2015-02-04

韓国日本教育の違い

僕の幼馴染が韓国に住んで仕事をしている。

子育てソウルでしている。奥様は韓国人だ。

彼ら夫婦から、なるほどと思う国民性を教えてもらったので

マスダに記録する。

韓国教育が生む高い基礎体力

韓国は、10から18才までとにかく大学受験試験勉強マラソンが始まる。

から習い事なんかは、10才までに終わらせるそうだ。

習い事なんかできるのは、6才ごろからから

この4年間でとにかく詰め込んで詰め込んで習い事させる。

英語絵画ピアノ水泳、すべてである

そしてそれは、課外授業という形で学校の中で行われる。

教員は外部の講師を呼んでくるスタイルだ。

あとは、とにかく勉強勉強

から彼らは勉強に対する基礎体力が違うらしい。

一日6時間勉強なんてへっちゃらだそうだ。

これは社会人になってからもそうで、朝の出勤前に英会話スクール

1時間の塾に通っている人も多いそうだ。

そして、できあがるのは、

超速の処理能力をもった高馬力人間だそうだ。

頑丈で、早く、元気な人間

彼らはアメリカヨーロッパ大学留学した場合

相当な学力成績を残して帰ってくる。

上位の何パーセントかはコリアンが占めている。

成功の道がひとつしか無い韓国

コリアでは、成功の道はハード勉強

出世の道は高い学歴をもつこと。

之以外には無い。

肉体労働をするブルーカラー頭脳労働をする

ホワイトカラーとで、社会的立場が明らかに違うのもおもしろい。

結婚差別もあるようで、リスペクトされるかどうかは

ホワイトカラーに入るかどうかである

この選別は、勉強をしない学生といった学生時代にも

興るようで、彼らはディスリスペクトされる。

落伍者かそうでないかのレッテルを貼られるから大変だ。

ダメを許す愛する日本教育

しかリスペクトされるホワイトカラーは、

情報処理をすることには長けていても

情報編集したり、新しい何かを生み出したり

イノベーションを興したりすることは不向きだそうだ。

新しい価値創造したり、商品サービスを創ることには

不向きな教育であるようだ。

反面、日本教育はある種「ダメを愛する」教育であろう。

ここでは、大手企業サラリーマンよりも

美しい器を作れる陶匠、左官技術をもった職人

美しい髪をつくる美容師、さまざまな職種リスペクトされている場合がある。

成功の道が何本かある日本 イノベーションを起こす土壌

日本には、成功の道は様々あるといえる。

まさに多様性があり、成熟社会にふさわしい構造なのだ

それよりも収入がいくらあるのかを議論されるので

ある意味もっと合理的な国なのかもしれない。

日本では、主婦からまれアイデア、のように

多種多様イノベーションが起こっている。

ドコモiモードソニーレーダーブレーキシステム

GPS(これは米国技術)、翻訳機能、匠の技から生み出される工学機械

宇宙開発には欠かせないキラーコンテンツになっている。

それだけではなく、文学映画絵画マンガなど

さまざまな芸術が生まれている。

これらもすべてイノベーション産物であるといえる。

韓国日本の両方大事

両者では、労働の質が違うと言える。

韓国では、スタッフであるし、日本ではマネージャーが育つ。

いやこれはさすがに言い過ぎた。そういうわけでない。

正確に言うと、

アイデア日本の方があるかも知れないが、

粘り強さがなく諦めが早い弱点がある。

付加価値創造するには、日本人的な面も必要であると言いたいのだ。

しかし、韓国に学ぶべきは多いはずだ。

ハードワークに耐えうる体力を持つ。

これが成功の近道であることは間違いない。

課題にむきあい、手を練り、脳を使い、努力する。

すべての経営者に共通している要素であるのでなかろうか。

日本人的な要素と、韓国人的な要素、この2つを兼ね備えた

人間を創ることができれば、無敵国家を創ることができるのだろう。

  • うむ、韓国は知的ブルーワーカーを生産しているようだな。 近い将来、機械に取って代わられやすいことに国運をかけて投資しているのか。とことんかわいそうな国だ。 ところで、GPS...

  • そこで言う「韓国」がそれなんて日本状態なのは気のせいか そしてそこで言う「日本」はどこの国の話?

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん