シリーズがある。一本が3分ほどで、メンバーが7人なので7本ある。どれも面白いが、特にお気に入りの一作を貼っておく。ティムバートンとかシャフトとかの悪夢っぽい世界観が好きならおすすめだ。
Short film jimin
林檎、マリア像、風景画、烏の刺青など複数のメンバーの映像で共通する小道具も多く、#7のソクジンの回まで通して見れば、ちょっとした達成感を抱ける。
この辺りまで見れば、少しずつメンバーが見分けられるようになっているのではないだろうか。
見分け方は他の方のブログに詳しく書いてあると思うが、花様年華に限って書くと、ガソスタにいたらナムジュン(活動名はRM)、車を運転していたらソクジン(活動名はJIN)、火を見ていたらユンギ(活動名はSUGA)、寝てたらホソク(活動名はJ-HOPE)、溺れてたらジミン(活動名はJIMIN)、血を浴びてたらテヒョン、殴ったり殴られてたらジョングクだ。見てれば慣れる。
例えば「I NEED U」は花様年華シリーズ第一作の自己紹介的ソングだ。登場人物が何に悩みどう生きているのかが分かりやすい。本当はこれを一本目に勧めるべきなんだが、俺はRUNの荒々しさや青さやスピード感が好きなので。
他のブログを読めば詳しく知れるが、この曲はBTS がスターダムの第一歩を踏み出したきっかけになったらしい。こちらのmvはVの怪演が光っている。今の19歳ってあんな感じなのかな? 怖いな。
下の動画なんて、12分の動画のうちドラマパートが8分あり、エンドロールでようやく曲が流れる。曲を売る気があるのか。
ドラマパートはスタンドバイミーとかが好きなら気に入ると思う。歳をとったからか、最近こういう一瞬の青春みたいなやつに弱い。そしてこの動画を見れば、やけに意味深な描写が多いことに気づくのではないだろうか。
『Butterfly』 official mv(花様年華prologue)
そう、この花様年華、ただのボーイミーツボーイではない。タイムリープものだ。
花様年華シリーズは様々なメディアミックスがされている。主なものは小説とマンガだ。(CGアニメや実写ドラマ化などが進行中らしいが詳しくは知らん)余談だが、この辺りパン・シヒョクPDはとても商売がうまい。MVで意味深なストーリーをチラ見せし、全貌が見たければ小説を買わせる。ようつべで聞ける曲ばかりが収録されたCDを買うのはよほどのファンだけかもしれないが、小説なら比較的敷居が低い。よく出来た予告映像を見てつい劇場アニメを観てしまうようなものである。
さて、マンガ/小説版 花様年華のストーリーは以下のようなものだ。
トラウマを持つ少年たちが学校で出会い、仲を深めるが、様々な理由で軋轢が生まれ、海に行ったある日、決定的な仲違いをし、離れ離れになってしまう。3年後、留学に行っていたソクジンが韓国に帰ってくると、かつての友人は死んだり、人殺しで捕まったり、シンプルに困窮していたりで、めちゃめちゃに不幸になっている。ソクジンはタイムリープを繰り返し、彼らを救おうとする。
葉鍵であり、シュタゲ要素もある。盛りだくさんだ。ちなみにマンガ版はLINEマンガというアプリで無料で読めるが、ただでさえ見分けがつきにくい少年たちがさらに絵で描かれている。俺は読み進めるのに根気がいったが、顔認識能力が高い人はいけると思う。
さっきメンバー紹介のところでわざわざ、アルファベットの活動名とカタカナの本名を併記したのは、このマンガではキャラクター名が全て本名で表されているからだ。
本名ではジミン、ジョングクなどJがつく名前がやたら多いのに、J-HOPEの本名はホソクである。なんでだよ。一番Jであるべきだろ……!
マンガは興味ない、ただただエモい映像が見たいという人にはこっちを見て欲しい。
バラード曲。「八月でも(あなたに会えないなら)冬だ」という一節が印象的。RUNで後先考えずにその辺を散らかしまくった彼らがパーティの後始末をしていて、青春は永遠に続くものではないことを描いている。全体的に褪せた雰囲気で、オレンジと青が強い独特の色味のpvになっている。安全ピンでピアスホールを開けてあげるシーンがあるのだが、国が違ってもエモ仕草は変わらないんだなと感心した。
比較的新しいmvなので、みんなスタイリングも服も普通なのに、めちゃめちゃ垢抜けている。幼さや青さというより、思春期を越えた7人が二度とは戻らない日々を愛おしむ話。撮影してるの明らかに真冬なのに、半袖のアロハ着せられてる子がいてかわいそう。
花様年華、面白い。確かにストーリー展開自体は王道で、言ってしまえばどこかで見たことがあるようなものばかりかもしれない。彼らの演技も、本業ではないから当たり前だが、全員が素晴らしいというわけではない。ぎこちなかったり、ムラがあったりする。だが、その未完成さが、若さが、今の俺には一番眩しい。
2019年に「天気の子」、2021年に「シン・エヴァンゲリオン」が上映され、かつての「セカイ系」作家たちは次々と己の世界観にピリオドを打っている。さらに、まどマギやピンドラなど、壮大な世界観でファンを魅了したアニメも新作の公開が決定した。
2021年、俺たちが愛したあの頃の「セカイ系」はもうどこにもないのかもしれない。
そんな中で、かつて俺たちと同じようにアニメやゲームを愛したオタクが、革命前夜の少年たちを巻き込んで、今も続くストーリーを紡いでいるというのは、なにかとても尊いことのように思える。
タイトルの花様年華、これは「人生で一番美しい瞬間」という意味らしい。BTSのこのプロジェクトは間違いなく、俺にとっての花様年華を思い出させてくれた。
どうでもいいがこのテンションのままボン・ボヤージュ(メンバーたちによるゆるい旅番組)を見ると、辛い展開に耐えられないオタクが作った日常系同人誌っぽくて面白い。こっちもおすすめ。