はてなキーワード: ナメクジとは
ここ数ヶ月、密林奥地にて怪奇生物「クソ雑魚ナメクジ」の大量発生が確認されている。我々、増田探検隊の調査したところでは「クソ雑魚ナメクジ」を含むエントリーは128件。このまま放置すると、やがて増田はクソ雑魚ナメクジで埋め尽くされてしまう恐れがあり、早期の駆除を急ぐべきである。
このように、さまざまな種が生息するが、最も数が多いのがヤフー属のクソ雑魚ナメクジで、圧倒的である。次点で小町属が多い。
http://anond.hatelabo.jp/20160115195137
上記の目撃情報によると、クソ雑魚ナメクジは普段は温厚な性格であり、人間社会の平和と安全のために活動しているようである。
また、言及元への罵倒に聞こえる「クソ雑魚ナメクジ」のフレーズは、ソレ自身の鳴き声であると論じる生物学者もいる。
http://anond.hatelabo.jp/20160115223832
上のエントリーによると、ピカチュウが「ピカチュウ♪」と鳴くように、クソ雑魚ナメクジも「クソ雑魚ナメクジ♪」と鳴くらしい。
ちなみにニコニコ大百科では「クソザコナメクジ」と検索すると「淫夢くん」のページに飛ばされる。淫夢くんはリスザルのような生物でナメクジとはかけ離れているのだが、どういうわけかそのひとつに「クソザコナメクジ」の別称がある。
トラックバックが荒れるのならば、同じ生き物でも「増田ネコ」や「増田ヘビ」がいた時代は良かった。今の増田はナメクジで埋め尽くされており、ネコは帰ってこない。ヘビはノアの方舟に乗って、彼の地へと逃げてしまったと聞く。(増田ネコの鳴き声は「にゃあ!」 増田ヘビの鳴き声は「にょろ~」だった)
衝撃的な事件だったし、単純に猟奇的事件に興味があったのもあり、
その後インターネットで少年Aの顔写真を見たり、まとめているサイトで事件の詳細を読んだりしていた。
被害者、加害者が出した本は読まなかったが、『絶歌』は発売後すぐに買い、読んだ。
まず、サムの息子法が、とか言っている人もいるが、これに関しては現状の日本の法律で問題ない以上、文句言っても仕方がないことである。
また、世界各国で適応されている法律ならまだしも、一部の国の一部の州でしか実施されていない法律をあげるのは、都合が良すぎる。
文章に関しては、ネットでは批判的な意見が多いが、良く書かれていると思った。少なくとも僕にはこのような文章は書けないなと思ったし、
文章力はどのように身につくのだろうかとも思った。高校、大学と出て学んできた身なので、自分が恥ずかしいとも思った。
そういえば、『黒子のバスケ』脅迫事件の被告人意見陳述も読み応えがあったなぁ。。
中身に関してだが、この本は大きく分けて、少年院に入るまで、出た後の二部構成になっている。
少年院でどういった生活を送っていたのかも気になったので、そこが書かれていないのは残念に思った。
一部と二部では文体が異なる。一部では、少し厨二的というか、見えていた世界が人と異なるような表現が多く、少年の異常さが表されている。
二部では、淡々とした文体で書かれていて、更生されているかのような印象を持った。
しかし、これは意図的に文体を変えているものだと感じられた。当時の少年時代の日記がそのまま公開された。とかならこのような違いがあることも分かるが、
書いたのは現在の少年Aのため、このように文体が変わるのには違和感がある。
少年Aは犯罪の原因は、自分の性癖にあると言っている。親しかった祖母の仏壇の前で、マッサージ器を性器に当て、初めての射精した事から
死と性が関連するようになってしまったとのことだ。
猫を殺した時も、射精したし、被害者の首を自慰行為の道具としても利用したとのことであった。
しかし、同級生に対して暴力行為を振るったことは、性衝動とは一切関係ないので、性癖のみが暴力、犯罪の原因とされているわけではなさそうである。
また、被害者の首で自慰行為を行ってから、その後射精をしなくなった (少年院時代のみ?)という記述があったが、今現在はどういったものを対象に性を感じる
ようになっているのかが気になる。今でも死と性が関連していると思うなら、今後も事件が起きる可能性がありそう。
家族は悪くない。と書かれているところが多数あるが、客観的に見て異常。同級生に暴力を振るった時の母の注意の仕方とかは、軽い喧嘩を注意するレベルで、
おかしいだろうと思った。
成人し、出所してから仕事もちゃんとしているし、生きる力が強いと感じた。また、金に対する執着もあるため、『絶歌』の印税は相当本人としては嬉しかったんじゃないかと思う。
金に困って犯罪するタイプではないと思うが、印税を与えることによって少し大人しくなるのではないかと思った。別に『絶歌』を買ったことを正当化している理由ではない。
社会人生活を送っている時、同僚にインスタントカメラで写真を撮られた時、切れてそのインスタントカメラを振り払い、壊したみたいなエピソードがある。
写真に撮られることがナーバスになっているということを表したかったのだろうが、単純にキレやすい人間みたいな印象を受け、恐怖を感じた。
その後、ホームページ公開したりしていて、良い体しているなとか、ナメクジ写真はダミアン・ハースト的でもう少し評価されても良いんじゃないかとも思った。
ネット上では『絶歌』の批判ばかりだが、読み物としてもそれなりに楽しめるし、超有名犯罪者の文章を一度読んでみるのも良いのではないかと思う。
数十年生きてきて,性欲があってよかったと思ったことは一度もない.
1人で致すときも女性と事を成す時も終わった後は「時間の無駄だ」としか感じない.
それでも暇な時間があるとついやってしまうのだから,賢者タイムの途中は本当に死にたくなるほど後悔するのを繰り返している.
性欲を抑える方法として一般的に食事療法が有名だが,試したところで欲が全くなくなる訳でもなく,根本的な解決策ではなかった.
動物性蛋白質をなるべく取らない,ノコギリヤシや豆乳などで女性ホルモン優位な状態を維持する…などを続けてはみたものの,栄養不足で元々少なかった体重がさらに減った上にスタミナが無くなり,日常生活に支障が出たためにやめざるを得なかった.
残る手段は医療機関の監修の元でホルモン治療を受けるか,陰嚢の切除,この2つだろう.どちらもリスクが高く,友人や親が知れば悲しむような手段だ.できることならやりたくない.
やり場のない不満と憎むべき性欲を抱えながら生きていくのは非常に辛く,精神衛生的によろしくない.いつか自己嫌悪の塊となって自殺することも考えられる.僕はできるだけ自殺なんてしたくないが,この気持ちを抱え続けて生きていくのは絶対に嫌だ.
性欲を無くすための現在の知識から導き出される最適解は「自分が男をやめることに対して悲しむ人々から縁を完全に切り,陰嚢を切除すること」になるだろう.
なんでこんなつまらないことで大切な人間関係を切り捨てなきゃいけないのか.しかし性欲への嫌悪感がギリギリまで高まった状況なら私はこの選択肢を選んでしまうと思う.クソが.
性欲が嫌いだ.こいつを殺せるならゴキブリ100匹と一緒にナメクジ風呂に入ったっていい.時間の無駄しか生み出さないのになんでこんなものが搭載されてるのか,本当に腹が立つ.女性がこっちを見るだけで腹が立つ.歩いてる女性を見てしまう自分をぶっ殺したい.
私は酒飲んでタバコ吸って読書してキーボード打ってればそれだけで幸せに暮らせるのに,人類にこんな呪いがかかってるおかげで人生の何十分の一かと意識のスループットの数分の一かを浪費しなければいけないのだ.マジでクソ.こんなことで悩む羽目になるなら,ミジンコかミドリムシとして生まれたかった.あー,朝起きたら陰茎消えてないかな.クソ.
死にたさが高まってきたから寝る.
「絶歌」のことは知っていたが、興味がなくて読んでない。
今朝スマホ記事で、元少年Aがホームページを立ち上げたというのを読みあぁ、そう…と思いながら一通り目を通してみた。
http://www.sonzainotaerarenaitomeisa.biz/
精神疾患がどうなってるのかは知らないが、なんというか…うん。現代用語辞典の「厨二病」項目には是非このサイトのURLを掲載することを勧めたい。Don't think, feel。
地方の中学生が、ビレバンで触れたサブカルに触発されて勢いで組んだギターロックバンドの公式HP…みたいなビンビンのセンスよ。「実家に帰ったら母親が自分の黒歴史ノートを出してきた」級の恥ずかしさで、読むのも辛い。そうか。30超えてコレか。
もうこの際、社会に大きな影響を及ぼした元・殺人犯が社会復帰後に自身を語ることの是非は横に置く。俺は正直、佐川一政の生き方なら、あれはあれだと思っている。むしろ、語り方、語る内容に一般人のソレとは違うものがあって、なにがしかの感銘や感覚を惹起するならば、汚らわしくとも価値はある。
これを見て思ったのは、酒鬼薔薇というのは徹頭徹尾凡人だということだ。少しばかり発達し過ぎた自己愛と、ユルユルガバガバの社会性と、特殊な性癖に後押しされて、たまたま勢いで若くして殺人者になってしまっただけであって、肥大した自意識の有り様や、ついうっかり「正しくオナニー」なコラージュ「作品」を公開した上でページに「ギャラリー」とか名付けてしまうゲロが出る様な痛々しさまで、この人は少しイタいだけのフツーのセンスの人だ。
ページタイトルが「存在の耐えられない透明さ」だった点、ミラン・クンデラを敬愛する自分は若干イラっときたが、この軽薄さまでもが平凡だと思い始めると、なんとなく可哀想になった。
憐れみは他者への最大の攻撃になり得るが、自分の元・少年Aへの憐憫はそういう当て付けの悪意を表明するためのものではなく、結構本気で言っている。だってこの人は、持て余した自意識と自己愛を解消する為に「元・少年Aである自分」にもうずっと縋り付かざるを得ないのだ。
そして、そうすればするほど社会との折り合いなんて付け様がないのだ。だって、僕らはこんな香ばしい元・犯罪者と関わり合いたくないのだ。
だいたいにおいて少年〜青年期の過剰な自意識は、社会に出た際の軋轢で徐々に削り取られたり、それに対する挑戦を通して昇華されたり、最終的には消化されなくても、その様なプロセスの中で自分とのバランスをとって大人になっていくものだけれど、彼にもうそのチャンスはないんだろうな。
だって、元・少年Aであることにしか、「異常な性癖で人を殺した」ことにしか、彼の社会的な価値はないんだから。もっと言えば、「アタマのおかしい、少し壊れてしまった人」として憐憫と共に、一般とはかけ離れたアウトサイダーアート的な才能への他言できない憧れも集めつつ贖罪に生きる姿が人々の胸を打つ…とか何処のラノベだよ。でも、彼が自意識を支えていくには、そんな世界観で生きていくしかない。
このままこんな生き恥を垂れ流しにしていたら、ほっときゃサイコパスへの憧れを持ってくれたかもしれない多感な10代とかですら「あ、これは結構ッス」てなるよ。。そんで社会から隔絶されて、また謎の敗北感を抱えて再犯に走るとかの悲劇も、ワンチャンある。
ベンチに座ったりしてね。なにをするでもなくただぼーっとビールを飲む。いいよね。
昔都会にいた頃は近所の公園にいってよくやってた。
今は田舎に越してきて普段の生活はなに不自由なくやってるんだ。
もともと人が多いところは好きではなかったし田舎のなにもないような環境は別に苦じゃない。
ただ一つ困ったことに気づいた。
近くに公園がないんだ。
家に庭もあるけどやっぱり公園とは違うからのんびりビールを飲む感じではない。家族の目もあるし。
保育園や小学校はあるけど大人が入ってゆっくりできるところではない。
そこで、だ。
うちの周りには山しかないわけだけど多少人が遊ぶために用意された場所があるんだよ。
そういうところにはベンチやテーブルがある。
そこなら昔みたいに落ち着いてビールが飲めるんじゃないかと思ったんだけど行ってみたら大誤算。
蜂はつねにブンブンしているし、周りの落ち葉の上には巨大なナメクジがいるし(10cmちかいやつ)
すげーオナニーしたかったんですよ、それでベッドで普通にすげーオナニーしてたんですよね、ネタは何だったかな、忘れた。なんか想像だったと思う。んですげーオナニーできたーと思ったら、まあ、ちゃんと言うと逝ったら、拭くじゃないですか、で、拭いてたんですよ、精液を、ティッシュで。じゃあなんか感触おかしいんですよね。やけにデカイ。最初はまだ勃起してんのかと思ったらそうじゃない。握ってみると、横にデカイ、なんか亀頭がゴルフボールぐらいになってるんですよ。頭ん中真っ青になりましてね。これはヤバイ、病気だ、なんだこれ、僕はもう手を離してしまったんですよね。寝よう。気づかなかったことにしよう。と思ってもう寝ようとしたんですよ。でも気になるんですよどうしても。こんな体質になったらどうしようかと思って。破裂しそうだったんですよ。亀頭が。アレはもうボムでしょボム、そんなことを考えてるとやっぱり現物が気になるんですよ。どうなってんのか。それでちょっともう手を添えてみたんですよね。右手は添えるだけ。じゃあ、少しましになっている、まあもう萎えてるから落ち着いてはいたんだけどやっぱり亀頭だけが異常にデカイ。これはどうしよう、とにかく抑えてみよう。と思って包み込んで抑えたんです。握りしめる感じで。じゃあしぼんでいくんですよ。お、これは行けると思って徐々にしぼんでいくんですけどそこに溜まっていた血が全身に巡るのがわかるんです。吐きそうになるんです。うわやべえ、と思って。死ぬはこれ、しかもなんか血がまた巡ってきて亀頭から手を離したら膨らみそうになるんです。おい、危ねえ油断も隙もねえ、そしてまた握るんだけどまたポンプみたいに全身に血が巡る。吐きそうになるんですよ。もう第二の心臓みたいでね。これはやばい、こんな体質になってしまったのか、亀頭爆裂体質、タートルヘッドボマー。ずっと握っていたらだんだんナメクジみたいになって徐々に亀頭も収まりだんだんと普通の形に戻ってきて元に戻りました。すげーオナニーは気をけましょう。亀頭が破裂するよ!
こう聞くだけでもLGBTの方から「これだから無知は」とか「無知や偏見を垂れ流して」とか言われそうでつらいから増田で書くね。
無知でごめんね。
ぐぐるのめんどくさいわけじゃなくて、一応ぐぐったんだけどよくわからなかったんです。
許してね。
叩かないでね。
で、結局なんて呼べばいいの?
http://d.hatena.ne.jp/miyakichi/20150208/p1
読む限り、ヘテロって呼ぶのは問題ないと思うんだけど、ストレートはいいの?これも駄目?
できれば外国語じゃなくて日本語でどう呼べばいいのか教えて欲しいです。同性愛結合、異性愛結合とかでいいの?百合承認、薔薇承認でいいの?
あと、腐女子って呼ぶのは別にいいの?これも別な呼び方にした方がいいの?
他に気をつけたほうがいいこと有りますか? ポリティカルコレクト様やLGBT様の目からみて気をつけたらいいこと有りますか?
いい争うつもりは無いです。滅相もない。
私は無知なもので「ノーマル」は「原作で推奨されているペア」の意味だと思っていたのですが、
たとえ悪意がなかったとしても、無知は良くないですね。
ラノベは嗜好品だから部外者がよく知らずにDISっても許されるけどLGBT問題に部外者などおらず、無知な人間は存在そのものが許されない。無知は消毒だヒャッハー、そういうことですよね。
そんな無知でクソザコナメクジである私は今までの人生を悔い改め貴方達にENLIGHTENEDされて正しい呼び方を知りたいのです。
知識あふれる貴方がたの正しい意見を全面的に受け入れるしかないので、一旦整理してほしいだけなんです。
よろしくお願いいたします。
先ほど道を歩いていたら、急に足にひんやりぺたっとまとわりつくものがあった。
確認したら白く細長い麺みたいなものだったので、「誰だ!こんなところにスパゲッティを落としたのは!」と思って手で払いのけた。
そしたら、今度は手にまとわりついてきた。
それが尋常ならない粘度を持っていたので、「まままま、まさか、寄生中か!!??」と夜中の道でマジほんま心底ビビってしまった。
もう訳も分からず、手についたのを必死で払い落とし(・・・でも、絡みつくばかりでほとんど落ちない!)
足のほうを恐る恐る確認したら、ゆーっくりと何やらうごめいている。
「こ・れ・は・や・ば・い」。
えいや!っと払いのけるが、手にぎゅるぎゅるひっついてくる。
訳も分からず民家のブロック塀に何度も何度も物体をこすりつけた。跡形もなくなるまでこすりつけた。
かなり焦っていた。ショックだった。
家に帰ると、やはりナメクジが通ったような後がぺったりとズボンについている。
とにかく、すぐに手と足を洗い、ズボンも念入りに洗った。
一番やっかいなのは寄生中だったりして卵が付いてしまうことだ。
しっかり洗ったあと、Google先生に聞いてみた。
どうやら、寄生中ではないようだ。サナダムシでもフィラリアでも、回虫でもないようだ。
そしてもう一つ可能性として挙がったのが、ヒル。
こうなったら現物を確認しに行くしかない。着替えて、事件現場に戻った。
と、立派なナメクジ君を発見!いや、お前じゃない。お前じゃなくて・・・
あ、あった!細い、スパゲッティのような・・・・動く物体!う、動いているぞぞぞぞ!
よーく確認すると、動きの先端が少し丸くなっている。「ああ、こりゃヒルだわ」と、
ここまで確認できて、少しホッとした。
頭が想像より小さかったけど、自分がぶっ千切ったことで、切れた部分が再生し初めているのかもしれない。
気になったので、帰ってもう一度Google先生に聞いた。
「コウガイビル」っていうのが海のプラナリアと同じ種類の動物として居るらしく、ちょん切られても再生するらしい。
あと、こいつは肉食でナメクジとかを食べるそうだ。
ぴろーんと足にくっつけてしまったのかもしれない。
夜徘徊するらしいので、みなさんも今日のように湿った路面を歩く際はご注意をば。
害はないけどね。
びっくりするよ。
http://anond.hatelabo.jp/20140728192429 を書いたクワガタ増田だよ。
でもクワガタ増田の方針としては珍しい種類とか条件のいい個体を重視しないマッタリ採集なので、価値にこだわるレベルの話はないよ。
言わなくても想像できるようなものは後でちょろっと書けば済むので、若干入手に手間取るものについて詳しく書く。
これは真っ先に入手してほしい。
自分は首都圏の人間だけど、アクセス圏内にあるような森は間違いなくヒルが出る。
正確にはヤマビルというやつで、本来のヒルより小さいし無理に引き剥がすと肉がちぎれるみたいな危険さはない。
ありとあらゆる隙間から入り込んで、傷口を凝固しにくくなる物質を注入しながら血を吸う。
肌の露出があると当然あぶないし、林床だけじゃなくて木の上の方にもいるからつばの広い帽子も必要。
それプラス薬剤で忌避させるんだけど、アウトドアショップとかに行くかネット通販するかしないといけない。
ネタではない。
商品レベルには劣るものの、自分で濃い塩水(濃度20%以上)、酢水を体に吹きかけながら移動するのも補助にはなる。
ちなみに一時的に弱るだけのナメクジと違ってヤマビルは塩でそのまま死んでしまう。
その場に落ちてた木の枝とかでもいいけど、塗布するタイプの虫除けを使って、スポンジ部分でグイっと押しのけると楽。
なにせ薬剤で反射的に身を離してくれるから。
虫除け用に密度高く編んだ商品があるので予算に余裕がある場合は買ってもいい。
自分は暑がりなのと、腕は視界に入りやすく自分である程度注意できるので薄手のもので済ませている。
その代わり足元はきっちり防御を固める。
なんでなのかは知らないが前述のヤマビルはストッキングの布をこえてかじりつくことが出来ないらしい。
男性は通販でも、彼女がストッキング伝線しちゃったみたいな顔をして買うでも好きな方を。
実は網は意外といらない。
クワガタムシはそこまで飛ばない。
その代わりすごい速さで足で逃げる。
灯火にむらがっているものをシルエットだけで当たりをつけて採集したいときには有用かもしれない。
隙間に入り込んだ個体を確保するときに有用だけど、力任せに木から引き剥がすと足の先端のふ節という部分が取れたりするので扱いには注意。
有って損はない。
なぜ山林にドライバーを持って入るのかというと、樹皮をはがすためである。
種類にもよるがクワガタは樹木の一番表面側で樹液にたかっている場合よりも、ウロの中に入り込んでいたり剥がれかかった樹皮と幹の隙間にいることが多い。
その年のシーズン遅くに羽化した個体は次の初夏まで一年近く幼虫時代に居た穴の中にそのまま引きこもっているので、そういった外から見てわからないところにいる個体を採集するときにも使える。
ただ、これは自分の個人的な心がけだけど、ドライバーでほじらないと取れないようなやつは縁がなかったのだと思って手出ししないことにしてる。
確かにまだフィールドに出てきていない個体というのは未開封新品みたいなものだから状態はいい。
でもほじったり剥がしたりして木に人の手による変化が起きるとそれ以降成虫も寄り付かない卵も産み付けられない木になってしまうことがあるそうだから、影響は小さくとも森林資源の維持のためにやらないのだ。
仮に車に積んでおくにしても採集ポイントから撤収する間の運搬ケースは必要だ。
家に帰るまでの間に狭くて死ぬほど彼らはヤワな生き物ではないし、もしそれでおくたばりになってしまうようならそれはもう残念だけど見かけた時点で弱っている個体だったのだ。
空気穴つきのタッパーがあれば足りる。
ただ木の葉かおがくずは敷いておこう、あればミズゴケでもいい。
クワガタの足はつるつるした表面を歩けない。
爪でがっがっと掴んで移動する生き物であり、ひっくり返ったときとかの復帰にも掴まるという動作が必須なので、それが出来ない状況だと弱ってしまう可能性がある。
悪路を歩いて帰る途中ずっとケースを捧げ持っているわけにもいかないのでそこはあらかじめ用意しておこう。
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道具を揃えるだけの話でだらだらと長い話になってしまったので書くのをやめようかとも思ったのだけど、やはり少しでも興味を持ってもらえたらと思うので途中だけど置いておく。
どこ地方か、標高がいくらかとかでも事情は変わるし、それいかんによってはシーズン終わってる種類もあるけど、観察してキャッチアンドリリースだけでも楽しいのでやってみてほしい。