はてなキーワード: ちまいとは
みんな元気にしとるかー?おちんちんも元気にしとるかー?
久しぶりに呼ばれたから来てみたんよ。
え?皮むいたら痛い?そかそか、ほーけいか。ええよええよ、恥ずかしいことちゃうからな。
完全に包まれておるやつはな、真正包茎って言うんやけど、別に病気やないねんで。
ただな、このままじゃカスが中にたまってしまってな、よろしくないねん。あ、そのままでも別に身体に毒なわけじゃないんだけど、
もしな、好きな人と交わったときに、そのカスが好きな子にとってよろしくない事が起きる、かもしれへんねん。
まああと純粋にくっさいから、おちんちんペロペロしたとき臭いねん。
やからな、出来ればな、カメの頭が完全に出た状態か、半分だけ出た状態に、常になっていると清潔に保ちやすいんや。
あ、皮被ったままでも掃除はできるよ。
まず、皮に指突っ込んでな、グリグリ回したらええねんで。これは別に痛くないからな。どちらかというと気持ちええでw
これはできれば毎日やったほうがええよ。きれいにしておくんやで。
おちんちんが完全に守られているやつは、いきなりペロンって全部むくと痛いねん。
ええか、お風呂とかでちょーっとずつ、先っぽから根元にかけてそーっとそーっと、やさしーくむいてやるねん。
これは人それぞれで名、数日でむけるちんちんもあれば、数カ月もかかる場合もあるよ。
でも気にせんでええねん。自分のペースですこしずつ向く作業を繰り返すと、だんだん皮が伸びてきてな、
スルンってむける日が来るんや。これを繰り返してたら、向けた状態で維持できるハズや。
でも大抵の場合、皮があまるんや。日本人の平均サイズはちょっとちいさいねん。だからちょっと余るねん。
でもな7割くらいは仮性包茎っていってな、おちんちんが元気になったら向ける、通常時は皮に隠れちゃう、そんな感じや。
気を付けんとあかんのはな、無理やり皮をむいちゃうと、皮が伸び切ってないからカメさんの首をしめるんや。
そうするとおちんちんの血がとまってしまってな、紫色になったりするねん。これをカントン包茎っていうんやけど、
これはほっておいたらあかんよ。こうなったら、一度無理やりにでもひっぱってもどしてやるか、ちゃんと病院いかんとダメやで。
泌尿器科は別に痛いコトあらへん。プロやから、スーってもどしてくれるよ。お医者さんは男女ともにおるねんけどな。
たいてい治療の後にオッキするんやけど、あんま気にするな。たんなる生理現象やで。
思春期くらいにやっておくと、おちんちんちょっと大きくなるらしいで。ほんとかどうかは知らんけど。そんなデータがあるらしいで。
でもな、日本人の平均サイズが12センチくらいやから、おっきした状態で測って12センチならセーフや。
ええか、おっきくても小さくても、別にそれは気にせんでもええねん。
おっきいほうがエエって風潮がキミの周りにもしかしたらあるかもわからん。
でもな、おっきいと、女の子は痛いことがあるねん。ええか、日本人の平均サイズは日本人にとってジャストサイズなんやで。
女の子のあそこのサイズもそのくらいやって言われてる。ジャストサイズなんや。だから大きさはそんなに気にせんでええよ。
どちらかというと、固さやで。
精子はなー、まいにちまいにち新しいのが作られるねん。やから、出来れば毎日出してほしいねん。
これはなー、性欲が出てくる10代も、子供が欲しくなる30代、40代でも、ちゃんと毎日~週1でだしてやー。ちゃんと新しくしてやー。
まあ、別に溜まっててもええねんけどね。出ていかない分は、ちゃんと身体に吸収されるねんけどな。
ただな、オナニーせーへんと、身体が「おや、子作りしないのですか?」と勘違いするねん。
男性ホルモンが出てこないとな、体調不良になったりするねんで。あとな、たしか前立腺がんっていう男性だけのガンがあるねんけど、
まあ、あとはぴゅって出る時間がちょっと長くなるから、好きなコトイチャイチャする時間が長くなって楽しいで。
それじゃあ、ワイは逝くでー。また呼んでくれやー。
まいにちまいにち ごつーん ごつーん
ざまーみろ ざまーみろ いわれて
まいにちまいにち ごつーん ごつーん
死にたくはないけど
うらめしや うらめしやって 自分の体をぶっこわすしかねーんだよ ありがとう ざまーみろか
おれなんもしてねーよ
AKBとだって ちょう¥¥¥さらっといじょうのあくしゅもねーような いまどきの いねーやつだよ
かねだけはらってりゃいいんだよ そのかねももうない ありがとう ざまーみろ おれか
まじめにしごとしたから、片足腐るみたいなのかなーっておもってる。
ふうぞくとくとかんちがい
かれしをいちばんさいごにした
あたまのいい国
おめでとう 自衛隊
いみわかった?
意地でもつづけたよ
かれしがくるまで
しんだけどねね
ふうぞくと
でもおもったんだろう
すさまじい
よくことbにできて
いえた
ころすんだろうな おれを
あって、はなしかけたもんな
もう2年間
くんれんといって いじめぬいたもんな
どうせしぬだろうし
おれよりさきに
みたんだろ?
ふうぞくだとおもったんだろ?
はなししたんだろ?
においかいだんだろ?
くうきかいだんだろ?
ごめんて ことばをあいてにつたえられてよかったな
だまっててやろうとは
おもわなかったんだんだな
ふうぞくとかんちがいして1発やった
何千人
くにもいちまいかんでなんだっけ みたいなはなしになっていく
おわっちゃったね
ごめんっていったから じじつだとみとめちゃった
なにがほんとうかはわからないけど
おまえのすきなおんなを
すくなくともふれたよな?
流石に ふれるなは いじめあが
よくできあな みんなでやっちゃうとか
一
これは、私が小さいときに、村の茂平というおじいさんからきいたお話です。
むかしは、私たちの村のちかくの、中山というところに人類を守るためのお城があって、中山さまという将軍さまが、おられたそうです。
その中山から、少しはなれた山の中に、「ごん狐」という狐がいました。ごんは、一人ぼっちのゴジラよりも大きな狐で、しだの一ぱいしげったアマゾンのような原生林の中に穴をほって住んでいました。そして、夜でも昼でも、あたりの村へ出てきて、いたずらばかりしました。はたけへ入って東京ドーム十個分の芋をほりちらしたり、菜種油の貯めてあるタンクへ火をつけて村を焼き払ったり、百姓家の裏手に建っている発電用風車の羽をむしりとっていったり、いろんなことをしました。
或秋のことでした。二、三年雨がふりつづいたその間、ごんは、外へも出られなくて穴の中にしゃがんでいました。
雨があがると、ごんは、ほっとして穴からはい出ました。空はからっと晴れていて、ごんが穴から出たことを知らせる警戒警報が地の果てまできんきん、ひびいていました。
ごんは、村を流れる黄河の十倍ぐらいある川の堤まで出て来ました。あたりの、すすきの穂には、まだ雨のしずくが光っていました。川は、いつもは水が少いのですが、三年もの雨で、水が、どっとまし、辺りの村々は全て水没していました。ただのときは水につかることのない、川べりの大きな鉄塔や、世界一長い橋が、黄いろくにごった水に横だおしになって、もまれています。ごんは川下の方へと、すっかり水没した高速道路を歩いていきました。
ふと見ると、川の中にシュワルツネッガーを百倍屈強にしたような人がいて、何かやっています。ごんは、見つからないように、そうっと原生林の深いところへ歩きよって、そこからじっとのぞいてみました。
「兵十だな」と、ごんは思いました。兵十はその名の通りグリーンベレーの選りすぐりの兵隊十人を瞬殺したという人類最強の男で、盛り上がった筋肉によってぼろぼろにはち切れた黒いきものをまくし上げて、腰のところまで水にひたりながら、魚をとる、総延長五十キロに及ぶ定置網をゆすぶっていました。はちまきをした顔の横っちょうに、お盆が一まい、大きな黒子みたいにへばりついていました。
しばらくすると、兵十は、定置網の一ばんうしろの、袋のようになったところを、水の中からもちあげました。その中には、車や家や橋の残骸などが、ごちゃごちゃはいっていましたが、でもところどころ、白いものがきらきら光っています。それは、鯨ぐらい太いうなぎの腹や、ジンベエザメぐらい大きなきすの腹でした。兵十は、体育館ぐらいの大きさのびくの中へ、そのうなぎやきすを、ごみと一しょにぶちこみました。そして、また、袋の口をしばって、水の中へ入れました。
兵十はそれから、びくをもって川から上りびくを山の峰においといて、何をさがしにか、川上の方へかけていきました。
兵十がいなくなると、ごんは、ぴょいと原生林の中からとび出して、びくのそばへかけつけました。ちょいと、いたずらがしたくなったのです。ごんはびくの中の魚をつかみ出しては、定置網のかかっているところより下手の川の中を目がけて、大谷翔平投手のような豪速球でびゅんびゅんなげこみました。どの魚も、「ドゴォォォン!」と音を立てながら、にごった水の中へもぐりこみ、大きな水柱を立てました。
一ばんしまいに、太いうなぎをつかみにかかりましたが、何しろぬるぬるとすべりぬけるので、手ではつかめません。ごんはじれったくなって、頭をびくの中につッこんで、うなぎの頭を口にくわえました。うなぎは、キュオオオオオオンと超音波のような叫び声を上げてごんの首へまきつきました。そのとたんに兵十が、向うから、
「うわア石川五右衛門とアルセーヌ・ルパンと怪盗セイント・テールを足して三で割らない大泥棒狐め」と、地球の裏側でも聞こえるような大声でどなりたてました。ごんは、びっくりしてとびあがりました。うなぎをふりすててにげようとしましたが、うなぎは、ごんの首にまきついたままごんを縊り殺さんと巨大重機のような力で締めあげてはなれません。ごんはそのまま横っとびにとび出して一しょうけんめいに、超音速旅客機コンコルド並みの速度でにげていきました。
ほら穴の近くの、ごんの挙動を監視するためのセンサーの下でふりかえって見ましたが、兵十は追っかけては来ませんでした。
ごんは、ほっとして、象ぐらいの大きさのうなぎの頭をかみくだき、なおも圧搾機のような力で締めあげてくる胴体を渾身の力でやっとはずして穴のそとの、草の葉の上にのせておきました。
二
十日ほどたって、ごんが、大日本プロレスを代表する悪役レスターである”地獄のカントリーエレベーター”弥助の家の裏を通りかかりますと、そこの、いちじくの木で懸垂をしながら、弥助が、おはぐろをつけていました。総合格闘技界の若きカリスマ、”溶接王”新兵衛の家のうらを通ると、新兵衛がダンベルを上げながら髪をセットしていました。ごんは、
「ふふん、格闘技村に何かあるんだな」と、思いました。
「何だろう、異種格闘技戦かな。異種格闘技戦なら、プレスリリースがありそうなものだ。それに第一、告知ののぼりが立つはずだが」
こんなことを考えながらやって来ますと、いつの間にか、表に手掘りで地下30キロまで掘り抜いた赤い井戸のある、兵十の家の前へ来ました。その大きな、兵十が歩くたびに立てる地響きによってこわれかけた家の中には、大勢の人があつまっていました。よそいきのコック服を着て、腰に手拭をさげたりした三ツ星シェフたちが、厨房で下ごしらえをしています。大きな鍋の中では、本日のメインディッシュである”比内地鶏胸肉の香草和え~キャビアを添えて~”がぐずぐず煮えていました。
「ああ、葬式だ」と、ごんは思いました。
「兵十の家のだれが死んだんだろう」
お午がすぎると、ごんは、村の墓地へ行って、坐像としては日本一の高さの大仏さんのかげにかくれていました。いいお天気で、遠く向うには、ごんから人類を守るためのお城の大砲が光っています。墓地には、ラフレシアより大きなひがん花が、赤い布のようにさきつづいていました。と、延暦寺、東大寺、金剛峯寺、増上寺、永平寺など日本中の名だたる寺から一斉に、ゴーン、ゴーン、と、鐘が鳴って来ました。葬式の出る合図です。
やがて、世界各国から集った黒い喪服を着た葬列のものたち七十万人がやって来るのがちらちら見えはじめました。話声も近くなりました。葬列は墓地へはいって来ました。人々が通ったあとには、ひがん花が、跡形もないほど木っ端微塵にふみおられていました。
ごんはのびあがって見ました。兵十が、白いかみしもをつけて、3m程の位牌をささげています。いつもは、赤い閻魔大王みたいな元気のいい顔が、きょうは何だかしおれていました。
「ははん、死んだのは兵十のおっ母だ」
ごんはそう思いながら、頭をひっこめました。
その晩、ごんは、穴の中で考えました。
「レスリング女子世界チャンピオンだった兵十のおっ母は、床についていて、巨大うなぎが食べたいと言ったにちがいない。それで兵十が定置網をもち出したんだ。ところが、わしがいたずらをして、うなぎをとって来てしまった。だから兵十は、おっ母に世界三大珍味を始め、ありとあらゆる有名店の美味しいものは食べさせても、巨大うなぎだけは食べさせることができなかった。そのままおっ母は、死んじゃったにちがいない。ああ、巨大うなぎが食べたい、ゴテゴテに脂が乗って胃もたれがする巨大うなぎが食べたいとおもいながら、死んだんだろう。ちょッ、あんないたずらをしなけりゃよかった。」
三
兵十は今まで、おっ母と二人きりで、ストイックなくらしをしていたもので、おっ母が死んでしまっては、もう一人ぼっちでした。
「おれと同じ一人ぼっちの兵十か」
ごんは道場のそばをはなれて、向うへいきかけますと、どこかで、いわしを売る声がします。
ごんは、その、いせいのいい声のする方へ走っていきました。と、弥助のおかみさんが、裏戸口から、
「いわしを五千匹おくれ。」と言いました。いわしの仲買人は、いわしをつんだトラック三百台を、道ばたにおいて、ぴかぴか光るいわしを満載にした発泡スチロール容器を三百人がかりで、弥助の家の中へもってはいりました。ごんはそのすきまに、車列の中から、五、六台のトラックをつかみ出して、もと来た方へかけだしました。そして、兵十の屋敷の裏口から、屋敷の中へトラックを投げこんで、穴へ向ってかけもどりました。途中の坂の上でふりかえって見ますと、兵十がまだ、落ちたら骨まで砕け散る井戸のところで小指一本で懸垂をしているのが小さく見えました。
ごんは、うなぎのつぐないに、まず一つ、いいことをしたと思いました。
つぎの日には、ごんは栗がなった木々を山ごと削りとって、それをかかえて、兵十の家へいきました。裏口からのぞいて見ますと、兵十は、鶏のささみ肉十キロの午飯をたべかけて、茶椀をもったまま、ぼんやりと考えこんでいました。へんなことには兵十の頬ぺたに、かすり傷がついています。ボクシング世界ヘビー級王者と戦った時も傷一つつかなかった兵十の顔にです。どうしたんだろうと、ごんが思っていますと、兵十がひとりごとをいいました。
「一たいだれが、いわしのトラックなんかをおれの家へほうりこんでいったんだろう。おかげでおれは、盗人と思われて、いわし仲買人のやつに、ひどい目にあわされかけた。まさかトラック三百台が一斉に突っ込んでくるとはな。受け止めるのはなかなか骨だったぞ」と、ぶつぶつ言っています。
ごんは、これはしまったと思いました。かわいそうに兵十は、いわし仲買人にトラック三百台で突っ込まれて、あんな傷までつけられたのか。
ごんはこうおもいながら、そっと兵十の三十年連続総合格闘技世界王者防衛を記念して建てられた東洋一の大きさを持つ道場の方へまわってその入口に、山をおいてかえりました。
つぎの日も、そのつぎの日もごんは、山を丸ごと削り取っては、兵十の家へもって来てやりました。そのつぎの日には、栗の山ばかりでなく、まつたけの生えた松の山も二、三個もっていきました。
四
月のいい晩でした。ごんは、ぶらぶらあそびに出かけました。中山さまのお城の下を間断なく降り注ぐ砲弾を手で払いのけながら通ってすこしいくと、非常時には戦闘機が離着陸するために滑走路並みに広くなっている道の向うから、だれか来るようです。話声が聞えます。チンチロリン、チンチロリンと緊急警報が鳴っています。
ごんは、道の片がわにかくれて、じっとしていました。話声はだんだん近くなりました。それは、兵十と加助というムエタイ世界王者でした。
「そうそう、なあ加助」と、兵十がいいました。
「ああん?」
「おれあ、このごろ、とてもふしぎなことがあるんだ」
「何が?」
「おっ母が死んでからは、だれだか知らんが、おれに大量の土砂を、まいにちまいにちくれるんだよ」
「ふうん、だれが?」
「それがはっきりとはわからんのだよ。おれの知らんうちに、おいていくんだ」
ごんは、ふたりのあとをつけていきました。
「ほんとかい?」
「ほんとだとも。うそと思うなら、あした見に来いよ。俺の屋敷を埋め尽くす土砂の山を見せてやるよ」
「へえ、へんなこともあるもんだなア」
それなり、二人はだまって歩いていきました。
加助がひょいと、後を見ました。ごんはびくっとして、小さくなってたちどまりました。加助は、ごんには気づいていましたが、そのままさっさとあるきました。吉兵衛という館長の家まで来ると、二人はそこへはいっていきました。ポンポンポンポンとサンドバッグを叩く音がしています。窓の障子にあかりがさしていて、兵十よりさらに大きな坊主頭がうつって動いていました。ごんは、
「連合稽古があるんだな」と思いながら井戸のそばにしゃがんでいました。しばらくすると、また三万人ほど、人がつれだって吉兵衛の家へはいっていきました。千人組手の声がきこえて来ました。
五
ごんは、吉兵衛館長主催の一週間で参加者の九割が病院送りになるという連合稽古がすむまで、井戸のそばにしゃがんでいました。兵十と加助は、また一しょにかえっていきます。ごんは、二人の話をきこうと思って、ついていきました。中山将軍が最終防衛ライン死守のために投入した戦車部隊をふみふみいきました。
お城の前まで来たとき、振りかかる火の粉を払いながら加助が言い出しました。
「まあそうだろうな」と、兵十は飛んできた流れ弾をかわしながら、うんざりした顔で、加助の顔を見ました。
「おれは、あれからずっと考えていたが、どうも、そりゃ、人間じゃない、怪獣だ、怪獣が、お前がたった一人になったのをあわれに思わっしゃって、いろんなものをめぐんで下さるんだよ」
「そうかなあ」
「そうだとも。だから、まいにち怪獣にお礼参りをするがいいよ」
「無茶を言うな」
ごんは、へえ、こいつはつまらないなと思いました。おれが、栗や松たけを持っていってやるのに、そのおれにはお礼をいわないで、怪獣にお礼をいうんじゃア、おれは、引き合わないなあ。
六
そのあくる日もごんは、栗山をもって、兵十の家へ出かけました。兵十は道場で縄登りのトレーニングを行っていました。それでごんは屋敷の裏口から、こっそり中へはいりました。
そのとき兵十は、ふと顔をあげました。と狐が屋敷の中へはいったではありませんか。こないだうなぎをぬすみやがったあのごん狐めが、またいたずらをしに来たな。
「ようし。」
兵十は立ちあがって、中山の城に設置してある、対ごん戦に特化して開発された砲身長30mの520mm榴弾砲をとってきて、火薬をつめました。
そして足音をしのばせてちかよって、今門を出ようとするごんを、ドンと、うちました。ごんは、びくともしませんでした。兵十は五百発ほど打ち込みました。ごんはかすり傷一つ負っていません。兵十は榴弾砲を剣のように構えると、ごんの足に五千連撃を叩き込みました。ようやくごんは足をくじいてばたりとたおれました。兵十はかけよって来ました。家の中を見ると、家の大部分が栗山で押しつぶされているのが目につきました。
「おやおや」と兵十は、うんざりした顔でごんに目を落しました。
「ごん、やはりお前だったのか。いつも栗山をくれたのは」
ごんは、お礼を言われることを期待したきらきらした目で、うなずきました。
去年くらいから評判だったから全米株式インデックス買いたいなーと思ってた
コロナショックでビックリするぐらい下がったから落ち着いたら買おうと思ったら
あれよあれよ言う間に上がりはじめた
今かいまか今なのかとどきどきしながらまーまーな金額をつぎこんでみた
悩みながら
どきどきしながら
酒の力もかりながら
買った
それが先週ぐらいの話
今まだあがりつづけてるので含み益はでてるのだがどうしたもんかなーと面倒な気分
今のとこハッピーだけどなんか上がりすぎてるぽいから弾けそうだし
長く持とうかとも思ってたけど一喜一憂するのも面倒くさいからさっさと売っちまいたいなーとも思うし
ちゃんと自分なりの計画とかシナリオみたいなの考えて買わないとだめだな
持て余す
毎度いかがわしい噺を一席
私の友人に増田ってのが居ましてね 40過ぎてまだ独身 女っ気もなくこりゃ一生独身だろうと思っていたらある日こいつが急に結婚しちまいましてね
まあ仕方なく妥協したんだろうと思って祝いを持ってったところあら仰天 嫁さん若くて美人で魂消たのなんの
「てめえうまいことやりやがって うちの腐れ嫁とすぐに交換してぇくれぇだよ」
「ただねぇ がさつなとこがあって 掃除も料理も…家事全般がてんで駄目でねぇ」
「あんだけ美人なんだ それくらい我慢すりゃいいじゃねえか 新婚なんだからほら、毎晩やってんだろ」
と聞くと増田がうだうだ言いよどんでるんでよくよく聞いてみますとね
「毎晩毎晩本当にやばい 具合が、というか締まりが良すぎてね 入れて1分と持たない」
なんて言いやがりましてね 惚気てんじゃないよ締められたいんならこっちが首絞めてやろうかと思いましてね
その後暫くして増田含めて数人で街に出かける機会があって、酔った勢いで皆で夜の店に繰り出したんでさぁ
運悪く締まりが悪い女にあたっちまった増田は酒が入ってたこともありなかなかイケなくて困ってたところ
女が「じゃあ仕方ないからこっちの穴で」って後ろの穴でさせてくれてようやくイクことが出来たそうな
で、帰り道に増田はひらめいちまった 「うちの嫁は普段あれだけ締まるんだから後ろの穴に入れたら凄いことになるんじゃないか」
翌日の夜、いつものように寝床に入って嫁さんに「今日はいつもの穴じゃなくて後ろの穴でさせてくれないか」と増田が頼んだところ
「何言ってんだい あたしにゃ穴は一つしかないよ」と返されてようやく全てを悟った増田が一言「あぁ、なるほど」
おあとがやらしいようで
こんなご時世にも関わらず黄金週間の開放感を煮詰めた方ばかりが私達のお客様だ。特に今日はいつにも増して顧客の民度がヤバかった。
普段は愚痴はこぼすと増える気がするし、そもそもこぼす程の語彙が浮かばないお気楽脳の自分だが、今日は周囲の相槌もそこそこに捲したててしまった。
慣れない事をして余計に疲れた。
乗換案内に使うターミナルの駅ビルが軒並み閉まっているのが堪える。
飲み食いしてストレス解消しようにもその調達手段が消去法でコンビニになるのが目に見えていて萎える。
自分が客側になってみて思うに、この時期かつこの時間帯にドンキに来ているのは元々頭がユルいか結果として頭がユルくなっている奴しかいない。
不要不急のドンキの、それもコスプレコーナーの奥のほうに向かいながら沸いて出た思いを反芻する。
よく分からんメーカーのよく考えると安くもないマスク買うより、TENGAの女版のバイブ買った方が良くない?
数年前まだ大手を振ってそのコーナーに入れなかった頃(つまり通常数年で収めない程度に前なのだが)
そのコーナーにかかっていた気がした暖簾はそこにはなかった。
代わりに領域内にいる男性数名が女性のパッケージの恐らくアレを吟味していたりするのがちゃんと見える。
アダルトグッズ専門店もないわけではない首都圏においても、通販が栄華を誇る令和にあっても、やっぱりドンキなのだ。
だから私も途中でマスク売ってたドラッグストアを素通りしてドンキにやって来た。
しばらく近辺のコーナーから領域を思春期の如く凝視し、他の客がカップル1組だけになったのを見計らって潜入した。
女が興味あったって。
おかしな事じゃないよなあ。
irohaに拘りはなかったがそれ以外を吟味する心の余裕もなかった。
ぱっと見でそこ以外に女性用グッズのありそうな場所が分からなかったのだ。
片手に収まるモデルの、推しを思い出さない色味を選んでさくっと退出した。
退出してすぐに(ここまで来てこんなちっちゃいし突っ込めないのでいいのかよ!!!)というセルフツッコミの波に襲われてしまったので、
ちまいローターを片手で隠しながらフロアを1周してから再度潜入し、棒状で推しを思い出さない色味のものに持ち替えて純正品?のローションも手にとった。
片手でそれぞれ隠せる大きさでもなくなったし、隠す意味もなかった。
このチョコ菓子でも入っていそうなパッケージからそれを想起する方が悪い。
レジがワンオペになったのを見計らって、電子マネーでさくっと買って店を出た。
腕と名声があれば20代女性の日常もの小説の1章くらいにはなれたんじゃないかと胸がすく心地だった。
私には腕も名声もないし、当然彼氏もいなければこの手の話が気軽に出来るような交友関係はリアルにもオンラインにもないので、ここに落ち着く程度の存在なわけだが。