はてなキーワード: キラーコンテンツとは
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/automaton-media.com/articles/newsjp/20190405-89050/
taka-p 本気だ。
kathew VR普及のブレイクスルーは意外とSwitchから起こるのかもしれない
ShimoritaKazuyo これはある意味革命的。待ち望んでたけどこんなに簡単に実現できるとは思わなかった。どうせ専用の端末買わないといけないと思ってた。イノベーションのジレンマを自らぶち破ってる
ku__ra__ge これは本気度高い
tuka8s いきなりキラーコンテンツ。対応早いし、いつから計画していたのか、、、3D立体視だけっぽいけど。1人称視点も欲しい
macj_jp 息子の初VRはこれにするか。
ornith 「たった4,000円で手元のゼルダをVRで遊べるようになる」って、なかなかにヤバヤバな体験なのでは……!冷静になって見ると「遊ぶ」のには不向きっぽくもあるけれど、それでも「あの世界をVRで」と聞くと魅力的
HatoNarde おまけ程度のものとはわかっていても「手持ちゴーグルでBotW遊べとか舐めてんのか」と思っちゃうし、それでも「ゴーグル自作してでも遊んでおきたい」と思い直すぐらいBotWのVRには魅力がある。卑怯すぎる組み合わせ。
pikopikopan Switchすげーー
以上です。
VRにおいてもアダルトビデオはキラーコンテンツの一つとされているが、
こと実写のVRアダルトビデオについてはいくつかの重大な問題が存在している。
現在のアダルトビデオはVR用語で言うところの「3DoF」になる。
https://www.irasutoya.com/2018/05/vr3dof.html(3DoFのイラスト)
https://www.irasutoya.com/2018/05/vr6dof.html(6DoFのイラスト)
3DoFの映像だと、周囲を見回すことはできても、撮影空間内で動き回ることはできない。
つまり、撮影対象に自分から顔を近づけたり、背後に回ってバックから眺めたりすることは不可能なのである。
余談ながら、視点を自由に動かすような「6DoF」の映像は、大量のカメラを並べないと撮影できない。
「奥行き」情報付きの映像を撮影できるカメラのことを「ライトフィールドカメラ」というが、
VR用のライトフィールドカメラはさながら「カメラで出来た壁」といった趣きである。
https://vrinside.jp/news/lytro-2/
将来的には、壁や天井に大量のカメラが埋め込まれた撮影スタジオが作られるのだろうか。
閑話休題。
よって現在のアダルトビデオでは、男優の一人称視点で撮影されていることが多い。
男優が座っているか寝そべっていて、その頭の位置にカメラがあり、
女優があれこれと絡んでくるあいだ、男優はほぼマグロ、といった構図である。
肝心の部分が視界の外なんだから。
ここに現実のセックスとVRアダルトビデオの本質的かつ決定的な差がある。
現実のセックスであれば触覚が満たされていれば視覚は不要なわけだが、
AVの場合は触覚がないので視覚が満たされていなければならない。
口淫よりも挿入よりも「キス」が最も興奮する、
という極めてプラトニックな状況が立ち上がってくる。
というわけで、VRアダルトビデオはいまだ問題だらけで、よく言えば発展途上にある。
180度だけでも6DoFに対応できればだいぶ違ってきそうだが、
そもそも6DoFに対応しているHMDがまだまだ少ないので前途多難である。
(視点移動はコントローラーでやりたいんだが?とかの問題もある)
この点について言えば、3DCGを使ったアダルトアニメのほうが有望だろう。
あー早く全面ディスプレイ・ポップアップカメラ・液晶下指紋認証で最上位スナドラを搭載するMi Mix 3が発売されて、
かつそれを買えるお金が空から降ってこないかな~。最強だよねー。
ああでも欲を言うと、割れない強化プラスチック?画面のスマホが実用化されだすまで待ったほうがいいのかなー。
あとAptX-LL対応かな。それくらいまで揃ったらもうスマホに求めるもの何もなくなるんだよね。
でもよく考えたら5G通信も対応してほしいって時代になるのかな。
背面も割れない方がいいよね。かつ傷つかない。そしたらケースも保護ガラスも不要になるじゃん。
曲がる・折り畳めるスマホには興味ないけど、使い方が想像できないだけで、キラーコンテンツ的なのが出たら心変わりするかもしれない。
あーあと冷却技術はもっと進歩してほしいかなー。ゲームしたらホッカイロになるのは勘弁だし、バッテリーにも悪くて心配になる。
Black Sharkみたいな自称液冷って良かったのかな?でも常に30度台くらいに抑えてほしいよね。
バッテリーといえば、置くタイプの無線充電はべつになくていいけど、欲を言えばそのへんを飛んでるWiFiとかの電波から勝手に充電して、山奥にでも居ない限り常にフル充電みたいな時代がきてほしいな。
「充電」という概念がなくなるのにはまだまだ時間がかかるかな。
うーん悩ましい。
先日ホッテントリに上がっていた単著持ち増田のエントリを読んで、そういえば自分も増田が原因で本を書いたんだったと思い出した。
数年前、初めて増田に文章を投稿したら2000ブクマ付いた。「文才がある」「物書きとして食っていける」とか言われたので、24万字の文章を書いてKindleで出版した。ぜんぜん売れなかった。人の言うことを安易に信じてはいけないと思った。
そのあとまたホームレスになったので(2年ぶり3回目)しばらく福島で除染作業員として働いた。除染と言うと何か特別なことをしているように聞こえるけど、実はただの土木工事である。肉体労働は久しぶりだったけど、小難しいことを考えず黙々と目の前の作業に打ち込んでいると、頭の中の不純物が取り除かれていく感じがした。
そうだ、僕は物書きになりたいなんて思っていたわけじゃない。そんなものは誰かから押し付けられた「物語」でしかない。いままでも「元ホームレス→成功者になる」みたいなステレオタイプな物語を押し付けられたことは何度もあったけど、いつも心の中で蹴り飛ばしてきた。なぜ今回に限って勘違いしてしまったのか。
福島では相馬市の松川浦という観光地にある旅館に住んでいた。国からの補助があるので宿泊費はかからなかった。旅館だけあって飯がめちゃくちゃうまかった。直前までわりと本気で食うや食わずの生活をしていて、就業前の健康診断で「就労可能です」のハンコの横に「貧血症――経過観察お願いします」とか書かれるレベルだったけど、1か月で元の体重に戻れた。
そしてこういう現場に集まる人間というのは基本的にろくでなしばかりである。入ったばかりの給料を数日で飲み代やパチスロに使ってしまい、すぐに前払い制度を利用するはめになるような、そんな人間ばかりだ。同じろくでなしとして、とても居心地がよかった。やはり自分はこちら側の人間だと思った。
そんなわけでしばらくここに居着こうと思ったけど、東北の夏は意外と暑かった。僕はそれまで日本の東側に来たことがなく、東北の夏なんて京都盆地の夏に比べたら余裕だろとか思ってたけど、ぜんぜん余裕ではなかった。しかも仕事中は半袖作業服禁止で、手袋は三重、さらに安全長靴にヘルメット、高性能防塵マスクというフル装備で、炎天下の中、延々と作業するのだ。このままでは干物になってしまうと思い、涼を求めて北海道へ行くことにした。
割のいい仕事をしたおかげで金はそこそこあったので、JRの青春18きっぷを使って道内をしばらく旅した。
旅の途中、いろんな人に出会った。日本一周中のライダーやチャリダー、本州でこういう人に出会う機会は少ないけど、北海道ではさほど珍しくない。彼らには独自の文化があるようだった。こういった旅人向けに格安で宿を提供するライダーハウスの存在も教えてもらった。ライダー専用のところもあれば、旅人なら誰でもウェルカムみたいなところもあるようだ。
美瑛にある「蜂の宿」というライダーハウスはめちゃくちゃ居心地がよくて、しばらく沈没してしまった。同じように沈没中の旅人が多く、宿を出るときは少しバツが悪くて、朝早い時間、夜逃げのように出発した。稚内の飲み屋では一人旅の女性客に「函館に住んでるから着いたら連絡してね」と電話番号を渡された。でもいざ函館に着いて連絡しようとしたらだんだん死にたくなってきたので忘れてたことにして函館を後にした。小樽のライダーハウスではなぜかオーナーに気に入られて「上の階の空き部屋に住んでいいよ」と言われたけど、結局置き手紙だけ残して去ってしまった。
そんないつも通りのあれこれがありつつ、最終的に札幌でクソボロいマンスリーマンションを借りて住み始めた。
石狩平野はドカ雪が多い地域で、昨日まで普通だった街の景色が、朝起きたら突然、一面の銀世界になっていることも珍しくない。人の背丈より高く積み上げられた道路脇の雪。凍った路面をすいすいと歩いていく人たち。数センチの積雪で大騒ぎになるような地域に住んでいた僕には、すべてが新鮮だった。海外を旅したときも自分がいかに世間知らずかを思い知らされたけど、同じ日本でも住む土地が違えばこんなに空気も文化も違うのかと思う。
そうだ、僕はあまりにも世界を知らなさすぎる。ホームレス経験があるからなんだというのだ。「なんでも知ってるゲンさん」みたいなステレオタイプなキャラクターはどこにも存在しないということがわかっただけじゃないか。インドや東南アジアを旅したからなんだというのだ。日本の近所をちょろっと見てまわっただけじゃないか。アメリカにもアフリカにもヨーロッパにも行ったことがない。政治も経済も科学も宗教も、本当に何も知らない。
もっと世界を知りたいと思う。いままで自分ひとりで知識や経験を積み重ねてきたけど、もう限界だと思った。独学には「体系的に学べない」という決定的な限界がある。だから大学へ行こうと思った。もっと世界を知るために、僕には高等教育が必要なのだ。
しかし僕は中卒なので大学へ行こうにも受験資格がない。まずは高認(旧大検)を受ける必要があった。とりあえず過去問にざっと目を通してみると、文系科目は特に対策しなくても合格点を取れそうだったけど、理系科目は壊滅的だった。数学なんて問題文の意味さえわからない。やべえよ。
コールセンターでWindowsのテクニカルサポートの仕事をしつつ、参考書と格闘する日々が始まった。途中で何度も心が折れそうになったけど、数学が扱うのは実体のある数(かず)ではなく、数(すう)という概念なのだということがわかってから、唐突に理解できるようになった。数を感覚的に扱えるようになり、数式の手ざわりがわかるようになった。
勉強時間の半分くらいを数学に費やしたおかげもあってか、本番の試験では90点を取れた。分数の足し算すらあやしかった状態からここまで持ってこれたのだから、まずまずの結果だろう。国語は無勉強で満点取れたので、読解力は普通にあるようだ。他人の評価は主観が混じるので話半分に聞くけど、こういう機械的な評価は信用できる。英語も無勉強で満点取れるかと思ったけど、2問ほど間違えた。どちらも穴埋め問題だ。自分でも文法力が足りてないことは自覚していたけど、やはりその通りだったようだ。他の教科もなんとか70点以上をマークし、無事、高認に一発合格した。
これで大学受験の資格は得た。学力はまだぜんぜん足りてないけど、土台部分は構築できたはずだ。これからさらに何年かかけてこの上に知識を積み重ねていくとして、次に考えるべきは資金の問題だろう。無給で4年間大学に通うなら最低でも800万、できれば1000万は貯金しておきたいところだ。しかしこの額はさすがに札幌の労働単価では厳しい。やはり稼げるところに行くべきだと思い、住んでいた部屋を引き払ってまたホームレスになり(2年ぶり4回目)今度は東京へ向かった。
ちなみに僕には家族も友達もいないので、こういうときバックパックに入りきらない荷物はウェブ管理可能なトランクルームに預けるようにしている。ダンボール1個分の荷物を月数百円で預かってくれて、いつでもウェブから出庫できるので、こういう生活スタイルにはとても便利な存在だ。
いままであちこちを転々としてきたけど、東京に来るのは初めてだった。西成で暮らしていたときに山谷の話は聞いたことがあったので、まずはドヤで当面の寝床を確保する。西成みたいに1泊1000円前後で泊まれればしばらくそこで暮らそうかと思ってたけど、2000円前後が相場のようだったのでドヤ街からは早々に引き上げ、少し北上して南千住駅近くにあるシェアハウスの一室を借りて住み始めた。
次は仕事だ。自分の持つスキルの中で最も金になるのは、やはりプログラミングだろう。上京する前にリハビリとして最新技術はひととおりさらっておいたし、その経緯を文章にまとめてQiitaに投稿しておいた。なぜかその記事は「文学作品」という評価を受けたけど。技術記事なのに……なんでや……。しかし職探しのときにその記事をポートフォリオとして使ったらめちゃくちゃウケがよかった。東京はエンジニアが不足しているとは聞いていたけど、これほどとは。仕事も多ければ単価も高い。いままで自分が住んだことのある都市と比べると、京都・札幌の倍以上、大阪の1.5倍以上の単価だと思う。
そんな感じで生まれて初めて金に困らなくなった(!)ので、まずは渋谷に引っ越した。JR渋谷駅のホームまで徒歩5分のマンションなので、主なオフィス街は自宅から30分以内で行けるし、渋谷にある会社ならもちろん徒歩圏内だ。ジュンク堂(東急)まで徒歩10分くらいで行けるのもすばらしい。近くに庶民派スーパーがないことだけが難点だけど、西友のネットスーパーに助けられている。いつも配送ありがとうございます。
次にPCを買い換える。生活スタイルの問題もあってここ数年はずっとノートPCを使ってきたけど、東京には腰を据えて何年か住む予定なので、ハイエンドデスクトップPCを買うことにした。WindowsとLinuxどちらも使いたかったので、これまで通りデュアルブートにしようかと思ったけど、切り替えが面倒なのでWindows上の仮想マシンとしてLinuxを動かすことにした。開発は基本的にその中ですべて完結させるので、仮想マシンの中でさらに仮想マシンを動かす場面も出てくる。こういう使い方だとそれなりにスペックが必要だろうと思い、CPUはi7-7700K、メモリは64G積んだ。どうせハイスペックにするならいっそVR Readyにしようと思い、グラボは1080Tiにした。そんな感じでいろいろぶっこんでいったら最終的にPC本体だけで40万かかった。さらにDELLの34インチ曲面モニタ、東プレの変荷重キーボード、HTC Viveとデラックスオーディオストラップ、等々、もろもろ合わせて最終的に総額60万以上かかった。半年かけて海外を貧乏旅行したときの旅費を軽く超えててさすがに草生えた。
2017年末になってもVR市場は未だ揺籃期の様相を呈している。キラーコンテンツとなりそうなゲームはちらほら出始めているものの、起動直後の「おお! VRすごい!」からその後が続かないものが多い。
そんな中で僕がハマったのはQuiVrという弓ゲーだった。ゲーム中で何度も繰り返す矢を放つ感触がとにかく素晴らしく、現時点で250時間プレイしている。まだアーリーアクセスだけど、毎週コンスタントにアップデートが続けられていて、次々と新しい要素が追加されていくのも飽きない理由だと思う。でもその分バグが多く、プレイしていてだんだん腹が立ってきたので、Discordに乗り込んでバグ報告しまくっていたら、いつまにかベータテストに参加するようになっていて、いまではランキング上位プレイヤーのひとりになっている。
Rec Roomもおすすめしておきたい。ユーザーコミュニティがとても活発なソーシャル系VRゲームで、RedditやDiscordを覗くと、運営とユーザーが一丸となって、いいゲームにしていこう、いい場にしていこうと努力している様子がうかがえる。そのおかげか、マナーの悪いプレイヤーが非常に少ない。ハラスメント行為等はほぼ皆無と言ってよく、Fワードを使っている人さえあまり見かけないほどだ。ゲーム自体も、チーム戦のペイントボールやレーザータグ、協力プレイのアクションRPG風ゲーム等、無料とは思えないほどのクオリティの高さなので、VR機器を持っている人はぜひやってみて欲しい。
そしてそのRec Roomよりさらにコミュニティが活発なのがVRChatだ。もはや活発という次元を超えてカオスと言っていい。半年前に初めてログインしたときは10~20人くらいのユーザーがHub(ログイン直後のワールド)で適当にダベっていて、他のワールドにはまったく人がいない、みたいな閑散とした状況だったのだけど、今月初旬に同時ログイン数が1000人を超え、Discordオンラインメンバー数は2000人を超えた。現在は同時ログイン数3000人を超し、Discordオンラインメンバー数は4000人を超すような状況だ。どうも有名なYoutuberや、Twitchの有名生主といったインフルエンサーが最近こぞってVRChatを取り上げているようで、この爆発的なコミュニティ拡大はまだ収まる気配がない。デスクトップモードがあるので参加するだけならVR機器が不要だというのも大きいか。
Rec Roomとは違いVRChatはコミュニケーション主体のソーシャル系VRゲームだ。ミニゲームは前者に比べて見劣りするものの、ユーザーカスタムのアバターやワールドが自作・公開可能で、これが海外のオタクたちの創作意欲を刺激したのか、黎明期のニコ動を彷彿させる盛り上がりを見せている。こういった事情によるためか、もしくは別の何かが彼らをひきつけたのか、実際のところはわからないが、VRChatのユーザーはほとんどが日本のアニメフリーク・漫画フリークだ。ユーザーカスタムのアバターはそれらに影響を受けたものが多く、美少女キャラやロボットやモンスターが目の前を行き交う様は、まるで攻殻機動隊の電脳空間のようだ。とはいえ現状では4chan的な文脈そのままの著作権ガン無視状態なので、前述の爆発的なコミュニティ拡大にともなって近いうちに問題になることが予想される。なんとかソフトランディングして欲しい。
しかしこの未来感すさまじい仮想現実の世界にいると、なぜか昔のインターネットを思い出す。特にテレホーダイ時代の2ちゃんねるのことを。夜の11時を過ぎると一気に人が集まり、どこの誰とも知らない人たちと一晩中バカ騒ぎをして、朝になるとネット全体が静まり返っていた、あの懐かしきオールドインターネット。VRChatをやっているとあの頃の記憶が蘇ってくる。ドイツ人にドイツ語を教えてもらったり、サウジアラビア人にアラビア語を教えてもらったり、台湾人に3Dマーカーペンで中国語を書いてもらって「おおー、漢字の意味なんとなくわかるー!」とか感動したり。そんな多種多様な国籍・人種の人たちとアニメについて語り合ったり、アニソンをみんなで大合唱したり。MMDナイトクラブというワールドでMMDモデルのダンスが見られるのだけど、ステージ上で踊る初音ミクを囲んで、みんなで一晩中踊り明かしたりもした。マジでなんなんだこのカオスな空間は。しかしこれだ。これがインターネットなのだ。夜明け前の静けさと、どこか熱に浮かされたような興奮。それらが齟齬なく同居する、この奇妙な感覚。久しく忘れていたこの感覚を、強烈に思い出す。
でもいちばん印象深かったのはラノベの朗読会だ。ある日、いつものように適当に外国人たちとダベっていると「いまからショーが始まるから来ない?」と誘われた。開かれた転送ゲートをくぐってみると、その先は100人以上収容できる劇場のワールドで、さまざまなアバターの人たちが観客席に座っていた。舞台上の主催者とおぼしき人は「みなさんお好きな席にご着席ください。いまから『転生したらスライムだった件』の朗読を行います」とか言っている。え、どういうこと? と思う間もなくショーが始まる。やたら渋い声で、VRならではの身振り手振りも混じえて、感情表現豊かに読み上げられていく、まだアニメ化すらされていない日本のラノベ(正確にはウェブ連載版の英訳版)。ああ本当に世界は広いんだと思った。自分の知らないことなんて星の数ほどあって、そのすべてを知ることは絶対にできないんだと、少し胸が苦しくなった。
と、最近はVRの世界にどっぷりだったのだけど、遊んでばかりいたわけではなく勉強もしていた。特に英語だ。いままでリーディング、リスニングについてはそれなりにできていたのだけど、文法力がないのでライティング、スピーキングに関しては壊滅的だった。しかしVRを始めてから英語圏のコミュニティで英文を書いたり、VRゲーム内で英語を話したりする場面が増えてきたので、文法を基礎からじっくりとやり直した。二十代の頃に文法をみっちりやったときは死にそうになるくらいしんどかったけど、今回はそうでもなかった。やはり目的があると吸収力が段違いだ。そのおかげか、ライティングに関しては文法間違いがかなり減ったように思われる。スピーキングはいまでもだいぶあやしいけど。客観的かつ機械的な判断が欲しいので、来月久しぶりにTOEICを受ける予定だ。10年前に受けたときのスコアは680だったけど、今回の目標は800に設定している。2年後くらいには900を目指したい。ここまで英語力を上げておけば、大学受験の際にかなりのアドバンテージになるはずである。
あとはやはり数学だ。英語の勉強が一段落したら、数Iの復習から始めて、数IIへ進む。僕が受験しようとしているのは文系(経済学部)なので必要ないかもしれないけど、余裕があれば数IIIに関してもどんなものかくらいは頭に入れておきたい。前回の勉強のときに、数学は小さな理解と小さな納得を積み重ねていくしかないということが身にしみてわかったので、この科目に関してはじっくり腰を据え、時間をかけて少しずつ勉強していくつもりだ。
国語に関しては受験前に赤本で少し対策すればいけそうなので、あまり心配はしていない。その他の科目は最悪捨ててもいいけど、時間があれば知識を少しずつ補填していこうと思う。
こんなやり方で本当に大学に行けるのかはわからない。すべてが手探りだ。たとえ行けたとしてもその先のことはわからない。この歳で「大学を目指している」なんて言うと、先のキャリアを見据えてのことなんだろうと勘違いされることが多いけど、僕の場合、本当に何も考えていない。大学で政治や経済を学んで自分が何をしたいのかなんてまったくわからないし、それが金になるとも思えない。卒業したあと食い扶持が稼げなくて野垂れ死ぬかもしれない。その可能性は決して低くない。以前と比べれば多少はマシになったように思えても、やっぱり基本的に僕はバカなんだと思う。
でも同時に、それでいいとも思う。行動に理由なんていらないのだ、と。行動の理由なんて事前にいくら用意したところで、たいていの場合、それは建前やこじつけでしかなく、本当のところは後になってからしかわからない。ミネルバのフクロウなのだ。後になってからしかわからないなら、後になってから知ればいい。いまは行動するだけでいい。そう思う。
先日、久しぶりにKindleのストアページを見てみたら、あの24万字の本へのレビューが1件増えていた。
やっぱり僕はこれでいい。こうして増田で誰に宛てるでもなく近況報告をしたり、Steamに長文レビューを投稿したり。誰が読んでいるかもわからなくて、でもたまに反応があったりして、それが少しくすぐったくて。
特別なことなんて何も起きなくていい。夢も希望もなくていい。
人生に物語は要らない。
直接的にはない。業績に影響が出て初めて株価に影響があると言える。
このモデルでは、顧客が商品を購入する場は財・サービス市場である。
ただ、今回気にしている株価は、そのどちらでもなく、株主が発行済みの株の売買をする場=株式市場である。
株式市場では、顧客という登場人物は現れない。(と思うが、あまりはっきり分からなかった)
(参考図 他力本願 フロー循環 http://nomura.nagoya/?p=76)
財・サービス市場では、商品・サービスの需要供給で価格が決まる。
商品に不満がある場合は今後需要が減る方向になると考えられる。
需要供給曲線で考えると、需要が減るので、需要曲線自体が移動し、供給と均衡する点(価格)が下がる。
(参考 進研ゼミ http://chu.benesse.co.jp/qat/3519_s.html)
ただしこちらの需要供給は様々な要因から決まるので一概には言えない。
要因の大きな一つとして企業の業績が挙げられる。
これは株の配当金(インカムゲイン)が企業の利益を基に分配されるためだ。
そのため、決算のタイミングで株価が大きく変動することはある。
実際、カドカワは今年8月の決算にて営業利益減の報告を行い、その日は大幅に株価を下げている。
(参考 Yahooファイナンス カドカワ 9468 3カ月チャート https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=9468.T&ct=z&t=3m&q=c&l=off&z=m&p=m65,m130,s&a=v)
ただし、企業の業績を通じて間接的な関係を持っている。これによる影響は無くはないが反映はずっと遅い。
株価は様々な要因から決まるため、決定的なことは分からないが、関連していそうな所を調べた。
事件の翌日に、日経に取り上げられた内容では前日比45円安(3.3%)まで下げたと発表された。
しかし、冒頭に示した通り、2日後には元値に戻している。
(参考 日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL26HTI_W7A920C1000000/)
株価チャートの75日移動平均線を見ると、減少トレンドとなっている。
しかしこれは降板事件以前よりの継続であり、降板事件の影響は不明である。
(参考 みんなの株式 9468 http://minkabu.jp/stock/9468/chart)
自社株買いは、流通している株が減る=株価が上がるという性質上、株価の下支えとなる。
しかし降板事件直後~9/30までは、自己株式の取得を一時的に止めていたようで、その期間では株価は堅調な動きを見せている。
(参考 有報速報 カドカワ株式会社自己株券買付状況報告書 https://toushi.kankei.me/c/19535/d/S100BG4E)
カドカワの株式は機関投資家の保有割合が多いため、そもそもニュースなどによる影響を受けにくいという意見があった。
区分 | 所得株式数の割合(%) |
---|---|
金融機関・金融取引業者 | 27.43 |
法人 | 18.45 |
外国 | 25.07 |
個人 | 29.06 |
(出典 カドカワ IR 有価証券報告書 3月期 http://pdf.irpocket.com/C9468/jwgy/WV9L/NWVj.pdf)
個人から筆頭株主の川上氏の8.02(%)と自己株式分1.83(%)を引くと個人の株主比率は19.21(%)となる。
またこの有報以降の大きな変化点として、自社株買いを進めている点、外国法人(ダルトン・インベストメンツ・LLC)が7.07%取得し筆頭株主第2位になっている点より、個人投資家の占める割合はさらに低くなっていると考えられる。
長期投資目的の金融機関や、業績・各種指標を基にした外国人投資家はニュースによる影響を受けにくいとした場合、
降板事件で影響があるのは個人投資家部分のみで多くとも20(%)未満となる。
個人投資家全体が失望するということはまずないので、最大でもその半数程度(10%未満)として考えた場合、
その人たちが仮に株式を投げ売ったとしても、株価の暴落を期待するには若干弱い数字であると言える。
阿部マリオに感動してた個人としては、これからは政府の追い風で日本のコンテンツ大国化が始まるんだぜ!と勝手に思っていたけれど、
色々調べていくうちにCoolJapan政策の最悪な実態(http://wedge.ismedia.jp/articles/-/8306)や
コンテンツビジネスが実は衰退しているとの分析(https://www.mizuhobank.co.jp/corporate/bizinfo/industry/sangyou/m1048.html)なんかがあったりで、心底ガッカリしてしまった。
それでも国内の既存ビジネスモデルが弱体化している中で、カドカワ(川上氏)は積極的に手を打っているように思う。
Kindle Unlimitedの紹介ブログをちょくちょく読んでいると、どこもおすすめコミックみたいな話ばっかりですが、Kindle Unlimitedのキラーコンテンツはエロで間違いない。これについてはもっと触れるべき。
キルタイムとかのエロ漫画出版社が大量に提供しているので、エロ漫画やエロ小説はメチャクチャ冊数があって本当に素晴らしい。まあ性癖が大きく絡むものだから、おすすめとか紹介し辛いけどな!!
正直なところ、Kindle Unlimitedで配信されている一般向けコミックは、メジャーどころは中途半端な冊数までしかなかったり、サブカル臭が漂うものマンガがやたら多かったりで、あまり期待しない方がいい。いわゆる少年漫画がほとんどない時点で、一般層へはアピールはキツいと思う。
自分も初めは一般向けコミックを見るつもりで入ったけど、気になっていたのを少し読んだだけで、もう読んでない。
エロ漫画などももちろん人を選ぶものではあるかもしれないけど、それは表向きな話で、エロはやっぱり強い。しかも無料で読める冊数が多いんだから、一通り読んでからお気に入りのが探せる。気に入ったのがあったら、修正の少ないDMM配信で買いなおすのもあり。
エロは表向きにはアピールし辛い商材なので、アマゾンが公式にアピールすることはないと思うけど、Kindle Unlimitedを絶賛するブログを書くなら、こっちの方面から攻めてみてもいいんじゃないでしょうか。
小池百合子の選挙狙い「コミケを応援します」にオタクは騙されるな! マンガやアニメの規制を主張した過去が
http://lite-ra.com/2016/07/post-2443.html
〈私は東京を文化の発信地にしていきます。コミケ開催地も出版社もその多くが東京にあるのです。東京都が総力を挙げて、コミケを応援します!〉
このつぶやきには、小池氏が『魔法使いサリー』の主人公・夢野サリーのコスプレをした写真(当人は「魔法使いユリー」を自称している)が添えられ、ネット民たちからは失笑が漏れた。
さらに同日、小池氏は秋葉原で街頭演説に立って「私の地元はトキワ荘があった豊島区、アニメの原点。豊島区が秋葉原と手を結んで、キラーコンテンツを世界に発信して、インバウンドを呼び起こして、東京を元気にする。魔法使いユリーを都知事に!」と語り、「東京アニメランド計画」を有権者に呼びかけた。
小池氏のこの一連の動きに対し、一部のマンガ、アニメファンからは疑問の声が。「魔法使いユリー」なる寒いコスプレに対してではない。かつてマンガやアニメの表現を規制しようと動いていた小池氏の過去に対して、だ。
〈あれ? 小池百合子って表現規制推進派だった記憶があるんだけどなんか間逆の事言い始めてる〉
〈小池百合子さんは早急に表現の規制に関する考えを再度まとめて公表すべきです〉
多くの人が指摘している通り、自民党下野時代の2011年、第178回国会にて小池氏は細田博之氏とともに、「青少年健全育成のため児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律の早期改正を求めることに関する請願」の紹介議員となっている。
http://lite-ra.com/2016/07/post-2443_4.html
では、なぜ小池氏は急に「コミケを応援します!」などと口にしはじめたのか。それは、先の参議院選で「表現の自由を守る」を公約として掲げた山田太郎氏が全国比例で29万票をとったことから、オタクが票田となると認識したからに他ならない(皮肉にも、リテラシーの高いオタク層からは一瞬でその真意が見抜かれてしまったが)。
当サイトでは、小池百合子氏の本性は、人種差別的な極右ヘイトであり、「女性知事」ということでしきりにアピールしている待機児童に関する政策なども単なる見せかけでしかないことを紹介し続けてきた。
もともと数年前から、2020年の東京オリンピックを機に大幅な表現規制が起き、とくに、コンビニに置かれている成人誌は一掃されるのではないかとの危惧が噂されてきている。もしも小池氏が都知事になれば、まずは反対意見の出にくい性表現から規制をかけ、いずれは政権批判などにもその規制を拡大していってもなんら不思議ではない。そんな世界を望むのかどうか、よく考えてから投票所へ向かっていただきたい。
マスダに記録する。
韓国は、10才から18才までとにかく大学受験の試験勉強のマラソンが始まる。
この4年間でとにかく詰め込んで詰め込んで習い事させる。
そしてそれは、課外授業という形で学校の中で行われる。
これは社会人になってからもそうで、朝の出勤前に英会話スクールで
1時間の塾に通っている人も多いそうだ。
そして、できあがるのは、
頑丈で、早く、元気な人間。
相当な学力成績を残して帰ってくる。
之以外には無い。
ホワイトカラーとで、社会的立場が明らかに違うのもおもしろい。
興るようで、彼らはディスリスペクトされる。
情報処理をすることには長けていても
イノベーションを興したりすることは不向きだそうだ。
美しい髪をつくる美容師、さまざまな職種がリスペクトされている場合がある。
GPS(これは米国の技術)、翻訳機能、匠の技から生み出される工学機械は
両者では、労働の質が違うと言える。
いやこれはさすがに言い過ぎた。そういうわけでない。
正確に言うと、
粘り強さがなく諦めが早い弱点がある。
付加価値を創造するには、日本人的な面も必要であると言いたいのだ。
ハードワークに耐えうる体力を持つ。
ご返答、ありがとうございます。
もし良かったらお読み頂けますと幸いです。
なんて言われようものなら、
「男の自信について」
ということだと思っていまして、「男の自信」という、曖昧でやっかい
ある男の言動から
「自信がある男なのか?そうでないのか?」を判定したい。
プロポーズしてくる見込みがない男だったりしたら
それこそ目も当てられない。
なので、自信のない男という”ババ”を引かないようにしたいが、
どうしたらいいだろう?
ということなのだと思う。
そのような「”ババ”を引かない」戦略に対して、
私の言いたいことは2つあります。
良いと思います。
それはそれでいいのですが、2つ目があります。
ひっくるめて、以下、「貴女を取り巻く男たち」と言うこと
にします。
私が思うに貴女は、
「貴女を取り巻く男たち」の一人一人について、
「本物の自信のある男なのか?そうでないのか?」
を見極めて、あらかじめふるいにかけて選別することは可能である。
高い考え方だと思います。
一人一人の男を、自信のある男には○、自信のない男には×を
つけて×の男を門前払いすると、極端な話、結局「貴女を取り巻く男たち」の
全員が×だったということにもなりかねず、そうすると
すべてが無駄だったということになる。
それよりも、私がお勧めする考え方は、さきほどの前提を
採用しないで、その替わりに
男はみんな、本当は自信が無い。
という考え方から出発することです。
先の回答に書きましたが、
「本当は自信がないけど、精一杯自信のある男のフリをしようとする男」
というのが多い。
たとえば、この私がそうです。
そういう彼が、実は自分の自信の無さを一番よく知っていて、
それを出会う女たちに見破られないよう、冷や冷やしている
ものなんですね。で、その冷や冷やを見破られないように、
車の車種を言ってみたりだとか、そういう、女性にしてみれば
アサッテ方向満載の虚勢を張ってみたりするのです。
そういう、内心では自信の無さに冷や汗をかいている男たちを
【方針1】その彼を「本当の自信があるのか、それともウソなのか」を
という方針
【方針2】その彼の
「本当は自信がないけど、自信のある男の演技をするだけの誠意」
は認めてあげ、かつ、彼が本当は自信がないことを、貴女が
見破っていることを彼に気づかれないように細心の注意を払いつつ、
上記の2つがあって、
2つ目は、めんどくさそうですよね。
昨今の、男女のズレを思うに、2つ目というのは貴女ふくむ淑女の皆様に、
「エーッ、そこまで男に歩み寄ってやるなんてアホらしい!」
と思われるだろうなと思う。
というのも、2つ目を基本戦略にするならば、
男とはどういう生き物か
ただ、男との出会いを真剣な交際に結びつけるという目的を達成するためには、
2つ目のほうが効率がいいです。真剣交際に発展する確率が高まるので、
LINEをやりとりするだけの男も含めて、
その100人にとって、貴女が「ちょっとだけ自分に自信を与えてくれる女」
すごく高くなります。
けれども、繰り返しになりますが、上記の2つ目の戦略にチェンジするには、
男にとって自信を与えてくれる女がいかに大事か?
ことですね。
男にとって自信を与えてくれる女がいかに大事か?
それに基づいた言動を自分が取れるか、ということにかかっていて、
これらは、女性にとってはかなりメンドクサイことだろうとお察し
するので、ボケーっと生きている女たちはやりません。
なので、やればすごく差がつきます。
男にとって自信を与えてくれる女がいかに大事か?
男にとって自信を与えてくれる女がいかに大事か?
を知るための方法として、手っ取り早いのは、やはり本を読んだり
映画を観るのがいいですよね。
あと、逆に
自信を与えてくれる女に巡り合えなかった男は、
どんな風に不幸になっていくのか?
とか
その女と別れた男が、いかに後悔するか?
という事例を人から聞いたり、それについて
考えてみるのも面白いかもしれない。
頭の良い男は、自信を与えてくれる女がいかに貴重か
けっこう大変かもよ?
というのは、さっき挙げた【方針2】を本能から実行できちゃう女って
そういう女は、いい男が全力で口説いて、さっさとさらっていって
ほらね。
なんてノホホンとしてられないでしょう?(笑)
それは何かというと、さっき上げた【方針2】のようなことを
絶対やりたがらない女たちもかなりいるということ。
それとも、そういうメンバーを出し抜きたいのか?
ここまで書いたので1冊だけ上げておきます。
「全国1000超の自治体それぞれに、地方創生用のキラーコンテンツ(キラー農産品・特産品)を用意する」のは
「無理ゲー」じゃないか?
それぞれの自治体が「他の地域にない特産品」を用意すること自体は、大して難しくない。
そうじゃなく、
「全国の各自治体が1,000種の特産品を用意したところで、消費者サイドが記憶できる容量が、せいぜい100種程度だから、意味がない」のだ。
プロのバイヤーならともかく、一般消費者が「1000もの特産品」種類を記憶しきれる訳がない。
人間の記憶力は有限で、多分、その辺の消費者が記憶してる農産物の種類なんて100種類程度だろう。
「一つ新たな品種を記憶したら、多分以前記憶した別の品種のことを忘れてる」、それが普通の人間の脳
そもそも、「全国1000超の地方自治体の名前を知ってる」なんて人は地理マニア程度で、一般人ではほとんどいない。
だから、各自治体が1種類、つまり合計1000種のキラーコンテンツを用意したところで、覚えてもらえるのはその中の1割だけ
ランキングに入った食材やコンテンツは、ますますアクセス・クリックが殺到する。
「ベスト10入りか、惜しくも11位か」。この「たった1つの順位差」が、アクセス数に天と地の差をもたらす。
何故なら、「11位だとページが1ページ目に入れずに、2ページ目になったりする」から
つまり、キラーコンテンツも、結局勝ち馬現象で、上位10コンテンツしか生存できない。
「地域特産品で地域おこし」と言う発想 は、そういう発想する地域数が一桁から二桁ならなんとかうまくいく。
しかし全自治体がそういう発想したら、地域数が四桁になったとたんに破綻する
自分も
※場所によって、行政や地元民、移住者がテコ入れしてなんとかできるところはあるだろうし、上がり目があるならサポートすべきだけど。
※ここ数年、関東周辺で一泊二日くらいでちまちま旅行しているんだけど、日本の田舎って美しいところ多いね。年とったせいか山やら川見てるだけでしみるわ。でも観光地でもかなり活力に差があって、知名度はあるけどこれどーすんだよってところも色々あった。宿とバナナワニ園「しかない」熱川とか。逆に、キラーコンテンツないのに盛り上げてる小布施、沼津港まわり(沼津港深海水族館周辺の再開発。駅前のココチホテル沼津に泊まったんだけど、えらい良かった。あそこが東急インになってたら…)はすごい。あと、キラーコンテンツ握りつつ、伝統活かしたリノベーション怠らない修善寺と草津温泉もすごかった。
・あらゆる手段を使って少子高齢化をソフトランディングさせれば、まだなんとかなる…かも…
と思ってたので、データ整理してもらってよかったです。
最近気になってるのは、都市部の住みやすさ向上に関連して、老朽化した団地やマンションの建て替えとかスムーズにやれるように法整備なりなんなりどうにかした方がいいんじゃないか的なところ。
建ぺい率に余裕があれば建て替えて、新しくできた住戸を販売して住民の金銭的な負担下げられるけど、パツンパツンなところは建て替え困難すぎるよね…
新宿区の限界集落・戸山団地に住んでいる方(高齢者)とだいぶ前に話したんだけど、
1)自治会とかで横のつながり作っている人はそれなりにいて、それなりに自治は機能している
※その人は団地内に友達いっぱいいて、住民同士宅飲みとか楽しくやっているらしい
2)だが、ゴミ屋敷化している住民(ベランダ・通路にめっちゃ積み上げてるんで、邪魔なのも困るけど、付け火でもされたらどーすんだと住民間で問題になってるらしい)とか、外から入ってくる犯罪者(年寄りばっかりってわかってるし、昔の団地の造りだからセキュリティ弱いのもバレバレなんで空き巣とかよーわからんのが入ってくるらしい)とか、自治会では対処しがたい問題もそれなりにある
3)エレベーターないから、上階の人は年々しんどくなる。脚腰うっかり骨折しようものなら引きこもりまったなし。
とかなんとか。
参考:http://blog.livedoor.jp/yamato26840/archives/52138155.html
若い人に戸山団地のこと話すと、あの立地であれだけまとまった土地なんてめっちゃ稀少なのになんで建て替えないんですかってびっくりされる。
うん、まぁ……色々あるんだよ!
なんだけど、今年の春から就活はじめてまだ内定ない。先週、27歳になった。
1浪2留して、将来どうしようかなーと思いながらそのまま卒業した。
1年バイトして生活(今は実家で暮らしている)しているうちに、このままじゃやばいし、かといって起業もできないし、やっぱ就職しないとこの先道が開けないなと思い、既卒2年目となって就活しはじめたけど
最初は出版社(どこも「斜陽産業なのになぜ志望するんですか」って聞いてくる)とか受けてたが、その後専門商社とか受けてきた。
最終面接まで通過したところが2社あったが駄目だった。もちろん無名(でも興味はあるし、ブラックではなさそう)の中小企業に1次で跳ねられることもある。
まぁあまり面接でキラーコンテンツとして誇れるエピソードもないし当たり前かもしれない。
時折インドやらカンボジアやらを一人旅したりしたくらい。TOEICは860ある。コミュ力は多少ある方だと思う。最初は何とかなると思ってた。
でも、これくらいじゃ、これまでのんびり過ごしていたハンデは覆せないのは当り前なんだ。ようやく気づく。
ネットをみると「27歳で職歴なしだと警備員か外食産業でも恵まれてると思う」だとか、公務員になって逆転しかないとか、高学歴だと余裕だろ、とかあって迷う。公務員には性格上向いてないと思う。
このまま、日本で就職活動すべきか。またリクナビを見まくるべきなのか。もう始まっている来年度の就活にも目を向けるべきなのか。でも27だぜ、俺。
ハローワークで紹介されるような職についてしまった方がいいのか。派遣で働いた方がいいのか。
あるいは給料は低くても東南アジアでまともそうな職を探して職歴をつむというのもありだと最近思っている。ハードルは日本より低そうだし、そちらの方が道が開けそうな気がする。でも逃避っぽい気もする。
年を取ることへの恐怖があって、今すぐにでも職につかないとやばいと思う反面、採る側からしたらもはや27歳も28歳も俺が思ってるほど差はないのかもと思う。だから、妥協して今ここで決めなきゃってポイントへの迷いがある。
何か「こうしたらいいんじゃね」とか「こう考えた方がいいでしょ」とかあったら教えてほしい。
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<追記>
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<追々記>
久しぶりに自分の文章を見つけた。このあと2014年に会計士を目指して大原に通う。
2017年に合格。上京し監査法人に就職。2021年現在、年収800万くらいはもらえている。
就活のレールから外れたら人という扱いを受けなくなるが、国家資格という道がある。