毎度いかがわしい噺を一席
私の友人に増田ってのが居ましてね 40過ぎてまだ独身 女っ気もなくこりゃ一生独身だろうと思っていたらある日こいつが急に結婚しちまいましてね
まあ仕方なく妥協したんだろうと思って祝いを持ってったところあら仰天 嫁さん若くて美人で魂消たのなんの
「てめえうまいことやりやがって うちの腐れ嫁とすぐに交換してぇくれぇだよ」
「ただねぇ がさつなとこがあって 掃除も料理も…家事全般がてんで駄目でねぇ」
「あんだけ美人なんだ それくらい我慢すりゃいいじゃねえか 新婚なんだからほら、毎晩やってんだろ」
と聞くと増田がうだうだ言いよどんでるんでよくよく聞いてみますとね
「毎晩毎晩本当にやばい 具合が、というか締まりが良すぎてね 入れて1分と持たない」
なんて言いやがりましてね 惚気てんじゃないよ締められたいんならこっちが首絞めてやろうかと思いましてね
その後暫くして増田含めて数人で街に出かける機会があって、酔った勢いで皆で夜の店に繰り出したんでさぁ
運悪く締まりが悪い女にあたっちまった増田は酒が入ってたこともありなかなかイケなくて困ってたところ
女が「じゃあ仕方ないからこっちの穴で」って後ろの穴でさせてくれてようやくイクことが出来たそうな
で、帰り道に増田はひらめいちまった 「うちの嫁は普段あれだけ締まるんだから後ろの穴に入れたら凄いことになるんじゃないか」
翌日の夜、いつものように寝床に入って嫁さんに「今日はいつもの穴じゃなくて後ろの穴でさせてくれないか」と増田が頼んだところ
「何言ってんだい あたしにゃ穴は一つしかないよ」と返されてようやく全てを悟った増田が一言「あぁ、なるほど」
おあとがやらしいようで
納得感が無い
読んで損した。