カウンセリングに行った。
小さい頃からずっと自分ってみんなとちょっと違うんじゃないか?と思ってきた。でも「マイペースなんだね!」ってよく言われるからまあそんなものかと自分をごまかして生きてきた。
中学生の時に「増田さんって浮いてるよね」「おかしいよね」ということが原因で部活の先輩にいじめられた。元々苦手意識のあった集団生活が完全に無理ぽょ〜になった。
高校生の頃は先生に「テストだけきちんとやったって内申点はあげられません」と言われた。別にいらなかったけど、なんでそう言われるのかわからなかった。
で、知り合いが誰もいなかったらもっと上手くやれるんじゃないかと思って、地元から進学した人が誰もいない土地で大学生になった。手に職をつけたかったので医療系の学部に進んだ。
そしたら、ビーーーーーックリした。
ADHDとされる子どもが幼少期のわたしそのままだった。ビデオで見たことある、幼稚園時代のわたしそのままの行動を取っていた。その後に出てきた特徴も、みんなみんな見に覚えのあるものだった。
・いつもきょろきょろしてしまってじっとしていることができない
・ケアレスミスが多い
・別のことに気を取られて本来やるべきことを完遂できない
他にも色々あったけど、特にこの5つがわたしにとってどうしてもできないことだった。そして、ADHDの主な症状としてあげられるものだった。わたしがどうしても解決できなくてつらかったこと、全部説明できた。
でも、みんなこんなんなんじゃないかな?って思って「こんなのみんな当てはまるんじゃないかなあ」って友達に聞いてみた。みんなきょとんとしてそんなことないでしょ?って言った。
アーーーーー完全にこれは、わたしはADHDの傾向があるんですねぇ!と思った。
ネットで調べたチェックリストみたいなのをやった。真っ黒だった。
4つ以上マークがついた場合は専門家に相談を、とあった。だから、カウンセリングルームに怯えながら電話をかけて、予約を取った。
あと、母親に連絡した。遠回しにその話題を振ってみたら、小2の時に担任からADHDかASDの疑いがあると言われたことがあるらしい。
今までそんなことを言われたことがなかった母は驚いて専門機関にかかるべきか聞いたが、特に大きな問題が見つかっているわけではないから大丈夫でしょうと先生は言ったらしい。最終的には確かに忘れっぽいし集中力がないところはあるけど元気で優しい子に育っているから大丈夫、また生活に不自由するようなことがあったら考えましょう。と、母親は結論を出したらしい。
そして、カウンセリングに行った。何をするかわからなくて怖かったので、一応不安に思っていることをまとめてから行った。
まとめてきたから言いたいことは上手く言えた、けど、話してる間にどんどん涙が溢れてきた。なんでか全然わからなかった。全然いうつもりなかったのに、しんどくなると家中の食べものを食べまくってしまうとか、嘔吐するまでやめられないとか、眠れない夜があって辛いとか、冷蔵庫にお酒がないと不安になるとか、大きい音が苦手ですぐ驚いて頭が真っ白になってパニックを起こしてしまうとか、朝どうしても起きられない日があって学校に行けない時があるとか、無意味に涙が止まらなくなることとかまで話してしまった。
カウンセラーさんはいいとも悪いとも言わず、ただ、そうなんですねとだけ言って相槌をうってくれた。やさしかった。
みっともなく泣き崩れるわたしに、カウンセラーさんが「次回は発達障害に詳しい先生がおられますから、その方にお願いしたいのですがどうですか?」と言ってくれたのでよろしくお願いします、と返して次回の予約を入れて帰ってきた。
泣いたのは恥ずかしかったけど、誰かに辛いという気持ちを聞いてもらうだけで楽になることを実感した。
2回目のカウンセリングに行った。
この前のカウンセラーより年上の女性だった。メモはもらっているけど、もう一度自分の口でお話していただけますか?と言われたので前回と同じような話をした。
途中で先生が「ふんふんふん」「あーはいはい」「それでそれで?」とかいうのがなんか怖かった。
わたしが話し終わると、その人は「あなたは自分の口で辛いことを説明できるので、大丈夫です!」と言った。
は?何がどう大丈夫なんだ?と思ってぽかーんとしていたら「わたしだってイライラしたらお菓子とか食べすぎちゃいますよ」「でも大丈夫ですよ、その気持ちを自分でコントロールしましょう!」とか言い出して、ますます唖然としてしまった。
わたしは別に過食について相談に来たんじゃなくて、もっと別の、その原因の生きづらさについて誰かに助けて欲しくてここにきたんですが?と思ったしそう言ってみたけど、馬鹿にしたように「それは大丈夫ですから」と言われただけで終わった。
次回の予約はいつにしますか、という質問になんと答えたかは覚えていない。
カウンセリングルームを出て、学校から家に帰っている時間、唖然とした気持ちは怒りになって、最終的にわたしの苦しみは甘えなのかー、という悲しみになった。
家について、もう、うわーとなって御釜にあったごはんを全部食べた。釜から直接。気持ち悪くなって全部吐いてしまった。
いま、トイレの前の床に座り込んでこの文章を書いている。もうどうしたらいいかわからなくて、ただただぼんやりしている。
このような状況に陥った人いたら連絡ください
ぬるぽ
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