はてなキーワード: em菌とは
俺が初めて見た時は油汚れ落としに使えるみたいな扱いだったんだよ
米の磨ぎ汁をそのまま流すと水質汚染に繋がるとかいう話とセットで扱われてる事が多かった
この時点では大して実害は無いレベルだったと思う
それが福島の原発事故後辺りから放射能に効くだの水を浄化するだの謎の万能アイテム扱いされるようになった
子供の顔に塗りたくったり、EM菌を直接飲んでみたりとやばそうな事例も増えた
その度にはてブやtogetter界隈でネタにされて叩かれてきたけど、元々はエセ科学界隈でも微妙なポジションだったと思うんだよ
感覚的には原発事故で潮目が変わった様に思うけど、なんでEM菌だったのかが分からない
材料が手に入りやすいことと作るのに微妙に手間が掛かる辺りがちょうど良かったんだろうか
あんまり簡単に作れてしまうとありがたみが薄れるとかそういう要素があったんだろうか?
こういうの研究してる人っているのかなぁ
それ言っている人は本当にお守りをなくしたいんじゃなくて
「我々のホメオパシーやEM菌に文句をつけるな!どうしてもやりたければ先にお守りをなくせ!」っていう風に矛先そらしたくて言ってるだけだと思う
これ多分嘘でしょという気がする。子供の言い方が強調されているというかやけに細かいので、これは子供が大人を言い負かすというお話になっている。大学名(東大)とか自傷の話とかのノイズが子供の話に対して膨らみを持たす役割になっていると感じる。
嘘だろうなと思って読むと興味深い
> 院進しなかったから「学問そのものの価値」について説明する資格もないし、そんなもん分からない。
大人である著者が大学院に進まなかったという事をあげ、それが「学問そのものの価値」について説明する資格がないというもっともらしい事で結論が出せないことから逃げている。これとても上手いな。説得力がある用に思えるが、中学生が納得する勉強する必要性が何かを考えた時、必要な資格がいるとも思えないんだけど、「学問そのものの価値」というのが有ってそれが東大院に行かないと分からないことだと敷居をぐっと上げて読者から遠ざける、そうして結論を出さないために話題をズラしている。この一言を最初に持ってくることで、結論を出さないことに対する違和感を消している。
この文章の目的は釣り(見ている人たちが自分の意見を言って拡散すること)であって、結論はなくていいのだ。そのためのテクニックだと思うと興味深い。
もう一つ引用
> かろうじて「勉強すれば、くだらない嘘に騙されなくなる。水素水とか、EM菌とか、怪しい新興宗教とか」と言うと、「水素水の何が嘘なの」と返された。
まず1点目は「水素水の何が嘘なの?」で、読者は何を馬鹿なことを言ってるんだこの子供は、という印象を持つが、この後の「嘘だってパパがちゃんと立証したの?論文かなにか読んだの?」でハッとさせられる。すごいですね。この後続けざま「みんなが嘘って言ってるから嘘って思ってるだけじゃないの?そんなの水素水を信じてる人と変わんないよ」と畳み掛けることで信頼性をなるべく高めているのだろうと思う。水素水の何が嘘かっていうとただの水だからなんだけど、話をずらして言いたいことを言っている。
2点目は「怪しい新興宗教とか」が特に気を使っていて賢い点だと思う。「宗教とか」では困るのだ。そもそも勉強は宗教を否定することには繋がならないからね。勉強をすると宗教に騙されない、だと明らかにそれは間違いでさらに論点がずれる。だからそこを「怪しい新興」と補足をつけて怪しい新興宗教は間違いという正論を使っているのが興味深いところだとは思う。でも、だからこそ、そこにテクニックを感じる。
まだ興味深いので引用
> 「そういう話じゃない。パパが勉強して得たものは、知識や自分の頭で考える能力じゃなくて、信頼のおける情報元とそうでない情報元を識別する能力だけなんじゃないの?学問って権威に服従することなの?」
これ、面白いなあ。だって情報源の話なんてしてないでしょ(後半の権威もいい味出してるが)。ここで、著者の言いたいことは、誰が書いたか分からないアノニマスダイアリー自体が信頼の置けないもののはずなのに、読んだ人はつい騙されてしまっているということだよね。まあ自分が話をずらしといてそういう話じゃないってところもなかなか良いと思う。
ここで細かいプロフィールを書いても釣りっぽさが増すだけだけだが。
私は東大卒なんだよ(学部卒、就活に失敗した負け組)。で、中2の娘がいる。めっちゃかわいい。くそかわいいぞ。うらやましいだろ。反抗期だけどな。
さて、この前、娘に「なんで勉強するのか」と問われて、答えに窮してしまった。
院進しなかったから「学問そのものの価値」について説明する資格もないし、そんなもん分からない。
就活に失敗して自殺未遂までした身だから、「勉強すれば良いトコに就職してお金持ちになれる」と言うこともできない(余談だが、自殺未遂のときに救急車を呼んでくれた人がいまの妻)。
かろうじて「勉強すれば、くだらない嘘に騙されなくなる。水素水とか、EM菌とか、怪しい新興宗教とか」と言うと、「水素水の何が嘘なの」と返された。「健康に効果があるって言ってるけど嘘だよ」「健康に効果があるって具体的にどういうことを言ってるかちゃんと調べたことある?それに、嘘だってパパがちゃんと立証したの?論文かなにか読んだの?」と言われてしまった。「みんなが嘘って言ってるから嘘って思ってるだけじゃないの?そんなの水素水を信じてる人と変わんないよ」「いまちゃんと調べて反論しようか」「そういう話じゃない。パパが勉強して得たものは、知識や自分の頭で考える能力じゃなくて、信頼のおける情報元とそうでない情報元を識別する能力だけなんじゃないの?学問って権威に服従することなの?」
言ってから気付いたが、オウム真理教の幹部に高学歴が多かったのはあまりにも有名な話であって、「怪しい新興宗教に騙されない」って例示はあかんかったなぁ。
そりゃあ、私にも、東大を受験するために毎日勉強していた時期もある。毎日毎日英単語帳を捲り、世界史の教科書を隅から隅まで読み、文系なのに手が痛くなるほど計算していた。でも、「勉強していた自分」が遠い遠い過去になってしまったいま、なぜ子どもは勉強するのか、なぜ私は勉強していたのか本当に分からなくなってしまった。
追記1:娘に読まれてもバレない程度にはフェイクを入れている(妻に読まれたらおそらくバレる)。ただ会話や内容の本質は損なっていないはずだ。
追記2:結構伸びてて嬉しい。娘の頭が良いというコメントがいくつかあるけれど、少なくとも勉強に関しては、数学が異常にできるのを除いて、これといって優秀なわけではないよ。最低限のことはやっているみたいだけど、そもそも勉強が全く好きではないっぽい。「勉強しないと社会で普通に生きていくことができないから勉強するのだとしても、ではなぜ社会は私たちに勉強を要求するのか」あたりが質問の真意だったと思う。
つーか今気づいたけど、娘も私も「勉強」と「学問」という言葉をほとんど区別せずに使ってた。これが問題だったのかもしれない。
追記3:娘は、私が答えに窮しているのを察するや否やさっさと消えてしまったので娘の本当の気持ちは分からない。私の推測でしかないが、「一応東大卒の父親」を試したんだろう。娘よ、期待に応えられなくてごめん。
自分が東大を目指して勉強したきっかけを考えてみると、何かやりたいことがあったとかではなくて、「周囲の人間に尊敬されたい」「親を喜ばせたい」「モテたい」あたりの気持ちしかなかったと思う。もちろん勉強自体きらいではなかったし、だから続いたのは確かだけどね。
追記4:親が言うのも変だが娘は多分文化系のリア充グループに所属している。先生に怒られるような問題をおこしたことが皆無で、成績も中の上、似たような同級生たちと楽しく生活している中学2年生の女の子に、「将来の選択肢が増える」とか言っても実感が湧かないのかもしれない。娘は教員に怒られるようなことはしないけれど、内心では先生や学校を酷く軽蔑しているようで、「中学のシステムはぜんぶクソ、教員は馬鹿ばかり、数学の教員が数学を分かっていない」などとよく言っている(娘はいつも先生のことを教員と呼ぶけれどこれも中二病かな)。勉強を強制されているという感覚がある一方で、(勉強が好きではないけれども)学問に対する憧れはあるのかもしれない。というのはこの前、娘の部屋で中島義道「哲学の教科書」を見つけたから。自分の利益不利益からもっと勉強しておけばよかったなんて思ったことはないけれど、娘に適切な助言をできないのは本当にかなしい。大学に入ってからも誠実に勉強しておけばよかったと心から思う。
追記5:当たり前だが追記にもフェイクを入れてある。
そういえば、オウムテロより前と思うけど、EMがTVでステマしてた時期があった。
EMで車の燃費が向上、なんてのも夕方のニュース枠で真面目にガソリンが切れるまで走らせて試してしまっていた(そりゃ元々カタログ値以上走るよ)
芸能人がEM入れたコップの上にタバコを置いて「味が変わる!」とかやっていた(なんかアレ愛川欽也だったような記憶……)
最近思い出して、あれってなんか水伝ぽいなあと思ってWikipedia読んだら、波動の測定器を導入してたから、やっぱつながりがあったのは分かった。
さてどこから誰を介してつながったのか?とちょっと気になった。
TOSS(教育技術法則化運動)という団体がある。教育の仕事に就いていない多くの人は知らないと思うが、我々小学校教師は割と知っている。EM菌や水伝を広めたのはこの団体である。
●TOSS
TOSSは、効果的な教育技術を研究して集積し、広める団体である。小学校の学級運営や教科指導に関する指導法が多い。
大きな書店の教育書コーナーにいけば、TOSSから出版された教育書が幅を利かせているのが分かるはずである。
無料で授業法を閲覧できるTOSSのサイトもある。実際のところ、多くの若手小学校教師はこれを参考にしている。
TOSSの指導法を採用している教師は、その授業や板書を見ればわかる。廊下に並べられている図工の作品を見てもわかることもあれば、授業でなくても教室の様子を見てもわかったりする。
TOSSにどっぷり浸かっている教師がたまにいて、授業法に関するセミナーのチラシをくれたりもする。
●発足者向山洋一
ところでTOSSは、四・五十年前に、向山洋一という小学校教師を中心として発足した小さな教育サークルが徐々に拡大したものである。
我々小学校教師であれば、向山洋一と聞けば少なくとも名前なら知っているというくらいに有名である。しかしメディアには出てこないので、やはりほとんどの人は知らないと思う。
学級崩壊やモンスターペアレントなどの言葉を考案した教師である。
TOSS信奉者にとっては伝説的な教師である。書店では、TOSSの書籍と並んで向山洋一の書籍も多い。
向山氏の何がどうすごいのかはとりあえずここでは省略する。
TOSSでは、向山氏が考案した授業の進め方を「向山式算数」や「向山式社会」のように呼んでいる。実際に向山式○○を授業で実践している教師は多い。
向山式に限らず、TOSSの中でもネームバリューのある教師のやり方は△△式と言われたりして、国内中に広まる。
(TOSSでなくても良い授業法は国内中の教師に広まっていくのはあたりまえなのだが)
みなさんが子どものときに受けてきた授業の中にも向山式があったかもしれない。
話の流れでなんとなくお察しかと思うが、いろいろな向山式授業法と共に広まっていったのがEMである。
しかも、数ある向山実践の中でも、重要な実践の一つであると位置づけられている。向山洋一著のEMに焦点を当てた書籍も出ている(自分は読んでないので中身は知らない)。
であるから爆発的に日本中の教師に拡散し、いたるところでEMを使った授業が行われてるようになったという現状に至る。
系統としてはユダヤ資本が何百人会議で世界金融をしかしてその正体は敵か味方か爬虫類人というアレである。
はためには勤勉で真面目な少年だった。
体育会系でこそなかったものの外向的な性格で、友達も多かった。
まれに「世界の真実を教えてやる!」と友人を集めて9.11に隠された陰謀だとかホロコーストの真実だとかを流布しようとすることを除けば、おおむね普通の高校生だったと思う。
彼は性別の別け隔てなく友達づきあいするタイプではあったが、私はあまり深く関わらなかった。
今思えば後学のために彼の主張をすみずみまで拝聴しておくべきだったかな、と悔やまないでもないが、私は私で当時恋に勉強に何かと忙しい女子高生だったのだ。
今はもうあの頃の制服は着られない……。
しかし遠巻きに見ていてさえ、彼がなぜ陰謀論にハマっているのかわかる気がした。
彼は生真面目な人間だったのだ。
無遅刻無欠席だとか、進級に関係ない夏休みの課題は計画的にうっちゃったりせず全部やるとか、その程度の生真面目さではない。
なにもかもキッパリパッキリしていなくては気がすまない人間だった。
正義感も強かった。義心に溢れていた。
自発的に近所の自然保護団体?(教育機関的な役割も兼ねているようだったが実態はよくわからない)に属しているようで、そのグループの活動でも少年部のリーダー的な役割を担っていた。そのことを知ったのは彼がEM菌の普及活動の講演会にスピーカーの一人として登壇したからだ。
見た目は「いい人」だった。
いや、事実「いい人」だったんだろう。
クラス内の評価も「おおむね良い奴」だった。彼の口走る政治ネタは影では冷笑的に受け取られていたが、彼の眼前でバカするのはなんとなく憚れられる空気があった。
哀れみでも、恐れでもなく、ただ「こいつは良い人」だからという遠慮があったんだと思う。
キャリア官僚として官庁に就職し、ゆくゆくは中央の政治に関わっていきたい。
そう言っていた。
彼は学年一の秀才というわけでもなかったが、もちまえの生真面目と努力を惜しまない姿勢が評価され、
推薦でそれなりに優秀とされる大学へ進んだ。
私はフェイスブックをやってないし、彼の下の名前も忘れてしまったので、ググろうにもググれない。同窓会は成人式のときに一度開かれたっきりだ。
この前ふと気になって、高校大学と私と同学でその後某省でキャリア官僚になった友人に「あの子、どうなったんだろうね。もしかして、同期で入省したりしてない?」とたずねたが「いやあ、聞いてないなあ」とどうでもよさそうな返事をされただけだった。「もしかして、あの子のこと好きだったとか?」
いや、そういうのじゃないけど、と私は言って、それでもうこの話題は打ち切りになった。
高校の卒業式が近づいたある日のこと、帰り際に彼に呼び止められた。
みょうに緊張した面持ちで私の経験則から言って、十中八九、告白の前触れだった。
予感は当たり、彼は私に想いをぶつけてきた。付き合ってくださいと。大学は違うけど、遠距離になるけど、その、なんというか。
私は最敬礼で「ごめんなさい」と言った。
彼はしばしショックを受けて硬直したのち、こう問うてきた。
「え……なんで?」
ここで、「なんで?」と訊くようなやつだからだ、と言ってやってもよかったのだが、その日たまたま私は虫の居所が悪かった。ので、ウソをついた。
うち、爬虫類飼ってるから。ヒョウモントカゲモドキ。
なぜ、ヒョウモントカゲモドキという馴染みのないワードがあそこで出たのかはわからない。
前日にNHKかなにかの動物番組でたまたま出てきてそのキュートなビジュアルが脳と網膜にやきついていたためだったろうか。にしても、その瞬間までにはまったく忘れていたのに。ヒョウモントカゲモドキ。
今では、私の部屋で私の帰りを唯一待ってくれるのもヒョウモントカゲモドキのエクレア(通称エーちゃん)。
私の見立てでは水素水のおかげで適切に水分を取るようになり、この夏は熱射病で倒れる人間が減る
カシヲミニを賭けてもいい
お、うまい
俺の代わりに誰かスターやっといて
わりぃね
sny22015 秋になる頃にはみんな忘れてそうだが
ブームが自然死するならはてなーももっと生産的なことをした方がいい
uokada おい、お前漆原だろ!
やあやあ我こそは
「ありがとう水~~~~」
feita その頃には叩くのあきてそう
EM菌も死んでないしね
5年くらい前にプチブームになってかったっけ?まあ来年はそれで
death6coin 結果がよければ認めるというものではない
叩くのを秋まで待てばと言っている。それ以外のことは言ってないから勝手にすればいい
QJV97FCr 仮に熱中症が減ったとしてもそれを水素水のおかげと考えるのは水素水をありがたがるのと同じメンタリティではないかな
それは嘘の上の幸福より真実の上の不幸が良いっていう左翼メンタリティではないか
ublftbo 熱中症にならない程度の「適切」な水分を賄うには水素水は高すぎるんでは。/ 後まあ、水素水が批判されるのは、未検証の効果を謳うかどうかという所だから、「水と同じ効果」が確認されても変わらない、てことで。
しかも「高い方が効く」みたいに思ってるところがあるよな
冷やすと分子の振動が小さくなって水素が抜けにくいらしいぞ(適当)
低体温症にも気を付けないとね
俺が言っているのはお前らにであって水業者にではない
chirasinouramemo 次は「二酸化炭素水」で
(お、知ってた)
上で「やあやあ我こそは」っつってるだろ・・・飛び降りシーンのパロだよ
分かってないのは自分の方じゃねーーーーーか
このはてなーどもの自分の方がバカなのに「対するものは知的に自分より下のはず」って態度思い込みはなんなんだろうね
ああ、「本当は『やあやあ遠からん者は音にも聞け近くばよって目にも見よわれこそは』だよ」なんてクソみたいなツッコミは要らんぞ
マジでお前らバカだ他人はお前らが思っているより物を知ってるし、自分は物を知らないからな
謙虚になった方がいい
好きって言いなよ