はてなキーワード: ボトムアップとは
だからさあ、つきつめると日本人は全員死ぬべきってことになるんだよ。
ビジネスのやり方がイケてない。
これらは結局、そういう商業活動をのさばらせてしまう日本人全体の問題。
何が足りないのかというと、一言に集約される。
「思想」。
「政治経済リテラシー」と言い換えてもいいんだけど、根源的には思想だ。
だから日本に思想のパラダイムシフトが起きない限り、日本の商習慣はまともにはならない。
いや、ほんの少しずつ改善されていくかもしれないが、僕らが生きてるうちには無理だね。
個々の若い労働者がボトムアップで既存の空気を突き破っていくことなんて期待できない。
個々の企業のトップを「リテラシー高い」人に変えていったとしても、望み薄だろう。
結局談合して、低きに流れるのが、日本の思想からくる必然だからだ。
となると政治のトップに奇跡的に「ある種のリテラシー」が高い人が立つのを待つしかない。
トップが先陣切って「古い人間」を「切り捨て御免」しまくって、恨まれ役を買う必要がある。
それでなおかつ、恨む人間が少数派であるような空気を作らねばならない。
そんな人間は出てこないどころか、政治への興味が薄れている有様。
もう詰みだね。
退職した会社の求人見たら現場で物議かもしてた事例が自慢げに書いてあった。
現場で使っているツールが何かと古くてベテランが新しいもの取り入れようと
上司にずっとかけあってたんだけど聞き入れてもらえなかった。
なのに新しく入った人が現場の意見一度も聞かずに上司と社長の稟議を通して
ベテランが提案してたよりずっと高くて機能がたくさんついてるツールを導入してしまった。
ベテランは蚊帳の外にされて手柄も新人に独り占めされて複雑そうだったし、他のメンバーたちもどうせ使い切れないしいらないって呆れてた。
何より高いツール買ってもらっちゃったせいでそれ以外の方法で運用できなくなってしまった。
私はそのタイミングで別の理由で退職したんだけど、その後運用フローも複雑なものを新人が勝手に決めてしまったようで同僚からぼやかれた。
そのことを求人サイトには新人は社内を説得してツール導入にこぎつけました!
弊社は風通しの良い社風なので現場の提案はどんどん取り入れます!ボトムアップ式運営です!と。
本当にやりたいことに100%コミットできるように先を考えてくれ。
そこで吸収できる技術はあるか?そこに君の分野のメンターはいるか? Noであれば、君は責任だけ背負わされて成果を求められるようになる。残るのは技術ではなく、孤独なフリーランスの気持ちだけだ。
大人(というか役員)に強引に引き止められると、他の判断基準を持っていない君は簡単には抜け出せない。途中で投げ出すのは無責任だよとか、チャンスをあげただろうとか、いろんなレトリックで思考停止するように誘導されてしまう。
でも、オフィスでは君も納得したつもりになったとしても、どうせ家に帰ってから疑念が湧いてくるでしょう?幸い、今は周辺コミュニティに選択肢がある状況だ。少しでも疑問があるなら、会社に心から貢献したいというのでない限り、無理やりにでも脱出するべきだ。学生は無知ゆえにロックインされがちだ。周りにでも、私(誰だよ感)にでも、相談してくれ。君が本当に必要なことに専念できるよう祈っている。
// バイト採用よりもはるかに重要な人事がなぜ現場を無視して行われているんだろうか。そのプロセスを鑑みるにボトムアップによる改善は期待できないと察する。
ミスったら車に轢かれて死者が出るのも最悪過労死する残業と同じ。
>だが、果たしてそれが「余計な仕事」なのか?しかし、制度は待ってくれない。余計な時間の仕事は全て悪なのだから、時間のかからないように仕事をしなければいけないし、そのように命令しなければいけない。
>上司から命令される仕事だけで手いっぱいである。だから、必然的に仕事はボトムアップからトップダウンとなる。このように文化を変えないと多分どこの会社も失敗する。
>会議は一番時間の無駄なので、削減される。このためますます合意形成という形ではなく、上意下達方式になる。
とまるで「定時のせいでイキイキと仕事が出来なくなった!」って言いたそうな文章だけどそれが反社会的な活動という方向に増田はまず意識を変えるべきだろう
お金があったら必要ないものまで買ってしまうのが人間。「残業で時間を確保して不必要な仕事を買っていた」のが増田の会社。
無駄遣い止めようや
東京住みのアラサー。この年で東京に住んでお金がないとかなり厳しい。
デートに誘うこともできない。奢るのが辛い。狭い家に呼ぶのも気が引ける。
お金がなくても良いという女性もいるとは思う。しかし、その人にどうやって出会うんだ?一度会ってデートしてみないとその人の価値観なんてわからない。
そんな立場になってみて分かるが、少子化対策=貧困対策 なのは明らかだと思う。貧困・格差が是正されれば婚姻率は間違いなく上がる。
はっきり言って綺麗事。男の収入がボトムアップする方が絶対に効果が出る。
こんなことを書くとフェミニストが騒ぎそうだが、知らんよ。叩くなら「奢ってもらわないと嫌」「年収〇〇〇万円以上じゃないとダメ」とのたまう女性じゃないのか?
追記
昨日、これを書いた元増田です
とりとめなく思ったことを書いただけなのですが、ここまで反響が多くてびっくりしました
やはり、みなさん、国語の授業には色々思うところがあったのですね
自分も色々参考になりました。ありがとうございます
はてブコメントで気になったものをピックアップして、この話題は終わりにします
ボトムアップでは細部に拘泥して大意を読み取れない
端的に言ってすみません、これは、パーツを「繋ぐ」工程に問題があるパターンです
そして、上手く「繋げ」られないのは我々国語教員の教え方の問題でしょう
ただ、思うに、大意が読み取れないのは、細部に拘泥しきれていないのではないでしょうかね?
要するに、ある「細部」を読み取ったは良いが、また別の「細部」を正しく読み切れていないから生じるのだと思います
どっちも使え
はい。その通りです。現にセンター試験は4つの大問を80分で解かなければなりません
評論と古文は20分では無理なので、漢文と小説は15分で解けと生徒に言っています
この場合、トップダウンの読み方をするしかありませんが、元増田で書いた通り、
トップダウンの読み方と言うのは、ボトムアップの読み方が出来て初めて習得できるものだと思います
例えを出すなら、
知識のある人が頭が良いわけじゃなくて、頭の良い人は総じて知識を持っている、という必要十分の問題と似た感覚です
それを無視して、トップダウンの読み方だけを授業に持ち込むことには疑義を示したい、というのが元増田の趣旨でした
世の中まともな文章だけじゃない
はい。その通りです。自分が書いているようなクソみたいな文章もあります
ただ、「読みやすさ」のクソさと「内容」のクソさの峻別が出来るようになってほしいと、国語に関わる者として強く願っています
ですから、「読みにくい」文章でもなんとか読めるように、内容を吟味したうえで「クソ」と言えるようになってほしいと思っています
時々、「読みにくい」を「内容がクソ」とイコールで繋げたがる人がいますが、自分はそうは思いません
むしろ、読みやすくて内容にも優れている文章が見つかる方がレアではないでしょうか?
「読みやすさ」を守るために、「内容を理解すること」を拒絶してほしくないというのが自分の考えです
もう一度言います、「読みやすさ」を守るために、「内容を理解すること」を拒絶してしまうのは悪です
おっしゃる通りです
小学校の先生方というのは、非常にまじめな人が多く、丹念に、一生懸命にやっていると思います
ですが、小学校と高校にもなると、言葉遣いから表情、距離の取り方まで、もういろんなことが違うのです
それ以前に、この業界は「他人の仕事には口を出さない」という空気が強いですけどね
これはトラバですが消されていたのでここで
はい。すみません。「書く」訓練に関しては、本当に足りないと思っています、返す言葉がありません
他方で、「話す」「聞く」は、音声言語の発信と受信に対応していますが、
現実問題として「話す」「聞く」を言語だけで行うことは稀で、非言語的コミュニケーションが伴う場合がほとんどです
一般的なコミュニケーションにおいて、非言語的なものはその7割を占めると言われています
国語教育がそこまで立ち入れるかはなはだ疑問ですし、立ち入る必要もないと思います
むしろ、純然たる「言葉(言語)」のみでどこまでコミュニケートできるかの限界線を知ることの方が大切だと思います
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この業界は、どこまで行っても、場数を踏んで、手探りでやってくしかないのです
正直、わからないことばかりです
良い結果になるか悪い結果になるかは、蓋を開けてしばらくしないとわからないでしょう
また、純然たる「教育」が、どの程度社会に対して影響を持つかを正確に測定するのは無理です
それでも、「少しでもマシな」社会を作るために、自分にできることをやらなければなりません
日頃「つまらない」授業をしているバチが当たったせいか、お茶が気管に入って噎せ込んで噴き出してしまいました
終わりにします
お前はまだなんも分かってない。自分のやり方に固執してるだけだ。
別にボトムアップとかトップダウンとか、そんなことは些末な問題なんだ。そこじゃねーんだよ。
金とって「つまらない授業」することがまずもって犯罪的なんだよ。「つまらない授業」から身に付くものがあるか?ゼロだ。どんなに「内容がいいんだ」と強弁しようが、「つまらない」と思われた時点でお前の授業には残飯以下の価値しかない。「生徒にとってはきっとつまらない…けれどそれは必ず役に立つはずです(キラキラ…」よくある詭弁だ。いつ役立つんだそれは。身にも付かないものが役立つ日なんかくるわけねーだろ。だからダメなんだ。いくらやり方がよかろうが、生徒が興味をもてないやり方だと思ったらさっさと撤退すべきだ。
それよりも、どんなやり方でもいい。生徒の頭を刺激しろ。常に目の前の教材にひきつけろ。自分の頭で考え、思考を活性化させる瞬間をひたすらつなげろ。授業の時間をフルに使い、授業以外の時間に一秒でもいいから国語のことを考えさせるように導け。それがアクティブラーニングだ。生徒が主体的(アクティブ)に学んで(ラーニング)いるというのはそういうことだ。お前はアクティブラーニングを根本から分かってない。溝上先生の本でも少しは嫁。
なお、ボトムアップ式読解教授の問題は、ハッキリ言えば硬直化したその「テスト」にある。ボトムアップ式で読めているかどうかを問う「よくある国語のテスト(マークでも記述でも)」については、方法論が確立した結果「読めてなくてもそこそこ解ける」という致命的な欠陥がある。問題を解かせた後で生徒に「説明」をさせてみたら俺の言ってることが良く分かるぞ。そのうえで絶望しろ。話はそれからだ。
ボトムアップ式が文章読解において最終的な拠り所となることには同意しつつ、
ボトムアップを重点的にやっていても困らなかったが、
俺がいちばん嫌いなのは、塾で教えているような「まず設問を読んでそこで指示されている箇所とその前後の文から解答する」というやり方なんだけど、それってどちらかというとボトムアップ型だよね。
もちろん先生は「俺の授業では全ての文を精読している」と主張するだろうけど、しかし試験では時間がないから「部分的に精読して有機的に繋げずに終わる」という人が多くなるんだと思う。
これ、最悪だよね。
そもそも目的地も分からないまま歩くのって子供にとっては負荷が高すぎるんだよなあ。
「最初は訳がわからないだろうけど最後にはきっと意味が分かるから先生を信じてついてきて」と言って、本当についてきてくれてるんならご立派だけど。
ふつうはボトムアップとトップダウンを併用している気がするけど、教育方法としては、トップダウンを主として教えるのはおかしいってことか
そうです、どっちも使えるならどっちも使っていると思います
ここからは教育方法論の問題になりますが、教育現場には、「つまらない授業」を異常に忌み嫌う界隈がいます
この界隈に目を付けられているのが、いわゆる「ボトムアップ式の読み方」なんです
形式段落に分けて読むなんて古い!ナンセンスだ!そんな読み方は活動的じゃない!
といった感じで、古式ゆかしい国語教員を取り巻く状況は非常に厳しいものとなっています
自分は、元増田で書いたような理由から、「つまらない授業」を続けるつもりですが、教員養成大学の初等教育コースなんかでは、もう完全にボトムアップの読み方は無かったことにされ、トップダウン式の読み方こそが素晴らしいと教えられているようですね
なるほどそういうことか。
ふつうはボトムアップとトップダウンを併用している気がするけど、教育方法としては、トップダウンを主として教えるのはおかしいってことか
元増田です
その通りです
どちらもその通りに進むんですが、いわば、その下位フォルダに「トップダウン」と「ボトムアップ」がある、って感覚です
トップダウンもボトムアップもよく分からん。右から左に読んでいって、分からなければ調べたり考えたり書いたりして、また改めて読むって以外方法あんの?
形式段落を意味の上で大段落に分けて、第一段落…のように形式段落ごとにちまちまと読解した覚えがあるだろう
自分も未だにそのやり方を続けている
アクティブラーニングなんかが好きな人はたぶん生理的に受け付けないんだろう
現代文(特に評論)の読解には、大きく分けて2つの読み方がある
1つは、トップダウン式の読み方で、全体をざっと理解してから細部に及ぶという、いわば演繹的な読み方である
もう1つは、ボトムアップ式の読み方で、細部を精読してそれを有機的に繋ぎ合わせるという、いわば帰納的な読み方である
多くの国語教員は後者のやり方を取ってきた、特に中学高校の教員は
今、それが古式ゆかしいと批判されて、トレンディではないらしい
トレンディであるかないかじゃなくて、もっと別の方法から、自分はトップダウン式の読み方を授業に持ち込むのは反対だ
まずもって、トップダウン式の読み方というのは、まともに書かれた文章をまともに読もうとするとき、まともに使うことは稀であるように思う
そして、トップダウン式の読み方というのは、何より、それを履き違えた形で身に付いてしまうと、
「自分の都合のいい/自分が読める箇所だけを繋ぎ合わせて何となく理解した気になって、こんなもんだろう、と都合のいい物語を勝手に作り上げてしまう」
それに、ボトムアップの読み方すらできない人は、トップダウンの読み方なんて絶対無理
むしろ、もっともっと、細かい部分をきちんと読み込めるようにしないとダメだと思うぐらい
時代の流れだとか言うけど、
「過去より現在が常に正しくて、未来はもっと正しくなる」って考え、進歩主義以外の何物でもないと思うんだよね
「新しいものだから」とか、「時代の流れなんだ」とか、それは主張の正当性を裏打ちするものではないと思う
「進んでる」とか「遅れてる」とかそういうフレーズを価値判断と絡めて使う人は大抵、論理的に正当性を主張できないから、進歩で殴るしかない
ご飯、映画、漫画、アニメ、ゲーム… まぁ何でもいいんだけど皆、自分の好き嫌いってあると思う。
で、レビューサイト・メディアがどれも花盛りなのはご承知の通り。
でも結局ね。最近個人で自分と似通って且つある程度見識がありそうな人で且つ情熱持ってそれが好きな人のブログに帰ってきている所。
例えばまとめサイト何かで「背筋が凍る映画10」とか書いてあったとするじゃない。
それとかNaverまとめもそうだし、素人がレビュー入れるアマゾン的なやつとかもあるじゃない。
でも大抵ああいうの見ると「知ってるのが95%」だったりするのよね。
かといってマニアックなものを求めているわけではなくて、定期的に新作をレビューしてくる情熱を持った個人のがしっくりくるんだよね。
身分とか明かせないけど、タイミング的に超暇で時間を持て余している。
いつまで続けられるかわからないけど聞かれたことなんでも答えるよ。
一応中小の役職持ちで社内ほぼ全部の部署を経験してきたから、専門性には欠けるかもしれないけど一通り何でも答えられるよ。
さぁ!なんでも聞いてくれ!
ブクマに返答
id:sabacurry さん 何でも答える系はやっぱり面白いな。2chより視認性がいい。
ぼくもそう思いました。流行って欲しい。
id:tobehonest さん じゃ、まず氏名と生年月日、性別と年収を……
氏名は増田。年齢はトラバにある通り団塊ジュニアの直後、バブル乗り遅れ世代。手取り700万くらい。性別は美少女(おっさん)です。
id:furutanikaede さん 増田でもこういうのあるのか。見やすいね。(XXだけど質問ある?系のまとめが大好きです
記憶ではあまり増田でこういうのを見たことはないです。トラバがいちいち面倒くさいので早く返信ボタンを実装して欲しい。
id:death6coin さん 御社であつかっている武器に使えそうなおもしろい工具はありますか?
仕事柄社内行事の撮影係なんてのもやってますが、表に出せない写真なら沢山持ってます。
id:plagmaticjam さん 童貞ですか?(とりあえず
処女だけは守り通すつもりです。
id:hiroyukixhp さん エクセルはどのくらい使いこなせますか?
レコードの使い方を覚えてから世界が変わりました。データの評価に偏差値を用いるのが好きです。
id:cj3029412 さん ハゲてる?
id:natu3kan さん カスタマーサポートはボトムアップで現場の意見を吸い上げないと、速攻で現場が回らなくなるんだなって実感してる
責任と解決、原因と要求を切り分けて考えないと責任と要求の対応ばかりに追われて消耗が激しい印象です。逆の対応をされるときもすごく消耗しますが。
id:SndOp さん 虎に鈴をつけるのはどうしたらいい?
質問の内容を勝手に解釈しますが、うちの業界の場合、虎と呼べる存在は本当に神出鬼没にやってくるので鈴をつけることはほぼ不可能ですし、つけたところでやってきてしまえばもうあとは相手に任せるしかありません。
虫の居所が悪ければもう諦めるしかないので、あとはどれだけ普段から寄せ付けない努力ができているかということに尽きると思います。
先日ホッテントリになった、メルカリすげーという記事。それに、現実とリンクしたウェブサービスは強いと書いてありそれが斬新な意見のように受け止められていたが、ウェブ界隈で働いてる奴らはその程度の認識すらなく飯を食っていたのかとびっくりした。現実を便利にするウェブサービスはマジョリティに届くし、ウェブを便利にするウェブサービスはメジャー化しない。それは10年前からの常識じゃなかったのか?
まぁいい。そんなおまえたちに@コスメは見えているのか聞きたい。
@コスメはクックパッドと並ぶくらいに成功しているウェブサービスだと思っている。クックパッドは技術ブログを出している。だからウェブばっかり見ているおまえたちでも気づくサービスだ。だが、@コスメは技術ブログを出さない。だからおまえたちは気づいてない。…のだろうなぁと思っている。
@コスメの何がやばいのか?特に渋谷や新宿、上野など、都内各地にある@コスメストアの存在がやばい。口コミの力を背景に、今まで出来なかった形態で化粧品を販売できてるのがやばい。
ここでおまえたちの大半を占めるであろう男性に軽く説明すると、コスメには主に3つのランクが存在する。プチプラコスメ、DSコスメ、デパコス、だ。順に、〜1000円代化粧品、〜3000円代化粧品、それ以上の青天井、と、このランクは主に値段別で決まるが、もう一つ重要な要素がある。ブランド感だ。ブランド感を維持するために、プチプラコスメとデパコスが同じ場所で販売されることはない。それが常識だった。
だが@コスメストアは違う。口コミで人気があるなら、それがプチプラだろうとデパコスだろうと同じ店頭に並ぶ。これは正直革命と言っていい。一つのウェブサイトがユーザーの支持を背景にここまでできるようになったのだから。メーカーの販売戦略を、トップダウンからボトムアップへ転換させたのだ。何度も言うがやばい。
当然、@コスメは@コスメストア以外の基本的なウェブサービスにおけるマネタイズにも手を出している。人気順ソート、口コミの詳細な絞り込み、口コミされた商品の通販、各メーカーとのコマーシャル契約。正直詳しい数字は知らんが、もう10年以上サービスが続いているのだ。これらにおいてもある程度の成功はおさめているだろう。
ギークの目に届かないところで大きな成功をおさめているサービスはある。おまえたちがウェブに詳しくアーリーアダプターを気取っていようと、そもそも客層が違えば見えないものはある。そのウェブ企業がギークの方を向いていない、それだけでそのウェブ企業が巨大化し無視できなくなるまで気付かないのは、あまりに寂しい。
まぁウェブなんて現状使えば使うほど個人にカスタマイズされていって、自分の興味のないものは見えなくなるタコツボ化する方向に向かっているから仕方ないが、そこで自分と違うものを引っ掛けるアンテナを持っていてほしい。そして私のような技術のわからん人間にも持てるようにしてほしい。