はてなキーワード: 内申点とは
毎日のように遊び呆けていた小学生時代も終わり、中学生になった。
最初は不安だったが1年の頃はそこそこ楽しかった。 新しい友達も増えた、部活も楽しい、小学生の時ほどではないが遊びにも行けていた。
2年生になり学習塾へ通い始めた、テストの順位が下がってきていたからだ。
学習塾に入ったことによって、元々少なくなっていた自分の時間がさらに狭まり、無いも同然になっていた。
4時に起床し、5時から朝練、8時から授業が始まり16時に終わる。そこから18時まで部活をして帰宅。
だが19時から学習塾があるので、すぐに家を出て、家に帰れるのは21時過ぎ。ここに来てやっと自分の時間が取れる。
かと思いきや、また明日も朝練があるのでもう寝なくてはいけない。
ただでさえ1日に8時間は睡眠を取りたい自分にとってはかなりキツいスケジュールだった。
溜まり続ける睡眠不足、疲労、ストレス、解消する術も無かった。
夏休みに入り、これで少しは休めるかと思ったがそうもいかなかった。
依然として部活はあったし、学習塾も受験が控えているということもあり張り詰めていた。
そんな夏休みも終わり、始業式の日がやってきた。
その日は頭痛持ちだったこともあり、朝から酷く頭痛がして布団から出られずにいた。
「頭がすごく痛い」
そう母に言うと、自分の予想していたものとは違う言葉が返ってきた。
「それじゃあ休む?」
少し困惑した。てっきり「頭痛薬でも飲んでさっさと行ってこい」くらいは言われると思っていたからだ。
しばらく考えた後、こう答えた。
「休む」
甘えた。 間違いなく歯車が外れた瞬間だった。 引きこもりの誕生だ。
それからはタガが外れたように休んだ。
最初は今日も頭が痛いと仮病を使っていたが、1週間もすればなんの理由もなくただ家で寝ていた。
結局そのまま学校には一度も登校せず、卒業式にも行かなかった。
今思えばさっさと部活をやめていればこんなことにはならなかったと簡単に言えるが、この事に気づくのに2,3年は掛かった。
当時の俺はそんなことにも気付かないくらい切羽詰まっていて、ストレスで正常な判断が出来なくなっていた。
部活をやめれば内申点に傷が付くと思い込み、ストレスが溜まるのは自分が弱いからだと思い込んでいた。 実際そうだけれど。
「増田君どうですか」って担任が急に言い出して、みんなが賛成~ってなってやってた学級委員だから。
いつも面倒なことを押し付けられる。
思い返すと中学のテニス部部長もやりたいやつがいなくて皆勤だからって理由で押し付けられて
団体戦のメンバーでもないのに部長だからって理由でいつも遅くまで練習付き合わされて
小学校の少年野球も監督の家が近いからって御用聞きのリーダーやらされて
生徒会役員も先生から電話があって断ったのに母親に強制されてやらされた。仕事内容はただのパシリ。
カウンセリングに行った。
小さい頃からずっと自分ってみんなとちょっと違うんじゃないか?と思ってきた。でも「マイペースなんだね!」ってよく言われるからまあそんなものかと自分をごまかして生きてきた。
中学生の時に「増田さんって浮いてるよね」「おかしいよね」ということが原因で部活の先輩にいじめられた。元々苦手意識のあった集団生活が完全に無理ぽょ〜になった。
高校生の頃は先生に「テストだけきちんとやったって内申点はあげられません」と言われた。別にいらなかったけど、なんでそう言われるのかわからなかった。
で、知り合いが誰もいなかったらもっと上手くやれるんじゃないかと思って、地元から進学した人が誰もいない土地で大学生になった。手に職をつけたかったので医療系の学部に進んだ。
そしたら、ビーーーーーックリした。
ADHDとされる子どもが幼少期のわたしそのままだった。ビデオで見たことある、幼稚園時代のわたしそのままの行動を取っていた。その後に出てきた特徴も、みんなみんな見に覚えのあるものだった。
・いつもきょろきょろしてしまってじっとしていることができない
・ケアレスミスが多い
・別のことに気を取られて本来やるべきことを完遂できない
他にも色々あったけど、特にこの5つがわたしにとってどうしてもできないことだった。そして、ADHDの主な症状としてあげられるものだった。わたしがどうしても解決できなくてつらかったこと、全部説明できた。
でも、みんなこんなんなんじゃないかな?って思って「こんなのみんな当てはまるんじゃないかなあ」って友達に聞いてみた。みんなきょとんとしてそんなことないでしょ?って言った。
アーーーーー完全にこれは、わたしはADHDの傾向があるんですねぇ!と思った。
ネットで調べたチェックリストみたいなのをやった。真っ黒だった。
4つ以上マークがついた場合は専門家に相談を、とあった。だから、カウンセリングルームに怯えながら電話をかけて、予約を取った。
あと、母親に連絡した。遠回しにその話題を振ってみたら、小2の時に担任からADHDかASDの疑いがあると言われたことがあるらしい。
今までそんなことを言われたことがなかった母は驚いて専門機関にかかるべきか聞いたが、特に大きな問題が見つかっているわけではないから大丈夫でしょうと先生は言ったらしい。最終的には確かに忘れっぽいし集中力がないところはあるけど元気で優しい子に育っているから大丈夫、また生活に不自由するようなことがあったら考えましょう。と、母親は結論を出したらしい。
そして、カウンセリングに行った。何をするかわからなくて怖かったので、一応不安に思っていることをまとめてから行った。
まとめてきたから言いたいことは上手く言えた、けど、話してる間にどんどん涙が溢れてきた。なんでか全然わからなかった。全然いうつもりなかったのに、しんどくなると家中の食べものを食べまくってしまうとか、嘔吐するまでやめられないとか、眠れない夜があって辛いとか、冷蔵庫にお酒がないと不安になるとか、大きい音が苦手ですぐ驚いて頭が真っ白になってパニックを起こしてしまうとか、朝どうしても起きられない日があって学校に行けない時があるとか、無意味に涙が止まらなくなることとかまで話してしまった。
カウンセラーさんはいいとも悪いとも言わず、ただ、そうなんですねとだけ言って相槌をうってくれた。やさしかった。
みっともなく泣き崩れるわたしに、カウンセラーさんが「次回は発達障害に詳しい先生がおられますから、その方にお願いしたいのですがどうですか?」と言ってくれたのでよろしくお願いします、と返して次回の予約を入れて帰ってきた。
泣いたのは恥ずかしかったけど、誰かに辛いという気持ちを聞いてもらうだけで楽になることを実感した。
2回目のカウンセリングに行った。
この前のカウンセラーより年上の女性だった。メモはもらっているけど、もう一度自分の口でお話していただけますか?と言われたので前回と同じような話をした。
途中で先生が「ふんふんふん」「あーはいはい」「それでそれで?」とかいうのがなんか怖かった。
わたしが話し終わると、その人は「あなたは自分の口で辛いことを説明できるので、大丈夫です!」と言った。
は?何がどう大丈夫なんだ?と思ってぽかーんとしていたら「わたしだってイライラしたらお菓子とか食べすぎちゃいますよ」「でも大丈夫ですよ、その気持ちを自分でコントロールしましょう!」とか言い出して、ますます唖然としてしまった。
わたしは別に過食について相談に来たんじゃなくて、もっと別の、その原因の生きづらさについて誰かに助けて欲しくてここにきたんですが?と思ったしそう言ってみたけど、馬鹿にしたように「それは大丈夫ですから」と言われただけで終わった。
次回の予約はいつにしますか、という質問になんと答えたかは覚えていない。
カウンセリングルームを出て、学校から家に帰っている時間、唖然とした気持ちは怒りになって、最終的にわたしの苦しみは甘えなのかー、という悲しみになった。
家について、もう、うわーとなって御釜にあったごはんを全部食べた。釜から直接。気持ち悪くなって全部吐いてしまった。
いま、トイレの前の床に座り込んでこの文章を書いている。もうどうしたらいいかわからなくて、ただただぼんやりしている。
このような状況に陥った人いたら連絡ください
彼ら彼女らの放課後と土日を「強制管理」する手段として部活が強化される。
強制的な部活動の悲喜こもごもはいろいろと聞いたことがあるだろう。
しかも、運動系の部活に参加しない人間は、まともな扱いをされなかった。
せめて卓球部……とまで言われたが、初志を貫徹した。
歴史研究部では遺跡の発掘調査に参加して話題になったりとそれなりに頑張ったつもりだ。
それでも、(運動部じゃないから)「部活動に熱心ではない」と本当に内申点を下げられた。
志望校の公立高へ合格するには、本番の試験でリカバリーするしかなかったのを思い出す
おっさんになると、管理する中学当局や教師、PTAの立場も理解できるが、
現場の空気が相も変わらずと聞くと、なにか遠い目をしたい気分になる。
部活動のリスクが大きくなり、学校や教師は本音ではやりたがらない。
そんな話を生で聞いていると、
制度改定の利点・欠点をきちんと把握しないで、現象面だけで否定するな、というのはもっともだ。
https://anond.hatelabo.jp/20180116095356
参考までに、少し自分の経験を述べる。東京ではない道府県の、似たような制度があった公立進学校に入学した生徒を対象に、一度リサーチした結果だ。
校内偏差値と大学入試の結果は、かなりよく相関していることが進路のデータから分かっていたので、じゃあ高校入試の成績と校内偏差値との相関はどうだろうと思って調べてみたわけだ。Cが従来型の入試方法の妥当性、Aが新型選抜の妥当性、Bが内申点自体の信頼性をはかるのに役立つと考えた。そして2~3年にわたって調査した結果、A、Bには実質相関が無く、Cにのみいくらか相関が認められるということがわかった。
個人的には、地頭の良さは高校では大きいと思っていたので意外だった。どうも、公立高校での「学習成績」は、地頭とかだけではなく周囲との社会生活をうまく送れるかどうかにも左右されるということらしい。私立出身の自分には意外だったが、確かに、生徒達を見ていると、公立高校では周囲とうまくコミュニケーションを取りながらやっていく「公立タイプの秀才」が多いようだ。ピーキーな能力の持ち主はあまり居場所がない様子だった。まあこれは地域にもよるのかもしれないが。
自分のいた所では、その後すぐこの制度がなくなってしまったが、結局Cによる判断が一番無難であることが分かったので、自分としてはそれなりに納得している。
私立の幼稚園だか小学校だかの受験で必要書類として母子手帳(のコピー)が求められる件を思い出した。
学校側が何の為に母子手帳を要求して来るのか明かさないので、受験希望者の保護者達の間で憶測が飛び交う。
出生時の記録を抹消・捏造or最初から記入しない事を産科医に求めたりとか。
原理主義的自然派育児を行って来た保護者が、私立校受験のために情報収集してみて初めて、母子手帳のワクチン接種欄が全くの白紙であることをリスクに感じて、慌てて予防接種をさせ始める(が、今度はワクチンのロット番号が気になって仕方ない)とか。
私立校が保護者達を操っているのかどうかは定かではないが、保護者達がほとんど自主的にけつに火が点いたようにテンテコダンスを躍り狂っていることは確か。
と、似たような感じで、内申書にも生徒やその保護者達が過度に踊らされている感があった。
私が中学生時代はもうずいぶん昔の話であるけれど、普通に学生生活を送っていれば内申点が悪くて進学に響くというような事はないという感じで、内申書が問題になるのは元増田の話のようなケースとか、不良が起死回生をはかる時とか、そういう場合くらいな訳で、特に何の問題も起こさない生徒が内申点を上げる為にする努力というのは基本的に無駄、という感じだったので、内申書=悪とまで言うのはどうかと思う。
しかしブコメ見ると教師に嫌われたせいで内申点下げられたとかいう経験談があったりなどし、本当にそこまで恣意的な制度なんなら、ヤバいな。
そうすれば、教師は生徒の保護者からの意味不明な文句やプレッシャーにさらされずに面倒な仕事が一つ減るし
虐められて不登校だった虐め被害者は学業さえできれば進学校へ入学する可能性が出てくるし
虐めをしていたゴミクズは学業さえできれば中学時代の悪行をきれいさっぱり洗い流して心機一転、新たな気持ちで高校で気弱なヤツを虐めることができる。
とまぁ、くだらん皮肉はこれぐらいにして、下記の記事の反応を見ててびっくりしたことがある。
http://anond.hatelabo.jp/20180115220235
トップのブコメはもちろん、ほかも流し見した限りでは「不登校で一時期学校に行けなかったのに学業成績が優れている」という
どこをどう見ても学業意識的な観点から最良の評価しかしえない事が評価悪くて当然、という糞みたいなポイントに誰一人異を唱えてない。
これが「学校行かなくたって勉強できるからサボりまくり」とかだったら評価が悪くなるのも当たり前だけど、
上記の記事内容がホントだとしたら、そもそもの内申点の評価自体が最大の問題点。
そして冒頭の皮肉でも書いたけど、内申点をなくすってことは、元増田の書いている「哀れな不登校秀才を虐めてたゴミクズ」を高校側が排除するネタをも
同時に葬ることになるってわかってて「内申点廃止しろ」とか言ってんの?理解できない。
うわさ では、生徒がしっかりしている区(山手線内内側とか)の学校では内申点は厳しめにつけられ、所謂荒れている学校のある区の内申点は緩い模様。
授業中積極的に手を挙げないと、テストで95点とっても通知表3だからね。
えぐいのは5教科だけではなく、残り4教科も採点されること。
高校受験で突破できる学力がある生徒は、特別選考枠なくなったので私立に流れているよね
具体的には早慶付属校レベルの学力だと特別選考枠で日比谷いけたのが微妙なので。
国立・開成クラスだと内申点のビハインドを超える位、独自問題で点数とれるが、そのクラスはほんの一握り。